JP3247918B2 - 医療用絆創膏及びその施用方法 - Google Patents

医療用絆創膏及びその施用方法

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    • A61F2013/00868Plasters pervious to air or vapours thin film

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体や動物の身体の
火傷,切傷,炎症部位等の創傷面に貼着して、これらを
保護するためにあるいはカテーテル等の医療用器具を皮
膚に固定するために用いられる医療用絆創膏及びこの絆
創膏を被着体に施用するための方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、接着性を有しかつ酸素と水蒸
気に対して高い透過性を有する通気性の、または逆に皮
膚からの水蒸気の発散を防ぐ水蒸気非透過性の絆創膏
が、例えば身体の火傷,切傷,炎症部位等の創傷面を保
護するため、あるいはカテーテル等の医療用器具を皮膚
に固定するため等に幅広く用いられている。そして、こ
れらの絆創膏は身体の部分の形状に完全に追従しなけれ
ばならず、しかも皮膚に直接貼着される関係上、きわめ
て薄いフィルム状もしくは箔状のものが要求される。し
かしながら、このような薄いフィルムまたは箔状の絆創
膏は、その薄さのため、貼着しようとする患部の表面積
が大きくなればなるほど施用が非常に困難なものとな
る。即ち、患部の表面積が大きくなるにつれて、貼着時
にしわが入ったり、カールして接着剤同志がくっついて
しまうというようなことが多くなるからである。
【0003】ところで、このような問題点を解決したい
くつかの薄いフィルム状または箔状の絆創膏及びその施
用方法が提案されている。例えば米国特許第43723
03号は絆創膏基材の片面上にこの絆創膏の施用を補助
する手段として絆創膏が施用された後に取り去ることの
できる強化枠を施すことを提案している。この提案は確
かに比較的大きな平面的箇所に使用される場合に有効で
あると思われる。しかしながら、湾曲した身体部分への
施用に対しては強化枠の存在のため甚だ不都合である。
また強化枠のため透視面積比率が小さくなるという欠点
も有する。
【0004】これを解決するために、絆創膏の長手方向
の2つの端部のみにそれぞれ支持強化縁を取り付ける米
国特許第4374520号が提案されている。しかしこ
の絆創膏も前記した米国特許第4372303号と同
様、その曲げにくい強化縁の存在のため、全ての状況下
で使用することは困難である。また透視面積比率が小さ
くなることも前記のものと同様である。
【0005】これらの欠点の解決、即ち透視面積比率を
アップし、しかも湾曲部等へも貼着可能にするために、
支持体としてフィルム(基材)の背面をより大きな硬さ
の一枚のフィルムで覆うとともにこの支持体の片端をフ
ィルム基材の片端を超えて延長させ、把持片を形成させ
た絆創膏がヨーロッパ特許第51935号に開示されて
いる。この絆創膏の接着剤層面上には離型紙層が設けら
れており、この離型紙層もフィルムの一方の端部を超え
て延長させた把持部を有するものである。そして、この
支持体は離型紙層を剥して被着体に絆創膏を貼着した後
に初めて取り除かれるようになっている。このような発
明は、基材の片面上に支持体を設けてあるためほこりや
汚れから基材を守ることができる点、また基材にしわが
入りやすいことやカールしやすいこと等の防止ができる
点及び透視面積比率が大きい点において改良が認められ
る。しかしながら、全ての問題点が解決されたわけでは
ない。例えばこの発明では被着体に貼着後支持体を基材
から剥そうとするとき、端部より剥さなければならな
い。従って貼着した基材の端部を引き起こすこととな
り、せっかく貼った絆創膏を支持体を剥すと同時に剥し
てしまうおそれがあるからである。また離型紙を剥すと
きにも、支持体に把持部が一方にしか設けられていない
ので剥離時において粘着面同志がくっついてしまうなど
の欠点がある。
【0006】このような問題点を解決するために、米国
特許4619253号(特公昭60−168450号公
報)では基材背面全面にかつその両端に把持部を有する
一枚の支持体層を設けると共に長手方向の略中央部に蛇
