JP3247546B2 - ソータ - Google Patents

ソータ

Info

Publication number
JP3247546B2
JP3247546B2 JP14560094A JP14560094A JP3247546B2 JP 3247546 B2 JP3247546 B2 JP 3247546B2 JP 14560094 A JP14560094 A JP 14560094A JP 14560094 A JP14560094 A JP 14560094A JP 3247546 B2 JP3247546 B2 JP 3247546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
bin
bins
cam body
spiral cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14560094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07330210A (ja
Inventor
美佐夫 小林
真 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisca Corp
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP14560094A priority Critical patent/JP3247546B2/ja
Priority to US08/460,222 priority patent/US5685540A/en
Publication of JPH07330210A publication Critical patent/JPH07330210A/ja
Priority to US08/858,402 priority patent/US5810352A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3247546B2 publication Critical patent/JP3247546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H39/00Associating, collating, or gathering articles or webs
    • B65H39/10Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad
    • B65H39/11Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad in superposed carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C1/00Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
    • B22C1/16Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
    • B22C1/162Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents use of a gaseous treating agent for hardening the binder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/50Driving mechanisms
    • B65H2403/51Cam mechanisms
    • B65H2403/511Cam mechanisms involving cylindrical cam, i.e. cylinder with helical groove at its periphery
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1111Bottom with several surface portions forming an angle relatively to each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2408/00Specific machines
    • B65H2408/10Specific machines for handling sheet(s)
    • B65H2408/11Sorters or machines for sorting articles
    • B65H2408/113Sorters or machines for sorting articles with variable location in space of the bins relative to a stationary in-feed path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写装置など
のシート供給装置から供給されるシートを受けて前記各
ビンへ配向する配向口に対して移動自在のビンを有する
ビン移動型のソータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年シート供給装置としての例えば複写
装置では、複数の原稿を一括して供給セットし、これら
の原稿に対応して処理されたシートを自動的にページ順
に揃え(丁合い、又はソーティング)たり、ページ毎に
揃え(仕分け、又はグルーピング)たりするソータが便
利に多用されるようになってきている。
【0003】一方、複写装置は年々小型化が図られ、こ
れに連れてソータも一層のコンパクト化が要請されるよ
うになってきた。
【0004】このような要請に応えるため、近年、例え
ば複数のビンを移動自在に隣接配列し、複写装置から供
給されるシートを受けて前記各ビンへ配向する配向口を
具備するとともに、カム溝を有する螺旋カム体を立設
し、カム溝に沿わせて前記ビンを移動し、螺旋カム体を
軸周りに1回づつ回転して各ビンを順次配向口へ案内し
てシートを収納させるものが用いられるようになってき
た。
【0005】このようなソータでは、一般に螺旋カム体
のカム溝を複数の異なった傾斜角度をもつものに形成
し、螺旋カム体を軸周りに1回づつ回転して各ビンのビ
ン間隔を各螺旋溝に対応させて異ならせるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来型のソ−タでは、例えば、複写機本体から供給
されるシ−トを受けて各ビンにシ−トを配向する配向口
に対向する位置(シ−ト収納位置)にあるビンは、シー
ト収納動作中と、収納されたシートを各ビンから取り出
す取出し動作中の区別なく、常に他のビンよりも広い間
隔を保持しており、他のビンも両動作におけるビン間隔
