JP6950393B2 - タイヤの成形装置 - Google Patents
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Description
この成形装置は、上記一対のビード部材を上記カーカス筒体の半径方向外側に保持する一対のセットリングを備えている。
上記一対のセットリングは、周方向に並べられた複数のセグメント対で形成されている。それぞれのセグメント対において、一方のセグメントと他方のセグメントとが軸方向に対向して配置されている。
この成形装置では、それぞれのセグメント対は、他のセグメント対から独立に軸方向に移動可能にされている。上記セグメント対は、その軸方向の中心線を一定に保持しつつ、一方のセグメントと他方のセグメントとの軸方向間隔を変更可能にされている。
上記コードパス調整装置は、
それぞれのセグメント対を他のセグメント対から独立に軸方向に移動させる機能と、
上記セグメント対の一方のセグメントを軸方向に移動するときに、他方のセグメントを一方のセグメントの移動向きの逆向きに一方のセグメントと同じ移動距離だけ移動する機能とを備えている。
このタイヤの製造方法は、
上記一対のビード部材を保持する一対のセットリングの軸方向間隔を調整するコードパス調整工程と、
上記カーカスプライ部材が筒状に巻回されたカーカス筒体が準備されるカーカス筒体準備工程と、
上記一対のビード部材が上記一対のセットリングに保持され、上記カーカス筒体の外周面に上記一対のビード部材が圧着されるビード部材圧着工程と
を備えている。
上記一対のセットリングは、周方向に並べられた複数のセグメント対で形成されている。それぞれのセグメント対において、一方のセグメントと他方のセグメントとが軸方向に対向して配置されている。
上記コードパス調整工程において、それぞれのセグメント対を他のセグメント対から独立に軸方向に移動させ、上記セグメント対の軸方向の中心線を一定に保持しつつ、一方のセグメントと他方のセグメントとの軸方向間隔を変更する。
上記コードパス調整工程において、上記セグメント対の一方のセグメントが軸方向に移動し、他方のセグメントが一方のセグメントの移動向きの逆向きに一方のセグメントと同じ移動距離だけ移動する。
本発明に係る成形装置を用いてタイヤが生産された。このタイヤのサイズは、235/45R19であった。このタイヤが50本試作された。
従来の成形装置を用いてタイヤが生産された。その他は実施例と同様にして、タイヤが50本試作された。
「JASO C607:2000」に規定されたユニフォミティ試験方法に準拠して、下記に示す条件にて、ラジアル・フォース・バリエーション(RFVOA、RFV1H)、ラテラル・フォース・バリエーション(LFVOA)及びコニシティ(CON)を測定した。RFVOAは、RFVのオーバーオールの測定結果を示し、RFV1Hは一次成分の測定結果を示し、LFVOAは、LFVのオーバーオールの測定結果を示している。それぞれ50本のタイヤを測定した結果の平均値と標準偏差σが、下記の表1に示されている。これらの数値が小さいほど、評価が高い。
内圧:200kPa
荷重:5kN
速度:30km/h
4・・・成形フォーマ
6・・・ビードトランスファー
14・・・ドラム
16・・・セグメント
24・・・コードパス調整装置
26・・・セグメント調整装置
28・・・セットリング
30・・・セグメント対
32・・・セグメント
36・・・当接部
Claims (8)
- カーカス部材が筒状に巻かれたカーカス筒体に所定のコードパスで一対のビード部材を圧着させる成形装置であって、
上記一対のビード部材を上記カーカス筒体の半径方向外側に保持する一対のセットリングを備えており、
上記一対のセットリングが周方向に並べられた複数のセグメント対で形成されており、
それぞれのセグメント対において、一方のセグメントと他方のセグメントとが軸方向に対向して配置されており、
それぞれのセグメント対が周方向に隣り合う他のセグメント対から独立に軸方向に移動し、上記セグメント対の一方のセグメントを軸方向に移動するときに他方のセグメントを一方のセグメントの移動向きの逆向きに一方のセグメントと同じ距離だけ移動して、一方のセグメントと他方のセグメントとの軸方向間隔を変更可能にされている、成形装置。 - コードパス調整装置を備えており、
上記セグメントが上記ビード部材に当接する当接部を備えており、上記セグメント対の軸方向一方の当接部の周方向位置と他方の当接部の周方向位置とが同じく、
上記コードパス調整装置が、
それぞれのセグメント対を他のセグメント対から独立に軸方向に移動させる機能と、
上記セグメント対の一方のセグメントを軸方向に移動するときに、他方のセグメントを一方のセグメントの移動向きの逆向きに一方のセグメントと同じ移動距離だけ移動する機能を備える請求項1に記載の成形装置。 - それぞれの当接部が周方向に隣り合う他の当接部との間に間隔を空けて並べられている請求項2に記載の成形装置。
- それぞれのセグメントの軸方向位置を測定する位置センサーを備えている請求項1から3のいずれかに記載の成形装置。
- それぞれのセグメントの、軸方向一方向きの移動可能距離と他方向きの移動可能距離とが、それぞれ2mm以下にされている請求項1から4のいずれかに記載の成形装置。
- 制御装置を備えており、
上記制御装置が、タイヤのRFVデータを記憶する機能と、上記RFVデータから上記セグメント対毎にセグメントの軸方向間隔を計算する機能とを備えている請求項1から5のいずれかに記載の成形装置。 - 一対のビード部材とカーカス部材とを含むローカバーが加硫成形されてローカバーからタイヤが得られるタイヤの製造方法であって、
上記一対のビード部材を保持する一対のセットリングの軸方向間隔を調整するコードパス調整工程と、
上記カーカスプライ部材が筒状に巻回されたカーカス筒体が準備されるカーカス筒体準備工程と、
上記一対のビード部材が上記一対のセットリングに保持され、上記カーカス筒体の外周面に上記一対のビード部材が圧着されるビード部材圧着工程と
を備えており、
上記一対のセットリングが周方向に並べられた複数のセグメント対で形成されており、
それぞれのセグメント対において、一方のセグメントと他方のセグメントとが軸方向に対向して配置されており、
上記コードパス調整工程において、
それぞれのセグメント対を周方向に隣り合う他のセグメント対から独立に軸方向に移動させ、上記セグメント対の一方のセグメントを軸方向に移動し他方のセグメントを一方のセグメントの移動向きの逆向きに一方のセグメントと同じ距離だけ移動して、一方のセグメントと他方のセグメントとの軸方向間隔を変更する、タイヤの製造方法。 - それぞれのセグメントが上記ビード部材に当接する当接部を備えており、軸方向一方の当接部の周方向位置と他方の当接部の周方向位置が同じである、請求項7に記載のタイヤの製造方法。
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