JPH0617645Y2 - 後視鏡の取り付け機構 - Google Patents

後視鏡の取り付け機構

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JPH0617645Y2
JPH0617645Y2 JP14369988U JP14369988U JPH0617645Y2 JP H0617645 Y2 JPH0617645 Y2 JP H0617645Y2 JP 14369988 U JP14369988 U JP 14369988U JP 14369988 U JP14369988 U JP 14369988U JP H0617645 Y2 JPH0617645 Y2 JP H0617645Y2
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JP
Japan
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spherical
piece
support
endoscope
pivot shaft
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JP14369988U
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JPH0263250U (ja
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隆司 吉田
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DAITO PRESS MFG. CO., LTD.
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DAITO PRESS MFG. CO., LTD.
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本考案は自動車用後視鏡の取り付け機構の改良に関す
る。
従来の技術: 自動車用後視鏡の取り付け機構については、既に多くの
機構が提案され、その一部について実用に供されてい
る。その例を挙げれば、合成樹脂製のミラーケーシング
の背板外面に、車体に対する取り付けのためのボス部を
一体に突設し、このボス部に、後視鏡支持アームの先端
に設けた球状ピボット軸を嵌挿抱持できるピボット穴を
設けて、かつこのピボット穴に対して支持アーム先端の
球状ピボット軸が、いわゆる無理嵌めできるようにする
ため、そのピボット穴中心を通る比較的幅広の切り割り
溝を設けた構造とし、後視鏡支持アーム端の球状ピボッ
ト軸は、前記ボス部の切り割り溝部を押し広げるように
してピボット穴部に嵌挿して、その隣接箇所にて切り割
り溝をボルトにて適度に締め付けるようにして装着する
方式のものが汎用されている。
あるいは、実公昭58-16443号、実公昭58-51075号公報な
どによって知られているように、後視鏡本体(ケーシン
グ)の背板側に支持アームの先端球状ピボット軸端が当
接する凹曲面を備えた受け金具が取り付けてあり、これ
に対して支持アーム先端の球状ピボット軸を当接して、
抱持装着するための凹曲面を有する固定リングを、支持
アームに被嵌して、ケーシング本体側の受け金具に対し
てボルト締結することで、支持アーム先端に後視鏡を装
着する方式のものなどがある。
そのほかに、実公昭58-51078号、実公昭60-2993号公報
によって開示されているように、後視鏡のケーシング本
体側部で支持するような方式もある。
解決しようとする課題: 従来提案され、実用に供されている後視鏡の取り付け機
構では、いずれも構造簡単であるが、後視鏡を支持アー
ムに取り付ける作業に際し、この後視鏡がトラック・バ
スのような大型車輌用のものにあっては、後視鏡自体の
重量が大であるから、後視鏡を手で保持して、付設され
ている受け金具を、自動車車体側に突設してある後視鏡
支持アームの先端ピボット軸に、当てがって、予め支持
アーム側に嵌めてある固定リングと受け金具とを合わせ
てボルトにて締結し、所要の姿勢に装着することになる
から、1人の作業者による後視鏡の取り付け作業が非能
率であるのみならず、場合によっては複数の作業者を要
することになる。特に、後視鏡の取り付け時、その取り
付け機構を構成する部品が分離しているため、上記した
ような問題点が生じる。
課題を解決するための手段: 本考案は、上記したような問題点を解決して、予め後視
鏡の本体要所内側に、支持アーム先端部に取り付けるた
めの装着金具を付設しておき、外部からは付属の締め付
け用ねじを回動操作するだけで、支持アームに対して後
視鏡が簡単に取り付けられるようにした、後視鏡の取り
付け機構を提供することにある。
すなわち、本考案による後視鏡の取り付け機構は、支持
アーム先端の球状ピボット軸を抱持するようにしてその
支持アームに後視鏡を装着する後視鏡の取り付け機構で
あって、 (a)後視鏡本体に設けられる球状ピボット軸挿入孔を
跨ぐようにその後視鏡本体の内側に設けられるアーチ形
の支持金具、 (b)この支持金具に基端部が枢着されて所要角度回動
可能とされるとともに、下部に前記球状ピボット軸の受