は同一であった。従って、従来のソ−タには、例えば、
シート収納動作中のシート収納位置における広いビン間
隔が、シート取り出し時には無駄であるという不具合が
あった。また一方、取出し動作中は取出し位置にあるビ
ン間隔を広くすることによって取り出し性を向上させた
り、取り出し時のビン間隔を狭めて一度に取り出しでき
るビン数を多くして、シ−トの取り出し効率を向上させ
る等、ソ−タのモ−ド、複写機本体の配向口の位置、操
作者の好み等に応じて、各ビンの配置言い換えれば各ビ
ンのビン間隔を変化させることが従来のソ−タではでき
ないため、使いがってに問題があった。
【0007】この発明の目的は、ビン移動型ソ−タにお
いて、ソ−タのモ−ド、複写機本体の配向口の位置、操
作者の好み等に応じて、各ビンの配置言い換えれば各ビ
ンのビン間隔を変化させることにより、使いがっての良
いソ−タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にな
る下記ソータによって達成される。 (1)互いに隣接して配列された移動自在の複数のビン
と、これら各ビンとそれぞれ係合する複数のカム溝を有
する螺旋カム体を回転させて前記ビンを順次移動させる
ソータにおいて、前記螺旋カム体の1回転当たり複数の
停止位置を設け、前記各ビンのビン間隔を前記停止位置
毎に異ならせたソータ。 (2)前記複数のカム溝の内、所定の隣り合うカム溝の
各傾斜角度を異ならせた(1)のソータ。 (3)前記各傾斜角度を、前記各停止位置毎に異ならせ
た(2)のソータ。 (4)前記隣り合うカム溝の一方の傾斜角度は0度を含
む(2)、(3)のソータ。 (5)互いに隣接して配列された移動自在の複数のビン
を順次移動させるソータにおいて、シートをビンに収納
するシ−ト収納モ−ド時と、シートをビンから取り出す
シ−ト取り出しモ−ド時とで、ビンの間隔を異ならせた
ソータ。 (6)前記シート収納モ−ド時の各ビン間隔をX1と
し、前記シート取り出しモ−ド時の各ビン間隔をX2と
した場合、X1>X2となる(5)のソ−タ。 (7)前記シート収納モ−ド時の各ビン間隔をX1と
し、前記シート取り出しモ−ド時の各ビン間隔をX2と
した場合、X1<X2となる(5)のソ−タ。 (8)前記シート収納モ−ド時と、前記シート取り出し
モ−ド時とで、前記複数ビンの内の所定のビンのビン間
隔を異ならせた(5)のソ−タ。 (9)前記所定のビンは、シ−ト収納モ−ド時にシ−ト
を収納する位置にあるビンである(8)のソ−タ。 (10)シ−ト収納モ−ド時にシ−トを収納する位置に
あるビンの間隔が、シート取り出しモ−ド時のビン間隔
よりも広い(9)のソ−タ。 (11)各ビンとそれぞれ係合する複数のカム溝を有す
る螺旋カム体を回転させて前記ビンを順次移動させるソ
ータにおいて、前記螺旋カム体の1回転当たり、シ−ト
収納モ−ド、シ−ト取り出しモ−ドに対応した複数の停
止位置を設け、シ−ト収納モ−ド時とシ−ト取り出しモ
−ド時とで前記螺旋カム体の停止位置を異ならせた
(5)から(10)のソータ。 (12)前記複数のカム溝の内、所定の隣り合うカム溝
の各傾斜角度を異ならせた(11)のソータ。 (13)前記各傾斜角度を、前記各停止位置毎に異なら
せた(12)のソータ。 (14)前記隣り合うカム溝の一方の傾斜角度は0度を
含む(12)、(13)のソータ。 (15)シート収納モ−ドの完了後、前記シ−ト取り出
しモ−ドに対応した停止位置に達するまで前記螺旋カム
体を所定角度回転させると共に、シ−ト取り出し位置に
あるビン内のシ−トが取り除かれたことが検知される毎
に前記螺旋カム体を360度×N(Nは整数)づつ回転
させる螺旋カム体回転制御手段を設けた(8)から(1
4)のソータ。 (16)前記シ−ト取り出し時に対応した停止位置に達
するまでの前記螺旋カム体の所定角度を180度とした
(15)のソ−タ。 (17)前記収納モ−ドから前記取り出しモ−ドへの変
更信号をトリガ−として前記螺旋カム体を前記所定角度
回転回転させる(15)、(16)のソ−タ。 (18)前記シ−ト取り出し時に対応した停止位置に達
するまでの前記螺旋カム体の所定角度を検知する検知手
段を有する(15)から(17)のソ−タ。
【0009】
【実施例】次に図面に基づき本発明の一実施例を説明す
る。
【0010】本実施例ではシート供給装置として複写装
置Aが用いられており、ソータ10はこの複写装置Aか
ら排出されるコピー済みシートの分類収納手段として用
いられている。
【0011】複写装置Aの主要部は周知の構造のもので
あり、内部で処理されたコピー済みシート(以下単にシ
ートと称する)は排紙口1からソータ10へ送入され
る。
【0012】ソータ10は図2のように基台14の上に
立設された一対の枠体側板15、16の内部に複数のビ
ン30を備えている。なお図2ではカバー体11は図示
していない。また枠体側板15、16は結合部材19
a、19bによって強固に結合されている。
【0013】枠体側板15に穿設された取付け長穴15
aには、後に述べるビン移動手段50を構成する螺旋カ
ム体51を回転自在に支持する支持部材17が嵌入固定
されている。
【0014】一方の枠体側板16には2個の取付け長穴
16a、16bが穿設され、同じく支持部材18a、1
8bが嵌入固定されている。
【0015】図1において、複写装置Aに対面する前面
には排紙口1からシートを受けて送る給送経路20が設
けられており、この給送経路20のビン30側の出口は
配向口20aとなっている。
【0016】給送経路20の入口側には受入れローラ対
21が、また配向口20aには配向ローラ対22がそれ
ぞれ配置されている。これら各ローラ対21、22は給
送モータ23と一連のベルト、ギヤトレン等で駆動され
ている。なお、給送モータ23には速度センサS1が、
また配向ローラ対22の手前には給排紙センサS2が配
設されている。給排紙センサS2は配向口20aを通過
して配向されるシートの枚数カウンタとしても機能して
いる。
【0017】この実施例では10枚のビン30が上下に
隣接した状態で配設されている。そこでここでは、上の
方から、ビン301、302、・・・3010などと呼ぶこ
とにする。
【0018】各ビン30は図4のように、深く切り込ま
れた切欠31aを有する載置部31と、シートの先端を
受けて整合する受け板32とからなり、次に述べるビン
毎シート有無検知センサS10を構成する揺動レバー41
のための切欠穴35が穿設されている。そして、前記載
置部31の側縁からは図4に示すように、後述する螺旋
カム体51のカム溝51A,B,C,Dに係合する係合
ピン33、34a、34bが突設されている。
【0019】ビン毎シート有無検知センサS10は図1の
ようにホトカプラに成るセンサ本体40、支点42を中
心に鉛直面内に揺動自在に枢支された揺動レバー41、
この揺動レバー41の基部に固設され、ホトカプラの光
軸を切るセクタ43などによって構成されている。そし
て、ビン30にシートがあると前記切欠穴35が塞さが
れ、揺動レバー41が持ち上げられ、セクタ43がホト
