JP3241625B2 - タイヤ製造方法及びタイヤ製造装置 - Google Patents

タイヤ製造方法及びタイヤ製造装置

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JP3241625B2 JP02217597A JP2217597A JP3241625B2 JP 3241625 B2 JP3241625 B2 JP 3241625B2 JP 02217597 A JP02217597 A JP 02217597A JP 2217597 A JP2217597 A JP 2217597A JP 3241625 B2 JP3241625 B2 JP 3241625B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ製造方法及び
タイヤ製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤを製造する場合、一般には、トレ
ッドリング成形ドラムにてトレッドリングを成形し、周
方向に沿って配設される径方向往復動可能な複数個のセ
グメントを有するトランスファの該複数個のセグメント
にて、トレッドリングを掴んで該トレッドリング成形ド
ラムから生タイヤ成形ドラムへ搬送し、該生タイヤ成形
ドラムにて該トレッドリングとカーカスプライとを一体
化させて生タイヤを成形し、この生タイヤを加硫成形し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、製造中の生
タイヤのRRO(Radial Runout :真円度の縦方向ず
れ)が存在すれば、加硫成形後のタイヤもRROが存在
し、ユニフォミティ(タイヤの剛性の不均一さ、真円度
からのずれに起因したタイヤ回転に伴う接地反力の変
動)の良い製品を提供できなかった。
【0004】そこで、本発明では、ユニフォミティの良
いタイヤを製造できるタイヤ製造方法及びタイヤ製造装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る第1のタイヤ製造方法は、周方向に
沿って配設される径方向往復動可能な複数個のセグメン
トを有するトランスファの該複数個のセグメントにて、
トレッドリングを掴んで生タイヤ成形ドラムへ搬送し、
該生タイヤ成形ドラムにて該トレッドリングとカーカス
プライとを一体化させて生タイヤを成形するタイヤ製造
方法に於て、上記トランスファの各セグメントのトレッ
ドリング掴み圧を測定すると共に、上記生タイヤ成形ド
ラムにてクランプされた状態で上記生タイヤの真円度か
らの縦方向ずれを測定した後、ずれ測定値と掴み圧測定
値とを比較して次回の各セグメントのトレッドリング掴
み圧を演算し、この演算値に基づいて各セグメントのト
レッドリング掴み圧を所定圧とするものである。
【0006】また、本発明に係る第のタイヤ製造方法
は、周方向に沿って配設される径方向往復動可能な複数
個のセグメントを有するトランスファの該複数個のセグ
メントにて、トレッドリングを掴んで生タイヤ成形ドラ
ムへ搬送し、該生タイヤ成形ドラムにて該トレッドリン
グとカーカスプライとを一体化させて生タイヤを成形す
るタイヤ製造方法に於て、上記トランスファの各セグメ
ントのトレッドリング開放タイミングを測定すると共
に、上記生タイヤ成形ドラムにてクランプされた状態の
上記生タイヤの真円度からの縦方向ずれを測定した後、
ずれ測定値とタイミング測定値とを比較して次回の各セ
グメントのトレッドリング開放タイミングを演算し、こ
の演算値に基づいて各セグメントのトレッドリング開放
タイミングを所定タイミングに一致させるものである。
【0007】また、本発明に係る第のタイヤ製造方法
は、周方向に沿って配設されると共に径方向往復動可能
な複数個のセグメントを有するトレッドリング成形ドラ
ムでもって成形されるトレッドリングを、トランスファ
にて生タイヤ成形ドラムへ搬送し、該生タイヤ成形ドラ
ムでもって該トレッドリングとカーカスプライとを一体
化させて生タイヤを成形するタイヤ製造方法に於て、ト
レッドリング成形ドラムによるトレッドリング成形時の
セグメントの真円度のセグメント縦方向ずれを測定する
と共に、上記生タイヤ成形ドラムにてクランプされた状
態で上記生タイヤの真円度からの生タイヤ縦方向ずれを
測定して、セグメント縦方向ずれの波形が生タイヤ縦方
向ずれの波形に対して逆位相となるように、トレッドリ
ング成形ドラムの複数個のセグメントの径方向の拡縮量
を制御するものである。
【0008】また、本発明に係る第のタイヤ製造方法
は、トレッドリングをトランスファにて生タイヤ成形ド
ラムへ搬送し、該生タイヤ成形ドラムでもって該トレッ
ドリングとカーカスプライとを一体化させて生タイヤを
成形するタイヤ製造方法に於て、上記生タイヤ成形ドラ
ムにてクランプされた状態の上記生タイヤの真円度から
の縦方向ずれを測定し、その測定値に基づいて、トレッ
