JPH10153325A - 床暖房パネル及びその製造方法 - Google Patents

床暖房パネル及びその製造方法

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JPH10153325A
JPH10153325A JP34283696A JP34283696A JPH10153325A JP H10153325 A JPH10153325 A JP H10153325A JP 34283696 A JP34283696 A JP 34283696A JP 34283696 A JP34283696 A JP 34283696A JP H10153325 A JPH10153325 A JP H10153325A
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JP
Japan
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base material
heating wire
cord heater
concave groove
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP34283696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaji
良明 鍜治
Kazunari Naito
和成 内藤
Hiroshi Imanishi
洋 今西
Junichi Otsu
淳一 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のような接着剤やテープ等を用いずに発
熱線を基材に直接且つ確実に配線する。製造工程を簡略
化する。 【解決手段】 基材1の表面にコードヒーター4を配線
する凹溝6が形成される。凹溝6はコードヒータ4の幅
1 より狭く形成される。凹溝6内に上部4aが基材1
の表面より上方に突出するようにコードヒータ4が収納
される。基材1の表面にコードヒータ4と接触する金属
箔5を介して表層材2が積層される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、基材と表層材間
に発熱線が内装されている床暖房パネル及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、基材と表層材間に、コードヒ
ーターとアルミ箔等の金属箔とからなるヒーターブロッ
クを内装した電気式の床暖房パネルが知られており、均
熱効果を上げるためには、金属箔とコードヒーターとを
接触させる必要がある。この種の床暖房パネルを製造す
るにあたっては、例えば図15に示すように、コードヒ
ーター4の塩ビ被覆4bを金属箔5に融着させることに
よって、ヒーターブロック3を形成している。またコー
ドヒーター4と金属箔5とを融着させた場合には、金属
箔5の裏面側にコードヒーター4が突出した形状となる
ために、基材1の表面にコードヒーター4を配線する凹
溝6′を予め形成している。そして、予めコードヒータ
ー4と金属箔5とを融着してなるヒーターブロック3を
表層材2と基材1との間に介装して、全体を圧縮成形に
より一体化することによって、床暖房パネルA′を製造
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の製造
工程にあっては、予めコードヒーター4の塩ビ被覆4b
を金属箔5に融着させてヒーターブロック3を形成する
工程と、ヒーターブロック3を表層材2と基材1との間
に介在させて全体を一体化する圧縮工程との2工程が必
要となり、しかも、圧縮工程時においては、コードヒー
ター4が凹溝6′内に確実に収納されるようにコードヒ
ーター4を基材1の凹溝6′に慎重に位置合わせしなけ
ればならず、このためヒーターブロック3と基材1との
間の位置精度が要求されるなど、製造に手間がかかると
いう問題がある。また塩ビ被覆4bの融着代の管理(融
着代が大きいと絶縁不良となり、小さいと接着不良が起
こる)が難しいという問題もあり、さらにコードヒータ
ー4の品質面でも次のような問題があった。即ち、凹溝
6′の深さがコードヒーター4の幅よりも小さいと、表
層材2とのプレス後にコードヒーター4に荷重がかか
り、コードヒーター4の破損やパネル表面の膨れ上がり
が生じ、逆に凹溝6′の深さがコードヒーター4の幅よ
り大きいとコードヒーター4が凹溝6′の底に落ちてし