カプラの本体40の光軸を切り、シートありを検出す
る。ビン30にシートが収容されていないと、前記切欠
穴35に揺動レバー41が落ち、セクタ43がセンサ本
体40の光軸を開き、シート無しを検出する。
【0020】ここで本実施例におけるシートの先端、後
端並びにビン30の先端、後端あるいは後部などの定義
をしておく。
【0021】シートが給送経路20を進行しているとき
は進行方向に向かってシートの先端、後端が決まるので
あるが、このようなシートの後端が配向ローラ対22を
離れた瞬間から以降は、先端、後端を逆にして、それま
での先端を後端又は後部、又後端を先端又は先端部など
と称することとする。そしてこのシートの先端、後端の
定義に対応して、ビン30も受け板32側を先端部、前
方部あるいは前部、反対側を後部、後方部などと称する
こととする。このような定義はソータ全体についても言
うことができ、その複写装置Aに対面する側を前方と
し、反対側を後方とする。これはあくまでソータ10を
中心にしたもので、その複写装置Aに対する付属装置と
の考えから出たものである。第1図は複写装置Aから排
出されたシ−トを各ビン30に収納するシ−ト収納モ−
ド時のソ−タの状態をを示した図であるが、ビン30は
図示のように受け板32側、つまり前方部を下にして載
置部31を上方に高くした傾斜角αを有している。
【0022】しかして上記ビン30はビン移動手段50
によって自在に移動制御されるように構成されており、
このビン移動手段50は支持部材17、18a、18b
に回転自在に支持立設された3本の螺旋カム体51・・
と、駆動モータ61、駆動伝達部材62等から成る駆動
装置60とからなっている。
【0023】螺旋カム体51は円筒体外周に図1、図6
〜図15に示されるように4種類の異なったリード角を
有する螺旋状のカム溝51A、51B、51C、51D
を施したものであって、各カム溝51A〜51Dは何れ
も右巻きとなっており、従って、右回転でビン30上
昇、左回転で下降するものである。そして、各カム溝の
傾斜角はそれぞれ下から51Aがθ1、51Bがθ2、5
1Cがθ3、51Dがθ4となっている。この内、カム溝
51Cは2個の異なった傾斜角θ31とθ32との複合され
たものであってθ3=θ31+θ32である。本実施例では
螺旋カム体51の半回転(180゜)ではθ31=0度と
なっている。
【0024】そして各傾斜角の間は θ2≒θ32>θ1
θ4 の関係に成されている。これに伴いシ−ト収納モ
−ド時に螺旋カム体51の回転角度0度の各カム溝に係
合したときのビン30の間隔Lは L2>L3>L1≒L4
の関係となる。
【0025】上記のようにカム溝51Aのリード角θ1
は小さく、ビン30の間隔は収容最大枚数を考慮した最
小間隔L1になされており、又図示のようにビン30の
枚数(本実施例では10枚)に見合ったカム溝数となっ
ている。このカム溝51Aの位置をビン30のホーム位
置と名付ける。
【0026】次のカム溝51Bの傾斜角θ2は大きく、
ビン間隔L2は図1のように最大になっている。シート
はビン30がこの位置にあるとき、シートの配向を受け
る。この位置をシート収納位置と名付ける。なおこのシ
ート収納位置におけるカム溝51Bは1個、つまり1回
転分を有するのみである。
【0027】前述の通りカム溝51Cは複合傾斜角を有
しており、θ3のθ31は図6(b)〜図15(b)に示
すように螺旋カム体51が180度回転するまでは、0
度の傾斜角度を維持している。このため、カム溝51C
の傾斜角度と隣接するカム溝51Bの傾斜角度との差に
よって両カム溝上のビン同士の間隔は螺旋カム体51の
回転と共に狭まることになる。従って、図9(b)、図
14(b)に示すように、螺旋カム体51が停止する回
転角度が0度の場合と180度の場合とで比較してみる
と、同一スペ−スX内において、停止回転角度180度
の方がシ−トを取り出すビンとしてビンγを追加するこ
とができ、シ−ト取り出し用のビンは1ビン増えること
になる。従って、本実施例においては、シ−トを収納す
るビンの間隔が広がる『螺旋カム体51の回転角度が0
度の時』をシ−ト収納モ−ドとし、シ−トを取り出すビ
ン数が増える『螺旋カム体51の回転角度が180度の
時』をシ−ト取り出しモ−ドとしており、各モ−ドの詳
細は後述するものとする。
【0028】カム溝51Cの上には、ビン30の間隔を
ほぼカム溝51Aと等しい間隔を有するカム溝51Dを
設定している。
【0029】さて、本実施例では、螺旋カム体51が3
60度づつ回転する際の始動、停止の基準となる位置
(以下停止位置という)を、シ−ト収納モ−ドとシ−ト
取り出しモ−ドに応じて螺旋カム体51の一回転当たり
2ケ所設けており、これにより、シートの収納動作モ−
ドと、各ビン30からシートを取り出す取出しモ−ドと
で、螺旋カム体51の軸周り停止位置を異ならせること
ができるものである。
【0030】より具体的に本実施例では、1つの例とし
て前述の通りシ−ト収納モ−ド終了後、螺旋カム体51
をシ−ト取り出しモ−ドでの停止位置、即ちシ−ト収納
モ−ドでの螺旋カム体51の停止位置から半回転、つま
り180度の位置まで回転させることにより、シ−ト取
り出しモ−ドとしての停止位置の基準をセットした後に
シ−トの取り出しに応じて360度づつ螺旋カム体51
を回転、停止制御することにより、シ−ト収納モ−ドで
のシ−ト収納位置にあるビン間隔をシ−ト取り出しモ−
ド時に狭め、取り出し用のビン数を実質的に増加させる
ようになっている。そこで、螺旋カム体51がシ−ト収
納モ−ドでの停止位置(以後これを原点位置と称する)
から出発したのか、シ−ト取り出し位置から出発したの
か弁別する必要がある。そのため本実施例では、螺旋カ
ム体51のうちの一つに図3、図5のように、螺旋カム
体回転制御手段としての、半月形のカム板52及びホト
カプラになる位相弁別センサS7を設けている。この位
相弁別センサS7によれば例えば次のように原点位置
(停止角位置0゜)や原点位置から更に180度の位置
が判別できる。 ビン上昇時(モ−タ61正転) センサS7 ON→OFF 0゜ センサS7 OFF→ON 180゜ ビン下降時(モ−タ61逆転) センサS7 ON→OFF 180゜ センサS7 OFF→ON 0゜ また、別の方法として、螺旋カム体51の回転軸上に1
80度の位相をもって設けられた2つの突起を設け、こ
の内、各ビンがホ−ム位置にあるときに検知される突起
を起算点として、以後奇数番目に検知される突起を原点
位置から180度の位置、偶数番目に検知される突起を
原点位置として、常にその検知回数を記憶しておくこと
によってシ−ト収納モ−ドとシ−ト取り出しモ−ドに於
ける螺旋カム51の回転制御を行うものでもよい。
【0031】傾斜角αをつけるために各螺旋カム体51
は回転位相は同じくして、しかも相互の鉛直方向位置を
若干ずらして既に述べた支持部材17、18a、18b
にそれぞれ回転自在に支承されている。
【0032】駆動伝達部材62は駆動モータ61の出力