ドリングの表て面を押圧して該トレッドリングとカーカ
スプライとを一体化させるためのステッチローラの押圧
力を制御して、形成すべき生タイヤを真円状とするもの
である。
【0009】また、本発明に係る第1のタイヤ製造装置
、トレッドリングとカーカスプライとを一体化して生
タイヤを成形する生タイヤ成形ドラムと、周方向に沿っ
て配設される径方向往復動可能な複数個のセグメントを
有すると共に該各セグメントにて該トレッドリングを掴
んだ状態で上記生タイヤ成形ドラムへ搬送するトランス
ファとを、備えたタイヤ製造装置に於て、生タイヤ成形
ドラムにてクランプされた状態で上記生タイヤの真円度
からの縦方向ずれを測定するずれ測定手段と、上記トラ
ンスファの各セグメントのトレッドリング掴み圧を測定
する掴み圧測定手段と、ずれ測定手段からのずれ測定値
と掴み圧測定手段の掴み圧測定値とを比較して次回の各
セグメントのトレッドリング掴み圧を演算する演算手段
と、該演算手段の演算値に基づいて各セグメントのトレ
ッドリング掴み圧を所定圧とする制御手段と、を備えた
ものである。
【0010】また、本発明に係る第のタイヤ製造装置
は、トレッドリングとカーカスプライとを一体化して生
タイヤを成形する生タイヤ成形ドラムと、周方向に沿っ
て配設される径方向往復動可能な複数個のセグメントを
有すると共に該各セグメントにて該トレッドリングを掴
んだ状態で生タイヤ成形ドラムへ搬送するトランスファ
とを、備えたタイヤ製造装置に於て、生タイヤ成形ドラ
ムにてクランプされた状態の上記生タイヤの真円度から
の縦方向ずれを測定するずれ測定手段と、上記トランス
ファの各セグメントのトレッドリング開放タイミングを
測定するタイミング測定手段と、ずれ測定手段からのず
れ測定値とタイミング測定手段のタイミング測定値とを
比較して次回の各セグメントのトレッドリング開放タイ
ミングを演算する演算手段と、該演算手段の演算値に基
づいて各セグメントのトレッドリング開放タイミングを
所定タイミングに一致させるタイミング制御手段と、を
備えたものである。
【0011】また、本発明に係る第のタイヤ製造装置
は、周方向に沿って複数個配設された径方向往復動可能
な複数個のセグメントを有するトレッドリング成形ドラ
ムと、トレッドリングとカーカスプライとを一体化して
生タイヤを成形する生タイヤ成形ドラムと、該トレッド
リング成形ドラムから該トレッドリングを生タイヤ成形
ドラムへ搬送するトランスファとを、備えたタイヤ製造
装置に於て、生タイヤ成形ドラムにてクランプされた状
態で上記生タイヤの真円度からの生タイヤ縦方向ずれを
測定する生タイヤ用ずれ測定手段と、トレッドリング成
形ドラムによるトレッドリング成形時のセグメントの真
円度のセグメント縦方向ずれを測定するトレッドリング
用測定手段と、上記生タイヤ縦方向ずれの波形に対して
逆位相となる波形と上記セグメント縦方向ずれの波形と
の差を比較演算する演算手段と、該演算手段の演算値に
基づいて上記トレッドリング成形ドラムのセグメントの
径方向の拡縮を制御してセグメント縦方向ずれの波形を
生タイヤ縦方向ずれの波形の逆位相とする制御手段と、
を備えたものである。
【0012】また、本発明に係る第のタイヤ製造装置
は、トレッドリングの表て面を押圧して該トレッドリン
グとカーカスプライとを一体化させるためのステッチロ
ーラを有する生タイヤ成形ドラムと、該トレッドリング
を掴んだ状態で生タイヤ成形ドラムへ搬送するトランス
ファとを、備えたタイヤ製造装置に於て、生タイヤ成形
ドラムにてクランプされた状態で上記生タイヤの真円度
からの生タイヤ縦方向ずれを測定する生タイヤ用ずれ測
定手段と、ステッチローラの押圧力を測定する押圧力測
定手段と、ずれ測定手段の測定値と押圧力測定手段の測
定値とを比較して次回の押圧力を決定する演算手段と、
該演算手段の演算値に基づいて上記ステッチローラの押
圧力を制御して形成すべき生タイヤを真円状とする押圧
力制御手段と、を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0014】図3は本発明に係るタイヤ製造装置を示
し、このタイヤ製造装置は、トレッドリング成形ドラム
3と、このトレッドリング成形ドラム3に対向する生タ
イヤ成形ドラム4と、トレッドリング成形ドラム3と生
タイヤ成形ドラム4の間に介在されるトランスファ1
と、を備え、このトランスファ1は、レール5に沿っ
て、図示省略の駆動装置により、矢印A,B方向に往復
動する。
【0015】しかして、トレッドリング成形ドラム3で
は、ベルト・バンド・トレッド材料等がリング形状に貼
り合わされて円筒状のトレッドリングW(図4参照)が
形成される。即ち、このトレッドリング成形ドラム3
は、図8に示すように、周方向に沿って所定ピッチで配
設される複数個のセグメント2…を有し、このセグメン
ト2…が径方向に往復動可能となっている。
【0016】トレッドリング成形ドラム3にて成形され
