JPS6037981Y2 - 自動車の後扉開閉装置 - Google Patents
自動車の後扉開閉装置Info
- Publication number
- JPS6037981Y2 JPS6037981Y2 JP7686880U JP7686880U JPS6037981Y2 JP S6037981 Y2 JPS6037981 Y2 JP S6037981Y2 JP 7686880 U JP7686880 U JP 7686880U JP 7686880 U JP7686880 U JP 7686880U JP S6037981 Y2 JPS6037981 Y2 JP S6037981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- slide rod
- closing device
- operating lever
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の後扉開閉装置に関する。
従来、運転席周辺の車体に操作レバーを取り付け、該操
作レバーと後扉とをシート下方に配した連結シャフトお
よび回動アームを介して連結し、前記レバーの操作によ
って後扉の開閉を行なうようにしたものがあるが、(実
公昭50−38897号公報参照)これは前記連結シャ
フトおよび回動アームを取り付けるためシート下方に広
いスペースをとる必要があって、一般の自動車では該シ
ャフト等の取付が難しく、しかも開閉操作時に連結シャ
フトあるいは回動アームがシート下面に当り、乗員に振
動等による不快感を与えるという問題がある。
作レバーと後扉とをシート下方に配した連結シャフトお
よび回動アームを介して連結し、前記レバーの操作によ
って後扉の開閉を行なうようにしたものがあるが、(実
公昭50−38897号公報参照)これは前記連結シャ
フトおよび回動アームを取り付けるためシート下方に広
いスペースをとる必要があって、一般の自動車では該シ
ャフト等の取付が難しく、しかも開閉操作時に連結シャ
フトあるいは回動アームがシート下面に当り、乗員に振
動等による不快感を与えるという問題がある。
本考案は、かかる点に鑑み、センターピラーに車体前後
方向へ摺動自在なスライドロッドを備えた後扉回動手段
を取り付け、該スライドロッドと運転席周辺に設けた操
作レバーとワイヤケーブルにて連結した自動車の後扉開
閉装置を提供し、従来の問題点を解消することを目的と
する。
方向へ摺動自在なスライドロッドを備えた後扉回動手段
を取り付け、該スライドロッドと運転席周辺に設けた操
作レバーとワイヤケーブルにて連結した自動車の後扉開
閉装置を提供し、従来の問題点を解消することを目的と
する。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
する。
第1図に示すように、操作手段1はシート2の運転席側
方の車体に、また後扉回動手段3は助手席側のセンター
ピラー5にそれぞれ取り付けられ、操作手段1と後扉回
動手段3とが2本のワイヤケーブル6.7にて連係され
ている。
方の車体に、また後扉回動手段3は助手席側のセンター
ピラー5にそれぞれ取り付けられ、操作手段1と後扉回
動手段3とが2本のワイヤケーブル6.7にて連係され
ている。
操作手段1は、車体前後方向へ延びる取付ブラケット9
と操作レバー4とを備え、取付ブラケット9はシートス
ライダ8に固定した両端取付部9a、9aより中央部9
bが若干低く形成され、該中央部の外側辺より上方へ延
設した鉛直片10の略中夫に操作レバー4が第4図に示
すように枢支ピン11にてワッシャ30.30を介して
回動自在に取り付けられている。
と操作レバー4とを備え、取付ブラケット9はシートス
ライダ8に固定した両端取付部9a、9aより中央部9
bが若干低く形成され、該中央部の外側辺より上方へ延
設した鉛直片10の略中夫に操作レバー4が第4図に示
すように枢支ピン11にてワッシャ30.30を介して
回動自在に取り付けられている。
他方、後扉回動手段3は、センターピラー5に上下の軸
受部材16.17を介して取り付けられた回転シャフト
18を備える。
受部材16.17を介して取り付けられた回転シャフト
18を備える。
回転シャフト18は、第2図に示す後扉19のヒンジ2
0と平行に設置されており、中央部に筒状部材21が該
シャフトと直角に固着されている。
0と平行に設置されており、中央部に筒状部材21が該
シャフトと直角に固着されている。
筒状部材21には、第3図に示すように該筒状部材より
長尺のスライドロッド22が摺動自在に嵌挿され、該ロ
ッド22の後扉19側の先端部に、第7図に拡大して示
