JP3247555B2 - 自動検針システムにおける無線装置の電池消耗防止装置 - Google Patents

自動検針システムにおける無線装置の電池消耗防止装置

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JP3247555B2 JP21702594A JP21702594A JP3247555B2 JP 3247555 B2 JP3247555 B2 JP 3247555B2 JP 21702594 A JP21702594 A JP 21702594A JP 21702594 A JP21702594 A JP 21702594A JP 3247555 B2 JP3247555 B2 JP 3247555B2
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線を利用した自動検
針システムの無線装置における電池の消耗を防止するよ
うにした自動検針システムにおける無線装置の電池消耗
防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線を利用した自動検針システムは、図
4に示すように、例えば電気、ガス、水道等の各需要家
の敷地内等に設置され、これらの電気、ガス、水道等の
使用量を計測するメータ8を有し、該メータ8は接続端
子A1 ,A2 を介して無線装置子機7に接続され、該無
線装置子機7は無線回線を介して無線装置親機6に接続
されている。また、無線装置親機6は接続端子A1 ,A
2 を介して端末側網制御装置(T−NCU)5に接続さ
れ、該端末側網制御装置5は電話回線を介して電話交換
機3に接続されている。該交換機3は、その入出力側に
またがってノーリンギングトランク4が接続されるとと
もに、センタ側網制御装置(C−NCU)2を介してセ
ンタ装置1に接続されている。
【0003】このように構成される自動検針システムに
おいて、端末側網制御装置5とメータ8との間が無線装
置親機6および無線装置子機7を介して無線化されてい
る。なお、このように無線化された以外の部分は通常の
有線通信方式のものと同じ構成であり、有線通信方式の
ものにおいては、無線装置親機および無線装置子機を介
することなく端末側網制御装置5とメータ8とは直接接
続されている。
【0004】図5は、このような端末側網制御装置(T
−NCU)5とメータ8との間のインタフェース回路を
示す図である。
【0005】図5(a)は、待機中を示しているが、こ
の状態においてはメータ8の第1のスイッチ8aはa接
点側に切り替わって接地され、第2のスイッチ8bはb
接点側に切り替わり、抵抗8dを介して電圧Vc の直流
電源に接続されている。また、第1のスイッチ8aのb
接点は抵抗8cを介して直流電源に接続されている。そ
して、第2のスイッチ8bのb接点と抵抗8dとの接続
からの受信入力信号は直流電源のVc レベルになってい
る。なお、第1のスイッチ8aおよび第2のスイッチ8
bの切替接点cはそれぞれ接続端子A1 ,A2 に接続さ
れている。
【0006】また、端末側網制御装置5のインタフェー
ス回路においては、電話回線側からのデータを受ける第
1のフォトカプラ5aのダイオードには電流は流れず、
非導通状態にあり、従って該第1のフォトカプラ5aの
フォトトランジスタはオフになっている。更に、メータ
8からの入力信号を受けるべく接続端子A1 ,A2 の両
端に接続された第2のフォトカプラ5bのダイオードも
電流が流れず、非導通状態にあり、従って、第2のフォ
トカプラ5bのフォトトランジスタはオフになり、該フ
ォトトランジスタのコレクタは抵抗5cを介して電圧V
d の直流電源に接続されている。従って、第2のフォト
カプラ5bのフォトトランジスタのコレクタからの受信
入力信号はVd レベルになっている。なお、この状態に
おいて、接続端子A1 ,A2 を介して端末側網制御装置
5とメータ8との間に流れる電流I0 は10μA以下で
ある。
【0007】図5(b)は、端末側網制御装置5からメ
ータ8へのデータ送信時の回路状態を示しているが、こ
の状態においてはメータ8の第1のフォトカプラ5aの
ダイオードが電話回線側からのデータによってオン−オ
フすると、これにより該第1のフォトカプラ5aのフォ
トトランジスタもオン−オフし、このオン−オフに応じ
てメータ8の受信入力信号はグランドレベルとVc レベ
