JP3256461B2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP3256461B2
JP3256461B2 JP6143297A JP6143297A JP3256461B2 JP 3256461 B2 JP3256461 B2 JP 3256461B2 JP 6143297 A JP6143297 A JP 6143297A JP 6143297 A JP6143297 A JP 6143297A JP 3256461 B2 JP3256461 B2 JP 3256461B2
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洋 今西
和成 内藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の床材は基材合板の上に表面材とな
る化粧単板を接着して塗装を施しただけのものであり、
このため合板の物性以上の断熱性が得られないという問
題がある。このため、暖房機能等を付加するものを形成
しようとしても、断熱性が悪く、暖房床等としての熱ロ
スが大きく、暖房床材に転用することができいという問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、断熱性に優
れ、暖房機能を付加する暖房床材とすることも可能な床
材を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の床材は、横桟1と縦桟2とで形成される枠
体3と、枠体3内に入れられる板状の断熱材4と、枠体
3及び断熱材4の表面側及び裏面側に積層される表面材
5及び裏面材6とで構成し、枠体3の内面下部に溝部8
を設け、矩形状に枠組みされた枠体3下方から枠体3内
に板状の断熱材4を入れるとともに該断熱材4の側端面
部の下部に外側方に向けて突設した突出部9を枠体3内
面下部に設けた溝部8にはめ込んでいることを特徴とす
るものである。このような構成とすることで、断熱性の
優れた床材7とすることができるものであり、また、枠
体3内に板状の断熱材4を入れて突出部9を下方から溝
部8にはめ込んだ状態で、裏面材6を積層することで、
表面材5を取付ける前の段階で板状の断熱材4が脱落し
ないようにでき、接着剤により断熱材4を枠体3や裏面
材6に正確に接着できることになる。
【0005】また、断熱材4の表面部にヒータ線10を
配線するためのヒータ線配線用凹所11が形成してある
ことが好ましい。このような構成とすることで、ヒータ
線10を断熱材4の上面部に正確に配置できることにな
る。また、断熱材4及び裏面材6にコードやコネクタを
入れるための開口部15を設けることが好ましい。この
ような構成とすることで、床材7を暖房床材として使用
する際に、開口部15を利用して床材7内にコードやコ
ネクタを入れることができることになる。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。図1には本発明の床材7の一
実施形態の分解斜視図が示してある。枠体3は合板やM
DF等よりなる横桟1と合板やMDF等よりなる縦桟2
とを組み立てて矩形状に枠組みして形成してあり、この
枠体3に板状をした断熱材4を入れてある。板状をした
断熱材4はフェノール樹脂を含浸したロックウールボー
ドや、ウレタン発泡体のような合成樹脂発泡体等が用い
られる。ここで、断熱材4と枠体3とは接着されるもの
であり、この場合、図2のように突きつけた状態のまま
接着する場合と、図3のようにあいじゃくりで係合した
状態で接着する場合とがある。図3の場合、枠体3の内
面下部に溝部8が設けてあり、また、板状の断熱材4の
側端面部の下部には外側方に向けて突出部9が突設して
あり、枠体3の下方から板状の断熱材4を枠体3内に入
れ、板状の断熱材4の側端面部の下部に設けた突出部9
を溝部8にはめ込むようにしてある。そして、ガラスペ
ーパや不織布等の裏面材6を断熱材4の裏面と枠体3の
裏面とに接着するものである。断熱材4と枠体3との表
面には表面材5が接着されるものである。
【0008】このような構成の床材7は板状の断熱材4
の外周を枠体3で囲んで、該枠体3の表面及び裏面にそ
れぞれ表面材5と裏面材6とを積層するので、外周が枠
体3で補強された断熱性の優れた床材7とすることがで
きるものである。そして、外周の枠体3の側面部には図
2に示すように必要に応じて凸又は凹の係合部20が形
成され、床材7を施工した場合、隣合う床材7同士を凸
又は凹の係合部20による係合で接合することができ
る。
【0009】上記の床材7において、図4に示すように
断熱材4として表面部にヒータ線10を配線するための
ヒータ線配線用凹所11を形成したものを用いてもよ
い。この実施形態においては、断熱材4の表面部に更に
その他の部品(例えば過昇温防止装置やかしめ部分)を
はめ込むための凹溝部12やコードとヒータ線10とを
接続するためのコネクタを収納するためのコネクタ収納
凹所13等が設けてある。また、表面材5のコネクタ収
納凹所13に対応した部分は着脱自在な蓋板5aとなっ
ている。
【0010】この実施形態においては、ヒータ線10を
配線することなく表面材5を取着して通常の床材7とし
て使用することができるのは勿論のこと、ヒータ線10
をヒータ線配線用凹所11にはめ込むことで簡単且つ正
確にヒータ線10を断熱材4の表面部に配置して暖房床
材とすることが可能である。暖房床材とする場合、表面
材5の裏面側にアルミ箔14を介在させてヒータ線10
からの熱が均等に表面材5に伝わるようにするものであ
る。
【0011】次に、本発明の実施例につき説明する。
【0012】
【実施例】断熱材4としてフェノール樹脂を含浸した
