JP7134409B2 - ビードコア保持装置およびタイヤ成形装置 - Google Patents
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Description
生タイヤの成形に際して用いられるビード保持装置であって、
ビードを構成するビードコアの側面を受ける円盤状の基体部と、前記基体部の内周縁部から突出して設けられて前記ビードコアを底面から保持するビードコア保持部とを備えた一対のビードセットリングから構成されており、
各々の前記ビードコア保持部の周方向には、径方向に切欠かれた凹部が少なくとも1つ設けられており、
前記一対のビードコア保持部における前記凹部が、周方向の位置において、相互に、所定のズレ角度を形成するように配置されていることを特徴とするビード保持装置である。
前記一対のビードコア保持部の各々における前記凹部が、周方向に等分割した位置に6~8個設けられていることを特徴とする請求項1に記載のビード保持装置である。
前記凹部の各々の周方向の長さが、前記ビードセットリングにおける角度10~15°の円弧に対応する長さであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビード保持装置である。
前記一対のビードコア保持部における前記凹部の周方向の位置の相互のズレ角度が、前記凹部の分割角度の1/2±5°であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のビード保持装置である。
前記一対のビードコア保持部における前記凹部の深さが、1.5~2.3mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のビード保持装置である。
前記凹部の深さが、1.8~2.0mmであることを特徴とする請求項5に記載のビード保持装置である。
前記ビードコア保持部の内径が、保持対象の複数種類のビードコアの内、最大内径のビードコアの内径よりも0~0.6mm小さく形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のビード保持装置である。
保持対象の複数種類のビードコアが、最大内径と最小内径の差が3mm以下のビードコアであることを特徴とする請求項7に記載のビード保持装置である。
保持対象の複数種類のビードコアが、内径300~450mmのビードコアであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のビード保持装置である。
請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のビード保持装置を備えていることを特徴とするタイヤ成形装置である。
最初に、本実施の形態に係るビード保持装置について説明する。図1は、本実施の形態に係るビード保持装置におけるビードセットリングを説明する平面図である。なお、本実施の形態に係るビード保持装置は、ここに示した一対のビードセットリングで構成されているが、各ビードセットリングのビードコア保持部は後述する切欠き部の位置(位相)がずれているだけで基本的に同様の構造であるため、図1では一対のビードセットリングの内の片方だけを示している。
次に、本実施の形態における特徴部である径方向に切欠かれた凹部(切欠き部)が設けられたビードコア保持部について説明する。なお、図1においては、ビードセットリング1のビードコア保持部2bに、周方向に角度B1で6等分に分割された位置に切欠き部3が設けられている。
本実験においては、ビードセットリングにおけるビードコア保持部の構成の違いによる評価を行った。
具体的には、表1に示す実験例1-1~1-6の異なるタイプのビードセットリングを用いてタイヤを作製し、タイヤ間のコードパスのばらつき、および、セット不良の発生回数について評価した。
実験例1-1としては、従来のビード径の違いにより交換するタイプのビードセットリングを用いて、1-0構造(ビード径:407.8mm)あるいは2-0構造(ビード径:409.5mm)でビード径が異なる2種類のタイヤ(タイヤサイズはいずれも215/60R16 95H SP230)を、18回/日の交換頻度でビードセットリングを交換しながら、合計100本作製した。なお、このとき、ビードとビードコア保持部のクリアランスは0.4mmとした。
実験例1-2としては、上記した従来のビードセットリングからビードコア保持部を取り去って鍔なしとしたタイプのビードセットリングを用いて、ビードセットリングを交換することなく、実験例1-1と同様にしてタイヤを作製した。なお、ここでは鍔なしであるため、ビードとビードコア保持部との間にクリアランスはない。
実験例1-3としては、図3(a)に示すように、異なる2つのビード径で共用できるように従来のビードセットリングに加工を施したビードセットリングを用いて、ビードセットリングを交換することなく、実験例1-1と同様にしてタイヤを作製した。なお、このとき、ビードとビードコア保持部のクリアランスは1.0mmとした。
