JPH0460098A - セグメント用シール材の貼着構造 - Google Patents

セグメント用シール材の貼着構造

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JPH0460098A
JPH0460098A JP2166745A JP16674590A JPH0460098A JP H0460098 A JPH0460098 A JP H0460098A JP 2166745 A JP2166745 A JP 2166745A JP 16674590 A JP16674590 A JP 16674590A JP H0460098 A JPH0460098 A JP H0460098A
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JP
Japan
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groove
sealing material
segment
segments
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP2166745A
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English (en)
Inventor
Shunji Mitani
三谷 俊次
Masao Fujisawa
藤沢 正男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0460098A publication Critical patent/JPH0460098A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主呈上生肌里分団 本発明は、トンネル・シールド工法に基づくトンネル構
造に関し、特にトンネルの壁面に張設される複数のセグ
メントの互いの間に介装されるシール材のセグメントへ
の貼着構造に関する。
従来肢歪 一般に第7図に図示するようにこの種のトンネルにおけ
るセグメント01は、コンクリート製で、外周シール面
02には溝条03が形成されて同溝条03にシール材0
4が貼着されている。
溝条03は、断面が外側へ開いた台形状をしており、そ
の溝条03の底面に断面矩形のシール材04が貼着され
て外側へ突出している。
このようにシール材04を施したシール面02を外周囲
に備えたセグメント01どうしを突き当てトンネル内周
面に沿って配設し、セグメント01間を圧接して目開き
を全くなくなるようにする。
通常シール材04は水膨潤ゴムが使用され、非圧縮体で
もあるから、セグメント01間に目開きを生じさせない
ためには、シール材04の断面積が溝条03の断面積よ
り小さくなければならず、また施工当初はシール材04
の圧縮変形に基づく反力によりシールすることを考慮し
てシール材04はシール面02より外側へ突出している
必要がある。
そこで従来は第7図に示すように、セグメント01のシ
ール面02に形成された断面台形の溝条03の底面中央
に断面矩形のシール材04がその底面を接着剤により接
着されて、外側端はシール面02より外側へ突出させて
いる。
このようなシール材の貼着構造をなしているので、溝条
03の底面の幅長に対して断面矩形をなすシール材04
の接着される底面の幅長は約25%以上も小さい。
”ンしよ゛と るi 一般には以上のようなシール材の貼着構造になるセグメ
ントにより施工組込みが行われていれば、十分に止水機
能を果たすことができるが、特に水圧が高い条件(10
kg / cm以上)下または適当な水圧下でもセグメ
ント間に目開きが生じたような場合には、溝条の底面幅
長に対しシール材の接着底面の幅長が小さいため水圧に
よりシール材の溝条底面への接着力が負け、接着層が破
壊されるおそれが多分にある。
接着層が破壊れさると、接着面がズしたりして、その破
壊層に沿って水漏れ道が形成されて漏水を生じる原因と
なる。
なお溝条の底面に対しシール材を中央に貼着せずに水圧
の加わる方向の下流側に予めズラして一方の溝側面に沿
わして配設すれば、水圧による接着面のズレは防止でき
るが、セグメントどうしを圧接する際に、シール材の圧
縮変形が水圧の加わる上流側へ偏って下流側接着層に剥
離力が生じ、これを破壊するおそれがある。
近年は、地下構造物の深度が大きくなり、これに伴って
