JP3179968B2 - 床暖房パネル及びその製造方法 - Google Patents

床暖房パネル及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒーターを内蔵して形
成される床暖房パネル及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より室内を床面から暖房するように
した床暖房は、内部にヒーターを内蔵した床暖房パネル
を用いておこなわれている。この床暖房パネルは、表面
板と裏面板の間にヒーターを設けると共にヒーターと裏
面板の間に断熱材を設けて形成されるものであり、この
ヒーターとしては金属箔の裏面に発熱線を突出して設け
た所謂コード状ヒーターが多く用いられている。そして
このように裏面に発熱線の凹凸があるヒーターを用いる
場合には、断熱材の上面に凹溝を設けて凹溝内にヒータ
ーの発熱線を収納するようにしている。
【0003】また上記断熱材を発泡材料によって形成す
る場合には、表面板と裏面板との間に発泡材料を注入
し、表面板の上面と裏面板の下面をそれぞれ加熱して発
泡材料を発泡させるといった方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例の床
暖房パネルでは、図6に示すように断熱材6の凹溝30
の内面と発熱線2の表面との間に隙間が生じてしまい、
断熱材6で発熱線2を十分に保温することができず、発
熱線2で発生する熱を断熱材6によって裏面板の方に逃
げないようにすることができなくなり、床暖房パネルの
昇温時間が遅くなり、且つ消費電力が多くなるという問
題があった。
【0005】また上記従来例の床暖房パネルの製造方法
では、表面板の上面と裏面板の下面の加熱を低温でおこ
なうと発泡材料の発泡速度が遅くなって床暖房パネルの
生産性が低下するという問題があり、表面板の上面と裏
面板の下面の加熱を高温でおこなうと表面板の表面に塗
布された塗料などに艶変わりが生じて外観を損なうとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、昇温時間が速く、しかも消費電力の少ない暖房パ
ネルを提供することを目的とするものである。また本発
明は生産性を低下させず、且つ外観を損なうこともない
床暖房パネルの製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る床暖房パネ
ルは、金属箔1の下面に発熱線2を突出して設けてヒー
ター3を形成すると共に表面板4と裏面板5の間にこの
ヒーター3を配設し、ヒーター3と裏面板5の間で発泡
材料を注入発泡させて断熱材6を充填して形成した床暖
房パネルにおいて、発泡材料の発泡の際に表面板4の上
面を低温で、裏面板5の下面を高温でそれぞれ加熱して
断熱材6を形成すると共に金属箔1の下面に突出する発
熱線2の表面の全面に断熱材6を密着させて成ることを
特徴とするものである。
【0008】本発明にあって、発泡材料として連続気泡
を有するものを用いて断熱材6を形成することができ
る。また本発明にあって、金属箔1に表裏に開口する小
孔9を設けることができる。さらに本発明にあって、表
面板4の周縁部と裏面板5の周縁部の間に額縁材7を設
け、発熱線2を額縁材7の内方に配設すると共に発熱線
2に接続される送り配線用のリード線8を額縁材7の内
部に通すことができる。
【0009】本発明に係る床暖房パネルの製造方法は、
金属箔1の下面に発熱線2を突出して設けてヒーター3
を形成し、表面板4と裏面板5の間にヒーター3を配設
すると共にヒーター3と裏面板5の間に発泡材料を注入
し、表面板4の上面を低温で、裏面板5の下面を高温で
それぞれ加熱して発泡材料を発泡させて断熱材6を形成
すると共に金属箔1の下面に突出する発熱線2の表面の
全面に断熱材6を密着させることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】金属箔1の下面に突出する発熱線2の表面の全
面に断熱材6を密着させたので、発熱線2と断熱材6の
間に隙間ができないようにすることができる。また表面
板4の上面を低温で、裏面板5の下面を高温でそれぞれ
加熱して発泡材料を発泡させて断熱材6を形成したの
で、表面板4の上面を低温で加熱することによって表面