ルに変化する。すなわち、オンの時には、グランドレベ
ルになり、オフの時には、Vc レベルになる。なお、こ
の状態で第1のフォトカプラ5aのフォトトランジスタ
に流れる電流I1 は0.1〜1mAである。
【0008】図5(c)は、メータ8から端末側網制御
装置5へのデータ送信時の回路状態を示しているが、こ
の状態においてはメータ8の第2のスイッチ8bはa接
点側に接続されて接地され、第1のスイッチ8aが送信
データに応じてオン−オフする。そして、この第1のス
イッチ8aがオン−オフすることにより、端末側網制御
装置5の第2のフォトカプラ5bのダイオードに電流I
1 が流れ、これにより該第2のフォトカプラ5bのフォ
トトランジスタがオン−オフする。この結果、メータ8
の第1のスイッチ8aがb接点側に接続されてVc レベ
ルとなった場合には、第2のフォトカプラ5bのフォト
トランジスタのコレクタからの受信入力信号はグランド
レベルになり、また第1のスイッチ8aがa接点側に接
続されてグランドレベルになった場合には、第2のフォ
トカプラ5bのフォトトランジスタのコレクタからの受
信入力信号はVd レベルになる。なお、この状態におい
て第2のフォトカプラ5bのフォトトランジスタに流れ
る電流I1 は2〜10mAである。
【0009】なお、図4に示した無線を利用した自動検
針システムにおける端末側網制御装置5と無線装置親機
6との間のインタフェースおよび無線装置子機7とメー
タ8との間のインタフェースは上述した図5に示すイン
タフェースと同じ構成および動作である。
【0010】図6は、前記無線装置親機6および無線装
置子機7を構成する無線装置の回路構成を示すブロック
図である。この無線装置は、アンテナ11、無線部回路
12、変復調回路13、CPU14、電源スイッチ1
5、電池16、時計回路17、インタフェース回路20
を有している。
【0011】なお、上述した無線を利用した自動検針シ
ステムに使用される無線装置においては、その設置条件
からAC100の商用電源を使用することは困難であ
り、電池駆動することが必要条件になっているため、図
6に示す無線装置は、電池16を有すると共に、該電池
16の消耗を極力低減するために、電源スイッチ15を
設け、この電源スイッチ15を間欠的にオン−オフさせ
て、相手無線装置からの送信の有無、すなわちキャリア
センス動作を行い、相手無線装置からの送信キャリアを
検出した場合に無線通信状態になるように制御してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した無線装置にお
ける電池消耗低減方法は、無線装置が需要家の敷地内等
に設置されてから自動検針動作を開始する以降に有効な
ものであり、無線装置を需要家の敷地内等に設置する前
までの期間における電池消耗の低減を考慮していない。
すなわち、無線装置が実際に製品として組み立てられて
から需要家に取り付けられるまでには、ある程度の日数
がかかるが、この期間に前記間欠的なキャリアセンス動
作を行うと、無駄に電池を消耗することになり、ひいて
は製品の寿命が短くなるという問題がある。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、無線装置の製造が完成してか
ら実際に設置されるまでの期間における無線装置の無駄
な電池の消耗を防止した自動検針システムにおける無線
装置の電池消耗防止装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動検針システムにおける無線装置の電池
消耗防止装置は、電話回線に接続された端末側網制御装
置に無線装置親機を接続し、メータに無線装置子機を接
続し、該無線装置子機と前記無線装置親機との間を無線
回線を介して接続することにより、前記メータで計測し
た検針データを含む情報を前記無線装置子機、無線回
線、無線装置親機、端末側網制御装置、電話回線を介し
て収集するとともに、前記無線装置親機と無線装置子機
との間の無線通信を間欠的なキャリアセンス動作で行う
ことにより無線装置親機および無線装置子機の動作電源
となる電池の消耗をセーブする自動検針システムにおい
て前記無線装置を設置するまでの期間該無線装置の電池
の消耗を防止する自動検針システムにおける無線装置の
電池消耗防止装置であって、前記無線装置親機において
前記端末側網制御装置から受信信号が入力されるまでは