行する切線を設けた離型紙層を有するものが開示されて
いる。この発明によれば、離型紙層は絆創膏の長手方向
に対して中央部より簡単に引き起こすことができかつ両
端に向かって剥すことができるので、構造が複雑である
点を除けば離型紙を剥すという点において改良が認めら
れるものである。しかし支持体を剥す点においては前記
ヨーロッパ特許第51935号と同様不完全なものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来から
提案されている絆創膏には個々に問題点があり、特に支
持体を基材から剥す際に端部から剥すために支持体と一
緒に基材を剥してしまい、せっかく貼った絆創膏を剥し
てしまうという致命的な欠点を有している。
【0008】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、特に創傷面に貼付した基材を引き起こ
すことなく支持体を基材から容易に剥離できしかも保管
時において絆創膏から汚れやゴミの付着を防止でき、か
つ離型紙が基材より簡単に剥がれるとともに施用にあた
ってしわなど入れることなく創傷面に容易に貼着できる
医療用絆創膏を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る医療用絆
創膏は、プラスチックフィルムまたは箔からなる基材の
片面に感圧性接着剤層を設けるともに、この感圧性接着
剤層上に片方の端末部において基材の端末部を越えて延
長された余長部分を有しかつ他方の端末部において基材
の端末部より内側へ感圧性接着剤層に接して一定長貼着
されて余長部分が外側へ折り戻された把持片を挟み込ん
だ離型紙を設けた医療用絆創膏において、少なくとも片
方が基材の端末部を越えて延長された余長部分を有しか
つ幅方向に突き合わされた2枚のプラスチックフィルム
からなる支持体を基材の他面に突き合わせ部分を除いて
熱融着により再剥離可能状態に貼着し、さらにその突き
合わせ部上に長手方向両側を非粘着部分で構成する所望
の幅の粘着テープを突き合わせ部と同方向に貼り合わせ
てなる支持体剥離片を備えたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、基材上に再剥離可能状態
に熱融着した支持体を設けるので保管中において基材へ
のゴミやほこりの付着あるいは基材への汚れが防止でき
るという衛生機能を有し、施用時においては基材が支持
体により補強できているので薄いフィルム状または箔状
の基材から離型紙を簡単に剥離できるという離型紙剥離
作用を有する他、特に支持体が2枚のプラスチックフィ
ルムを突き合わせた状態で設けられかつこの突き合わせ
部上に支持体剥離片が設けられるので被着体に貼着後は
支持体をその突き合わせ部から端部に向けて剥すことが
でき、このため創傷面に貼着した薄いフィルム状または
箔状の基材を引き起こすことなく簡単に支持体のみを剥
離できるという支持体剥離作用を有する。
【0011】
【実施例】以下、図面によりこの発明の一実施例につい
て説明する。図1は医療用絆創膏の縦断面図、図2はそ
の平面図である。図において、1はフィルム状または箔
状の基材、1aは基材1の端末部、2は基材1の片面に
設けた感圧性接着剤層、3は感圧性接着剤層2上に設け
た離型紙、3aは離型紙3の片方の端末部に基材1の端
末部1aを越えて延長して形成した余長部分、4は離型
紙3の他方の端末部3bに挟み込まれた把持片、4aは
折り戻された把持片4の余長部分、5は基材1の他面に
突き合わせて設けられる2枚のプラスチックフィルムか
らなる支持体、5aは支持体5の片方の端末部に基材1
の端末部1aを越えて延長して形成した余長部分、6は
支持体5の突き合わせ部、7は基材1と支持体5との間
の熱融着部、8は支持体5の突き合わせ部6上に設けら
れる長手方向両側が非粘着の粘着プラスチックテープか
らなる支持体剥離片、8aは支持体剥離片8の非粘着部
分、8bは支持体剥離片8の粘着剤部分である。
【0012】ここにおいて、この発明の医療用絆創膏
は、図1に示すように基材1として厚さ10μm〜10
0μmの箔状ないしはフィルム状の熱可塑性樹脂であっ
て、支持体5を構成するプラスチックフィルムと再剥離
できる程度に熱融着が可能な熱可塑性樹脂、例えばポリ
エチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,ポリ塩化ビニル樹
脂,ポリウレタン樹脂,ポリアミド樹脂,エチレン・酢
酸ビニル共重合体樹脂,ポリエステル樹脂,ポリビニル
アルコール樹脂,ポリアクリレート樹脂,ポリカーボネ
ート樹脂,フッソ含有共重合体樹脂,ポリスチレン樹
脂,ポリ塩化ビニリデン樹脂が適宜選択されて使用され
る。そしてこの中でも特に通気性を持つ箔またはフィル
ムとして熱接着に適するなどの点からウレタンフィルム
または箔が最適である。また非通気性の基材としては水
蒸気不透過率の高いポリ塩化ビニリデンが好ましい。
【0013】また基材1のフィルムまたは箔は透明であ
っても、不透明であっても着色されていても非着色であ
ってもよいが、傷等の患部を上から見ながら添着しなけ
ればならないような用途では当然透明フィルムでなくて
はならない。
【0014】次にこの発明の医療用絆創膏には基材1の
片面に感圧性接着剤層2が設けられているが、この感圧
性接着剤層2は医療用としてカブレや刺激の少ない接着
剤が選択される。そしてこれらの主成分としては天然ゴ
ム,水系高分子エマルジョン,熱可塑性ゴム,ポリウレ
タン,ポリアクリルエステルコポリマー等が適宜選択さ
れて使用される。また溶媒としては水系,溶剤系いずれ
も使用することができる。一方、この発明に用いられる
感圧性接着剤層2の粘着力は、被着体特に人体または動
物の皮膚に対し、300g/25mm〜900g/25
mmの粘着力が必要である。これは300g/25mm
以下では粘着力が弱すぎ、皮膚の発汗や動き等によって
剥してしまうおそれがあるからであり、900g/25
mm以上では粘着力が強すぎ、誤着や取り替え時の剥離
においてかえって皮膚を痛めてしまうおそれがあるから
である。
【0015】さらに、この発明の医療用絆創膏には、感
圧性接着剤層2上に、片方の端末部において基材1の端
末部1aを越えて延長された余長部分3aを有しかつ他
方の端末部3bにおいて、基材1の端末部より内側方向
へ感圧性接着剤層2に接して一定長貼着されかつその余
長部分4aが外側へ折り戻された形状を有する把持片4
を感圧性接着剤層2との間に挟み込んだ離型紙3が設け
られている。
【0016】この離型紙3の材質としては、通常医療用
絆創膏の離型紙として用いられるものであってよいが、
シリコーン処理されたクラフト紙,グラシン紙,シリコ
ーン処理されたポリエチレンをラミネートしたクラフト
紙及びグラシン紙等が好適に用いられる。
【0017】また、この離型紙3の感圧性接着剤層2か
らの剥離力は、略2g/25mm以上10g/25mm
以下、より好適には略2g/25mm以上5g/25m
m以下が要求される。この理由は、2g/25mm以下
の軽い力で剥離できるような場合は保管や運搬中の衝撃
や動きで離型紙3が剥がれてしまい、感圧性接着剤層2
がむき出しになるおそれがあるからである。また10g
/25mm以上の重い剥離力では、施用にあたって感圧
性接着剤層2からの剥離に手間取ったり、離型剤層の層
間剥離を引き起こしたりして好ましくないからである。
【0018】さらに、基材1の端末部から内側へ感圧性
接着剤層2に接して一定長貼着されかつ余長部分4aが
外側に折り戻された、感圧性接着剤層2と離型紙3との
間に設けられる把持片4はその材質的には離型紙3に用
いられる離型紙と同様のものを用いてよく、また感圧
性接着剤層2からの剥離力もまた同様である。
【0019】さらにまた、この把持片4の感圧性接着剤
層2に接して貼着される長さL1と外側へ折り戻される
余長部分4aの長さは、それぞれ略1cm〜4cmが好
適である。ここにおいて、把持片4の感圧性接着剤層2
に接して貼着される長さL1が、略1cm以下の場合
は、施用時、離型紙3を剥した後、把持片4の余長部分
4aと支持体5の余長部分5aとをもってわずかにひっ
ぱりながら患部に貼着する場合に、把持面積が小さすぎ
て持ちにくく,作業がやりにくい。これに対し、4cm
以上では把持面積が必要以上に大きすぎ、傷等患部を上
から見ながら貼着する場合などでは把持片4の長さは経
験的に全体の長さの25%を越えない程度が好ましい
が、この程度を越えるので透視面積比率が小さくなり、
その結果患部貼着面積が大きくなりすぎるという欠点が
生じる。
【0020】また、把持片4の余長部分4aの長さは感
圧性接着剤層2に接して貼着される長さL1と同じ長さ
であってもよいし、短くてもよいが、長すぎると施用時
被着体に貼着する前に誤って余長部分4aを引っ張り,
把持片4を貼着前に剥離してしまうことになるので良く
ない。このとき、離型紙3の端末部3bは把持片4の余
長部分4aの長さを越えないように設計される。
【0021】一方、基材1の他面(背面)には、長手方
向Lに対して略直角に突き合わせ部6で突き合わされた
2枚のプラスチックフィルムからなる少なくとも片方に
おいて基材1の一方の端末部1dを越えて延長された余
長部分5aを有している支持体5が、突き合わせ部6を
除いて基材1の他面(背面)に再剥離可能に熱融着され
ている。さらにこの支持体5の突き合わせ部6上には、
長手方向両側を非粘着部分8bで構成する所望幅の粘着
プラスチックテープからなる支持体剥離片8が幅方向W
に貼り合わされて設けられている。
【0022】ここにおいて、支持体5を構成する2枚の
プラスチックフィルムは、厚さ20μm〜120μmの
公知の熱可塑性重合体から選択できるものであり、前述
した基材1を構成する箔またはフィルムと再剥離できる
程度に熱融着できる材質のものでなくてはならない。そ
してこれらのプラスチックフィルムとしては、ポリエチ
レン,ポリプロピレン,ポリアミド,ポリ塩化ビニル,
ポリエステルなどのフィルム等が基材1との組合せにお
いて適宜選択される。例えば、ウレタンフィルムを基材
1として使用する場合などでは、基材1との熱融着性や
支持体5のフィルムの硬さや伸びの点でウレタン基材の
支持体5として好適なポリエステル(PET)フィルム
が主として用いられる。
【0023】また、支持体5は2枚のプラスチックフィ
ルムを突き合わせて構成するが、その突き合わせ部6の
位置は必ずしも中央部のみに位置する必要はなく、基材
1の長手方向Lに対して基材1の一方の端部から少なく
とも略1/5以上で4/5以内の範囲内にあればよい。
その理由はこの発明では支持体5を基材1から剥離する
に際して被着体に貼着した基材1の端部を引き起こすこ
となくスムースに剥離できることを目的とする。従って
この目的を達成するためには基材1の端末部1aより内
側の位置から2枚のフィルムをそれぞれ両端部方向に向
けて支持体5を引き剥すことができればよいからであ
る。
【0024】また、片側の支持体5の端末部に設けられ
る余長部分5aの長さL2は、前述の把持片4の場合と
同様被着体への貼着作業時に指が圧性接着剤層2にく
っついたりしないように,また傷等の患部を見ながらの
作業において透視面積率が小さくなりすぎないように、
1cm〜4cm程度の長さが適当である。
【0025】さらにまた、支持体5は突き合わせ部6を
除いて基材1の片面(背面)に再剥離可能に熱融着され
るが、この場合の熱融着部7の剥離強力は、離型紙3と
感圧性接着剤層2間または把持片4と感圧性接着剤層2
間の剥離強力よりも大きく、支持体5と支持体剥離片8
間の剥離強力よりも小さな強力を有するように熱融着さ
れる。即ち支持体5と基材1間の剥離力は10g/25
mm〜100g/25mm、離型紙3と感圧性接着剤層
2間の剥離強力は前述の通り10g/25mm〜2g/
25mm、また支持体5と支持体剥離片8間の剥離強力
は15g/25mm〜150g/25mmにそれぞれ設
計される。そしてこれらの値の最大値においても被着体
と感圧性接着剤層2間の剥離力300g/25mm〜9
00g/25mmに比べてその1/2を超えないように
考慮されている。これはそれぞれの剥離においてどのよ
うな条件下においても被着体から基材1を引き剥さない
よう配慮された結果であり、1/2よりも剥離強力が大
きくなった場合には、感圧性接着剤層2の被着体への貼
着条件、例えば発汗等の条件により被着体から基材1を
引き剥す危険が生じて好ましくないからである。また熱
融着部7の剥離強力を、離型紙3と感圧性接着剤層2間
または把持片4と感圧性接着剤層2間の剥離強力よりも
大とする理由は、離型紙3または把持片4の剥離時に基
材1から支持体5が先に剥離することがないようにされ
たものであり、支持体5と支持体剥離片8間の剥離強力
よりも小とする理由は、支持体剥離片8の両側に設けら
れた被粘着部分8aを把持して支持体5を基材1より引
き剥す時に支持体剥離片8が支持体5から先に剥がれ
て、基材1から支持体5が剥がれなくなることを防ぐた
