JPH0612178B2 - 暖房用床構造体 - Google Patents
暖房用床構造体Info
- Publication number
- JPH0612178B2 JPH0612178B2 JP61200798A JP20079886A JPH0612178B2 JP H0612178 B2 JPH0612178 B2 JP H0612178B2 JP 61200798 A JP61200798 A JP 61200798A JP 20079886 A JP20079886 A JP 20079886A JP H0612178 B2 JPH0612178 B2 JP H0612178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- heating
- wooden
- wooden frame
- plywood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として木造住宅の暖房用床構造体に関する。
従来、木造住宅の荒床の上に形成される床暖房用構造体
は、実公昭５７−２５０５３号公報、実開昭６０−５９
０１１号公報、実開昭５８−５１１１６号公報の第２図
に示された構造のものが一般に用いられている。
は、実公昭５７−２５０５３号公報、実開昭６０−５９
０１１号公報、実開昭５８−５１１１６号公報の第２図
に示された構造のものが一般に用いられている。
この床暖房用構造体は第３図に示すように、表面に一縁
から他縁に平行して延長する複数条の溝５を有する発泡
スチロールやウレタンフォームなどからなる断熱板１の
上に、断熱板１の溝５及び表面に沿うように形成した金
属板６を一体に設けた版材１０を荒床の上に直接敷き、
溝５内に温水パイプ９を配管し、その上に合板７を敷い
て釘で版材１０を貫通して下の荒床に合板７を打ち付
け、その上にカーペットを張るか、木質フローリング材
を接着して形成している。
から他縁に平行して延長する複数条の溝５を有する発泡
スチロールやウレタンフォームなどからなる断熱板１の
上に、断熱板１の溝５及び表面に沿うように形成した金
属板６を一体に設けた版材１０を荒床の上に直接敷き、
溝５内に温水パイプ９を配管し、その上に合板７を敷い
て釘で版材１０を貫通して下の荒床に合板７を打ち付
け、その上にカーペットを張るか、木質フローリング材
を接着して形成している。
このような釘の打ち付けを行うと、断熱板１は一般に柔
らかいことと、打ち付けが版材１０の縁に沿って行われ
ることから、打ち付けにより局部的に加わる圧力で、打
ち付けられた縁の断熱板の厚さが中央部分より薄くなり
易く、全体の厚さが平らになるように施工するには熟練
が必要であった。これは実開昭５８−１０２１１５号公
報に示されている壁用の温水パネルについても同様であ
る。
らかいことと、打ち付けが版材１０の縁に沿って行われ
ることから、打ち付けにより局部的に加わる圧力で、打
ち付けられた縁の断熱板の厚さが中央部分より薄くなり
易く、全体の厚さが平らになるように施工するには熟練
が必要であった。これは実開昭５８−１０２１１５号公
報に示されている壁用の温水パネルについても同様であ
る。
又、特開昭５９−４７４７号公報の第１図に示されてい
る生石灰やセメントなどの硬化物の中に温水パイプを埋
め込み配管したものでは、硬いのでこれを荒床に釘で打
ち付けることはできず、荒床の上に隙間を明けて並べそ
の隙間を利用して合板を荒床に打ち付けなければなら
ず、密接して配置出来ないのでその隙間により床面の温
度を均一に出来ない問題がある。
る生石灰やセメントなどの硬化物の中に温水パイプを埋
め込み配管したものでは、硬いのでこれを荒床に釘で打
ち付けることはできず、荒床の上に隙間を明けて並べそ
の隙間を利用して合板を荒床に打ち付けなければなら
ず、密接して配置出来ないのでその隙間により床面の温
度を均一に出来ない問題がある。
この問題は、実開昭５９−３８６１１号公報に示されて
いる、表面に温水の通路となる溝を設けたアルミ、セラ
ミックスからなる蒸熱板をゴムからなるガスケットで覆
い温水通路を形成するとともにガスケツの上にアルミ、
セラミックスからなる放熱板を重ね一体としたパネル
や、実開昭５８−５１１１６号公報の第４図に示されて
いるものについても同様である。
いる、表面に温水の通路となる溝を設けたアルミ、セラ
ミックスからなる蒸熱板をゴムからなるガスケットで覆
い温水通路を形成するとともにガスケツの上にアルミ、
セラミックスからなる放熱板を重ね一体としたパネル
や、実開昭５８−５１１１６号公報の第４図に示されて
いるものについても同様である。
本発明は、荒床に釘で取り付けたり、表面に合板を釘で
取り付けることが出来ると同時に、室内への放熱を均一
にでき、暖房開始時に床の温度を早く上昇できる暖房用
床構造体を提供することを目的とする。
取り付けることが出来ると同時に、室内への放熱を均一
にでき、暖房開始時に床の温度を早く上昇できる暖房用
床構造体を提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、木板と、木板の
上に固着された木枠と、木枠の相対する１組の枠部材に