たトレッドリングWが、トランスファ1にてトレッドリ
ング成形ドラム3から取り出され、生タイヤ成形ドラム
4まで移送される。この生タイヤ成形ドラム4でトレッ
ドリングWとカーカスプライ50(図5等参照)とを一体
化し、グリーンタイヤ(生タイヤ)を形成する。即ち、
生タイヤ成形ドラム4に移送されたトレッドリングW
は、図5〜図7に示すステッチャー装置30にてカーカス
プライ50の表面に接着されて生タイヤが形成される。
【0017】ここで、ステッチャー装置30は、回転自在
な一対のステッチローラ31,31と、該ステッチローラ3
1,31をドラム4に対して接近・離間する方向に往復動
させるシリンダ32と、を備える。また、ステッチローラ
31,31は、トレッドリングWの外周面中央部から図6の
矢印の如く外周面端縁部に向って移動する。
【0018】即ち、ドラム4の回転にともなって、ステ
ッチローラ31,31はその軸心廻りに回転しつつ、トレッ
ドリングWの外周面中央部から外周面端縁部に向って移
動して、トレッドリングWをカーカスプライ50に圧着
(密着)させる。
【0019】しかして、トランスファ1は、図4に示す
ように、環状フレーム6と、このフレーム6に配設され
る複数のセグメント7…と、該セグメント7…を径方向
に往復動させる図示省略の拡縮機構と、を備える。な
お、拡縮機構は、トランスファに従来から使用される公
知公用の機構であり、例えば、シリンダ機構等が使用さ
れる。
【0020】ところで、上述の環状フレーム6には、レ
ール5,5に沿って走行する走行体10が付設され、この
走行体10は、ベースプレート11と、ベースプレート11上
に環状フレーム6を立設するための固定部材12と、を備
える。
【0021】また、このタイヤ製造装置には、図1に示
すように、(生タイヤ成形ドラム4にてクランプされた
状態───つまり、インフレートされた状態───で)
上記生タイヤの真円度からの縦方向ずれ(RRO:Radi
al Runout )を測定する生タイヤ用ずれ測定手段15と、
形成すべき生タイヤを測定値に基づいて真円状に修正す
る修正手段14と、を備える。この場合、修正手段14は、
上記トランスファ1の各セグメント7…のトレッドリン
グ掴み圧を測定する掴み圧測定手段16と、ずれ測定手段
15からのずれ測定値と掴み圧測定手段16の掴み圧測定値
とを比較して次回の各セグメント7のトレッドリング掴
み圧を演算する演算手段17と、該演算手段17の演算値に
基づいて各セグメント7…のトレッドリング掴み圧を所
定圧とする制御手段18と、を備えている。
【0022】掴み圧測定手段16としては、例えば、セグ
メント7のトレッドリング対応面に付着される圧力セン
サ(歪ゲージ等)から構成され、ずれ測定手段15として
は、JASOのタイヤのユニフォミティ試験方法に規定
された方法を行うことができる手段であり、具体的に
は、回転角度検出用エンコーダーにより45°毎にレーザ
ー変位計で変位計からの距離をパソコンに取り込む。さ
らに、制御手段18は、演算手段17にて演算された掴み圧
に基づいて、上述の図示省略の拡縮機構を作動させてセ
グメント7の拡縮量を変更させる。
【0023】即ち、生タイヤのRROの波形(一次波
形)が図2の(イ)に示す波形である場合に、トレッド
リング掴み圧の波形(一次波形)を図2の(ロ)に示す
波形とし、図2の(イ)の生タイヤのRROの一次波形
に合わせるものである。これは、製造されるタイヤのR
ROは、トランスファ1の各セグメント7…のトレッド
リング掴み圧に影響を受け、このトレッドリング掴み圧
を制御することによって、製造されるタイヤのRROを
改善することができるからである。
【0024】次に、上述の如く構成されたタイヤ製造装
置を使用してタイヤを製造する方法を説明する。まず、
トレッドリング成形ドラム3にて、ベルト・バンド・ト
レッド材料等をリング形状に貼り合わせて円筒状のトレ
ッドリングWを成形する。次に、このトレッドリングW
を、トランスファ1にて取り出して、生タイヤ成形ドラ
ム4に搬送する。この際、セグメント7のトレッドリン
グの掴み圧を掴み圧測定手段16で測定し、その測定値を
演算手段17に入力しておく。
【0025】なお、トレッドリングWはトレッドリング
成形ドラム3に外嵌状として成形されるので、このトラ
ンスファ1にて取り出す際には、トランスファ1のセグ
メント7…にてトレッドリングWを外周側から掴むと共
に、トレッドリング成形ドラム3のセグメント2…を縮
径させればよい。
【0026】次に、生タイヤ成形ドラム4において、ト
レッドリングWとカーカスプライ50とを一体化する際の
インフレート状態で、この生タイヤのRROをずれ測定
手段15にて測定し、この測定値を演算手段17に入力す
る。
【0027】そして、演算手段17では、掴み圧測定手段
16での測定値と、ずれ測定手段15での測定値とを、比較
演算して、次回の製造工程のトランスファ1のセグメン
ト7…の掴み圧を決定する。(つまり、この掴み圧を変
