JP3251295B2 - 密封継手およびその製法 - Google Patents

密封継手およびその製法

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JP3251295B2 JP52607096A JP52607096A JP3251295B2 JP 3251295 B2 JP3251295 B2 JP 3251295B2 JP 52607096 A JP52607096 A JP 52607096A JP 52607096 A JP52607096 A JP 52607096A JP 3251295 B2 JP3251295 B2 JP 3251295B2
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ホルガー、グートシュミット
シモン、ベルナール
ブリューノ、エイ
ピエール、パイヨ
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フェニックス、アクチェンゲゼルシャフト
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/38Waterproofing; Heat insulating; Soundproofing; Electric insulating
    • E21D11/385Sealing means positioned between adjacent lining members

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的はトンネルの外壁を成すセグメント(迫
石)などの2つのコンクリート既製部品の間に介在させ
られる密封継手にあるが、本発明は一般にあらゆる性質
の2つの剛性部品間の密封を実現するために応用する事
ができる。
地下トンネルの製造に際して、通常コンクリート外壁
を現場で成形する事ができるが、望ましくは、鉄筋コン
クリートまたはプレストレスコンクリートから成りそれ
ぞれ円筒形のセクタをカバーするセグメント(迫石)と
呼ばれる既製アーチ部品をもって構成する事ができる。
これらの部品は内側アーチ面と外側アーチ面とを有し、
これらのアーチ面が全体として近似的に平坦な4つの小
口側面によって連結されているので、その平面展開は近
似的に長方形または台形となる。これらの部品はその側
面が相互に接続するように次々に配置され、このように
して掘削に従ってトンネルの管状壁体を徐々に建設す
る。
例えば水の侵入を防止するため隣接の既製部品の隣接
側面にそって密封を成す必要があり、この故に一般に部
品間に圧縮性材料から成る密封ガスケットを介在させ、
これらのガスケットは外向きアーチ面と内向きアーチ面
との間の圧力の差違、例えば一定の外部過圧、特にトン
ネルが地下水層の下方にある時に外向きアーチ面に加え
られる圧力に抵抗できるものでなければならない。
そのため、各部品は、部品の外周面全体にその側面に
そって延在する輪郭密封ガスケットを備える事ができ
る。この場合2つの隣接部品に対向してその側面にそっ
て配置されるガスケットが相互に圧着される。
部品の上にガスケットを固定するため、部品は外周グ
ルーブを備え、このグルーブの中にガスケットの対応部
分が格納される。ガスケットは単なる弾性作用で保持さ
れ、またはグルーブの中に接着させる事ができる。
また使用されるガスケットの長さを短縮するため、ガ
スケットを隣接の平滑な側面の上に直接に配置する事が
できる。この場合、各部品は例えばその両側面に1つづ
つのガスケットを固着され、部品の他の側面は隣接部品
のガスケットの上に直接に当接する。
ガスケットの横断面の輪郭およびサイズ、並びにガス
ケットを構成する素材の特性は、部品の設置後にこれら
の部品の受ける外向きアーチと内向きアーチとの圧力差
に対抗してまた例えば外部から侵入する水圧に対抗して
密封を保証する程度の圧縮度を受けるように決定され
る。
しかし部品のサイズ、および部品の側面の平面性およ
び部品相互の配置は実際上絶対正確に決定する事はでき
ず、この故に部品の継ぎ目に加えられる圧縮応力が変動
する可能性がある。
さらにトンネルの掘削のためには、しばしば掘削手段
を備えたトンネル掘削機を使用し、またそのほか崩壊お
よび水の侵入を防止する保護シールドを備える。このト
ンネル掘削機はすでに構築されたトンネル外壁の延長線
上に配置され、ジャッキによってこのトンネル外壁に当
接して、これらのジャッキにより、一定の掘削後に新し
い一連のセグメントを配置するのに必要な距離だけトン
ネル掘削機を前進させる。
少なくともトンネル掘削機の当接したトンネル外壁の
末端近くでは、すでに配置された既製部品がこの掘削機
の推力を受け、その結果これら部品の継ぎ目に加えられ
る圧縮応力および2つの隣接部品間の遊隙が予想困難な
程度に変動する可能性がある。このようにして、一部の
場所での継手の圧縮度が密封性を正確に保証するには小
さすぎるようになる場合がある。
従って本発明の目的はこれらの問題を解決し特に部品
間の遊隙のある程度の変動を可能とする新規の型の継手
を提供するにある。
さらに密封性を保証しなければならない面の構成およ
びこれらの面の相対位置の公差に関連してトンネル建設
に際して現れる種々の困難に柔軟に対応する事のできる
種々の実施態様を有する継手を提案するものである。
しかし本発明はこのような用途に限定されるものでな
く、一般的に縦方向に延在する弾性圧縮性材料から成る
輪郭ガスケットから成り、第1部品の側面上に密着され
る内側部分と当接面に当接する外側部分とを含み、第1
部品の側面と第2部品の当接面との間に介在させられ、
前記のガスケットの外側部分は、少なくとも前記第1部
品上に載置される前のその初期状態においては、前記内
側部分によって画成され前記内側部分の反対側に開く少
なくとも1つの縦方向グルーブを備えるように成された
密封継手の製造に応用される。このようなガスケットは
それ自体、請求項1の前文の基礎となるFR−A−2,669,
259および規則70.10PCTとして指摘されるFR−A−2,71
2,655から公知である。
本発明によれば、前記ガスケットの外側部分は、さら
に前記グルーブの内側に配置されて前記グルーブの内側
面に対して着脱自在に固着された少なくとも1つの縦方
向輪郭ストリップを備え、このようにしてガスケットの
一部において場合によって前記ストリップを除去しまた
は交換して、継手の対応長さの圧縮度および/または横
断面を変動させる事ができる。
本発明による密封継手のガスケットは、空のグルーブ
を備えて製造される前記のFR−A−2,669,259およびFR
−A−2,712,655に記載の密封継手のガスケットと相違
している。次にこの空のグルーブが、第1部分の成形型