軸に取り付けられた駆動プーリ63と、各螺旋カム体5
1の下部軸端に固設されたそれぞれのベルトプーリ64
・・と、これら各プーリ63、64・・に巻回された歯
付きベルト65とから成っている。
【0033】駆動モータ61には更に螺旋カム体51の
回転数を検出するための回転センサS3が備えられてい
る。回転センサS3は螺旋カム体51の回転信号を図示
外の制御装置に送るこにより、上昇あるいは下降するビ
ン30の枚数をカウントするカウント手段としても作用
している。
【0034】なお、全ビン30が下降してホーム位置P
1にくるとき、その最下位のビン3010を検知するホー
ム位置センサS5及び全ビン30が上昇した際に、その
上方極限位置を検知する上限センサS6が図1のように
設置されている。また、S4は総てのビン30において
シートの有無を検出するシート有無検出センサであり、
各ビン30を通した受光、発光素子から成っている。
【0035】ここで、図16によってシ−ト取り出し検
知センサS10の上記実施例とは異なる他の構成例を示
す。
【0036】上記実施例では、揺動レバー41は先端に
ローラを有するものの、ビン30から一旦取り出そうと
したシートを、何らかの理由で元へ返そうとすると、シ
ート先端が前記揺動レバー41に引っ掛かってしまう。
【0037】上記問題点を改良したのが、この実施例
で、図16のように、揺動レバー71の先端部にシート
の誘導部71aを設けた。そして、ローラ74を誘導部
71aの基部に取り付けたものである。
【0038】上記のように構成することにより、取り出
しかかったシートを元へ戻すような場合、シートは誘導
部71aに誘導され、揺動レバー71の下方へ安全に復
帰させることができる。
【0039】次に、図17乃至図19を援用して、ビン
位置センサの変形例を説明する。
【0040】この位置センサS12は、一対のホトカプラ
81、82によって、ホーム位置、上限位置、下限位置
の論理を形成しようとするものであり、特定のビン、例
えば最下ビン3010に結合されたレバー80、このレバ
ー80に固設されたホーム位置用遮蔽板80a、下限位
置用遮蔽板80b、上限位置用遮蔽板80c、上のホト
カプラ81及び下のホトカプラ82とから構成されてい
る。
【0041】図17はホーム位置の状態を示しており、
ホーム位置用遮蔽板80aは下のホトカプラ82を切っ
ているが、下限位置用遮蔽板80bはまだ上のホトカプ
ラ81を遮蔽していない。これに対して図19の下限位
置では、ホーム位置用遮蔽板80aは下のホトカプラ8
2を切っていると共に、下限位置用遮蔽板80bも上の
ホトカプラ81を切っている。つまり、下のホトカプラ
82単独ではホーム位置を示し、上下のホトカプラ8
1、82を同時に切る積論理によって下限位置を示すも
のであり、この情報によって、ビン30の移動は以後上
方指向となる論理を組むことができる。
【0042】一方、図18のように、上限位置用遮蔽板
80cが上のホトカプラ81を切ることによって上限位
置が示され、この情報は上記の何れの情報とも混同する
こはなく、ビンの下方指向の論理とすることができる。
次に動作を説明をする。最初に収納動作を説明する。
【0043】ソータ10にはノンソートモード及びソー
トモードの本体装置側での選択に応じ得るようになって
いる。そして、ソートモードには更にページ毎に揃える
丁合い(ソーティング)と、ビン毎に所定ページのもの
を揃える仕分け(コレイティング又はグルーピング)と
があることは周知の通りである。
【0044】当初、ビン30は図1のカム溝51Aに示
されるホーム位置にあるものとする。この場合最上部の
第1ビン301は配向ロ−ラ対22からシ−トを受ける
べく、カム溝51Bに示すシート収納位置に存在してい
ることにもなり、その上方は広く空いている。
【0045】そこでノンソートモードが選択されていれ
ば、シートはこの第1ビン301にそのまま収納される
ことになる。もし第1ビン301だけで不足する場合に
は、自動若しくは図示外の手動ボタンで螺旋カム体51
を駆動して一回転させ(実施例では左回転)、第1ビン
301を上方へ移動させると、第2ビン302以下が若干
上昇し、この第2ビン302がシート収納位置にくるの
で、そのままシート配向を継続させればよい。
【0046】さて次に、図6〜図15を援用しながら収
納動作のうちのソートモードの場合について説明する。
【0047】先ず、仕分け(グルーピング)の場合に
は、上記ノンソートモードで手動で指示したビン30の
送りをページ数だけ自動的に送るようになる。
【0048】各ビン301〜3010は図6(a)のよう
に総てホーム位置にある。この場合、螺旋カム体51の
各カム溝と係合すべく各ビンに設けられた係合ピン3
3、34a、34bは図6(b)のように螺旋カム体5
1の回転角度が0度である時の各カム溝と係合してい
る。
【0049】そこで、複写装置Aから送られてきたシー
トは配向ローラ対22手前の給排紙センサS2によって
検知され、給送モータ23が始動し、シートは配向ロー
ラ対22によって第1ビン301へ送り込まれる。
【0050】第1ビン301へ所定枚数送り込まれる
と、シートカウンタとしての前記給排紙センサS2から
の信号によってビン移動手段50の駆動モータ61が始
動し、一回転(360゜)して第1ビン301が上昇
し、図7(a)のように第2ビン302がシート収納位
置に来て第2ページのシートが送入される。螺旋カム体
51に対する各ビン30の係合ピン33、34a、34
bの係合位置が螺旋カム体51の回転角度が0度である
時の各カム溝と係合していることは変わらない。一方、
第1ビン301は最大のカム溝51Bの傾斜角度θ2に沿
って上昇する。
【0051】第2ビン302に所定枚数のシートが送り
込まれると、その信号によって螺旋カム体51は左回転
し、第2ビン302を上方へ送り、代わって第3ビン3
3が収納位置へくる。一方第1ビン301はカム溝51
Cに沿って更に上位へ移行する。この際注目すべきは、
カム溝51Cにおける傾斜角度θ3は実際は回転角度1
80゜毎の傾斜角度θ31とθ32との複合となっており、
特にこの実施例ではθ31は0度であることから、螺旋カ
ム体51が180度回転するまでは、0度の傾斜角度を
維持している。このため、カム溝51Bからカム溝51
Cに移行する際に隣合うビン例えば第1ビン301と第
2ビン302、第2ビン302と第3ビン303等の間隔
は、狭まっている。これは、カム溝51Cの傾斜角度と
隣接するカム溝51Bの傾斜角度との差によって生じて
いるものである。
【0052】同様にして第4ビン304まで収納が完了
すると、上記同様更に一回転して第5ビン305が収納
位置に来るが、一方の第1ビン301の方は図10
(a)のようにカム溝51Dと係合する位置に達し、第
2ビン302とのビン間隔はホ−ム位置同様非常に小さ
いものとなっている。
【0053】このようにして所定ページのシートが送り
込まれると仕分け完了となる。仕分け動作に使用されな
かったビン30は螺旋カム体51の回転数(整数回)だ