めである。
【0026】尚、支持体剥離片8に用いられる粘着テー
プの幅長(L3+L4×2)は2cm〜4cmが好適で
あり、そのうち非粘着部分8aの長さL4は0.5cm
〜2cmが好ましい。またこのドライエッジ付粘着テー
プは支持体5と同様透明であっても,不透明であって
も,着色されていても,着色されていなくてもよいが、
傷等の患部を見ながら貼着される場合などでは透明もし
くは着色透明の粘着テープでなくてはならないのは勿論
のことである。
【0027】次に上述のようなこの発明の医療用絆創膏
の施用例について述べれば、この絆創膏は初めに支持体
5の余長部分5aと離型紙3の余長部分3aを持って、
あるいは把持片4と離型紙3の端部を持って離型紙3を
感圧性接着剤層2より剥離した後、把持片4の余長部分
4aと支持体5の余長部分5aを持ちながら支持体5ご
と被着体に貼着する。ついで把持片4をその余長部分4
aをもって端部方向にゆっくりと引き剥す。この場合、
把持片4は中から外に向けて引き剥されるので基材1の
端部は引き起こされたり,しわになったりすることな
く、被着体に密着することができる。こうして把持片4
を剥した後、感圧性接着剤層2を被着体にしっかりと固
着するように支持体5の上から軽く押さえてならし、感
圧性接着剤層2を被着体に完全に密着させた後、支持体
剥離片8の両側の非粘着部分8aの一つを持って基材1
からなる支持体5の片方をその突き合わせ部6から端末
方向に向けて引き剥し、次いで残る支持体5をその中間
の非粘着部分をもってその突き合わせ部6から反対の端
末方向に向けて引き剥すことにより貼着を終了する。こ
のような施用方法はきわめて簡単でかつ安全である。
【0028】実用例. 次に、この発明による医療用絆創膏の実用例を示す。即
ち、図1,2図において、長さ(L)70mm、幅
(W)50mm、厚さ30μmの透明なウレタンフィル
ムからなる基材1の片面に感圧性接着剤層2としてアク
リル系粘着剤20μmが塗布され、さらにこの感圧性粘
着剤層2上に基材1の片方の端末部1aより10mm
(L2)長い余長部分3aを有する離型紙3が添着さ
れ、さらに他方の端末部3bに基材1の端末より内側へ
感圧性接着剤層2に接して20mm(L1)貼着され、
その余長部分4aが同様に20mm外側へ折り戻された
把持片4を挟み込んだ厚さ70μmの離型紙3が設けら
れた医療用絆創膏において、基材1の背面の少なくとも
片方に余長部分5aを10mm有する2枚の透明PET
フィルムを支持体5とし、これを突き合わせ部6を除い
て基材1のウレタンフィルムと熱融着して再剥離可能状
態に貼着し、さらにこの突き合わせ部6上に両側(L
4)7mmがドライエッジになった幅30mm(L3+
L4×2)の着色透明PP粘着フィルムを支持体剥離片
8として長さ方向に略直角に突き合わせたような絆創膏
を作成し、その性能を調べると共に実用に供したところ
表1のような結果を得た。
【0029】
【表1】
【0030】表1から認められるようにこの本絆創膏の
性能及び実用結果は極めて満足のいくものであった。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば特に創
傷面に貼付した基材を引き起こすことなく支持体を基材
から容易に剥離できるという効果が得られる。また、基
材上に支持体を設けるため、保管時において基材へのゴ
ミやほこりの付着あるいは汚れを防止できるし、支持体
が透明フィルムで構成されているため,また不透明であ
る把持片の長さが全体長の25%を超えないために透視
面積比率が高く,有効的な貼着面積を保持できるし、支
持体が突き合わせ部より端末部に向けて引き剥すことが
できるので創傷面に貼着した薄い基材を引き起こすこと
なく剥すことができるし、支持体と基材が熱融着で再剥
離可能状態に接着されているために支持体を剥した後,
基材表面に糊残り等のべたつきが全くなく、ゴミ等の付
着を防止できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す医療用絆創膏の縦断
