JP4510084B2 - さかむけ用粘着保護部材およびその製造方法 - Google Patents

さかむけ用粘着保護部材およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、さかむけ用粘着保護部材およびその製造方法に関し、特に、指の裏側を露出させた状態で貼付できることにより、使用感に優れたさかむけ用粘着保護部材およびその製造方法に関する。
従来、医療用粘着テープは、皮膚(角質層)に貼り付けたり、巻きつけたりして使用されることから、皮膚に対する適度な接着性とともに、皮膚の角質層に対して、剥離損傷による皮膚刺激やかぶれを発症させない適度な剥離性を有するものが求められている。
しかしながら、このような医療用粘着テープをさかむけ防止用テープや切り傷用テープとして使用した場合、さかむけや切り傷が発生した箇所を選択的あるいは局所的に覆うことは困難であって、指全体に巻きつける必要があった。ところが、このように医療用粘着テープを指全体に巻きつけてしまうと、パーソナルコンピューターや携帯電話等を使用する場合、あるいは美容業者等が仕事する場合に、指に違和感が生じたり、誤タイプ等をしやすいという問題が見られた。
そこで、さかむけ防止用軟膏や切り傷用軟膏として、親水性コロイド状の水溶性高分子と、液状炭化水素化合物と、薬剤と、を主成分とした液体絆創膏が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図7に示すように、通気孔103を設けたフィルム104に粘着剤を施してなり、且つその全体形状は、指の腹側と背側のそれぞれに貼り付けられる円形状部102の間に、括れ部101を有する形状とされ、さらに指の腹側と背側に貼り付けられる部分の長さが、指先から第1関節の手前までの長さ程度とされ、また括れ部101の最小幅が指爪の幅とほぼ同じかやや狭い程度とされ、そして括れ部101に位置対応させて非粘着性のパッド部106が設けられた指爪被覆テープ100が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−97848(特許請求の範囲) 特開平11−19118(特許請求の範囲)
しかしながら、特許文献1に開示された液体絆創膏は、皮膚に対する密着性が乏しく、さかむけ箇所や切り傷の保護が不十分となりやすい一方、均一に塗布することが困難であることより、パーソナルコンピューターや携帯電話等を使用する場合や、美容業者等が洗髪等する場合に、指に対する違和感が生じやすいという問題が見られた。
また、特許文献2に開示された指爪被覆テープは、指爪を覆ってしまうことから剥がれにくいという利点があるものの、パーソナルコンピューターや携帯電話等を使用する場合に、指に対する違和感が極めて大きいという問題が見られた。
そこで、本発明者は、平面形状を所定形状とすることにより、指の裏側を露出させた状態で貼付できることができる一方、さかむけが発生した部分を選択的に被覆することができ、パーソナルコンピューターや携帯電話等を使用する場合であっても、優れた使用感が得られることを見出し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、さかむけが発生した部分を選択的に被覆することができて保護性に優れるとともに、優れた使用感が得られるさかむけ用粘着保護部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、基材の表面に、補強用剥離部材が積層してあり、かつ、平面形状を略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形とするとともに、指爪の周囲に発生したさかむけを保護することを特徴とするさかむけ用粘着保護部材が提供され、上述した問題を解決することができる。
すなわち、さかむけ専用の粘着保護部材としてのさかむけ用粘着保護部材の平面形状を所定形状とすることにより、指の裏側を露出させた状態で貼付できることができる一方、指爪の周囲あるいは指の長手方向に沿って、さかむけが生じる部分のみを被覆することができる。したがって、指に対する違和感が生じることなく、効果的にさかむけ箇所を保護することができる。
また、基材の表面に、補強用剥離部材を積層することにより、製造時の工程紙としての機能を発揮させることもできる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、さかむけ用粘着保護部材の基材の伸び率(JIS−L−1096準拠)が400%以上であることが好ましい。
このように構成することにより、伸び率が大きくて取り扱いが困難な基材を備えたさかむけ用粘着保護部材であっても、所定箇所に容易に貼付できるとともに、さかむけが発生した部分を選択的に被覆することができて、優れた使用感を得ることができる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、さかむけ用粘着保護部材の側面と、別のさかむけ用粘着保護部材の側面とが、係合するための係合部材を備えることが好ましい。