け面となる球面受支座が突設されてなる可動部片、 (c)この可動部片の前記球面受支座と対向するように
前記球状ピボット軸挿入孔の縁部に設けられる定置球面
受支座、および、 (d)前記可動部片の腕部に係合して前記後視鏡本体お
よび前記可動部片を介して外部から挿入される締め付け
ボルトに螺合されるとともに、この締め付けボルトの操
作時に前記球面受支座と前記定置球面受支座とで前記球
状ピボット軸を抱持する位置に前記可動部片を回動させ
る操作片 を備えることを特徴とするものである。
本考案におけるアーチ形の支持金具は、金属板を曲げ加
工して、両端部に所要寸法の取り付け座をそれぞれ配
し、この両取り付け座間に所要間隔で平行してアーチ状
の支持部片を配し、この両支持部片の中間部位置に、可
動部片枢支ピン孔を設け、両取り付け座において後視鏡
本体に締結体で締結するようにしてある。
また、本考案にては球状ピボット軸挿入孔の縁部におい
て、前記した支持金具の可動部片付設部と反対側の取り
付け座を固定する位置に隣接して、後視鏡本体の内側
に、所要幅で定置球面受支座を形成する突起部を設けて
おく。この突起部に対して、必要に応じて、支持金具の
取り付け座に連接した受け片を背後から当接するように
して、該突起部を補強する。なお、必要に応じて支持金
具の受け片部分を延長し、その延長部の先に定置球面受
支座を形成することもできる。
本考案における可動部片は、前記支持金具の両アーチ状
支持部片間に遊挿して、基端を該支持部片の中間位置に
ピン支持し、基幹部から自由端方向に延びる腕部に、そ
の基部から先端に向け、締め付けボルトが通る切り割溝
を設けてあり、曲面に形成し、この腕部と反対の側に球
面受支座を設けてある。
操作片は、可動部片の腕部を跨いで係合し、該可動部片
の切り割溝に外部から挿通した締結用のボルトを螺合す
る雌ねじが設けてある。
作用: 本考案の後視鏡取り付け機構によれば、後視鏡本体の要
所に設けてある軸挿入孔に、支持アーム先端の球状ピボ
ット軸を挿入して、後視鏡本体外に出ている締め付けボ
ルト頭部を回転することにより、該ボルトに螺合する操
作片を介して可動部片を引き寄せるようにすれば、該可
動部片は枢支ピンを支点として、基幹部付設の球面受支
座が、挿入されている前記球状ピボット軸に接触する方
向に回動し、この可動球面受支座と、対向位置にある定
置球面受支座とによって、球状ピボット軸を抱持する。
実施例: 以下本考案を一実施例について図面により説明すれば、
次の通りである。
第1図に示すのは、本考案の取り付け機構によって後視
鏡を支持アームに装着した状態の要部縦断面図である。
図において、2は後視鏡本体1の所要位置に設けた球状
ピボット軸挿入孔で、その孔縁の一部にて、本体1の内
側に突起3を形成し、この突起3の内側面(挿入孔2中
心に向いた側)は、支持アーム30先端の球状ピボット軸
31表面の一部とほぼ合致する凹曲面にした球面受支座4
にしてある。なお、後視鏡本体1は合成樹脂で成形され
ている。
10は支持金具であって、前記球状ピボット軸挿入孔2を
跨いで本体1の内面に取り付けたアーチ形になってい
る。15は可動部片で、基端を支持金具10に枢着し、付設
した球面受支座17と前記定置側の球面受支座4とで、球
状ピボット軸31を抱持する。20は可動部片15を操作する
操作片、25は締め付けボルトである。
前記した支持金具10は、第1図および第2図で示すよう
に、金属板をプレス加工して、両端部に配した取り付け
座11,11′を、平行する2枚のアーチ形をした支持部片1
2で一体に繋ぎ、その支持部片12の中間上部位置にピン
孔13がそれぞれ穿設してある。一方の取り付け座11に連
接して、本体1側に突設の突起3背後に当接係合するよ
うに屈曲形成した受け片14が付設してある。取り付け座
11,11′はボルト5にて本体1に固着できるようにして
ある。
可動部片15は金属もしくは合成樹脂で成形してあって、
最大幅寸法wが前記支持金具10の両支持部片12間の寸法
W以下になっており、第1図に示すように、基端部15′
に設けたピン孔16と、支持金具10の支持部片12のピン孔
13とに枢支ピン19を貫通して、これを支点とし、基端部
15″から挿入孔2の軸心線に向って突出した部分15aの
前面に、凹曲面にした球面受支座17が設けてある。さら
に、基端部15″より後側(球面受支座17と反対の側)に
突き出した腕部15bは、上面が基部から先端までの間を
先下りで凸曲面に形成してあり、かつ中央長手軸心方向
に切り割溝18が後端に向け刻設してある。なおこの腕部
15bの幅は基端部15″の幅よりも狭い寸法にしてある。
また、球面受支座17の位置は、球状ピボット軸31を定置
側の球面受支座4とで抱持したとき、両球面受支座4,
17がほぼ対称に位置する関係となるようにしておくこと
が好ましい。
操作片20は金属板を鞍形に屈曲して、前記可動部片15の
腕部15bに跨座する形状とし、その頂板部中央にねじ孔2
1を設けてあり、このねじ孔21に対して本体1の外側か
ら締め付けボルト25が挿入螺合してある。
なお、必要に応じて可動部片15の枢支ピン19挿通部で、
支持部片12と可動部片15の基端部15′との間に、後視鏡
装着前において、可動部片15が退避方向に移動した状態