(含浸率10%)のロックウールボード(厚み8.1m
m)を用い、横桟1、縦桟2として合板(厚み8.1m
m)を用いた。また、裏面材6としてはガラスペーパ
(厚み0.2mm)を用い、また、表面材5としては合
板(厚み3.7mm)を用いた。
【0013】断熱材4と枠体3とはホットメルト接着剤
で突き付け接合した。断熱材4と枠体3の裏面と裏面材
6との複合は、αーオレフィン系接着剤を塗布量100
g/m2 で塗布し、プレス温度120℃、プレス圧力2
kg/cm2 、プレス時間30秒の条件でプレス接合し
た。また、断熱剤4と枠体3表面との複合は、水性ビニ
ルウレタン系接着剤を塗布量150g/m2 で塗布し、
プレス温度60℃、プレス圧力4kg/cm2 、プレス
時間3分の条件でプレス接合した。
【0014】断熱材4にヒータ機能を付加する場合に
は、断熱材4の表面部に溝幅2.5mm、溝深さ3.0
mmのヒータ線配線用凹所11を形成し、また、過昇温
防止装置やかしめ部分をはめ込むための凹溝部12は過
昇温防止装置やかしめ部分は厚みが6〜7mmと厚いた
め、これを収納することができる深い凹溝部12を形成
しておく。またコネクタ収納凹所13を設けておく、そ
して、ヒータ線配線用凹所11にヒータ線10を配線
し、凹溝部12に過昇温防止装置やかしめ部分を入れ、
その後、上記表面材5の接着仕様と同じ仕様で表面材5
を接着して複合するものである。
【0015】上記の暖房床材においては、コネクタ収納
凹所13にコネクタを収めることができる。この場合、
図5のように断熱材4や裏面材6に開口部15を設けて
おくと、この開口部15を利用して配線のためのコー
ド、接続のためのコネクタを簡単に暖房床材内に収める
ことができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、横桟と縦桟とで形成される枠体と、
枠体内に入れられる板状の断熱材と、枠体及び断熱材の
表面側及び裏面側に積層される表面材及び裏面材とで構
成されているので、断熱性の優れた床材とすることがで
き、また、断熱性があると言えども、板状の断熱材であ
るので、表面材側からの荷重を外周の枠体で支持するだ
けでなく断熱材でも支持できるものであり、また、外周
の枠体の存在により側面部に必要に応じて凸又は凹の係
合部を形成することが可能となるものである。しかも、
枠体の内面下部に溝部を設け、矩形状に枠組みされた枠
体下方から枠体内に板状の断熱材を入れるとともに該断
熱材の側端面部の下部に外側方に向けて突設した突出部
を枠体内面下部に設けた溝部にはめ込んであるので、枠
体内に板状の断熱材を下方から入れて突出部を溝部には
め込んだ状態で、裏面材を積層することで、表面材を取
付ける前の段階で板状の断熱材が脱落しないようにで
き、接着剤により断熱材を枠体や裏面材に接着する際に
正確に接着ができるものである。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、断熱材の表面部
にヒータ線を配線するためのヒータ線配線用凹所が形成
してあるので、暖房床材とする場合、ヒータ線を断熱材
の上面部に正確に配置できるものである。また、請求項
3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効
果に加えて、断熱材及び裏面材にコードやコネクタを入
れるための開口部を設けてあるので、床材を暖房床材と
して使用する際に、開口部を利用して簡単に床材内にコ
ードやコネクタを入れることができるものである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同上の断熱材と枠体との接着を示す表面材を取
着する前の説明図である。
【図3】同上の断熱材と枠体との接着を示す表面材を取
着する前の他の実施形態の説明図である。
【図4】同上の床材を暖房床材とする場合の分解斜視図
である。
【図5】同上の開口部を設けた例を示し、(a)は断面
図であり、(b)は裏面材を図面上省略した状態の下面
図である。
【符号の説明】
1 横桟 2 縦桟 3 枠体 4 断熱材 5 表面材 6 裏面材 7 床材 8 溝部 9 突出部 10 ヒータ線 11 ヒータ線配線用凹所 15 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−28893(JP,A) 特開 平3−208935(JP,A) 実開 平5−52076(JP,U) 実開 昭62−93612(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/80 E04B 5/43 E04F 15/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横桟と縦桟とで形成される枠体と、枠体
    内に入れられる板状の断熱材と、枠体及び断熱材の表面
    側及び裏面側に積層される表面材及び裏面材とで構成
    し、枠体の内面下部に溝部を設け、矩形状に枠組みされ
    た枠体下方から枠体内に板状の断熱材を入れるとともに
    該断熱材の側端面部の下部に外側方に向けて突設した突
    出部を枠体内面下部に設けた溝部にはめ込んで成ること
    を特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 断熱材の表面部にヒータ線を配線するた
    めのヒータ線配線用凹所が形成してあることを特徴とす
    る請求項1記載の床材。
  3. 【請求項3】 断熱材及び裏面材にコードやコネクタを
    入れるための開口部を設けて成ることを特徴とする請求
    項2記載の床材
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