JP2020133332A - パネル - Google Patents

パネル Download PDF

Info

Publication number
JP2020133332A
JP2020133332A JP2019031171A JP2019031171A JP2020133332A JP 2020133332 A JP2020133332 A JP 2020133332A JP 2019031171 A JP2019031171 A JP 2019031171A JP 2019031171 A JP2019031171 A JP 2019031171A JP 2020133332 A JP2020133332 A JP 2020133332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
surface plate
heating element
panel
dimples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019031171A
Other languages
English (en)
Inventor
正英 永田
Masahide Nagata
正英 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kiyoh Ind Co Ltd
KIYOH INDUSTRY CO Ltd
Original Assignee
Kiyoh Ind Co Ltd
KIYOH INDUSTRY CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kiyoh Ind Co Ltd, KIYOH INDUSTRY CO Ltd filed Critical Kiyoh Ind Co Ltd
Priority to JP2019031171A priority Critical patent/JP2020133332A/ja
Publication of JP2020133332A publication Critical patent/JP2020133332A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】フリーアクセスフロアに加温機能を持たせつつ、強度の向上をも図ることのできるパネルを提供すること。【解決手段】本発明に係るパネルは、表面板1と、該表面板1の下方に配され、上方に突出する半球面状のディンプル3を複数有する裏面板2と、前記表面板1と前記裏面板2とによって囲まれる空間内に配されるコア材10とを具備したフリーアクセスフロア用のパネルであって、前記表面板1の平らな下面に沿わせて発熱体7を配した。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、フリーアクセスフロアを構成するパネルに関する。
従来、事務所等において、OA機器への配線を床下に通すため、フリーアクセスフロア(二重床)が採用されている。
ところで、一般に、オフィス等の空調はエアコンにより行われることが多いが、特に冬季には、エアコンによる暖気が床面全体に行き渡らず、場所によってかなりの温度差が生じ得る。また、コピー機等の機械類のみがあり、人が長時間留まらない場所はそれほど温める必要は無く、作業机周辺など、人が長時間留まる場所を重点的に温めれば足りることも多い。
そこで、室内を部分的に暖房する手段として、面発熱体を備えた二重床が提案されている(特許文献1参照)。この二重床では、任意の場所を容易に加温することが可能となる。
特開平6−341655号公報
しかし、上記二重床では、床上に重量物を載置した場合、強度が不十分となる恐れがある。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、フリーアクセスフロアに加温機能を持たせつつ、強度の向上をも図ることのできるパネルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るパネルは、表面板と、該表面板の下方に配され、上方に突出する半球面状のディンプルを複数有する裏面板と、前記表面板と前記裏面板とによって囲まれる空間内に配されるコア材とを具備したフリーアクセスフロア用のパネルであって、前記表面板の平らな下面に沿わせて発熱体を配した(請求項1)。
上記パネルにおいて、前記発熱体を、前記ディンプルの頂部の真上を避けた位置に配してもよい(請求項2)。
本願発明では、フリーアクセスフロアに加温機能を持たせつつ、強度の向上をも図ることのできるパネルが得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明のパネルでは、発熱体により加温機能を持たせることができ、ディンプルにより強度の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明のパネルでは、発熱体と裏面板との間に断熱材であるコア材を介在させることにより、加温機能の向上を図ることができる。
(A)は本発明の一実施の形態に係るパネルの構成を概略的に示す底面図、(B)は(A)のB−B線切断断面図である。 (A)は前記パネルの構成を概略的に示す平面図、(B)は(A)を左側からみた側面図、(C)は図1(A)のF2C部拡大図、(D)は図1(B)のF2D部拡大図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1(A)及び(B)、図2(A)〜(D)に示すパネルは、フリーアクセスフロア用のパネルであり、鋼板製の表面板1及びこの表面板1の下方に配される裏面板2とを具備する。
裏面板2は、図1(A)及び(B)に示すように、上方に突出する半球面状のディンプル3を複数有する(図1(B)では上下が逆さになっている)。ディンプル3は、大きさが不均一であり、図1(A)に示すように複数の列状に配されている(図示例では横方向に間隔を置いて並ぶディンプル3の列が五つある)。そして、各列のディンプル3の頂点を覆うように金属製の帯板4が配され、帯板4は各ディンプル3にスポット溶接される。帯板4は、球面状(曲面状)である各ディンプル3の頂部に平面を形成し、表面板1の下面に裏面板2を接着し易くするためのものである。すなわち、帯板4と表面板1の下面とは接着剤により接合される。また、表面板1と裏面板2とは周縁部どうしも例えば接着剤により接合される。
なお、本例では、図1(A)に示すように、裏面板2の中央の1個のディンプル3を円状に囲むようにこれよりやや大きい6個のディンプル3が配され、これら計7個のディンプル3を囲むように額縁状に計16個のディンプル3が配されている。額縁状に並ぶ16個のディンプル3は、相対的に大きいものと小さいものとが交互に並び、4隅のディンプル3と各辺中央のディンプル3とが小さくなっている。図1(A)の例では、縦方向において中央に位置する列の中央と両端のディンプル3が最小、縦方向において両端に位置する列の中央と両端のディンプル3がその次に小さく、それ以外のディンプル3が最大となるようにしてある。
また、上方に突出する各ディンプル3の頂部が表面板1の下面に接触することによって表面板1と裏面板2との間に隙間が生じることのないように、図1(B)、図2(B)及び(D)に示すように、裏面板2の側壁5は、各ディンプル3が設けられた底面6から立ち上がっている。
このように、裏面板2に複数のディンプル3を設けることにより、パネルの強度の向上を図ることができる。
また、本例では、表面板1の平らな下面に沿わせ、図1(A)及び図2(A)に示すように蛇行させるようにして、線状の発熱体7を配する。本例の発熱体7は、図1(A)に示すように、各ディンプル3及び各帯板4(の真上となる位置)を避けて(ディンプル3各列の間を通るように)蛇行している。発熱体7を表面板1の下面に沿わせる(表面板1の下面側に保持する)に際しては、表面板1の下面にねじ止め等により固定される適宜の保持部材7a(図2(D)参照)により、発熱体7をその全体にわたって保持するか、あるいは発熱体7の複数個所を部分的に保持することが考えられる。なお、図1(A)には分かり易さのために発熱体7を実線で示しているが、本来は裏面板2及び後述するコア材10で覆われるため、この図には表れない。
斯かる発熱体7には、例えば、カーボン線、ニクロム線等の電熱線を用いることができる。そして、発熱体7の両端には、導線8が接続され(図2(C)参照)、この導線8は、例えば、他のパネルの発熱体7(導線8)に電気的に接続されるように構成されていてもよいし、電源(コンセント)に接続されるプラグを有するように構成されていてもよい。なお、図2(C)において、符号9はアース線である。
このように、表面板1の下面に発熱体7を配することにより、パネルを加温することが可能となる。
さらに、表面板1と裏面板2とによって囲まれる空間内にはコア材10(図1(B)参照)を配するのであり、コア材10を断熱材(例えばウレタン発泡材)とすることにより、発熱体7による加温性能の向上を図ることが可能となる。特に、本例では、各ディンプル3の真上を避けた位置に発熱体7を設けるので、発熱体7と裏面板2との間にはコア材10がある程度の厚みをもって介在することになり、これにより、上記加温性能が優れたものとなる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
ディンプル3の構成(数、形状等)は、図1(A)及び(B)に示したものに限らず、他の構成を有するディンプル3を採用してもよい。例えば、全てのディンプル3が底面視(平面視)において欠けていない円状を呈している必要はなく、裏面板2の周縁部には一部が欠けた円状を呈するディンプル3を配するようにしてもよい。
上記実施の形態では、各ディンプル3の真上を避けた位置に発熱体7を設けているが、発熱体7は、ディンプル3の頂部(帯板4)の真上を避けた位置に設ければよく、例えばディンプル3の周縁部の上方にかかるように設けてもよい。
上記実施の形態では帯板4を用いているが、これに限らず、帯板4を用いなくてもよい。この場合、ディンプル3の頂部を表面板1の下面に例えば接着剤により直接接合することが考えられる。
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 表面板
2 裏面板
3 ディンプル
4 帯板
5 側壁
6 底面
7 発熱体
7a 固定部材
8 導線
9 アース線
10 コア材