相対して形成された複数条の溝と、一縁から他縁に延長
し平行して形成され前記の木枠の溝に両端が嵌合された
複数条の溝を有し木枠の上に配置された木枠と同外形の
金属板とからなる暖房用床構造体を提供するものであ
る。
上に固着された木枠と、木枠の相対する１組の枠部材に
相対して形成された複数条の溝と、一縁から他縁に延長
し平行して形成され前記の木枠の溝に両端が嵌合された
複数条の溝を有し木枠の上に配置された木枠と同外形の
金属板とからなる暖房用床構造体を提供するものであ
る。
木枠を利用して釘で荒床に固定したり、表面に合板を釘
で固定できると共に、金属板は木枠と同外形にしてある
ので、荒床の上に断熱板を敷き詰め、その上にこの暖房
用床構造体を前後左右に溝が連なるように敷き詰める
と、金属板が床全面で連続するようになり、床から室内
への放熱を均一にでき暖房開始時に床の温度を早く昇温
できる。
で固定できると共に、金属板は木枠と同外形にしてある
ので、荒床の上に断熱板を敷き詰め、その上にこの暖房
用床構造体を前後左右に溝が連なるように敷き詰める
と、金属板が床全面で連続するようになり、床から室内
への放熱を均一にでき暖房開始時に床の温度を早く昇温
できる。
本発明の暖房用床構造体を第１図、第２図に示した一実
施例に付いて説明する。合板等からなる木板２の上に木
枠３が釘によって四角枠状に固着されている。木枠３に
は相対する１組の枠部材４、４に、相対し複数条の溝５
が形成されている。一縁から他縁に延長し平行して形成
され前記の木枠３の溝５に両端が嵌合する複数条の溝を
有し木枠と同外形の金属板６が木枠３の上に配置され木
枠３にねじ釘で取付てある。
施例に付いて説明する。合板等からなる木板２の上に木
枠３が釘によって四角枠状に固着されている。木枠３に
は相対する１組の枠部材４、４に、相対し複数条の溝５
が形成されている。一縁から他縁に延長し平行して形成
され前記の木枠３の溝５に両端が嵌合する複数条の溝を
有し木枠と同外形の金属板６が木枠３の上に配置され木
枠３にねじ釘で取付てある。
この暖房用床構造体は、荒床の上に敷き詰められた発泡
スチロールからなる断熱板１の上に、溝５が連通するよ
うに複数枚並べられる。図は並べられた暖房用床構造体
の一端部の温水パイプ９の屈曲する部分を示している。
スチロールからなる断熱板１の上に、溝５が連通するよ
うに複数枚並べられる。図は並べられた暖房用床構造体
の一端部の温水パイプ９の屈曲する部分を示している。
このように並べられた暖房用床構造体の金属板６の溝に
温水パイプ９を配管した後、金属板６の上に合板７を敷
き、合板７から木枠３、木板２、断熱板１を通し、合板
７を釘で荒床に固定する。合板７の上にはカーペット、
木質フローリング材などの床仕上材８を接着剤で張り付
ける等して表面仕上げを行う。
温水パイプ９を配管した後、金属板６の上に合板７を敷
き、合板７から木枠３、木板２、断熱板１を通し、合板
７を釘で荒床に固定する。合板７の上にはカーペット、
木質フローリング材などの床仕上材８を接着剤で張り付
ける等して表面仕上げを行う。
本発明暖房用床構造体によれば、荒床への取付や表面へ
の合板の取り付けを簡単にでき、床の温度を均一にして
暖房開始時に床の温度を早く昇温できる。
の合板の取り付けを簡単にでき、床の温度を均一にして
暖房開始時に床の温度を早く昇温できる。
第１図は本発明による暖房用床構造体の一実施例の一部
切欠いて示した斜視図、第２図は第１図の木板と木枠と
の平面図、第３図は従来の暖房用床構造体の斜視図であ
る。 １……断熱板、２……木板、３……木枠、４……枠部
材、５……溝、６……金属板、７……合板、８……床仕
上材、９……温水パイプ、１０……版材
切欠いて示した斜視図、第２図は第１図の木板と木枠と
の平面図、第３図は従来の暖房用床構造体の斜視図であ
る。 １……断熱板、２……木板、３……木枠、４……枠部
材、５……溝、６……金属板、７……合板、８……床仕
上材、９……温水パイプ、１０……版材
Claims (1)
- 【請求項１】木板と、木板の上に固着された木枠と、木
枠の相対する１組の枠部材に相対して形成された複数条
の溝と、一縁から他縁に延長し平行して形成され前記の
木枠の溝に両端が嵌合された複数条の溝を有し木枠の上
に配置された木枠と同外形の金属板とからなる暖房用床
構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200798A JPH0612178B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 暖房用床構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200798A JPH0612178B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 暖房用床構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6358035A JPS6358035A (ja) | 1988-03-12 |