の中に備えられた対応物上の1つの公知のガスケットを
収容するので、このガスケットは第1部分の成形のため
のコンクリートの流し込みに際して第1部分と一体を成
す。型抜きに際してガスケットは第1部分と一体的に残
存し、再び空のグルーブによって対応物から離脱され
る。その後、このグルーブが内部に補助密封部品を受
け、この補助密封部品が、本発明の特徴を成す前記の着
脱自在ストリップを代用し、第2部分の当接面と密封接
触するために使用される。
本発明による継手は、隣接部品の対向面(当接面)の
上に直接に当接させる事ができ、または隣接部品の対向
面の上に固着された類似の(当接面を成す)継手の上に
当接させる事ができる。
このような継手を製造するため本発明は、内側面によ
って画成され前記内側部分の反対側に開く少なくとも1
つの縦方向輪郭グルーブを前記外側部分の中に形成する
事によって、前記の内側部分と外側部分とを有する密封
ガスケットを吹き込み成形または押出成形によって製造
する方法において、ガスケットの製造に際して前記グル
ーブと同時に、グルーブの内部に配置されて前記グルー
ブの内側面の上に着脱自在に固着されるストリップを備
える事を特徴とする方法を提案する。
本発明の特に簡単で好ましい実施方法によれば、ガス
ケットの製造に際して前記外側部分の中において、スト
リップを格納しまたストリップとガスケットとの間に着
脱自在の少なくとも1つのバンドを画成する少なくとも
1つの縦方向キャビテイを形成するように前記グルーブ
とストリップとをガスケットとの一体部品として製造す
る。
この場合、本発明による継手は、前記グルーブとスト
リップとを有するガスケットは単一輪郭部材として形成
され、前記ストリップは前記グルーブの中においてグル
ーブの横断面より小さい横断面を有し、また前記ストリ
ップは側面によって画成され、この側面はグルーブに対
向するガスケットの側面に対して、ストリップの除去の
ために容易に破断される少なくとも1つの連結バンドに
よってのみ連結され、前記側面は、ストリップの外周の
他の部分においてキャビティによって相互に分離されて
いる事を特徴とする。
継手の製造後に、必要に応じて、また例えばガスケッ
トの内側部分をストリップの側面に対して固着した後
に、必要に応じて継手の圧縮度および/または横断面を
変動させるため、継手の長さの少なくとも一部において
グルーブからストリップを引き出し、次に引き出された
ストリップの少なくとも一部の代わりに、補助輪郭継手
をグルーブの中に導入し保持する事ができる。
当業者は、本発明による継手が密封を得るためのゼオ
メトリーと最適圧縮度に関して、いかに必要に適合され
うるかを理解できよう。なぜかならば、継手の全長にわ
たってまたはその選択された箇所において、グルーブ中
にストリップを保持する事ができ、あるいはこのストリ
ップ部分を除去して所望の形状と圧縮度とを有する補助
継手と交換する事ができるからである。従って、補助継
手は、グルーブの横断面に実質的に等しい横断面および
ガスケットの外側に突出するようにグルーブの深さより
大きき高さまたはガスケットの内側に後退配置されるよ
うにグルーブの深さより小さい高さを有する横断面から
成る横断面範囲から選定された横断面を有する事ができ
る。また補助継手は、それぞれガスケットの剛性と同
等、以上または以下の剛性から成る剛性グルーブから選
定された剛性を有する事ができる。
補助継手の性質そのものは必要に応じて変動する事が
でき、特に水中膨潤性継手とする事ができる。
またグルーブおよびストリップのそれぞれの形状も広
い可能性範囲内で自由に選択する事ができる。
特にストリップがガスケットと一体的に形成される時
には、グルーブは多角形横断面を有し、またグルーブ中
のストリップは共役多角形横断面を有し、また前記スト
リップはガスケットに対して、特にその隅部に配置され
た破断性連結バンドによって連結されるようにする事が
できる。また、前記グルーブと前記グルーブ中の前記ス
トリップは、ガスケットの内側部分に向けられた大辺を
有する台形または長方形の横断面を有する事ができ、あ
るいは前記グルーブはガスケットの内側部分に向けられ
た大辺を有する長方形横断面を有し、また前記ストリッ
プは、それぞれガスケットの内側部分に向けられまたは
反対側に向けられた脚とバーとによって画成されるT形
横断面を有する事ができる。しかし本発明の主旨の範囲
内において、前記以外の形状を選択する事ができる。
同様に、ストリップを除去する事なくガスケットを使
用しようとする条件に対応して、ストリップは、それぞ
れグルーブに隣接するガスケットの外側部分の区域と同
一水準に配置されまたはこれらの区域に対して突出しま
たはこれらの区域から後退するように配置されるような
形状のいずれかを示す事ができる。
また、ガスケットの製造時に外側部分においてストリ
ップの中にまた/あるいはストリップの両側にチャンネ
ルを備え、または内側部分の中に少なくとも1つの閉じ
たまたは開いたチャンネルを備える事によって、ストリ
ップの両側に配置されたガスケット外側部分、並びにガ
スケットの内側部分のそれぞれの圧縮特性に所定の影響
を与える事ができる。このような少なくとも1つのチャ
ンネルの存在は本発明による継手の追加的特性を与え
る。
当業者には明かなように、本発明の継手の用途は非常
に多岐にわたるであろうが、この継手は土木工事におい
て有効であり、特に密封を実現しようとする部品の形
状、サイズ、表面状態および部品間の相対配置に関する
厳格な公差の遵守がしばしば困難となる条件において有
効である。
従って本発明は、側面を有し、密封継手がこの側面上
に、隣接部品の当接面に当接するように固着されるコン
クリート部品、特にセグメント(アーチの迫石)におい
て、この密封継手はその長さの全部または一部において
本発明の実施態様のいずれかに対応する継手に関するも
のである。
問題の部品が相互に隅部を画成する前記の2つの側面
を有する場合、これらの各側面がこの隅部まで本発明に
よる継手を備え、この場合これらの継手が例えば留め継
手によって相互に接合するように配置され事が考えられ
るが、この構造は設置上の問題を生じ密封欠陥の原因と
なる。
従ってこのような場合、本発明によれば、前記2つの
側面はこれらの各隅部に隣接した区域以外は本発明によ
る継手を各隅部に備え、また前記隅部とこれに隣接した
区域は、前記側面の前記本発明の継手に対して密封的に
連結された成形密封継手を備える。このような連結に伴
なって、例えば加硫またはその他の密封固化手段によっ
てそれぞれのガスケットを相互に固着した後に、これら
の継手を部品上に配置する。
前記の成形密封継手は種々の可能性範囲から選択する
事ができるが、本発明の好ましい実施態様によれば、前
記成形密封継手は成形密封ガスケットを含み、この成形
密封ガスケットは前記側面の密封継手のガスケットに対
