JP3390140B2 - 木造家屋の外断熱材の出隅固定部材 - Google Patents
木造家屋の外断熱材の出隅固定部材Info
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/62—Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
- E04B1/74—Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
- E04B1/76—Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to heat only
- E04B1/762—Exterior insulation of exterior walls
- E04B1/7641—Elements for window or door openings, or for corners of the building
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B2/00—Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
- E04B2/56—Load-bearing walls of framework or pillarwork; Walls incorporating load-bearing elongated members
- E04B2/70—Load-bearing walls of framework or pillarwork; Walls incorporating load-bearing elongated members with elongated members of wood
- E04B2/706—Load-bearing walls of framework or pillarwork; Walls incorporating load-bearing elongated members with elongated members of wood with supporting function
- E04B2/707—Load-bearing walls of framework or pillarwork; Walls incorporating load-bearing elongated members with elongated members of wood with supporting function obturation by means of panels
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- Structural Engineering (AREA)
- Building Environments (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造家屋の出隅固
定部材に関するものであり、さらに詳しくは外断熱法を
施した木造家屋の外断熱材の出隅固定部材に関するもの
である。 【０００２】 【従来の技術】従来、木造家屋の外断熱法においては内
壁の外側に断熱部材を張り柱の出隅の固定には木材を使
用していた。 【０００３】 【発明が解決しようとしている課題】この従来の方法で
は、木材の固定部材の部分において断熱効果が期待でき
ないばかりでなく該固定部材の断熱部材側の端面と断熱
部材との間の気密が不十分であるために外断熱の効果が
減殺される問題があった。また、前記気密不全のため結
露が生じ建材の経年変化による材質劣化が起こりやすい
欠点があった。 【０００４】本発明は、木造家屋の外断熱法において断
熱と気密の両方の効果が得られる出隅固定部材を提供す
ることを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、無機ガラス繊維材を介して柱の外隅に固定され該
柱と略同じ長さの熱絶縁性柱状体にして、外断熱材側の
側面を相欠き加工すると共に、該熱絶縁性柱状体を長手
方向に分断可能な２部材より構成し、該２部材からなる
前記熱絶縁性柱状体のそれぞれが前記柱の外側角部近傍
において互いに大留されていることを要旨とする。 【０００６】 【発明の実施の形態】図１は、木造家屋の隅の柱１に互
いに直交するように当接する壁部分２、２´を設けて、
該壁部分２、２´の内側にはプラスター・ボード３、３
´を張り、該壁部分２、２´の外側には無機ガラス繊維
材よりなるダイライト４、４´を張る。 【０００７】さらに図１と図２に示されるように該ダイ
ライト４、４´の外側にはＦＰ製断熱材５、５´が取り
付けられた外断熱法を施した木造家屋を示している。 【０００８】そして、前記柱１の外隅にはダイライト
４、４´を介して該柱１と略同じ長さでポリウレタン・
フォーム又はポリスチレン・フォームからなる一組の熱
絶縁性柱状体１０、２０が前記柱１の外隅に設けられて
おり、前記ＦＰ製断熱材５、５´と嵌合している。 【０００９】すなわち、前記熱絶縁性柱状体１０、２０
は水平方向の断面が略台形をしているが、断熱材側の側
面と前記ＦＰ製断熱材５、５´の柱状体側の側面は互い
に相欠き加工された面１１、２１と面５１、５１´を有
しており、互いに嵌合するようになっている。一方で、
前記熱絶縁性柱状体１０、２０は、柱１の外側近傍にお
いて互いに大留されるように斜面１２、２２を有してい
る。 【００１０】そして図２に示したように、角部では互い
