JP2717639B2 - 床暖房用敷板の止め具 - Google Patents
床暖房用敷板の止め具Info
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- JP2717639B2 JP2717639B2 JP19815195A JP19815195A JP2717639B2 JP 2717639 B2 JP2717639 B2 JP 2717639B2 JP 19815195 A JP19815195 A JP 19815195A JP 19815195 A JP19815195 A JP 19815195A JP 2717639 B2 JP2717639 B2 JP 2717639B2
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- heating
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房用敷板をそ
の下の床板に、釘で止め付ける際に使用し、特に、発泡
樹脂製の敷板を用いる場合に用いる止め具に関するもの
である。
の下の床板に、釘で止め付ける際に使用し、特に、発泡
樹脂製の敷板を用いる場合に用いる止め具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4に示す床暖房装置は、畳表6や、フ
ローリング等の表面材の下に、暖房用の温水を循環させ
ることによって、床表面を暖めるものである。床板1の
上に発泡樹脂からなる敷板2を敷くとともに、この敷板
2の上に暖房畳5を敷き詰めている。この敷板2は暖房
畳5に対応している。この暖房畳5の中には温水を循環
する暖房パイプ4が設置されていて、敷板2の上にはヒ
ーターHから温水を暖房パイプ4へ導く補助パイプ7を
設置する。補助パイプ7と暖房パイプ4はジョイント1
4で接続される。敷板2は、発泡樹脂からなり、図5に
示すように、補助パイプ7を設置するためのガイド溝3
が形成されている。このガイド溝3に沿って補助パイプ
7を設置し、暖房パイプ4と補助パイプ7の接続は、ジ
ョイント14によって、溝部15で行う。なお、図5に
示すようにガイド溝3を複雑に張り巡らしているのは、
複数の敷板2をどのように配置しても、補助パイプ7を
暖房畳5の暖房パイプ4に導けるようにしているためで
ある。敷板2には、補助パイプ7を設置するためのガイ
ド溝3の他に、釘打ち位置を示した止め位置マーク13
の表示がある。このマーク13に合わせて釘12を打
ち、敷板2と床板1とを結合する。このようにして設置
した床暖房装置は、ヒーターHからの温水が、補助パイ
プ7、及び暖房パイプ4を循環するので、暖房畳5が温
められることになる。
ローリング等の表面材の下に、暖房用の温水を循環させ
ることによって、床表面を暖めるものである。床板1の
上に発泡樹脂からなる敷板2を敷くとともに、この敷板
2の上に暖房畳5を敷き詰めている。この敷板2は暖房
畳5に対応している。この暖房畳5の中には温水を循環
する暖房パイプ4が設置されていて、敷板2の上にはヒ
ーターHから温水を暖房パイプ4へ導く補助パイプ7を
設置する。補助パイプ7と暖房パイプ4はジョイント1
4で接続される。敷板2は、発泡樹脂からなり、図5に
示すように、補助パイプ7を設置するためのガイド溝3
が形成されている。このガイド溝3に沿って補助パイプ
7を設置し、暖房パイプ4と補助パイプ7の接続は、ジ
ョイント14によって、溝部15で行う。なお、図5に
示すようにガイド溝3を複雑に張り巡らしているのは、
複数の敷板2をどのように配置しても、補助パイプ7を
暖房畳5の暖房パイプ4に導けるようにしているためで
ある。敷板2には、補助パイプ7を設置するためのガイ
ド溝3の他に、釘打ち位置を示した止め位置マーク13
の表示がある。このマーク13に合わせて釘12を打
ち、敷板2と床板1とを結合する。このようにして設置
した床暖房装置は、ヒーターHからの温水が、補助パイ
プ7、及び暖房パイプ4を循環するので、暖房畳5が温
められることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、敷板2
は発泡樹脂製なので、もろく崩れ易く、床板1との結合
するために釘12を打つと、釘孔が広がってしまうこと
があった。また、釘12をあまり強く打ち付けても、圧
力が集中した釘孔の周りで、敷板2が崩れてしまい、や
はり、釘が緩み、敷板2と床板1とをしっかり結合する
ことができなかった(図6)。そこで、本発明の目的