まい、表層材2とのプレス時に金属箔5と接触できない
ため、熱効率が悪くなり、昇温性能の低下や局部断熱時
にコードヒーター4の温度が異常上昇するという問題が
生じる。
【0004】尚、融着工程を省くためには、凹溝にホッ
トメルトなどの接着剤を塗布して、基材にコードヒータ
ーを固定する方法も考えられるが、この場合、接着剤の
塗布工程が必要となり、やはり製造が煩雑となる。ま
た、上記電気式の床暖房以外に、例えば温水式の床暖房
にあっては、温水が通る温水チューブを基材に設けた凹
溝に入れ、この温水チューブを部分的にアルミニウムな
どの金属製テープで固定し、その後、前記の電気式の場
合と同様、基材と表層材との圧縮工程を行なっている
が、この場合においても、基材に設けられる凹溝の深さ
が温水チューブの幅より小さいと、表層材とのプレス後
に温水チューブに荷重がかかり、温水チューブの破損や
パネル表面の膨れ上がりが生じ、逆に凹溝の深さが温水
チューブの幅より大きいと、温水チューブが凹溝の底に
落ちてしまい、アルミ箔と接触できないため、熱効率が
悪くなるという問題が発生する。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、従来のような接着剤やテープ等を用いずに発熱線を
基材に直接且つ確実に配線でき、熱効率の向上を図るこ
とができ、また、発熱線の破損及び表層材の膨れ上がり
を夫々防いで、発熱線の品質向上とパネル表面の外観向
上とを図ることができ、さらに、1つの工程でヒーター
ブロックの形成と、基材と表層材との一体化とを実施で
きると共にコードヒーターと基材との位置合わせ作業を
省略でき、製造工程を簡略化することを課題とし、さら
に発熱線の過昇温を防止する過昇温防止装置を基材の表
面に容易にしかも確実に組み込むことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る床暖房パネルは、基材1の表面にコー
ドヒーター4又は温水チューブ等の発熱線を配線する凹
溝6が形成され、凹溝6は発熱線の幅D1 より狭く形成
されると共に、凹溝6内に上部4aが基材1の表面より
上方に突出するように発熱線が収納され、基材1の表面
に上記発熱線と接触する金属箔5を介して表層材2が積
層されて成ることを特徴としており、このように構成す
ることで、発熱線の上部4aを基材1の表面よりも僅か
に突出させた状態で凹溝6内に発熱線を直接配線でき、
従って、発熱線と金属箔5とを確実に接触させることが
できる。また、凹溝6を発熱線の幅D1 より狭くするこ
とで、発熱線に上からの荷重がかかった時に、発熱線は
凹溝6を若干押し広げながら、或いは発熱線自体が若干
締め付けられながら凹溝6内に沈み込むようになり、発
熱線に荷重がかからず、発熱線の破損防止を図ることが
できると同時に発熱線によってパネル表面が膨れ上がる
のを防止できるようになる。
【0007】また上記凹溝6の深さD3 を発熱線の幅D
1 より大きくして、発熱線の下面側に空気層50を形成
するのが好ましく、この場合、空気層50が断熱層とな
って発熱線から発生する熱を効率的に上部の金属箔5に
伝えることができ、熱効率が良くなる。上記凹溝6の上
端内面6aを上方程幅が広くなるテーパー状に形成する
のが好ましく、この場合、凹溝6に発熱線を配線する際
に凹溝6の上端縁に発熱線が引っ掛かることがなく、配
線を確実に行なうことができる。
【0008】上記凹溝6の底面に発熱線の下部により圧
潰れ可能な突起51を突設するのが好ましく、この場
合、基材1と表層材2とのプレス後に発熱線が凹溝6の
底の突起51を潰して、基材1側にめり込むことによっ
て、発熱線と金属箔5とをより確実に接触させることが
でき、しかも突起51によって基材1側の剛性が低下し
ているために、基材1側が容易に崩れ、発熱線に荷重が
かからなくなる。
【0009】また本発明に係る床暖房パネルの製造方法
は、基材1の表面にコードヒーター4又は温水チューブ
等の発熱線を配線する凹溝6を形成し、凹溝6内に上部
4aが基材1の表面より上方に突出するように上記発熱
線を収納し、裏面に金属箔5が仮止めされている表層材
2を基材1の表面に接着して、発熱線と金属箔5との接
触状態で全体を圧締して一体化することを特徴としてお
り、このような製造方法を採用することで、凹溝6内に
発熱線を収納した後に、表層材2を基材1に接着するだ
けで、金属箔5が発熱線に接着されてヒーターブロック
3を形成できると共に、1つの工程で金属箔5と発熱
線、金属箔5と基材1、基材1と表層材2の一体化を実
施できるようになる。また表層材2と基材1との接着時