に前記斜面１２、２２で大留された前記熱絶縁性柱状体
１０と２０の外側から釘７、７´で固定し、壁部分では
ＦＰ製断熱材５、５´の外側に通気性胴縁６、６´が取
り付けられて、さらにその上にアスファルト・フェルト
８、８´等を固定して取り付ける。 【００１１】前記熱絶縁性柱状体１０、２０は、図３か
ら明らかなように絶縁材側の側縁が相欠き加工により段
部１１、２１が形成されている。そして前記ＦＰ製断熱
材５、５´の側縁も段部５１、５１´が形成されてお
り、前記熱絶縁性柱状体１０、２０とは相互に補完的な
関係になっているために図２に示すように組み合わされ
ることにより効果的に外気との通気を遮断して気密性を
向上させている。 【００１２】なお、前記熱絶縁性柱状体は、実施例のな
かでは２部材で構成されているが、これに限定されるこ
となく、例えば、互いに一体に形成してもよく、要は、
熱絶縁性の材質を使用し断熱材側の側縁に段部を形成し
一方で断熱材の柱状体側の側縁にも相互補完的な形状の
段部を形成して木造家屋施工の際の組み立てで互いに密
着する嵌合が得られればよい。 【００１３】 【発明の効果】図１乃至図３に示したように熱絶縁性柱
状体は、それぞれ断熱材側の側縁が相欠き加工により段
部が形成され、断熱材の柱状体側の側縁に相欠き加工で
段部が形成され互いに嵌合しているので気密が保持さ
れ、断熱材により得られた断熱効果が減殺されることが
ない。また、形状が簡単なので断熱材は単一の形状でよ
く量産化がしやすい。 【００１４】また、前記熱絶縁性柱状体は、前記柱１の
外側角部近傍において互いに大留されているので組み合
わせるのが現場作業で簡単であり工事時間の短縮に寄与
する。
定部材に関するものであり、さらに詳しくは外断熱法を
施した木造家屋の外断熱材の出隅固定部材に関するもの
である。 【０００２】 【従来の技術】従来、木造家屋の外断熱法においては内
壁の外側に断熱部材を張り柱の出隅の固定には木材を使
用していた。 【０００３】 【発明が解決しようとしている課題】この従来の方法で
は、木材の固定部材の部分において断熱効果が期待でき
ないばかりでなく該固定部材の断熱部材側の端面と断熱
部材との間の気密が不十分であるために外断熱の効果が
減殺される問題があった。また、前記気密不全のため結
露が生じ建材の経年変化による材質劣化が起こりやすい
欠点があった。 【０００４】本発明は、木造家屋の外断熱法において断
熱と気密の両方の効果が得られる出隅固定部材を提供す
ることを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、無機ガラス繊維材を介して柱の外隅に固定され該
柱と略同じ長さの熱絶縁性柱状体にして、外断熱材側の
側面を相欠き加工すると共に、該熱絶縁性柱状体を長手
方向に分断可能な２部材より構成し、該２部材からなる
前記熱絶縁性柱状体のそれぞれが前記柱の外側角部近傍
において互いに大留されていることを要旨とする。 【０００６】 【発明の実施の形態】図１は、木造家屋の隅の柱１に互
いに直交するように当接する壁部分２、２´を設けて、
該壁部分２、２´の内側にはプラスター・ボード３、３
´を張り、該壁部分２、２´の外側には無機ガラス繊維
材よりなるダイライト４、４´を張る。 【０００７】さらに図１と図２に示されるように該ダイ
ライト４、４´の外側にはＦＰ製断熱材５、５´が取り
付けられた外断熱法を施した木造家屋を示している。 【０００８】そして、前記柱１の外隅にはダイライト
４、４´を介して該柱１と略同じ長さでポリウレタン・
フォーム又はポリスチレン・フォームからなる一組の熱
絶縁性柱状体１０、２０が前記柱１の外隅に設けられて
おり、前記ＦＰ製断熱材５、５´と嵌合している。 【０００９】すなわち、前記熱絶縁性柱状体１０、２０
は水平方向の断面が略台形をしているが、断熱材側の側
面と前記ＦＰ製断熱材５、５´の柱状体側の側面は互い
に相欠き加工された面１１、２１と面５１、５１´を有
しており、互いに嵌合するようになっている。一方で、
前記熱絶縁性柱状体１０、２０は、柱１の外側近傍にお
いて互いに大留されるように斜面１２、２２を有してい
る。 【００１０】そして図２に示したように、角部では互い
に前記斜面１２、２２で大留された前記熱絶縁性柱状体
１０と２０の外側から釘７、７´で固定し、壁部分では
ＦＰ製断熱材５、５´の外側に通気性胴縁６、６´が取
り付けられて、さらにその上にアスファルト・フェルト
８、８´等を固定して取り付ける。 【００１１】前記熱絶縁性柱状体１０、２０は、図３か
ら明らかなように絶縁材側の側縁が相欠き加工により段
部１１、２１が形成されている。そして前記ＦＰ製断熱
材５、５´の側縁も段部５１、５１´が形成されてお
り、前記熱絶縁性柱状体１０、２０とは相互に補完的な
関係になっているために図２に示すように組み合わされ
ることにより効果的に外気との通気を遮断して気密性を
向上させている。 【００１２】なお、前記熱絶縁性柱状体は、実施例のな
かでは２部材で構成されているが、これに限定されるこ
となく、例えば、互いに一体に形成してもよく、要は、
熱絶縁性の材質を使用し断熱材側の側縁に段部を形成し
一方で断熱材の柱状体側の側縁にも相互補完的な形状の
段部を形成して木造家屋施工の際の組み立てで互いに密
着する嵌合が得られればよい。 【００１３】 【発明の効果】図１乃至図３に示したように熱絶縁性柱
状体は、それぞれ断熱材側の側縁が相欠き加工により段
部が形成され、断熱材の柱状体側の側縁に相欠き加工で
段部が形成され互いに嵌合しているので気密が保持さ
れ、断熱材により得られた断熱効果が減殺されることが
