JP3255397B2 - 混合水栓の取付構造 - Google Patents
混合水栓の取付構造Info
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Description
の取付構造に関する。
栓をカウンターの前板の前面に取り付けるといったこと
が広く行われている。図7はその取付例を具体的に示し
たものである。同図において200は浴槽、202は浴
槽200に隣接する洗い場、204は洗い場202に隣
接して設けられたカウンターで、206は浴槽用の混合
水栓である。
取り付けられた混合水栓で、湯と水を混合する混合部を
内蔵した水栓本体212と、水栓本体212から延び出
した吐水管213とを有している。水栓本体212から
は、また、シャワーホース216が延び出しており、そ
の先端がシャワーヘッド214に接続されている。
ル218及び吐水を吐水管213側からシャワーヘッド
214側に又はその逆に切り替え、若しくは吐水を停止
させる吐水切替ハンドル220が設けられている。
管,給湯管の一部をなすハの字状の一対のクランク脚2
22を介して前板210に取り付けられ、且つクランク
脚222を介して支持されている。図8はこの例の混合
水栓208の前板210への取付構造を更に具体的に示
したものである。
ンク脚222のそれぞれには雄ねじ管部224が設けら
れていて、この雄ねじ管部224が前板210の内側
(図中右側)の配管(図示省略)に連結接続されて固定
され、そしてそのクランク脚222に対して、水栓本体
212から突き出した雄ねじ管部226が袋ナット22
8によりパッキン230を介して接続され、以て混合水
栓208の取付けがなされている。
は、また、シャワーエルボ232が設けられており、こ
のシャワーエルボ232に対して前記シャワーホース2
16が前板210より室内側に所定距離離れた位置にお
いて接続されている。
にクランク脚222によって水栓本体212を支持させ
るように混合水栓208の取付けを行った場合、水栓器
具が前板の前面から大きく突き出した状態となる(図8
(B)参照)。例えば上記例示の場合、混合水栓208
が洗い場202側に大きく突出した状態となって、洗い
場空間が狭められてしまうといった問題が生ずる。
12を接続してクランク脚222により水栓本体212
を支持させるに際し、水栓本体212の接続口、具体的
には上記例示の場合、雄ねじ管部226をクランク脚2
22の対応する接続口に位置合せする作業が必要で、水
栓器具の取付けが面倒である問題があった。
このような課題を解決するために案出されたものであ
る。而して本願の発明の取付構造は、混合水栓の取付構
造であって、湯水混合部を内蔵した水栓本体と該水栓本
体に対して締結される締結部材とで浴室のカウンターの
前板を表裏両側から挾み込む状態に該水栓本体を該カウ
ンターの前板の前面にクランク脚を介することなく固定
し、取り付けるようになしたことを特徴とする(請求項
1)。
おいて、前記水栓本体の後面に雌ねじ孔を形成するとと
もに、該雌ねじ孔に対応する位置において前記前板に貫
通孔を形成し、前記締結部材としてのボルトを該前板の
裏側から該貫通孔を通して該雌ねじ孔にねじ込み、それ
ら水栓本体とボルトとで該前板を挟み込む状態に該水栓
本体を固定するようになしたことを特徴とする(請求項
2)。
1又は2において、前記水栓本体を隙間なく前記前板に
当接させる状態に該前板に固定するようになしたことを
特徴とする(請求項3)。
1,2,3の何れかにおいて、前記水栓本体の後面から
位置決め突起を後向きに突出させ、該位置決め突起を、
対応する位置において前記前板側に設けた位置決め孔内
に嵌め込んで該水栓本体の位置決めをなすようにしたこ
とを特徴とする(請求項4)。
4において、前記位置決め突起が、前記水栓本体に一体
に設けた、給水管及び給湯管の接続口であることを特徴
とする(請求項5)。
造は、水栓本体と締結部材とで浴室のカウンターの前板
を表裏両側から挟み込む状態で水栓本体をクランク脚を
介することなく前板に固定し、取り付けるようになした
もので、このようにすることにより混合水栓の壁から室
内側への突出し寸法を小さく抑えることができる。従っ
て混合水栓をユニットバスルームの洗い場に且つカウン
ターの前板付きの状態で設けた場合において、洗い場空
間を広く活用できるようになる。
持する部材として従来必要とされていたクランク脚を省
略することができ、これにより混合水栓ないしその取付
部周辺の見栄えを良好とすることができるとともに、清
掃性も良好となすことができる。また従来のようにクラ
ンク脚と水栓本体の接続口との位置合せを行うといった
ことも不要化でき、混合水栓の取付作業性を向上させる
ことができる。
とで前板を挟み込むとは、水栓本体を直接的に前板に当
接させる場合はもとより、中間に他の部材を介在させた
状態で当接させる場合を含むものである。
雌ねじ孔を形成して、前板の裏側からその前板に形成し
