JP6620521B2 - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
上記成形工程は、第一成形工程、第二成形工程、載置工程、外周長測定工程及び補正工程を備えている。
上記第一成形工程では、ビードを形成するビード部材とカーカスを形成するカーカス部材とが貼り合わされた第一成形体が形成されている。
上記第二成形工程では、トレッドを形成するトレッド部材を含む第二成形体が形成されている。
上記載置工程では、上記第一成形体が拡径されており、この拡径された上記第一成形体の半径方向外側に上記第二成形体が貼り合わされて、上記ローカバーが形成されている。 上記外周長測定工程では、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで、上記ローカバーの外周面の外周長が測定されている。
上記補正工程では、上記ローカバーの上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されている。上記外周長が長い軸方向一方の圧着圧力は、上記外周長が短い軸方向他方の圧着圧力より大きい。
ビードを形成するビード部材及びカーカスを形成カーカス部材を含む第一成形体を保持して、この第一成形体を円筒状からトロイド状に拡径させるシェーピングフォーマと、
上記シェーピングフォーマの半径方向外側に位置して、トレッドを形成するトレッド部材を含む第二成形体を保持して、上記拡径される第一成形体の半径方向外側に、上記第二成形体を貼り合わせる保持具と、
上記第一成形体に第二成形体を貼り合わされたローカバーの外周面の外周長を、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで測定する測定器と、
上記ローカバーの第二成形体を第一成形体に圧着させるステッチャーと、
上記ローカバーの外周長が長い軸方向一方の外周面における上記ステッチャーの圧着圧力を、外周長が短い軸方向他方の外周面における上記ステッチャーの圧着圧力より大きくする機能を有する制御装置とを備えている。
上記成形工程は、第一成形工程、第二成形工程、載置工程、外周長測定工程及び補正工程を備えている。
上記第一成形工程では、ビードを形成するビード部材とカーカスを形成するカーカス部材とが貼り合わされた第一成形体が形成されている。
上記第二成形工程では、トレッド部材を含む第二成形体が形成されている。
上記載置工程では、上記第一成形体が拡径されている。この拡径された上記第一成形体の半径方向外側に上記第二成形体が貼り合わされて、上記ローカバーが形成されている。 上記外周長測定工程では、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで、上記ローカバーの外周面の外周長が測定されている。
上記補正工程では、外周長が長い軸方向一方の外周面で上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されている。外周長が短い軸方向他方の外周面で上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されていない。
本発明の製造方法でタイヤが製造された。このタイヤサイズは、「225/65R17」であった。外周長の測定位置とステッチャーの圧着圧力とが、表1に示されている。タイヤの接地幅Wtに対する幅Wmの比(Wm/Wt)は、0.70であった。表の「P1」は、接着圧力の大きい軸方向一方のステッチャーの接着圧力を表している。「P2」は、接着圧力の小さい他方のステッチャーの接着圧力を表している。「P1−P2」は、接着圧力P1と接着圧力P2との圧力差を表している。この接着圧力P1と接着圧力P2は、ステッチャーの押圧力とステッチャーとローカバーとの接触面積とから算出される。
従来の製造方法でタイヤが製造された。この製造方法は、外周長測定工程を備えていなかった。また、軸方向一方と他方とで、ステッチャーの接着圧力は同じであった。その他は、実施例1と同様にしてタイヤを得た。
比(Wm/Wt)とステッチャーの接着圧力とが表1及び2に示される様にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤを得た。
「JIS D 4233」に規定されたユニフォーミティ試験方法に準拠して、下記の条件でコニシティを測定した。100本のタイヤについて測定した。その測定結果の平均値「CON平均」と標準偏差「CON σ」とが、下記の表1及び2に示されている。この数値が小さいほど、評価が高い。
リム:正規リム
内圧:200kPa
荷重:空気圧に対応する負荷能力の85%
速度:60rpm
4・・・第一成形装置
6・・・第二成形装置
8・・・搬送装置
10・・・RRO測定器
12・・・制御装置
16・・・シェーピングフォーマ
18・・・ビード受部
20・・・ステッチャー
24・・・第二ドラム
32・・・保持具
34・・・第一成形体