板4の表面に塗布された塗料に艶変わりが発生しないよ
うにすることができると共に、裏面板5の下面を高温で
加熱することによって発泡材料の発泡を促進することが
できる。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図2
に示すようにヒーター3はアルミニウムなどで矩形状に
形成される金属箔1の裏面に耐熱性の塩化ビニル樹脂な
どで被覆される発熱線2を波型に圧着してコード状ヒー
ターとして形成してある。ヒーター3には発熱線2に電
気を供給したり他の発熱体2と接続するための送り配線
用のリード線8が一体に設けてあって、リード線8の一
方の端部を金属箔1の一方の短辺に、リード線8の他方
の端部を金属箔1の他方の短辺に設けた切欠部12にそ
れぞれ導出させてある。
【0012】金属箔1の裏面には発熱線2と接続される
サーモスタット10が設けてある。サーモスタット10
は材質がポリブチレンテレフタレート樹脂などで形成し
てあって、ヒューズ型式が99℃、8アンペアの温度ヒ
ューズ(ヒューズ温度は20℃)が内蔵してあり、動作
温度が35℃でオン、48℃でオフとなるように設定さ
れている。またヒーター3とリード線8、或いはリード
線8同士の接続はかしめによっておこなわれており、こ
のかしめ部には耐熱性の塩化ビニル樹脂などで形成され
る接続チューブ11を被覆してある。そしてこのヒータ
ー3の金属箔1には上下面に開口する針孔のような直径
0.5mm程度の小孔9が穿設してある。この小孔9は
上記サーモスタット10や接続チューブ11などの突起
物の周辺部に数多く設けてあり、その他の部分にはラン
ダムに形成してある。
【0013】図3に示すように表面板4はクロス合板な
どの表面に化粧用の塗料が塗布された矩形状の化粧単板
13などを複数枚貼って形成されるものである。表面板
4の各短辺には上下及び側面に開口する開口部14が形
成してあって、各開口部14は蓋体15で開閉すること
ができるようになっている。裏面板5は合板などで矩形
に形成してあって、裏面板5の上面の周縁部には合板な
どで形成される額縁材7が固定される。額縁材7には各
短辺において切欠開口部16が設けてあって、額縁材7
がこの部分で途切れたようになっている。また裏面板5
の一方の端部の上面にはこの額縁材7と独立した端部額
縁材7が固定される。図4(b)には他の実施例が示し
てある。この実施例ではヒーター3の発熱線2に接続さ
れるリード線8を額縁材7に設けた溝部に通して額縁材
7で囲まれる凹部17の内方にリード線8が配設されな
いようにし、このようにして凹部17の内方部分を広く
して金属箔1に波型に圧着される発熱線2の額縁材7の
短手方向における寸法を大きくし、ヒーター3における
発熱線2の占有面積を大きく形成したものである。図4
(a)に示すようにリード線8を発熱線2の直ぐ横に配
設すると発熱線2の額縁材7の短手方向における寸法が
小さくなってしまい、ヒーター3における発熱線2の占
有面積が小さくなり、床暖房パネルの短手方向において
温度のばらつきが生じるが、本実施例では図4(b)に
示すようにリード線8を額縁材7に設けた溝部に通し、
発熱線2の額縁材7の短手方向における寸法を大きくし
てヒーター3における発熱線2の占有面積を大きくした
ので、床暖房パネルの短手方向において温度のばらつき
が生じるにくくすることができる。具体例を示すと、図
4(c)に示すように1818mm×303mm×9m
mで中央部に短手方向の寸法が254mmの開口部を設
けて24.5mm幅の額縁材7を形成する。この額縁材
7に幅寸法3mm、深さ3mmの溝部を設け、この溝部
に直径2.6mmのリード線8を収納する。このことで
額縁材7の内方に設けられる発熱線2の占有面積が41
06.4cm 2 となる。尚、同じ額縁材7でリード線8
を額縁材7の内部に収納しないものでは、発熱線2の占
有面積が3344.0cm 2 となるヒーター3しか額縁
材7の内方に収納できなくなる。つま り上記具体例の方
が発熱線2の占有面積を約23%増加することができ
る。
【0014】断熱材6は発泡材料を発泡させることによ
って形成されるものである。発泡材料としてウレタンを
使用する場合には、A液としてポリオール100重量
部、アミン系の触媒1重量部、シリコン系の整泡剤0.
