JP2714221B2 - テレビジョン方式判別装置 - Google Patents

テレビジョン方式判別装置

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JP2714221B2
JP2714221B2 JP2086228A JP8622890A JP2714221B2 JP 2714221 B2 JP2714221 B2 JP 2714221B2 JP 2086228 A JP2086228 A JP 2086228A JP 8622890 A JP8622890 A JP 8622890A JP 2714221 B2 JP2714221 B2 JP 2714221B2
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芳直 梅田
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はテレビジョン方式判別装置に関し、例えば、
いわゆるNTSC方式及びPAL方式の判別に好適なテレビジ
ョン方式判別装置に関する。
[従来の技術] 例えば、携帯型の液晶テレビジョン受像機の中には、
異なるテレビジョン方式に従う地域に携帯され得ること
が考慮されて、複数のテレビジョン方式に従うビデオ信
号が表示可能になされているものである。例えば、NTSC
方式及びPAL方式のビデオ信号が表示可能なものがあ
る。
このような液晶テレビジョン受像機では、テレビジョ
ン方式に応じて各部の動作内容を変えることが必要であ
り、そのため、テレビジョン方式指令用の操作子を設け
ており、この操作子位置に応じて指示されたテレビジョ
ン方式を検出していた。しかし、テレビジョン方式が変
わる毎に操作することを要し、操作性が悪いといわざる
を得ない。そこで、自動的にテレビジョン方式を判別す
るテレビジョン方式判別装置を内蔵するものも提案され
ている。
従来のテレビジョン方式判別装置は、テレビジョン方
式間で水平走査線数が異なることに着目して構成されて
いる。水平走査数線の違いにより周波数成分が異なるの
で、この周波数成分をアナログ的に検出してテレビジョ
ン方式を判別するものがある。また、水平走査期間の長
さをクロック個数でカウントして判別するものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の装置は、いずれも十分な判別精
度が得られなかった。アナログ的な判別はノイズに弱い
面がある。水平走査期間の長さを検出するものも、水平
同期信号にノイズが混入している場合には、その期間が
短く又は長くカウントされて誤判別することもあった。
また、携帯型の液晶テレビジョン受像機でも、最近はビ
デオ入力端子を備えているため、ビデオテープレコーダ
からのビデオ信号を表示することも行われる。ビデオテ
ープレコーダからのビデオ信号はジッタが大きいと共
に、特殊再生モードでのビデオ信号のようにノイズの混
入度合が高く、そのため、従来のテレビジョン方式判別
装置では不十分であった。
また、特開昭59-193681号「テレビ放送方式の自動判
別方式」には、水平走査周波数が異なる2方式の複合映
像信号について、互いのフィールド周期の中間点に判別
境界を設定し、この判別境界に対する垂直同期信号の出
現の早晩をもって方式判別するようにしたテレビジョン
放送方式の自動判別方式が開示されている。しかしなが
ら、この方式は、垂直同期信号によってリセットされる
カウンタの計数値が250〜285の場合はNTSC方式と判定
し、286〜325でPAL方式と判定するものであり、NTSC方
式についてはカウンタの計数値で35の範囲について範囲
指定がなされ、PAL方式についてはカウンタの計数値に
して39の範囲について範囲指定がなされてはいるもの
の、NTSC方式とPAL方式について判別範囲を個々に範囲
指定するのではなく、ただ単に両方式の中間点の一点だ
けで判別範囲を区画したに過ぎないものであった。この
ため、両方式の判別範囲はカウンタの計数値が連続する
互いに隣接した範囲に限定されてしまい、仮に判別精度
を高めようとしても判別範囲を互いに離間させて狭める
ような処置を講ずることができないため、きわめて大雑
把な方式判別しかできない等の課題を抱えるものであっ