に発熱線と基材1の凹溝6との位置合わせ作業が不要と
なり、ヒーターブロック3の形成が一層容易となる。し
かも、発熱線の上部4aを基材1の表面よりも僅かに突
出させた状態で発熱線を凹溝6内に配線することによっ
て、基材1と表層材2とのプレス後に発熱線と金属箔5
を確実に接着させることができ、熱効率に優れた床暖房
パネルAを容易に製造することができる。
【0010】また上記基材1の表面に発熱線の過昇温を
防止する過昇温防止装置7を収納するための凹所8を形
成し、凹所8内に発泡剤を注入して過昇温防止装置7を
固定するのが好ましく、この場合、過昇温防止装置7の
不用意な動きを防止できるので、過昇温防止装置7を基
材1の表面に容易に組み込むことができると共に、感知
精度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の一例を説明す
ると、床暖房パネルAは、図3に示すように、基材1の
表面に発熱線が配線される断面略逆U字状の凹溝6が形
成され、基材1の表面に上記発熱線と接触する金属箔5
を介して表層材2が積層されて構成されている。ここ
で、電気式の床暖房の場合は、発熱線として例えばコー
ドヒーター4が用いられ、温水式の床暖房の場合には例
えば温水が通る温水チューブが用いられる。以下の実施
形態ではコードヒーター4を用いた電気式の床暖房の場
合を説明する。
【0012】床暖房パネルAの基材1は、圧縮変形可能
で且つ断熱性のある材料にて長方形の板状に形成されて
いる。圧縮変形可能で且つ断熱性のある材料としてはロ
ックウールボードがある。ロックウールボードの場合、
ある程度樹脂を含浸させて補強してあることが望まし
い。基材1の裏面にはガラスクロス等の裏面材40が接
着されており、また基材1の外周部は合板から成る額縁
部41で囲まれており、床暖房パネルAの補強がなされ
ている。
【0013】表層材2は、耐熱性を有する合板から成
り、その裏面にはアルミ箔5a等のような金属箔5が接
着されている。金属箔5はコードヒーター4からの熱を
表層材2に均等に伝える作用をするものであり、予めホ
ットメルト系接着剤等で表層材2の裏面に接着されてお
り、表層材2と基材1との接着時において基材1の凹溝
6内に収納されているコードヒーター4と接着されて、
ヒーターブロック3が構成されるものである。コードヒ
ーター4は、例えばニクロム線などの電線4cを塩ビ被
覆4bで被覆したものが使用される。尚、図3中の7は
過昇温防止装置、2aは表層材2のピース片である。
【0014】上記基材1の表面には、コードヒーター4
が配線される凹溝6が形成されている。この凹溝6は、
図1に示すように、断面形状が上向きコ字状に形成され
ており、凹溝6の幅D2 は、コードヒーター4の幅D1
より狭く設定されており、これによりコードヒーター4
の上部4aが基材1の表面より若干上方に突出した状態
で、凹溝6内にコードヒーター4が収納保持可能となっ
ている。また凹溝6の深さD3 はコードヒーター4の幅
1 より大きく設定されており、コードヒーター4の下
面側には断熱用の空気層50が形成されている。
【0015】次に、上記床暖房パネルAの製造方法の一
例を説明すると、基材1として、額縁部41を合板で構
成し、中央部を厚さ約8.1mmで、フェノール樹脂含
浸率約10%のロックウールボードで構成する。なお、
基材1として、額縁部41はフェノール樹脂の含浸率が
約50%のロックウールボードで構成し、中央部を含浸
率が約10%のロックウールボード(厚さ8.1mm)
で構成し、上記と同じ条件で製造するようにしてもよい
ものである。
【0016】また基材1の凹溝6は、幅2.4mm、深
さ3.1mmとし、基材1の裏面には反り防止と強度保
持のため、厚さ0.2mmのガラスペーパーにパルプを
コーティングしたシート(裏面材)を接着する。基材1
に配線する発熱線として、線径約2.6mmのコードヒ
ーター4を用いる。金属箔5はアルミ箔5aで、ホット
メルトにより表層材2の裏面に接着しておく。また、表
層材2の裏面に接着剤(水性ビニルウレタン系)を塗布
し、基材1の中央部にはウレタン発泡剤を塗布してお
く。そして、基材1の表面からコードヒーター4の上部
4aが0.2mm〜0.5mm突出するようにコードヒ
ーター4を凹溝6内に配線した後に、基材1の表面に表
層材2を載せ、ホットプレスで全体を圧締して一体化す
る。プレス温度は約60℃、プレス圧力は約4kg/c
2 、プレス時間は3分程度とする。
【0017】しかして、基材1の凹溝6の幅D2 をコー