このように構成することにより、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を、隙間なく並べることができ、省スペース化や製造上極めて有利である。また、指の大きさや、さかむけ箇所等の大きさに合わせて、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を並べて使用する場合にも有利となる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、さかむけ用粘着保護部材の側面に、フラップ部を設けることが好ましい。
このように構成することにより、さかむけ用粘着保護部材が小さくても取り扱いが容易になるばかりか、皮膚に対する接着面積を大きくし、粘着力を調整することもできる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、JIS Z−0208に準拠して測定される基材の透湿度を、100〜900g/m2・24Hrsの範囲内の値とすることが好ましい。
このように構成することにより、水仕事や外仕事、あるいは医療分野等においても、外部からの液体物の進入を容易に防止して、衛生環境上好ましいばかりか、さかむけ用粘着保護部材の剥がれを有効に防止することができる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、基材の表面に、指爪の種類に対応した識別マークあるいは装飾層を設けることが好ましい。
このように構成することにより、さかむけ用粘着保護部材を使用する際の使い勝手が向上するばかりか、装飾部材としての価値も向上させることができる。
また、本発明のさかむけ用粘着保護部材を構成するにあたり、粘着剤層が、全体量に対して、無機充填剤を0.1〜10重量%の範囲で含有したオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤から構成してあることが好ましい。
このように構成することにより、皮膚に対して、適度な粘着性を示すことができる一方、耐クリープ性、耐水性、さらには耐薬品性についても向上させることができる。
また、本発明の別の態様は、少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、基材の表面に、補強用剥離部材が積層してあり、かつ、平面形状を略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形としたさかむけ用粘着保護部材の製造方法であって、以下の工程(a)〜(b)を含むさかむけ用粘着保護部材の製造方法である。
(a)基材上に、剥離部材付きの粘着剤層を形成する工程
(b)平面形状が略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形となるように切断して、さかむけ用粘着保護部材とする工程
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、平面形状を、略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形としたさかむけ用粘着保護部材である。例えば、図1(a)及び(b)に例示するように、少なくとも粘着剤層14と、基材12と、を含み、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材10であって、その平面形状が略三日月状等であることを特徴とするさかむけ用粘着保護部材10である。また、図1(c)に例示するように、基材の表面に、補強用剥離部材を積層した構成とする。
したがって、第1の実施形態のさかむけ用粘着保護部材10は、図2(a)及び(b)に例示するように、さかむけ保護に適しており、剥離部材16を除去した状態で、指爪30の周囲を表面的に覆うように貼付して使用することを意図している。すなわち、指31の側面の一部までは覆うものの、指に対する違和感が生じることがないように、指31の裏側までは覆わない状態で使用するものである。
以下、第1の実施形態のさかむけ用粘着保護部材10の実施形態を説明する。
1.基材
(1)種類
さかむけ用粘着保護部材の一部を構成する基材の種類としては特に制限されるものでなく、例えば、ポリウレタンフィルム、ポリエステルフィルム、塩化ビニルフィルム、オレフィンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリサルフォンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリイミドフィルム、紙、繊維入りフィルム等が挙げられる。