Claims (2)

  1. 表面板と、
    該表面板の下方に配され、上方に突出する半球面状のディンプルを複数有する裏面板と、
    前記表面板と前記裏面板とによって囲まれる空間内に配されるコア材とを具備したフリーアクセスフロア用のパネルであって、
    前記表面板の平らな下面に沿わせて発熱体を配したことを特徴とするパネル。
  2. 前記発熱体を、前記ディンプルの頂部の真上を避けた位置に配した請求項1に記載のパネル。

JP2019031171A 2019-02-25 2019-02-25 パネル Pending JP2020133332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019031171A JP2020133332A (ja) 2019-02-25 2019-02-25 パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019031171A JP2020133332A (ja) 2019-02-25 2019-02-25 パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020133332A true JP2020133332A (ja) 2020-08-31

Family

ID=72278008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019031171A Pending JP2020133332A (ja) 2019-02-25 2019-02-25 パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020133332A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0657933A (ja) * 1992-08-10 1994-03-01 Hitachi Home Tec Ltd フリーアクセスフロア
JPH06220983A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Hibiya Eng Ltd 二重床用床パネル構造
JPH06341655A (ja) * 1992-06-25 1994-12-13 Kazuo Okazaki 配線用二重床
JPH0828893A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Matsushita Electric Works Ltd 床暖房パネル及びその製造方法
JPH1151402A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Shinten Kogyo Kk 床暖房装置
JP2005082999A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Murata Mach Ltd 床暖房付フリーアクセスフロア
JP2012132170A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp フロアパネル

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06341655A (ja) * 1992-06-25 1994-12-13 Kazuo Okazaki 配線用二重床
JPH0657933A (ja) * 1992-08-10 1994-03-01 Hitachi Home Tec Ltd フリーアクセスフロア
JPH06220983A (ja) * 1993-01-28 1994-08-09 Hibiya Eng Ltd 二重床用床パネル構造
JPH0828893A (ja) * 1994-07-15 1996-02-02 Matsushita Electric Works Ltd 床暖房パネル及びその製造方法
JPH1151402A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Shinten Kogyo Kk 床暖房装置
JP2005082999A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Murata Mach Ltd 床暖房付フリーアクセスフロア
JP2012132170A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp フロアパネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2549194B1 (en) Fan guard and air conditioner having the same
US8511022B2 (en) Access floor panel having intermingled directional and non-directional air passageways
EP1030129B1 (en) Independently operating mobile radiator
JP6791983B2 (ja) ストラップタイプのフレームを備えるバッテリーモジュール及びこのためのフレームアセンブリー
JP2020133332A (ja) パネル
CN106545983B (zh) 一种格栅
US2406884A (en) Electric heating system for buildings
WO2008105612A1 (en) Prefabricated heating mat panel and assembly thereof
JP6961223B2 (ja) 身体冷暖房装置
JP2009145016A (ja) 空気調和装置の室外機
US4312403A (en) Hot water radiator
JP2016089416A (ja) フリーアクセスフロア及び冷暖房システム
JP2021174642A (ja) バッテリーケース用ロアトレイ
US20190254126A1 (en) Induction heating arrangement
JP6525021B2 (ja) 冷凍装置の熱源ユニット
CN211860584U (zh) 绕线结构、线圈盘及电磁加热装置
JP7096595B2 (ja) 床暖房パネル
JP3761850B2 (ja) 床暖房パネルヒータ
JPH0330741Y2 (ja)
AU2019204398B2 (en) Substrate and Raised Floor Formed by Using Same
CN210980317U (zh) 一种整体式空调底座
JP6662742B2 (ja) 温調装置およびペルチェモジュール
JP6881833B2 (ja) フロア部材及びそれを用いたフロアの空調構造
JP3061520B2 (ja) 電気機器のタンク
JP5249264B2 (ja) プレート式熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221212