実験例1-4としては、図3(b)に示すビードコア保持部にマグネット9を、6個、等角度(60°)で配置したビードセットリングを用いて、ビードセットリングを交換することなく、実験例1-1と同様にしてタイヤを作製した。なお、このとき、ビードとビードコア保持部のクリアランスは1.0mmとした。
実験例1-5としては、図3(c)に示すように、ビードコア保持部にボールプランジャー10を、6個、等角度(60°)で配置したビードセットリングを用いて、ビードセットリングを交換することなく、実験例1-1と同様にしてタイヤを作製した。なお、このとき、ビードとビードコア保持部のクリアランスは1.0mmとした。
実験例1-6としては、図3(d)に示すように、ビードコア保持部に、深さ-1.8mmでビードセットリングの角度15°に対応する長さの切欠き部3を、6個、等角度(60°)で配置したビードセットリングを用いて、ビードセットリングを交換することなく、実験例1-1と同様にしてタイヤを作製した。なお、このとき、ビードとビードコア保持部(切欠き部)のクリアランスは、-1.9mmとした。なお、ここで、深さ、クリアランスを「-」で表記しているのは、切欠き部が、それ以外の面を基準として凹部として形成されているためである。
評価は、各実験例において得られたコードパスの範囲R、1日当たりのセット不良発生回数について行うと共に、耐久性(使用回数)を推定した。結果を表1に示す。
実験1において、ビードセットリングに切欠き部を設ける効果が確認できたため、次に、ビードコア保持部における切欠き部の配置数の違いによる評価を行った。
実験2において、切欠き数としては6~8が好ましいことが確認できたため、次に、切欠き部の深さについて評価した。
次に、ビードとのクリアランスについて評価した。
次に、一対のビードコア保持部における各切欠き部の周方向の位置の相互のズレ角度(位相のズレ)について評価した。
2a、55 基体部
2b、54 ビードコア保持部
3 切欠き部
4、56 ビードコア
9 マグネット
10 ボールプランジャー
50 中央ドラム
54a (ビードコア保持部の)嵌合面
55a (基体部の)内周縁部
56a (ビードコアの)側面
56b (ビードコアの)内周面
62 ビード
64 タイヤ部材
70 ターンアップブラダー
80 巻き上げ手段
B1 (切欠き部の配置)角度
B2 切欠き部の周方向の長さ
P コードパス
S ビードとビードコアとの間の隙間
T 生タイヤ
Claims (10)
- 生タイヤの成形に際して用いられるビード保持装置であって、
ビードを構成するビードコアの側面を受ける円盤状の基体部と、前記基体部の内周縁部から突出して設けられて前記ビードコアを底面から保持するビードコア保持部とを備えた一対のビードセットリングから構成されており、
各々の前記ビードコア保持部の周方向には、径方向に切欠かれた凹部が少なくとも1つ設けられており、
前記一対のビードコア保持部における前記凹部が、周方向の位置において、相互に、所定のズレ角度を形成するように配置されていることを特徴とするビード保持装置。 - 前記一対のビードコア保持部の各々における前記凹部が、周方向に等分割した位置に6~8個設けられていることを特徴とする請求項1に記載のビード保持装置。
- 前記凹部の各々の周方向の長さが、前記ビードセットリングにおける角度10~15°の円弧に対応する長さであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビード保持装置。
- 前記一対のビードコア保持部における前記凹部の周方向の位置の相互のズレ角度が、前記凹部の分割角度の1/2±5°であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のビード保持装置。
- 前記一対のビードコア保持部における前記凹部の深さが、1.5~2.3mmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のビード保持装置。
- 前記凹部の深さが、1.8~2.0mmであることを特徴とする請求項5に記載のビード保持装置。
- 前記ビードコア保持部の内径が、保持対象の複数種類のビードコアの内、最大内径のビードコアの内径よりも0~0.6mm小さく形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のビード保持装置。
- 保持対象の複数種類のビードコアが、最大内径と最小内径の差が3mm以下のビードコアであることを特徴とする請求項7に記載のビード保持装置。
- 保持対象の複数種類のビードコアが、内径300~450mmのビードコアであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のビード保持装置。
- 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のビード保持装置を備えていることを特徴とするタイヤ成形装置。
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