JPS6278350A - 窯業系サイデイングの同質役物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、窯業系サイディングに用いる同質役物に関す
る。

（従来の技術） 従来の窯業系サイディング用同質役物、役物をサイディ
ングとを突合わせて施工する構造を有している。

（発明が解決しようとする問題点） しかし上記従来の役物の構造によれば、火災発生時に同
質役物とサイディングとの間の目地より火が躯体にはい
りやすく、延焼のおそれがあり、また水が躯体へ浸入し
やすいので、躯体を腐らせやすいという問題点があった
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、防火性、防水
性に優れた窯業系サイディング用同質役物を提供しよう
とするものであり、この目的を達成するため、本発明の
役物は、サイディングの端部を当接させるＬ字形の受面
部を室外側面の左右両側に形成すると共に、該受面部よ
り前面に目止め材の充填部を設けたことを特徴とする。

（実施例） 以Ｔ本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図において、１は建物の躯体、２Ａ、２Ｂ、２Ｃは
それぞれ人隅部、サイディング連結部、出隅部に設けた
窯業系材料でなる役物、３は窯業系サイディング、４は
コーキング材あるいはモルタル等からなる目地止め材で
ある。前記窯業系サイディング３は、第５図に示すよう
に、例えば本体６が炭酩マグネシウム、セメント、ケイ
酸力ルシラム１石膏、コンクリート等を主原料とし、中
空部７を有し、後面側には発泡樹脂層８を接着し、その
裏面に、金属、樹脂、または紙でなるシート１９を固着
してなるものである。役物２も前記本体６と同様の材料
でなる。

第２図〜第４図に示すように、各役物２Ａ〜２Ｃは、左
右両側に、サイディング３の端面３ａ（第５図参照）を
当接させる面ａとサイディング３の端部近傍の後面３ｂ
を当接させる面すとからなるＬ字形をなす受面部２ａを
有する。

また、大隅部の役物２Ａと連結部の役物２Ｂは、前記サ
イディング３の端部近傍の受面すから前面Ｃまでの幅ｗ
′Ｆｔ、サイディング３の幅Ｓよりも小とすることによ
り、この前面Ｃを目止め材４の充填部とする。すなわち
、役物２Ａまたは２Ｂとこれらの各両側に固定されるサ
イディング３゜３との間には、Ｕ字形をなす部分が形成
されるので、このＵ字形をなす部分に、コーキング材あ
るいはモルタル等からなる目止め材４を埋め込むことに
より、目地を埋める。

−・方、出隅部の役物２Ｃは、第４図にも示すように、
前記サイディング３の端部近傍の端部３ａを当接させる
面ａに連続するＬ字形の切欠き部２ｂにより、サイディ
ング３の端面と該切欠き部２ｂとによって形成される断
面Ｕ字形の部分を形成してこれを目止め材４の充填部と
している。

また、各役物２Ａ〜２Ｃには、サイディング３の端部近
傍の後面３ｂを当接させる面すに縦長の溝２ｄを形成し
、該溝２ｄの部分に釦５を挿通し、躯体ｌに固定するよ
うにしている。

このような役物の構造とすれば、目止め材４のを越えて
火が入っても一１役物２の面すで止まり、躯体１までま
わらない、また、水の場合も同様に各役物の面すにより
止められる。また、目止め材４はＵ字形をなす部分に充
填されるので、目止め材４の落下はなくなる。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明においては、窯業系サイディ
ングの端面および端部近傍の後面を当接させるＬ字形の
受面部を室外側面の左右両側に形成すると共に、該受面
部より前面に目止め材の充填部を設けたので、目止め材
を越えて火あるいは水が入っても、サイディングの端部
近傍を当接させる役物の面で火または水が旧まり、躯体
までまわらないから、延焼が防止され、また、躯体を腐
らせるおそれがない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例であり、第１図は本発明の役物
を用いたサイディングの取付構造を示す平面図、第２図
ないし第４図は該実施例の入隅。 連結部および出隅部に設置する役物をそれぞれ示す斜視
図、第５図は該実施例に用いたサイディングの一部斜視
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 窯業系サイディングの端面および端部近傍の後面を当接
   させるＬ字形の受面部を室外側面の左右両側に形成する
   と共に、該受面部より前面に目止め材の充填部を設けた
   ことを特徴とする窯業系サイディングの同質役物。