JP3249239B2 - 電力fet用制御回路 - Google Patents

電力fet用制御回路

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JP3249239B2 JP13439693A JP13439693A JP3249239B2 JP 3249239 B2 JP3249239 B2 JP 3249239B2 JP 13439693 A JP13439693 A JP 13439693A JP 13439693 A JP13439693 A JP 13439693A JP 3249239 B2 JP3249239 B2 JP 3249239B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/06Modifications for ensuring a fully conducting state
    • H03K17/063Modifications for ensuring a fully conducting state in field-effect transistor switches

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、a)電力FET(1)
のゲート電極が第1のダイオード(9)とコンデンサ
(10)を介して第1の入力端子(11)に接続されて
おり、b)第1のダイオードとコンデンサの間に第2の
ダイオードが接続されており、該第2のダイオードは、
第2のFET(5)のドレイン−ソース区間を介して電
力FET(1)のドレイン端子と接続されており、c)
第2のFETは電力FETとは反対のチャネル形であ
り、d)第2のFET(5)のゲート端子とソース端子
との間には抵抗(6)が接続されており、e)第2のF
ETのゲート端子は制御可能なスイッチ(12)と接続
されており、f)電力FETのゲート−ソース容量は第
3のFET(16)のドレイン−ソース区間を介して放
電される、ソース側に負荷が直列に接続された電力FE
T用制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】このような制御回路は、例えば欧州特許
出願第0236967号明細書に記載されている。この
回路装置は公知の倍電圧回路の作用に従い動作する。こ
れにより、制御入力側の電圧がドレイン電圧よりも低い
場合、ソース側負荷を有する電力FETを完全に導通制
御することができる。この回路装置では第2のFETの
ドレイン端子と第3のFETのソース端子がアースに接
続されている。負荷も同様にアース電位にある。複合装
置、例えば自動車では、前記の回路装置の所属する制御
回路のアース電位と負荷の接続されるアース電位との間
に非常に大きな電位差が発生し得る。
【0003】従って前記の回路装置の機能は動作中に常
に保証されるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた制御回路をさらに改善し、上記のようにアース
電位が相互に異なっていてもその機能が保証されるよう
に構成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、g)第3のFET(16)はディプリーションFE
Tであり、h)ディプリーションFETのゲート端子は
制御可能なスイッチ(12)と接続されており、i)デ
ィプリーションFETのドレイン−ソース区間は電力F
ET(1)のゲート端子とソース端子との間に接続され
ており、j)制御可能なスイッチ(12)は第2の入力
端子(13)と接続されており、k)第2の入力端子
(13)には供給電圧よりも低い電圧が印加されるよう
に構成して解決される。
【0006】本発明の実施形態は従属請求項に記載され
ている。
【0007】
【実施例】図1の回路装置は電力FET1を有し、この
電力FETのドレイン端子Dには端子3を介して供給電
圧+UBBが印加される。そのソース端子は端子4を介し
て負荷2と接続されている。この負荷は一方でアース
(負荷アース)に接続されている。電力FET1のドレ
イン端子とソース端子との間には、第2のFET5と抵
抗14からなる直列回路が接続されている。FET5は
電力FETとは反対のチャネル形である。そのソース端
子は電力FET1のドレイン端子と接続されており、そ
のドレイン端子は抵抗14と接続されている。第1のF
ET5のゲート端子とそのソース端子との間には抵抗6
が接続されている。
【0008】電力FFET1のゲート端子は抵抗17、
19と第1のダイオード9を介してコンデンサ10の一
方の端子と接続されている。コンデンサの他方の端子は
第1の入力端子11と接続されている。コンデンサ10
と第1のダイオード9との接続点には、npnバイポー
ラトランジスタ8のエミッタ端子が接続されている。こ
のトランジスタのベース端子は第2のFET5のドレイ
ン端子と接続されており、そのコレクタ端子はFET5
のソース端子と接続されている。電力FET1のゲート
端子とソース端子の間には、抵抗18を介して第3のF
ET16のドレイン−ソース区間が接続されている。第
3のFETはディプリーションFETとして構成されて
いる。そのソース端子は電力FET1のソース端子と接
続されている。第3のFET16のゲート端子は一方で
抵抗20と制御可能なスイッチ12を介してい第2の入
力端子13に、他方で第2のFET5のゲート端子に接
続されている。
【0009】制御可能なスイッチ12がスイッチオンさ
れると、入力電圧UinがFET5のゲート端子に印加さ
れる。この入力電圧は供給電圧+UBBよりも低い。これ
により電流が端子3から抵抗6、抵抗20、制御可能な
スイッチ12を介して端子13へ流れる。抵抗6と20
は、FET5が導通制御され、ディプリーションFET
16が阻止されるように選定されている。これにより電
流がFET5のドレイン−ソース区間を介して、一方で
抵抗14をとおって、他方でバイポーラトランジスタ8
のベース端子へ流れる。これによりバイポーラトランジ
スタは導通制御され、電流がダイオード9、抵抗17と
19を介して電力FET1のゲート端子へ流れ、そのゲ
ート−ソース容量を充電する。これにより電力FETは
導通する。
【0010】同時に電力FET1のゲート−ソース容量
により、コンデンサ10もバイポーラトランジスタ8の
コレクタ−エミッタ区間を介して充電される。入力端子
11にパルス列が供給されると、コンデンサ10とダイ
オード9との接続点の電位が上昇し、電力FETのゲー
ト−ソース容量はさらに充電される。コンデンサ10の
抵抗14と負荷2を介したアースへの放電は、バイポー
ラトランジスタ8の阻止方向にバイアスされたベース−
エミッタ区間により阻止される。バイポーラトランジス
タ8のベース−エミッタ区間は公知の回路の第2のダイ
オードに相応する。もちろん図1の回路でも、バイポー
ラトランジスタ8の代わりに簡単化のため簡単なダイオ
ードを使用することもできる。このダイオードのアノー
ド端子はFFET5のドレイン端子と、そのカソード端
子は第1のダイオード9のアノード端子と接続される。
【0011】電力FET1の遮断のために制御可能なス
イッチ12が開放される。これによりディプリーション
FET16のゲート端子の電圧が上昇し、このFETは
導通制御される。FET5とバイポーラトランジスタ8
は同時に阻止される。これにより電力FET1のゲート
−ソース容量は放電され、トランジスタは阻止される。
抵抗7、18と19は第1の入力側にさらに給電される
電流の大部分がディプリーションFET16をとおって
流れ、それにより電力FET1のゲート−ソース容量の
新たな充電が行われないように選定されている。
【0012】抵抗6、14はツェナーダイオード7、1
5に並列に接続することができる。ツェナーダイオード
7はFET5ゲート−ソース容量を過電圧から保護す
る。ツェナーダイオード15により、バイポーラトラン
ジスタ8の過制御が阻止される。
【0013】本発明の回路は、電力FETを負荷2の短
絡の際に保護するという利点を有する。この場合、端子
4がアース電位になると、バイポーラトランジスタ8の
基準電位はツェナーダイオード15の降伏電圧に制限さ
れる。電力FET1のゲート端子には最大で、バイポー
ラトランジスタ8のベース−エミッタダイオードとダイ
オード9の導通電圧を差し引いた前記の降伏電圧が印加
する。従ってツェナーダイオード15の選択により、電
力FET1の最大ゲート−ソース電圧、延いては短絡の
場合の最大電流が調整される。
【0014】図2の回路装置は、一連の発展形態の点で
図1の回路装置とは異なる。この発展形態はそれぞれ独
立でもまたは任意の組合せでも適用することができる。
同じ素子または機能の同じ素子には図1と同じ参照符号
が付してある。
【0015】第1の発展形態によれば、電力FETのド
レイン端子と、抵抗17と19の接続点との間にツェナ
ーダイオード25とダイオード26からなる逆直列回路
を接続することができる。この場合、ツェナーダイオー
ドのカソードは電力FET1のドレイン端子と接続され
ている。これにより誘導性負荷の遮断の際に発生し得る
電圧ピークが減少される。
【0016】第2の発展形態によれば、抵抗17と19
の接続点と、電力FET1のソース端子との間に電圧制
限手段27を設けることができる。この電圧制限手段は
電力FET1のドレイン電圧により制御線路を介して次
のように制御される。すなわち、ドレイン−ソース電圧
が短絡により増大した際、電力FETのゲート−ソース
電圧が低減されるように制御される。これにより電力F
ETでの電流制限が達成される。
【0017】別の発展形態では、第1のダイオード9と
抵抗17の間に第3のダイオード21が挿入接続され
る。その際、ダイオード21のアノードはダイオード9
のカソードと接続される。2つのダイオードの接続点は
別のコンデンサ23を介して第3の入力端子24と接続
されている。
【0018】端子24に、端子1に印加されるパルス列
と位相が180°ずれたパルス列が印加されると、ダイ
オード9のカソード端子で高くポンピングされた電圧が
コンデンサ23の電圧に加算される。これにより電力F
ET1のゲート電圧が迅速に上昇するようになる。
【0019】コンデンサ23の放電相での放電はバイポ
ーラトランジスタ22のベース−エミッタ区間を介して
阻止される。このトランジスタ22のエミッタはダイオ
ード9のカソードとダイオード21のアノードとの間に
接続されている。このトランジスタ22のコレクタ端子
とベース端子はそれぞれバイポーラトランジスタ8のコ
レクタ端子およびベース端子と接続されている。バイポ
ーラトランジスタ22はバイポーラトランジスタ8と同
時にFET5を介してスイッチオンされる。バイポーラ
トランジスタ22のコレクタ−エミッタ区間、ダイオー
ド21および抵抗17と19を介して、電力FET1の
ゲート−ソース容量が負荷的に充電される。
【0020】制御可能なスイッチ12は図面では機械的
スイッチとして図示されている。しかしこのスイッチは
有利には電子スイッチ、例えばFETである。
【0021】実施例に使用される抵抗は電流源とするこ
ともできる。これは公知のようにディプリーションFE
Tにより実現され、そのソース端子とゲート端子は相互
に接続されている。
【0022】
【発明の効果】本発明により、アース電位が相互に異な
っていてもその機能が保証される電力FET用制御回路
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本回路図である。
【図2】図1の回路を発展させた別の実施例の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 電力FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)電力FET(1)のゲート電極が第
    1のダイオード(9)とコンデンサ(10)を介して第
    1の入力端子(11)に接続されており、 b)第1のダイオードとコンデンサの間に第2のダイオ
    ードが接続されており、該第2のダイオードは、第2の
    FET(5)のドレイン−ソース区間を介して電力FE
    T(1)のドレイン端子と接続されており、 c)第2のFETは電力FETとは反対のチャネル形で
    あり、 d)第2のFET(5)のゲート端子とソース端子との
    間には抵抗(6)が接続されており、 e)第2のFETのゲート端子は制御可能なスイッチ
    (12)と接続されており、 f)電力FETのゲート−ソース容量は第3のFET
    (16)のドレイン−ソース区間を介して放電される、
    ソース側に負荷が直列に接続された電力FET用制御回
    路において、 g)第3のFET(16)はディプリーションFETで
    あり、 h)ディプリーションFETのゲート端子は制御可能な
    スイッチ(12)と接続されており、 i)ディプリーションFETのドレイン−ソース区間は
    電力FET(1)のゲート端子とソース端子との間に接
    続されており、 j)制御可能なスイッチ(12)は第2の入力端子(1
    3)と接続されており、 k)第2の入力端子(13)には供給電圧よりも低い電
    圧が印加されることを特徴とする電力FET用制御回
    路。
  2. 【請求項2】 抵抗(6)にツェナーダイオード(7)
    が並列接続されている請求項1記載の制御回路。
  3. 【請求項3】 第2のダイオードはバイポーラトランジ
    スタ(8)のベース−エミッタ区間により形成されてお
    り、 該バイポーラトランジスタのベース端子は、第2のFE
    T(5)のドレイン端子と接続され、かつ抵抗(14)
    を介して電力FET(1)のソース端子と接続されてお
    り、エミッタ端子は第1のダイオードと接続され、コレ
    クタ端子は第2のFET(5)のソース端子と接続され
    ている請求項1または2記載の制御回路。
  4. 【請求項4】 抵抗(14)にツェナーダイオード(1
    5)が並列接続されている請求項3記載の制御回路。
  5. 【請求項5】 a)第1のダイオード(9)と電力FE
    T(1)のゲート端子との間に第3のダイオード(2
    1)が挿入接続されており、 b)第1および第3のダイオードの接続点には第2のバ
    イポーラトランジスタ(22)のエミッタ端子が接続さ
    れており、 c)第2のバイポーラトランジスタ(22)のベース端
    子およびコレクタ端子は第2のFET(5)のドレイン
    端子ないしソース端子と接続されており、 d)第2のバイポーラトランジスタ(22)のエミッタ
    端子は第2のコンデンサ(23)を介して第3の入力端
    子(24)と接続されており、 e)第1および第3の入力端子には、相互に180°位
    相のずれた入力信号が印加される請求項1から4までの
    いずれか1記載の制御回路。
  6. 【請求項6】 電力FET(1)のゲート端子とドレイ
    ン端子との間にはダイオード(26)およびツェナーダ
    イオード(25)からなる逆直列回路が接続されている
    請求項1から5までのいずれか1記載の制御回路。
  7. 【請求項7】 電力FET(1)のゲート端子とドレイ
    ン端子との間には、電力FETのゲート−ソース電圧を
    電力FETのドレイン電圧に依存して制限するための手
    段(27)が設けられている請求項1から6までのいず
    れか1記載の制御回路。
  8. 【請求項8】 制御可能なスイッチはFETである請求
    項1記載の制御回路。
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