ドヒーター4の幅D1 より狭くしたから、コードヒータ
ー4の上部4aを基材1の表面よりも僅かに突出させた
状態でコードヒーター4を凹溝6内に配線でき、また予
め金属箔5を裏面に接着した表層材2と基材1とをプレ
スすることによって、コードヒーター4と金属箔5を確
実に接着させることができる。このとき、凹溝6の深さ
3 がコードヒーター4の幅D1 より大きく、且つコー
ドヒーター4及び基材1の弾性により、基材1と表層材
2のプレス後に、コードヒーター4は凹溝6を若干押し
広げながら、或いは同時にコードヒーター4自体が若干
締め付けられながら沈み込むようになるので、プレス後
はコードヒーター4に荷重がかかることがなく、コード
ヒーター4が破損したり、表層材2が膨れ上がったりす
ることがない。この結果、コードヒーター4の品質向上
とパネル表面の外観向上との両方を図ることができるも
のである。
【0018】しかも従来のようなコードヒーターと金属
箔との融着工程を省略でき、そのうえ、接着剤やアルミ
テープ等を用いずにコードヒーター4を基材1に直接配
線できるので、製造工程の簡略化を図ることができる。
さらに凹溝6の深さD3 をコードヒーター4の幅D1
り大きくすることによって、コードヒーター4の下面側
に空気層50が形成され、この空気層50が断熱層とな
ってコードヒーター4の発生する熱を効率的に上部の金
属箔5に伝えることができ、熱効率がより向上すること
となる。
【0019】なお、温水式の床暖房の場合には、上記コ
ードヒーター4に代えて、例えば温水が通る温水チュー
ブが使用される。この場合、凹溝6の幅D2 を温水チュ
ーブの幅より狭くすることによって、上記コードヒータ
ー4を用いた場合と同様な作用効果が得られる。もちろ
ん、温水以外の他の熱媒を通すものであってもよく、こ
れらのことは以下の各実施形態においても同様である。
【0020】また、上記凹溝6の変形例として、図4に
示すように、凹溝6の上端内面6aを上方程幅が広くな
るテーパー状に形成するようにしてもよく、この場合、
凹溝6の上端内面6aにコードヒーター4が引っ掛かる
のを防止でき、配線が確実に行なわれるようになる。さ
らに図5に示すように、凹溝6の底面にコードヒーター
4の下部4dにより圧潰れ可能な突起51を突設するよ
うにしてもよい。突起51は例えば図5(a)のような
断面四角形状、或いは図5(b)のような断面三角形状
に加工される。このように凹溝6の底面に四角形や三角
形の突起51を設けることによって凹溝6の実質的な深
さが浅くなるが、凹溝6の底面の剛性が突起51によっ
て低下することによって、コードヒーター4の上部4a
が基材1の表面から僅かに突出するようにしてコードヒ
ーター4を凹溝6内に配線し、基材1と表層材2とのプ
レスを行なうと、コードヒーター4が上記突起51を潰
して、基材1側にめり込むこととなり、コードヒーター
4と金属箔5とをより確実に接触させることができる。
また突起51によって基材1側の剛性が低下しているた
めに、基材1側が容易に崩れ、コードヒーター4に荷重
がかからなくなり、コードヒーター4の破損防止に一層
有効となる。
【0021】本発明の他の実施形態を図6〜図9に示
す。この実施形態では、床暖房パネルAの表層材2は、
耐熱性を有する合板から成り、その裏面にはアルミ箔等
のような金属箔5が接着されている。この金属箔5はコ
ードヒーター4からの熱を表層材2に均等に伝える作用
をするものであり、予めホットメルト系接着剤等で表層
材2の裏面に仮止めされており、表層材2と基材1との
接着時において基材1の凹溝6内に収納されているコー
ドヒーター4と接着されて、ヒーターブロック3が構成
されるものである。尚、図8では表層材2及び金属箔5
の一部を切欠いて基材1の表面の一部を露出させた状態
を図示しており、実際には基材1の表面全体が金属箔5
及び表層材2で被覆されるものである。
【0022】上記基材1は、圧縮変形可能で且つ断熱性
のある材料にて長方形の板状に形成されている。圧縮変
形可能で且つ断熱性のある材料としてはロックウールボ
ードがある。ロックウールボードの場合、ある程度樹脂
を含浸させて補強してあることが望ましい。基材1の裏
面にはガラスクロス等の裏面材40が接着されており、
また基材1の外周部は合板から成る額縁部41で囲まれ
ており、床暖房パネルAの補強がなされている。
【0023】基材1の表面にはコードヒーター4の配線
経路に沿って蛇行形状の凹溝6が形成されている。この
凹溝6は、コードヒーター4の線径より浅く形成され、
その断面形状は例えばV字状に形成されている。ここ
