JP2888551B2 - 非標準信号検出回路 - Google Patents

非標準信号検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタルテレビジョン受像機において用
いられる非標準信号検出回路に関するものである。
〔従来の技術〕
映像信号をディジタル信号に変換し、ディジタル信号
処理により高画質化を実現するディジタルテレビジョ
ン、特に隣接するフレーム間の相関を利用した3次元YC
分離により高画質化を実現するディジタルテレビジョン
は、NTSC信号規格、即ち下記に示す(1)式を満足する
標準信号に対して高画質処理を実現することができる。
しかし、VTRを信号ソースとして用いた場合、走行系
のジッタなどのために周波数インターリーブの関係がく
ずれ、色副搬送波周波数fSCBと水平走査周波数fHの関係
が(1)式を満足しなくなる。従って、3次元ディジタ
ル信号処理を行うとかえって画質劣化を生じる。このた
め、入力信号がNTSC規格を満たす標準信号である場合と
VTRのような周波数インターリーブの関係を満たさない
非標準信号である場合において、ディジタル映像信号処
理系を変更する必要がある。この映像信号処理系を制御
するために、入力信号が標準信号であるか非標準信号で
あるかを自動的に判別する非標準信号検出回路が必要と
なる。この非標準信号検出回路の従来の構成を第2図に
示す。2はバーストロッククロックckbを分周して垂直
周期のパルスvbを生成するバーストロッククロック垂直
周期分周器、3はラインロッククロックckhを分周して
垂直周期のパルスvhを生成するラインロッククロック垂
直周期分周器、4は垂直周期パルスvbとvhの位相を比較
し、判定を行う位相比較判定器、5は積分器である。
第3図にバーストロッククロック垂直周期分周パルス
vbとラインロッククロック垂直周期分周パルスvhの波形
を示す。位相比較判定器4では、2つの垂直周期分周パ
ルスvbとvhの位相差gを検出する。入力信号が標準信号
の場合には、前記(1)式に示すNTSC規格を満足する安
定した信号のため、vbとvhの位相はほぼ一致し、位相差
gは極めて小さい値となる。一方、入力信号がVTRの場
合にはテープ走行系のジッタなどのために色副搬送波周
波数と水平同期周波数の関係は(1)式を満足せず、NT
SC規格を満たさない。この結果、位相差gは大きな値と
なる。従って、バーストロッククロックckbから作成し
た垂直周期分周パルスvbとラインロッククロックckhか
ら作成した垂直周期分周パルスvhの位相差gを検出し、
位相差がある一定量以上大きくなった場合に非標準信号
と判定する。
この位相比較判定器4の検出結果出力信号は積分器5
に送出され、積分動作が実行される。位相比較判定器4
の検出結果出力信号はフィールド周期で切り換わる信号
のため、数フィールドにわたる積分動作を積分器5が実
行し、ノイズなどにより標準信号に対して非標準信号と
判定してしまう誤判定を防ぐことができる。この結果、
積分器5からは非標準検出信号nが出力される。標準信
号ソースとしては地上放送,光学式ビデオディスクプレ
ーヤ通常再生などが該当する。非標準信号ソースとして
は民生用VTR,ビデオゲーム機器,光学式VDPトリックプ
レーなどが該当する。
この非標準信号検出回路は積分器5を備えているた
め、光学式ビデオディスクプレーヤ通常再生時にディス
クのきず,ほこりなどによって非標準信号と判定してし
まう誤判定,地上放送受信時にインパルスノイズによっ
て非標準信号と判定してしまう誤判定を防止することが
可能である。この積分器5では例えばMフィールド中、
Lフィールド(但しM>L)において検出結果が非標準
となった場合にのみ非標準検出信号nを出力するという
積分動作を行っている。この積分器5の動作によって非
標準信号検出動作を安定化させることが可能となる。
いま地上放送を受信する場合を考えてみる。受信状態
が良好の場合には検出結果は安定に標準信号であること
を示す。ところが、受信環境が悪く、電界強度が減衰し
た状態においては非標準信号検出結果は不安定となる。
受信環境が劣悪な弱電界受信時には常に非標準信号とし
て検出するが、電界強度がわずかに減衰した状態では検