また、基材の形態についても特に制限されるものでなく、例えば、メッシュ状素材であっても、あるいは織布または不織布であっても良い。
例えば、メッシュ状素材や不織布を用いると、極めてクッション性や通気性に優れたさかむけ用粘着保護部材とすることができる。一方、ポリエステル繊維等からなる織布を用いると、透湿度を低く抑えられるとともに、指の動きに対する追従性に優れたさかむけ用粘着保護部材とすることができる。
したがって、優れた使用感等が得られやすいことから、基材の伸び率(JIS−L−1096準拠、以下同様である。)が400%以上であることが好ましく、500〜800%の範囲内の値であることがより好ましい。
但し、このように伸び率が大きくて取り扱いが困難な基材を使用する場合には、図1(c)に示すように、基材12の表面に、補強用剥離部材16´を積層することが好ましい。このように補強用剥離部材を積層することにより、所定箇所に容易に貼付できるとともに、さかむけや切り傷が発生した部分を選択的に被覆でき、さらには、製造時の工程紙としての機能を発揮させることもできる。
なお、補強用剥離部材は、剥離部材としての機能以外に、補強部材としての機能を発揮することから、繊維や無機充填剤等の補強材を含んだり、通常の剥離部材よりも厚くしたり、機械的強度を高めたりすることが好ましい。
(2)厚さ
また、かかる基材の厚さを5〜30μmの範囲内の値とする。この理由は、かかる基材の厚さが5μm未満の値になると、機械的強度が低下し、さかむけ用粘着保護部材の用途に適さない場合があるためである。
一方、かかる基材の厚さが30μmを超えると、過度に厚くなって、取り扱いが困難となるばかりか、さかむけ用粘着保護部材を構成した場合に、皮膚等から容易に剥離する場合があるためである。したがって、基材の厚さを10〜30μmの範囲内の値とすることがより好ましい。
そして、伸び率が大きくて、薄手の基材を使用する場合には、所定箇所に容易に貼付できるとともに、さかむけが発生した部分を選択的に被覆したり、さらには容易に製造できることから、上述したように、基材の表面に、補強用剥離部材を積層する。
(3)形状
また、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するために、さかむけ用粘着保護部材の平面形状を、略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形とすることを特徴とする。そして、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するには、図1(a)に示すように、基材12の平面形状を、指爪の周囲を表面的に覆うことができるように、略三日月状とすることがより好ましい。すなわち、略三日月状の一例ではあるが、図1(a)に示すように、上方に湾曲した内側側面10aと、その内側側面10aとほぼ平方配置されて、同様に上方に湾曲した外側側面10bと、概ね角状の形状を示す右側側面10c及び左側側面10dとを備えている。また、内側側面10aと、ほぼ平方配置された外側側面10bとの間の距離(t1)は、2〜30mm程度の値である。また、右側側面10c及び左側側面10dにおける内側側面10aと、ほ外側側面10bとの間の距離(t2)は、t1よりも小さい値であって、0.5〜20mm程度の値である。さらに、右側側面10cの先端と、左側側面10dの先端との間の距離(t3)は、5〜25mm程度の値である。
この理由は、基材の平面形状をこのような略三日月状等とすることにより、同様に、略三日月状に湾曲した指爪の周囲に沿って、さかむけが生じる部分のみを被覆することができるためである。したがって、指に対する違和感が生じることなく、効果的にさかむけを保護することができるためである。
また、このような平面形状であれば、円形状や指に巻くテープ状と異なり、指の動きを制限することが少なくなり、パーソナルコンピューターや携帯電話等を使用する場合であっても、指に対する違和感がさらに少なくなるためである。
さらに、このような平面形状であれば、指の動きに追随しやすくなって、粘着剤層に対する負荷が少なくなって、容易に剥離しないためでもある。
また、基材12の平面形状に関して、図3に示すように、略三日月状のさかむけ用粘着保護部材10の内側側面10aと、別の略三日月状のさかむけ用粘着保護部材10の外側側面10bとが係合するための係合部材11を備えることが好ましい。
すなわち、略三日月状のさかむけ用粘着保護部材10の内側側面10aと、隣接する別の略三日月状のさかむけ用粘着保護部材10の外側側面10bとが、部分的であっても、辺として係合接触する箇所を有していることが好ましい。図3に示すさかむけ用粘着保護部材10の場合、内側側面10aと、外側側面10bとの中央部に位置する平坦部が、この場合の係合部材11となる。