た。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、ビデ
オ信号が所定規格から多少ずれていても、またノイズが
混入されていても、テレビジョン方式を正確に判別する
ことができるテレビジョン方式判別装置を提供しようと
するものである。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、本発明においては、現在
処理中のビデオ信号が、水平走査線数が異なる2テレビ
ジョン方式のいずれの方式のものであるかを判別して方
式判別信号を出力するテレビジョン方式判別装置におい
て、垂直所定期間毎の水平同期信号数をカウントするカ
ウンタ手段と、前記2テレビジョン方式のうちの対応す
る方式の垂直所定期間の開始位置情報を含むよう前記カ
ウンタ手段のカウント値をそれぞれ予め両端で範囲指定
して互いに異なる信号期間を設定した一対のウィンドウ
信号のうち、現在判別しているテレビジョン方式の垂直
所定期間の開始位置情報を含まず、他方のテレビジョン
方式の垂直所定期間の開始位置情報を含むウィンドウ信
号を選択的に発生するウィンドウ発生手段と、該ウィン
ドウ発生手段が発生するウィンドウ信号の信号期間に前
記垂直所定期間の開始位置情報が含まれることが判った
ときに、方式判別信号を他方のテレビジョン方式に切り
換える方式判別手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
[作用] 本発明においては、カウンタ手段が、1フィールドや
1フレームや数フレーム等の垂直所定期間毎の水平同期
信号数をカウントする。ウィンドウ発生手段は、このカ
ウント値に基づいて、現在判別されているテレビジョン
方式の垂直所定期間の開始位置情報(例えば垂直同期信
号を適用できる)を含まないと共に、他方のテレビジョ
ン方式の垂直所定期間の開始位置情報を含むウィンドウ
信号を形成して方式判別手段を与える。方式判別手段
は、このウィンドウ信号に垂直所定期間の開始位置情報
が含まれたときに他方のテレビジョン方式に方式判別信
号を切り換える。これにより、高精度のテレビジョン方
式の判別を実現できる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら詳述す
る。第1図は、本発明によるテレビジョン方式判別装置
の一実施例を示すブロック図、第2図は、第1図に示し
た方式判別回路の詳細構成を示すブロック図、第3図及
び第4図は、それぞれ方式が切り換わった前後の各部タ
イミングチャートである。
第1図において、図示しない同期・分離回路から出力
された水平同期信号がPLL回路1に与えられる。PLL回路
1は、入力された水平同期信号の急激な変化を緩和する
と共にノイズ成分を除去し、位相を安定化させた水平同
期信号をカウンタ回路2のクロック入力端子に与える。
カウンタ回路2のリセット入力端子には、図示しない
同期分離回路から出力された垂直同期信号が与えられ
る。かくして、カウンタ回路2は、垂直同期信号により
リセットされた後、水平同期信号が到来する毎にカウン
トアップ動作する。このカウンタ回路2のカウント値は
ウィンドウ発生回路3に与えられる。
ウィンドウ発生回路3には後述する方式判別回路4か
ら方式判別信号も与えられている。ウィンドウ発生回路
3は、方式判別信号が現在処理中のテレビジョン方式と
してPAL方式を指示している場合には、NTSC方式のビデ
オ信号における各フィールドの開始位置(例えば垂直同
期パルス)だけを含む第1のウィンドウ信号WNを出力
し、方式判別信号が現在処理中のテレビジョン方式とし
てNTSC方式を指示している場合には、PAL方式のビデオ
信号における各フィールドの開始位置だけを含む第2の
ウィンドウ信号WPを出力する。
NTSC方式の1フィールド当りの水平走査線数は525/2
(=262.5)本であるので、±3Hz程度のジッタ等を考慮
してカウンタ回路2のカウント値が例えば250〜276であ
る期間だけ有意状態(論理「H」)の第1のウィンドウ
信号WNを出力する。また、PAL方式の1フィールド当り
の水平走査線数は625/2(=312.5)本であるので、±3H
z程度のジッタ等を考慮してカウンタ回路2のカウント