た貫通孔を通してボルトを雌ねじ孔にねじ込み、以てそ
のボルトと水栓本体とで前板を挟み込む状態に水栓本体
の固定をなすようにしたもので、この取付構造によれ
ば、簡単な構造で容易に混合水栓の取付けを行うことが
できる。
間なく前板に当接させるようになしたもので、このよう
にすれば、混合水栓の前板からの突出し寸法を可及的に
小さく抑えることができる。
め突起を後向きに突出状に設けて、これを前板に形成し
た位置決め孔内に嵌め込むようにしたもので、この取付
構造によれば、水栓本体を前板に取り付けるに際して、
その取付位置の位置決めを容易になすことができ、ひい
ては締結部材による締結を容易に行い得て、混合水栓の
取付性を更に良好となすことができる。
給水管,給湯管の接続口を突出状に設け、かかる接続口
に上記位置決め突起を兼用させるようになしたもので、
このようにすれば水栓本体に位置決め突起を別途に設け
る必要がなくなって、水栓本体の構造を簡素化すること
ができる。
説明する。図1はユニットバスルーム(浴室)の内部を
示したもので、図中10は浴槽、12は洗い場、14は
カウンター、16は浴槽用混合水栓である。カウンター
14は、天板18と前板20とから成っており、その前
板20の前面上部に対して本例の混合水栓22が取り付
けられている。
栓本体24と、水栓本体24から延び出す吐水管26と
を有しており、そしてその水栓本体24に温度調節ハン
ドル28及び吐水管26側から後述のシャワーヘッド4
0側へ、或いはその逆に吐水を切り替え若しくは吐水停
止させる吐水切替ハンドル30が設けられている。
壁を構成する壁パネルであって、その表面(内面)所定
箇所にシャワーエルボ36が設けられており、このシャ
ワーエルボ36からシャワーホース38が延び出してい
て、その先端部がシャワーヘッド40に接続されてい
る。
が固設されており、このスライドバー42に沿ってスラ
イド部材44がスライド可能に取り付けられている。ス
ライド部材44には掛止部が設けられていて、そこにシ
ャワーヘッド40が掛止可能とされている。
の具体的取付構造が示してある。これらの図に示してい
るように、本例では混合水栓22における水栓本体24
が前板20の内面(表面)に直接当接する状態で前板2
0に取り付けられ、支持されている。
口46,48が一体に且つ後方に突出状に設けられてお
り、これら接続口46,48が、前板20及びその裏側
に配されたブラケット52の貫通孔50及び51を挿通
して裏側に突き出しており、そのそれぞれに対して前板
20の裏側であってカウンター14の内部に配された可
撓管から成る給水管54及び給湯管56がそれぞれ接続
されている。
決め突起を兼用するとともに、貫通孔50,51が位置
決め孔として機能しており、接続口46,48と貫通孔
50,51との嵌め合いに基づいて、水栓本体24の前
板20への取付位置が位置決めされるようになってい
る。
8の間の位置において別途の接続口58が一体に設けら
れており、この接続口58が、前板20の貫通孔60を
挿通して突き出している。そしてその接続口58に対し
て可撓管から成る混合水の流出管62が接続されてい
る。尚、61はブラケット52に設けた、接続口58と
流出管62との接続用の貫通孔である。
ねじ孔64が設けられており、これら雌ねじ孔64に対
してボルト66が前板20の裏側からその前板20及び
ブラケット52の貫通孔68及び69を挿通してねじ込
まれている。ボルト66は混合水栓22、具体的には水
栓本体24の固定用のもので、本例ではこれらボルト6
6と水栓本体24とが、前板20を表裏両側から挟み付
ける状態で固定されている。
て水栓本体24の雌ねじ孔64にねじ込む際、接続口4
6,48と貫通孔50,51との嵌め合いに基づいて水
栓本体24が予め位置決めされているため、ボルト66
のねじ込みを容易に行うことができる。
示しているように逆止弁付止水栓70を介して床下の配
管に接続されるようになっており、また一方流出管62
は壁パネル34を貫通して裏側に達した後壁パネル34
に沿って延び、そして延出し端部が壁パネル34を貫通
して前記シャワーエルボ36に接続されている。尚、本
例においてはこれら給水管54,給湯管56及び流出管
62におけるカウンター14の内側部分が可撓管にて構
成されている。
部材としてのボルト66とで前板20を表裏両側から挟
み込む状態に水栓本体24を固定し、取り付けるように
しており、これにより混合水栓22の突出し寸法を小さ
く抑えることができ、従って洗い場空間を広く活用でき
る。
ことなく混合水栓22の取付けを行っていることから混
合水栓22ないしその取付部周辺の見栄えを良好とする
ことができるとともに、清掃性も良好となすことができ
る。また従来のようにクランク脚と水栓本体の接続口と
の位置合せを行うといったことも不要化でき、混合水栓
22の取付作業性を良好となすことができる。
裏側からボルト66を水栓本体24に形成した雌ねじ孔