して密封的に連結され、また前記成形密封ガスケットは
前記隅部に隣接した前記区域上に固着される内側部分
と、当接面上に当接する外側部分とを含み、また前記外
側部分は水中膨潤体を格納する密封キャビティを画成す
る。好ましい実施態様において、前記キャビティは内側
部分と反対側において、密封弾性膜によって閉鎖されま
たこのキャビティは前記側面上の密封継手のガスケット
のグルーブの方に開き、このようにして前記成形継手に
隣接したこれらのガスケットのストリップの少なくとも
1つを局所的に破断する事により、前記水中膨潤体の周
囲の密封を破る事ができるように成され、従って周囲水
分の作用のもとに膨潤体を膨張させ、弾性膜が隣接部品
の当接面に対して密封的に強く当接させる。他の実施態
様においては、前記キャビティは内側部分と反対側にお
いて、破断性、穿孔可能または切断可能の密封弾性膜に
よって閉鎖されているので、前記膜を破断し、穿孔しま
たは切断する事により、水中膨潤体の周囲の密封を破る
事ができるように成される。
このようにして、部品隅部において、すなわち一般に
密封に対して特に微妙な箇所において、有効な密封を成
す事ができる。
もちろん、コンクリート部品と、前記側面に対向する
面を有する他の少なくとも1つの隣接コンクリート部
品、特に他のセグメント(迫石)との組立体において、
先行技術のように、前記密封継手が当接面を成す前記対
向面上に、またはこの反対側面に固着されて当接面を成
す本発明による密封継手に直接に当接する事ができる。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明
するが本発明はこれに限定されない。付図において、 第1図は本発明によるグルーブとストリップとを備え
た密封継手の横断面図、 第2図は第1図の一部の拡大断面図、 第3図は第1図の継手の拡大部分斜視図、 第4図乃至第7図は第1図の継手の種々の利用法を示
す断面図、 第8図乃至第10図は第1図の継手の他の利用法を示す
断面図、 第11図は他の実施態様により本発明の2つの密封継手
を連結する成形密封継手を備えた部品の隅部を示す斜視
図、 第12図は第11図のXII−XII線にそった断面を示すこれ
らの継手の斜視図、 第13図は第11図のXII−XIIに対して平行にXIII−XIII
にそって取られた成形密封継手の断面図、また 第14図は第12図に図示され同一面XII−XIIにそって取
られたグルーブ/ストリップ付き密封継手の断面図であ
る。
第1図には弾性、変形性、特に弾性圧縮性ガスケット
1から成る本発明の密封継手を示す。このガスケット1
は縦方向6に延在し、支持体11上に例えば接着剤によっ
て固定されて、この支持体11の全体として平坦な側面13
と、隣接部品10の全体として平坦な当接面14との間の密
封状態を保証する。当接面14は側面13に対向しまたこの
側面13に対して実質的に平行であって、実線で示すよう
に部品10上に直接に画成する事ができ、または鎖線で示
すようにこの部品10の側面上に密着された他の継手によ
って画成する事ができる。
非制限的一例として、部品10と11は特にコンクリート
のセグメントから成り、その側面13と、前記当接面また
は継手を支持する側面14がそれぞれ小口面を成す。
先行技術のように、ガスケット1は部品11の側面13の
縦方向グルーブ12の中に配置された縦方向の内側部分2
と、面13に対して平行なガスケットの外側面32によって
隣接部品10の当接面14に当接するためにグルーブ12から
外側に突出した縦方向の外側部分3とを含む。
ガスケット1とグルーブ12とから成る組立体は好まし
くは縦方向面7に関して対称形を成し、またさらにガス
ケット1のグルーブ12と内側部分2は相補的に例えば二
等辺台形の断面を有し、この台形の小底辺は面13に対し
て平行なグルーブ12の平坦な底部15を成す。ただし本発
明の主旨の範囲内において他の断面形状を選定する事が
できる。同様に、ガスケット1の外側部分3は例えば二
等辺台形の断面を有し、この台形の小底辺は外側面32に
対応し、また台形の大底辺は内側部分2との接合に対応
する。すなわち前記の例において内側部分の断面から成
る二等辺台形の大底辺に対応しているが、この点に関し
て他の形状を選ぶ事もできる。
ライニング1の内側部分2は望ましくは複数の縦方向
リブ21によって構成され、これらのリブは相互間に縦方
向のチャンネルまたは間隙を画成し、これらのチャンネ
ル22はグルーブ12の底面15に向かって開いて例えば二等
辺断面をなし、この断面の大底辺はこの底部15に対応し
て、グルーブ12中へのガスケット1の導入と密封保持の
ための弾性変形を生じる事ができる。変更例として、こ
れらの開放チャンネル22を省略しまたは閉じた縦方向チ
ャンネルまたはその一部または全部の代わりに閉じた縦
方向チャンネルまたは空隙を使用する事ができる。例え
ば第9図と第10図に図示のガスケット1の変更例のよう
にこれらのチャンネルは円形断面23を有する事ができ
る。
またチャンネル22また23は圧縮応力の作用を受けた継
手変形能力を増大する。同一の目的からガスケット1の
外側当接部分3は、好ましくは閉じた断面、例えば円形
断面の縦方向チャンネル31または空隙を備える事ができ
る。
ガスケット1は先行技術のように、天然ゴムまたは合
成ゴムまたはポリマーなどの圧縮弾性物質の吹き込み成
形または押し出し成形によって製造する事ができ、この
成形に際して場合によってはチャンネル22、23、31を直
接に形成する事ができる。
ガスケット1はその外側部分に、その外側面32の中央
部に縦方向ストリップ4を備え、このストリップ4はガ
スケット1の吹き込み成形または押し出し成形と同時に
形成され、好ましくはガスケット1と同一材料で、ガス
ケット1と一体を成す部品として成形される。そのため
前記のように成形された成形断面の縦方向輪郭部品の中
の縦方向空隙によって、ストリップ4の側面40と、これ
に対向するガスケット1の側面50とを切り出し、これら
の側面がガスケット側面32の中に開くグルーブ5を成す
ようにガスケットを成形する。前記の縦方向チャンネル
31はこのグルーブ15のそれぞれ両側に配置されまたスト
リップ14はガスケットの成形に際して第1図乃至第3図
に図示のような円形断面の、または第9図の変更例に示
されるような円形またはその他の形の断面の閉じた縦方
向グルーブ33を備える事ができる。また同様に、このガ
スケットの第8図の変更例に示すように、ガスケット1
の内側部分2と外側部分3との接合部の閉じた縦方向グ
ルーブ、例えば変形断面のグルーブを形成する事ができ
る。
例えば第2図に詳細に図示するように、縦方向ストリ
ップ4は平坦な縦方向キャビティ41、42、43によって画
成され、これらのキャビティはストリップ4に対して台