更することによって、生タイヤでのRROを改善し、こ
れによって、加硫成形後のタイヤのRROを改善するも
のである。)この演算された演算値に従って、制御手段
18にてトランスファ1のセグメント7…の拡縮量を変更
させ、各セグメント7…の掴み圧を決定された所定圧と
する。
【0028】具体的には、図9に示すフローチャート図
に従って説明すれば、まず、掴み圧を測定し、次に、R
ROを測定し、この際、RROの複数回の平均値を計算
する。その後、掴み圧とRROの平均値とから次回の掴
み圧を演算する。そして、測定した掴み圧が次回の掴み
圧と一致していれば、掴み圧を変更する必要がなく、一
致していなければ、掴み圧を変更する。次に、変更され
たか否かを判断し、変更されていなければ、変更させ、
変更されていれば、工程終了か否かを判断し、終了であ
れば、終了し、まだ、続けるなら、掴み圧の測定に戻
る。
【0029】しかして、上述の掴み圧としては、1.0kgf
/cm2〜4.0kgf/cm2に設定される。つまり、1.0kgf/cm2
満では、改善効果がなく、逆に、4.0kgf/cm2を越えれ
ば、生タイヤ成形ドラム4のインフレート内圧が1.0kgf
/cm2〜2.0kgf/cm2のため、生タイヤが変形する虞れがあ
るためである。
【0030】また、修正手段14としては、図10に示すよ
うに、上記トランスファ1の各セグメント7…の開放タ
イミングを測定するタイミング測定手段20と、ずれ測定
手段15からのずれ測定値とタイミング測定手段20からの
測定値とを比較して次回の各セグメント7の開放タイミ
ングを演算する演算手段21と、該演算手段21の演算値に
基づいて各セグメント7…のトレッドリング開放タイミ
ングを所定タイミングとする制御手段22と、を備えてい
るものであってもよい。
【0031】タイミング測定手段20としては、例えば、
セグメント7のトレッドリング対応面に圧力センサ(例
えば、歪ゲージ等)を付着させ、この圧力センサの値の
変化を求め、この変化により開放タイミングを検知する
ものであってもよい。制御手段22は、演算手段21にて演
算されたタイミングに基づいて、上述の図示省略の拡縮
機構を作動させてセグメント7を拡縮させる。
【0032】即ち、生タイヤのRROの波形(一次波
形)が図11の(イ)に示す波形である場合に、この波形
のピーク位置Pにセグメント7の開放タイミングを遅ら
せるもの、又は、図11の(ロ)に示すように、全体のセ
グメント7の開放タイミングの波形を図11の(イ)の生
タイヤのRROの一次波形に合わせるものである。これ
は、製造されるタイヤのRROは、トランスファ1の各
セグメント7…のトレッドリング開放タイミングに影響
を受け、このトレッドリング開放タイミングを制御する
ことによって、製造されるタイヤのRROを改善するこ
とができるからである。
【0033】従って、このタイヤ製造装置を使用してタ
イヤを製造するには、まず、セグメント7のトレッドリ
ング開放タイミングをタイミング測定手段20で測定し、
その測定値を演算手段21に入力しておく。
【0034】次に、生タイヤ成形ドラム4において、ト
レッドリングWとカーカスプライ50とを一体化する際の
インフレート状態で、この生タイヤのRROをずれ測定
手段15にて測定し、この測定値を演算手段21に入力す
る。
【0035】そして、演算手段21では、タイミング測定
手段20での測定値と、ずれ測定手段15での測定値とを、
比較演算して、次回の製造工程のトランスファ1のセグ
メント7…の開放タイミングを決定する。(つまり、こ
の開放タイミングを変更することによって、生タイヤで
のRROを改善し、これによって、加硫成形後のタイヤ
のRROを改善するものである。)その演算された演算
値に従って、制御手段22にてトランスファ1のセグメン
ト7…の拡縮タイミングを変更させ、各セグメント7…
の開放タイミングを決定されたタイミングとする。
【0036】具体的には、図12に示すフローチャート図
に従って説明すれば、まず、開放タイミングを測定し、
次に、RROを測定し、この際、RROの複数回の平均
値を計算する。その後、開放タイミングとRROの平均
値とから次回の開放タイミングを演算する。そして、測
定した開放タイミングが次回の開放タイミングと一致し
ていれば、開放タイミングを変更する必要がなく、一致
していなければ、開放タイミングを変更する。
【0037】次に、変更されたか否かを判断し、変更さ
れていなければ、変更させ、変更されていれば、工程終
了か否かを判断し、終了であれば、終了し、まだ、続け
るなら、開放タイミングの測定に戻る。なお、セグメン
ト7の戻り時間の時差は3秒以内とする。これは、3秒
を越えると、RROは変化せず、時間ロスが多くなるか
らである。
【0038】また、修正手段14としては、図13に示すよ
うに、生タイヤ縦方向ずれの波形に対して逆位相となる
波形と測定したセグメント縦方向ずれの波形との差を比
