JP3262146B2 - 交流電動機の可変速駆動装置 - Google Patents

交流電動機の可変速駆動装置

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JP3262146B2
JP3262146B2 JP26418293A JP26418293A JP3262146B2 JP 3262146 B2 JP3262146 B2 JP 3262146B2 JP 26418293 A JP26418293 A JP 26418293A JP 26418293 A JP26418293 A JP 26418293A JP 3262146 B2 JP3262146 B2 JP 3262146B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/0003Control strategies in general, e.g. linear type, e.g. P, PI, PID, using robust control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機の一次抵抗
や漏れインダクタンスが所望の値になるように制御可能
とした交流電動機の可変速駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の可変速駆動装置の概略的
な構成を示している。図において、101は誘導電動機
や同期電動機の如き交流電動機、102はインバータ等
の電力変換器、103は電力変換器102を介して交流
電動機101に供給する交流電圧の周波数及び振幅の指
令値を一意的に与える交流電圧指令発生器である。この
可変速駆動装置では、電力変換器102を可変電圧・可
変周波数の電源として用いることにより、交流電動機1
01の可変速運転を行っている。なお、図において、v
1a *,v1b *,v1c *は交流電動機101の各相(a相、
b相、c相)の一次電圧指令値、v1a,v1b,v1cは一
次電圧(検出値)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、交流電圧指令発生器103から直接出力される交流
電圧の周波数と振幅の指令値は、交流電動機101の固
定子の抵抗や配線の抵抗からなる一次抵抗や漏れインダ
クタンスの値によって最適値が異なり、安定に運転を行
なうには駆動装置ごとに指令値を調整しなくてはならな
かった。更に、一次抵抗や漏れインダクタンスと指令値
の調整量との関係が複雑で、調整作業が困難であるとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、交流電動機の等
価的な一次抵抗や漏れインダクタンスが所望の値になる
ように電気的に調整可能とし、駆動装置ごとの煩雑な調
整作業を不要にすると共に、交流電動機の運転を安定化
させることができる交流電動機の可変速駆動装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明は、交流電圧の周波数及び振幅を含む交流
電圧指令値を出力する交流電圧指令発生器と、前記交流
電圧指令値に基づき可変電圧・可変周波数の交流電圧を
出力して交流電動機に供給する電力変換器とを備えた可
変速駆動装置において、電力変換器の出力電流を検出す
る電流検出器と、この電流検出器による各相の電流検出
値を増幅する増幅器からなる調節器と、前記交流電圧指
令値から前記増幅器の出力信号をそれぞれ減算して電力
変換器に入力する手段と、を備え、前記増幅器のゲイン
を、交流電動機のインピーダンスと直列に挿入される抵
抗値に相当する値としたものである。
【0006】 第2発明は、交流電圧指令値に基づき可
変電圧・可変周波数の交流電圧を出力して交流電動機に
供給する電力変換器を備えた可変速駆動装置において、
交流電動機の一次周波数指令値及び回転直交座標系にお
ける2軸電圧指令値を発生する周波数・2軸電圧指令値
発生器と、電力変換器の出力電流を検出する電流検出器
と、前記一次周波数指令値から演算した位相が入力さ
れ、前記電流検出器による各相の電流検出値を直交2軸
電流成分に座標変換する第1のベクトル回転器と、第1
のベクトル回転器から出力された直交2軸電流成分を増
幅する増幅器からなる調節器と、前記2軸電圧指令値か
ら前記増幅器の出力信号をそれぞれ減算する手段と、こ
の減算手段の出力信号を各相電圧指令値に座標変換して
電力変換器に入力する第2のベクトル回転器と、を備