ない。また、形状が簡単なので断熱材は単一の形状でよ
く量産化がしやすい。 【００１４】また、前記熱絶縁性柱状体は、前記柱１の
外側角部近傍において互いに大留されているので組み合
わせるのが現場作業で簡単であり工事時間の短縮に寄与
する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１実施の形態の斜視図である。
【図２】同上の平面断面図である。
【図３】本発明に係る出隅固定部材の平面断面図であ
る。 【符号の説明】 １０、 ２０ 熱絶縁性柱状体 １１、 ２２ 相欠き加工面 １２、 ２２ 大留加工面
る。 【符号の説明】 １０、 ２０ 熱絶縁性柱状体 １１、 ２２ 相欠き加工面 １２、 ２２ 大留加工面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平５−112990（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−34560（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−302789（ＪＰ，Ａ)
特開 昭56−113455（ＪＰ，Ａ)
実開 昭59−6131（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭60−84613（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭50−138815（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭48−114423（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭56−68892（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E04B 1/76
E04F 13/06
F16L 59/12
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 無機ガラス繊維材を介して柱の外隅に固
定され該柱と略同じ長さの熱絶縁性柱状体にして、外断
熱材側の側面を相欠き加工すると共に、該熱絶縁性柱状
体を長手方向に分断可能な２部材より構成し、該２部材
からなる前記熱絶縁性柱状体のそれぞれが前記柱の外側
角部近傍において互いに大留されていることを特徴とす
る木造家屋の外断熱材の出隅固定部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22413598A JP3390140B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 木造家屋の外断熱材の出隅固定部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22413598A JP3390140B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 木造家屋の外断熱材の出隅固定部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000054521A JP2000054521A (ja) | 2000-02-22 |
| JP3390140B2 true JP3390140B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=16809103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22413598A Expired - Lifetime JP3390140B2 (ja) | 1998-08-07 | 1998-08-07 | 木造家屋の外断熱材の出隅固定部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3390140B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102287011A (zh) * | 2011-06-22 | 2011-12-21 | 昆山中金能源工程有限公司 | 无机复合保温板外墙保温系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3106578B1 (de) * | 2015-06-16 | 2017-08-09 | STO SE & Co. KGaA | Fassadenelement, fassadensystem sowie verfahren zur herstellung eines fassadensystems |
-
1998
- 1998-08-07 JP JP22413598A patent/JP3390140B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102287011A (zh) * | 2011-06-22 | 2011-12-21 | 昆山中金能源工程有限公司 | 无机复合保温板外墙保温系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000054521A (ja) | 2000-02-22 |
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