で、凹溝6のコードヒーター4との当接部分の幅がコー
ドヒーター4よりも狭くなるようなV字状に形成されて
おり、これにより、コードヒーター4の上部4aが基材
1の表面より僅かに突出することができるようになって
いる。尚、凹溝6の断面形状はコードヒーター4の上部
4aが基材1の表面より上方に突出するようにしてコー
ドヒーター4を収納できる溝形状であればよく、例えば
U字状或いはその他の形状であってもよい。
【0024】コードヒーター4は、例えばニクロム線等
の電熱線に塩化ビニル樹脂等の絶縁材を被覆して構成さ
れ、適所に過昇温防止装置7、かしめ接続部材15等の
部品が装着される。過昇温防止装置7は、例えばサーモ
スタット等の温度センサー7aから成り、基材1の表面
の適所には過昇温防止装置7を収めるための凹所8が形
成されている。またかしめ接続部材15は、コードヒー
ター4とリード線18とをかしめによって接続するチュ
ーブ状に形成され、このかしめ接続部材15を収納する
凹所9が基材1の表面の適所に形成されている。なお、
温度センサー7a及びかしめ接続部材15は、夫々、そ
の厚みが6〜7mmと肉厚であるため、各凹所8,9は
コードヒーター4を収める凹溝6よりも大きく且つ深く
形成されている。
【0025】上記基材1の長手方向の一方の端部側の表
面には、リード線18を収めるための凹溝6が凹設され
ると共に、基材1のリード線18を弛ませた状態で収納
できる幅広の凹所10が凹設されている。さらに基材1
の長手方向の一方の端部には短手方向に向けて配線挿通
凹部16が設けてあり、この配線挿通凹部16に連通す
るようにコネクター収納部17を凹設してある。コネク
ター収納部17にはヒーターブロック3のコネクター
(図示せず)が収納され、このコネクターにヒーターブ
ロック3のリード線18が接続される。なお、ヒーター
ブロック3は床温を設定温度に制御するための床温コン
トローラーによって制御されるものであり、図9に示す
ように、床暖房パネルAの長手方向の一端側に開閉蓋2
0を設けて床温コントローラーを操作したり、コネクタ
ーによる配線作業を行なえるようにするのが望ましい。
図中の21は電源線である。
【0026】しかして、上記のような基材1、金属箔
5、コードヒーター4、表層材2などを用いて床暖房パ
ネルAが次のように製造される。基材1の凹溝6内にコ
ードヒーター4を収め、凹所8内に温度センサー7a、
凹所9内にかしめ接続部材15を収める。この状態では
図6に示すように、基材1の表面からはコードヒーター
4の上部4aが突出した状態となる。表層材2の裏面に
は予めアルミ箔のような金属箔5が仮止めされていると
共に、この金属箔5の裏面全体に接着剤25が塗布され
ており、金属箔5がコードヒーター4に接着するように
基材1の表面に表層材2の裏面が貼り合わされ、圧縮成
形されて図7に示すような床暖房パネルAが製造され
る。このような方法で床暖房パネルAを製造すると、表
層材2を基材1に接着するだけで、金属箔5がコードヒ
ーター4に接着されてヒーターブロック3を形成できる
ようになる。従って、従来のようなコードヒーター4を
金属箔5に融着させる工程が不要となり、1つの工程で
金属箔5とコードヒーター4、金属箔5と基材1、基材
1と表層材2の一体化を実施できるようになり、製造が
きわめて簡易となる。しかも、予めコードヒーター4と
金属箔5とを分離し、基材1と表層材2との接着時にコ
ードヒーター4と金属箔5とを接着してヒーターブロッ
ク3を形成することによって、コードヒーター4と金属
箔5との接着が容易となる。この結果、従来のようなコ
ードヒーター4と金属箔5とを融着により予め一体化し
てヒーターブロック3を形成する場合の問題点(コード
ヒーター4の塩ビ被覆の融着代が大きいと塩ビ被覆に絶
縁不良が発生し、また融着代が小さいと塩ビ被覆が金属
箔5から剥離し易くなり、融着代の管理が困難であると
いう問題)を解消でき、そのうえ本発明では予めコード
ヒーター4を基材1の凹溝6内に収めておくことによっ
て、表層材2と基材1との接着時に従来のようなコード
ヒーター4と基材1の凹溝6との位置合わせ作業が不要
となり、作業に精度が要求されず、製造の手間が省かれ
るという利点もある。
【0027】また、基材1の凹所8内に過昇温防止装置
7を構成する温度センサー7aを収納して発泡剤にて固
定することによって、床温度の過昇温を防止するために
用いられる温度センサー7aが不用意に動くのを防止で
き、これにより感知精度を高めて安全確保を図ることが