形断面を与え、この台形のキャビティ42から成る大底辺
はガスケット1の内側に向けられすなわちガスケットの
内側部分2の方に向けられる。この台形の小底辺はグル
ーブ5に対向するガスケット面32の共面延長と一致し、
この実施例においてはストリップ4はグルーブ5の両側
においてガスケット面32の区域と同一レベルにある。こ
れらのキャビティ41、42、43はガスケットの成形に際し
てガスケット本体の中に形成され、またこれらのキャビ
ティの末端は相互に短距離(e)をもって離間されてい
る。従って、中央キャビテイ42は両側キャビテイ41、43
の下端から、すなわちガスケット面32から最も離れたこ
れらの側面キャビテイの区域から、間隔(e)に対応す
る細い2本のバンド44、44'によって離間されている。
同様にキャビテイ41と43はガスケットの外側面32から短
距離において停止し、このようにしてストリップ4の上
隅部に、すなわちガスケット外側面32に隣接した区域
に、細い縦方向バンド45、45'を残す。
従って、縦方向ストリップ4はグルーブ5の断面より
小さい断面を有し、ガスケット1の他の部分に対して4
本の細いバンド44、44'、45、45'のみによって連結さ
れ、これらのバンドはストリップ4の側面40をストリッ
プの台形断面の4隅部においてガスケットグルーブ5の
側面50に対して連結しているが、これらのバンドは容易
に破断される。これらのストリップの破断を容易にしま
たガスケットの破損させないようにするため、付図に図
示のように、これらの連結バンドはガスケット側におい
て細くなされ、それぞれの底部にむかって、すなわちス
トリップ4の側において拡大されている。
従って、第3図の斜視図に示すように、コンクリート
支持体11上にガスケット1を配置した後に、ストリップ
4の連結バンド44、44'、45、45'を破断する事によって
ガスケット1から離脱させるさせて部分的に持ち上げる
事ができる。ストリップ4がこのように持ち上げられる
時に、ガスケット1の中央部に、キャビティ41、42、43
によって画成される台形断面を有するグルーブ5が開放
される。
一般にガスケット1を支持体11上に固定した後にまた
部品10、11の設置の必要に応じて、ストリップ4が継手
の全長にわたってまたは継手の一部においてのみ引き出
され、引き出されたストリップ部分を破断して他の部分
から分離させる。
このような実施の態様は、第4図、第5図および第6
図に図示のような多くの利用可能性を与える。
まずこの継手は、第1図に図示の状態で、すなわち中
央ストリップ4を引き抜く事なく正常に使用する事がで
きる。
従って、部品10と11を相互に完全に配置し継手の設置
のために必要な遊隙を備え密封のための所望接触圧を生
じる正規の利用状態に対応して、中央ストリップ4を含
むガスケット1の特性、特にそのサイズと圧縮度とが決
定される。
隣接部品10、11間の遊隙が小さくなりすぎる区域にお
いては、第4図に図示のように、ストリップ4を取り替
える事なく単にこれを引き抜く。このようにして必要に
応じて、中央グルーブ5を空にして継手の有効断面を縮
小させる事により、継手の圧縮性を増大させ、従って継
手は正確な密封を保証するために一層変形される事がで
きる。
これに反して、遊隙が大きくなりすぎるおそれのある
区域では、少なくとも対応の長さにわたってストリップ
4を引き抜いた後に、このストリップの代わりに、グル
ーブ5の底面およびガスケットの外側面32に対して垂直
に測定されたグルーブ5の深さ(p)より大きな厚さま
たは高さ(h)を有する補助型材51を使用して第5図に
図示のようにガスケットの外部に突出させる事ができ
る。このような実施モードにより、例えば部品10の設置
に際して継目の大きな段違いが見られた時、グルーブ5
の底面15に対して垂直に計測して、ガスケット1と補助
継手51とから成る継手の厚さを遊隙の厚さに適合させ
て、密封に必要な接触圧を保証するための予定の圧縮度
を得る事ができる。第5図に図示の実施例において、こ
の補助継手51の厚さの増大は2本の並置された縦方向ビ
ードの形状を成し、これらのビードはそれ自体公知の技
術によって水中膨潤性部品から成り、その縦方向基部が
グルーブ5を正確に埋め、またグルーブ5の底面15に接
着された非水中膨潤性のバーを埋込んで、ガスケット1
と当接面14との間の水漏れの場合に高さ方向に補助継手
を膨らませるが、本発明の主旨の範囲内において他の形
状も選択できる事を了解されたい。
さらに種々の必要に対応するため多数の補助密封継手
を配置し、特に第7図に図示のように、補助継手51がグ
ルーブ5の底面12およびグルーブ5の外側面32に対して
垂直に測定してグルーブ5の深さ(p)以下の高さ
(h)を有する台形を成して、補助継手51がグルーブ5
の底面に保持された時にガスケット外側面32よりもガス
ケット内部に後退するように構成する事ができる。この
構成に伴なって、水中膨潤型の補助継手51が選択され、
この継手51の厚さは水漏れの際に増大して部品10と11の
形状および相対位置に対して自動的に適合してこれらの
部品間の密封性を保証する。
さらにガスケットの厚さを変更する事なく、補助継手
の剛性を変動させる事によって接触圧を増大させる事が
できる。例えば、第6図に図示の実施モードにおいて
は、補助継手51はグルーブ5と実質的に同等の横断面を
有してこのグルーブ5を完全に充填し、その高さ(h)
はグルーブ5の深さ(p)と一様に等しい。このように
して正規の掘削条件において比較的低い所望の圧縮度を
得るために側面キャビティ41、42、43を省略する事がで
きる。さらにガスケットの有効断面を増大し、従ってガ
スケットの剛性を増大するようにキャビティなしの補助
継手51を製造する事ができる。この場合、補助継手51を
ガスケット1と同一素材で製造してもこのような効果を
得る事ができるが、ガスケット1に使用される素材より
も剛性の素材で補助継手51を形成する事もできる。
従ってこのような構造の継手は圧縮抵抗が高くその変
形が少ないので、例えば部品間の過度の遊隙のおそれの
ある区域で接触圧を増大して密封性を改良する事ができ
る。
当業者には明かなように、第1図に図示の継手、すな
わちガスケット1の着脱自在のストリップ4とを同時に
含む継手から出発して、継手の横断面の形状およびサイ
ズ、並びに継手の剛性を必要に対応して変更する事がで
き、それぞれの必要に応じて継手の長さの各部分におい
て、例えば、ストリップ4を備えた継手、またはストリ
ップ4も補助継手51も備えていない継手、またはストリ
ップ4を備えないが補助継手51を備えた継手を使用する
事ができる。同様に、補助継手51が使用される場合、そ
の横断面がグルーブ5の横断面に対応するように、また
はその高さ(h)がその深さ(p)より大または小とな
るように選定し、この選定と共に、継手の長さの各部に
