JP2772963B2 - 自動車の幌装置 - Google Patents

自動車の幌装置

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JP2772963B2
JP2772963B2 JP63303667A JP30366788A JP2772963B2 JP 2772963 B2 JP2772963 B2 JP 2772963B2 JP 63303667 A JP63303667 A JP 63303667A JP 30366788 A JP30366788 A JP 30366788A JP 2772963 B2 JP2772963 B2 JP 2772963B2
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tension
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睦夫 鈴木
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車に幌を取付けたときに張りを持たせ
るようにする自動車の幌装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動車のルーフ部に幌を取付けルーフ部を開放
できるようにすることはよく知られており、その取付け
手段は実公昭38−12413号公報にも開示されている。ま
た、ルーフ部に張った幌全体の一部だけを開放すること
もなされている。第6図および第7図に車体のフロント
ルーフ部だけが開閉自在な幌装置を示す。図において、
車体1のルーフ部およびリヤ部に幌2が張られている。
フロントルーフ部3はその部分の幌2を後方へ移動可能
とするため、ルーフ部に回転自在に設けたコ字形状の幌
フレーム4に幌2を係着している。フロントルーフ部3
には両側に幌フレーム4の回転軸5が取付けられ、幌フ
レーム4と一緒に回転するクランクピン6が設けられて
いる。クランクピン6にはテンションケーブル7、テン
ションテープ8を介して車体の段部1a近傍の幌部分と縫
製されたテンションシート9が結合されている。
幌フレーム4を後方へ回転させると、フロントルーフ
部3が開放され、フロントルーフ部3の幌は後方へ折れ
曲がるが、第7図に示すようにクランクピン6が前方へ
回転するのでテンションシート9が引っ張られ車体後部
の幌にはたるみを生じない。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、フロントルーフ部3を開放するときに
は、幌フレーム4の回転を利用しテンションケーブル
7、テンションテープ8を介してテンションシート9を
引っ張り幌に張力を持たせるため、幌フレーム4を回転
させるときには引っ張り力に抗して動かさなくてはなら
ない。
また、幌の取付け作業においても幌フレーム4の回転
位置が影響するため、取付けが煩雑となり、また、幌を
繋ぎとめる部品を多くなり、このためコスト高にもな
る。
本発明は、以上の不都合を解消するために、簡単な構
造で容易に幌が取付けられ、フロントルーフ部の開放の
有無に関わらず、幌に張りを持たせた自動車の幌装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、車体のルーフ部
の中央部に車体幅方向に車体前部側を低くした段部を形
成し、 車体後部に固着した幌のルーフ部の中央部に位置する
箇所に、テンションシートの後端を係着すると共に、テ
ンションシートの前端を、前記ルーフ部の段部に枢着さ
れ車体前部側に倒伏する剛体のテンションプレートの前
部に取付け、該テンションプレートの先端は車体のルー
フ部と嵌合離脱自在に設け、 幌の前部はルーフ部の車体前部側に起倒自在に設けた
幌フレームに取付けたことを特徴とする。
(作用) 車体に設ける幌の一端は車体後部に固定され、他端は
幌フレームの水平部分に取り付けられるものであり、中
央部のテンションシートの前端はテンションプレートに
取り付けられている。
テンションプレートを段部に枢着させ、車体前部側に
倒伏させて先端をルーフ部と嵌合させると、テンション
シートの前端が段部の高さ分だけ前方斜め下方に引っ張
られ、車体後部から中間部までの幌がテンションシート
により張設される。
これにより、幌フレームの動作と車体後部の幌の張設
とは分離される。
(実施例) つぎに、本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。
第1図に示すものは車体のフロントルーフ部10であ
り、両側に取付けた回転軸11にコ字形状の幌フレーム2
(片側を図示)が前後方向に起倒自在に設けられ、リヤ
ルーフ部13との間に段部14が形成されている。幌15の一
端は車体後部に固定され、他端は幌フレーム12の水平部
分12aに係着されており、段部14付近の両側にテンショ
ンシート16が取付けられている。また、テンションシー
ト16の端部が、第3図にその形状を示す剛体のテンショ
ンプレート17の取付け孔17a,17aに挿通されて逆戻り
し、テンションシート16の端部はテンションプレート17