できる。さらに、基材1の表面にリード線18を配線す
るにあたって、基材1の表面にリード線18を弛ませた
状態で収納できる幅広の凹所10を凹設したことによ
り、リード線18の長さに余裕を持たせてコードヒータ
ー4に接続できるようになり、配線作業が容易となる。
しかも、この凹所10は基材1の端部側において基材1
の短手方向に延びているので、長手方向に占める面積を
小さくでき、従って、コードヒーター4の配線スペース
が圧迫されるのを防止しながらリード線18の余った部
分を収納できるものである。
【0028】
【実施例】基材1として、フェノール樹脂が含浸された
(含浸率約10%)ロックウールを使用した。この基材
1の補強のために基材1の裏面にはガラスクロスを接着
した。基材1の表面のコードヒーター4を配線するため
の凹溝6は、幅2.5mm、深さ3.0mmとした。基
材1に配線するコードヒーター4の線径は2.6mmで
あり、配線時に基材1の表面よりコードヒーター4の上
部4aが突出するようにしてコードヒーター4を凹溝6
内に収めた。ヒーターブロック3の過昇温防止装置7、
かしめ接続部材15等の厚さの厚い部分に対応する部分
は6〜7mm以上の深さで掘り下げて凹所8,9を形成
した。
【0029】表層材2として厚み約3.7mmの合板を
用い、その裏面にはアルミ箔(厚み約0.05mm)を
ホットメルト系接着剤により接着しておいた。表層材2
側に水性ビニールウレタン系接着剤25をロールコータ
ーにて塗布し(塗布量約150g/m2 )、基材1の過
昇温防止装置7が収納された凹所8,9内にウレタン発
泡剤を注入した。使用したウレタン発泡剤は、フリー密
度70kg/m3 、反応速度がクリームタイム20秒、
ゲルタイム60秒、ライズタイム90秒程度の仕様で、
注入量は約100g/6尺2 である。発泡ウレタンを注
入した後、裏面にアルミ箔が仮止めされた表層材2を基
材1の表面に載せ、ホットプレスにて圧締して床暖房パ
ネルAを形成した。プレス温度は約60℃で、プレス圧
力は約3kg/m2 で、プレス時間は約3分程度であ
る。プレス後、床暖房パネルAの端縁部にはテノーナに
て実加工を実施した。このように形成した床暖房パネル
Aでは、コードヒーター4がアルミ箔に確実に接着して
いた。また基材1の裏面をガラスクロスで補強し、基材
1の外周を合板から成る額縁部41で補強したため、環
境悪化による床暖房パネルAの反り等を防止できた。
【0030】上記図1〜図5の実施形態、又は図6〜図
9の実施形態において、隣合う床暖房パネル同士を接続
する場合の一例を図10〜図15に示す。図10中の1
は基材、2は表層材、4はコードヒーター、5aはアル
ミ箔、52は実部53が形成される合板製の枠、65は
ガラスシートである。図10の雇い実において、一般に
パネルの実部53に対して目地棒54を挿入し、その目
地棒54に釘55を斜め打ちしているが(図11の状
態)、実際の施工においては図12(a)のように目地
棒54が斜めになった状態や、或いは図12(b)のよ
うに目地棒54の差込みが不十分で実部53から出た状
態で打たれることがあり、この場合、パネル間での段差
や目隙が生じることがある。
【0031】そこで、図13(a)に示すように、目地
棒54の上面中央側の2箇所に目地棒54の挿入方向と
直交する方向に延びる断面形状が略三角形状の突条56
を突設し、パネルの実部53に目地棒54の突条56が
嵌合可能な断面形状が略三角形状の嵌合凹部57を凹設
するのが望ましい。目地棒54の材質としては、発泡ポ
リスチレンや軟質塩ビなどの弾性を有するもの、例えば
密度0.35g/cm 3 の発泡ポリスチレンが用いられ
る。また図13(b)において、例えば突条56の高さ
Dは約0.3mm、突条56の底辺の幅Lは約0.6m
m、突条56の角度θ1 は約90°、θ2 は約45°で
ある。もちろん、この数値には限定されないものであ
る。
【0032】しかして、目地棒54に形成した突条56
とパネルの実部53の嵌合凹部57との嵌合によって、
目地棒54が実部53に対して正規の位置に嵌合するこ
とができ、従って、釘55を斜めに打っても目地棒54
が斜めになったり、差込みが不十分な状態で釘55が打
たれたりすることを防止でき、これによりパネル間の段
差や目隙を無くすことができる。
【0033】さらに、図15に示すように、目地棒54
の内部に中空部58を設けるのが望ましい。目地棒54
の断面を中空状にすることによって目地棒54の弾性が
大きくなり、目地棒54を実部53に対してより容易に
挿入できるものとなる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明に係る床暖房パネルは、基材の表面にコ
ードヒーター又は温水チューブ等の発熱線を配線する凹
溝が形成され、凹溝は発熱線の幅より狭く形成されると
共に、凹溝内に上部が基材の表面より上方に突出するよ
うに発熱線が収納され、基材の表面に上記発熱線と接触
する金属箔を介して表層材が積層されて成るから、発熱
線の上部を基材の表面よりも僅かに突出させた状態で凹
溝内に発熱線を直接配線でき、従って、発熱線と金属箔
とを確実に接触させることができる。しかも、凹溝を発
熱線の幅より狭くすることで、発熱線に上からの荷重が
かかった時に、発熱線は凹溝を若干押し広げながら、或
いは発熱線自体が若干締め付けられながら凹溝内に沈み
込むようになるので、発熱線に荷重がかからず、発熱線
の破損防止を図ることができると同時に発熱線によって
パネル表面が膨れ上がるのを防止でき、この結果、発熱
線の品質向上とパネル表面の外観向上とを図ることがで
きる。
【0035】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の凹溝の深さを発熱線の幅より大きくして、発熱線の下
面側に空気層を形成したから、請求項1記載の効果に加
えて、この空気層が断熱層となって発熱線から発生する
熱を効率的に上部の金属箔に伝えることができ、熱効率
が一層向上する。また請求項3記載の発明は、請求項1
記載の凹溝の上部内面を上方程幅が広くなるテーパー状
に形成したから、請求項1記載の効果に加えて、凹溝内
に発熱線を入れる際に凹溝の上端縁に発熱線が引っ掛か
らずに、凹溝内への配線をスムーズに行なうことがで
き、配線が確実に行なわれる。
【0036】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の凹溝の底面に発熱線の下部により圧潰れ可能な突起を
突設したから、請求項1記載の効果に加えて、基材と表
層材とのプレス後に発熱線が凹溝の底の突起を潰して、
基材側にめり込むことによって、発熱線と金属箔とをよ
り確実に接触させることができ、熱効率を向上させるこ
とができると共に、突起によって基材側の剛性が低下し
ているために、基材側が容易に崩れ、発熱線に荷重がか
からなくなり、発熱線の破損防止を図ることができる。
【0037】また請求項5記載の発明に係る床暖房パネ
ルの製造方法は、基材の表面にコードヒーター又は温水
チューブ等の発熱線を配線する凹溝を形成し、凹溝内に
上部が基材の表面より上方に突出するように上記発熱線
を収納し、裏面に金属箔が仮止めされている表層材を基
材の表面に接着して、発熱線と金属箔との接触状態で全
体を圧締して一体化するものであるから、凹溝内に発熱
線を収納した後に、表層材を基材に接着するだけで、金
属箔が発熱線に接着されてヒーターブロックを形成でき
ると共に、1つの工程で金属箔と発熱線、金属箔と基
材、基材と表層材の一体化を実施できるようになる。ま
た表層材と基材との接着時に発熱線と基材の凹溝との位
置合わせ作業が不要となり、ヒーターブロックの形成が
一層容易となり、製造工程を簡略化できる。しかも、予
め発熱線と金属箔とを分離し、基材と表層材との接着時
に発熱線と金属箔とを接着してヒーターブロックを形成
することによって、従来のような発熱線と金属箔とを融
着により予め一体化してヒーターブロックを形成する場
合の問題(発熱線の塩ビ被覆の融着代が大きいと塩ビ被
覆に絶縁不良が発生し、また融着代が小さいと塩ビ被覆
が金属箔から剥離し易くなり、融着代の管理が困難であ
るという問題)を解決できると共に、予め発熱線を基材
の凹溝内に収めておくことによって、表層材と基材との
接着時に発熱線と基材の凹溝との位置合わせ作業が不要
となり、作業に精度が要求されず、製造が一層簡易とな
る。さらに、発熱線の上部を基材の表面よりも僅かに突
出させた状態で発熱線を凹溝内に配線することによっ
て、基材と表層材とのプレス後に発熱線と金属箔を確実
に接着させることができ、熱効率に優れた床暖房パネル
を容易に製造することができる。
【0038】また請求項6記載の発明は、請求項5記載
の基材の表面に発熱線の過昇温を防止する過昇温防止装
置を収納するための凹所を形成し、凹所内に発泡剤を注
入して過昇温防止装置を固定することにより、請求項5
記載の効果に加えて、過昇温防止装置の不用意な動きを
防止できるので、過昇温防止装置を基材の表面に容易に
組み込むことができて、感知精度を高めることができ、
発熱線の一層の品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の床暖房パネルの製造工程の説
明図、(b)はコードヒーターと凹溝付近の分解断面図
である。
【図2】(a)は同上の床暖房パネルの断面図、(b)
はコードヒーターと凹溝付近の断面図である。
【図3】同上の床暖房パネルの分解斜視図である。
【図4】同上の凹溝の他の実施形態の説明図である。
【図5】(a)(b)は同上の凹溝の更に他の実施形態
を説明する断面図である。
【図6】他の実施形態の床暖房パネルの製造工程の説明
図である。
【図7】同上の床暖房パネルの断面図である。
【図8】同上の床暖房パネルの一部切欠き斜視図であ
る。
【図9】同上の床暖房パネルの端部付近の斜視図であ
る。
【図10】更に他の実施形態の説明図である。
【図11】図10の雇い実の参考図である。
【図12】(a)(b)は目地棒の斜め打ちの状態及び
差込み不足の状態を説明する参考図である。
【図13】(a)は同上の目地棒と凹溝との嵌合状態の
説明図、(b)は突起付近の拡大図である。
【図14】同上の目地棒の他の実施形態の断面図であ
る。
【図15】(a)(b)は従来の床暖房パネルの製造工
程の説明図である。
【符号の説明】
1 基材 2 表層材 4 コードヒーター 4a 上部 5 金属箔 6 凹溝 6a 上端内面 7 過昇温防止装置 50 空気層 51 突起 D1 コードヒーターの幅 D2 凹溝の幅 D3 凹溝の深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 淳一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面にコードヒーター又は温水チ
    ューブ等の発熱線を配線する凹溝が形成され、凹溝は発
    熱線の幅より狭く形成されると共に、凹溝内に上部が基
    材の表面より上方に突出するように発熱線が収納され、
    基材の表面に上記発熱線と接触する金属箔を介して表層
    材が積層されて成ることを特徴とする床暖房パネル。
  2. 【請求項2】 凹溝の深さを発熱線の幅より大きくし
    て、発熱線の下面側に空気層を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の床暖房パネル。
  3. 【請求項3】 凹溝の上部内面を上方程幅が広くなるテ
    ーパー状に形成したことを特徴とする請求項1記載の床
    暖房パネル。
  4. 【請求項4】 凹溝の底面に発熱線の下部により圧潰れ
    可能な突起を突設したことを特徴とする請求項1記載の
    床暖房パネル。
  5. 【請求項5】 基材の表面にコードヒーター又は温水チ
    ューブ等の発熱線を配線する凹溝を形成し、凹溝内に上
    部が基材の表面より上方に突出するように上記発熱線を
    収納し、裏面に金属箔が仮止めされている表層材を基材
    の表面に接着して、発熱線と金属箔との接触状態で全体
    を圧締して一体化することを特徴とする床暖房パネルの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 基材の表面に発熱線の過昇温を防止する
    過昇温防止装置を収納するための凹所を形成し、凹所内
    に発泡剤を注入して過昇温防止装置を固定することを特
    徴とする請求項5記載の床暖房パネルの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175434A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 分離型床暖房装置
JP2009008377A (ja) * 2007-05-29 2009-01-15 Eidai Co Ltd 電気式床暖房パネルおよびそれを用いた電気式床暖房装置
JP2010002141A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Eidai Co Ltd 電気式床暖房パネルとそれを用いた電気式床暖房フロア
JP2010255927A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 床暖房パネル
KR20200059470A (ko) * 2018-11-21 2020-05-29 옥 자 윤 경량전열패널

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