JPS6230379Y2 - - Google Patents

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JPS6230379Y2
JPS6230379Y2 JP17258582U JP17258582U JPS6230379Y2 JP S6230379 Y2 JPS6230379 Y2 JP S6230379Y2 JP 17258582 U JP17258582 U JP 17258582U JP 17258582 U JP17258582 U JP 17258582U JP S6230379 Y2 JPS6230379 Y2 JP S6230379Y2
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circuit
switch
color
ntsc
signal
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JP17258582U
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JPS5976176U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、色搬送周波数が3.58MHzの標準
NTSC方式、色搬送周波数が4.43MHzの疑似
NTSC方式等の種々のカラー方式を受信可能な多
方式テレビ受像機に関する。
背景技術とその問題点 テレビ放送のカラー方式には、いわゆる
NTSC、PAL、SECAMなど種々の方式が存在す
る。またNTSC方式のビデオテープを再生する場
合において、色搬送周波数を4.43MHzに変換する
ようにしたビデオテープレコーダが存在する。こ
れらの異なる方式に対して、これを一台の受像機
で受像できるようにすることが考えられた。第1
図はそのような受像機の構成を示す。
図において、入力端子1には受信され検波され
た映像信号が供給される。この映像信号が4.43M
Hzのトラツプ2、4.25MHzのトラツプ3、3.58M
Hzのトラツプ4を通じて輝度信号処理回路5に供
給され、取り出された輝度信号がマトリクス回路
6に供給される。
また入力端子1からの信号が4.25MHzを通過さ
せるベルフイルタ7を通じてSECAM方式の色信
号処理回路8に供給され、取り出された色信号が
マトリクス回路6に供給される。さらに処理回路
8には自動色消去回路9が設けられ、この消去回
路9の出力レベルが判別回路10で判別され、色
信号が取り出されている期間にスイツチ11がオ
ンされてトラツプ3が動作状態にされる。
また入力端子1からの信号がバンドパスフイル
タ12を通じてPAL・NTSC方式共用の色信号処
理回路13に供給され、取り出された色信号がマ
トリクス回路6に供給される。さらに入力端子1
からの信号が同期分離回路14に供給されて垂直
同期信号が取り出されこの垂直同期信号が50・60
Hzの弁別回路15に供給され、この弁別出力にて
例えば垂直同期信号が60Hzのとき、スイツチ16
がオンされ、処理回路13の方式がPALから
NTSCに切換られる。
さらに処理回路13には自動色消去回路17が
設けられ、この消去回路17の出力が切換回路1
8に供給される。この切換回路18の出力にてス
イツチ19が制御されて処理回路13の色搬送波
の基準発振器の4.43MHzの水晶20と3.58MHzの
水晶21とが切換られる。また切換回路18の出
力にてスイツチ22が制御されてバンドパスフイ
ルタ12の帯域が4.43MHzと3.58MHzに切換ら
れ、さらに切換回路18の出力にてスイツチ23
が制御され、トラツプ4のオンオフが切換られ
る。
このようにして回路を自動切換して標準
NTSC、疑似NTSC、PAL、SECAMの各方式の
受像を行うことができる。
ところでこの回路において、SECAM方式の受
信時には処理回路8から色信号が取り出され、ト
ラツプ3が動作されると共に、処理回路13は色
消去回路17が動作してSECAM方式の色信号の
みが取り出される。またPAL方式の受信時には
弁別回路15からの出力により処理回路13が
PAL方式とされ、処理回路13から色信号が取
り出されると共に、処理回路8は色消去回路9が
動作してPAL方式の色信号のみが取り出され
る。ここでこれらの方式において色信号成分のな
い白黒映像信号の場合や弱電界時に色信号成分が
低下している場合にも、それぞれの色消去回路が
動作するのみで、回路は安定に動作する。
ところが上述の回路において、標準及び疑似の