おいてそれぞれの必要に対応してこの補助継手51の材質
および/または形状を選択する事によりガスケット1の
圧縮度と同等、以上または以下の圧縮度を選択する事が
できる。また補助継手51の性質、特にその水中膨潤性な
どもガスケット1の性質に対応して自由に選択され、ま
た補助継手51とガスケット1との協働作用によって所望
の効果が得られるように自由に選択される。
従って本発明によれば、実際に見られる種々の状態に
容易に適合する事のできる密封ガスケット1が得られ
る。実際に密封性の見られる区域において、ストリップ
を単に「剥ぎ取り」、その全部または一部の代わりに適
当に選定された補助継手を使用して、所望の箇所で継手
の圧縮性と厚さとを変動させる事ができる。
さらに継手の中央部に単一のストリップ4を配置する
場合について説明したが、例えば長い継手の場合には、
第8図に図示のように複数の平行ストリップ4a,4bを備
える事ができ、これらのストリップの利点は第4図乃至
第7図について述べたものと同一である。
また第1図乃至第7図および第8図に図示のようなグ
ルーブ5の台形断面により、補助継手をこのグルーブの
中に単に嵌合させる事によって瞬間的に設置させる。
もちろん本発明は単なる実施例として記載された実施
態様の細部には限定されない。特に、ガスケット1の内
側部2と、この内側部2が挿入される既成部材11のグル
ーブ12との形状は前記の台形以外の形状とする事がで
き、またガスケット1の外側部3についても同様であ
る。
着脱自在のストリップ4とグルーブ5そのものも、相
互に共役するように前記台形以外の形状を示す事ができ
よう。例えば、第9図に図示のように、これらのストリ
ップとグルーブは、平坦キャビティ41、42、43の存在の
故にグルーブ5より小さい長方形横断面を示し、ストリ
ップ4がこの長方形の一方の大辺にそってガスケットの
外側面32に近接し、長方形の他方の大辺がガスケット1
の内側部2に向けられるようにする事ができよう。しか
しこの場合、ストリップ4の長方形断面の4隅部の破断
性バンド44、44'、45、45'の位置は保存される。
さらにストリップ4とグルーブ5は、例えばストリッ
プ4の離脱のために大きな断面凹部を備える事によって
それぞれ別個の多角形横断面とする事ができよう。例え
ば第10図に図示のように、キャビティ5は第9図につい
て述べた長方形横断面を保持するが、ストリップ4はT
形横断面を有し、このT横断面は、ガスケットの内側部
分2に向けられこの内側部分に対して単一の中央破断性
バンド48によって連結された脚46と、内側部分2の反対
側に配置され、両側に配置された破断性バンド49,49'に
よってガスケット1に対して外側面32に隣接して連結さ
れたバー47とから成る。
また一般に、ガスケットと同時に押し込み成形または
押出成形によって成形される本発明による剥離性ストリ
ップの輪郭とサイズはあらゆる必要に適用させられ、特
に第2図において鎖線で示すように、ガスケット1の外
側面32と同一レベルとする代わりに、このストリップが
グルーブ5に連接するガスケットの外側面区域に対して
後退させられ、またはこの区域に対して突出させられて
この突出部分の横断面を自由に選定する事ができ、この
場合に前記の説明はストリップ全体については適用され
ず、グルーブ内部のストリップ部分に適用される。
さらに前述した実施態様のいずれかによる着脱自在の
ストリップ継手、または前述していないが1つの部品と
隣接部品との間の密封性を保証するための本発明の主旨
の範囲内にある変更態様を使用する事ができ、後者の場
合には、例えば業界公知のセグメントの交互配置よりそ
れぞれセグメントに隣接した2側面によって画成される
セグメント隅部の場合など種々の変更態様のストリップ
継手を使用する事ができるけれども、このような着脱自
在ストリップ継手またはその他の型の継手を端−端連結
して密封構造を実現する事ができる。
従ってセグメントを使用する場合、2つづつで隅部を
形成するセグメントの側面から成る外周面全体の上に密
封フレームを形成する事ができる。そのため、隅部に隣
接した小部分以外のセグメントの側面長さ全体おいて着
脱自在ストリップ継手を使用し、これらの隅部に隣接し
た区域においては成形継手を使用し、これら相異なる型
の継手を端−端密封連結する。
従って第11図乃至第14図には、支持体部材11、例えば
コンクリートの組立式セグメントの両側面13から成る隅
部16の回りの密封構造を示した。
隅部16のレベルにおいて、2つの側面13は縦方向6に
対して横方向の直線稜線17にそって図示のように直角を
成し、または直角以外の角度を成して接続され、各側面
13はこの稜線までその長さ全体にそって、着脱自在スト
リップを有する密封ガスケット1を受けるための縦方向
グルーブ12を備える。
しかし、各側面13のグルーブ12はその長さの大部分に
そってしか、このようなガスケット1を受けない。すな
わち隅部16に隣接した区域18以外のガスケット長さにそ
ってガスケット1を受け、またグルーブ12は例えば支持
体11がセグメントである場合には10cm乃至30cmのオーダ
の距離延在する。これらの数字は非制限的一例である。
もちろんこの場合に使用されるガスケット1は前記の
型のいずれか、または第12図第14図に示すようなその変
更態様とする事ができ、これらの変更態様において、ガ
スケット1は第1図に図示のような内側部分2を備え
る。すなわち縦方向リブ21と縦方向グルーブ12とを交互
に配置した形に形成され、これに対して外側部分3は第
10図によって構成され、すなわちT型断面の着脱自在ス
トリップ4を含み、このストリップはグルーブ5の中に
配置され、長方形断面を有し、破断性バンド48によって
グルーブ5の底面15に連結された脚46と、ガスケット1
の外側面に隣接してガスケットの他の部分に対して破断
性バンド49、49'によって連結されたバー47とを有す
る。しかしもちろんガスケットおよびストリップは本発
明の主旨の範囲内の他の構造を選択できるのはもちろん
である。
各区域18の限界において、各ガスケット1は横方向面
にそって切断され、この横方向面にそってガスケット1
は、それぞれ稜線17まで延在する成形密封継手8に対し
て、例えば素材の加硫によって相互固着される事により
密封的に連結される。そのため、成形密封継手8は2本
の直線枝9を含む定規の形を成し、これらの枝9は一体
部品から成り図示の例の場合には直角に連結されまたは
隅部16に適した任意角度で相互に連結され、各枝9はそ
れぞれのガスケット1から隅部16までの区域18上に延在
する。
望ましくは成形密封継手8は密封ガスケット1と同一
または類似素材の単一部品から成り、その各枝9はその
外側にガスケット1の外側部分と同様の横断面を示して
ガスケット1に対して良好に連結される。