け上昇し、残ったビン30のうちの最上位のビン30を
シート収納位置にしてホーム位置に止まっている。
【0054】仕分け完了となれば、次は各ビン30に収
納されたシートを取り出す取出し動作に移行するわけで
あるが、これについてはまとめて後段で説明する。
【0055】次に収納動作のうちの丁合い(ソーティン
グ)動作について説明する。
【0056】丁合いの場合はページ毎にシートを揃える
のであるから、第1ビン301から所望部数に対応する
ビン、例えば第5ビン305までが最初に第1枚目のシ
ート、つまり第1ページ目のシートを順次収納して行
く。その際の各ビン301〜305の上昇動作は上記仕分
け動作の場合と同様であるが、第5ビン305はシート
を受けたらそのままシート収納位置に止まっている。そ
してその位置で第2ページ目のシートの配向を受ける。
【0057】先ず第1ページ目の最初のシートの後端が
給排紙センサS2に検知され、若干時間後にこのセンサ
2の信号によって駆動モータ61は正回転し、第1ビ
ン301を螺旋カム51Cに係合する位置へ送り、第2
ビン302を螺旋カム51Bと係合するシート収納位置
へ上げる。そしてここで第1ページ目の第2シートを収
納させ、以下同様に各ビン30へシートを配向してい
く。
【0058】次にシート第2ページ目の配向では、第2
ページ目の最初のシートの後端が給排紙センサS2に検
知されて若干時間後に、このセンサS2の信号によって
駆動モータ61は逆回転し、第5ビン305以下のビン
30は下方へ移動するとともに、第4ビン304がシー
ト収納位置へ下がってくる。そして第2ページ目の第2
枚目がこの第4ビン304へ配向される。
【0059】このようにして第1ビン301まで第2ペ
ージ目のシートが配向されたならば、今度は前記第1ペ
ージ目のシートの配向動作と同様に、第1ビン301
ら第3ページ目のシートが順次配向されていく。
【0060】収納シートのページ数が奇数のときは、シ
ートを収納しているビン30はその最下位のもの以外
(301〜304)はシート収納位置よりも上方にあり、
前記最下位のビン305のみはシート収納位置にある。
【0061】上記動作中において、螺旋カム体51が1
ビンをシフトする毎に全て360度づつ回転することは
勿論である。
【0062】また、収納動作中はシ−ト取り出し検知セ
ンサS10は作動しないように成されている。
【0063】次に各図、特に図6(a)、図7(a)〜
図10(a)及び図11(b)、図12(b)〜図15
(b)を援用してシートの取出し動作について説明す
る。
【0064】先ず、シート収納動作完了時点において、
本実施例のソ−タでは、それまでのシ−ト収納モ−ドか
らシ−ト取り出しモ−ドへの移行は、シ−ト収納モ−ド
からシ−ト取り出しモ−ドへの切り替え信号に基づいて
なされている。この信号は、複写装置Aの側からの信号
でも、ソータ10側に設けられた図示しない取り出しス
イッチからの信号であってもよい。なお、どのビンまで
シートが収納されているかと言う情報は駆動装置60側
の回転センサS3からの信号によって、図示しない制御
装置が記憶している。なお、シ−ト収納モ−ドではその
機能を停止していたシ−ト取り出し検知センサS10もシ
−ト取り出しモ−ド時は機能するようになっている。
【0065】ソ−ティング枚数が奇数の場合(部数が2
部以内の場合を除く)は、シ−ト収納モ−ド終了時の各
収納ビンは図8(a)乃至図10(a)に示されるよう
にシソ−タの上方部分にて停止している。そこで、複写
装置A又は取り出しスイッチからの信号によって、取り
出し信号が発せられると、当該信号をトリガ−として、
先ず駆動モータ61によって螺旋カム体51が半回転
(180度)する。そして、上記180度回転した位置
を起点として、シ−ト取り出し検知センサ−10によっ
てシ−ト無が検知されるまで360度×N(N=整数)
分各ビンを下げる方向に回転し、シ−ト取り出し検知セ
ンサ10によるシ−ト無しが検知された時点で螺旋カム
体51の回転を停止する。そして、停止時にオ−バ−ラ
ンした回転量分を再度各ビンを上昇させるべく回転した
後、図13(a)、図13(b)の状態で螺旋カム体5
1は停止する。このように、ソ−ティング枚数が奇数枚
(但し、部数が2部以内の場合を除く)のとき、シ−ト
取り出しモ−ド移行時に全てのビンを一旦ホ−ム位置に
戻すことなく、シ−ト取り出しモ−ドに移行できるた
め、時間的なロスがない。この状態で、先頭の3ビン
は、いずれもその上下に適当なスペ−スが設けられてい
るため、これらのビンに収納されているシ−トは極めて
取り出しやすくなっており、例えば、ソ−ティング部数
が3部以上の場合、一度に3ビン分の取り出しも可能と
なっている。シートが取り出されると、シ−ト取り出し
検知センサS10の揺動レバー41が各ビンの切欠穴35
に落ち込み、センサ本体(ホトカプラ)40をOFF→
ONに切り換える。このとき、全ビンのシート有無セン
サS4がまだシート有りとなっている場合は、他のビン
内部にシ−トがあることを示しているので、螺旋カム体
51を360度の正数倍分回転が回転させて、これらシ
ートを保有しているビン30がシ−ト取り出し検知セン
サS10によって検知される位置まで、該ビンを上昇させ
る。このときの螺旋カム体51の回転数は、シ−トが取
り出されたビン及び取り出されたシ−ト部数に応じて決
まってくる。以後この動作を繰り返す。
【0066】そして、全てのシートが各ビンから取り出
されると、全ビンのシート有無センサS4の信号に基づ
き、全ビンをホ−ム位置に戻すべく、螺旋カム体51は
右方向(下降方向)に180度回転した後、(ソ−ティ
ング部数−1)×360度の回転をして、全ビン30を
ホーム位置へ納めて動作を完了する。このとき用いられ
るソ−ティング部数は、ソ−タ自身又は本体装置に設け
られた制御装置から引き出されるものであり、このソ−
ティング部数は当該制御装置によって、ソ−ティング終
了時に記憶されるようになっている。
【0067】ソ−ティング枚数が偶数の場合及びソ−テ
ィング枚数が奇数で且つ部数が2部以内の場合は、シ−
ト収納モ−ド終了時の各収納ビンは図6(a)、図6
(b)、図7(a)、図7(b)のようにシ−ト収納ビ
ンはソ−タの下方部分にて停止している。そして、ソ−
ティング枚数が奇数枚のときと同様、複写装置A又は取
り出しスイッチからの信号によって、取り出し信号が発
せられると、当該信号をトリガ−として、先ず駆動モー
タ61によって螺旋カム体51が半回転(180度)す
る。そして、螺旋カムの回転位置制御も、前述の奇数枚
時と同様であり、螺旋カム体51が180度回転した位
置を起点として、シ−ト取り出し検知センサ−10によ
ってシ−ト有が検知されるまで360度×N(N=整
数)分回転して図13(a)、図13(b)の状態で螺
旋カム体51は停止する。この状態で、先頭の3ビン
は、いずれもその上下に適当なスペ−スが設けられてい
るため、これらのビンに収納されているシ−トは極めて
取り出しやすくなっており、例えば、ソ−ティング部数