すように断面矩形状基部27aより側方へ上片27bお
よび下片27cを延設した略コ字状連結具27の前記基
部27aが固定され、連結具27の上片27bおよび下
片27cの間にL形ブラケット28の一端がピン29に
て水平方向へ回動自在に枢支され、L形ブラケット28
の他端が後扉19に固着されている。
長尺のスライドロッド22が摺動自在に嵌挿され、該ロ
ッド22の後扉19側の先端部に、第7図に拡大して示
すように断面矩形状基部27aより側方へ上片27bお
よび下片27cを延設した略コ字状連結具27の前記基
部27aが固定され、連結具27の上片27bおよび下
片27cの間にL形ブラケット28の一端がピン29に
て水平方向へ回動自在に枢支され、L形ブラケット28
の他端が後扉19に固着されている。
前記ワイヤケーブル6.7は、各々の操作手段1側の端
部が、取付ブラケット9の鉛直片10の前端部および後
端部にそれぞれ側方へ延設した支持片12.13に挿通
され、操作レバー4の中央部の2ケ所に設けた固定片1
4.15に固定されている。
部が、取付ブラケット9の鉛直片10の前端部および後
端部にそれぞれ側方へ延設した支持片12.13に挿通
され、操作レバー4の中央部の2ケ所に設けた固定片1
4.15に固定されている。
他方、後扉回動手段3側では、ワイヤケーブル6.7の
各々の端部が、筒状部材21の後端部下面と前端部上面
とに突設した支持片23゜24に挿通され、さらにスラ
イドロッド22の前端部下面と後端部上面とに突設した
固定片25゜26に固定されている。
各々の端部が、筒状部材21の後端部下面と前端部上面
とに突設した支持片23゜24に挿通され、さらにスラ
イドロッド22の前端部下面と後端部上面とに突設した
固定片25゜26に固定されている。
次に、作用について説明する。
後扉19を開く場合には、操作レバー4を第1図におい
て上方へ回動せしめると、取付ブラケット9の前端側の
支持片12に挿通したワイヤケーブル6を介してスライ
ドロッド22が車体前後へ摺動し、L形ブラケット28
が連結具27を中心に水平方向へ回動して後扉19が開
く。
て上方へ回動せしめると、取付ブラケット9の前端側の
支持片12に挿通したワイヤケーブル6を介してスライ
ドロッド22が車体前後へ摺動し、L形ブラケット28
が連結具27を中心に水平方向へ回動して後扉19が開
く。
逆に、後扉19を閉じる場合には、操作レバー4を下方
へ回動せしめると、取付ブラケット9の後端側の支持片
13に挿通したワイヤケーブル7を介してスライドロッ
ド22が車体前後へ摺動し、後扉19が車室側に引かれ
て閉じる。
へ回動せしめると、取付ブラケット9の後端側の支持片
13に挿通したワイヤケーブル7を介してスライドロッ
ド22が車体前後へ摺動し、後扉19が車室側に引かれ
て閉じる。
本例では、後扉19の開放と閉止とが、それぞれ別個の
ワイヤケーブル6および7を介して行なわれるため、操
作レバー4の動きがワイヤケーブル6.7を介して後扉
19へ正確に伝わり、後扉19の開閉操作を確実に行な
うことができる。
ワイヤケーブル6および7を介して行なわれるため、操
作レバー4の動きがワイヤケーブル6.7を介して後扉
19へ正確に伝わり、後扉19の開閉操作を確実に行な
うことができる。
なお、本例では2本のプル用のワイヤケーブル6.7を
用いたが、■本のプッシュプル用のワイヤケーブルのみ
にて後扉19の開閉をなす場合もある。
用いたが、■本のプッシュプル用のワイヤケーブルのみ
にて後扉19の開閉をなす場合もある。
以上のように、本考案によれば、操作レバーと後扉回動
手段とがワイヤケーブルにて連結され、かつ後扉回動手
段がセンターピラーに取り付けられているため、後扉開
閉操作時にシートに座った乗員に従来のシャフト等を用
いた場合のような不快感を与えることがないという優れ
た効果が得られる。
手段とがワイヤケーブルにて連結され、かつ後扉回動手
段がセンターピラーに取り付けられているため、後扉開
閉操作時にシートに座った乗員に従来のシャフト等を用
いた場合のような不快感を与えることがないという優れ
た効果が得られる。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は後扉開閉装
置の斜視図、第2図は後扉回動手段の取付状態を示す一
部断面平面図、第3図は第2図のA−A線における拡大
断面図、第4図は操作レバー取付部の断面図、第5図は
ワイヤケーブルの操作レバー側の端部の取付状態を示す
一部断面側面図、第6図は第2図のB−B線における拡
大断面図、第7図は第3図のC−C線における拡大断面
図、第8図はワイヤケーブルの後扉回動手段側の端部の