従って図示の例において、成形継手8はそのそれぞれ
の枝9の中に内側部分19を含み、この内側部分19はあら
ゆる点でガスケット1の内側部分2と類似している。す
なわちガスケット1と同様に、交互に配置されたリブ25
を含み、各リブ25は縦方向にリブ21から延長され、各リ
ブ25は一方の枝9から他方の枝まで相互に接続しまた複
数のグルーブ26を備え、各グルーブ26は縦方向にグルー
ブ12中に延在し、またこれらのグルーブ26は一方の枝9
から他方の枝まで接続している。このようにして内側部
分19はガスケット1の内側部分2と同様にグルーブ12の
中に係合して保持される。場合によっては各枝9の内側
部分19は対応のグルーブ12の内側に対して例えば接着に
よって固着する事ができる。
ガスケット8はこれらの枝9の中においてそれぞれ1
つの外側部分20を示し、この外側部分はガスケット1の
外側部分3と類似している。
ガスケット8の外側部分20は密封ガスケット1と同様
の当接面14に密封的に当接するように成され、その各枝
9のレベルにおいて、それぞれ対応のガスケット1の外
側面32と共面延長面の中に、ガスケット7が応力を受け
ない時の合致面を成す外側面33を有する。
さらに外側部分20はその内側に、対応のガスケット1
の外側部分3のチャンネル31と類似のチャンネル34を備
えているので、これらの各チャンネルから縦方向にチャ
ンネル31が延長され、またチャンネル34は一方の枝9か
ら他方の枝9まで隅部16のレベルにおいて相互に接続し
ている。
さらにガスケット8の外側部分20は各枝9のレベルに
おいてキャビテイ35を備え、このキャビテイは各ガスケ
ット1のグルーブ5の断面に類似した断面を備え、この
グルーブ5を隅部16まで縦方向に延長しこの隅部のレベ
ルで2つの枝9に組合されたキャビテイ35が相互に接続
している。
グルーブ5と相違し、キャビテイ35は外側面33に向か
って着脱自在ストリップによって閉鎖される事なく、好
ましくはガスケット9の他の部分と一体的に形成された
弾性延伸性密封膜36によって閉鎖され、この膜36はキャ
ビテイ35の両側において、外側面33の近傍でガスケット
8の残部と密封的に接続されてキャビテイ35を画成す
る。しかしキャビテイ35はガスケット1のグルーブ5に
対して開かれた状態にあり、このグルーブ5のストリッ
プ4が存在するかぎりキャビテイ35の密封性を保持する
が、このストリップを部分的にでも除去すればキャビテ
イ35の密封性が停止させる。
キャビテイ35の内部に、例えば例えば登録商標「HYDR
OTITE」で市販された材料から成る水中膨潤体37が配置
され、この膨潤体は水分から遮断されている時はキャビ
テイ35の容積以下またはこれと同等の体積を示すが、水
分を受けた時にキャビテイ35以上の体積を生じてガスケ
ット8を膨張させ、膜36を弾性変形させる。
ガスケット8の密封性を保証するような部品10と11の
ゼオメトリーおよびその配置条件がガスケット8の初期
形状によってこの密封性を生じるのであれば、すなわち
膨潤体37がその最小体積を占め、弾性膜36がガスケット
8の外側部分の表面33と共面の形状面を有するならば、
膨潤性継手37を水分から遮断しながら部品10と11を設置
する。すなわちガスケット1のストリップ4を配置した
まま、またはこのストリップ4を除く理由があるなら
ば、その代わりに少なくとも部分的にキャビテイ35の密
封を保持する補助継手を配置して部品10と11を設置す
る。これに反してガスケット8がその初期状態において
密封性を保証するのに不適当であれば、すなわち面13と
14との遊隙が過大であれば、バンド90、40'の少なくと
も一方を破断して隣接の1つまたは2つのガスケット1
のストリップ4を少なくとも部分的に除去する事によっ
て、またはこれらのストリップ4を残したままキャビテ
イ35へのアクセスを開く補助継手を少なくとも部分的に
使用する事によってキャビテイの密封性を故意に破る。
このようにして水分が水中膨潤体37に到達して、その膨
潤の結果として表面33から突出し、部品10の当接面14に
当接して、隅部16およびこの隅部に隣接した区域18のレ
ベルにおける密封連続性を保証する。もちろんガスケッ
ト8はガスケット1と同様に部品10の面と直接に協働す
る事ができ、またはこのような面を備えたガスケット1
または8またはその他の型のガスケットと協働して密封
性を保証する事ができる。
変形実施態様として膜36は容易に破断され、穿孔され
または切断されるように考案する事ができ、その場合キ
ャビテイ35は一体的に密封的に閉鎖される。すなわち隣
接ガスケット1のグルーブ5と連通しないように閉鎖さ
れる。実際この場合には膜36を破断し、穿孔しまたは切
断する事によってのみ、キャビテイ35の密封性を破り、
水分を膨潤体37に到達させて、当接面14と密封接触する
まで前記のような膨張を生じる事ができる。この場合に
は、そのために隣接の1つのガスケット1のストリップ
4を除去する必要はない。
もちろん、前記のガスケット8の実施態様は非制限的
な2例にすぎず、この場合ガスケット8とその連結され
る着脱自在ストリップを備えたガスケット1とのそれぞ
れの形状を相互に合致させる事は言うまでもない。望ま
しくはブーソアの側面全体の上に密封継手を形成する場
合のように1つの部品の多角形外周面全体に密封継手を
設置する時には、2つづつガスケット8によって連結す
る必要のあるガスケット1の組立体から成る密封フレー
ムを予め組立た後にこのフレームを部品の上に設置し、
または部品の製造時にこの部品に対してフレームを一体
化する事ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルガー、グートシュミット ドイツ連邦共和国ハンブルグ、ハノーバ ーシェシュトラーセ、88 フェニック ス、アクチェンゲゼルシャフト内 (72)発明者 シモン、ベルナール フランス国エラニー−シュール−オワー ズ、ルート、ナショナル、79 (72)発明者 ブリューノ、エイ フランス国クロミエ、リュ、ベルト、38 (72)発明者 ピエール、パイヨ フランス国セルジ−ル−オ、アレ、デ、 フォントネット、2 ドメンヌ、デュ、 アゼ (56)参考文献 仏国特許出願公開2669259(FR,A 1) 仏国特許出願公開2712655(FR,A 1) 欧州特許出願公開306581(EP,A 1) 欧州特許出願公開443608(EP,A 1) 欧州特許出願公開147764(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/38 E04B 1/684

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1部品(11)の側面(13)と第2部品
    (10)の当接面(14)との間に配置されるための密封継