が3部以上の場合、一度に3ビン分の取り出しも可能と
なっている。以後シ−ト取り出しに応じたビン移動制御
は上述の奇数枚時と同様である。尚、ソ−ティング部数
が2部以下でシ−ト枚数が偶数の場合は、図7、図8の
状態で収納動作が終了する。この場合、収納モ−ド終了
後、図12、図13に示す取り出しモ−ドに移行して
も、取り出し位置にある部数は変化しないので、ソ−テ
ィング部数が2部以下でシ−ト枚数が偶数の場合には、
収納モ−ド終了後、取り出しモ−ドに移行することな
く、シ−トを取り出すようにしてもよい。通常、シ−ト
取り出し時には、取り出し検知センサ−S10によるシ−
ト取り出し検知位置即ち図13の状態でビンの移動を停
止し、取り出し検知センサ−S10によりシ−トの取り出
しが検知される度に、ビンを移動していくようになって
いるが、ソ−ティング部数が5部以下でシ−ト枚数が偶
数の場合は、収納モ−ド終了後、取り出しモ−ドに移行
した後、図13の位置に停止せず、直接図14の状態に
移行するようにしてもよい。即ち、図14の状態では、
ビン群の上部5ビンを紙葉しているため、最上位のビン
301は非取り出し位置にありながら、その上部には十
分な空間があり、取り出しビンとして使用できる。さら
にシ−トを収納しているビン群の中の最下位ビン305
の下の各ビンにはシ−トが収納されていないため、図4
に示す切欠31aを通してビン305の下方にも十分な
空間があり、同じく取り出しビンとして使用できる。従
って、ソ−ティング部数が5部以下でシ−ト枚数が偶数
の場合は、収納モ−ド終了後、取り出しモ−ドに移行し
た後、図13の位置に停止せず、直接図14の状態に移
行することにより、5部のシ−トを一度に取り出すこと
ができる。また、ソ−ティング部数が3部以下でシ−ト
枚数が偶数の場合に、収納モ−ド終了後、図13の位置
に停止せず、図11、図12に示す取り出しモ−ドに移
行した時点で、シ−トを取り出すようにして、シ−トの
取り出しに要する時間を短縮するようにしてもよい。ま
た、本実施例のソ−タにおいては、シ−ト収納モ−ド
時、取り出し検知センサ−S10によるシ−ト取り出し検
知後、所定時間タイマ−をカウントした後にビンを移動
するようして、ビンの早急な移動により操作者の手がビ
ンに挟まれる等の事故を防止している。しかしながら、
操作者が手際よくビン内部のシ−トを取り出して次シ−
トの取り出しができる態勢にありながら、ソ−タのタイ
マ−カウントを待つことは、操作者に不快感を与えるた
め、別にマニュアルのビン移動ボタンを設け、このボタ
ンを操作者が押すことにより、ソ−タのタイマ−カウン
トが完了しない場合でも、次ビンを取り出し位置に移動
させるようにしてもよい。また、本実施例では、3本の
螺旋カムを用いてビンを移動していたが、2本の螺旋カ
ムを用いるものであってもよい。
【0068】又、本実施例では、螺旋溝1ピッチ当たり
1ビンが設けられていたため、螺旋カム体の1回転当た
り複数の停止位置を設けたが、螺旋溝複数ピッチ当たり
1ビンの割合でビンが設けられている場合等では、螺旋
カム体の複数回転当たり複数の停止位置を設けるように
してもよい。 <変形例>本実施例では、図6から図15において、螺
旋カム体51の回転角度が0度、180度で示される2
箇所を螺旋カム体51の停止位置として設定したが、3
箇所以上停止位置を設けて、各停止位置毎に隣あうカム
溝の傾斜角度を異ならせ、各ビン間隔をことならせても
よいことはいうまでもない。また、この停止位置の増加
に伴い、螺旋カム体51の回転制御手段の突起数を増加
させて、螺旋カム体51の180度未満の回転停止位置
を検知するようにしてもよい。本実施例では、シ−ト収
納位置のビン間隔が広い分、シ−ト収納モ−ド時とシ−
ト取り出しモ−ド時のビン間隔は下記の通り異なってい
たが、 シ−ト収納モ−ド時のビン間隔>シ−ト取り出しモ−ド
時のビン間隔 逆にシ−ト収納モ−ド時のビン間隔<シ−ト取り出しモ
−ド時のビン間隔として、シ−ト取り出し性を向上させ
るようにしてもよい。
【0069】本実施例では、シ−ト収納モ−ドにおいて
収納位置にあるべきビンのビン間隔をシ−ト取り出しモ
−ド時に変化させるものであったが、間隔を変化させる
対象は、収納位置にあるビンに限定される必要はなく、
例えば、取り出し用のビン間隔をシ−ト収納モ−ド時よ
りもシ−ト取り出しモ−ド時の方が広くなるようにし
て、シ−トを取り出し易くして収納位置以外にあるビン
の間隔を変化させるものであってもよいし、シ−ト取り
出しモ−ド時に全ビンの間隔を広げて、全ビンをシ−ト
取り出し用のビンとする等、シ−ト収納モ−ド時とシ−
ト取り出しモ−ド時とで、全ビンの間隔を変化させるも
のでもよい。
【0070】又本実施例では、シ−ト収納位置における
ビン間隔を、取り出しモ−ド時に狭めることによって、
取り出し用のビン数を増やしてシ−ト取り出しの効率向
上を図っているが、取り出しモ−ド時にシ−ト取り出し
用のビンの間隔を広げてシ−トの取り出しを容易にする
等の変形も可能である。
【0071】又、所定停止位置毎にビン間隔を変化させ
得る本発明を用いたソ−タによれば、同一の螺旋カムを
用いながら、ある停止位置で、ソ−タの上方部分に広い
ビン間隔を有するシ−ト収納位置を設定し、他の停止位
置でソ−タの中央部あるいは下部でシ−ト収納位置を設
けることかできるので、複数種類の複写機等の本体装置
に対して容易に適合され得るものである。
【0072】
【発明の効果】本発明に係る請求項1のソータによれ
ば、螺旋カム体のカム溝を、互いに異なるリードによっ
て構成(請求項2)するか、1回転当たり複数の異なっ
たリード角によって形成(請求項3)するか、1回転中
連続して変化するリード角によって形成(請求項4)す
るかした上で、螺旋カム体の1回転当たり複数の停止位
置を設け、各ビンのビン間隔を、前記停止位置毎に異な
らせるようにしたから、例えばシート収納動作や取出し
動作、その他の動作モードに応じて最適のビン間隔を選
択することができ、使い勝手の良いソータが得られる。
【0073】請求項6のソータによれば、シートをビン
から取り出すときの螺旋カム体の軸周り停止角度位置
を、シートを収納するときの軸周り停止角度位置とは異
ならせる(請求項7)などして、シートを収納するため
に停止したときと、シートをビンから取り出すために停
止したときとで、各ビンの間隔を異ならせたから、それ
ぞれの動作モードにおいて最適のビン間隔が得られ、従
ってまた無駄なスペースがなくなり、ソータ全体をコン
パクトに構成することができる。
【0074】請求項8のソータによれば、螺旋カム体の
カム溝を、互いに異なるリードによって構成し、これら
各リードに対応したシート収納位置及びシート取出し位
置における各ビン間隔をそれぞれL2,L3とし、L2
3とするとともに、シートの収納動作が完了したと
き、螺旋カム体を1回転(360゜)未満の停止位置に
停止させ、シート収納位置におけるビン間隔L2を狭め
てL21(<L2)としたから、シート取出し時には無駄