前記無線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を停
止させるキャリアセンス停止手段と、前記端末側網制御
装置側からの前記無線装置親機の接続端子に対する逆接
続または短絡による最初の受信信号の入力により前記無
線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始させ
るキャリアセンス開始手段とを有することを要旨とす
る。
【0015】また、本発明の自動検針システムにおける
無線装置の電池消耗防止装置は、電話回線に接続された
端末側網制御装置に無線装置親機を接続し、メータに無
線装置子機を接続し、該無線装置子機と前記無線装置親
機との間を無線回線を介して接続することにより、前記
メータで計測した検針データを含む情報を前記無線装置
子機、無線回線、無線装置親機、端末側網制御装置、電
話回線を介して収集するとともに、前記無線装置親機と
無線装置子機との間の無線通信を間欠的なキャリアセン
ス動作で行うことにより無線装置親機および無線装置子
機の動作電源となる電池の消耗をセーブする自動検針シ
ステムにおいて前記無線装置を設置するまでの期間該無
線装置の電池の消耗を防止する自動検針システムにおけ
る無線装置の電池消耗防止装置であって、前記無線装置
親機において前記端末側網制御装置との接続端子を短絡
する短絡手段と、前記接続端子が短絡状態にあることを
検出する短絡検出手段と、該短絡検出手段が前記短絡状
態を検出している場合には、前記無線通信のための間欠
的なキャリアセンス動作を停止させるキャリアセンス停
止手段と、前記短絡検出手段が前記短絡状態を検出し得
なかった場合、前記無線通信のための間欠的なキャリア
センス動作を開始させるキャリアセンス開始手段とを有
することを要旨とする。
【0016】更に、本発明の自動検針システムにおける
無線装置の電池消耗防止装置は、電話回線に接続された
端末側網制御装置に無線装置親機を接続し、メータに無
線装置子機を接続し、該無線装置子機と前記無線装置親
機との間を無線回線を介して接続することにより、前記
メータで計測した検針データを含む情報を前記無線装置
子機、無線回線、無線装置親機、端末側網制御装置、電
話回線を介して収集するとともに、前記無線装置親機と
無線装置子機との間の無線通信を間欠的なキャリアセン
ス動作で行うことにより無線装置親機および無線装置子
機の動作電源となる電池の消耗をセーブする自動検針シ
ステムにおいて前記無線装置を設置するまでの期間該無
線装置の電池の消耗を防止する自動検針システムにおけ
る無線装置の電池消耗防止装置であって、前記無線装置
子機において前記メータから受信信号が入力されるまで
は前記無線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を
停止させるキャリアセンス停止手段と、前記メータから
の前記無線装置子機の接続端子に対する逆接続またはメ
ータからのテスト信号による最初の受信信号の入力によ
り前記無線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を
開始させるキャリアセンス開始手段とを有することを要
旨とする。
【0017】
【作用】本発明の自動検針システムにおける無線装置の
電池消耗防止装置では、無線装置親機において端末側網
制御装置から受信信号が入力されるまでは無線通信のた
めの間欠的なキャリアセンス動作を停止させ、端末側網
制御装置側からの無線装置親機の接続端子に対する逆接
続または短絡による最初の受信信号の入力により無線通
信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始させる。
【0018】また、本発明の自動検針システムにおける
無線装置の電池消耗防止装置では、無線装置親機におい
て端末側網制御装置との接続端子を短絡し、該短絡状態
を検出している場合には、無線通信のための間欠的なキ
ャリアセンス動作を停止し、前記短絡状態を検出し得な
かった場合、無線通信のための間欠的なキャリアセンス
動作を開始させる。
【0019】更に、本発明の自動検針システムにおける
無線装置の電池消耗防止装置では、無線装置子機におい
てメータから受信信号が入力されるまでは無線通信のた
めの間欠的なキャリアセンス動作を停止させ、メータか
らの無線装置子機の接続端子に対する逆接続またはメー
タからのテスト信号による最初の受信信号の入力により
無線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始さ
せる。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0021】図1は、本発明の一実施例に係わる自動検
針システムにおける無線装置の電池消耗防止装置を説明
するための端末側網制御装置(T−NCU)5と無線装
置親機6との間のインタフェース接続部を示す回路図で
ある。同図に示す端末側網制御装置5のインタフェース
接続部は、上述した図5に示した端末側網制御装置5の
インタフェース接続部と同じ回路構成であって、第1の
フォトカプラ5aおよび第2のフォトカプラ5bを有
し、該第2のフォトカプラ5bのダイオードの両端が接
続端子A1 ,A2 に接続され、該接続端子A1 ,A2
無線装置親機6の接続端子A1 ,A2 に接続されてい
る。無線装置親機6のインタフェース接続部は、同様に
上述した図5に示したメータ8のインタフェース接続部
と同じ回路構成であって、第1のスイッチ8a、第2の
スイッチ8b、抵抗8c,8dを有し、第1のスイッチ
8aおよび第2のスイッチ8bの両切替接点cが接続端
子A1,A2 に接続されている。
【0022】図1に示す実施例においては、無線装置親
機6は、製品組立て後の処理(パワーリセット動作)と
して、無線装置親機6が需要家に設置されるまでは、同
図に示すように、第1のスイッチ8aの切替接点cがa
接点側に接続されて接地され、また第2のスイッチ8b
の切替接点cはb接点側に接続され、これにより待機状
態(受信入力状態)に設定され、動作が完全に停止され
ている。また、無線通信のための間欠的なキャリアセン
ス動作も停止されている。
【0023】このような状態において、無線装置親機6
のインタフェース接続部の接続端子A1 ,A2 は、開放
状態に設定され、この場合の接続端子A1 ,A2 間の開
放電流I0 は10μA以下であり、第2のスイッチ8b
のb接点と抵抗8dとの接続点からの受信入力信号はV
c レベルの状態にあり、このままの状態で需要家に設置
されるまで放置される。
【0024】このような状態に設定されて放置されてい
た無線装置親機6を設置して運用する場合には、まず無
線装置親機6のインタフェース接続部の接続端子A1
2を図1において1点鎖線で示すように短絡するか、
または実線で示すように逆接続する。このような操作を
行うことにより、無線装置親機6のインタフェース接続
部には、同図においてI1 で示す電流(I1 =0.1〜
1mA)が第1のスイッチ8aおよび第2のスイッチ8
bに流れるため、これにより第2のスイッチ8bの切替
接点cと抵抗8dとの接続点の受信入力信号はVc レベ
ルからグランドレベルに変化する。
【0025】従って、無線装置親機6では、この受信入
力信号の変化を検出することにより、本無線装置親機6
が需要家に設置されたことを識別し、これにより無線通
信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始すればよ
いことになる。このようにすることにより、無線装置親
機6が製品として完成してから、設置され運用されるま
での期間の無駄な電池の消耗を防止することができるの
である。
【0026】図2(a)は、本発明の他の実施例に係わ
る自動検針システムにおける無線装置の電池消耗防止装
置を説明するための無線装置親機6のインタフェース接
続部の回路図である。同図に示す無線装置親機6のイン
タフェース接続部は、図1の場合と同様な回路構成であ
って、第1のスイッチ8a、第2のスイッチ8b、抵抗
8c,8dを有し、第1のスイッチ8aおよび第2のス
イッチ8bの両切替接点cが接続端子A1 ,A2 に接続
されている。
【0027】図2(a)に示す実施例では、無線装置親
機6は、製品組立て後、需要家に設置されるまでは、同
図に示すように、接続端子A1 ,A2 の間を短絡した状
態に設定するとともに、第1のスイッチ8aの切替接点
cをa接点側に接続して接地し、また第2のスイッチ8
bは図2(b)の(ロ)に示すように期間T1 の間切替
接点cをb接点側に接続し、期間T2 の間切替接点cを
a接点側に接続するというように間欠的に動作させ、こ
れにより第2のスイッチ8bのb接点と抵抗8dとの接
続点からの受信入力信号を図2(b)の(ハ)に示すよ