    手であって、この継手は弾性圧縮性材料から成る輪郭ガ
    スケット(1)から成り、このガスケット(1)は縦方
    向(6)に延在し第1部品(11)の側面(13)上に密着
    される内側部分(2)と当接面に当接する外側部分
    (3)とを含み、前記ガスケット(1)の外側部分
    (3)は第1部分(11)上に載置される前のその初期状
    態において、前記内側部分によって画成され前記内側部
    分の反対側に開く少なくとも1つの縦方向グルーブを備
    えるように成された密封継手において、少なくとも前記
    第1部品(11)の上に設置される前の初期状態におい
    て、前記ガスケット(1)の外側部分(3)はさらに前
    記グルーブ(5)の中に配置され前記グルーブ(5)の
    内側面(50)の上に着脱自在に固着された少なくとも1
    つの縦方向輪郭ストリップ(4)を備え、前記ストリッ
    プ(4)は前記継手の横方向圧縮度および/または横方
    向サイズを対応長さにわたって変動させるためガスケッ
    ト(1)の長さの少なくとも一部にそって前記ストリッ
    プ(4)を除去しまた場合によっては交換する事ができ
    るように成された事を特徴とする密封継手。
  2. 【請求項2】前記グルーブ(5)とストリップ(4)と
    を有するガスケット(1)は単一輪郭部材として形成さ
    れ、前記ストリップ(4)は前記グループ(5)の中に
    おいてグルーブ(5)の横断面より小さい横断面を有
    し、また前記ストリップ(4)は側面(40)によって画
    成され、この側面(40)はグルーブ(5)に対向する側
    面(50)に対して、ストリップ(4)の除去のために容
    易に破断される少なくとも1つの連結バンド(44)によ
    ってのみ連結され、前記側面(40、50)は、ストリップ
    (4)の外周の他の部分においてキャビティ(41、42、
    43)によって相互に分離されている事を特徴とする請求
    項1に記載の密封継手。
  3. 【請求項3】グルーブ(5)は多角形横断面を有し、ま
    たグルーブ(5)中のストリップ(4)は共役多角形横
    断面を有し、また前記ストリップ(4)はガスケット
    (1)に対して、特にその隅部に配置された破断性連結
    バンド(44、45)によって連結されている事を特徴とす
    る請求項2に記載の密封継手。
  4. 【請求項4】前記グルーブ(5)と前記グルーブ中の前
    記ストリップ(4)は、ガスケット(1)の内側部分
    (2)に向けられた大辺を有する台形の横断面を有する
    事を特徴とする請求項3に記載の密封継手。
  5. 【請求項5】前記グルーブ(5)と前記グルーブ中の前
    記ストリップ(4)は、ガスケット(1)の内側部分
    (2)に向けられた大辺を有する長方形の横断面を有す
    る事を特徴とする請求項3に記載の密封継手。
  6. 【請求項6】前記グルーブ(5)は多角形横断面を有
    し、またグルーブ(5)中のストリップ(4)は前記グ
    ルーブ(5)と相違する多角形の横断面を有し特にその
    隅部に配置された破断性連結バンド(48、49)によって
    ガスケットに対して連結される事を特徴とする請求項2
    に記載の密封継手。
  7. 【請求項7】前記グルーブ(5)はガスケット(1)の
    内側部分(2)に向けられた大辺を有する長方形横断面
    を有し、また前記ストリップ(4)は、それぞれガスケ
    ット(1)の内側部分(2)に向けられまたは反対側に
    向けられた脚(46)とバー(47)とによって画成される
    T形横断面を有する事を特徴とする請求項6に記載の密
    封継手。
  8. 【請求項8】ストリップ(4)は、それぞれグルーブ
    (5)に隣接するガスケット(1)の外側部分(3)の
    区域と同一水準に配置されまたはこれらの区域に対して
    突出しまたはこれらの区域から後退するように配置され
    るような形状のいずれかを示す事を特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の密封継手。
  9. 【請求項9】ガスケット(1)の外側部分(3)の中
    に、ストリップ(4)の中におよび/またはグルーブ
    (5)の両側に少なくとも1つの縦方向チャンネル(3
    1、33)を含む事を特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    かに記載の密封継手。
  10. 【請求項10】ガスケット(1)の内側部分(2)の中
    に少なくとも1つの縦方向チャンネル(12、23)を含む
    事を特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の密封
    継手。
  11. 【請求項11】第1部品(11)の側面(13)と第2部品
    (10)の当接面(14)との間の密封を成すため、第1部
    品(11)の側面(13)上に固定される内側部分(2)と
    当接面(10)上に当接する外側部分(3)とを有する弾
    性圧縮性材料から成るガスケットを吹き込み成形または
    押出し成形によって形成し、この際に内側面によって画
    成され前記内側部分の反対側に開く少なくとも1つの縦
    方向輪郭グルーブを前記外側部分の中に形成するように
    成された請求項1乃至10のいずれかに記載の継手の形成
    法において、前記グルーブ(5)の形成と同時に、前記
    グルーブ(5)の中に配置され前記グルーブ(5)の内
    側面(50)の上に着脱自在に固着された少なくとも1つ
    の縦方向輪郭ストリップ(4)を形成する段階を含む事
    を特徴とする方法。
  12. 【請求項12】ガスケット(1)の形成に際して、外側
    部分(3)の中に、ストリップ(4)を画成しまたスト
    リップ(4)とガスケット(1)とを連結する少なくと
    も1つの破断性バンド(44、45、48、49)を画成する少
    なくとも1つの縦方向キャビティ(41、42、43)を備え
    る事によって、グルーブ(5)とストリップ(4)をガ
    スケット(1)と一体的に形成する事を特徴とする請求
    項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】ガスケット(1)の製造に際して、スト
    リップ(4)の中にまた/あるいはガスケット(1)の
    外側部品(3)の中においてストリップ(4)のそれぞ
    れ両側に少なくとも1つの縦方向チャンネル(31、33)
