JP3262523B2 - ケイ酸ナトリウムを含有する透明液体洗浄剤 - Google Patents
ケイ酸ナトリウムを含有する透明液体洗浄剤Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体ケイ酸ナトリ
ウムを含有する新規洗浄剤に係り、特には、液体ケイ酸
ナトリウムを含有する透明液体洗浄剤に関する。
ウムを含有する新規洗浄剤に係り、特には、液体ケイ酸
ナトリウムを含有する透明液体洗浄剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】液体ケイ酸塩であるケイ酸ナトリウムを
利用した液体洗浄剤は、いかなる界面活性剤にも優る洗
浄力を潜在的に有するものとして期待され、古くから洗
浄剤業界、化学業界等多方面の産業分野においてその開
発に多大な努力と研究が重ねられてきたが、今日まで我
が国をはじめ世界先進国諸国においてもその開発技術が
確立されていないのが実状である。
利用した液体洗浄剤は、いかなる界面活性剤にも優る洗
浄力を潜在的に有するものとして期待され、古くから洗
浄剤業界、化学業界等多方面の産業分野においてその開
発に多大な努力と研究が重ねられてきたが、今日まで我
が国をはじめ世界先進国諸国においてもその開発技術が
確立されていないのが実状である。
【０００３】従来から、液体洗剤には、ゼオライト（Ａ
型、Ｙ型）等のアルミノケイ酸塩、結晶性アルミノケイ
酸塩、無機シリケート、無機カーボネート等が洗浄力ビ
ルダーとして利用され、特許出願等も数多くされている
が、液体クレンザー、液体洗剤等多くは、食器洗剤、厨
房用洗剤、風呂場清掃洗剤を主要目的としたもので、い
ずれも液体ケイ酸ナトリウムの有効利用はされていな
い。
型、Ｙ型）等のアルミノケイ酸塩、結晶性アルミノケイ
酸塩、無機シリケート、無機カーボネート等が洗浄力ビ
ルダーとして利用され、特許出願等も数多くされている
が、液体クレンザー、液体洗剤等多くは、食器洗剤、厨
房用洗剤、風呂場清掃洗剤を主要目的としたもので、い
ずれも液体ケイ酸ナトリウムの有効利用はされていな
い。
【０００４】液体ケイ酸ナトリウムは、ノニオン界面活
性剤、アニオン界面活性剤、金属キレート剤、および凍
結防止剤、各種ビルダー、水分等と混合忌避を生じ、反
応によって光学異方性を示したり、加熱・加温による温
度条件の変化等により白濁化したり、ｐＨの急激な変化
によりシャーベット状にゲル化したり、超微少結晶体が
沈降する等の問題があり、液体ケイ酸ナトリウムを含有
する洗浄剤を容易に開発することができなかった。すな
わち、液体ケイ酸ナトリウムを界面活性剤とともに含有
し、析出物も発生せず、温度変化により白濁も生じない
透明液体洗浄剤は、従来、なかった。
性剤、アニオン界面活性剤、金属キレート剤、および凍
結防止剤、各種ビルダー、水分等と混合忌避を生じ、反
応によって光学異方性を示したり、加熱・加温による温
度条件の変化等により白濁化したり、ｐＨの急激な変化
によりシャーベット状にゲル化したり、超微少結晶体が
沈降する等の問題があり、液体ケイ酸ナトリウムを含有
する洗浄剤を容易に開発することができなかった。すな
わち、液体ケイ酸ナトリウムを界面活性剤とともに含有
し、析出物も発生せず、温度変化により白濁も生じない
透明液体洗浄剤は、従来、なかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来では達成し得なかった、ケイ酸ナトリウムと界面活性
剤を界面活性剤とともに含有し、析出物も発生せず、温
度変化により白濁も生じない透明液体洗浄剤を提供する
ことを課題とする。
来では達成し得なかった、ケイ酸ナトリウムと界面活性
剤を界面活性剤とともに含有し、析出物も発生せず、温
度変化により白濁も生じない透明液体洗浄剤を提供する
ことを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来達成
し得なかったケイ酸ナトリウムを含有する透明な液体洗
浄剤の開発を長期にわたり鋭意研究を重ね、ついに本発
明を完成させたものである。
し得なかったケイ酸ナトリウムを含有する透明な液体洗
浄剤の開発を長期にわたり鋭意研究を重ね、ついに本発
明を完成させたものである。
【０００７】すなわち、本発明は、液体ケイ酸ナトリウ
ム、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、お
よびポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエー
テル系ノニオン界面活性剤を水中に含有し、析出物を発
生せず、温度変化により白濁することのない透明液体洗
浄剤を提供する。このような洗浄剤は、従来まったく存
在しなかったものである。
ム、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、お
よびポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエー
テル系ノニオン界面活性剤を水中に含有し、析出物を発
生せず、温度変化により白濁することのない透明液体洗
浄剤を提供する。このような洗浄剤は、従来まったく存
在しなかったものである。
【０００８】本発明者らは、ケイ酸ナトリウムと所定の
ノニオン界面活性剤および所定のアニオン界面活性剤
と、場合に応じてあるいは好ましくはさらにフッ素界面
活性剤とが、好ましくは金属キレート剤、緩衝剤、ｐＨ
調整剤、凍結・曇り防止剤の存在下に、相互阻害反応も
なく水に溶解し、要求される洗浄能力が多大に発揮さ
れ、温度条件等にも左右されずに透明性を維持する液体
洗浄剤を生成させることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至ったものである。
ノニオン界面活性剤および所定のアニオン界面活性剤
と、場合に応じてあるいは好ましくはさらにフッ素界面
活性剤とが、好ましくは金属キレート剤、緩衝剤、ｐＨ
調整剤、凍結・曇り防止剤の存在下に、相互阻害反応も
なく水に溶解し、要求される洗浄能力が多大に発揮さ
れ、温度条件等にも左右されずに透明性を維持する液体
洗浄剤を生成させることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至ったものである。
【０００９】本発明の液体洗浄剤は、液体ケイ酸ナトリ
ウム、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル
系ノニオン界面活性剤、金属キレート剤、リンゴ酸（特
に好ましくはＤＬ−リンゴ酸）もしくはクエン酸、グリ
セリン、脂肪酸アルカノールアミドおよび水、並びに、
場合に応じて、フッ素系界面活性剤をさらに含有する。
ウム、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル
系ノニオン界面活性剤、金属キレート剤、リンゴ酸（特
に好ましくはＤＬ−リンゴ酸）もしくはクエン酸、グリ
セリン、脂肪酸アルカノールアミドおよび水、並びに、
場合に応じて、フッ素系界面活性剤をさらに含有する。
【００１０】すなわち、本発明によれば、液体ケイ酸ナ
トリウム１ないし４０重量部、水３０ないし８５重量
部、金属キレート剤５ないし１５重量部、リンゴ酸もし
くはクエン酸０．１ないし３．０重量部およびグリセリ
ン０．１５ないし１５重量部からなるケイ酸ナトリウム
溶液１０ないし３５重量％、（ｂ）アルキルエーテル硫
酸塩系アニオン界面活性剤５ないし５０重量部、ポリオ
キシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニ
オン界面活性剤５ないし３０重量部および水２０ないし
６５重量部からなる界面活性剤溶液または（ｃ）アルキ
ルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤５ないし５０重
量部、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエ
ーテル系ノニオン界面活性剤５ないし３０重量部、フッ
素系界面活性剤０．０１ないし０．１重量部および水２
０ないし６５重量部からなる界面活性剤溶液８９．５な
いし５９重量％、（ｄ）脂肪酸アルカノールアミド０．
５ないし６重量％からなる透明液体洗浄剤が提供され
る。いいかえると、この透明液体洗浄剤は、液体ケイ酸
ナトリウム０．１〜１４重量％、金属キレート剤０．５
〜２９．７５重量％、リンゴ酸もしくはクエン酸０．０
１〜１．０５重量％、グリセリン０．０１５〜５．２５
重量％、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤
２．９５〜４４．７５重量％、ポリオキシエチレンアル
キルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面活性剤
２．９５〜２６．８５重量％、脂肪酸アルカノールアミ
ド０．５ないし６重量％および残部水からなるか、また
は液体ケイ酸ナトリウム０．１〜１４重量％、金属キレ
ート剤０．５〜２９．７５重量％、リンゴ酸もしくはク
エン酸０．０１〜１．０５重量％、グリセリン０．０１
５〜５．２５重量％、アルキルエーテル硫酸塩系アニオ
ン界面活性剤２．９５〜４４．７５重量％、ポリオキシ
エチレンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン
界面活性剤２．９５〜２６．８５重量％、フッ素系界面
活性剤０．００５９〜０．０８９５重量％、脂肪酸アル
カノールアミド０．５ないし６重量％および残部水から
なる。本発明の透明液体洗浄剤組成物は、衣料の洗浄、
洗面室、トイレ、浴槽を含む浴室の洗浄に好適であり、
希釈して食器の洗浄にも使用することができる。
トリウム１ないし４０重量部、水３０ないし８５重量
部、金属キレート剤５ないし１５重量部、リンゴ酸もし
くはクエン酸０．１ないし３．０重量部およびグリセリ
ン０．１５ないし１５重量部からなるケイ酸ナトリウム
溶液１０ないし３５重量％、（ｂ）アルキルエーテル硫
酸塩系アニオン界面活性剤５ないし５０重量部、ポリオ
キシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニ
オン界面活性剤５ないし３０重量部および水２０ないし
６５重量部からなる界面活性剤溶液または（ｃ）アルキ
ルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤５ないし５０重
量部、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエ
ーテル系ノニオン界面活性剤５ないし３０重量部、フッ
素系界面活性剤０．０１ないし０．１重量部および水２
０ないし６５重量部からなる界面活性剤溶液８９．５な
いし５９重量％、（ｄ）脂肪酸アルカノールアミド０．
５ないし６重量％からなる透明液体洗浄剤が提供され
る。いいかえると、この透明液体洗浄剤は、液体ケイ酸
ナトリウム０．１〜１４重量％、金属キレート剤０．５
〜２９．７５重量％、リンゴ酸もしくはクエン酸０．０
１〜１．０５重量％、グリセリン０．０１５〜５．２５
重量％、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤
２．９５〜４４．７５重量％、ポリオキシエチレンアル
キルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面活性剤
２．９５〜２６．８５重量％、脂肪酸アルカノールアミ
ド０．５ないし６重量％および残部水からなるか、また
は液体ケイ酸ナトリウム０．１〜１４重量％、金属キレ
ート剤０．５〜２９．７５重量％、リンゴ酸もしくはク
エン酸０．０１〜１．０５重量％、グリセリン０．０１
５〜５．２５重量％、アルキルエーテル硫酸塩系アニオ
ン界面活性剤２．９５〜４４．７５重量％、ポリオキシ
エチレンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン
界面活性剤２．９５〜２６．８５重量％、フッ素系界面
活性剤０．００５９〜０．０８９５重量％、脂肪酸アル
カノールアミド０．５ないし６重量％および残部水から
なる。本発明の透明液体洗浄剤組成物は、衣料の洗浄、
洗面室、トイレ、浴槽を含む浴室の洗浄に好適であり、
希釈して食器の洗浄にも使用することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、さらに詳
細に説明する。本発明の透明液体洗浄剤（組成物）に特
徴的に含有される液状ケイ酸ナトリウムは、当該洗浄剤
において以後詳述する所定の界面活性剤とともに洗浄力
を提供し、洗浄剤として作用させるための必須成分であ
り、本発明の透明液体洗浄剤は、この液体ケイ酸ナトリ
ウムを含有することにより、従来の洗浄剤では得られな
い優れて高い洗浄力を発揮する。
細に説明する。本発明の透明液体洗浄剤（組成物）に特
徴的に含有される液状ケイ酸ナトリウムは、当該洗浄剤
において以後詳述する所定の界面活性剤とともに洗浄力
を提供し、洗浄剤として作用させるための必須成分であ
り、本発明の透明液体洗浄剤は、この液体ケイ酸ナトリ
ウムを含有することにより、従来の洗浄剤では得られな
い優れて高い洗浄力を発揮する。
【００１２】そのような液体ケイ酸ナトリウムとして
は、ＪＩＳ規格の１号ケイ酸ナトリウム（比重：５９．
２以上（１５℃でのＢｅ）、二酸化ケイ素（ＳｉＯ
2 ）：３５〜３８重量％、酸化ナトリウム（Ｎａ2
Ｏ）：１７〜１９重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０３重量％
以下、水不溶分：０．２重量％以下）、同２号ケイ酸ナ
トリウム（比重：５４以上（１５℃Ｂｅ）、二酸化ケイ
素（ＳｉＯ2 ）：３４〜３６％、酸化ナトリウム（Ｎａ
2 Ｏ）：１４〜１５重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０３重量
％以下、水不溶分：０．２重量％以下）、同３号ケイ酸
ナトリウム（比重：４０以上（１５°Ｂｅ）、二酸化ケ
イ素（ＳｉＯ2 ）：２８〜３０重量％、酸化ナトリウム
（Ｎａ2 Ｏ）：９〜１０重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０２
重量％以下、水不溶分：０．２％以下）を使用すること
ができる。一般に、本発明において使用されるケイ酸ナ
トリウムは、Ｎａ2 Ｏ・ｎＳｉＯ2 で表すこともでき、
ここで、ｎ＝約２〜４の場合に液体である。ＪＩＳ規格
品や市販品以外に、酸化ナトリウムと二酸化ケイ素とを
前者１モルに対し、後者ほぼ２ないし４モルの割合で配
合した調合品を用いることもできる。液体ケイ酸ナトリ
ウムとしては、ＪＩＳ規格の２号ケイ酸ナトリウムおよ
び３号ケイ酸ナトリウムが好ましく、特に２号ケイ酸が
好ましい。
は、ＪＩＳ規格の１号ケイ酸ナトリウム（比重：５９．
２以上（１５℃でのＢｅ）、二酸化ケイ素（ＳｉＯ
2 ）：３５〜３８重量％、酸化ナトリウム（Ｎａ2
Ｏ）：１７〜１９重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０３重量％
以下、水不溶分：０．２重量％以下）、同２号ケイ酸ナ
トリウム（比重：５４以上（１５℃Ｂｅ）、二酸化ケイ
素（ＳｉＯ2 ）：３４〜３６％、酸化ナトリウム（Ｎａ
2 Ｏ）：１４〜１５重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０３重量