うに期間T1 の間グランドレベルにし、期間T2 の間V
c レベルにするように切り替え動作を行い、また無線通
信のための間欠的なキャリアセンス動作を停止し、この
状態のまま需要家に設置されるまで放置される。
【0028】このような状態に設定されて放置されてい
た無線装置親機6を設置して運用する場合には、まず無
線装置親機6のインタフェース接続部の接続端子A1
2の間の短絡を切断する。すると、この切断により、
前記受信入力信号は、第2のスイッチ8bの切り替え動
作に関わらず、図2(b)の(ハ)の後半に示すように
常にVc レベルになるので、このVc レベルを検出する
ことにより、本無線装置親機6が需要家に設置されたこ
とを識別し、これにより無線通信のための間欠的なキャ
リアセンス動作を開始すればよいことになる。このよう
にすることにより、無線装置親機6が製品として完成し
てから、設置され運用されるまでの期間の無駄な電池の
消耗を防止することができるのである。
【0029】なお、図2に示す実施例において、第2の
スイッチ8bの切替接点cをb接点側に接続する期間T
1 をa接点側に接続する期間T2 に比較して、非常に短
くすることにより(T1 《T2 )、第2のスイッチ8b
の動作により電池消耗を無視し得るレベルまで低減する
ことができる。
【0030】図3(a),(b)は、本発明の別の実施
例に係わる自動検針システムにおける無線装置の電池消
耗防止装置を説明するための無線装置子機7とメータ8
のインタフェース接続部の回路図である。同図に示す無
線装置子機7のインタフェース接続部は、上述した図5
に示した端末側網制御装置5のインタフェース接続部と
同じ回路構成であって、第1のフォトカプラ5aおよび
第2のフォトカプラ5bを有し、該第2のフォトカプラ
5bのダイオードの両端が接続端子A1 ,A2に接続さ
れ、該接続端子A1 ,A2 が無線装置親機6の接続端子
1 ,A2 に接続されている。また、メータ8のインタ
フェース接続部は、同様に上述した図5に示したメータ
8のインタフェース接続部と同じ回路構成であって、第
1のスイッチ8a、第2のスイッチ8b、抵抗8c,8
dを有し、第1のスイッチ8aおよび第2のスイッチ8
bの両切替接点cが接続端子A1 ,A2 に接続されてい
る。
【0031】図3(a),(b)に示す実施例において
は、無線装置子機7は、製品組立て後の処理(パワーリ
セット動作)として、需要家に設置されるまでは、同図
に示すように、第1のスイッチ8aの切替接点cがa接
点側に接続されて接地され、また第2のスイッチ8bの
切替接点cはb接点側に接続され、これにより待機状態
(受信入力状態)に設定され、動作が完全に停止され、
また無線通信のための間欠的なキャリアセンス動作も停
止される。なお、この状態において、無線装置子機7の
インタフェース接続部は開放状態であり、接続端子
1 ,A2 間の電流I0 は10μA以下であり、受信入
力信号はVd レベルの状態のままである。
【0032】このような状態において、無線装置親機6
を需要家に設置して運用を開始するには、まず図3
(a)に示すように、無線装置子機7のインタフェース
接続部の接続端子A1 ,A2 をメータ8のインタフェー
ス接続部の接続端子A1 ,A2 に対して逆接続するか、
または図3(b)に示すように両者を正常に接続した状
態で予めテスト機能としてメータ8に設けた図示しない
ボタン操作等によりインタフェース接続部の第1のスイ
ッチ8aおよび第2のスイッチ8bを図示のように切り
替え、すなわち第1のスイッチ8aの切替接点cをb接
点側に切り替え、第2のスイッチ8bの切替接点cをa
接点側に切り替え、これにより通信状態にする。
【0033】このような操作を行うことにより、無線装
置子機7のインタフェース接続部の第2のフォトカプラ
5bには電流I1 (=2〜10mA)が流れ、これによ
り第2のフォトカプラ5bのフォトトランジスタのコレ
クタからの受信入力信号はグランドレベルに変化する。
従って、この変化を検出することにより、無線装置子機
7は需要家に設置されたことを識別し、これにより無線
通信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始すれば
よいことになる。このようにすることにより、無線装置
子機7が製品として完成してから、設置され運用される
までの期間の無駄な電池の消耗を防止することができる
のである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線装置親機において端末側網制御装置から受信信号が
入力されるまでは無線通信のための間欠的なキャリアセ
ンス動作を停止させ、端末側網制御装置側からの無線装
置親機の接続端子に対する逆接続または短絡による最初
の受信信号の入力により無線通信のための間欠的なキャ
リアセンス動作を開始させたり、または無線装置親機に
おいて端末側網制御装置との接続端子を短絡し、該短絡
状態を検出している場合には、無線通信のための間欠的
なキャリアセンス動作を停止し、前記短絡状態を検出し
得なかった場合、無線通信のための間欠的なキャリアセ
ンス動作を開始させたり、または無線装置子機において
メータから受信信号が入力されるまでは無線通信のため
の間欠的なキャリアセンス動作を停止させ、メータから
の無線装置子機の接続端子に対する逆接続またはメータ
からのテスト信号による最初の受信信号の入力により無
線通信のための間欠的なキャリアセンス動作を開始させ
るので、無線装置親機および無線装置子機が製品として
完成してから設置され運用されるまでの期間の無駄な電
池の消耗を比較的経済的かつ適確に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる自動検針システムに
おける無線装置の電池消耗防止装置を説明するための端
末側網制御装置(T−NCU)と無線装置親機との間の
インタフェース接続部を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例に係わる自動検針システム
における無線装置の電池消耗防止装置を説明するための
無線装置親機のインタフェース接続部の回路図および動
作波形図である。
【図3】本発明の別の実施例に係わる自動検針システム
における無線装置の電池消耗防止装置を説明するための
無線装置子機とメータのインタフェース接続部の回路図
である。
【図4】無線を利用した自動検針システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図5】端末側網制御装置とメータとの間のインタフェ
ース回路を示す図である。
【図6】図4の自動検針システムに使用されている無線
装置親機および無線装置子機を構成する無線装置の回路
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ装置 3 交換機 5 端末側網制御装置 5a 第1のフォトカプラ 5b 第2のフォトカプラ 6 無線装置親機 7 無線装置子機 8 メータ 8a 第1のスイッチ 8b 第2のスイッチ A1 ,A2 インタフェース接続部の接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 清久 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目3番地 東京瓦斯株式会社 インフォメーション テクノロジー研究所内 (72)発明者 古沢 肇 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目3番地 東京瓦斯株式会社 インフォメーション テクノロジー研究所内 (72)発明者 河合 利彦 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝 柳町工場内 (72)発明者 原 哲也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝 柳町工場内 (56)参考文献 特開 平5−14458(JP,A) 特開 平6−6459(JP,A) 特開 昭62−107542(JP,A) 特開 昭62−107543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 11/00 - 11/66 G01R 21/00 - 22/00 130 G08C 15/00 - 19/48 H04L 12/28 - 12/413 H04Q 9/00 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された端末側網制御装置
    に無線装置親機を接続し、メータに無線装置子機を接続
    し、該無線装置子機と前記無線装置親機との間を無線回