この理由は、このように構成することにより、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を隙間なく並べることができ、省スペース化上、極めて有利であるためである。また、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を隙間なく並べることができれば、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を連続的に切断して作成することができ、製造工程上も有利である。
また、指の大きさや、さかむけの保護箇所の大きさに合わせて、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を並べて使用することができることから、使用選択上も、極めて有利である。
なお、図3に示すさかむけ用粘着保護部材10の場合、内側側面10aと、平方配置された外側側面10bとの間の距離(t´1)は、右側側面10c及び左側側面10dにおける内側側面10aと、ほ外側側面10bとの間の距離(t´2)と実質的にほぼ等しい値であって、それぞれ2〜30mm程度である。さらに、右側側面10cの先端と、左側側面10dの先端との間の距離(t´3)は、5〜25mm程度の値である。
また、このように複数枚のさかむけ用粘着保護部材を並べて配置する場合、図3に示すように、略三日月状の平面形状を、基本的に直線部分から構成し、右側側面10c及び左側側面10dも直線部分から構成することがより好ましい。
この理由は、全ての側面が直線部分から構成してあれば、複数枚のさかむけ用粘着保護部材を連続的に切断して作成する際にも、切断精度が著しく向上するためである。また、隣接する略三日月状のさかむけ用粘着保護部材の側面同士が、辺として係合接触することができるため、図示しないものの、横方向においても複数枚のさかむけ用粘着保護部材をさらに密に並べて配置することができるためである。
また、基材12の平面形状に関して、図4に示すように、略三日月状のさかむけ用粘着保護部材10の側面に、フラップ部10e、10fが設けてあることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、粘着力を補強したり、取り扱いの容易性を向上させたりすることができるためである。また、指の大きさや、さかむけの保護箇所の大きさに合わせてフラップ部の大きさを変えられることからも、使用選択上も、極めて有利である。
なお、フラップ部の形状は特に制限されるものではないが、半円形状、楕円形、長方形、正方形、三角形、波型形状等の各種形状を採用することができる。
(4)撥水処理層
また、図5(a)に示すように、基材12の表面に、撥水処理層(サイジング層を含む)11を設けることが好ましい。
この理由は、このように構成することにより、水仕事や外仕事、あるいは医療分野等においても、外部からの液体物の進入を容易に防止して、衛生環境上好ましいばかりか、さかむけ用粘着保護部材の剥がれを有効に防止することができるためである。
なお、このような撥水層は、例えば、フッ素樹脂やシリコーン樹脂等から構成することが好ましい。
(5)透湿度
また、さかむけ用粘着保護部材の用途にもよるが、JIS Z−0208に準拠して測定される基材の透湿度を、100〜900g/m2・24Hrsの範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、このように基材の透湿度を制御することにより、水仕事や外仕事、あるいは医療分野等においても、外部からの液体物の進入を容易に防止して、衛生環境上好ましいばかりか、さかむけ用粘着保護部材の剥がれを有効に防止することができるためである。
したがって、基材の透湿度を、150〜800g/m2・24Hrsの範囲内の値とすることがより好ましく、200〜700g/m2・24Hrsの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
但し、一部用途が制限されるものの、図5(b)に示すように、基材として不織布を使用した場合や、基材に通気孔を設けた場合には、JIS Z−0208に準拠して測定される基材の透湿度を、1000g/m2・24Hrs以上の値とすることが好ましい。
(6)識別マーク及び装飾層
また、図5(c)に示すように、基材12の表面に、指爪の種類に対応した識別マークや装飾層13が設けてあることが好ましい。
この理由は、このような指の識別マークとして、数字マーク、漢字マーク、絵文字マーク、あるいは点字マーク等を設けることにより、最適サイズのさかむけ用粘着保護部材10を一目瞭然で選別することができ、さかむけ用粘着保護部材10を使用する際の使い勝手を著しく向上させることができるためである。
また、このような装飾層13として、数字柄、漢字柄、絵文字柄、あるいは写真絵柄等を表す装飾層を設けることにより、さかむけ用粘着保護部材10を使用する際の使い勝手性が向上するばかりか、ファッション性についての価値も向上させることができるためである。特に、蛍光剤を含む装飾層とすることにより、夜間における認識性を高めることも可能である。
2.粘着剤層
粘着剤層を構成する粘着剤の種類は特に制限されるものではないが、例えば、以下に説明するオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤や、アクリル系粘着剤を使用することが好ましい。
(1)オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤
本発明においては粘着層には、主成分として、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤を用いることが好ましい。
この理由は、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤を用いることにより、皮膚に対して、適度な粘着性を示すことができる一方、耐クリープ性、耐水性、さらには耐薬品性についても向上させることができるためである。
このようなオルガノポリシロキサン系感圧接着剤の代表例としては、たとえば、一般式(1)や一般式(2)で表される構造を有するシリコーン樹脂を配合して、脱水縮合することによりえられるオルガノポリシロキサンなどが好ましい。
(一般式(1)中、R1およびR2は、それぞれメチル基またはフェニル基、nは10〜10000の整数を示す。)
(一般式(2)中、mは10〜10000の整数を示す。)
また、一般式(1)において、R1およびR2はそれぞれメチル基またはフェニル基であるが、粘着層に耐熱性などを付与せしめるためには、かかるメチル基とフェニル基のモル比(メチル基/フェニル基)を、25/75〜98/2の範囲内の値とすることが好ましく、85/15〜95/5の範囲内の値とすることがより好ましい。
さらに、また、一般式(1)および一般式(2)において、nおよびmは、通常、不織布上に粘着層を形成する作業性を考慮すれば、感圧粘着剤の粘度が2000〜200000cP(25℃)となるように数値を調整することが好ましい。
(2)無機充填剤
オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤中に、全体量に対して、無機充填剤を0.1〜10重量%の範囲で添加することが好ましい。
この理由は、このような範囲で無機充填剤を添加することにより、粘着剤の凝集力が向上し、剥がしたときに、粘着剤が糊残ることが少なくなるためである。
また、無機充填剤の添加量を、全体量に対して、1〜10重量%の範囲内の値、好ましくは3〜7重量%の範囲内の値とすることである。
この理由は、かかる添加量が1重量%未満の場合には、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤が、被着体としての皮膚に残ることがあり、かかる添加量が10重量%をこえる場合には、粘着剤の凝集力が過度に向上し、粘着力が著しく低下する場合があるためである。
したがって、全体量に対して、無機充填剤を0.5〜8重量%の範囲で添加することがより好ましく、1〜5重量%の範囲で添加することがさらに好ましい。
い。
また、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤に含有される無機充填剤の平均粒子径を1〜20μm、好ましくは4〜12μmの範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、無機充填剤の平均粒子径が1μm未満の場合には、無機充填剤が凝集しやすくなって、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤に均一に分散することが困難となる場合があるためである。また、無機充填剤の平均粒子径が10μmを超えると、形成される粘着層の厚さが、通常、25〜30μmであるため、その表面上に無機充填剤が突出し、ザラツキ感を与える場合があるためである。さらに、無機充填剤の平均粒子径が大きくなると、製造工程において、無機充填剤のオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤中における沈降速度が速くなって、均一な分散状態とすることが困難となる場合があるためである。
また、無機充填剤の具体例としては、たとえば炭酸カルシウム、ベントナイト、酸化チタン、酸化亜鉛、カリオン、シリカなどの一種単独または二種以上の組み合わせが挙げられる。
(3)アクリル系粘着剤
また、オルガノポリシロキサン系感圧粘着剤に添加して(全体量の10〜30重量%)、あるいはオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤とは独立的(全体量の100重量%)に、アクリル系粘着剤を使用することが好ましい。
この理由は、このようなアクリル系粘着剤を使用することにより、粘着剤の凝集力を低下させずに、タック性を容易に向上させることができるためである。