％以下、水不溶分：０．２重量％以下）、同３号ケイ酸
ナトリウム（比重：４０以上（１５°Ｂｅ）、二酸化ケ
イ素（ＳｉＯ2 ）：２８〜３０重量％、酸化ナトリウム
（Ｎａ2 Ｏ）：９〜１０重量％、鉄（Ｆｅ）：０．０２
重量％以下、水不溶分：０．２％以下）を使用すること
ができる。一般に、本発明において使用されるケイ酸ナ
トリウムは、Ｎａ2 Ｏ・ｎＳｉＯ2 で表すこともでき、
ここで、ｎ＝約２〜４の場合に液体である。ＪＩＳ規格
品や市販品以外に、酸化ナトリウムと二酸化ケイ素とを
前者１モルに対し、後者ほぼ２ないし４モルの割合で配
合した調合品を用いることもできる。液体ケイ酸ナトリ
ウムとしては、ＪＩＳ規格の２号ケイ酸ナトリウムおよ
び３号ケイ酸ナトリウムが好ましく、特に２号ケイ酸が
好ましい。
【００１３】本発明の透明液体洗浄剤に使用される界面
活性剤は、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性
剤、およびポリオキシエチレンアルキルもしくはアリー
ルエーテル系ノニオン界面活性剤であり、場合に応じて
フッ素系界面活性剤を本発明の洗浄剤にさらに含有させ
ることができる。これら界面活性剤は、いずれも市販品
を利用することができる。
活性剤は、アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性
剤、およびポリオキシエチレンアルキルもしくはアリー
ルエーテル系ノニオン界面活性剤であり、場合に応じて
フッ素系界面活性剤を本発明の洗浄剤にさらに含有させ
ることができる。これら界面活性剤は、いずれも市販品
を利用することができる。
【００１４】アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活
性剤としては、第１級もしくは第２級高級アルコールエ
トキシスルフェート、アルキルフェノールスルフェート
等を挙げることができるが、洗浄性、起泡性に優れ、皮
膚に対して刺激の少ない第１級および第２級アルコール
エトキシスルフェートが特に好ましい。
性剤としては、第１級もしくは第２級高級アルコールエ
トキシスルフェート、アルキルフェノールスルフェート
等を挙げることができるが、洗浄性、起泡性に優れ、皮
膚に対して刺激の少ない第１級および第２級アルコール
エトキシスルフェートが特に好ましい。
【００１５】第１級高級アルコールエトキシスルフェー
トは、一般式： Ｒ−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3 Ｍ （ここで、Ｒは第１級アルキル基、特にＣ12アルキル
基、Ｍはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金属、
ｎは１〜１０）で表すことができる。第２級高級アルコ
ールエトキシスルフェートは、一般式： Ｒ（Ｒ’）−Ｃ（Ｈ）−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3
Ｍ （ここで、Ｒはアルキル基、特にＣ6 〜Ｃ10アルキル
基、、Ｒ’はアルキル基、特にＣ2 〜Ｃ4 アルキル
基、、Ｍはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金
属、ｎは１〜１０）で表すことができる。
トは、一般式： Ｒ−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3 Ｍ （ここで、Ｒは第１級アルキル基、特にＣ12アルキル
基、Ｍはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金属、
ｎは１〜１０）で表すことができる。第２級高級アルコ
ールエトキシスルフェートは、一般式： Ｒ（Ｒ’）−Ｃ（Ｈ）−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3
Ｍ （ここで、Ｒはアルキル基、特にＣ6 〜Ｃ10アルキル
基、、Ｒ’はアルキル基、特にＣ2 〜Ｃ4 アルキル
基、、Ｍはカチオン、特にナトリウム等のアルカリ金
属、ｎは１〜１０）で表すことができる。
【００１６】ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリ
ールエーテル系ノニオン界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル（第１級または第２級）お
よびポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを好
ましく例示することができる。
ールエーテル系ノニオン界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル（第１級または第２級）お
よびポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを好
ましく例示することができる。
【００１７】ポリオキシエチレンアルキルエーテルは、
一般式： ＲＯ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒはアルキル基、特にＣ8 〜Ｃ18のアルキル
基、特にＣ12のアルキル基、ｎは７〜１０）で表すこと
ができる。ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルは、一般式： Ｒ−Ｃ6 Ｈ4 −Ｏ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒは、アルキル基、好ましくはＣ8 〜Ｃ9 ア
ルキル基、ｎは、９〜１２）で表すことができる。
一般式： ＲＯ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒはアルキル基、特にＣ8 〜Ｃ18のアルキル
基、特にＣ12のアルキル基、ｎは７〜１０）で表すこと
ができる。ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ルは、一般式： Ｒ−Ｃ6 Ｈ4 −Ｏ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒは、アルキル基、好ましくはＣ8 〜Ｃ9 ア
ルキル基、ｎは、９〜１２）で表すことができる。
【００１８】本発明の透明液体洗浄剤に場合に応じてあ
るいは好ましく配合されるフッ素系界面活性剤は、パー
フルオロカーボン鎖をもつ界面活性剤であり、低濃度で
非常に優れた界面活性効果を示す。フッ素系界面活性剤
としては、アニオンタイプ、ノニオンタイプまたは両性
タイプのものを用いることができる。フッ素系界面活性
剤の好ましい例を挙げると、パーフルオロアルキルカル
ボン酸（Ｃ7 〜Ｃ13）、パーフルオロオクタンスルホン
酸ジエタノールアミド、パーフルオロアルキル（Ｃ4 〜
Ｃ12）スルホン酸塩（好ましくは、Ｌｉ塩、Ｋ塩、Ｎａ
塩等のアルカリ金属塩）、Ｎ−プロピル−Ｎ−（２−ヒ
ドロキシエチル）パーフルオロオクタンスルホンアミ
ド、パーフルオロアルキル（Ｃ6 〜Ｃ10）スルホンアミ
ドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロア
ルキル（Ｃ6 〜Ｃ10）−Ｎ−エチルスルホニルグリシン
塩（Ｋ塩等）、モノパーフルオロアルキル（Ｃ6 〜
Ｃ16）エチルリン酸エステル等である。これらのうち、
パーフルオロアルキルカルボン酸（Ｃ7 〜Ｃ13）が特に
好ましい。
るいは好ましく配合されるフッ素系界面活性剤は、パー
フルオロカーボン鎖をもつ界面活性剤であり、低濃度で
非常に優れた界面活性効果を示す。フッ素系界面活性剤
としては、アニオンタイプ、ノニオンタイプまたは両性
タイプのものを用いることができる。フッ素系界面活性
剤の好ましい例を挙げると、パーフルオロアルキルカル