出結果が不安定となり、積分器5を経て非標準検出最終
出力信号nが不安定に切り換わる状態、即ち標準信号と
非標準信号の境界となる状態が存在する。また、民生用
VTRのように本来非標準信号として検出する信号ソース
においてもジッタ量の改善された高級機種においては非
標準検出信号nが不安定に切り換わる状態が発生する可
能性も存在する。
このように、ディジタルテレビジョンにおける標準信
号モードと非標準信号モードの制御に用いる非標準信号
検出回路出力信号が不安定に切り換わる場合にはシステ
ム上不都合が発生する場合が多い。例えばバーストロッ
ククロックとラインロッククロックという2種類のシス
テムクロックを備え、標準信号に対してはバーストロッ
ククロックによってディジタル信号処理を行い、非標準
信号に対してはラインロッククロックによって信号処理
を行うディジタルテレビジョンにおいては、標準モード
と非標準モードにおいてシステムクロックが切り換わる
ため、画面水平位置の微妙なずれ,クロスカラー発生な
どの画質の変化が標準/非標準モードの切り換え時に起
こる。従って、非標準信号検出結果が頻繁に切り換わる
状態においては標準/非標準モード切り換え時の画像の
変化が顕著となり、製品上の大きな問題点となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の非標準信号検出回路は以上のように構成されて
いるので、地上放送受信状態あるいは信号ソースによっ
ては検出回路が標準信号か非標準信号かを判定する境界
の状態が存在し、検出結果が不安定に切り換わる誤判定
が発生するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、誤判定の少ない安定した検出動作を実行す
ることのできる非標準信号検出回路を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る非標準信号検出回路は、入力信号が標
準信号と非標準信号との境界状態にある不安定な状態に
おいては映像信号処理系を強制的に非標準モードに固定
する誤判定保護手段を有し、該誤判定保護手段は、単位
時間当たりの標準/非標準信号検出結果の切り換わり回
数が所定数以上である場合を不安定な状態と判定するも
のである。
〔作用〕
この発明における非標準信号検出回路は、入力信号が
標準信号と非標準信号の境界状態にあって検出結果が頻
繁に切り換わる不安定な場合には前記誤判定によるシス
テム全体に対する悪影響を避けるために、強制的に非標
準信号と判定する誤判定保護手段を備えたから、標準/
非標準モード切り換え時に起こる問題発生の頻度を軽減
することが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は非標準信号検出回路、2はバー
ストロッククロック垂直周期分周器、3はラインロック
クロック垂直周期分周器、4は位相比較判定器、5は積
分器、6は誤判定保護回路、7は標準/非標準切り換わ
り回数計数器、8は標準/非標準切り換わり回数判定器
である。
次に動作について説明する。
非標準信号検出回路1では、従来例で記したように入
力信号がNTSC規格、即ち(1)式を満たす標準信号であ
るかNTSC規格を満足しない非標準信号であるかを判定す
る。バーストロッククロックckbをバーストロッククロ
ック垂直周期分周器2により垂直周期に分周したパルス
vbとラインロックくロックckhをラインロッククロック
垂直周期分周器3により垂直周期に分周したパルスvhを
位相比較判定器4において両パルスvb,vhの位相差を検
出し、閾値処理を行い、位相差が大きい場合に非標準信
号と判定する。この位相比較判定器4の出力信号は積分
器5において数フィールドにわたる積分動作を実行され
た後、非標準検出信号ntとして出力される。積分動作は
例えばMフィールド中、Lフィールド(但しM>L)非
標準信号を検出した時に非標準検出信号ntを出力する働
きをし、ノイズなどによる誤判定を防ぎ、検出結果を安
定させる役割を持つ。しかし、電界の減衰した地上放送
波のように標準信号と非標準信号の境界の状態では検出
信号ntが不安定に切り換わる場合が存在し、従来例にお
いて記したように標準/非標準モード切り換わり時の水
