JPH08340548A - カラーテレビジョン信号伝送方式判別回路 - Google Patents
カラーテレビジョン信号伝送方式判別回路Info
- Publication number
- JPH08340548A JPH08340548A JP14603395A JP14603395A JPH08340548A JP H08340548 A JPH08340548 A JP H08340548A JP 14603395 A JP14603395 A JP 14603395A JP 14603395 A JP14603395 A JP 14603395A JP H08340548 A JPH08340548 A JP H08340548A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- color
- vertical synchronizing
- discriminated
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる伝送方式の入力信号を自動的に判別
し、ユーザーが切換を行う必要をなくし、迅速かつ正確
な方式判別切換を行う。 【構成】 多方式のカラーテレビジョン信号を復調しう
る色復調回路1と、垂直同期周波数を検出し色復調回路
1の切り換えを制御する制御回路2とを備えた構成。
し、ユーザーが切換を行う必要をなくし、迅速かつ正確
な方式判別切換を行う。 【構成】 多方式のカラーテレビジョン信号を復調しう
る色復調回路1と、垂直同期周波数を検出し色復調回路
1の切り換えを制御する制御回路2とを備えた構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに異なる複数の伝
送方式を持つカラーテレビジョン信号の伝送方式を自動
的に判別するカラーテレビジョン信号伝送方式判別回路
に関し、色復調回路とその周辺に設ける回路構成に関す
るものである。
送方式を持つカラーテレビジョン信号の伝送方式を自動
的に判別するカラーテレビジョン信号伝送方式判別回路
に関し、色復調回路とその周辺に設ける回路構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーモニターの分野において、
互いに異なる複数の伝送方式に対応するということは必
要不可欠であり、色復調回路においては種々異なる伝送
方式に適応しなければならないだけでなく、迅速かつ正
確に方式を判別しなければない。該伝送方式の判別方法
は各種提案されているが、以下に従来の伝送方式判別法
について説明する。従来の技術は二種類に大別すること
ができる。
互いに異なる複数の伝送方式に対応するということは必
要不可欠であり、色復調回路においては種々異なる伝送
方式に適応しなければならないだけでなく、迅速かつ正
確に方式を判別しなければない。該伝送方式の判別方法
は各種提案されているが、以下に従来の伝送方式判別法
について説明する。従来の技術は二種類に大別すること
ができる。
【0003】第一の手法は、バースト信号のみを検出す
ることにより方式判別を行うものである。この手法によ
ると、弱電界時等バースト信号にノイズが多く含まれる
場合、誤判別のおそれがあり方式判別の信頼性に欠け
る。
ることにより方式判別を行うものである。この手法によ
ると、弱電界時等バースト信号にノイズが多く含まれる
場合、誤判別のおそれがあり方式判別の信頼性に欠け
る。
【0004】また、ノイズ対策回路を付加した手法も提
案されているが、耐ノイズ特性のよい位相検波回路が必
要となるなど複雑な回路構成になるという問題を有して
いる(実開 平2ー305192号公報参照)。
案されているが、耐ノイズ特性のよい位相検波回路が必
要となるなど複雑な回路構成になるという問題を有して
いる(実開 平2ー305192号公報参照)。
【0005】第二の手法は、繰り返し動作を行うもの
で、色復調器内でまずどれかの方式に切り換え、復調し
得ない場合は次の方式に切り換えるというように単純に
繰り返し動作を行うものである。
で、色復調器内でまずどれかの方式に切り換え、復調し
得ない場合は次の方式に切り換えるというように単純に
繰り返し動作を行うものである。
【0006】この手法によると回路構成としては複雑で
はないが、一般的に所定の方式を判別するまでにある程
度の時間がかかるという問題を有している。
はないが、一般的に所定の方式を判別するまでにある程
度の時間がかかるという問題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するもので、繰り返し動作方式でありながら、耐ノイ
ズ特性の向上や回路の簡単化、さらには迅速かつ正確な
伝送方式判別回路を提供することを目的としている。
決するもので、繰り返し動作方式でありながら、耐ノイ
ズ特性の向上や回路の簡単化、さらには迅速かつ正確な
伝送方式判別回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では色復調器の外部における制御回路の導入
と、垂直同期信号のカウント等繰り返し動作の工夫によ
り、迅速かつ正確な方式判別を行う構成としている。
に、本発明では色復調器の外部における制御回路の導入
と、垂直同期信号のカウント等繰り返し動作の工夫によ
り、迅速かつ正確な方式判別を行う構成としている。
【0009】詳しくは、カラーテレビジョン信号の伝送
方式は、一般に二種類の垂直同期周波数と種々異なる色
副搬送波周波数を有している点で相違している。しかし
ながら前述したように、従来の繰り返しによる手法では
垂直同期周波数を考慮せず、単純に色復調ができたかど
うかのみ評価しているので、方式判別に時間がかかって
しまう。
方式は、一般に二種類の垂直同期周波数と種々異なる色