使用される高水圧材の止水工法が求められており、上記
問題点の解決が急がれていた。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、シールド工法におけるセグメント用シール材
の高水圧に耐え得る貼着構造を供する点にある。
”るための  および 上記目的を達成するために本考案は、シールド工法に基
づき複数のセグメントをトンネル壁面に張設するトンネ
ル構造において、使用されるセグメントの外周シール面
に周方向に溝条を形成し、同溝条の底部の底部幅長と略
等しい底部幅を有するシール材を該溝条の底部に略全面
に貼着したセグメント用シール材の貼着構造である。
シール材の底部が溝条の底部に略全面に亘って貼着され
るので、溝条の両側壁に位置を固定され高水圧下にあっ
ても貼着面がズしたり、セグメントどうしの圧接時に偏
った圧縮変形により一部に剥離力が働らくことがなく、
接着層が破壊されることを極力避けることができる。
!旅班 以下第1図ないし第3図に図示した本発明の一実施例に
ついて説明する。
第1図は本実施例に使用されるセグメント1の斜視図で
ある。
セグメント1はコンクリート製で、略矩形板状をしてお
り、周方向に弯曲している。
このセグメント一方の外周側面であるシール面2には断
面矩形の溝条3が外周囲に形成されていて、同溝条3に
断面が口字状をした水膨潤ゴムからなるシール材4が嵌
着されている。
第2図は、溝条3ヘシール材4を嵌着する直前の状態を
示しており、シール材4は断面矩形の帯状部材の外側面
に断面が台形の溝条5が形成されて両側部4a、 4b
と両者を連結する中央部4cとから断面が略コ字状をな
し、この両側部4a、 4bを外側に中央部4cを内側
にしてセグメント1のシール面2に形成された断面矩形
の溝条3に嵌め込まれて何ら接着剤や粘着材を使用せず
に嵌着される。
溝条3の底面幅長W、とシール材4の底面幅長W2とは
等しく、溝条3の断面積の方がシール材4の断面積より
大きい。
溝条3にシール材4が嵌着したときは、シール材40両
側部4a、 4bが外側に突出した状態となる。
このヨウにシール面2の溝条3にシール材4を嵌着した
セグメント1どうしをシール面2においで突き合わせ(
第3図参照)、圧接すると、まず側部4a、 4bどう
しが当接押圧されて、圧縮変形する。
シール材4の両側部4a、 4bは外側面が、溝条3の
側壁によって固定され内側は溝条5の空間があるので、
側部4a、 4bは互いに近づく内側方向へ変形してい
き、溝条5を埋めることになる。
したがって押圧当初は、シール材4の両側部4a。
4bの変形による反力は小さいので押圧力は小さくてす
み容易にセグメントlどうしを圧接でき、また溝条3の
断面積の方がシール材4の断面積より大きいのでシール
材4は溝条3内に完全に納まってセグメント1どうじを
目開きがなくなるまで圧接することができる。
セグメント1どうしが圧接されると、シール材4の圧縮
変形による反力によりシール材4どうじが水密に接して
止水するが、水を含むことによりシール材4は膨張力が
生じ、さらに強力にシール材4どうじが密接し、止水効
果を高める。
このようにしてセグメント1どうしが圧接された場合に
、10kg/ cm以上の高水圧が圧接部に加わったと
しても、溝条3の底面に一杯にシール材4が嵌まってい
るのでシール材4は溝条3内に確固として固定されてズ
レを生じさせることがなく、水密が保持され漏水を防止
することができる。
またセグメント1どうしの圧接時にシール材4の両側部
4a、 4bが変形するが、シール材4が溝条3底面−
杯に嵌まり溝条3の側壁に当接しているので、この変形
により溝条3の底面とシール材4の底面との接合部の一
部に剥離力が働らくことはなく、水を導くような道は形
成されることはない。
本実施例では、溝条3はシール材4を接着剤を使用せず
に嵌着していたが、念のため接着剤で底面どうしを接着
してもよく、また接着剤でなくとも作業性の良い粘着材
を使用しても十分である。
次にシール材および溝条の断面形状の異なる変形例を3
種類程、第4図ないし第6図にそれぞれ示す。
第4図に示す例は、セグメント11のシール面12に設
けられた溝条は断面が開口を狭くした台形をなすあり溝
であり、同じあり形状を底部13aとして弯曲した2本
の突条13bを形成した水膨潤ゴムからなるシール材1
3が、該あり溝に接着剤なしで嵌着されている。
シール材13はあり溝の底面−杯に嵌着されているが、
2本の突条13b間の溝条13cが深くシール材13の
断面積はあり溝の断面積より小さく、セグメントllど
うしが圧接されたときに目開きを生じさせない。
シール材13はあり溝にくい込むようにして嵌着されて
いるので、セグメントどうしの初期圧接時にシール圧接
面に剥離が生したり、高水圧を受けてシール圧接面がズ
したりすることが効果的に防止され、常に止水効果を高
く維持することができる。
また第5図図示の例においては、セグメント21のシー
ル面22に設けられた溝条23は、断面が開口を広くし
た台形をなす溝条であり、同溝条23の底面に接着剤に
よりやはり断面が台形状の水膨潤ゴムからなるシール材
24が接着されている。
シール材24はその幅の広い底面を、溝条23の同じ幅
長の底面に一致させて接着されている。
シール材24の外側端は溝条23より外側へ突出してい
るが、シール材24の断面積は溝条23の断面積より小
さい。
本実施例も、溝条23の底面−杯にシール材24を接着
しているのでセグメント21どうしを圧接し、目開きを
なくした状態としたとき、シール材24の圧縮変形によ
る接着層の破壊や、高水圧による接着面のズレを防止す
ることができる。
またさらに第6図図示の例は、セグメント31のシール
面32に設けられた溝条33が、その断面が開口を広く
した台形をなし、同溝条33に断面が偏平な口字状をな
くして中に空洞を形成した水膨潤ゴムからなるシール材
34が接着剤によって接着されている。
シール材34の外側部分はシール面32より突出してい
るが、内部に空洞を有するのでシール材34の断面積は
溝条33の断面積より小さい。
したがってセグメント31どうしを圧接する当初におい
て初期反力は小さく、目開きがなくなるまで容易に圧接
することができる。
溝条33の底面−杯にシール材34を接着しているので
、シール材34の圧縮変形や高水圧により接着層が破壊
されることはなく、止水効果を高く維持することができ
る。
主恩Ω郊果 本発明は、シール材の底部が溝条の底部に略全面に亘っ
て貼着されるので、シール材は溝条の両側壁に位置を固
定されて高水圧下にあっても貼着面がズしたりすること
がなく、止水効果を高く維持することができる。
またセグメントどうしの圧接時にも、シール材の圧縮変
形に伴い貼着面に剥離が生じることがなく止水効果に影
響を与える二七がない6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のセグメントの斜視図、
第2図は同セグメントの溝条にシール材を嵌着する直前
の断面図、第3図はセグメントどうしの圧接直前の要部
断面図、第4図は別実施例のセグメントどうしの圧接直
前の要部断面図、第5図はまた別実施例のセグメントど
うしの圧接直前の要部断面図、第6図はさらに別の実施
例のセグメントどうしの圧接直前の要部断面図、第7図
は従来のセグメントどうしの圧接直前の要部斜視図であ
る。 1・・・セグメント、2・・・シール面、3・・・溝条
、4・・・シール材、5・・・溝条、 11・・・セグメント、12・・・シール面、13・・
・シール材、2I・・・セグメント、22・・・シール
面、23・・・溝条、24・・・シール材、 31・・・セグメント、32・・・シール面、33・・
・溝条、34・・・シール材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シールド工法に基づき複数のセグメントをトンネル壁面
    に張設するトンネル構造において、使用されるセグメン
    トの外周シール面に周方向に溝条を形成し、同溝条の底
    部の底部幅長と略等しい底部幅を有するシール材を該溝
    条の底部に略全面に貼着したことを特徴とするセグメン
    ト用シール材の貼着構造。
JP2166745A 1990-06-27 1990-06-27 セグメント用シール材の貼着構造 Pending JPH0460098A (ja)

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Cited By (3)

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JP2004360448A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Geostr Corp 函体接合部用ゴム継手
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