値が例えば295〜332である期間だけ有意状態(論理
「H」)の第2のウィンドウ信号WPを出力することが望
まれるが、この場合には、294〜332にカウント値がなる
前のカウント値が262のときにカウンタ回路2がリセッ
トされるので、カウント値が32(=294−262)〜70(=
332−262)である期間だけ有意状態(論理「H」)の第
2のウィンドウ信号WPを出力する。なお、以上は原則的
な発生方法であり、後述する方式判別回路4におけるウ
ィンドウ処理の前に垂直同期信号が2H分の処理遅れが発
生するので、この分カウント値をずらせることを要す
る。
上述した両ウィンドウ信号WP及びWNは、完全に異なる
期間に有意状態をとるものであり、各ウィンドウ信号WP
及びWNの信号期間は予め所定範囲に範囲指定されてい
る。
このようなウィンドウ信号WN又はWPは、第2図の詳細
構成を示す方式判別回路4に与えられる。この方式判別
回路4には、上述したPLL回路1から水平同期信号が与
えられると共に、図示しない同期分離回路から垂直同期
信号及び各フィールドの開始位置を特定するフィールド
パルス信号が与えられる。
方式判別回路4は、水平同期信号を用いて垂直同期信
号を1Hのパルス信号に圧縮した後、この圧縮垂直同期信
号がそのときのウィンドウ信号に含まれているか否かを
判別し、その後、フィールドパルス信号を用いてウィン
ドウ信号に含まれたことが2フィールド連続して生じた
か否かを判別し、ウィンドウ信号に含まれたことが2フ
ィールド連続した場合にビデオ信号に方式変換があった
として方式判別信号を新たな方式を指示する状態に切り
換える。
第2図は、上述したように、方式判別回路4の詳細構
成を示すものであるが、ウィンドウ発生回路3の出力段
も示している。
第2図において、垂直同期信号はD型フリップフロッ
プ回路10のデータ入力端子に与えられる。このフリップ
フロップ回路10のクロック入力端子には、PLL回路1か
ら水平同期信号が与えられており、この水平同期信号の
タイミングで垂直同期信号の論理レベルをラッチする。
このフリップフロップ回路10の非反転出力端子からの論
理レベルは、D型フリップフロップ回路11のデータ入力
端子に与えられる。このフリップフロップ回路11のクロ
ック入力端子にも、PLL回路1から水平同期信号が与え
られており、この水平同期信号のタイミングでフリップ
フロップ回路10の出力論理レベルをラッチする。フリッ
プフロップ回路10の反転出力端子からの論理レベル及び
フリップフロップ回路11の非反転出力端子からの論理レ
ベルは2入力アンド回路12に与えられて論理積が取られ
る。かくして、これらフリップフロップ回路10、11及び
アンド回路12によって、垂直同期信号が1Hのパルス信号
(論理「H」)に圧縮される。これら回路は、このよう
な1Hへの圧縮を通じてノイズ成分を軽減させることを意
図している。
アンド回路12からの出力論理レベルは2入力アンド回
路13に入力される。このアンド回路13には、ウィンドウ
発生回路3からのウィンドウ信号WN又はWPも与えられ
る。ウィンドウ発生回路3は、第1及び第2のウィンド
ウ信号WN及びWPを常時発生するものであり、その出力段
に設けられたスイッチ回路14により、方式判別信号に応
じたウィンドウ信号WN又はWPを選択している。上述した
アンド回路13によって、圧縮された垂直同期信号がウィ
ンドウ信号に含まれているか否かを示す信号(ウィンド
ウ包含有無信号)が得られる。
このウィンドウ包含有無信号は、D型フリップフロッ
プ回路15のデータ入力端子に与えられる。このD型フリ
ップフロップ回路15のクロック入力端子には、各フィー
ルドの開始位置を特定するフィールドパルス信号が与え
られている。なお、このフィールドパルス信号は、垂直
同期信号の圧縮処理等を考慮してその位相タイミングが
定められている。かくして、圧縮された垂直同期信号が
ウィンドウ信号に含まれたフィールドでこのフリップフ
ロップ回路15の非反転出力論理レベルは論理「H」とな
る。この論理レベルは、D型フリップフロップ回路16の
データ入力端子に与えられる。フリップフロップ回路16
のクロック入力端子にも、各フィールドの開始位置を特
定するフィールドパルス信号が与えられている。これら
フリップフロップ回路15及び16の各非反転出力論理レベ
ルは、2入力アンド回路17に与えられる。
これらフリップフロップ回路15、16及びアンド回路17
によって、圧縮された垂直同期信号が2フィールド連続
してウィンドウ信号に含まれたときに論理「H」となる
検出信号が得られる。この検出信号は、T型フリップフ
ロップ回路18に与えられる。T型フリップフロップ回路
18は、検出信号が論理「H」になったときにその出力論
理レベルを反転し、その出力論理レベルを方式判別信号
として出力する。
なお、2フィールド連続した場合に始めて方式判別信
号の状態を切り換えるようにしたのは、ノイズ等によっ
て1フィールドだけ、圧縮された垂直同期信号がウィン
ドウ信号に含まれることが生じるためである。
第3図は、NTSC方式のビデオ信号の処理中であって方
式判別信号がNTSC方式を指示している段階で、PAL方式
のビデオ信号に切り換わった場合の各部タイミングチャ
ートを示している。
NTSC方式のビデオ信号の処理中の時点t1までの期間T1
では、ウィンドウ信号WP(第3図(B))がPAL方式に
おける垂直同期信号(第3図(A)において符号VDNがN
TSC方式の信号を表し、符号VDPがPAL方式の信号を表
す)を検出できる状態になっているので、圧縮された垂
直同期信号はウィンドウ信号WPに含まれず、アンド回路
13からは常時論理「L」のウィンドウ包含有無信号が出
力され、方式判別信号(第3図(C))の切換えは実行
されない。
なお、この期間T1中にノイズ等によって1回単独でウ
ィンドウ包含有無信号が有意となってもフリップフロッ
プ回路15、16及びアンド回路17によって方式判別信号の
切換えは実行されない。
ビデオ信号がPAL方式に切り換わった時点t1からの2
フィールド期間T2においては、PAL方式における垂直同
期信号VDPがウィンドウ信号WPに含まれてアンド回路13
から2フィールド続けて論理「H」をとるウィンドウ包
含有無信号が出力されるので、アンド回路17から論理
「H」の検出信号が出力され、方式判別信号の論理レベ
ルが時点t2で切り換わってPAL方式を指示するものとな
る。
この時点t2以降の期間T3では、ウィンドウ信号WNが選
択されてNTSC方式における垂直同期信号VDNを検出でき
る状態になっているので、与えられるPAL方式における
垂直同期信号VDPは検出できず、方式判別信号の切換え
は実行されない。
第4図は、PAL方式のビデオ信号の処理中であって方
式判別信号がPAL方式を指示している段階で、NTSC方式
のビデオ信号に切り替わった場合の各部タイミングチャ
ートを示している。この場合の切換えも第3図と同様に
行われるので、詳細説明は省略する。
従って、上述の実施例によれば、ジッタ成分等を有す
る所定規格から多少ずれたビデオ信号が与えられても、
また、ビデオ信号にノイズ等が混入されていてもテレビ
ジョン方式を正確に判別することができる。
すなわち、PLL回路1によって水平同期信号のノイズ
が軽減され、急激なジッタ成分が緩和される。また、ウ
ィンドウ信号との比較によってノイズによる悪影響を除
去できる。さらに、垂直同期信号の圧縮を通じてノイズ
が除去される。さらにまた、2フィールド連続のウィン
ドウ信号の包含を条件とすることで、ノイズによる誤判
別を防止できる。
なお、上述の実施例では、フィールド毎に判別を行な
うもの示したが、1フレーム毎に、又は数フレーム毎に
判別を行なうようにしても良い。特許請求の範囲におけ
る垂直所定期間とは、1回の判別に供する単位期間を意
味し、1フィールド、1フレーム又は数フレームを意味
する。また、上述の実施例では、誤判別防止のために2
フィールド連続して他方の方式と判別したときに始めて
方式判別信号の状態を切り換えるものを示したが、1フ
ィールドの判別で切り換えるようにしても良く、また、
3フィールド以上の判別で切り換えるようにしても良
い。さらに、方式判別に供するテレビジョン方式はNTSC
方式及びPAL方式の組み合わせに限られるものではな
い。今後、水平走査線数が異なる2方式の高品位テレビ
ジョン方式が適用された場合には、本発明を適用でき
る。また、本発明のテレビジョン方式判別装置は、液晶
テレビジョン受像機だけでなく、方式判別が必要な各種