平位置ずれなどの問題点が顕著となる。
この問題点を軽減するために本発明では誤判定保護回
路6を設けている。
非標準検出信号ntは標準/非標準切り換わり回数計数
器7に入力され、単位時間における標準/非標準検出結
果の切り換わり回数を計数する。この計数値は標準/非
標準切り換わり回数判定器8に送出される。この標準/
非標準切り換わり回数判定器8は閾値処理を行い、標準
/非標準切り換わり回数が多い場合には強制非標準信号
enを出力し、ORゲートを介して非標準検出信号nを出力
し、強制非標準状態とする。
この誤判定保護回路6の動作をソフトウェアで実行す
る場合のフローチャートの一例を第4図に示す。ステッ
プP1において、入力信号が切り換わったかどうかを判定
し、切り換わった場合には以下の処理を実行し、その入
力信号の状態が標準/非標準信号判定の境界状態にあ
り、検出結果が不安定である場合の保護機能を果たす。
ステップP2では非標準信号検出結果による標準/非標準
モードの制御を行う標準/非標準制御モードに設定す
る。ステップP3においては、単位時間M秒の範囲内で標
準/非標準判定結果の切り換わり回数Nをカウントす
る。検出結果が不安定な場合には、カウント値Nは大き
な値を示す。ステップP4ではある設定値Lに基づいた閾
値処理を実行し、切り換わり回数Nが設定値Lより大き
い場合にはステップP5に進み、強制非標準モードとし、
検出結果が不安定となる信号に対しては検出結果による
制御を行わず、非標準モード固定とする。テップP4にお
いて切り換わり回数Nが設定値Lより小さい場合にのみ
標準/非標準制御モードとし、非標準信号検出回路出力
信号を用いた制御を実行する。
上記誤判定保護回路6の動作、あるいは上記フローチ
ャートに基づいた誤判定保護機能を実行することによ
り、電界が幾分減衰した地上放送受信状態のような標準
信号と非標準信号の境界状態にあり、非標準信号検出回
路出力信号が不安定に切り換わった場合に強制的に非標
準モードとすることが可能となる。従って、標準/非標
準モード切り換え時に発生する水平位置ずれ,瞬間的な
画質変化などの問題点を軽減することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば非標準信号検出結果
が頻繁に切り換わる不安定な状態においては強制的に非
標準モードと固定する誤判定保護手段を備えるように構
成したので、標準/非標準モード切り換え時に発生する
水平位置ずれ,画質の瞬間的な変化などの問題点を軽減
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による非標準信号検出回路
の構成を示すブロック図、第2図は従来の非標準信号検
出回路の構成を示すブロック図、第3図は位相比較判定
器への入力パルスvb,vhの波形を示す図、第4図は誤判
定保護回路の動作をソフトウエアで実行する場合のフロ
ーチャート図である。 1は非標準信号検出回路、2はバーストロッククロック
垂直周期分周器、3はラインロッククロック垂直周期分
周器、4は位相比較判定器、5は積分器、6は誤判定保
護回路、7は標準/非標準切り換わり回数計数器、8は
標準/非標準切り換わり判定器である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号がNTSC規格を満足する標準信号で
    ある場合とNTSC規格を満足しない非標準信号である場合
    に対し、標準モードと非標準モードという異なる映像信
    号処理系を有し、前記入力信号が標準信号か非標準信号
    かを判定する非標準信号検出手段を具備する非標準信号
    検出回路において、 前記入力信号が標準信号と非標準信号との境界状態にあ
    る不安定な状態においては前記映像信号処理系を強制的
    に非標準モードに固定する誤判定保護手段を有し、該誤
    判定保護手段は、単位時間当たりの標準/非標準信号検
    出結果の切り換わり回数が所定数以上である場合を不安
    定な状態と判定することを特徴とする非標準信号検出回
    路。
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