| JPH0612178B2 true JPH0612178B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=16430366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61200798A Expired - Lifetime JPH0612178B2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 暖房用床構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612178B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019512621A (ja) * | 2016-03-07 | 2019-05-16 | イノベイティブ ビルディング テクノロジーズ，エルエルシー | 建物のスラブを含まない床システム用の床及び天井パネル |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2527027Y2 (ja) * | 1989-10-05 | 1997-02-26 | 松下電工株式会社 | 暖房床施工用下地材 |
| JPH03275855A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-06 | Naritomo Shiraki | 温水式床暖房パネル |
| JP2834424B2 (ja) * | 1995-05-25 | 1998-12-09 | 蹴揚建設株式会社 | 床暖房構造 |
| US10260250B2 (en) * | 2014-08-30 | 2019-04-16 | Innovative Building Technologies, Llc | Diaphragm to lateral support coupling in a structure |
| US11054148B2 (en) | 2014-08-30 | 2021-07-06 | Innovative Building Technologies, Llc | Heated floor and ceiling panel with a corrugated layer for modular use in buildings |
| WO2016032537A1 (en) | 2014-08-30 | 2016-03-03 | Innovative Building Technologies, Llc | A prefabricated wall panel for utility installation |
| KR102195715B1 (ko) | 2016-03-07 | 2020-12-29 | 이노베이티브 빌딩 테크놀러지스 엘엘씨 | 외장 도관 맞물림 특징을 가지는 조립식 디마이징 벽 |
| WO2017156016A1 (en) | 2016-03-07 | 2017-09-14 | Innovative Building Technologies, Llc | A pre-assembled wall panel for utility installation |
| US11098475B2 (en) | 2017-05-12 | 2021-08-24 | Innovative Building Technologies, Llc | Building system with a diaphragm provided by pre-fabricated floor panels |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538435Y2 (ja) * | 1974-09-26 | 1978-03-04 | ||
| JPS5725053U (ja) * | 1980-07-21 | 1982-02-09 | ||
| JPS58102115U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-12 | 横浜ゴム株式会社 | 温水パネル |
| JPS6059011U (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-24 | 株式会社 銭谷 | 床暖房用パネル |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP61200798A patent/JPH0612178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019512621A (ja) * | 2016-03-07 | 2019-05-16 | イノベイティブ ビルディング テクノロジーズ，エルエルシー | 建物のスラブを含まない床システム用の床及び天井パネル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6358035A (ja) | 1988-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |