JP3023006B2 - 外壁の目地構造 - Google Patents

外壁の目地構造

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JP3023006B2
JP3023006B2 JP7561991A JP7561991A JP3023006B2 JP 3023006 B2 JP3023006 B2 JP 3023006B2 JP 7561991 A JP7561991 A JP 7561991A JP 7561991 A JP7561991 A JP 7561991A JP 3023006 B2 JP3023006 B2 JP 3023006B2
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雅彦 阿部
英喜 滝口
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁の目地、特に横張り
した際の縦目地構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乾式外壁材を用いて形成した壁
においては目地間に実公昭 60-3891号公報のようにコー
キング材を充填するか、実公昭 58-7876号公報に示すよ
うに目地係合材を介在した目地構造などが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
目地構造において、前者の場合は目地間隙全部に高価な
コーキング材を充填する必要があり、後者においては化
粧面に突出した目地が現れ、外観を損ねる欠点があっ
た。さらに、外壁材の厚さに対応した多種類の目地係合
材を準備しなければならない欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、目地部の下地として長尺状の敷目板を
固定し、この敷目板の両側端に外壁材を載置して目地間
隙を設け、この目地間隙に嵩上調整体を介在すると共に
敷目板に係合し、嵩上調整体の頂面部と外壁材木口端の
寸法差に経済性と所定性能を具備させてコーキング材を
充填して目地を構成し、厚さの異なる多種類の外壁材に
1種類の敷目板と嵩上調整体だけで対応でき経済的であ
り、在庫管理も容易で、しかも高価なコーキング材の使
用量を最小限に抑制できる目地構造を提供するものであ
る。
【0005】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る外壁の目
地構造の一実施例を詳細に説明する。すなわち、図1は
本発明に係る上記目地構造の代表的な一例を示す説明図
であり、1は下地、2は敷目板、8は嵩上調整体、12
は乾式の外壁材、19はコーキング材である。
【0006】さらに説明すると、敷目板2は図2に示す
ように、例えば長さが909〜7272mm位の長尺状
で、突リブ3、舌片4を設けた水平面状の捨て水切り部
5と、捨て水切り部5の中央部を上方へ突出した係合部
6と、係合部6の所定位置に形成した係合爪7とから構
成したものである。
【0007】すなわち、敷目板2は目地部αの最終防水
層の機能を有し、かつ外壁材12のガイドと嵩上調整体
8の係止部材としても役立ち、その材料は金属板(カラ
ー鋼板、アルミニウム板、塩ビ鋼板、ステンレス板、サ
ンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)、合成樹脂板をロー
ル成形、プレス成形、押出成形、射出成形等の1種から
形成したものである。
【0008】前記係合部6は目地幅W1 より小さい寸法
とし、高さH1 は図4に示すような外壁材12の板厚T
1 より小さい寸法に形成したものであり、ガイドと装着
体としての機能を有する。また、係合爪7は係合部6の
両側壁6aの全部、あるいは所定位置にさざ波状、点線
状、ボタンパンチ加工等で1段、もしくは複数段に形成
したものであり、嵩上調整体8の係止爪11を所定位置
で確実に支持するのに役立つものである。
【0009】また、嵩上調整体8は図3に示すように断
面コ字状で、かつ頂面9と側壁10とその先端に設けた
係止爪11と、係合部6を弾力下で挟持する開口8aと
から構成し、頂面9はコーキング材19の積層面として
機能し、幅W2 は前記係合部6の幅W1 より小である。
なお、高さH2は外壁材12の板厚T1 より少なくとも
2mm以上小さいものであり、係止爪11は前記係合爪7
と嵌合する1段もしくは多段に形成しコーキング材19
の充填厚さに対応した位置で係合するものである。
【0010】外壁材12は例えば図4、図5(a)〜
(g)に示すように金属複合板、コンクリート製単板、
他の無機系板等の1種からなり、構造としては化粧面1
3と裏面14と中空部15あるいは芯材部16と木口1
7と連結部18とからなる。
【0011】コーキング材19は目地部αの空隙を充填
するものであり、ゴム系、シリコン系、合成ゴム系、プ
ラスチック系の1種以上からなり、目地αの耐候性、防
水性と壁全体の美観性を向上するものである。
【0012】次に施工例について簡単に説明する。ま
ず、下地1の縦目地となる位置に敷目板2を釘等で固定
する。この敷目板2の捨て水切り部5上に図4に示すよ
うなセラミック系の厚さ30mmの中空押出板を係合部6
をガイドとしてΔW=1mm以上の間隙をもって載置し、
図示しない金具、あるいは釘等で端部を下地1に固定す
る。次に、嵩上調整体8を図1の位置に装着、係止し、
コーキング材19を目地部αに充填したものである。
【0013】以上、説明したのは本発明に係る外壁の目
地構造の一実施例にすぎず、敷目板2を図6(a)に示
すように、係合爪7がボタンパンチにより複数個形成さ
れていたり、(b)図の断面形状とすることもできる。
また嵩上調整体8は図7(a)〜(c)に示す形状とす
ることもできる。すわち、(a)は通気とコーキング材
19とのアンカ効果を強化する構造であり、(b)は頂
面9を開口8aより広く形成し、かつ係止爪11を多段
とした形状であり、(c)図は側壁10を圧縮し、より
弾力を強化した嵩上調整体8の場合である。
【0014】
【発明の効果】上述したように本発明に係る外壁の目地
構造によれば、外壁材の板厚に関係なく任意の高さで
コーキング材を充填できるため低コストとなる。目地
幅の変化には嵩上調整体のみ別体の寸法を用いればよ
く、種類を大幅に低減できる。美しい外観を形成でき
る。目地の形成が容易となる。等の特徴、効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁の目地構造の一実施例を示す
説明図である。
【図2】本発明に係る敷目板の一例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明に係る嵩上調整体の一実施例を示す斜視
図である。
【図4】本発明に使用する外壁材の一例を示す説明図で
ある。
【図5】本発明に使用する外壁材の一例を示す説明図で
ある。
【図6】本発明に係る敷目板のその他の実施例を示す斜
視図である。
【図7】本発明に係る嵩上調整体のその他の実施例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 下地 2 敷目板 5 捨て水切り部 7 係合爪 8 嵩上調整体 11 係止爪 12 外壁材 19 コーキング材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/682 E04F 13/08 E04F 13/14 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁部材間、外壁間の目地構造におい
    て、中央に突出し、かつその側面に係合爪を設けた係合
    部と、該係合部の両側を外方へ水平に延ばした捨て水切
    り部とからなる断面ハット状の敷目板と、断面がコ字状
    でその開口端に係止爪を設けた嵩上調整体と、外壁材等
    間の間隙に充填し化粧目地となるコーキング材とを備
    え、下地の目地となる位置に敷目板を垂直に固定し、該
    敷目板の捨て水切り部上に外壁材の端部を載置して装着
    し、前記嵩上調整体の係止爪を係合部に係合し、該調整
    体の頂面にコーキング材を外壁材の化粧面より突出しな
    いように充填したことを特徴とする外壁の目地構造。
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