え、前記増幅器のゲインを、交流電動機のインピーダン
スと直列に挿入される抵抗値に相当する値としたもので
ある。
【0007】 第3発明は、交流電圧の周波数及び振幅
を含む交流電圧指令値を出力する交流電圧指令発生器
と、前記交流電圧指令値に基づき可変電圧・可変周波数
の交流電圧を出力して交流電動機に供給する電力変換器
とを備えた可変速駆動装置において、電力変換器の出力
電流を検出する電流検出器と、この電流検出器による各
相の電流検出値を微分する微分器からなる調節器と、前
記交流電圧指令値から前記微分器の出力信号をそれぞれ
減算して電力変換器に入力する手段と、を備え、前記微
分器のゲインを、交流電動機の漏れインダクタンスと直
列に挿入される漏れインダクタンス値に相当する値とし
ものである。
【0008】 第4発明は、交流電圧指令値に基づき可
変電圧・可変周波数の交流電圧を出力して交流電動機に
供給する電力変換器を備えた可変速駆動装置において、
交流電動機の一次周波数指令値及び回転直交座標系にお
ける2軸電圧指令値を発生する周波数・2軸電圧指令値
発生器と、電力変換器の出力電流を検出する電流検出器
と、前記一次周波数指令値から演算した位相が入力さ
れ、前記電流検出器による各相の電流検出値を直交2軸
電流成分に座標変換する第1のベクトル回転器と、第1
のベクトル回転器から出力された直交2軸電流成分が
れぞれ入力される第1,第2の微分器及び第1,第2の
増幅器、第1,第2の増幅器の出力信号と前記一次周波
数指令値とをそれぞれ乗算する第1,第2の乗算器、及
び、第1の微分器の出力信号から第2の乗算器の出力信
を減算する減算手段、並びに、第2の微分器の出力信
号と第1の乗算器の出力信号とを加算する加算手段と備
えた調節器と、前記2軸電圧指令値から前記加算手段及
び前記減算手段の出力信号をそれぞれ減算する手段と、
この減算する手段の出力信号を各相電圧指令値に座標変
換して電力変換器に入力する第2のベクトル回転器と、
を備え、前記第1,第2の微分器のゲイン及び第1,第
2の増幅器のゲインを、交流電動機の漏れインダクタン
スと直列に挿入される漏れインダクタンス値に相当する
値としたものである。
【0009】 第5発明は、請求項1記載の交流電動機
の可変速駆動装置において、請求項3記載の微分器から
なる調節器と、交流電圧指令値から請求項3記載の微分
器の出力信号をそれぞれ減算して電力変換器に入力する
手段とを備えたものである。
【0010】 第6発明は、請求項2記載の交流電動機
の可変速駆動装置において、請求項4記載の調節器と、
交流電圧指令値から請求項4記載の調節器の出力信号を
それぞれ減算する手段とを備えたものである。
【0011】 第7発明は、請求項4記載の交流電動機
の可変速駆動装置において、請求項1記載の調節器と、
第2のベクトル回転器から出力される各相電圧指令値か
ら請求項1記載の調節器の出力信号を減算して電力変換
器に入力する手段とを備えたものである。
【0012】 第8発明は、請求項2記載の交流電動機
の可変速駆動装置において、請求項3記載の調節器と、
第2のベクトル回転器から出力される各相電圧指令値か
ら請求項3記載の調節器の出力信号を減算して電力変換
器に入力する手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】1)第1発明の作用 第1発明において、ゲインKRの増幅器からなる調節器
を使って電流検出器により検出した交流電動機の各相一
次電流i1a,i1b,i1cを増幅し、交流電圧指令値v1a
*,v1b *,v1c *から減算して得た交流電圧指令値を電
力変換器に与えることで、交流電動機の等価的な一次抵
抗を変えることができる。三相交流電動機の場合を例に
とると、各相の交流電圧指令値v1 *(v1a *,v1b *,v1c
*)と一次電流検出値i1(i1a,i1b,i1c)とから、
最終的な一次電圧指令値v1(v1a,v1b,v1c)を数
式1に従って与える。
【0014】
【数1】 v1a=v1a *−KR1a1b=v1b *−KR1b1c=v1c *−KR1c
【0015】数式1のそれぞれを数式2に示すように各
相電流検出値で割り、交流電圧指令値から見たインピー
ダンスを求める。
【0016】
【数2】 v1a */i1a=KR+v1a/i1a=KR+R1+pLσ+ea/i1a1b */i1b=KR+v1b/i1b=KR+R1+pLσ+eb/i1b1c */i1c=KR+v1c/i1c=KR+R1+pLσ+ec/i1c
【0017】数式2から、数式3が得られる。なお、数