ボン酸（Ｃ7 〜Ｃ13）、パーフルオロオクタンスルホン
酸ジエタノールアミド、パーフルオロアルキル（Ｃ4 〜
Ｃ12）スルホン酸塩（好ましくは、Ｌｉ塩、Ｋ塩、Ｎａ
塩等のアルカリ金属塩）、Ｎ−プロピル−Ｎ−（２−ヒ
ドロキシエチル）パーフルオロオクタンスルホンアミ
ド、パーフルオロアルキル（Ｃ6 〜Ｃ10）スルホンアミ
ドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロア
ルキル（Ｃ6 〜Ｃ10）−Ｎ−エチルスルホニルグリシン
塩（Ｋ塩等）、モノパーフルオロアルキル（Ｃ6 〜
Ｃ16）エチルリン酸エステル等である。これらのうち、
パーフルオロアルキルカルボン酸（Ｃ7 〜Ｃ13）が特に
好ましい。
【００１９】本発明の透明液体洗浄剤を調製するために
は、好ましくは、予め、（ａ）液体ケイ酸ナトリウム、
水、金属キレート剤、リンゴ酸またはクエン酸およびグ
リセリンを含有する混合物を調製し、（ｂ）アルキルエ
ーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、ポリオキシエチレ
ンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面活
性剤および水を含有する混合界面活性剤溶液または
（ｃ）アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル
系ノニオン界面活性剤、フッ素系界面活性剤および水を
含有する混合界面活性剤溶液を調製する。ついで、混合
界面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）にケイ酸ナトリウム
溶液（ａ）を発泡を抑えながら徐々に添加・混合し、得
られた透明混合物に凍結・曇り防止剤として脂肪酸アル
カノールアミドを添加・混合する。
は、好ましくは、予め、（ａ）液体ケイ酸ナトリウム、
水、金属キレート剤、リンゴ酸またはクエン酸およびグ
リセリンを含有する混合物を調製し、（ｂ）アルキルエ
ーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、ポリオキシエチレ
ンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面活
性剤および水を含有する混合界面活性剤溶液または
（ｃ）アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤、
ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエーテル
系ノニオン界面活性剤、フッ素系界面活性剤および水を
含有する混合界面活性剤溶液を調製する。ついで、混合
界面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）にケイ酸ナトリウム
溶液（ａ）を発泡を抑えながら徐々に添加・混合し、得
られた透明混合物に凍結・曇り防止剤として脂肪酸アル
カノールアミドを添加・混合する。
【００２０】ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）を調製する際
には、水、金属キレート剤、リンゴ酸またはクエン酸を
混合溶解し、その溶液に液体ケイ酸ナトリウムを徐々に
添加・混合した後にグリセリンを加えることが最も好ま
しい。
には、水、金属キレート剤、リンゴ酸またはクエン酸を
混合溶解し、その溶液に液体ケイ酸ナトリウムを徐々に
添加・混合した後にグリセリンを加えることが最も好ま
しい。
【００２１】上記金属キレート剤は、ケイ酸ナトリウム
をキレート化してこれを捕捉し、安定化させるものであ
る。金属キレート剤としては、エチレンジアミンテトラ
酢酸（ＥＤＴＡ）、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナト
リウム塩、エチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウム塩
等のエチレンジアミンテトラ酢酸系金属キレート剤が好
ましく、特にエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム
塩が好ましい。
をキレート化してこれを捕捉し、安定化させるものであ
る。金属キレート剤としては、エチレンジアミンテトラ
酢酸（ＥＤＴＡ）、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナト
リウム塩、エチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウム塩
等のエチレンジアミンテトラ酢酸系金属キレート剤が好
ましく、特にエチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム
塩が好ましい。
【００２２】リンゴ酸（特に好ましくはＤＬ−リンゴ
酸）またはクエン酸は、金属キレート剤特にエチレンジ
アミンテトラ酢酸系金属キレート剤を捕捉、安定化させ
るものである。リンゴ酸およびクエン酸は、ｐＨ調整剤
としても作用する。
酸）またはクエン酸は、金属キレート剤特にエチレンジ
アミンテトラ酢酸系金属キレート剤を捕捉、安定化させ
るものである。リンゴ酸およびクエン酸は、ｐＨ調整剤
としても作用する。
【００２３】グリセリンは、ｐＨ緩衝剤として作用する
ものであり、天然、合成いずれのものも使用できる。凍
結・曇り防止剤は、本発明の透明液体組成物の凍結を防
止するとともに白濁化を抑制するものであり、ノニオン
系含窒素型界面活性剤である脂肪酸アルカノールアミド
を好ましく使用する。脂肪酸アルカノールアミドは、カ
プリン酸、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸、ミリスチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸（好ましくは、Ｃ
8 〜Ｃ18脂肪酸）と、ジエタノールアミン、モノエタノ
ールアミン、イソプロパノールアミン等のアルカノール
アミン（好ましくは、Ｃ8 〜Ｃ18アルカノールアミン）
との縮合生成物である。これら脂肪酸アルカノールアミ
ドは、市販されている。
ものであり、天然、合成いずれのものも使用できる。凍
結・曇り防止剤は、本発明の透明液体組成物の凍結を防
止するとともに白濁化を抑制するものであり、ノニオン
系含窒素型界面活性剤である脂肪酸アルカノールアミド
を好ましく使用する。脂肪酸アルカノールアミドは、カ
プリン酸、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸、ミリスチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸（好ましくは、Ｃ
8 〜Ｃ18脂肪酸）と、ジエタノールアミン、モノエタノ
ールアミン、イソプロパノールアミン等のアルカノール
アミン（好ましくは、Ｃ8 〜Ｃ18アルカノールアミン）
との縮合生成物である。これら脂肪酸アルカノールアミ
ドは、市販されている。
【００２４】なお、本発明において用いられる水は、蒸
留水、精製純水、イオン交換軟水、通常水道水、地下水
等のいずれでもよい。ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）にお
いて、水は、３０〜８５重量部の割合で配合することが
好まししい。水の量が、３０重量部未満であるとｐＨの
低下が著しくなる傾向にあり好ましいとはいえず、８５
重量部を超えるとｐＨの上昇をきたす傾向となるため好
ましいとはいえない。さらに好ましくは、水は、３０〜
６５重量部の割合で配合される。金属キレート剤は、５
〜１５重量部の割合で配合することが好ましい。金属キ