にあるよう捩りばね(図示省略)が介在させておく。
このような構成の取り付け機構によれば、後視鏡本体1
内に予め組込んであるので、後視鏡(全体については図
示省略してある)を車体側に取り付けてある支持アーム
30(一部のみ図示)に装着するには、使用前取り付け機
構の可動部片15が第3図に示すように持ち上げられた状
態としておき、この状態のままで支持アーム30の先端球
状ピボット軸31を、後視鏡本体1に設けてある球状ピボ
ット軸挿入孔2に挿入する。挿入した該球状ピボット軸
31は支持金具10のアーチ形をした支持部片12に当接し
て、過度に内部に進入することはない。その後におい
て、後視鏡本体1の外側に露出している締め付けボルト
25の頭部25′をドライバー等の工具で回動操作して、操
作片20を手前に引き寄せるようにすると、該操作片20に
よって、係合する腕部15bを介して可動部片15が、枢支
ピン19を支点として矢印a方向に回動し、付設の球面受
支座17が挿入されている球状ピボット軸31に接触するこ
とになる。その結果、可動部片15付設の球面受支座17と
定置側球面受支座4とにより球状ピボット軸31が挟ま
れ、締め付けボルト25をさらに回動することによって、
両球面受支座4,17でもって球状ピボット軸31が抱持され
る。したがって、締め付けボルト25による可動部片15の
引き寄せ力(締め付け力)を加減することにより、球状
ピボット軸31に対する後視鏡の固定力が任意設定でき
る。
なお、この取り付け操作中、操作片20は、可動部片15の
回動変位に応じて、腕部15bの凸曲面上で滑って自動的
に係合位置が修正され、締め付けボルト25が捩れたりす
ることなく、確実な操作ができる。
このような操作によって、取り付け作業中、作業者は後
視鏡本体1が傾かないよう片手で保持し、他方の手で工
具を操作してボルト25を回動することで、後視鏡の装着
が簡単に行えることになる。
以上の具体例において、定置側の球面受支座4が本体1
と一体のものについて説明したが、これを支持金具10の
受け片14部分をそのまま突き出すようにしてその内側に
形成する。あるいは前記受け片14の前部に別個な部片
(合成樹脂、硬質のゴムなどで形成)を取り付けて、そ
の側面に形成する、などの別例も採用できる。
考案の効果: 本考案によれば、取り付け機構が後視鏡本体の内部に組
み込んで、別個な取り付け部品を一切準備せずに、支持
アーム先端に対して、いわゆるワンタッチで係合させる
1個所でボルト締めすることにより、装着できるので、
一人の作業者で何等支障なく簡単に取り付け作業がで
き、作業の合理化が容易になし得る。また構造的にも簡
単であるから、価格を引き上げることにならず、経済的
効果も高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案取り付け機構により後視鏡を支持アーム
端に装着した状態の一具体例を示す要部断面図、第2図
は分解斜視図、第3図は取り付け前の態様を示す要部の
断面図である。 1……後視鏡本体、 2……支持アームの球状ピボット軸挿入孔、 3……突起、4……定置球面受支座、 10……支持金具、11,11′……取り付け座、 12……支持部片、13,16……ピン孔、 14……受け片、15……可動部片、 15′……基端部、15″……基幹部、 15a……突出した部分、15b……腕部、 17……可動側の球面受支座、 18……切り割溝、19……枢支ピン、 20……操作片、25……締め付けボルト、 25′……ボルトの頭部、 30……支持アーム、31……球状ピボット軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持アーム先端の球状ピボット軸を抱持す
    るようにしてその支持アームに後視鏡を装着する後視鏡
    の取り付け機構であって、 (a)後視鏡本体に設けられる球状ピボット軸挿入孔を
    跨ぐようにその後視鏡本体の内側に設けられるアーチ形
    の支持金具、 (b)この支持金具に基端部が枢着されて所要角度回動
    可能とされるとともに、下部に前記球状ピボット軸の受
    け面となる球面受支座が突設されてなる可動部片、 (c)この可動部片の前記球面受支座と対向するように
    前記球状ピボット軸挿入孔の縁部に設けられる定置球面
    受支座、および、 (d)前記可動部片の腕部に係合して前記後視鏡本体お
    よび前記可動部片を介して外部から挿入される締め付け
    ボルトに螺合されるとともに、この締め付けボルトの操
    作時に前記球面受支座と前記定置球面受支座とで前記球
    状ピボット軸を抱持する位置に前記可動部片を回動させ
    る操作片 を備えることを特徴とする後視鏡の取り付け機構。
JP14369988U 1988-11-01 1988-11-01 後視鏡の取り付け機構 Expired - Lifetime JPH0617645Y2 (ja)

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JPH0263250U JPH0263250U (ja) 1990-05-11
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