    線を介して接続することにより、前記メータで計測した
    検針データを含む情報を前記無線装置子機、無線回線、
    無線装置親機、端末側網制御装置、電話回線を介して収
    集するとともに、前記無線装置親機と無線装置子機との
    間の無線通信を間欠的なキャリアセンス動作で行うこと
    により無線装置親機および無線装置子機の動作電源とな
    る電池の消耗をセーブする自動検針システムにおいて前
    記無線装置を設置するまでの期間該無線装置の電池の消
    耗を防止する自動検針システムにおける無線装置の電池
    消耗防止装置であって、 前記無線装置親機において前記端末側網制御装置から受
    信信号が入力されるまでは前記無線通信のための間欠的
    なキャリアセンス動作を停止させるキャリアセンス停止
    手段と、前記端末側網制御装置側からの前記無線装置親
    機の接続端子に対する逆接続または短絡による最初の受
    信信号の入力により前記無線通信のための間欠的なキャ
    リアセンス動作を開始させるキャリアセンス開始手段と
    を有することを特徴とする自動検針システムにおける無
    線装置の電池消耗防止装置。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続された端末側網制御装置
    に無線装置親機を接続し、メータに無線装置子機を接続
    し、該無線装置子機と前記無線装置親機との間を無線回
    線を介して接続することにより、前記メータで計測した
    検針データを含む情報を前記無線装置子機、無線回線、
    無線装置親機、端末側網制御装置、電話回線を介して収
    集するとともに、前記無線装置親機と無線装置子機との
    間の無線通信を間欠的なキャリアセンス動作で行うこと
    により無線装置親機および無線装置子機の動作電源とな
    る電池の消耗をセーブする自動検針システムにおいて前
    記無線装置を設置するまでの期間該無線装置の電池の消
    耗を防止する自動検針システムにおける無線装置の電池
    消耗防止装置であって、 前記無線装置親機において前記端末側網制御装置との接
    続端子を短絡する短絡手段と、前記接続端子が短絡状態
    にあることを検出する短絡検出手段と、該短絡検出手段
    が前記短絡状態を検出している場合には、前記無線通信
    のための間欠的なキャリアセンス動作を停止させるキャ
    リアセンス停止手段と、前記短絡検出手段が前記短絡状
    態を検出し得なかった場合、前記無線通信のための間欠
    的なキャリアセンス動作を開始させるキャリアセンス開
    始手段とを有することを特徴とする自動検針システムに
    おける無線装置の電池消耗防止装置。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続された端末側網制御装置
    に無線装置親機を接続し、メータに無線装置子機を接続
    し、該無線装置子機と前記無線装置親機との間を無線回
    線を介して接続することにより、前記メータで計測した
    検針データを含む情報を前記無線装置子機、無線回線、
    無線装置親機、端末側網制御装置、電話回線を介して収
    集するとともに、前記無線装置親機と無線装置子機との
    間の無線通信を間欠的なキャリアセンス動作で行うこと
    により無線装置親機および無線装置子機の動作電源とな
    る電池の消耗をセーブする自動検針システムにおいて前
    記無線装置を設置するまでの期間該無線装置の電池の消
    耗を防止する自動検針システムにおける無線装置の電池
    消耗防止装置であって、 前記無線装置子機において前記メータから受信信号が入
    力されるまでは前記無線通信のための間欠的なキャリア
    センス動作を停止させるキャリアセンス停止手段と、前
    記メータからの前記無線装置子機の接続端子に対する逆
    接続またはメータからのテスト信号による最初の受信信
    号の入力により前記無線通信のための間欠的なキャリア
    センス動作を開始させるキャリアセンス開始手段とを有
    することを特徴とする自動検針システムにおける無線装
    置の電池消耗防止装置。
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