較演算する演算手段26と、該演算手段26の演算値に基づ
いて上記トレッドリング成形ドラム3のセグメント2の
径方向の拡縮を制御してセグメント縦方向ずれの波形を
生タイヤ縦方向ずれの波形の逆位相とする制御手段27
と、を備えているものであってもよい。
【0039】また、トレッドリング用測定手段25として
は、軸心(センター)からセグメント2までの距離を測
定できるものであって、例えば、レーザー式変位計や差
動トランス等の変位センサから構成される。さらに、制
御手段27は、演算手段26にて演算された波形の位相に基
づいて、上述の図示省略の拡縮機構を作動させてセグメ
ント2を拡縮させる。
【0040】即ち、生タイヤのRROの波形(一次波
形)が図14の(イ)に示す波形である場合に、トレッド
リングのRROの波形を図14の(ロ)に示す波形とす
る、又は、セグメント2のRROと、生タイヤのRRO
のデータを随時解析することで適正の成形状態にコント
ロールするものである。
【0041】従って、このタイヤ製造装置を使用してタ
イヤを製造するには、まず、トレッドリング成形ドラム
3のセグメント2…のトレッドリングのRROをトレッ
ドリング用測定手段25で測定し、その測定値を演算手段
26に入力しておく。次に、このトレッドリングWを、ト
ランスファ1にて取り出して、生タイヤ成形ドラム4に
搬送する。
【0042】その後、生タイヤ成形ドラム4において、
トレッドリングWとカーカスプライ50とを一体化する際
のインフレート状態で、この生タイヤのRROを生タイ
ヤ用ずれ測定手段15にて測定し、この測定値を演算手段
26に入力する。
【0043】そして、演算手段26では、トレッドリング
用測定手段25での測定値と、生タイヤ用ずれ測定手段15
での測定値とから生タイヤ縦方向ずれの波形に対して逆
位相となる波形とセグメント縦方向ずれの波形との差を
比較演算し、その演算された演算値に従って、制御手段
27にてトレッドリング成形ドラム3のセグメント2…の
拡縮量を変更させる。(つまり、波形を逆位相とするこ
とによって、生タイヤでのRROを改善し、これによっ
て、加硫成形後のタイヤのRROを改善するものであ
る。)この際、トレッドリング成形時におけるセグメン
ト2…の全周長を変化しないようにコントロール(制
御)する必要がある。
【0044】具体的には、図15に示すフローチャート図
に従って説明すれば、トレッドリング成形ドラム3のセ
グメント2のRROを測定し、生タイヤのRROを測定
し、この際、生タイヤのRROの複数回の平均値を計算
する。その後、セグメント2のRROと生タイヤのRR
Oの平均値とから該セグメント2のRROの波形を、生
タイヤのRROの波形の逆位相となるようにする。そし
て、逆位相となっていれば、位相を変更する必要がな
く、なっていなければ、位相を変更する。次に、変更さ
れたか否かを判断し、変更されていなければ、変更さ
せ、変更されていれば、工程終了か否かを判断し、終了
であれば、終了し、まだ、続けるなら、セグメントのR
ROの測定に戻る。
【0045】このように、生タイヤのRROの波形を、
生タイヤ成形直後に生タイヤ成形ドラム4上で測定し、
この平均波形と逆位相になるようにトレッドリング成形
ドラム3のセグメント2…を制御する、又は、セグメン
ト2のRROと生タイヤのRROのデータを随時解析す
ることで生タイヤを適正の成形状態にコントロールする
ことができる。
【0046】しかして、トレッドリング成形ドラム3の
セグメント2のレンジ(変動範囲)としては、3mm以内
とする。これは、3mmを越えれば、生タイヤの凸部が逆
に凹部となって、RROが悪化するからである。
【0047】また、修正手段14としては、図16に示すよ
うに、ステッチローラ31の押圧力を測定する押圧力測定
手段35と、ずれ測定手段15の測定値と押圧力測定手段35
の測定値とを比較して次回の押圧力を決定する演算手段
36と、該演算手段36の演算値に基づいてステッチローラ
の押圧力を制御する押圧力制御手段37と、を備えるもの
であってもよい。なお、押圧力測定手段35は、例えば、
エアプレッシャーゲージ等から構成される。
【0048】即ち、生タイヤのRROの波形(一次波
形)が図17の(イ)に示す波形である場合、ステッチロ
ーラ圧(押圧力)を図17の(ロ)に示す波形とし、図17
の(イ)の生タイヤのRROの一次波形に合わせるもの
である。
【0049】従って、このタイヤ製造装置を使用してタ
イヤを製造するには、まず、ステッチローラ31の押圧力
を押圧力測定手段35にて測定し、その測定値を演算手段
36に入力しておく。また、トレッドリングWとカーカス
プライ50とを一体化する際のインフレート状態で、この
生タイヤのRROをずれ測定手段15にて測定し、この測
定値を演算手段36に入力する。
【0050】そして、演算手段36では、押圧力測定手段
35での測定値と、ずれ測定手段15での測定値とを、比較