な大きなシート収納位置におけるビン間隔を節約でき、
その分取出し動作対象となるビン数を増やすことができ
る。
【0075】請求項9のソータは、前記請求項8のもの
において、L2≒2L3とするとともに、シート収納動作
が完了したとき、螺旋カム体の1回転(360゜)未満
の停止位置を、半回転(180゜)としたので、シート
取出し時には、シート収納位置でのビン間隔が半分にな
り、シート取出し位置でのビン間隔と同じくなる。つま
り、シート取出し位置相当のビン数が2個増大し、シー
ト取り出し動作を迅速に行うことができる。
【0076】請求項10のソータによれば、螺旋カム体
のカム溝を、互いに異なるリードによって構成し、これ
らのカム溝に対応して螺旋カム体の下端側から上方へ順
次各ビンの待機のためのホーム位置、配向口に対向して
シートを受けるシート収納位置、ビンから収納されたシ
ートを取り出すためのシート取出し位置及び集合位置と
し、各ビン位置におけるビン間隔をそれぞれ、L1
2,L3,L4としたとき、L2>L3>L1≒L4とする
とともに、収納動作完了信号に基づき、前記螺旋カム体
を軸周りに、1回転よりも小さい所定の回転角度を、1
回だけ正負何れかの方向に回転して停止させ、しかる後
ここを基点として、以後1回転づつ回転させるようにし
たから、収納動作中のビン間隔とは異なった最適のビン
間隔で取出し動作が行え、使い勝手がよい。
【0077】請求項11のソータによれば、請求項10
のソータにおいて、集合位置におけるビン数nが、n=
0のときはそのままシートを取り出し、n=1のときは
半回転各ビンを降下する方向に回転させ、n=2のとき
は、螺旋カム体を半回転ビン降下方向に回転させた後、
1回だけ下降方向に全回転させ、n=n0のときは、半
回転各ビンを降下方向に回転させた後、降下方向に
(n0−1)回転させ、しかる後、シート取り出し動作
を許容するようにしたから、シート取出し動作モードで
は、広い収納位置でのビン間隔を狭めることができ、ス
ペースを有効に利用できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソータの側面図である。
【図2】螺旋カム体とビンとの組み立て状態の説明図で
ある。
【図3】ビンと螺旋カム体と駆動装置との構成説明図で
ある。
【図4】ビンの斜視図である。
【図5】螺旋カム体の位相弁別センサ用カム板である。
【図6】シート収納動作中のビン移動状態を示す説明図
である。
【図7】シート収納動作中のビン移動状態を示す説明図
である。
【図8】シート収納動作中のビン移動状態を示す説明図
である。
【図9】シート収納動作中のビン移動状態を示す説明図
である。
【図10】シート収納動作中のビン移動状態を示す説明
図である。
【図11】シート取り出し動作中のビン移動状態を示す
説明図である。
【図12】シート取り出し動作中のビン移動状態を示す
説明図である。
【図13】シート取り出し動作中のビン移動状態を示す
説明図である。
【図14】シート取り出し動作中のビン移動状態を示す
説明図である。
【図15】シート取り出し動作中のビン移動状態を示す
説明図である。
【図16】ビン毎シート有無センサの他の構造例であ
る。
【図17】ビンのポジション検知を示す説明図である。
【図18】ビンのポジション検知を示す説明図である。
【図19】ビンのポジション検知を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ソータ 20a 配向口 30 ビン 51 螺旋カム体 51A〜51D カム溝 θ1〜θ4 カム溝のリード角 S3 (駆動モータ)回転センサ(ビン枚数のカウント
手段) S7 (螺旋カム体の)位相弁別センサ(螺旋カム体回
転制御手段) n 集合位置でのビン数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/00 - 39/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに隣接して配列された移動自在の複数
    のビンと、これら各ビンとそれぞれ係合する複数のカム
    溝を有する螺旋カム体を回転させて前記ビンを順次移動
    させるシ−ト収納装置において、前記螺旋カム体の1回
    転当たり、シ−ト収納時、シ−ト取り出し時に対応した
    複数の停止位置を設け、シ−ト収納時とシ−ト取り出し
    時とで前記螺旋カム体の停止位置を異ならせたことを特
    徴とするシ−ト収納装置
  2. 【請求項2】前記複数のカム溝の内、所定の隣り合うカ
    ム溝の各傾斜角度を異ならせたことを特徴とする請求項
    1記載のシ−ト収納装置
  3. 【請求項3】前記各傾斜角度を、前記各停止位置毎に異
    ならせたことを特徴とする請求項2記載のシ−ト収納装
  4. 【請求項4】前記隣り合うカム溝の一方の傾斜角度は0
    度を含む請求項2,3記載のシ−ト収納装置
  5. 【請求項5】シ−ト収納完了後、前記シ−ト取り出し時
    に対応した停止位置に達するまで前記螺旋カム体を所定
    角度回転させると共に、シ−ト取り出し位置にあるビン
    内のシ−トが取り除かれたことが検知される毎に前記螺
    旋カム体を360度×N(Nは整数)づつ回転させる螺
    旋カム体回転制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のシ−ト収納装置
  6. 【請求項6】前記収納時から前記取り出し時への変更信
    号をトリガ−として前記螺旋カム体を前記所定角度回転
    させる請求項5記載のシ−ト収納装置
  7. 【請求項7】前記シ−ト取り出し時に対応した停止位置
    に達するまでの前記螺旋カム体の所定角度を検知する検
    知手段を有する請求項5記載のシ−ト収納装置
JP14560094A 1994-06-03 1994-06-03 ソータ Expired - Fee Related JP3247546B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14560094A JP3247546B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ソータ
US08/460,222 US5685540A (en) 1994-06-03 1995-06-01 Document sorter having multiple moving sorting trays
US08/858,402 US5810352A (en) 1994-06-03 1997-05-19 Sorter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14560094A JP3247546B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ソータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001881A Division JP3532859B2 (ja) 2001-01-09 2001-01-09 ソータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07330210A JPH07330210A (ja) 1995-12-19