5重量部、オイルなどの破泡剤3重量部、水などの発泡
剤3重量部を調製し、B液としてイソシアネートを用意
し、A液とB液を100重量部:130重量部の割合で
混合したものを使用する。このような発泡材料は連泡率
がフリー発泡時で100%、125Kモールド時で10
〜35%になり、しかも連続気泡を有するものとなって
いる。
【0015】次に床暖房パネルの製造方法について述べ
る。先ず表面板4の下面にヒーター3の上面を両面粘着
テープやホットメルト接着剤等で取り付ける。次に裏面
板5の上面の額縁材7で囲まれる凹部17の内部に上記
発泡材料を注入する。次に凹部17の上面開口から凹部
17の内部にヒーター3を収納すると共に額縁材7の上
面に表面板4の裏面の周縁部を接着剤などで接着する。
その後図5に示すようにプレス機31の上プレス板31
aと下プレス板31bの間に上記積層物32を配置して
圧締し、表面板4の上面と裏面板5の下面から70℃程
度で加熱して凹部17の内部の発泡材料を発泡させて図
1(a)に示すような断熱材6を形成する。そしてこの
断熱材6は図1(b)に示すようにヒーター3の金属箔
1の裏面及び発熱線2の表面に隙間なく密着させて形成
されている。
【0016】上記のように形成される床暖房パネルで
は、ヒーター3と裏面板5の間で発泡材料を注入発泡さ
せて断熱材6を形成し、断熱材6を発熱線2の表面に隙
間なく密着させているので、断熱材6によって発熱線2
を覆って十分に保温して発熱線2で発生する熱が裏面板
5の方に逃げないようにすることができ、断熱性能を高
くすることができる。この結果、従来例のものよりも昇
温時間が短くて済み、また消費電力も少なくすることが
できる。
【0017】また断熱材6の上面を金属箔1の下面に密
着させたので、金属箔1を介して表面板4の下面に断熱
材6を弾接することができ、表面材4と断熱材6の間に
隙間ができて断熱材6で表面板4を保持することができ
ないという問題が発生しなくなり、歩行感の良い床暖房
パネルを得ることができ、しかも断熱材6で表面板4を
保持するために、表面板4にかかる外力がヒーター3の
発熱線2に及ばないようにすることができ、発熱線2の
断線などを防止することができる。
【0018】また発泡材料として連続気泡タイプのもの
を使用したので、樹脂の流動性がよく、発泡時に空気溜
まりが発生しにくくすることができ、しかもこの発泡材
料で形成される断熱材6には欠肉が発生しないようにす
ることができる。この効果を十分に得るには特に発泡材
料としてフリー密度55kg/ 3 で独泡率約50%の
ものを使用することが好ましい。
【0019】さらにヒーター3の金属箔1には小孔9が
形成してあるので、発泡材料が発泡する際にこの小孔9
から凹部17の内部の空気を抜くことができ、発泡材料
に空気溜まりを発生しにくくすることができ、しかもこ
の発泡材料で形成される断熱材6に欠肉を発生しないよ
うにすることができる。特にサーミスタ10や接続チュ
ーブ11などの突起物周辺では空気溜まりや断熱材6の
欠肉が起き易いが、本実施例ではサーミスタ10や接続
チューブ11の周辺に小孔9を数多く設けることによ
り、これらの周辺で空気溜まりや断熱材6の欠肉が起き
にくくすることができる。
【0020】
【0021】
【0022】また、プレス機31でホットプレスして発
泡材料を発泡させる際に、裏面板5の下面を50℃〜8
0℃で加熱し、表面板4の上面を裏面板5よりも10℃
〜30℃だけ低い温度で加熱するようにする。このよう
に裏面板5の下面を50℃〜80℃で加熱することによ
って発泡材料の発泡を促進させて、表面板4と裏面板5
を50℃〜80℃で加熱する場合とほぼ同じ時間で発泡
材料を発泡させて断熱材6を形成することができる。ま
た表面板4の上面を裏面板5よりも10℃〜30℃だけ
低い温度で加熱することによって表面板4の表面に塗布
された塗料などに熱による艶変わりを発生させないよう
にすることができる。
【0023】具体的な例として、厚さ3.5mmの表面
板4と、厚さ9.0mmの額縁材7と、厚さ2.3mm
の裏面板5とを用いて上記実施例と同様にしてこれらを
積層する。そして図5に示すような上プレス板31aを
60℃、下プレス板31bを80℃としたプレス機31
で、表面板4の上面を60℃、裏面板5の下面を80℃
で加熱し、圧力2kg/cm2でホットプレスして床暖
房パネルを作製した。このようにして床暖房パネルを作
製すると、発泡材料の発泡時間を約5分程度にすること
ができ、従来のように表面板4と裏面板5とを同じ温度
(70℃)で加熱したときと変わらない時間で発泡材料
を発泡させることができる。また表面板4の上面を60
℃という低温で加熱しているので、表面板4の表面に塗
布された塗料などに熱による艶変わりが発生しない。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明に係る床暖房パネル
は、発泡材料の発泡の際に表面板の上面を低温で、裏面
板の下面を高温でそれぞれ加熱して断熱材を形成したの
で、表面板の上面を低温で加熱することによって表面板
の表面に塗布された塗料に艶変わりが発生しないように
することができ、床暖房パネルの外観を損なうことがな
いようにすることができると共に、裏面板の下面を高温
で加熱することによって発泡材料の発泡を促進すること
ができ、生産性を低下させないようにして得ることがで
きるものである。また、金属箔の下面に突出する発熱線