演算して、次回の押圧力を決定する。この演算された演
算値に従って、制御手段37にてステッチローラ31の押圧
力を周方向に沿って変更(制御)させる。ところで、ス
テッチローラ圧としては、例えば、 0.3〜3.0kgf/cm2
範囲に設定される。即ち、 0.3kgf/cm2 未満では、ステ
ッチがうまくいかず、逆に、 3.0kgf/cm2 を越えれば、
RROがトレッドが延びてしわになるからである。
【0051】具体的には、図18のフローチャート図に従
って説明すれば、まず、押圧力を測定し、次にRROを
測定し、この際、RROの複数回の平均値を計算する。
その後、押圧力とRROの平均値とから次回の押圧力を
演算する。そして、測定した押圧力が次回の押圧力と一
致していれば、押圧力を変更する必要がなく、一致して
いなければ、押圧力を変更する。
【0052】次に、変更されたか否かを判断し、変更さ
れていなければ、変更させ、変更されていれば、工程終
了か否かを判断し、終了であれば終了し、まだ、続ける
なら押圧力の測定に戻る。このように、押圧力を制御す
ることによって形成すべき生タイヤが真円状となる。
【0053】なお、上述の如く、ステッチローラ圧を制
御してもよいが、図例の如く、シリンダを利用してステ
ッチする場合、ステッチローラ31の位置を制御すること
でシリンダ圧が変化するので、これを利用してもよい。
【0054】
【実施例】以下、実施例1,2,3,4を示す。即ち、
実施例1として図1に示すタイヤ製造装置を使用してタ
イヤを製造し、そのタイヤと、従来の装置を使用して製
造したタイヤ、について夫々RRO等を測定して、その
結果を表1に示し、実施例2として図10に示すタイヤ製
造装置を使用してタイヤを製造し、そのタイヤと、従来
の装置を使用して製造したタイヤ、について夫々RRO
等を測定して、その結果を表2に示し、実施例3として
図13に示すタイヤ製造装置を使用してタイヤを製造し、
そのタイヤと、従来の装置を使用して製造したタイヤ、
について夫々RRO等を測定して、その結果を表3に示
し、実施例4として図16に示すタイヤ製造装置を使用し
てタイヤを製造し、そのタイヤと、従来の装置を使用し
て製造したタイヤ、について夫々RRO等を測定して、
その結果を表4に示した。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】表1,2,3,4において、RFV(Radi
al Force Variation)とは、荷重負荷方向成分であり、
LFV(Lateral Force Variation )とは、回転面に対
する直角方向成分であり、CON(Conicity)とは、回
転方向に関係なく働く横力である。また、タイヤサイズ
としては、205/65R15とし、サンプル数は100 とし、各
測定は、JASOに規定されたユニフォミティ試験方法
によって行った。
【0060】このように、従来の方法に比べて、各ユニ
フォミティデータが改善されたことがわかる。
【0061】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 請求項1又は
よれば、掴み圧を変更することによって、生タイヤでの
RROを改善し、これによって、加硫成形後のタイヤの
RROを改善することができ、ユニフォミティの良いタ
イヤを確実に提供することができる。 請求項又は
によれば、開放タイミングを変更することによって、
生タイヤでのRROを改善し、これによって、加硫成形
後のタイヤのRROを改善することができ、ユニフォミ
ティの良いタイヤを確実に提供することができる。
請求項又はによれば、波形を逆位相とすることによ
って、生タイヤでのRROを改善し、これによって、加
硫成形後のタイヤのRROを改善することができ、ユニ
フォミティの良いタイヤを確実に提供することができ
る。 請求項又はによれば、ステッチローラ31の
押圧力を変更することによって、生タイヤでのRROを
改善し、これによって、加硫成形後のタイヤのRROを
改善することができ、ユニフォミティの良いタイヤを確
実に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】波形図である。
【図3】タイヤ製造装置の全体図である。
【図4】タイヤ製造装置の要部簡略側面図である。
【図5】ステッチローラを示す簡略図である。
【図6】ステッチローラの動きを示す簡略図である。
【図7】ステッチ装置を示す簡略図である。
【図8】トレッドリング成形ドラムの簡略図である。
【図9】フローチャート図である。
【図10】第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図11】波形図である。
【図12】フローチャート図である。
【図13】第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図14】波形図である。
【図15】フローチャート図である。