JP3247546B2 true JP3247546B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=15388814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14560094A Expired - Fee Related JP3247546B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ソータ

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5685540A (ja)
JP (1) JP3247546B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3247546B2 (ja) * 1994-06-03 2002-01-15 ニスカ株式会社 ソータ
US5883199A (en) * 1997-04-03 1999-03-16 University Of Massachusetts Polyactic acid-based blends
JPH10291727A (ja) * 1997-04-15 1998-11-04 Nisca Corp シ−ト排出装置
US6227539B1 (en) 1998-10-21 2001-05-08 Xerox Corporation Printer mailboxing system with automatic variable capacity bins
KR20060073674A (ko) * 2004-12-24 2006-06-28 노틸러스효성 주식회사 지류 겹침이송 감지장치 및 그 방법
JP4735065B2 (ja) * 2005-06-13 2011-07-27 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙搬送方向変更装置
US9169100B2 (en) * 2013-10-15 2015-10-27 Xerox Corporation Systems and methods for implementing a unique variable stacking surface for set compiling in image forming devices
JP6391357B2 (ja) * 2014-08-11 2018-09-19 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷システムの制御方法及びプログラム
CN112209154B (zh) * 2020-09-30 2021-07-09 威海西进电子有限公司 一种打印机辅助出纸机构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4214746A (en) * 1979-01-15 1980-07-29 Xerox Corporation Sorting apparatus
JP3050635B2 (ja) * 1991-05-30 2000-06-12 株式会社リコー 画像形成装置
JP3258109B2 (ja) * 1993-01-29 2002-02-18 株式会社リコー 用紙処理装置
KR100205668B1 (ko) * 1994-02-08 1999-07-01 미따라이 하지메 용지 후처리 장치 및 화상 형성장치
JP3467313B2 (ja) * 1994-04-15 2003-11-17 ニスカ株式会社 シート後処理装置
JPH07285725A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Nisca Corp シート後処理装置
JP3247546B2 (ja) * 1994-06-03 2002-01-15 ニスカ株式会社 ソータ

Also Published As

Publication number Publication date
US5685540A (en) 1997-11-11
JPH07330210A (ja) 1995-12-19
US5810352A (en) 1998-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642804B2 (ja) シート分類装置
JP3247546B2 (ja) ソータ
EP0026562B1 (en) Sheet collection apparatus and sorters incorporating same
JP2695026B2 (ja) スティプラ付ソータ
US5217215A (en) Sorter and stapler with rotating gate
EP0483656B1 (en) Sheet handling apparatus
US5050860A (en) Sheet sorter
US5362200A (en) Sheet transporting device for a sorter
US5836578A (en) Finishing apparatus provided with stapling function
GB2240328A (en) Shifting bin array for sorting sheets
EP0666510B1 (en) Sheet post-processing apparatus
JP3437234B2 (ja) ソータ
JP3532859B2 (ja) ソータ
US5289250A (en) Sheet post-processing apparatus having sheet aligner
JPH03143691A (ja) スティプラ付ソータ
JP2750204B2 (ja) シート分類装置
JP2610934B2 (ja) シ−ト分類・綴じ装置を備えた画像形成装置
JPH0725469B2 (ja) シート後処理装置
EP0425987A2 (en) Sorter
JP3117873B2 (ja) シート載置台の昇降装置
JP3710173B2 (ja) 画像形成システム
JP2551671B2 (ja) シート材搬送装置
JPH089453B2 (ja) シート分類装置
JPH01203166A (ja) シート分類装置
JPS62295873A (ja) 用紙収容装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees