JP3250661B2 - 音声中間周波数自動判別回路及び方法 - Google Patents

音声中間周波数自動判別回路及び方法

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JP3250661B2 JP11872098A JP11872098A JP3250661B2 JP 3250661 B2 JP3250661 B2 JP 3250661B2 JP 11872098 A JP11872098 A JP 11872098A JP 11872098 A JP11872098 A JP 11872098A JP 3250661 B2 JP3250661 B2 JP 3250661B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/60Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信したテレビジ
ョン信号から分離された音声信号の搬送周波数が、テレ
ビジョン方式によって異なる複数の周波数のうちのどれ
であるかを自動的に判別する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されているテレビジョン方式に
は、日本及び米国等で使用されているNTSC方式の他
に、ドイツ、イギリス等で用いられているPAL方式、
東欧で用いられているSECAM方式等がある。これら
の各方式を音声中間周波数の違いによって分けると、
4.5MHz(NTSC方式)、5.5MHz(PAL
方式)、6.0MHz(PAL方式)、6.5MHz
(PAL方式及びSECAM方式)の4種類に分かれ
る。
【0003】したがって、複数のテレビジョン方式に対
応することができるテレビジョン受像機にとって、上記
の4種類の音声中間周波数の中から受信中の周波数を自
動判別する回路を備えることが必要である。さもなけれ
ば、テレビジョン方式の違いについてある程度の知識を
持った使用者のみが手動で切り替えることになる。
【0004】このような音声中間周波数の自動判別回路
の従来例として、特開平6−6691号公報に記載され
たものがある。この従来例の自動判別回路は、4種類の
音声中間周波数をそれぞれの帯域通過フィルタ、検波回
路及びA/D変換器を通して得られるディジタル信号を
CPUに入力し、その入力信号レベル(ディジタル値)
に基づいてCPUがファジイ推論を行うことにより、い
ずれの中間周波数が最も確からしいかを判別している。
【0005】また、上記の特開平6−6691号公報に
は、それ以前の従来技術についても簡単に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなファジイ
推論を用いた音声中間周波数の自動判別回路は、ファジ
イ推論のプログラムとそれを実行するCPU(マイクロ
プロセッサ等)を必要とする。したがって、ソフトウェ
ア開発に多大のコスト及び期間が必要であると共に、比
較的高度な処理を行うCPUが必要であるので、自動判
別回路全体のコスト上昇を伴う。
【0007】また、それ以前の従来技術においても、各
音声中間周波数を個別に取り出すための複数の帯域通過
フィルタが必要であることから、回路規模の増大とコス
ト上昇を伴う問題があった。
【0008】本発明は上記のような従来の問題点に鑑
み、比較的簡単な回路構成により、省スペース、コスト
低減を図りながら、受信中の音声中間周波数がどれであ
るかを安定して自動判別することができる音声中間周波
数自動判別回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による音声中間周
波数自動判別回路は、カウンタ、デコーダ等の論理回路
を用いて構成され、簡単な回路で安定した周波数自動判
別を行うことができる。
【0010】本発明による音声中間周波数自動判別回路
は、映像中間周波数検波出力から同期信号を除く高域通
過フィルタと、映像中間周波数検波出力から同期信号を
分離する同期信号分離回路と、高域通過フィルタの出力
信号波形を整形して出力する波形整形回路と、クロック
信号をカウントするカウンタと、波形整形回路の出力信
号の周期で決まる期間(一周期、半周期等)にクロック
信号を計数させてその計数値を出力させるようにカウン
タを制御するカウンタ制御回路と、区分された複数の範
囲のいずれにカウンタの出力計数値が属するかに応じて
複数種の信号を出力する判定信号出力回路とを備え、同
期信号をトリガーとして、波形整形回路の出力信号の周
期で決まる期間が与えられることを特徴とする。
【0011】同期信号を含むブランキング期間は、映像
信号(輝度信号及び色信号)が存在しないが音声信号は
存在する。したがって、同期信号をトリガーとしてカウ
ンタを制御することにより、フィルタによる信号分離を
行わなくても、音声中間周波数の周期で決まる期間を正
確に計測し、その結果から音声中間周波数の判別を行う
ことができる。
【0012】カウンタ制御のトリガーとして用いられる
同期信号は、垂直同期信号であることが好ましい。水平
同期信号でも良いが、垂直ブランキング期間は水平ブラ
ンキング期間より長いので、垂直ブランキング期間のほ
うが余裕を持って音声中間周波数の判別を行うことがで
きる。
【0013】また、波形整形回路が分周回路を含むこと
が好ましい。音声中間周波数を分周した信号の周期、又
は半周期等をカウンタで計測することにより、音声中間
周波数と同程度の周波数のクロックを用いながら、近接
した音声中間周波数を精度良く識別することができる。
【0014】判定信号出力回路の具体構成として、複数
の範囲を区分する複数の境界値とカウンタ出力とを比較
する複数の比較器と、それらの比較器の出力をデコード
するデコーダとを含む構成が好ましい。これにより、汎
用回路を用いて比較的簡単に判定信号出力回路を構成す
ることができる。
【0015】また、デコーダの出力を保持するラッチを
更に備え、デコーダの出力が、音声中間周波数が予定さ
れる周波数範囲内に存在しないことを示している場合
は、ラッチがその出力を変えないで保持するように構成
されていることが好ましい。このような場合は、大きな
連続ノイズ等の影響による誤出力であると判断して、前
回の判別結果を維持することにより動作が安定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に本発明の実施形態に係る音声
中間周波数自動判別回路を含むテレビジョン受像機のブ
ロック図を示す。図1において、アンテナ1で受信され
た高周波信号は、チューナ2で選局され、映像中間周波
数検波回路3で検波される。その結果、映像複合信号
(いわゆるコンポジット信号)と音声中間周波数信号と
が重畳された信号が映像中間周波数検波回路3から出力
される。映像複合信号には、輝度信号及び色信号からな
る映像信号と水平及び垂直の同期をとるための同期信号
が含まれている。
【0017】映像複合信号は映像信号処理回路4にて輝
度信号の増幅、色信号の復調等の処理が行われ、受像管
(CRT)5に映像が表示される。この際、水平及び垂
直同期信号の分離、偏向系の駆動信号等の生成も行われ
る。また、映像複合信号に重畳された音声中間周波数信
号は、音声中間周波数検波回路6でFM検波され、音声
信号処理回路7で増幅等の処理が行われ、スピーカ8か
ら音声が出力される。
【0018】この音声中間周波数検波回路6は、複数の
テレビジョン方式に対応すべく、4種類の中間周波数、
すなわち4.5MHz(NTSC方式)、5.5MHz
(PAL方式)、6.0MHz(PAL方式)、6.5
MHz(PAL方式及びSECAM方式)に対応できる
ように構成されている。つまり、これらの中間周波数に
応じて、帯域通過フィルタ及び検波回路のセンター周波
数が切り替えられる。この切替え回路自体は周知であ
り、詳しい説明は省略する。
【0019】図1において、破線で囲まれたブロック9
が本発明に係る音声中間周波数自動判別回路である。音
声中間周波数自動判別回路9は、受信中の音声中間周波
数が、上記の4種類のうちのどれであるかを自動判別
し、その判別結果を音声中間周波数検波回路6に与え
る。音声中間周波数検波回路6は、音声中間周波数自動
判別回路9から与えられる信号に基づいて、帯域通過フ
ィルタ及び検波回路のセンター周波数を切り替える。
【0020】図1に示すように、音声中間周波数自動判
別回路9に入力される映像中間周波数検波出力は、高域
通過フィルタ(HPF)10及び垂直同期信号分離回路
11に与えられる。図2(a)に映像中間周波数検波出
力波形を、図2(b)に高域通過フィルタ10を通過し
た信号波形を、それぞれ模式的に示す。高域通過フィル
タ10を通過した信号は、映像中間周波数検波出力から
同期信号等の周波数の低い成分が除かれたものとなる。
一実施例では高域通過フィルタ10のカットオフ周波数
を1MHzに設定した。垂直同期信号分離回路11は、
図2(c)に示すように、垂直同期信号を映像中間周波
数検波出力から分離する。
【0021】高域通過フィルタ10の出力信号は分周器
12に入力される。分周器12は高域通過フィルタ10
の出力信号の周波数を下げる(周期を長くする)と共
に、その波形を矩形波に整形する働きを有する。一実施
例では、1/128(7ビット)の分周器を用いた。分
周器12の出力(周波数fST)は、カウンタ制御回路1
3及びカウンタ14に与えられる。
【0022】垂直同期信号分離回路11の出力、すなわ
ち図2(c)に示した垂直同期信号は、カウンタ制御回
路13に与えられる。カウンタ制御回路13は、垂直同
期信号をトリガーとして、分周器12の出力信号の半周
期(Hレベル期間)1/2f STを計測すべく、カウンタ
14のスタート及びストップ(リスタート及びカウント
値出力)を制御する。カウンタ14には、クロックとし
て周波数fCLKの信号が与えられている。一例として、
PAL方式のバースト信号周波数4.43361875
MHzの4倍に相当する17.734475MHzのク
ロック信号を用いた。
【0023】図3(a)〜(d)に、カウンタ14及び
カウンタ制御回路13の動作に関する信号波形を示す。
この図では、時間軸(横軸)のスケールが図2に比べて
拡大されている。図3(a)は図2(c)に示した垂直
同期信号である。ここでは、垂直同期信号の始まりであ
る立ち下がり部分のみが示されている。図3(b)は高
域通過フィルタ10の出力信号を示している。前述のよ
うに、垂直同期信号の付近(垂直ブランキング期間)は
映像信号が無いので、図3(b)に示す信号はほぼ音声
中間周波数信号に等しい。音声中間周波数信号の周波数
をfSIN(例えば4.5MHz)とすれば、その周期は
1/fSIN(例えば222nsec)である。
【0024】図3(c)に示す信号は分周器12の出力
信号である。その周波数をfSTとすると、周期は1/f
STである。図3(c)には、Hレベルの期間、つまり半
周期に相当する期間1/2fSTが示されている。音声中
間周波数信号の周波数fSINが4.5MHz、分周器1
2の分周比が1/128の場合、期間1/2fSTは1
4.2μsecとなる。
【0025】図3(d)に示す信号はカウンタ14に与
えられるクロック信号である。その周波数をfCLK(例
えば17.734475MHz)とすると、周期は1/
CLK(例えば56.4nsec)となる。
【0026】カウンタ制御回路13は、図3(a)に示
す垂直同期信号をトリガーとして、図3(c)に示す期
間1/2fSTに含まれるクロック(周期1/fCLK)の
数Nをカウンタ14に計数させ、その計数値Nを出力さ
せる。すなわち、垂直同期信号の立ち下がりを検出した
後、図3(c)の分周器出力信号の最初の立ち上がりで
カウンタ5をスタート(又はリスタート)させ、分周器
出力信号の立ち下がりでカウンタ5を停止してそのカウ
ント値Nを出力させる。
【0027】カウント値Nは、分周器12の分周比を1
/Kとすると次式(数1)で与えられる。
【0028】
【数1】 N=fCLK/2fST=K・fCLK/2fSIN ただし、Nは整数であり、小数点以下は切り捨てられ
る。例えば、fCLK=17.734475MHz、K=
128のとき、音声中間周波数fSINが4.5MHzで
あれば、カウント値Nは252となる。同じ条件で音声
中間周波数fSINが5.5MHz、6.0MHz、6.
5MHzの場合は、カウント値Nはそれぞれ、206,
189,174となる。
【0029】したがって、上記の4つのカウント値Nに
ついて、隣り合う2つのカウント値の中間付近に境界値
をそれぞれ設定して区分した4つの範囲のうちのどれに
カウント値Nが含まれるかを調べれば、受信中の音声中
間周波数fSINがどれであるかを判定することができ
る。上記の例では、隣り合う2つのカウント値が十分離
れているので、動作温度、動作電圧等の変動又はノイズ
等に起因する計数誤差を考慮しても、正確に判定するこ
とができる。この判定を行うための回路として、図1に
示すように、比較回路15、デコーダ16及びラッチ1
7が備えられている。
【0030】比較回路15及びデコーダ16の具体回路
例を図4に示す。カウンタ14の出力すなわちカウント
値Nは比較回路15を構成する5個の比較器A〜Eに入
力される。5個の比較器A〜Eは、それぞれの設定値C
1〜C5とカウント値Nとを比較し、カウント値Nが設
定値C1〜C5より高ければHレベル、低ければLレベ
ルを出力する。設定値C2〜C4は上述の4つの範囲を
区分する3つの境界値である。設定値C1は、最も高い
音声中間周波数fSINに相当する範囲の下限値である。
設定値C5は、最も低い音声中間周波数fSINに相当す
る範囲の上限値である。設定値C1及びC5は、大きな
連続ノイズ等に起因して万一、Nの値が大きく外れてし
まった場合にそれを検出して適切な処理を行うために設
けている。これについては後述する。
【0031】図4では、比較回路15を比較器A〜Eを
用いて構成しているが、アナログ電圧に変換して比較す
る必要はなく、カウント値Nと設定値C1〜C5との比
較をソフトウェアで行ってもよい。あるいは、カウンタ
14に比較回路15が内蔵され、内部カウント値が設定
値C1〜C5を順番に超えていくたびに対応する出力が
Hレベルに反転するようにしてもよい。
【0032】例えば、前述の数値例で、判別すべき音声
中間周波数fSINが6.5MHz、6.0MHz、5.
5MHz、4.5MHzの4種類である場合、それぞれ
のカウント値Nは174,189,206,252であ
るから、設定値C1〜C5を166,182,198,
230,270に設定する。
【0033】デコーダ16は、比較回路15の3つの比
較器B,C,Dの出力から4種類の信号に相当する2ビ
ットの信号S1及びS2を出力すると共に、2つの比較
器A,Eの出力から、音声中間周波数の判定結果が予定
される周波数範囲内に存在しないことを示す1ビットの
信号S0を出力する。この信号S0は、大きな連続ノイ
ズ等に起因してNの値が大きく外れてしまった場合にL
レベルになる。その他の正常時はHレベルである。デコ
ーダ16の動作を表す真理値表を表1に示す。
【0034】
【表1】 場合 比較器出力 デコーダ出力 A B C D E S2 S1 S0 1 L L L L L L L L 2 H L L L L L L H 3 H H L L L L H H 4 H H H L L H L H 5 H H H H L H H H 6 H H H H H H H L 表1において、場合1は音声中間周波数の判定結果が予
定される周波数範囲の上限より高い(NがC1より小さ
い)場合である。場合6は音声中間周波数の判定結果が
予定される周波数範囲の下限より低い(NがC5より大
きい)場合である。場合2はNがC1〜C2の範囲内に
ある場合であり、前述の数値例では音声中間周波数が
6.5MHzと判定される。場合3はNがC2〜C3の
範囲内にある場合であり、前述の数値例では音声中間周
波数が6.0MHzと判定される。場合4はNがC3〜
C4の範囲内にある場合であり、前述の数値例では音声
中間周波数が5.5MHzと判定される。場合5はNが
C4〜C5の範囲内にある場合であり、前述の数値例で
は音声中間周波数が4.5MHzと判定される。
【0035】ラッチ17は、デコーダ16の音声中間周
波数の判別結果に相当する出力信号S1,S2,S0を
受けてS1,S2のラッチ出力である信号FRQ1及び
FRQ2を出力する。ただし、デコーダ16の出力信号
S0がLレベルの場合は、S1,S2の値にかかわりな
く、それまでのラッチ出力を維持する。この場合は、前
述のように大きな連続ノイズ等に起因してNの値が大き
く外れてしまった誤判定であると判断して、前回の判定
結果を維持するのである。これにより、ノイズ等に起因
する誤動作が抑えられ、動作が安定する。
【0036】前述の数値例における音声中間周波数の判
別結果とラッチ出力信号FRQ1及びFRQ2との関係
を表2に示す。
【0037】
【表2】 判定周波数(MHz) 6.5 6.0 5.5 4.5 FRQ1 L H L H FRQ2 L L H H ラッチ17の出力信号、すなわち音声中間周波数自動判
別回路9の出力信号FRQ1及びFRQ2は音声中間周
波数検波回路6に与えられ、音声中間周波数検波回路6
は、この信号に基づいて帯域通過フィルタ及び検波回路
のセンター周波数を切り替える。
【0038】なお、上記の実施形態において、分周器1
2は必ずしも必要ではなく、単なる波形整形回路で置き
換えることもできる。ただし、この場合は、カウンタ1
4のクロックとして周波数のかなり高いクロックを用い
る必要があり、周辺の処理回路も高速のものが必要とな
る。その他、本発明の音声中間周波数自動判別回路を構
成する具体的な回路については、実施形態に示した構成
に限らず、種々の公知技術を用いて構成することができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音声中間
周波数自動判別回路によれば、カウンタ、デコーダ等の
論理回路を用いた比較的簡単な回路構成により、省スペ
ース、コスト低減を図りながら、受信中の音声中間周波
数がどれであるかを安定して自動判別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る音声中間周波数自動判
別回路を含むテレビジョン受像機のブロック図
【図2】音声中間周波数自動判別回路の動作を説明する
ための信号波形図
【図3】音声中間周波数自動判別回路の動作を説明する
ための別の信号波形図
【図4】音声中間周波数自動判別回路を構成する比較回
路及びデコーダの回路図
【符号の説明】
6 音声周波数検波回路 10 高域通過フィルタ 11 垂直同期信号分離回路 12 分周器 13 カウンタ制御回路 14 カウンタ 15 比較回路 16 デコーダ 17 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 - 5/46 H04N 5/60 H04B 1/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像中間周波数検波出力から同期信号を
    除く高域通過フィルタと、 前記映像中間周波数検波出力から同期信号を分離する同
    期信号分離回路と、 前記高域通過フィルタの出力信号波形を整形して出力
    る波形整形回路と、クロック信号 をカウントするカウンタと、 記波形整形回路の出力信号の周期で決まる期間に前記
    クロック信号を計数させてその計数値を出力させるよう
    に前記カウンタを制御するカウンタ制御回路と、 区分された複数の範囲のいずれに前記計数値が属するか
    に応じて複数種の信号を出力する判定信号出力回路とを
    え、 前記同期信号をトリガーとして、前記波形整形回路の出
    力信号の周期で決まる期間が与えられることを特徴とす
    音声中間周波数自動判別回路。
  2. 【請求項2】 前記同期信号分離回路が垂直同期信号を
    分離し、その出力である垂直同期信号をトリガーとして
    前記カウンタ制御回路が前記カウンタを制御する請求項
    1記載の音声中間周波数自動判別回路。
  3. 【請求項3】 前記波形整形回路が分周回路を含む請求
    項1記載の音声中間周波数自動判別回路。
  4. 【請求項4】 前記判定信号出力回路は、前記複数の範
    囲を区分する複数の境界値と前記カウンタ出力とを比較
    する複数の比較器と、前記複数の比較器の出力をデコー
    ドするデコーダとを含んでいる請求項1記載の音声中間
    周波数自動判別回路。
  5. 【請求項5】 前記デコーダの出力を保持するラッチを
    更に備え、前記デコーダの出力が、前記音声中間周波数
    が予定される周波数範囲内に存在しないことを示してい
    る場合は、前記ラッチがその出力を変えないで保持する
    ように構成されている請求項4記載の音声中間周波数自
    動判別回路。
  6. 【請求項6】 映像中間周波数検波出力から同期信号を
    除く高域通過フィルタと、 前記映像中間周波数検波出力から同期信号を分離する同
    期信号分離回路と、 前記高域通過フィルタの出力信号波形を整形して出力す
    る波形整形回路と、 クロック信号をカウントするカウンタと、 前記波形整形回路の出力信号の周期でかつ前記同期信号
    をトリガーとして決まる期間に前記クロック信号を計数
    させてその計数値を出力させるさせるように前記カウン
    タを制御するカウンタ制御回路と、 複数の範囲を区分する複数の境界値と前記カウンタ出力
    とを比較する複数の比較器と、 前記複数の比較器の出力をデコードするデコーダとを用
    い、 前記複数の範囲のいずれに前記計数値が属するかに応じ
    て複数種の信号を出力する音声中間周波数自動判別方
    法。
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