式2、数式3において、R1:一次抵抗、配線抵抗及び
交流電動機固定子巻線抵抗の和、Lσ:漏れインダクタ
ンス、e:逆起電力、p:微分演算子である。
【0018】
【数3】 v1a=R11a+pLσi1a+ea1b=R11b+pLσi1b+eb1c=R11c+pLσi1c+ec
【0019】すなわち、交流電圧指令値からみると、交
流電動機のインピーダンスと直列に、抵抗KRが挿入さ
れた状態と等価になる。更に、増幅器のゲインKRの代
わりに、(KR−R1)を設定すれば数式2は数式4のよ
うになる。
【0020】
【数4】 v1a */i1a=KR+pLσ+ea/i1a1b */i1b=KR+pLσ+eb/i1b1c */i1c=KR+pLσ+ec/i1c
【0021】数式4の右辺第1項から明らかなように、
交流電圧指令値からみた交流電動機のインピーダンスと
して任意の一次抵抗KRを実現することができる。更
に、上記においてKR≫R1としておけば、R1の温度変
化や設定誤差による設定値と実際値との相違による影響
が抑えられ、交流電動機の安定した運転特性が得られ
る。
【0022】2)第2発明の作用 上記第1発明は、回転直交座標系において、直交する2
軸電流成分を2軸電圧指令値に帰還することによっても
実現可能であり、これが第2発明に相当する。回転直交
座標系における交流電動機の電圧・電流の関係は、数式
5に示すとおりである。
【0023】
【数5】
【0024】なお、数式5において、v1d,v1q
1d,i1q:一次電圧・電流のd軸,q軸成分、ed
q:逆起電力eのd軸,q軸成分、ω1:一次角周波数
である。第2発明では、ゲインKRの増幅器により構成
された調節器を介して、2軸電流成分を数式6のように
帰還する。
【0025】
【数6】
【0026】ただし、v1d *,v1q *:d軸,q軸電圧指
令値である。数式6に数式5を代入して変形すると、数
式7のように交流電動機の一次側の直列抵抗が等価的に
(KR+R1)になる。
【0027】
【数7】
【0028】更に、ゲインKRの代わりに(KR−R1
と置き換えれば数式8が得られ、第1発明と同様に任意
の一次抵抗KRを実現することができる。また、KR≫R
1としておけば、第1発明と同様にR1の誤差の影響が抑
制され、安定した運転特性が得られる。
【0029】
【数8】
【0030】3)第3発明の作用 第3発明において、調節器を構成する微分器のゲインを
Lとし、微分した各相の一次電流検出値を交流電圧指
令値から減算すれば、数式9が得られる。
【0031】
【数9】 v1a=v1a *−pKL1a1b=v1b *−pKL1b1c=v1c *−pKL1c
【0032】数式10に示すように、数式9を一次電流
検出値i1a,i1b,i1cで割り、交流電圧指令値から見
たインピーダンスを求める。
【0033】
【数10】 v1a */i1a=pKL+v1a/i1a=R1+pKL+pLσ+ea/i1a1b */i1b=pKL+v1b/i1b=R1+pKL+pLσ+eb/i1b1c */i1c=pKL+v1c/i1c=R1+pKL+pLσ+ec/i1c
【0034】すなわち、交流電圧指令値からみると、交
流電動機の漏れインダクタンスが(KL+Lσ)になっ
たのと等価になる。更に、数式10におけるゲインをK
Lの代わりに(KL−Lσ)と置き換えれば、数式11が
得られ、漏れインダクタンスを任意に設定することがで
きる。例えば、ゲインを(−Lσ)とすれば、見かけ上
の漏れインダクタンスを0にすることができる。
【0035】
【数11】 v1a */i1a=R1+pKL+ea/i1a1b */i1b=R1+pKL+eb/i1b1c */i1c=R1+pKL+ec/i1c
【0036】4)第4発明の作用 第3発明と同様の効果は、回転直交座標系において、直
交する2軸電流成分を調節器内において増幅または微分
し、2軸電圧指令値に帰還することによっても同様に実
現でき、これが第4発明に相当する。すなわち、数式5
の漏れインダクタンスの項を参考にして、調節器による
2軸電流成分の帰還を数式12のようにする。
【0037】
【数12】
【0038】なお、数式12において、KL1:微分器ゲ
イン、KL2:増幅器ゲインである。この数式12を数式
5に代入して変形すると、数式13が得られる。
【0039】
【数13】
【0040】数式13から、漏れインダクタンスは過渡
インピーダンスがp(Lσ+KL1)、リアクタンス分が
ω1(Lσ+KL2)となっていることがわかる。ここ
で、ゲインKL1,KL2は、微分器及び増幅器によりそれ