のビデオ信号処理装置に適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、垂直所定期間毎の水
平同期信号数をカウントするカウンタ手段のカウント値
について、2テレビジョン方式のうちの対応する方式の
垂直所定期間の開始位置情報を含むようそれぞれ予め両
端で範囲指定し、一対のウィンドウ信号が互いに異なる
信号期間を設定し、現在判別しているテレビジョン方式
の垂直所定期間の開始位置情報を含まず、他方のテレビ
ジョン方式の垂直所定期間の開始位置情報を含むウィン
ドウ信号を選択的に発生するとともに、ウィンドウ信号
の信号期間に垂直所定期間の開始位置情報が含まれるこ
とが判ったときに、方式判別信号を他方のテレビジョン
方式に切り換える構成としたから、2テレビジョン方式
のそれぞれの方式判別に必要な観測期間を指定するウィ
ンドウ信号を、カウンタ手段のカウント値の任意の範囲
を両端でもって指定して設定することができ、2テレビ
ジョン方式の中間点の一点で判別範囲を区画しただけに
過ぎない従来の判別方式のように、カウンタの計数値が
連続する互いに隣接した範囲に方式判別範囲が限定され
るといったことはなく、判別範囲を互いに離間させて狭
めることで判別精度を高めることができ、これによりジ
ッタやノイズを含むビデオ信号についても正確に方式判
別することができ、高精度の方式判別が可能なテレビジ
ョン方式判別装置を提供することができる等の優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるテレビジョン方式判別装置の一
実施例を示すブロック図、第2図は、第1図に示した方
式判別回路の詳細構成を示すブロック図、第3図及び第
4図は、それぞれ方式が切り換わった前後の各部タイミ
ングチャートである。 2……カウンタ回路 3……ウィンドウ発生回路 4……方式判別回路 10、11、15、16……D型フリップフロップ回路 12、13、17……アンド回路 18……T型フリップフロップ回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在処理中のビデオ信号が、水平走査線数
    が異なる2テレビジョン方式のいずれの方式のものであ
    るかを判別して方式判別信号を出力するテレビジョン方
    式判別装置において、垂直所定期間毎の水平同期信号数
    をカウントするカウンタ手段と、前記2テレビジョン方
    式のうちの対応する方式の垂直所定期間の開始位置情報
    を含むよう前記カウンタ手段のカウント値をそれぞれ予
    め両端で範囲指定して互いに異なる信号期間を設定した
    一対のウィンドウ信号のうち、現在判別しているテレビ
    ジョン方式の垂直所定期間の開始位置情報を含まず、他
    方のテレビジョン方式の垂直所定期間の開始位置情報を
    含むウィンドウ信号を選択的に発生するウィンドウ発生
    手段と、該ウィンドウ発生手段が発生するウィンドウ信
    号の信号期間に前記垂直所定期間の開始位置情報が含ま
    れることが判ったときに、方式判別信号を他方のテレビ
    ジョン方式に切り換える方式判別手段とを備えたことを
    特徴とするテレビジョン方式判別装置。
  2. 【請求項2】上記方式判別手段が、前記ウィンドウ信号
    の信号期間に前記垂直所定期間の開始位置情報が含まれ
    ることが、連続する2個の垂直所定期間に対して判別さ
    れたときに、前記方式判別信号を他方のテレビジョン方
    式に切り換えることを特徴とする請求項第1項に記載の
    テレビジョン方式判別装置。
  3. 【請求項3】上記方式判別手段が、垂直所定期間の開始
    位置情報を1水平走査期間の信号に圧縮した後、ウィン
    ドウ信号との包含関係を判別するようにしたことを特徴
    とする請求項第1項又は第2項に記載のテレビジョン方
    式判別装置。
  4. 【請求項4】カウンタ手段でカウントされる水平同期信
    号がPLL回路による処理を経たものであることを特徴と
    する請求項第1項〜第3項のいずれかに記載のテレビジ
    ョン方式判別装置。
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