【図16】第4の実施の形態を示すブロック図である。
【図17】波形図である。
【図18】フローチャート図である。
【符号の説明】
1 トランスファ 2 セグメント 3 トレッドリング成形ドラム 4 生タイヤ成形ドラム 7 セグメント 14 修正手段 15 ずれ測定手段 16 掴み圧測定手段 17 演算手段 18 制御手段 20 タイミング測定手段 21 演算手段 22 タイミング制御手段 25 トレッドリング用測定手段 26 演算手段 27 制御手段 31 ステッチローラ 35 押圧力測定手段 36 演算手段 37 押圧力制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 進 白河市三本松27−5 143号 (72)発明者 遠藤 幸夫 白河市字蛇石165−304 (72)発明者 面川 寿彦 福島県岩瀬郡鏡石町大字笠石字中町322 −1 (56)参考文献 特開 昭57−167239(JP,A) 特開 平6−182903(JP,A) 特開 平6−170982(JP,A) 特開 平7−16947(JP,A) 特開 平7−52277(JP,A) 特開 昭63−59524(JP,A) 特開 平8−11237(JP,A) 特開 平4−201552(JP,A) 特開 平7−156293(JP,A) 特開 平9−239862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/00 - 30/72

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に沿って配設される径方向往復動
    可能な複数個のセグメント7…を有するトランスファ1
    の該複数個のセグメント7…にて、トレッドリングWを
    掴んで生タイヤ成形ドラム4へ搬送し、該生タイヤ成形
    ドラム4にて該トレッドリングWとカーカスプライ50と
    を一体化させて生タイヤを成形するタイヤ製造方法に於
    て、上記トランスファ1の各セグメント7…のトレッド
    リング掴み圧を測定すると共に、上記生タイヤ成形ドラ
    ム4にてクランプされた状態で上記生タイヤの真円度か
    らの縦方向ずれを測定した後、ずれ測定値と掴み圧測定
    値とを比較して次回の各セグメント7…のトレッドリン
    グ掴み圧を演算し、この演算値に基づいて各セグメント
    7…のトレッドリング掴み圧を所定圧とすることを特徴
    とするタイヤ製造方法。
  2. 【請求項2】 周方向に沿って配設される径方向往復動
    可能な複数個のセグメント7…を有するトランスファ1
    の該複数個のセグメント7…にて、トレッドリングWを
    掴んで生タイヤ成形ドラム4へ搬送し、該生タイヤ成形
    ドラム4にて該トレッドリングWとカーカスプライ50と
    を一体化させて生タイヤを成形するタイヤ製造方法に於
    て、上記トランスファ1の各セグメント7…のトレッド
    リング開放タイミングを測定すると共に、上記生タイヤ
    成形ドラム4にてクランプされた状態上記生タイヤの
    真円度からの縦方向ずれを測定した後、ずれ測定値と
    イミング測定値とを比較して次回の各セグメント7…の
    トレッドリング開放タイミングを演算し、この演算値に
    基づいて各セグメント7…のトレッドリング開放タイミ
    ングを所定タイミングに一致させることを特徴とするタ
    イヤ製造方法。
  3. 【請求項3】 周方向に沿って配設されると共に径方向
    往復動可能な複数個のセグメント2…を有するトレッド
    リング成形ドラム3でもって成形されるトレッドリング
    Wを、トランスファ1にて生タイヤ成形ドラム4へ搬送
    し、該生タイヤ成形ドラム4でもって該トレッドリング
    Wとカーカスプライ50とを一体化させて生タイヤを成形
    するタイヤ製造方法に於て、トレッドリング成形ドラム
    によるトレッドリング成形時のセグメント2…の真円
    度のセグメント縦方向ずれを測定すると共に、上記生タ
    イヤ成形ドラム4にてクランプされた状態上記生タイ
    ヤの真円度からの生タイヤ縦方向ずれを測定して、セグ
    メント縦方向ずれの波形が生タイヤ縦方向ずれの波形に
    対して逆位相となるように、トレッドリング成形ドラム
    3の複数個のセグメント2…の径方向の拡縮量を制御す
    ることを特徴とするタイヤ製造方法。
  4. 【請求項4】 トレッドリングWをトランスファ1にて
    生タイヤ成形ドラム4へ搬送し、該生タイヤ成形ドラム
    4でもって該トレッドリングWとカーカスプライ50とを
    一体化させて生タイヤを成形するタイヤ製造方法に於
    、上記生タイヤ成形ドラム4にてクランプされた状態
    上記生タイヤの真円度からの縦方向ずれを測定し、そ
    の測定値に基づいて、トレッドリングWの表て面を押圧