ぞれ独立して設定可能である。更に、KL1,KL2の代わ
りに(KL1−Lσ),(KL2−Lσ)とすれば、数式1
4が得られる。
【0041】
【数14】
【0042】数式14において、漏れインダクタンスは
過渡インピーダンスがpKL1,リアクタンス分がω1
L2となるので、KL1,KL2の調整によって任意の値に設
定、変更可能である。例えば、微分器及び増幅器のゲイ
ンをそれぞれ(−Lσ)とすれば、見掛け上の漏れイン
ダクタンスあるいは漏れリアクタンスは0となる。
【0043】5)第5発明の作用 第1発明によれば、調節器のゲインKRによって等価的
な一次抵抗を調整することができる。これに第3発明に
おける調節器を組み合わせると、漏れインダクタンスに
ついても調節器のゲインKLで制御することができるよ
うになる。第1発明における調節器と第3発明における
調節器との間に干渉はないので、各調節器で独立した制
御、すなわち一次抵抗と漏れインダクタンスの独立した
制御が可能である。
【0044】6)第6発明の作用 第2発明の構成によれば、調節器のゲインKRによって
等価的な一次抵抗を調整でき、これに第4発明における
調節器を組み合わせると、漏れインダクタンスについて
も微分器及び増幅器のゲインKL1,KL2により制御する
ことができるようになる。第2発明における調節器と第
4発明における調節器との間に干渉はないので、この発
明でも一次抵抗と漏れインダクタンスの独立した制御が
可能である。
【0045】7)第7発明の作用 第4発明によれば、等価的な漏れインダクタンスを調整
することができ、これに第1発明におけるゲインKR
増幅器からなる調節器を用いて交流電圧指令値に帰還を
かける構成を付加すると、交流電動機の等価的な一次抵
抗も任意に設定、変更することができる。第1発明にお
ける調節器と第4発明における調節器との間に干渉はな
いので、この発明でも一次抵抗と漏れインダクタンスの
独立した制御が可能である。
【0046】8)第8発明の作用 第2発明によると、交流電動機の等価的な一次抵抗を変
えることができ、これに第3発明におけるゲインKL
微分器からなる調節器を用いて交流電圧指令値に帰還を
かける構成を付加すると、等価的な漏れインダクタンス
も任意に設定、変更することができる。第2発明におけ
る調節器と第3発明における調節器との間に干渉はない
ので、この発明でも一次抵抗と漏れインダクタンスの独
立した制御が可能になる。
【0047】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。以下に示す実施例では、簡単のため、駆動対象とし
て三相交流電動機を例に挙げる。なお、相数の異なる交
流電動機でも、装置の構成要素数が異なるだけで本発明
は適用可能である。
【0048】図1は、第1発明の第1実施例の構成を示
している。なお、図13と同一の構成要素には同一の番
号を付してある。図1(a)において、電力変換器10
2と交流電動機101との間には電流検出器105〜1
07が設けられている。電流検出器105〜107によ
る各相電流検出値i1a,i1b,i1cは調節器104に入
力され、調節器104の出力信号104a,104b,1
04cは交流電圧指令発生器103からの一次電圧指令
値v1a *,v1b *,v1c *から減算されてその減算結果が
一次電圧指令値として電力変換器102に入力されてい
る。
【0049】調節器104は、図1(b)に示すように
各相に対応する増幅器120〜122からなっている。
これらの増幅器120〜122は、各相電流検出値
1a,i1b,i1cに所定のゲインKRを乗じて信号10
a,104b,104cとして出力する。なお、抵抗分
の設定は増幅器120〜122のゲインKRにより行な
う。
【0050】この実施例において、前述のごとく、ゲイ
ンKRの増幅器120〜122により各相電流検出値i
1a,i1b,i1cを増幅し、一次電圧指令値v1a *
1b *,v1c *から減算することで、交流電動機101の
等価的な一次抵抗を変えることができる。すなわち、前
記数式1に示した各相一次電圧を指令値として電力変換
器101に与えることにより、一次電圧指令値から見る
と、交流電動機101のインピーダンスと直列に抵抗K
Rが挿入されたのと等価になる。よって適宜なゲインKR
を設定することにより、任意の一次抵抗を実現すること
ができる。
【0051】図2は、第1発明の第2実施例の構成を示
している。この実施例は、図2(a)に示すように、電
流検出器105,107を2つにして二相分の電流検出