ここで、このようなアクリル系粘着剤の種類としては、たとえばアクリル酸2−エチルヘキシルおよびアクリル酸ブチルを主成分としたアクリル系共重合体が代表例としてあげられる。
また、このようなアクリル酸2−エチルヘキシルおよびアクリル酸ブチルとの配合割合は、重量比で20:80〜80:20、好ましくは20:80〜40:60となるように調整される。アクリル酸2−エチルヘキシルの割合が過度に少ない場合には、粘着剤の凝集力が増加し、粘着力が低下する場合があるためである。一方、アクリル酸2−エチルヘキシルの割合が過度に多い場合には、粘着剤の凝集力が低化しすぎて粘着力が低下する傾向があるためである。
なお、アクリル系粘着剤を構成するモノマー成分として、アクリルアミドやビニルカルボン酸を、全体量に対して、5重量%を超えない範囲で配合してもよい。
さらに、オルガノポリシロキサン系粘着剤との相溶性を考慮して、アクリル系粘着剤の粘度を500〜20000cP(25℃)の範囲内の値とすることが好ましい。
(4)架橋剤
また、オルガノポリシロキサン系粘着剤に熱硬化性を付与し、高温下における粘着性を向上せしめるために、たとえば過酸化ベンゾイルや過酸化ジクミルなどの有機過酸化物や白金触媒を、オルガノポリシロキサン系粘着剤の固形分に対して、1.5〜3重量%の範囲で添加することが好ましい。
なお、添加効果を有効に発揮させるために、有機過酸化物や白金触媒を添加した後に、120℃以上の温度で加熱することが好ましい。
(5)添加剤
また、粘着剤組成物中に、所定の薬効を発揮できるように、添加剤の一種として、製剤(薬物)を添加することが出来る。このような製剤の種類は特に制限されるものではないが、例えば、抗炎症薬剤、消炎鎮痛剤、冠血管拡張剤、喘息薬、抗高血圧剤、抗ヒスタミン剤、精神安定剤、抗生物質、麻酔剤、ビタミン剤等の一種単独または二種以上の組合せが挙げられる。
また、製剤の添加量は、製剤の種類や粘着剤組成物の用途によって異なるが、例えば、粘着剤組成物の全体量に対して、0.1〜30質量%の範囲内の値とすることが好ましい。
また、粘着剤組成物中に、各種添加剤を添加することが好ましい。例えば、酸化防止剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、隠蔽剤、可塑剤、ワックス、着色剤、無機フィラー、有機フィラー、増量剤、カップリング剤等の一種単独または二種以上の組合せが挙げられる。
3.剥離接着力
また、JIS Z0237に準拠したさかむけ用粘着保護部材の剥離接着力(モード:Tモード剥離、被着体:ステンレス板、剥離速度:300mm/min)を300〜2000g/25mmの範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、かかる剥離接着力が300g/25mmmm未満の値になると、皮膚等から容易に剥離してしまい、さかむけ用粘着保護部材としての機能に劣る場合があるためである。一方、かかる剥離接着力が2000g/25mmを超えると、粘着剤を皮膚から除去することが困難になったり、あるいは、皮膚刺激性が過度に高くなって、使用時に不快感が生じたりする場合があるためである。
したがって、かかるさかむけ用粘着保護部材の剥離接着力を500〜1500g/25mmの範囲内の値とすることがより好ましく、900〜1200g/25mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、基材の表面に、補強用剥離部材が積層してあり、かつ、平面形状を略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形としたさかむけ用粘着保護部材の製造方法であって、以下の工程(a)〜(b)を含むさかむけ用粘着保護部材の製造方法である。
(a)基材上に、剥離部材付きの粘着剤層を形成する工程
(b)平面形状が略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形となるように切断して、さかむけ用粘着保護部材とする工程
なお、第1の実施形態で説明した内容は適宜省略し、第2の実施形態に特有の内容を説明する。
1.粘着剤層の形成工程
図6(a)に示すように、剥離部材16上に、粘着剤層14を形成する工程である。その場合、粘着剤層14の形成方法は特に制限されるものではないが、例えば、ロールコーター、コンマコーター、ナイフコーター等を用いて、粘着剤組成物を基材上に均一に塗布することにより、容易に製造することができる。
また、粘着剤組成物の種類によるが、溶剤を飛散させたり、架橋処理を施したりするために、一定条件下で、加熱処理することも好ましい。
なお、上述したように、基材の伸び率(JIS−L−1096準拠)が400%以上であって、あるいはかかる基材の厚さが10〜30μmの場合には、取り扱い上、所定箇所に容易に貼付できるとともに、さかむけや切り傷が発生した部分を選択的に被覆したり、さらには容易に製造できることから、図1(c)に示すように、基材12の表面に、シリコーン剥離紙やシリコーン剥離フィルム等から構成された補強用剥離部材16´を予め積層しておくことが好ましい。