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 箔状またはフィルム状の基材 1a基材の端末部 2 感圧性接着剤層 3 離型紙 3a離型紙の余長部分 4 把持片 4a把持片の余長部分 5 支持体 5a支持体の余長部分 6 支持体の突き合わせ部 7 基材と支持体間の熱融着部 8 支持体剥離片 8a支持体剥離片の非粘着部分 8b支持体剥離片の粘着部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/00 - 13/14 WPI(DIALOG)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム又は箔からなる基
    材と、この基材の片面に設けられた感圧性接着剤層と、
    この感圧性接着剤層上に貼着された離型紙とから構成さ
    れる医療用絆創膏において、前記基材の他面の長手方向
    中間においてその幅方向に突き合わせられかつこの突き
    合わせ部を除いて熱融着により再剥離可能に貼着されて
    いる2枚のプラスチックフィルムからなる支持体を備
    え、被着体へ貼着後に前記支持体を前記基材よりその突
    き合わせ部から剥離させることを特徴とする医療用絆創
    膏。
  2. 【請求項2】 プラスチックフィルム又は箔からなる基
    材と、この基材の片面に設けられた感圧性接着剤層と、
    この感圧性接着剤層上に片方の端末部において,前記基
    材の端末部を越えて延長された余長部分を有しかつ他方
    の端末部において前記基材の端末部より内側へ前記感圧
    性接着剤層に接して一定長貼着されて余長部分が外側に
    折戻された把持片を挟み込んだ離型紙とから構成される
    医療用絆創膏において、前記基材の他面の長手方向中間
    においてその幅方向に突き合わせられかつその少なくと
    も片方が前記基材の端末部を越えて延長された余長部分
    を有するとともに前記突き合わせ部を除いて熱融着によ
    り再剥離可能に貼着されている2枚のプラスチックフィ
    ルムからなる支持体と、この支持体の突き合わせ部上に
    長手方向両側を非粘着部分で構成する所望幅の粘着プラ
    スチックテープを前記突き合わせ部と同方向に貼り合わ
    せてなる支持体剥離片とを備え、被着体へ貼着後に前記
    支持体を前記基材よりその突き合わせ部から剥離させる
    ことを特徴とする医療用絆創膏。
  3. 【請求項3】 基材を構成するプラスチックフィルムま
    たは箔が厚さ10μm〜100μmのウレタンフィルム
    または箔であって、支持体を構成するプラスチックフィ
    ルムが厚さ20μm〜120μmのPETフィルムであ
    ることを特徴とする請求項1または2の医療用絆創膏。
  4. 【請求項4】 支持体の突き合わせ部の位置が、基材の
    長手方向に対して、基材の一方の端部から少なくとも略
    1/5以上で4/5以内の範囲内にあることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか一の医療用絆創膏。
  5. 【請求項5】 支持体と基材との剥離強力が離型紙と感
    圧接着剤層間又は把持片と感圧性接着剤層間の剥離強力
    よりも大きく、支持体と支持体剥離片間の剥離強力より
    も小さい剥離強力を有していることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一の医療用絆創膏。
  6. 【請求項6】 支持体と支持体剥離片間の剥離強力が被
    着体と感圧性接着剤層間の剥離強力の1/2よりも小さ
    な剥離強力を有していることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか一の医療用絆創膏。
  7. 【請求項7】 支持体と基材との剥離強力が10g/2
    5mm〜100g/25mmであることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか一の医療用絆創膏。
  8. 【請求項8】 支持体と支持体剥離片間の剥離強力が1
    5g/25mm〜150g/25mmであることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか一の医療用絆創膏。
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