副搬送波周波数を有している点で相違している。しかし
ながら前述したように、従来の繰り返しによる手法では
垂直同期周波数を考慮せず、単純に色復調ができたかど
うかのみ評価しているので、方式判別に時間がかかって
しまう。
【0010】したがって本発明では、まず、垂直同期周
波数を制御回路でカウントし、50Hzまたは60Hzを判
別する。色復調回路がその判別信号を受け取ることによ
り復調回路のフィルタを切り換える。
波数を制御回路でカウントし、50Hzまたは60Hzを判
別する。色復調回路がその判別信号を受け取ることによ
り復調回路のフィルタを切り換える。
【0011】カラーテレビジョン信号の垂直同期周波数
は50Hzまたは60Hzのどちらかに属するので、この時
点において判別範囲を半減させ、また正確に判別を行う
ことができる。
は50Hzまたは60Hzのどちらかに属するので、この時
点において判別範囲を半減させ、また正確に判別を行う
ことができる。
【0012】次に、半減した信号用の復調回路を繰り返
し動作させ、復調した時点で制御回路に判定結果信号を
送り、色復調システムを固定する。
し動作させ、復調した時点で制御回路に判定結果信号を
送り、色復調システムを固定する。
【0013】しかし、同じ垂直同期周波数でかつ色副搬
送波周波数が異なる場合、このままでは判別不可能であ
る。
送波周波数が異なる場合、このままでは判別不可能であ
る。
【0014】この場合、従来の手法であるバースト信号
による色副搬送波周波数の判別方法を用いると、前述し
たようにノイズによる誤判別の可能性がある。
による色副搬送波周波数の判別方法を用いると、前述し
たようにノイズによる誤判別の可能性がある。
【0015】したがって、本発明では一定時間おきに制
御回路によってフィルタ切り換え動作を行い、復調でき
た時点でその方式を判別する。こうすることによりノイ
ズとは無関係に方式を判別することができる。
御回路によってフィルタ切り換え動作を行い、復調でき
た時点でその方式を判別する。こうすることによりノイ
ズとは無関係に方式を判別することができる。
【0016】最終的に色復調できなかった場合は、白黒
信号と判別しシステムを固定する。システム固定後、方
式が変わり色が消えると垂直同期周波数の判別から再検
索を行う。
信号と判別しシステムを固定する。システム固定後、方
式が変わり色が消えると垂直同期周波数の判別から再検
索を行う。
【0017】このような手法を用いることで、色復調回
路内部において判別回路を構成せず、外部に制御回路を
設けることで簡単に回路を構成することができる。
路内部において判別回路を構成せず、外部に制御回路を
設けることで簡単に回路を構成することができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるカラーテレビ
ジョン信号伝送方式判別回路について、図面を参照しな
がら説明する.図1は本発明の一実施例におけるカラー
テレビジョン信号伝送方式判別回路のブロック構成図
を、図2は図1における伝送方式判別回路の動作説明の
ためのフローチャートを示す。
ジョン信号伝送方式判別回路について、図面を参照しな
がら説明する.図1は本発明の一実施例におけるカラー
テレビジョン信号伝送方式判別回路のブロック構成図
を、図2は図1における伝送方式判別回路の動作説明の
ためのフローチャートを示す。
【0019】図1において、符号1は色復調回路を表
し、映像信号を入力とし、制御回路からの方式切り替え
信号を受け取り、色復調を行うとともに方式判別信号を
制御回路に出力する回路である。
し、映像信号を入力とし、制御回路からの方式切り替え
信号を受け取り、色復調を行うとともに方式判別信号を
制御回路に出力する回路である。
【0020】2は制御回路を表し、垂直同期信号周波数
をカウントし、方式切り換え信号とフィルタ切り換え信
号を色復調回路1に出力する。また、色復調回路1によ
って復調が行われたことを表す判別結果信号を受け取
り、システムの固定を行う。
をカウントし、方式切り換え信号とフィルタ切り換え信
号を色復調回路1に出力する。また、色復調回路1によ
って復調が行われたことを表す判別結果信号を受け取
り、システムの固定を行う。
【0021】以上のように構成された伝送方式判別回路
について、図2を用いてその一連の動作を説明する。
について、図2を用いてその一連の動作を説明する。
【0022】システムの入力信号として、垂直同期周波
数が50HzのPAL、SECAMと、垂直同期周波数が
60Hzで色副搬送波周波数が3.58MHzのNTSC、
垂直同期周波数が60Hzで色副搬送波周波数が4.43
MHzの4.43NTSCを考える。
数が50HzのPAL、SECAMと、垂直同期周波数が
60Hzで色副搬送波周波数が3.58MHzのNTSC、
垂直同期周波数が60Hzで色副搬送波周波数が4.43
MHzの4.43NTSCを考える。
【0023】まず図1の制御回路2において垂直同期信
号が50Hzか否かをカウントする。50Hzならば図1の
色復調回路1において、復調できたならPALまたはS
ECAMの判別信号を制御回路に出力し、システムを固
定する。
号が50Hzか否かをカウントする。50Hzならば図1の
色復調回路1において、復調できたならPALまたはS
ECAMの判別信号を制御回路に出力し、システムを固
定する。
【0024】PAL、SECAMともに復調できなかっ
た場合は白黒信号とし、システムを固定する。この間に
PALもしくはSECAMの判別信号が出力されると、
ただちにシステムをPALもしくはSECAMに固定す
る。
た場合は白黒信号とし、システムを固定する。この間に
PALもしくはSECAMの判別信号が出力されると、
ただちにシステムをPALもしくはSECAMに固定す
る。
【0025】次に、図1の制御回路2において垂直同期