64にねじ込むだけでその取付けを行うことができ、従
って簡単な構造で容易に混合水栓22の取付けを行うこ
とができる。
で、この例は水栓本体24にボルト74を後向きに一体
的に突出状態で設け、これらボルト74を前板20を貫
通して裏側に突出させた上、それらボルト74にナット
76をねじ込み、以て水栓本体24とナット76とで前
板20を表裏両側から挟み込む状態に水栓本体24を前
板20に取付固定するようになしたものである。このよ
うにすることによっても、極めて簡単な構造で容易に混
合水栓22の取付けを行うことができる。
ので、図示のようにこの例では水栓本体24における後
向きの突出状の接続口46,48の外周面に雄ねじ78
を形成し、そして接続口46,48を前板20を貫通す
る状態で裏側に突出させた上、その接続口46,48の
外周面の雄ねじ78に対してナット80をねじ込み、以
てそれらナット80と水栓本体24とで前板20を表裏
両側から挟み込む状態に水栓本体24の取付けを行うよ
うにしたものである。
の取付けを行うことができるとともに、更に本例によれ
ば、上記実施例における雌ねじ孔64,ボルト74,ボ
ルト66,ナット76などを省略できる利点が得られ
る。
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
含むユニットバスルームの内部を示す図である。
す図である。
図である。
材に分解して示す図である。
を示す図である。
構造を示す図である。
スルーム内部とともに示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 混合水栓の取付構造であって、湯水混合
部を内蔵した水栓本体と該水栓本体に対して締結される
締結部材とで浴室のカウンターの前板を表裏両側から挾
み込む状態に該水栓本体を該カウンターの前板の前面に
クランク脚を介することなく固定し、取り付けるように
なしたことを特徴とする混合水栓の取付構造。 - 【請求項2】 請求項1において、前記水栓本体の後面
に雌ねじ孔を形成するとともに、該雌ねじ孔に対応する
位置において前記前板に貫通孔を形成し、前記締結部材
としてのボルトを該前板の裏側から該貫通孔を通して該
雌ねじ孔にねじ込み、それら水栓本体とボルトとで該前
板を挟み込む状態に該水栓本体を固定するようになした
ことを特徴とする混合水栓の取付構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記水栓本体
を隙間なく前記前板に当接させる状態に該前板に固定す
るようになしたことを特徴とする混合水栓の取付構造。 - 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記水栓本体の後面から位置決め突起を後向きに突出さ
せ、該位置決め突起を、対応する位置において前記前板
側に設けた位置決め孔内に嵌め込んで該水栓本体の位置
決めをなすようにしたことを特徴とする混合水栓の取付
構造。 - 【請求項5】 請求項4において、前記位置決め突起
が、前記水栓本体に一体に設けた、給水管及び給湯管の
接続口であることを特徴とする混合水栓の取付構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17578796A JP3255397B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 混合水栓の取付構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17578796A JP3255397B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 混合水栓の取付構造 |
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JPH101986A JPH101986A (ja) | 1998-01-06 |
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ID=16002248
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17578796A Expired - Fee Related JP3255397B2 (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 混合水栓の取付構造 |
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1996
- 1996-06-13 JP JP17578796A patent/JP3255397B2/ja not_active Expired - Fee Related
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