は、温水床暖房の発泡樹脂製の敷板を、その下の床板に
釘を用いて固定する際に、確実に結合できるようにする
ための止め具を提供することである。
は発泡樹脂製なので、もろく崩れ易く、床板1との結合
するために釘12を打つと、釘孔が広がってしまうこと
があった。また、釘12をあまり強く打ち付けても、圧
力が集中した釘孔の周りで、敷板2が崩れてしまい、や
はり、釘が緩み、敷板2と床板1とをしっかり結合する
ことができなかった(図6)。そこで、本発明の目的
は、温水床暖房の発泡樹脂製の敷板を、その下の床板に
釘を用いて固定する際に、確実に結合できるようにする
ための止め具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の床暖房用敷板の
止め具は、筒状の台部と台部の上底面に形成した円盤状
のつば部とからなる止め具本体と、本体の中央に上下に
貫通する釘孔と、つば部上面の釘孔の周りに形成した凹
部とからなり、上記本体を温流体を循環させる暖房パイ
プを設けた暖房体の下に敷設する発泡樹脂製の敷板上に
本体の形状に合わせて形成した止め位置マーク孔に嵌め
込むとともに、上記釘孔に敷板と敷板を敷設した床板と
を結合するための釘を貫通させることを特徴とする。
止め具は、筒状の台部と台部の上底面に形成した円盤状
のつば部とからなる止め具本体と、本体の中央に上下に
貫通する釘孔と、つば部上面の釘孔の周りに形成した凹
部とからなり、上記本体を温流体を循環させる暖房パイ
プを設けた暖房体の下に敷設する発泡樹脂製の敷板上に
本体の形状に合わせて形成した止め位置マーク孔に嵌め
込むとともに、上記釘孔に敷板と敷板を敷設した床板と
を結合するための釘を貫通させることを特徴とする。
【0005】
【作用】筒状の台部と台部の上底面に形成した円盤状の
つば部とからなる止め具本体を、発泡樹脂製の敷板上に
形成した止め位置マーク孔に嵌め込み、釘孔に釘を刺し
て床板に打ち付けて固定する。止め具本体は、敷板の止
め位置マーク孔に納まり、釘の頭部は、止め具の釘孔回
りに形成した凹部に納まって、敷板の表面は平らにな
る。釘による押圧力は、円盤状のつば部の全面積が受
け、つば部の全面で敷板面を押えることになるので、釘
孔の周りを崩すようなことがない。そのために、敷板と
床板とを確実に結合することができる。
つば部とからなる止め具本体を、発泡樹脂製の敷板上に
形成した止め位置マーク孔に嵌め込み、釘孔に釘を刺し
て床板に打ち付けて固定する。止め具本体は、敷板の止
め位置マーク孔に納まり、釘の頭部は、止め具の釘孔回
りに形成した凹部に納まって、敷板の表面は平らにな
る。釘による押圧力は、円盤状のつば部の全面積が受
け、つば部の全面で敷板面を押えることになるので、釘
孔の周りを崩すようなことがない。そのために、敷板と
床板とを確実に結合することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示す実施例は、円筒
状の台部8aと円盤状のつば部8bとからなる止め具本
体8である。本体の中央には、上下に貫通する釘孔9
が、つば部8bの釘孔9の周りには、凹部10が形成さ
れている。この止め具を用いて、床暖房用敷板を止めた
床暖房装置は、敷板2の止め位置以外は、図4に示す従
来例と同様である。図2に示すように、敷板2には補助
パイプ7を設置するためのガイド溝3と、止め位置マー
ク孔11が形成されている。止め位置マーク孔11は、
止め具本体8と同様の形状をしているので、床板1上に
敷板2を敷設した後、この止め位置マーク孔11に本体
8を嵌め込んで、釘孔9に合わせて釘12を打つ。釘1
2は、止め具本体8および、敷板2を貫通し、床板1ま
で到達して、敷板2を床板1に固定できる。
状の台部8aと円盤状のつば部8bとからなる止め具本
体8である。本体の中央には、上下に貫通する釘孔9
が、つば部8bの釘孔9の周りには、凹部10が形成さ
れている。この止め具を用いて、床暖房用敷板を止めた
床暖房装置は、敷板2の止め位置以外は、図4に示す従
来例と同様である。図2に示すように、敷板2には補助
パイプ7を設置するためのガイド溝3と、止め位置マー
ク孔11が形成されている。止め位置マーク孔11は、
止め具本体8と同様の形状をしているので、床板1上に
敷板2を敷設した後、この止め位置マーク孔11に本体
8を嵌め込んで、釘孔9に合わせて釘12を打つ。釘1
2は、止め具本体8および、敷板2を貫通し、床板1ま
で到達して、敷板2を床板1に固定できる。
【0007】この時、釘12の頭部はつば部8bの凹部