の表面の全面に断熱材を密着させたので、発熱線と断熱
材の間に隙間ができないようにすることができ、発熱線
を断熱材で保温して発熱線で発生する熱を断熱材によっ
て裏面板の方に逃げないようにすることができて昇温時
間を速くし、且つ消費電力を少なくすることができるも
のである。
【0025】また発泡材料として連続気泡を有するもの
を用いて断熱材を形成したので、樹脂の流動性がよく、
発泡時に空気溜まりが発生しにくくすることができ、し
かもこの発泡材料で形成される断熱材には欠肉が発生し
ないようにすることができるものである。また金属箔に
表裏に開口する小孔を設けたので、発泡材料が発泡する
際にこの小孔から凹部の内部の空気を抜くことができ、
発泡時に空気溜まりが発生しにくくすることができ、し
かもこの発泡材料で形成される断熱材には欠肉が発生し
ないようにすることができるものである。
【0026】また表面板の周縁部と裏面板の周縁部の間
に額縁材を設け、発熱線を額縁材の内方に配設すると共
に発熱線に接続される送り配線用のリード線を額縁材の
内部に通したので、額縁材の内方に配設される発熱線の
占有面積を大きくすることができ、温度のばらつきを生
じにくくすることができるものである。本発明に係る断
熱パネルの製造方法は、表面板の上面を低温で、裏面板
の下面を高温でそれぞれ加熱して発泡材料を発泡させて
断熱材を形成したので、表面板の上面を低温で加熱する
ことによって表面板の表面に塗布された塗料に艶変わり
が発生しないようにすることができ、床暖房パネルの外
観を損なうことがないようにすることができると共に、
裏面板の下面を高温で加熱することによって発泡材料の
発泡を促進することができ、生産性を低下させないよう
にすることができるものである。また、金属箔の下面に
突出する発熱線の表面の全面に断熱材を密着させたの
で、発熱線と断熱材の間に隙間ができないようにするこ
とができ、発熱線を断熱材で保温して発熱線で発生する
熱を断熱材によって裏面板の方に逃げないようにするこ
とができて昇温時間を速くし、且つ消費電力が少ない断
熱パネルを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の示す断面図、
(b)は一部の断面図である。
【図2】同上のヒーターの平面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】(a)は従来例の断面図、(b)は同上の他の
実施例を示す断面図、(c)は同上の額縁材を示す平面
図である。
【図5】発明のプレス機を示す概略図である。
【図6】従来例の一部の断面図である。
【符号の説明】
1 金属箔 2 発熱線 3 ヒーター 4 表面板 5 裏面板 6 断熱材 7 額縁材 8 リード線 9 小孔
フロントページの続き (72)発明者 鍜治 良明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−42053(JP,A) 特開 平4−351622(JP,A) 特開 昭57−117733(JP,A) 実開 平4−46627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 13/02 E04B 1/76 E04B 1/80 E04F 15/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔の下面に発熱線を突出して設けて
    ヒーターを形成すると共に表面板と裏面板の間にこのヒ
    ーターを配設し、ヒーターと裏面板の間で発泡材料を注
    入発泡させて断熱材を充填して形成した床暖房パネルに
    おいて、発泡材料の発泡の際に表面板の上面を低温で、
    裏面板の下面を高温でそれぞれ加熱して断熱材を形成す
    ると共に金属箔の下面に突出する発熱線の表面の全面に
    断熱材を密着させて成ることを特徴とする床暖房パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 発泡材料として連続気泡を有するものを
    用いて断熱材を形成して成ることを特徴とする請求項1
    に記載の床暖房パネル。
  3. 【請求項3】 金属箔に表裏に開口する小孔を設けて成
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の床暖房パネ
    ル。
  4. 【請求項4】 表面板の周縁部と裏面板の周縁部の間に
    額縁材を設け、発熱線を額縁材の内方に配設すると共に
    発熱線に接続される送り配線用のリード線を額縁材の内
    部に通して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の床暖房パネル。
  5. 【請求項5】 金属箔の下面に発熱線を突出して設けて
    ヒーターを形成し、表面板と裏面板の間にヒーターを配
    設すると共にヒーターと裏面板の間に発泡材料を注入
    し、表面板の上面を低温で、裏面板の下面を高温でそれ
    ぞれ加熱して発泡材料を発泡させて断熱材を形成する
    共に金属箔の下面に突出する発熱線の表面の全面に断熱
    材を密着させることを特徴とする床暖房パネルの製造方
    法。
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