2.ラミネート工程
図6(a)に示すように、剥離部材16上の粘着剤層14の上に、基材12をさらに積層する工程である。その場合、基材12を積層方法は特に制限されるものではないが、例えば、ラミネートや押圧ロール等を用いることができる。
3.切断工程
図6(c)に示すように、切断治具20を用いて、基材12を積層した状態の積層物を、図6(d)に示すような所定形状に切断して、さかむけ用粘着保護部材10とする工程である。その場合、切断治具20として、カッター、ナイフ、レーザー、切断わく等を用いることができる。
また、その後の取り扱いを考慮して、剥離部材16は切断せずに、基材12及び粘着剤層14のみを所定形状に切断することも好ましい。
(a)〜(b)は、本発明のさかむけ用粘着保護部材の平面図及び断面図であり、(c)は、補強剥離部材を備えたさかむけ用粘着保護部材の断面図である。 (a)及び(b)は、本発明のさかむけ用粘着保護部材の使用状態を説明するために供する図である。 複数枚のさかむけ用粘着保護部材を並べて配置した状態を説明するために供する図である。 フラップを備えたさかむけ用粘着保護部材の平面図である。 (a)〜(c)は、さかむけ用粘着保護部材の撥水処理層、不織布としての基材、装飾層を説明するために供する図である。 (a)〜(d)は、さかむけ用粘着保護部材の製造方法を説明するために供する図である。 従来の指爪被覆テープを示す概略図である。
10:さかむけ用粘着保護部材
10a:内側側面
10b:外側側面
10c:右側側面
10d:左側側面
10e:右側フラップ部
10f:左側フラップ部
11:係合部材
12:基材
14:粘着剤層
16:剥離部材
16´:補強剥離部材
20:切断治具
30:指爪
31:指

Claims (8)

  1. 少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、
    前記基材の表面に、補強用剥離部材が積層してあり、
    かつ、平面形状を略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形とするとともに、指爪の周囲に発生したさかむけを保護することを特徴とするさかむけ用粘着保護部材
  2. 前記基材の伸び率(JIS−L−1096準拠)が400%以上であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  3. 前記さかむけ用粘着保護部材の側面と、別のさかむけ用粘着保護部材の側面とが、係合するための係合部材を備えることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  4. 前記さかむけ用粘着保護部材の側面に、フラップ部を設けることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  5. JIS Z−0208に準拠して測定される基材の透湿度を、100〜900g/m2・24Hrsの範囲内の値とすることを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  6. 前記基材の表面に、指爪の種類に対応した識別マークあるいは装飾層が設けてあることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか一項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  7. 前記粘着剤層が、全体量に対して、無機充填剤を0.1〜10重量%の範囲で含有したオルガノポリシロキサン系感圧粘着剤から構成してあることを特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載のさかむけ用粘着保護部材
  8. 少なくとも粘着剤層と、厚さが5〜30μmの範囲内の値である基材と、を含み、指の裏側を露出させた状態で、指爪の周囲を表面的に覆うように貼付するか、あるいは指の長手方向に沿って、指の表面側を覆うように貼付するためのさかむけ用粘着保護部材であって、基材の表面に、補強用剥離部材が積層してあり、かつ、平面形状を略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形としたさかむけ用粘着保護部材の製造方法であって、以下の工程(a)〜(b)を含むさかむけ用粘着保護部材の製造方法。
    (a)基材上に、剥離部材付きの粘着剤層を形成する工程
    (b)平面形状が略三日月状、楕円、円形、四角形、または多角形となるように切断して、さかむけ用粘着保護部材とする工程
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