36・・・第二成形体
38・・・ビード部材
40・・・カーカス部材
46・・・トレッド部材
48・・・ローカバー
Claims (8)
- ローカバーが形成される成形工程と、上記ローカバーが加硫成形されて空気入りタイヤが得られる加硫工程とを備えており、
上記成形工程は、第一成形工程、第二成形工程、載置工程、外周長測定工程及び補正工程を備えており、
上記第一成形工程では、ビードを形成するビード部材とカーカスを形成するカーカス部材とが貼り合わされた第一成形体が形成されており、
上記第二成形工程では、トレッド部材を含む第二成形体が形成されており、
上記載置工程では、上記第一成形体が拡径されており、この拡径された上記第一成形体の半径方向外側に上記第二成形体が貼り合わされて、上記ローカバーが形成されており、
上記外周長測定工程では、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで、上記ローカバーの外周面の外周長が測定されており、
上記補正工程では、上記外周長が長い軸方向一方の外周長と上記外周長が短い軸方向他方の外周長との差が小さくなる様に、上記軸方向一方の圧着圧力が、上記軸方向他方の圧着圧力より大きくされて、上記ローカバーの上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されている、
空気入りタイヤの製造方法。 - 上記外周長測定工程において、上記ローカバーの外周面のラジアルランアウトが測定されており、
測定されたラジアルランアウトから上記外周長が求められている請求項1に記載の製造方法。 - 上記外周長測定工程において、上記軸方向一方の外周長の測定位置と上記他方の外周長の測定位置とが軸方向において赤道面に対して対称にされており、上記軸方向一方と上記他方との外周長の測定位置間の幅をWmとし、上記ローカバーから得られるタイヤの接地幅をWtとするとき、上記接地幅Wtに対する上記幅Wmの比が0.5以上0.9以下である請求項1又は2に記載の製造方法。
- 上記補正工程において、上記軸方向一方の外周面での圧着圧力が0.20(MPa)以上0.30(MPa)以下であり、上記他方の外周面での圧着圧力が0.15(MPa)以上0.25(MPa)以下である請求項1から3のいずれかに記載の製造方法。
- 上記一方の外周面での圧着圧力と上記他方の外周面での圧着圧力との差が0.02(MPa)以上0.08(MPa)以下である請求項1から4のいずれかに記載の製造方法。
- 上記補正工程において、気体の充填によって拡径された上記ローカバーの上記第一成形体に上記第二成形体が圧着される請求項1から5のいずれかに記載の製造方法。
- ビードを形成するビード部材及びカーカスを形成カーカス部材を含む第一成形体を保持して、この第一成形体を円筒状からトロイド状に拡径させるシェーピングフォーマと、
上記シェーピングフォーマの半径方向外側に位置して、トレッドを形成するトレッド部材を含む第二成形体を保持して、上記拡径される第一成形体の半径方向外側に、上記第二成形体を貼り合わせる保持具と、
上記第一成形体に第二成形体を貼り合わされたローカバーの外周面の外周長を、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで測定する測定器と、
上記ローカバーの第二成形体を第一成形体に圧着させるステッチャーと、
上記ローカバーの外周長が長い軸方向一方の外周長と外周長が短い軸方向他方の外周長との差が小さくなる様に、上記軸方向一方の外周面における上記ステッチャーの圧着圧力を、上記軸方向他方の外周面における上記ステッチャーの圧着圧力より大きくする機能を有する制御装置と
を備えている成形装置。 - ローカバーが形成される成形工程と、上記ローカバーが加硫成形されて空気入りタイヤが得られる加硫工程とを備えており、
上記成形工程は、第一成形工程、第二成形工程、載置工程、外周長測定工程及び補正工程を備えており、
上記第一成形工程では、ビードを形成するビード部材とカーカスを形成するカーカス部材とが貼り合わされた第一成形体が形成されており、
上記第二成形工程では、トレッド部材を含む第二成形体が形成されており、
上記載置工程では、上記第一成形体が拡径されており、この拡径された上記第一成形体の半径方向外側に上記第二成形体が貼り合わされて、上記ローカバーが形成されており、
上記外周長測定工程では、赤道面を間にして軸方向一方と他方とで、上記ローカバーの外周面の外周長が測定されており、
上記補正工程では、外周長が長い軸方向一方の外周面で上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されており、上記軸方向一方の外周面と外周長が短い軸方向他方の外周面との差が小さくなる様に、上記軸方向他方の外周面で上記第二成形体が上記第一成形体に圧着されていない、
空気入りタイヤの製造方法。
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