NTSC方式の受信時には、まず弁別回路15から
の出力により処理回路13がNTSC方式とされ、
また切換回路18にて4.43MHz及び3.58MHzの一
方が選択され、このとき色消去回路17の出力が
なければその状態に固定され、出力があるときは
他方に切換られる。その場合に白黒映像信号や弱
電界時には色消去回路17の出力がどちらに切換
られても高レベルになり、回路は連続的に切換ら
れて極めて不安定な状態になるおそれがある。
そこで切換回路18として、第2図に示すよう
な回路が提案された。図において同期分離回路1
4からの垂直同期信号が例えば1/16の分周回路3
1に供給され、8垂直期間ごとに反転する信号が
形成される。この信号にてスイツチ19aがオン
オフ制御されると共に、この信号をインバータ3
2で反転した信号にてスイツチ19bがオンオフ
制御される。そしてこのスイツチ19a、19b
にて色搬送波発振器33に接続される水晶20,
21が切換られる。さらに分周回路31の入力と
接地間にスイツチ34が設けられ、このスイツチ
34が色消去回路17の出力にオンオフ制御さ
れ、色消去出力がなくなつたときスイツチ34が
オンされる。
この回路によれば、色信号成分が正常に得られ
ないときには、スイツチ34がオフされ、分周回
路31の出力にてスイツチ19a,19bが8垂
直期間ごとに交互にオンされ、色搬送波発振器3
3の周波数が3.58MHzと4.43MHzとに交互に切換
られる。そしていずれかの色搬送周波数で色信号
成分が得られると、色消去回路17の出力が低電
位になり、スイツチ34がオンされて分離回路1
4からの信号が遮断される。このため分周回路3
1が停止され、そのときのスイツチ状態に固定さ
れて所望の色搬送周波数で処理回路13が動作さ
れる。
従つて回路が不安定になることもなく、必要な
色搬送周波数を自動的に選択することができる。
しかしながらこの回路において、分周回路を用
いるので回路が複雑になり、製造コストも上昇す
る。また一般に色消去回路17は色信号処理回路
13と一体にIC化されており、この色消去出力
を取り出すためには特別に端子が必要になつて汎
用のICが使用できない。これに対して別途判別
回路を設けるにはバースト検出を行わなければな
らず、弱電界で誤動作し易いか、またはそれを避
けるためには複雑な回路を必要とする。
さらに標準NTSCと疑似NTSCとは使用される
VTR等によりあらかじめ決定され、この切換は
使用頻度が小さい。従つて、このためだけに大げ
さな自動判別回路を設けることは不経済である。
考案の目的 本考案はこのような点にかんがみ、簡単な回路
で標準NTSCと疑似NTSCが切換られ、かつ切換
位置によらずPAL/SECAM/NTSCの自動判別
が行えるようにするものである。
考案の概要 本考案は、入力カラーテレビジヨン信号の垂直
周波数を検出してPAL方式とNTSC方式との切換
を行うと共に、色搬送周波数が3.58MHzの標準
NTSC方式と4.43MHzの疑似NTSC方式の受信を
行う多方式テレビ受像機において、手動スイツチ
を設け、この手動スイツチがオフの時に少なくと
も色復調用の色搬送波発振器の周波数を4.43MHz
とし、上記手動スイツチがオンの時に、上記垂直
周波数の検出出力に応じて上記色搬送波発振器の
周波数を3.58Hzと4.43MHzとに切換るようにした
多方式テレビ受像機であつて、これによれば簡単
な回路で標準NTSCと疑似NTSCが切換られ、か
つ切換位置によらずPAL/SECAM/NTSCの自
動判別が行えるものである。
実施例 第3図において、弁別回路15からの信号が手
動スイツチ40の可動接点に供給され、このスイ
ツチ40の一方の固定接点aが無接続とされ、他
方の固定接点bに得られる信号にてスイツチ1
9,22及び23が制御される。他は第1図と同
様に構成される。
そして弁別回路15からは例えば60Hzのとき高
電位になる信号が取り出されると共に、スイツチ
19は通常は4.43MHzの水晶20側の接点aに接
続され、スイツチ40から高電位が供給されると
3.58MHzの水晶21側の接点bに接続されるよう
される。
従つてこの回路において、主に疑似NTSCと
PAL、SECAMを受信するときは、スイツチ40
を接点a側に切換えておくことにより、従来の回
路と同様にNTSC/PAL/SECAMの自動判別が
行われると共に、この間スイツチ19は常に接点
aに切換られており、疑似NTSCの受信時に色搬
送波発振器は4.43MHzを発振して疑似NTSC方式
の色処理が行われる。またトラツプ回路4は常に
不動作とされ、バンドパスフイルタ12は常に
4.43MHzの帯域とされる。
これに対して主に標準NTSCとPAL、SECAM
を受信するときは、スイツチ40を接点b側に切
換えておくことにより、標準NTSCの受信時に弁
別回路15で60Hzが弁別されて弁別出力が高電位
になると、スイツチ16がオンされて処理回路1
3がNTSC方式にされると共に、弁別出力がスイ
ツチ40の接点bを通じてスイツチ19,22及
び23の制御端子に供給される。そしてスイツチ
19が接点bに切換られ、色搬送波発振器は
3.58MHzを発振して標準NTSC方式の色処理が行
われる。さらにこのときトラツプ回路4が動作状
態にされ、バンドパスフイルタ12は3.58MHzの
帯域とされる。
またPALの受信時には弁別回路15の弁別出
力が低電位になり、スイツチ16がオフされて処
理回路13がPAL方式にされると共に、スイツ
チ19が接点aに切換られ、色搬送波発振器は
4.43MHzを発振してPAL方式の色処理が行われ
る。なおこのときトラツプ回路4が不動作状態に
され、バンドパスフイルタ12は4.43MHzの帯域
とされる。
さらにSECAMの受信時には従来の回路と同様
に自動判別が行われる。
すなわちこの回路において、手動スイツチ40
に疑似NTSC(接点a)と標準NTSC(接点b)
の選択が行われると共に、それぞれの場合におい
てPAL/SECAM/NTSCの判別は自動的に行わ
れる。
そしてこの場合に、新に必要とされる回路構成
はスイツチ40のみであり、回路は極めて簡単に
なる。
さらに第4図は具体回路例であつて、弁別回路
15からの60Hzのとき高電位となる信号がスイツ
チ40の接点bを通じてスイツチ19の接点bと
なるトランジスタ19b及びスイツチ23となる
トランジスタのベースに供給されると共に、トラ
ンジスタ41で反転されてスイツチ19の接点a
となるトランジスタ19aのベースに供給され
る。
これによつてスイツチ40が接点bに接続さ
れ、弁別出力が高電位のときは、トランジスタ1
9b,23がオンされ、トランジスタ19aがオ
フされると共に、スイツチ40が接点aに接続さ
れるか弁別出力が低電位のときは、トランジスタ
19aがオンとされ、トランジスタ19b,23
がオフされる。
考案の効果 本考案によれば、簡単な回路で標準NTSCと疑
似NTSCが切換られ、かつ切換位置によらず
PAL/SECAM/NTSCの自動判別を行うことが
できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の装置の構成図、第3図
は本考案の一例の系統図、第4図はその具体回路
例を示す接続図である。 13は色信号処理回路、15は50・60Hzの弁別
回路、20,21は色搬送波発振器の水晶、40
は手動スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力カラーテレビジヨン信号の垂直周波数を検
    出してPAL方式とNTSC方式との切換を行うと共
    に、色搬送周波数が3.58MHzの標準NTSC方式と
    4.43MHzの疑似NTSC方式の受信を行う多方式テ
    レビ受像機において、手動スイツチを設け、この
    手動スイツチがオフの時に少なくとも色復調用の
    色搬送波発振器の周波数を4.43MHzとし、上記手
    動スイツチがオンの時に、上記垂直周波数の検出
    出力に応じて上記色搬送波発振器の周波数を
    3.58MHzと4.43MHzとに切換るようにした多方式
    テレビ受像機。
JP17258582U 1982-11-15 1982-11-15 多方式テレビ受像機 Granted JPS5976176U (ja)

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JP17258582U JPS5976176U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 多方式テレビ受像機

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Publication Number Publication Date
JPS5976176U JPS5976176U (ja) 1984-05-23
JPS6230379Y2 true JPS6230379Y2 (ja) 1987-08-04

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