を巻いて取付けられている。このように接続されたテン
ションプレート17の基端17bは段部14に設けられたスト
ッパ18と係合し、また、先端に有する凹ホック19がフロ
ントルーフ部10に取付けられた凸ホック20と嵌合され
る。21は固定用のスクリュウねじである。
次に作用を説明する。
幌15の後端を車体後部に固定して幌15の前端を幌フレ
ーム12に係着するとテンションプレート17が段部14付近
に位置する。テンションプレート17の基端17bを、段部1
4に取付けたストッパ18に係合させ先端をフロントルー
フ部10に倒伏させると、テンションシート16が引っ張ら
れて幌15の張力が保たれ、凹ホック19を凸ホック20に嵌
合させる。これにより車体後部の幌15が張設される。そ
して、幌フレーム12を回転させるときには幌15の張力に
関係なくフロントルーフ部10を開放することができる。
テンションプレートを係止する他の実施例として、第
4図(a)に示すものは樹脂製のクリップ22をフロント
ルーフ部10に取付けてテンションプレート17の孔17cに
嵌合するものであり、嵌合具合が直接目で確認でき、第
4図(b)はテンションプレート17に遊嵌させた蝶ねじ
23をフロントルーフ部10に締付けたものであり、確実に
固定される。また、ストッパ18の他の実施例として、第
5図(a)は段部14に突起24を打出したのもので、部品
数が少なくなり、テンションプレート17がフロントルー
フ部10と面一となるのでテンションプレート17に折り曲
げ部17dが形成されている。第5図(b)はフロントル
ーフ部10にL型のブラケット25が取付けられ、フロント
ルーフ部10とで凹部が形成され、基端17bに樹脂26が接
着されたテンションプレート17が嵌合されている。この
ため、走行中の揺れでも振動が少なく音も小さい。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成したものであるから、テン
ションプレートをルーフ部に倒伏固定するだけで幌の中
央部に設けたテンションシートを介して幌の中央部から
後部にかけて車体に張設される。また、幌フレームの位
置は幌後部の張設作業に干渉せず、簡単に幌を張設する
ことができる。このために作業時間が短縮され天候など
の条件に素早く対応できる。また、構造も簡単で部品も
少なくてすむので精度が向上し、また、コストを低くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の自動車の幌装置の要部斜視
図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の幌装置
に使用するテンションプレートの斜視図、第4図
(a),(b)はテンションプレートを固定する他の実
施例の断面図、第5図(a),(b)はテンションプレ
ートの端部と係合させる他の実施例の断面図、第6図は
従来の幌装置を使用した自動車の斜視図、第7図は第6
図の幌部分の側面図である。 10……フロントルーフ部、12……幌フレーム 13……リヤルーフ部、14……段部 15……幌、16……テンションシート 17……テンションプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフ部の中央部に車体幅方向に車
    体前部側を低くした段部を形成し、 車体後部に固着した幌のルーフ部の中央部に位置する箇
    所に、テンションシートの後端を係着すると共に、テン
    ションシートの前端を、前記ルーフ部の段部に枢着され
    車体前部側に倒伏する剛体のテンションプレートの前部
    に取付け、該テンションプレートの先端は車体のルーフ
    部と嵌合離脱自在に設け、 幌の前端はルーフ部の車体前部側に起倒自在に設けた幌
    フレームに取付けたことを特徴とする自動車の幌装置。
JP63303667A 1988-11-30 1988-11-30 自動車の幌装置 Expired - Lifetime JP2772963B2 (ja)

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JPH02151525A JPH02151525A (ja) 1990-06-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10287135A (ja) 1997-04-15 1998-10-27 Suzuki Motor Corp 自動車の幌取付構造
US6944913B2 (en) 2001-02-23 2005-09-20 Decoma International Inc. Hinge assembly for a folding fabric top

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS637811A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 Kimiko Shima 自動櫨過水槽

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