取付状態を示す一部断面側面図である。 1・・・・・・操作手段、2・・・・・・シート、3・
・・・・・後扉回動手段、4・・・・・・操作レバー、
5・・・・・・センタービラ+、6.7・・・・・・ワ
イヤケーブル、9・・・・・・取付ブラケット、16.
17・・・・・・軸受部材、18・・・・・・回転シャ
フト、19・・・・・・後扉、20−−−−−−ヒンジ
、21・・・・・・筒状部材、22・・・・・・スライ
ドロッド、28・・・・・・L形ブラケット。
置の斜視図、第2図は後扉回動手段の取付状態を示す一
部断面平面図、第3図は第2図のA−A線における拡大
断面図、第4図は操作レバー取付部の断面図、第5図は
ワイヤケーブルの操作レバー側の端部の取付状態を示す
一部断面側面図、第6図は第2図のB−B線における拡
大断面図、第7図は第3図のC−C線における拡大断面
図、第8図はワイヤケーブルの後扉回動手段側の端部の
取付状態を示す一部断面側面図である。 1・・・・・・操作手段、2・・・・・・シート、3・
・・・・・後扉回動手段、4・・・・・・操作レバー、
5・・・・・・センタービラ+、6.7・・・・・・ワ
イヤケーブル、9・・・・・・取付ブラケット、16.
17・・・・・・軸受部材、18・・・・・・回転シャ
フト、19・・・・・・後扉、20−−−−−−ヒンジ
、21・・・・・・筒状部材、22・・・・・・スライ
ドロッド、28・・・・・・L形ブラケット。
Claims (1)
- 操作レバーは運転席周辺の車体に取付ブラケットを介し
て回動自在に取り付けられ、後扉回動手段はセンタピラ
ーに軸受を介して後扉ヒンジと平行に設けられた回転シ
ャフトを備え、該回転シャフトに筒状部材が直角に固着
され、該筒状部材にスライドロッドが挿通され、該スラ
イドロッドの後扉側の先端部にブラケットの一端が回動
自在に結合され、該ブラケットの他端が後扉に取付けら
れており、前記操作レバーとスライドロッドとがワイヤ
ケーブルにて連結されていることを特徴とする自動車の
後扉開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7686880U JPS6037981Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 自動車の後扉開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7686880U JPS6037981Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 自動車の後扉開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS571266U JPS571266U (ja) | 1982-01-06 |
JPS6037981Y2 true JPS6037981Y2 (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=29439476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7686880U Expired JPS6037981Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | 自動車の後扉開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037981Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156669A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | 日産自動車株式会社 | 自動車用ドア遠隔開閉装置 |
JPS59130986A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | 東進物産株式会社 | 自動車扉開閉装置 |
JPH01112380U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-07-28 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7686880U patent/JPS6037981Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS571266U (ja) | 1982-01-06 |
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