信号が50Hzでない、すなわち60Hzの場合、考えられ
る方式としてNTSC、4.43NTSCのいずれかで
あるが、同じ一つの回路であるため、復調できたときの
判別結果信号がどちらのものか判断することができな
い。
信号が50Hzでない、すなわち60Hzの場合、考えられ
る方式としてNTSC、4.43NTSCのいずれかで
あるが、同じ一つの回路であるため、復調できたときの
判別結果信号がどちらのものか判断することができな
い。
【0026】したがって、垂直同期信号が60Hzの場
合、制御回路によって、一定時間おきにNTSC、4.
43NTSCのフィルタ切り換え動作を行い、復調でき
時点でその方式を判別し、システムを固定する。
合、制御回路によって、一定時間おきにNTSC、4.
43NTSCのフィルタ切り換え動作を行い、復調でき
時点でその方式を判別し、システムを固定する。
【0027】NTSC、4.43NTSCともに復調で
きなかった場合は白黒信号とし、システムを固定する。
きなかった場合は白黒信号とし、システムを固定する。
【0028】この間にNTSCもしくは4.43NTS
Cの判別信号が出力されると、ただちにシステムをNT
SCもしくは4.43NTSCに固定する。
Cの判別信号が出力されると、ただちにシステムをNT
SCもしくは4.43NTSCに固定する。
【0029】図1の制御回路2において、垂直同期信号
が60Hzでもない場合は入力信号がないと判別する。
が60Hzでもない場合は入力信号がないと判別する。
【0030】以上一連の動作を終了し、システムを固定
したあと伝送方式が変わった場合、復調回路において色
が消え、判別結果信号が変化するので、垂直同期周波数
のカウントから方式の再検索を行う。
したあと伝送方式が変わった場合、復調回路において色
が消え、判別結果信号が変化するので、垂直同期周波数
のカウントから方式の再検索を行う。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、受信したカラーテレビジョン信号の伝送方
式を、繰り返し動作方式でありながら制御回路を加える
ことで、従来法に比べ耐ノイズ特性の向上や回路の簡単
化、さらには迅速かつ正確な判別をすることが可能とな
る。
明によれば、受信したカラーテレビジョン信号の伝送方
式を、繰り返し動作方式でありながら制御回路を加える
ことで、従来法に比べ耐ノイズ特性の向上や回路の簡単
化、さらには迅速かつ正確な判別をすることが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例におけるカラーテレビジョン
信号伝送方式判別回路のブロック構成図
信号伝送方式判別回路のブロック構成図
【図2】図1の動作説明のためのフローチャート
1 色復調回路 2 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 多方式のカラーテレビジョン信号を復調
しうる色復調回路と、垂直同期周波数を検出し色復調回
路の切換を制御する制御回路とを備えたことを特徴とす
るカラーテレビジョン信号伝送方式判別回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14603395A JPH08340548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | カラーテレビジョン信号伝送方式判別回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14603395A JPH08340548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | カラーテレビジョン信号伝送方式判別回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08340548A true JPH08340548A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15398595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14603395A Pending JPH08340548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | カラーテレビジョン信号伝送方式判別回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08340548A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100747499B1 (ko) * | 2005-07-26 | 2007-08-08 | 삼성전자주식회사 | 영상처리장치 및 영상처리방법 |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP14603395A patent/JPH08340548A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100747499B1 (ko) * | 2005-07-26 | 2007-08-08 | 삼성전자주식회사 | 영상처리장치 및 영상처리방법 |
US8049818B2 (en) | 2005-07-26 | 2011-11-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Video processing apparatus and method |
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