10に収納され、本体8は敷板2の止め位置マーク孔1
1に納まるので、その上に載せる暖房畳5が浮き上がる
ようなことはない。また、釘12による押圧力は、つば
部8bの全面積で受けることになるので、従来のように
釘孔部分に応力が集中して、敷板2の一部を破壊してし
まうようなことはない。このため、釘12は緩み難く、
敷板2を確実に固定できる。このように、設置した敷板
2のガイド溝3に沿って補助パイプ7を設置し、暖房畳
5の暖房パイプ4と補助パイプ7とをジョイント14を
介して接続し、ジョイント14を溝部15に収納する。
10に収納され、本体8は敷板2の止め位置マーク孔1
1に納まるので、その上に載せる暖房畳5が浮き上がる
ようなことはない。また、釘12による押圧力は、つば
部8bの全面積で受けることになるので、従来のように
釘孔部分に応力が集中して、敷板2の一部を破壊してし
まうようなことはない。このため、釘12は緩み難く、
敷板2を確実に固定できる。このように、設置した敷板
2のガイド溝3に沿って補助パイプ7を設置し、暖房畳
5の暖房パイプ4と補助パイプ7とをジョイント14を
介して接続し、ジョイント14を溝部15に収納する。
【0008】
【発明の効果】本発明の床暖房用敷板の止め具を用いれ
ば、発泡樹脂製の敷板を床板に、確実に結合することが
できる。
ば、発泡樹脂製の敷板を床板に、確実に結合することが
できる。
【図1】本実施例の止め具本体の斜視図である。
【図2】本実施例の敷板の表面図である。
【図3】図2のIII-III断面図である。
【図4】床暖房装置の部分断面図である。
【図5】従来例の敷板の表面図である。
【図6】図5のVI-VI断面図である。
1 床板 2 敷板 4 暖房パイプ 5 暖房畳 8 止め具本体 8a 台部 8b つば部 9 釘孔 10 凹部 11 止め位置マーク孔 12 釘
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状の台部と台部の上底面に形成した円
盤状のつば部とからなる止め具本体と、本体の中央に上
下に貫通する釘孔と、つば部上面の釘孔の周りに形成し
た凹部とからなり、上記本体を温流体を循環させる暖房
パイプを設けた暖房体の下に敷設する発泡樹脂製の敷板
上に本体の形状に合わせて形成した止め位置マーク孔に
嵌め込むとともに、上記釘孔に敷板と敷板を敷設した床
板とを結合するための釘を貫通させる床暖房用敷板の止
め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815195A JP2717639B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 床暖房用敷板の止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815195A JP2717639B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 床暖房用敷板の止め具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925703A JPH0925703A (ja) | 1997-01-28 |
JP2717639B2 true JP2717639B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16386315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19815195A Expired - Fee Related JP2717639B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 床暖房用敷板の止め具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2717639B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP19815195A patent/JP2717639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0925703A (ja) | 1997-01-28 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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