    して該トレッドリングWとカーカスプライ50とを一体化
    させるためのステッチローラ31の押圧力を制御して、形
    成すべき生タイヤを真円状とすることを特徴とするタイ
    ヤ製造方法。
  5. 【請求項5】 トレッドリングWとカーカスプライ50と
    を一体化して生タイヤを成形する生タイヤ成形ドラム4
    と、周方向に沿って配設される径方向往復動可能な複数
    個のセグメント7…を有すると共に該各セグメント7…
    にて該トレッドリングWを掴んだ状態で上記生タイヤ成
    形ドラム4へ搬送するトランスファ1とを、備えたタイ
    ヤ製造装置に於て、生タイヤ成形ドラム4にてクランプ
    された状態で上記生タイヤの真円度からの縦方向ずれを
    測定するずれ測定手段15と、上記トランスファ1の各セ
    グメント7…のトレッドリング掴み圧を測定する掴み圧
    測定手段16と、ずれ測定手段15からのずれ測定値と掴み
    圧測定手段の掴み圧測定値とを比較して次回の各セグメ
    ント7…のトレッドリング掴み圧を演算する演算手段17
    と、該演算手段17の演算値に基づいて各セグメント7…
    のトレッドリング掴み圧を所定圧とする制御手段18と、
    を備えたことを特徴とするタイヤ製造装置
  6. 【請求項6】 トレッドリングWとカーカスプライ50と
    を一体化して生タイヤを成形する生タイヤ成形ドラム4
    と、周方向に沿って配設される径方向往復動可能な複数
    個のセグメント7…を有すると共に該各セグメント7…
    にて該トレッドリングWを掴んだ状態で生タイヤ成形ド
    ラム4へ搬送するトランスファ1とを、備えたタイヤ製
    造装置に於て、生タイヤ成形ドラム4にてクランプされ
    た状態上記生タイヤの真円度からの縦方向ずれを測定
    するずれ測定手段15と、上記トランスファ1の各セグメ
    ント7のトレッドリング開放タイミングを測定するタイ
    ミング測定手段20と、ずれ測定手段15からのずれ測定値
    とタイミング測定手段20のタイミング測定値とを比較し
    て次回の各セグメント7…のトレッドリング開放タイミ
    ングを演算する演算手段21と、該演算手段21の演算値に
    基づいて各セグメント7…のトレッドリング開放タイミ
    ングを所定タイミングに一致させるタイミング制御手段
    22と、を備えたことを特徴とするタイヤ製造装置。
  7. 【請求項7】 周方向に沿って複数個配設された径方向
    往復動可能な複数個のセグメント2…を有するトレッド
    リング成形ドラム3と、トレッドリングWとカーカスプ
    ライ50とを一体化して生タイヤを成形する生タイヤ成形
    ドラム4と、該トレッドリング成形ドラム3から該トレ
    ッドリングWを生タイヤ成形ドラム4へ搬送するトラン
    スファ1とを、備えたタイヤ製造装置に於て、生タイヤ
    成形ドラム4にてクランプされた状態で上記生タイヤの
    真円度からの生タイヤ縦方向ずれを測定する生タイヤ用
    ずれ測定手段15と、トレッドリング成形ドラム3による
    トレッドリング成形時のセグメント2…の真円度のセグ
    メント縦方向ずれを測定するトレッドリング用測定手段
    25と、上記生タイヤ縦方向ずれの波形に対して逆位相と
    なる波形と上記セグメント縦方向ずれの波形との差を比
    較演算する演算手段26と、該演算手段26の演算値に基づ
    いて上記トレッドリング成形ドラム3のセグメント2…
    の径方向の拡縮を制御してセグメント縦方向ずれの波形
    を生タイヤ縦方向ずれの波形の逆位相とする制御手段27
    と、を備えたことを特徴とするタイヤ製造装置。
  8. 【請求項8】 トレッドリングWの表て面を押圧して該
    トレッドリングWとカーカスプライ50とを一体化させる
    ためのステッチローラ31を有する生タイヤ成形ドラム4
    、該トレッドリングWを掴んだ状態で生タイヤ成形ド
    ラム4へ搬送するトランスファ1とを、備えたタイヤ製
    造装置に於て、生タイヤ成形ドラム4にてクランプされ
    た状態上記生タイヤの真円度からの生タイヤ縦方向ず
    れを測定する生タイヤ用ずれ測定手段15と、ステッチロ
    ーラ31の押圧力を測定する 押圧力測定手段35と、ずれ測
    定手段15測定値と押圧力測定手段35の測定値とを比較
    して次回の押圧力を決定する演算手段36と、該演算手段
    36の演算値に基づいて上記ステッチローラ31の押圧力を
    制御して形成すべき生タイヤを真円状とする押圧力制御
    手段37と、を備えたことを特徴とするタイヤ製造装置。
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