値i1a,i1cを得、調節器201の内部での演算により
各相分の出力信号201a,201b,201cを算出す
る。図2(b),(c)は調節器201の構成を示して
おり、図2(b)は3つの増幅器120〜122を備
え、これらの入力側で増幅器121の入力信号を作った
場合、図2(c)は2つの調節器120,122を備
え、これらの出力信号を用いて三相分の出力信号201
a,201b,201cを得る場合である。
【0052】図3は第2発明の第1実施例の構成を示し
ている。図において、401は周波数・2軸電圧指令発
生器であり、一次周波数指令値ω1及び回転直交座標に
おける2軸電圧指令値v1d *,v1q *を出力する。一方、
404はベクトル回転器であり、電流検出器105〜1
07による各相電流検出値i1a,i1b,i1cを回転直交
座標における2軸電流成分i1d,i1qに座標変換する。
なお、ベクトル回転器404には、一次周波数指令値ω
1を積分器403に入力して得た位相も入力されてい
る。
【0053】ベクトル回転器404から出力される2軸
電流成分i1d,i1qは増幅器406,407からなる調
節器405に入力され、それぞれゲインKRが乗じられ
て信号405d,405qとなる。これらの信号は周波数
・2軸電圧指令発生器401からの2軸電圧指令値v1d
*,v1q *から各々減じられ、ベクトル回転器402に入
力される。ベクトル回転器402では、2軸電圧指令値
を座標変換して各相の一次電圧指令値v1a *,v1b *,v
1c *を生成し、電力変換器102に入力する。そして、
電力変換器102では上記電圧指令値に基づき各相の一
次電圧v1a,v1b,v1cを生成し、交流電動機101に
供給する。
【0054】上記構成により、回転直交座標系における
2軸電流成分i1d,i1qを2軸電圧指令値v1d *,v1q *
に帰還し、新たに得た2軸電圧指令値を座標変換して各
相電圧指令値v1a *,v1b *,v1c *を得ることにより、
第1発明と同様に交流電動機の任意の一次抵抗を実現す
ることができる。また、KR≫R1(R1:交流電動機の
一次抵抗、配線抵抗及び固定子巻線抵抗の和)とするこ
とにより、R1の誤差の影響が抑制され、安定した運転
特性を得ることが可能になる。
【0055】図4は第2発明の第2実施例である。図3
と異なるのは、ベクトル回転器501に相電流を与える
ための電流検出器105,107が2つになっている点
のみであり、全体的な動作としては同じであるため、説
明を省略する。
【0056】図5は、第3発明の第1実施例の構成を示
している。図5(a)はその全体的な構成であり、調節
器601を除いて図1(a)と同様である。調節器60
1は、図5(b)に示すように微分器605〜607か
らなり、各相電流検出値i1a,i1b,i1cに微分器60
5〜607のゲインKLを乗じて得た出力信号601a
601b,601cを一次電圧指令値v1a *,v1b *,v1c
*から減算し、その結果が一次電圧指令値として電力変
換器102に入力される。ここで、インダクタンス分の
設定は微分器605〜607のゲインKLにより行う。
【0057】この実施例によれば、微分器605〜60
7のゲインKLを調節することにより、前記数式10、
数式11に示したように交流電動機の等価的な漏れイン
ダクタンスを任意の値に設定、変更でき、最適値に設定
すれば交流電圧指令値を装置ごとに調節する必要がなく
なる。
【0058】図6は第3発明の第2実施例の構成を示し
ている。この実施例では、図6(a)に示すように、2
つの電流検出器105,107による電流検出値i1a
1cを調節器701に入力し、その内部での演算により
出力信号701a,701b,701cを算出する。図6
(b)は調節器701の入力側で微分器606の入力信
号を作った場合、同図(c)は微分器を605,607
の2つとする代わりにこれらの出力信号701a,70
cから出力信号701bを得る場合である。
【0059】図7は第4発明の第1実施例を示してい
る。その全体的な構成は、図7(a)に示すように、調
節器901の構成を除いて図3の実施例とほぼ同様であ
る。なお、この実施例では、一次周波数指令値ω1が調
節器901にも入力されている。調節器901は、図7
(b)に示すように、ベクトル回転器404が算出した
2軸電流成分i1d,i1qがそれぞれ入力される微分器9
04,907及び増幅器905,906と、増幅器90
5,906の出力信号と一次周波数指令値ω1とを乗算
する乗算器908,909と、乗算器908,909の
出力信号と微分器907,904の出力信号とを加減算
する加減算器とから構成されている。
【0060】上記構成により、2軸電流成分i1d,i1q
及び位相に基づき調節器901の出力信号901d,9
01qを算出する。交流電動機の漏れリアクタンスの設
定は、増幅器905,906のゲインKL2により、過渡
的な漏れインダクタンスの設定は微分器904,907
のゲインKL1により行なう。
【0061】この実施例によれば、微分器904,90
7のゲインKL1及び増幅器905,906のゲインKL2
を調整することで、数式13、数式14に示したように
交流電動機の過渡インピーダンス及びリアクタンスを独
立して設定、変更することができる。
【0062】図8は第4発明の第2実施例を示してい
る。この実施例は、図7の実施例に比べて、ベクトル回
転器501に相電流検出値を与えるために2つの電流検
出器105,107を用いる部分が異なるのみで、動作
は同じである。
【0063】図9は第5発明の実施例である。この実施
例は、図2における第1発明の第2実施例で示した構成
に、図6に示した第3発明の第2実施例における調節器
701を付加したものであり、調節器201の出力信号
201a,201b,201cと調節器701の出力信号
701a,701b,701cとがそれぞれ加算され、そ
の加算結果が交流電圧指令値v1a *,v1b *,v1c *から
減算されて電力変換器102に入力される。
【0064】このような構成において、交流電動機の等
価的な一次抵抗はゲインKRの増幅器からなる調節器2
01によって調節し、等価的な漏れインダクタンスはゲ
インKLの微分器からなる調節器701によって調整す
る。各調節器201,701の間に干渉はないので、一
次抵抗及び漏れインダクタンスの独立した制御が可能で
ある。なお、図1に示した第1発明の第1実施例に、図
5における第3発明の第1実施例の調節器601または
図6における第2実施例の調節器701を付加しても同
様の効果が得られる。
【0065】図10は第6発明の実施例である。この実
施例は、図4に示した第2発明の第2実施例の構成に、
図8に示した第4発明の第2実施例における調節器90
1を付加してある。そして、交流電動機の等価的な一次
抵抗はゲインKRの増幅器からなる調節器405により
調整し、等価的な漏れインダクタンスはゲインKL1の微
分器、ゲインKL2の増幅器を有する調節器901により
調整する。なお、図3に示した第2発明の第1実施例
に、図7に示した第4発明の第1実施例における調節器
901を付加しても同様の効果が得られる。
【0066】図11は第7発明の実施例である。この実
施例は、図8に示した第4発明の第2実施例の構成に、
図2に示した第1発明の第2実施例における調節器20
1を付加してある。この実施例において、交流電動機の
等価的な一次抵抗はゲインKRの増幅器からなる調節器
201により調整し、等価的な漏れインダクタンスはゲ
インKL1の微分器、ゲインKL2の増幅器を有する調節器
901により調整するように構成されている。なお、図
7に示した第4発明の第1実施例に、図1に示した第1
発明の第1実施例における調節器104または図2に示
した第2実施例における調節器201を付加しても同様
の効果が得られる。
【0067】図12は第8発明の実施例である。この実
施例は図4に示した第2発明の第2実施例に、図6に示
した第3発明の第2実施例における調節器701を付加
してある。交流電動機の等価的な一次抵抗はゲインKR
の増幅器からなる調節器405により調整し、等価的な
漏れインダクタンスはゲインKLの微分器からなる調節
器701により調整するようになっている。なお、図3
に示した第2発明の第1実施例に、図5に示した第3発
明の第1実施例における調節器601または図6に示し
た第2実施例の調節器701を付加しても同様の効果が
得られる。
【0068】なお、上記各実施例は、マイクロプロセッ
サのソフトウェアによっても容易に実現可能である。
【0069】
【発明の効果】第1発明においては、増幅器のゲインを
適切に設定することで、交流電動機の等価的な一次抵抗
を任意の値に設定、変更でき、最適値に設定すれば交流
電圧指令値を装置毎に調整する必要がなくなる。しか
も、抵抗を接続する場合のような電力損失がない。ま
た、増幅器のゲインを適切に設定することにより、R1
(交流電動機の一次抵抗、配線抵抗、固定子巻線抵抗の
和)の誤差や変動に対する可変速駆動装置のロバスト性
を改善することができる。
【0070】第2発明においては、第1発明の効果に加
え、電力変換器または交流電動機が多相であっても、最
小限の構成要素で可変速駆動装置を実現可能である。
【0071】第3発明においては、微分器のゲインを適
切に設定することで、等価的な漏れインダクタンスを任
意の値に設定、変更でき、最適値に設定すれば交流電圧
指令値を装置毎に調整する必要がなくなる。しかも、イ
ンダクタンスを接続する場合のような無効電力が発生し
ない。また、等価的な漏れインダクタンスを小さくする
ことができるので、漏れインダクタンスとR1による時
定数を小さくして安定性を改善することができる。
【0072】第4発明においては、第3発明の効果に加
え、電力変換器または交流電動機が多相であっても、最
小限の構成要素で可変速駆動装置を実現することができ
る。また、微分器のゲイン及び増幅器のゲインの調整に
より、過渡インピーダンス分とリアクタンス分とを独立
して設定可能である。更に、等価的な漏れインダクタン
ス並びにそのリアクタンス分を小さくすることができる
ので、漏れインダクタンスとR1による時定数を小さく
して安定性を改善することができる。
【0073】第5発明ないし第8発明においては、何れ
も交流電動機の等価的な一次抵抗及び漏れインダクタン
スの両者を変えられるので、これらによる時定数を最適
化して装置の安定性を改善することが容易になる。ま
た、これらの発明は基本となる可変速駆動装置に調節器
を付加するだけで実現できるので、構成の簡略化が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】第1発明の第2実施例を示す構成図である。
【図3】第2発明の第1実施例を示す構成図である。
【図4】第2発明の第2実施例を示す構成図である。
【図5】第3発明の第1実施例を示す構成図である。
【図6】第3発明の第2実施例を示す構成図である。
【図7】第4発明の第1実施例を示す構成図である。
【図8】第4発明の第2実施例を示す構成図である。
【図9】第5発明の実施例を示す構成図である。
【図10】第6発明の実施例を示す構成図である。
【図11】第7発明の実施例を示す構成図である。
【図12】第8発明の実施例を示す構成図である。
【図13】従来の技術を示す構成図である。
【符号の説明】
101 交流電動機 102 電力変換器 103 交流電圧指令発生器 104,201,405,601,701,901 調
節器 105〜107 電流検出器 120〜122,406,407,905,906 増
幅器 401 周波数・2軸電圧指令発生器 402,404,501 ベクトル回転器 403 積分器 605〜607,904,907 微分器 908,909 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/408 - 5/412 H02P 7/628 - 7/632 H02P 21/00 H02P 5/00 H02P 7/00 - 7/01 H02P 6/00 - 6/24 G05B 11/36 503

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧の周波数及び振幅を含む交流電
    圧指令値を出力する交流電圧指令発生器と、前記交流電
    圧指令値に基づき可変電圧・可変周波数の交流電圧を出
    力して交流電動機に供給する電力変換器とを備えた可変
    速駆動装置において、 電力変換器の出力電流を検出する電流検出器と、 この電流検出器による各相の電流検出値を増幅する増幅
    器からなる調節器と、前記交流電圧指令値から前記増幅
    器の出力信号をそれぞれ減算して電力変換器に入力する
    手段と、 を備え、前記増幅器のゲインを、交流電動機のインピーダンスと
    直列に挿入される抵抗値に相当する値としたこと を特徴
    とする交流電動機の可変速駆動装置。
  2. 【請求項2】 交流電圧指令値に基づき可変電圧・可変
    周波数の交流電圧を出力して交流電動機に供給する電力
    変換器を備えた可変速駆動装置において、 交流電動機の一次周波数指令値及び回転直交座標系にお
    ける2軸電圧指令値を発生する周波数・2軸電圧指令値
    発生器と、 電力変換器の出力電流を検出する電流検出器と、 前記一次周波数指令値から演算した位相が入力され、前
    記電流検出器による各相の電流検出値を直交2軸電流成
    分に座標変換する第1のベクトル回転器と、 第1のベクトル回転器から出力された直交2軸電流成分
    を増幅する増幅器からなる調節器と、 前記2軸電圧指令値から前記増幅器の出力信号をそれぞ
    れ減算する手段と、 この減算手段の出力信号を各相電圧指令値に座標変換し
    て電力変換器に入力する第2のベクトル回転器と、 を備え、前記増幅器のゲインを、交流電動機のインピーダンスと
    直列に挿入される抵抗値に相当する値とした ことを特徴
    とする交流電動機の可変速駆動装置。
  3. 【請求項3】 交流電圧の周波数及び振幅を含む交流電
    圧指令値を出力する交流電圧指令発生器と、前記交流電
    圧指令値に基づき可変電圧・可変周波数の交流電圧を出
    力して交流電動機に供給する電力変換器とを備えた可変
    速駆動装置において、 電力変換器の出力電流を検出する電流検出器と、 この電流検出器による各相の電流検出値を微分する微分
    器からなる調節器と、 前記交流電圧指令値から前記微分器の出力信号をそれぞ
    れ減算して電力変換器に入力する手段と、 を備え、前記微分器のゲインを、交流電動機の漏れインダクタン
    スと直列に挿入される漏れインダクタンス値に相当する
    値としたこと を特徴とする交流電動機の可変速駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 交流電圧指令値に基づき可変電圧・可変
    周波数の交流電圧を出力して交流電動機に供給する電力
    変換器を備えた可変速駆動装置において、 交流電動機の一次周波数指令値及び回転直交座標系にお
    ける2軸電圧指令値を発生する周波数・2軸電圧指令値
    発生器と、 電力変換器の出力電流を検出する電流検出器と、 前記一次周波数指令値から演算した位相が入力され、前
    記電流検出器による各相の電流検出値を直交2軸電流成
    分に座標変換する第1のベクトル回転器と、 第1のベクトル回転器から出力された直交2軸電流成分
    それぞれ入力される第1,第2の微分器及び第1,第
    2の増幅器、第1,第2の増幅器の出力信号と前記一次
    周波数指令値とをそれぞれ乗算する第1,第2の乗算
    器、及び、第1の微分器の出力信号から第2の乗算器の
    出力信号を減算する減算手段、並びに、第2の微分器の
    出力信号と第1の乗算器の出力信号とを加算する加算手
    と備えた調節器と、 前記2軸電圧指令値から前記加算手段及び前記減算手段
    の出力信号をそれぞれ減算する手段と、 この減算する手段の出力信号を各相電圧指令値に座標変
    換して電力変換器に入力する第2のベクトル回転器と、 を備え、前記第1,第2の微分器のゲイン及び第1,第2の増幅
    器のゲインを、交流電 動機の漏れインダクタンスと直列
    に挿入される漏れインダクタンス値に相当する値とした
    ことを特徴とする交流電動機の可変速駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の交流電動機の可変速駆動
    装置において、 請求項3記載の微分器からなる調節器と、交流電圧指令
    値から請求項3記載の微分器の出力信号をそれぞれ減算
    して電力変換器に入力する手段とを備えたことを特徴と
    する交流電動機の可変速駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の交流電動機の可変速駆動
    装置において、 請求項4記載の調節器と、交流電圧指令値から請求項4
    記載の調節器の出力信号をそれぞれ減算する手段とを備
    えたことを特徴とする交流電動機の可変速駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の交流電動機の可変速駆動
    装置において、 請求項1記載の調節器と、第2のベクトル回転器から出
    力される各相電圧指令値から請求項1記載の調節器の出
    力信号を減算して電力変換器に入力する手段とを備えた
    ことを特徴とする交流電動機の可変速駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の交流電動機の可変速駆動
    装置において、 請求項3記載の調節器と、第2のベクトル回転器から出
    力される各相電圧指令値から請求項3記載の調節器の出
    力信号を減算して電力変換器に入力する手段とを備えた
    ことを特徴とする交流電動機の可変速駆動装置。
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