レート剤の量が５重量部未満であるとｐＨ値が上昇する
傾向にあるため好ましいとはいえず、１５重量部を超え
るとｐＨ値の低下をまねき、好ましいとはいえない。さ
らに好ましくは、金属キレート剤は、５〜１２重量部の
割合で配合される。リンゴ酸もしくはクエン酸は、０．
１〜３．０重量部の割合で配合することが好ましい。リ
ンゴ酸もしくはクエン酸の量が０．１重量部未満である
と、金属キレート剤に対する捕捉能が発揮できず、３．
０重量部以上であるとｐＨが下がりすぎて好ましいとは
いえない。さらに好ましくは、リンゴ酸もしくはクエン
酸は、０．１〜２．０重量部の割合で配合される。ケイ
酸ナトリウムは、１〜４０重量部の割合で配合すること
が好ましい。ケイ酸ナトリウムの量が１重量部未満であ
るとケイ酸ナトリウムの効果が十分発揮されず、洗浄効
果が低下するため好ましいとはいえず、４０重量部を超
えるとアルカリ過剰となり好ましいとはいえない。さら
に好ましくは、ケイ酸ナトリウムは、１〜３５重量部の
割合で配合される。グリセリンは、０．５〜１５重量部
の割合で配合することが好ましい。グリセリンの量が
０．５未満であると緩衝能の低下をもたらし好ましいと
はいえず、１５重量部を超えると粘度の上昇をきたし好
ましいとはいえない。さらに好ましくは、グリセリン
は、１〜１２重量部の割合で配合される。
留水、精製純水、イオン交換軟水、通常水道水、地下水
等のいずれでもよい。ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）にお
いて、水は、３０〜８５重量部の割合で配合することが
好まししい。水の量が、３０重量部未満であるとｐＨの
低下が著しくなる傾向にあり好ましいとはいえず、８５
重量部を超えるとｐＨの上昇をきたす傾向となるため好
ましいとはいえない。さらに好ましくは、水は、３０〜
６５重量部の割合で配合される。金属キレート剤は、５
〜１５重量部の割合で配合することが好ましい。金属キ
レート剤の量が５重量部未満であるとｐＨ値が上昇する
傾向にあるため好ましいとはいえず、１５重量部を超え
るとｐＨ値の低下をまねき、好ましいとはいえない。さ
らに好ましくは、金属キレート剤は、５〜１２重量部の
割合で配合される。リンゴ酸もしくはクエン酸は、０．
１〜３．０重量部の割合で配合することが好ましい。リ
ンゴ酸もしくはクエン酸の量が０．１重量部未満である
と、金属キレート剤に対する捕捉能が発揮できず、３．
０重量部以上であるとｐＨが下がりすぎて好ましいとは
いえない。さらに好ましくは、リンゴ酸もしくはクエン
酸は、０．１〜２．０重量部の割合で配合される。ケイ
酸ナトリウムは、１〜４０重量部の割合で配合すること
が好ましい。ケイ酸ナトリウムの量が１重量部未満であ
るとケイ酸ナトリウムの効果が十分発揮されず、洗浄効
果が低下するため好ましいとはいえず、４０重量部を超
えるとアルカリ過剰となり好ましいとはいえない。さら
に好ましくは、ケイ酸ナトリウムは、１〜３５重量部の
割合で配合される。グリセリンは、０．５〜１５重量部
の割合で配合することが好ましい。グリセリンの量が
０．５未満であると緩衝能の低下をもたらし好ましいと
はいえず、１５重量部を超えると粘度の上昇をきたし好
ましいとはいえない。さらに好ましくは、グリセリン
は、１〜１２重量部の割合で配合される。
【００２５】混合界面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）に
おいて、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリール
エーテル系ノニオン界面活性剤は、５〜３０重量部の割
合で配合することが好ましい。このノニオン界面活性剤
の量が５重量部未満であると、洗浄効果が低下するため
好ましいとはいえず、３０重量部を超えると洗浄効果が
平衡状態に達するとともに、過剰発泡をまねくため好ま
しいとはいえない。さらに好ましくは、ポリオキシエチ
レンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面
活性剤は、５〜２５重量部の割合で配合される。アルキ
ルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤は、５〜５０重
量部の割合で配合することが好ましい。このアニオン界
面活性剤の量が５重量部未満であると洗浄効果が低下す
るため好ましいとはいえず、５０重量部を超えると洗浄
効果が平衡状態に達するとともに、過剰発泡をまねくた
め好ましいとはいえない。さらに好ましくは、アルキル
エーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤は、５〜４０重量
部の割合で配合される。
おいて、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリール
エーテル系ノニオン界面活性剤は、５〜３０重量部の割
合で配合することが好ましい。このノニオン界面活性剤
の量が５重量部未満であると、洗浄効果が低下するため
好ましいとはいえず、３０重量部を超えると洗浄効果が
平衡状態に達するとともに、過剰発泡をまねくため好ま
しいとはいえない。さらに好ましくは、ポリオキシエチ
レンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面
活性剤は、５〜２５重量部の割合で配合される。アルキ
ルエーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤は、５〜５０重
量部の割合で配合することが好ましい。このアニオン界
面活性剤の量が５重量部未満であると洗浄効果が低下す
るため好ましいとはいえず、５０重量部を超えると洗浄
効果が平衡状態に達するとともに、過剰発泡をまねくた
め好ましいとはいえない。さらに好ましくは、アルキル
エーテル硫酸塩系アニオン界面活性剤は、５〜４０重量
部の割合で配合される。
【００２６】混合界面活性剤溶液（ｃ）において、フッ
素系界面活性剤は、０．０１〜０．１重量部の割合で配
合することが好ましい。フッ素系界面活性剤の量が０．
０１重量部未満であると洗浄効果が低下するため好まし
いとはいえず、０．１重量部を超えると過剰発泡をまね
くため好ましいとはいえない。さらに好ましくは、フッ
素系界面活性剤は、０．０１〜０．０８重量部の割合で
配合される。
素系界面活性剤は、０．０１〜０．１重量部の割合で配
合することが好ましい。フッ素系界面活性剤の量が０．
０１重量部未満であると洗浄効果が低下するため好まし
いとはいえず、０．１重量部を超えると過剰発泡をまね
くため好ましいとはいえない。さらに好ましくは、フッ
素系界面活性剤は、０．０１〜０．０８重量部の割合で
配合される。
【００２７】上記ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）を混合界
面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）に加えた後、得られた
透明混合物に脂肪酸アルカノールアミドを混合すること
によって本発明の透明液体洗浄剤が得られるのである
が、ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）は、１０ないし３５重
量％の割合で、混合界面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）
は、８９．５ないし５９重量％の割合で、脂肪酸アルカ
ノールアミドは、０．５ないし６重量％の割合で配合す
ることが最も好ましい。ここで、脂肪酸アルカノールア
ミドの量が０．５重量％未満ではその効果がなく、６重
量％を超えると粘度の上昇が激しくなるため好ましいと
はいえない。さらに好ましくは、脂肪酸アルカノールア
ミドは、１〜４重量％の割合で配合される。
面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）に加えた後、得られた
透明混合物に脂肪酸アルカノールアミドを混合すること
によって本発明の透明液体洗浄剤が得られるのである
が、ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）は、１０ないし３５重
量％の割合で、混合界面活性剤溶液（ｂ）または（ｃ）
は、８９．５ないし５９重量％の割合で、脂肪酸アルカ
ノールアミドは、０．５ないし６重量％の割合で配合す
ることが最も好ましい。ここで、脂肪酸アルカノールア
ミドの量が０．５重量％未満ではその効果がなく、６重
量％を超えると粘度の上昇が激しくなるため好ましいと
はいえない。さらに好ましくは、脂肪酸アルカノールア
ミドは、１〜４重量％の割合で配合される。
【００２８】本発明の透明液体洗浄剤は、液体ケイ酸ナ
トリウムを４．５ないし１３．２重量％の割合で含有す
ることが最も好ましい。こうして得られるケイ酸ナトリ
ウムを含有する液体洗浄剤は、通常の使用条件下で析出
物（ケイ酸ナトリウムから析出するシリカ等、界面活性
剤のアルカリとの反応による硫酸ナトリウム等の析出
物）を生成することなく、しかも温度変化等により白濁
も生じない、いわゆるクリスタルクリアータイプの透明
性を維持し、洗浄力においても、従来の洗浄剤をはるか
に凌駕するものである。かくして、本発明の透明液体洗
浄剤組成物は、衣料の洗浄、洗面室、トイレ、浴槽を含
む浴室の洗浄において抜群の洗浄力を発揮し、さらには
に、希釈して食器の洗浄にも優れた洗浄力を示す。
トリウムを４．５ないし１３．２重量％の割合で含有す
ることが最も好ましい。こうして得られるケイ酸ナトリ
ウムを含有する液体洗浄剤は、通常の使用条件下で析出
物（ケイ酸ナトリウムから析出するシリカ等、界面活性
剤のアルカリとの反応による硫酸ナトリウム等の析出
物）を生成することなく、しかも温度変化等により白濁
も生じない、いわゆるクリスタルクリアータイプの透明
性を維持し、洗浄力においても、従来の洗浄剤をはるか
に凌駕するものである。かくして、本発明の透明液体洗
浄剤組成物は、衣料の洗浄、洗面室、トイレ、浴槽を含
む浴室の洗浄において抜群の洗浄力を発揮し、さらには
に、希釈して食器の洗浄にも優れた洗浄力を示す。
【００２９】
【実施例】実施例１ ＜ケイ酸ナトリウム溶液（ａ）の調製＞水道水５２．４
重量部、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩６
重量部およびＤＬ−リンゴ酸０．６重量部を予め混合・
溶解し、ついで、ＪＩＳ規格２号ケイ酸ナトリウム３３
重量部を攪拌しながら徐々に添加し、引き続き、攪拌し
ながらグリセリン８重量部を加えて十分に攪拌して、ケ
イ酸ナトリウム水溶液（ａ）を調製した。
重量部、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩６
重量部およびＤＬ−リンゴ酸０．６重量部を予め混合・
溶解し、ついで、ＪＩＳ規格２号ケイ酸ナトリウム３３
重量部を攪拌しながら徐々に添加し、引き続き、攪拌し
ながらグリセリン８重量部を加えて十分に攪拌して、ケ
イ酸ナトリウム水溶液（ａ）を調製した。
【００３０】＜混合界面活性剤溶液（ｂ）の調製＞ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル系ノニオン界面活性剤
（ミヨシ油脂（株）製ペレソフト２０９：第１級高級ア
ルコールエトキシレート）１６重量部、アルキルエーテ
ル硫酸塩系アニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製ス
パミンＣ−２５）２８重量部および水道水５６重量部を
十分に混合して混合界面活性剤溶液（ｂ）を調製した。
オキシエチレンアルキルエーテル系ノニオン界面活性剤
（ミヨシ油脂（株）製ペレソフト２０９：第１級高級ア
ルコールエトキシレート）１６重量部、アルキルエーテ
ル硫酸塩系アニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製ス
パミンＣ−２５）２８重量部および水道水５６重量部を
十分に混合して混合界面活性剤溶液（ｂ）を調製した。
【００３１】＜洗浄剤の調製＞上記混合界面活性剤
（ｂ）を攪拌槽中で発泡を抑えながら緩やかに攪拌しな
がら、上記ケイ酸ナトリウム水溶液を徐々に添加し、得
られた混合物に脂肪酸アルカノールアミド（ライオン油
脂（株）製スターホーム−Ｆ：ヤシ油脂肪酸とジエタノ
ールアミドとの縮合生成物）を添加・混合して、全部で
５種の洗浄剤（洗浄剤Ａ〜Ｅ）を調製した。ケイ酸ナト
リウム水溶液（ａ）、混合界面活性剤溶液（ｂ）および
脂肪酸アルカノールアミドの配合割合（重量％）を表１
に示す。
（ｂ）を攪拌槽中で発泡を抑えながら緩やかに攪拌しな
がら、上記ケイ酸ナトリウム水溶液を徐々に添加し、得
られた混合物に脂肪酸アルカノールアミド（ライオン油
脂（株）製スターホーム−Ｆ：ヤシ油脂肪酸とジエタノ
ールアミドとの縮合生成物）を添加・混合して、全部で
５種の洗浄剤（洗浄剤Ａ〜Ｅ）を調製した。ケイ酸ナト
リウム水溶液（ａ）、混合界面活性剤溶液（ｂ）および
脂肪酸アルカノールアミドの配合割合（重量％）を表１
に示す。
【００３２】実施例２ ＜ケイ酸ナトリウム水溶液（ａ）の調製＞水道水５２．
４重量部、エチレンジアミンテトラ酢酸４Ｎａ６重量部
およびクエン酸０．６重量部を予め溶解し、次いで、Ｊ
ＩＳ規格３号ケイ酸ナトリウム３３重量部を攪拌しなが
ら徐々に添加し、引き続き攪拌しながら、グリセリン８
重量部を加えてよく攪拌して、ケイ酸ナトリウム水溶液
（ａ）を調製した。
４重量部、エチレンジアミンテトラ酢酸４Ｎａ６重量部
およびクエン酸０．６重量部を予め溶解し、次いで、Ｊ
ＩＳ規格３号ケイ酸ナトリウム３３重量部を攪拌しなが
ら徐々に添加し、引き続き攪拌しながら、グリセリン８
重量部を加えてよく攪拌して、ケイ酸ナトリウム水溶液
（ａ）を調製した。
【００３３】＜混合界面活性剤溶液（ｃ）の調製＞アニ
オン界面活性剤の硫酸エステル型アルキルエーテル硫酸
塩系アニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製スパミン
Ｃ−２５））２７．９重量部、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル系ノニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）
製ペレソフト２０９）１６重量部、フッ素系界面活性剤
（旭硝子（株）製サーフロン（SURFLON ）Ｓ−１１１
（水溶性）：パーフルオロＣ8 アルキルカルボン酸）
０．１重量部、および水道水５６重量部を十分に混合し
て、混合界面活性剤溶液（ｃ）を調製した。
オン界面活性剤の硫酸エステル型アルキルエーテル硫酸
塩系アニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）製スパミン
Ｃ−２５））２７．９重量部、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル系ノニオン界面活性剤（ミヨシ油脂（株）
製ペレソフト２０９）１６重量部、フッ素系界面活性剤
（旭硝子（株）製サーフロン（SURFLON ）Ｓ−１１１
（水溶性）：パーフルオロＣ8 アルキルカルボン酸）
０．１重量部、および水道水５６重量部を十分に混合し
て、混合界面活性剤溶液（ｃ）を調製した。
【００３４】＜洗浄剤の調製＞上記混合界面活性剤
（ｃ）を攪拌槽中で発泡を抑えながら緩やかに攪拌しな
がら、上記ケイ酸ナトリウム水溶液を徐々に添加し、得
られた混合物に脂肪酸アルカノールアミド（ライオン油
脂（株）製スターホーム−Ｆ）を添加・混合して、全部
で４種（洗浄剤Ｆ〜Ｉ）の洗浄剤を調製した。ケイ酸ナ
トリウム水溶液（ａ）、混合界面活性剤溶液（ｃ）およ
び脂肪酸アルカノールアミドの配合割合（重量％）を表
２に示す。
（ｃ）を攪拌槽中で発泡を抑えながら緩やかに攪拌しな
がら、上記ケイ酸ナトリウム水溶液を徐々に添加し、得
られた混合物に脂肪酸アルカノールアミド（ライオン油
脂（株）製スターホーム−Ｆ）を添加・混合して、全部
で４種（洗浄剤Ｆ〜Ｉ）の洗浄剤を調製した。ケイ酸ナ
トリウム水溶液（ａ）、混合界面活性剤溶液（ｃ）およ
び脂肪酸アルカノールアミドの配合割合（重量％）を表
２に示す。
【００３５】なお、表１および表２には、洗浄剤Ａ〜Ｉ
それぞれにおける各成分の全体に占める割合（重量
％）、各洗浄剤のｐＨ値、およびＪＩＳ Ｋ３３６２の
６．３による各洗浄剤のｐＨ値（水で１０００倍希釈：
表１および表２において１０００倍希釈ｐＨ値として表
示）をも合わせて示す。なお、各ｐＨ値は、東亜電波工
業（株）製ガラス電極ｐＨメーターＨＭ−２０Ｓ型を使
用して測定した。
それぞれにおける各成分の全体に占める割合（重量
％）、各洗浄剤のｐＨ値、およびＪＩＳ Ｋ３３６２の
６．３による各洗浄剤のｐＨ値（水で１０００倍希釈：
表１および表２において１０００倍希釈ｐＨ値として表
示）をも合わせて示す。なお、各ｐＨ値は、東亜電波工
業（株）製ガラス電極ｐＨメーターＨＭ−２０Ｓ型を使
用して測定した。
【００３６】
【表１】
【００３７】
【表２】
【００３８】以上のように調製した各洗浄剤について、
下記要領で透明性、白濁感、安定性を評価し、粘度を測
定した。 ［透明性］洗浄剤２００ｍＬを直径６０ｍｍの透明ガラ
スビンに入れ、洗浄剤を通して普通サイズ和英辞典の文
字が判読しうるか否かについて以下の基準で評価した。
下記要領で透明性、白濁感、安定性を評価し、粘度を測
定した。 ［透明性］洗浄剤２００ｍＬを直径６０ｍｍの透明ガラ
スビンに入れ、洗浄剤を通して普通サイズ和英辞典の文
字が判読しうるか否かについて以下の基準で評価した。
【００３９】 ○：明快に判読できる。 △：どうにか判読できる。 ×：判読できない。
【００４０】［白濁感］各洗浄剤中のケイ酸ナトリウム
から折出するシリカによる白濁および界面活性剤のアル
カリ反応による白濁、温度変化による光学異方性等によ
る白濁感を判定するため、洗浄剤２００ｍＬを直径６０
ｍｍの栓付きガラスビンに入れ目視により、以下の基準
で判定した。
から折出するシリカによる白濁および界面活性剤のアル
カリ反応による白濁、温度変化による光学異方性等によ
る白濁感を判定するため、洗浄剤２００ｍＬを直径６０
ｍｍの栓付きガラスビンに入れ目視により、以下の基準
で判定した。
【００４１】 ○：全く白濁感がない △：少し白濁感がある ×：白濁した。
【００４２】［安定性］内容積２００ｍＬのガラスビン
に洗浄剤を充填し、密栓した後、３５℃で１ヶ月保存し
た後安定性を以下の基準で判定した。
に洗浄剤を充填し、密栓した後、３５℃で１ヶ月保存し
た後安定性を以下の基準で判定した。
【００４３】 ○：ケイ酸ナトリウムの分離沈殿を認めない △：ケイ酸ナトリウムの分離沈殿を少量認める ×：ケイ酸ナトリウムの分離沈殿を認める。
【００４４】［粘度］東京計器( 株) 製Ｃ型粘度計を用
いて測定した。以上の結果を表３および表４に示す。
いて測定した。以上の結果を表３および表４に示す。
【００４５】
【表３】
【００４６】
【表４】
【００４７】次に、本発明の液体洗浄剤Ａ〜Ｉのうち、
液体洗浄剤Ｂ、Ｃ、ＧおよびＨについてその洗浄力評価
試験を行った。この洗浄力評価試験は、ＪＩＳ−Ｋ３３
６２-1990 ７ ７．１衣料用合成洗剤の洗浄力評価方法
に準じて以下のように行った。
液体洗浄剤Ｂ、Ｃ、ＧおよびＨについてその洗浄力評価
試験を行った。この洗浄力評価試験は、ＪＩＳ−Ｋ３３
６２-1990 ７ ７．１衣料用合成洗剤の洗浄力評価方法
に準じて以下のように行った。
【００４８】イ）試験布として天竺白布を使用した。１
つの洗浄剤試料に対して、試験布（通常作業条件下の衿
垢布）１５枚を一組として、それぞれの下記数量の試験
布を用意した。
つの洗浄剤試料に対して、試験布（通常作業条件下の衿
垢布）１５枚を一組として、それぞれの下記数量の試験
布を用意した。
【００４９】その１：１５枚×４組（判定用指標洗剤
用） その２：１５枚×４組（試験用洗浄剤用） ロ）洗浄力判定用指標洗剤は、ＪＩＳ−Ｋ３３６２-199
0 の５．２１．１によって水分を測定し、無水物に換算
して１．３３ｇを量り取り、ＪＩＳ−Ｋ３３６２-1990
の７．１．４．３７に規定する使用水１０００ｍＬに溶
解する。この指標洗剤溶液を４つ用意する。
用） その２：１５枚×４組（試験用洗浄剤用） ロ）洗浄力判定用指標洗剤は、ＪＩＳ−Ｋ３３６２-199
0 の５．２１．１によって水分を測定し、無水物に換算
して１．３３ｇを量り取り、ＪＩＳ−Ｋ３３６２-1990
の７．１．４．３７に規定する使用水１０００ｍＬに溶
解する。この指標洗剤溶液を４つ用意する。
【００５０】ハ）同様に、本発明の液体洗浄剤Ｂ、Ｃ、
ＧおよびＨそれぞれを規定された洗剤使用濃度（ｇ／
Ｌ）になるように規定使用水１０００ｍＬに溶解する。
こうして、本発明の液体洗浄剤の水溶液が４つ用意され
る。
ＧおよびＨそれぞれを規定された洗剤使用濃度（ｇ／
Ｌ）になるように規定使用水１０００ｍＬに溶解する。
こうして、本発明の液体洗浄剤の水溶液が４つ用意され
る。
【００５１】ニ）上記その１の衿垢布１５枚一組ずつを
それぞれ３０℃の上記指標洗剤溶液の各１Ｌに浸す。 ホ）上記その２の衿垢布１５枚一組をそれぞれ３０℃の
上記液体洗浄剤の水溶液１Ｌにそれぞれ浸す。
それぞれ３０℃の上記指標洗剤溶液の各１Ｌに浸す。 ホ）上記その２の衿垢布１５枚一組をそれぞれ３０℃の
上記液体洗浄剤の水溶液１Ｌにそれぞれ浸す。
【００５２】ヘ）各洗浄剤溶液中で衿垢布をかき混ぜな
がら１０分間洗浄する。洗浄終了後試料布を軽く絞って
３０℃の規定使用水１Ｌ中に入れ、かき混ぜながら３分
間すすぎ、これを２回繰り返す。すすぎ終了後、各試料
布を風乾し、指標洗剤溶液で洗浄した試料布と本発明の
液体洗浄剤で洗浄した試料布をそれぞれれ一対ずつ縫い
合わせ、アイロン仕上げして、全部で１５×４体の判定
試料を作成する。
がら１０分間洗浄する。洗浄終了後試料布を軽く絞って
３０℃の規定使用水１Ｌ中に入れ、かき混ぜながら３分
間すすぎ、これを２回繰り返す。すすぎ終了後、各試料
布を風乾し、指標洗剤溶液で洗浄した試料布と本発明の
液体洗浄剤で洗浄した試料布をそれぞれれ一対ずつ縫い
合わせ、アイロン仕上げして、全部で１５×４体の判定
試料を作成する。
【００５３】ついで、各１５対の判定試料布を白色の台
紙上にＮｏ．１〜Ｎｏ．１５の記号をつけて順に配置
し、３名のパネリストにより、各一対における試料布１
枚ずつについて、指標洗剤溶液で洗浄した衿垢布の汚れ
落ちの程度に対する本発明の洗浄剤溶液で洗浄した衿垢
布の汚れ落ちの程度を比較し、以下の基準で評点をつけ
て評価した。
紙上にＮｏ．１〜Ｎｏ．１５の記号をつけて順に配置
し、３名のパネリストにより、各一対における試料布１
枚ずつについて、指標洗剤溶液で洗浄した衿垢布の汚れ
落ちの程度に対する本発明の洗浄剤溶液で洗浄した衿垢
布の汚れ落ちの程度を比較し、以下の基準で評点をつけ
て評価した。
【００５４】 明らかに劣る ：−２ やや劣る ：−１ ほとんど差がない：０ やや優る ：＋１ 明らかに優る ：＋２ 結果を下記表５〜表８に示す。
【００５５】
【表５】
【００５６】
【表６】
【００５７】
【表７】
【００５８】
【表８】
【００５９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、今日
まで困難あるいは不可能とされていたケイ酸ナトリウム
を界面活性剤とともに含有する透明液体洗浄剤を初めて
提供できたものである。本発明のケイ酸ナトリウムを含
有する透明液体洗浄剤は、長期にわたって安定であり、
析出物を生じさせたり、白濁化することがなく、洗浄力
が非常に優れている。
まで困難あるいは不可能とされていたケイ酸ナトリウム
を界面活性剤とともに含有する透明液体洗浄剤を初めて
提供できたものである。本発明のケイ酸ナトリウムを含
有する透明液体洗浄剤は、長期にわたって安定であり、
析出物を生じさせたり、白濁化することがなく、洗浄力
が非常に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ１１Ｄ 1/72 Ｃ１１Ｄ 1/72 3/08 3/08 3/20 3/20 3/33 3/33 10/02 10/02 (56)参考文献 特開 昭52−82908（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−89209（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−283972（ＪＰ，Ａ) 特表 平７−506608（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C11D 17/08 C11D 1/00 - 3/60
Claims (9)
- 【請求項１】 （ａ）液体ケイ酸ナトリウム１ないし４
０重量部、水３０ないし８５重量部、金属キレート剤５
ないし１５重量部、リンゴ酸もしくはクエン酸０．１な
いし３．０重量部およびグリセリン０．１５ないし１５
重量部からなるケイ酸ナトリウム溶液１０ないし３５重
量％、（ｂ）アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面活
性剤５ないし５０重量部、ポリオキシエチレンアルキル
もしくはアリールエーテル系ノニオン界面活性剤５ない
し３０重量部および水２０ないし６５重量部からなる界
面活性剤溶液または（ｃ）アルキルエーテル硫酸塩系ア
ニオン界面活性剤５ないし５０重量部、ポリオキシエチ
レンアルキルもしくはアリールエーテル系ノニオン界面
活性剤５ないし３０重量部、フッ素系界面活性剤０．０
１ないし０．１重量部および水２０ないし６５重量部か
らなる界面活性剤溶液８９．５ないし５９重量％、
（ｄ）脂肪酸アルカノールアミド０．５ないし６重量％
からなる透明液体洗浄剤。 - 【請求項２】 液体ケイ酸ナトリウム０．１〜１４重量
％、金属キレート剤０．５〜２９．７５重量％、リンゴ
酸もしくはクエン酸０．０１〜１．０５重量％、グリセ
リン０．０１５〜５．２５重量％、アルキルエーテル硫
酸塩系アニオン界面活性剤２．９５〜４４．７５重量
％、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエー
テル系ノニオン界面活性剤２．９５〜２６．８５重量
％、脂肪酸アルカノールアミド０．５ないし６重量％お
よび残部水からなる透明液体洗浄剤。 - 【請求項３】 液体ケイ酸ナトリウム０．１〜１４重量
％、金属キレート剤０．５〜２９．７５重量％、リンゴ
酸もしくはクエン酸０．０１〜１．０５重量％、グリセ
リン０．０１５〜５．２５重量％、アルキルエーテル硫
酸塩系アニオン界面活性剤２．９５〜４４．７５重量
％、ポリオキシエチレンアルキルもしくはアリールエー
テル系ノニオン界面活性剤２．９５〜２６．８５重量
％、フッ素系界面活性剤０．００５９〜０．０８９５重
量％、脂肪酸アルカノールアミド０．５ないし６重量％
および残部水からなる透明液体洗浄剤。 - 【請求項４】 液体ケイ酸ナトリウムを４．５ないし１
３．２重量％の割合で含有する請求項１ないし３のいず
れか１項に記載の透明液体洗浄剤。 - 【請求項５】 金属キレート剤が、エチレンジアミンテ
トラ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸四ナトリウム塩
およびエチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウムからな
る群の中から選ばれる請求項１ないし４のいずれか１項
に記載の透明液体洗浄剤。 - 【請求項６】 アルキルエーテル硫酸塩系アニオン界面
活性剤が、式： Ｒ−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3 Ｍ （ここで、Ｒは第１級アルキル基、Ｍはカチオン、ｎは
１〜１０）で表される第１級高級アルコールエトキシス
ルフェート、および式： Ｒ（Ｒ’）−Ｃ（Ｈ）−（ＯＣＨ2 ＣＨ2 ）n ＯＳＯ3 Ｍ （ここで、Ｒはアルキル基、Ｒ’はアルキル基、Ｍはカ
チオン、ｎは１〜１０）で表される第２級高級アルコー
ルエトキシスルフェートからなる群の中から選ばれる請
求項１ないし５のいずれか１項に記載の透明液体洗浄
剤。 - 【請求項７】 ポリオキシエチレンアルキルエーテル系
ノニオン界面活性剤が、式： ＲＯ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒはアルキル基、ｎは７〜１０）で表される
請求項１ないし６のいずれか１項に記載の透明液体洗浄
剤。 - 【請求項８】 ポリオキシエチレンアリールエーテル系
ノニオン界面活性剤が、式： Ｒ−Ｃ6 Ｈ4 −Ｏ（ＣＨ2 ＣＨ2 Ｏ）n Ｈ （ここで、Ｒは、アルキル基、ｎは、９〜１２）で表さ
れるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを含
む請求項１ないし６のいずれか１項に記載の透明液体洗
浄剤。 - 【請求項９】 脂肪酸アルカノールアミドが、Ｃ8 〜Ｃ
18脂肪酸と、Ｃ8 〜Ｃ18アルカノールアミンとの縮合生
成物である請求項１ないし８のいずれか１項に記載の透
明液体洗浄剤。
Priority Applications (11)
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|---|---|---|---|
| JP34945997A JP3262523B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ケイ酸ナトリウムを含有する透明液体洗浄剤 |
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| ES98961400T ES2207018T3 (es) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | Detergente liquido transparente que contiene silicato de sodio. |
| CA002281784A CA2281784C (en) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | Transparent liquid detergent containing sodium silicate |
| DE69819137T DE69819137T2 (de) | 1997-12-18 | 1998-12-17 | Transparentes, natriumsilikathaltiges flüssigwaschmittel |
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|---|---|---|---|
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-
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