    を備える事を特徴とする請求項11または12のいずれかに
    記載の方法。
  14. 【請求項14】ガスケット(1)の製造に際して、ガス
    ケット(1)の内側部分(2)の中に少なくとも1つの
    縦方向チャンネル(12、23)を備える事を特徴とする請
    求項11乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】次に、必要に応じて継手の長さにそって
    継手の変形能力を増大しまた/あるいは継手の横断面を
    変更するため、継手の長さの少なくとも一部においてグ
    ルーブ(5)からストリップ(4)を引き出す事を特徴
    とする請求項11乃至14のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】次に必要に応じて継手の圧縮度および/
    または横断面を変動させるため、継手の長さの少なくと
    も一部においてグルーブ(5)からストリップ(4)を
    引き出し、次に引き出されたストリップ(4)の少なく
    とも一部の代わりに、補助輪郭継手(51)をグルーブ
    (5)の中に導入し保持する事を特徴とする請求項11乃
    至14のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】補助継手(51)は、グルーブ(5)の横
    断面に実質的に等しい横断面およびガスケット(1)の
    外側に突出するようにグルーブ(5)の深さ(p)より
    大きき高さ(h)またはガスケット(1)の内側に後退
    配置されるようにグルーブ(5)の深さ(p)より小さ
    い高さ(h)を有する横断面から成る横断面範囲から選
    定された横断面を有する事を特徴とする請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】補助継手(51)は、それぞれガスケット
    (1)の剛性と同等、以上または以下の剛性から成る剛
    性グループから選定された剛性を有する事を特徴とする
    請求項16または17のいずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】前記補助継手(51)は水中膨潤性継手で
    ある事を特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の
    方法。
  20. 【請求項20】ガスケット(1)をグルーブ(5)およ
    びストリップ(4)と共に製造する段階とストリップ
    (4)の除去段階との間において、ガスケット(1)を
    その下側部分(2)によって第1部品(11)の側面(1
    3)に固着する事を特徴とする請求項15乃至19のいずれ
    かに記載の方法。
  21. 【請求項21】側面(13)を有し、密封継手がこの側面
    (13)上に、隣接部品(10)の当接面(14)に当接する
    ように固着されるコンクリート部品、特にセグメントに
    おいて、この密封継手は請求項1乃至10のいずれかに対
    応する事を特徴とするコンクリート部品。
  22. 【請求項22】互間に隅部(16)を画成する2つの前記
    側面(13)を有し、これらの各側面(13)の隅部(16)
    に隣接した区域(18)以外は請求項1乃至9のいずれか
    に記載された継手を備え、また前記隅部(16)とこれに
    隣接した区域(18)は、前記側面の前記密封継手に対し
    て密封的に連結された成形密封継手を備える事を特徴と
    する請求項21に記載のコンクリート部品。
  23. 【請求項23】前記成形密封継手は成形密封ガスケット
    (8)を含み、この成形密封ガスケット(8)は前記側
    面(13)の密封継手のガスケット(1)に対して密封的
    に連結され、また前記成形密封ガスケット(8)は前記
    隅部(16)に隣接した前記区域(18)上に固着される内
    側部分(19)と、当接面(14)に当接する外側部分(2
    0)とを含み、また前記外側部分(20)は水中膨潤体を
    格納する密封キャビティ(35)を画成し、前記キャビテ
    ィ(35)は内側部分(19)と反対側において、密封弾性
    膜(36)によって閉鎖され、またこのキャビティ(35)
    は前記側面(13)上の密封継手のガスケット(1)のグ
    ルーブ(5)に開き、このようにして前記成形継手に隣
    接したこれらのガスケット(1)のストリップ(4)の
    少なくとも1つを局所的に破断する事により、前記水中
    膨潤体(37)の周囲の密封を破る事ができるように成さ
    れた事を特徴とする請求項22に記載のコンクリート部
    品。
  24. 【請求項24】前記成形密封継手は成形密封ガスケット
    (8)を含み、この成形密封ガスケット(8)は前記側
    面(13)の密封継手のガスケット(1)に対して密封的
    に連結され、また前記成形密封ガスケット(8)は前記
    隅部(16)に隣接した前記区域(18)上に固着される内
    側部分(19)と、当接面(14)上に当接する外側部分
    (20)とを含み、また前記外側部分(20)は水中膨潤体
    を格納する密封キャビティ(35)を画成し、前記キャビ
    ティ(35)は内側部分(19)と反対側において、破断
    性、穿孔可能または切断可能の密封弾性膜(36)によっ
    て閉鎖されているので、前記膜(36)を破断し、穿孔し
    または切断する事により、水中膨潤体(37)の周囲の密
    封を破る事ができるように成された事を特徴とする請求
    項22に記載のコンクリート部品。
  25. 【請求項25】請求項21乃至24のいずれかに記載のコン
    クリート部品と、前記側面(13)に対向する面(14)を
    有する他の少なくとも1つの隣接コンクリート部品、特
    に他のセグメントとの組立体において、前記密封継手が
    当接面を成す前記対向面(14)上に直接に当接する事を
    特徴とする組立体。
  26. 【請求項26】請求項21乃至24のいずれかに記載のコン
    クリート部品と、前記側面(13)に対向する面(14)を
    有する他の少なくとも1つの隣接コンクリート部品、特
    に他のセグメントとの組立体において、前記反対側面
    (14)上にも、特に請求項1乃至10のいずれかに記載の
    密封継手が固着され、またこれらの密封継手が上下に圧
    着される事を特徴とする組立体。
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