JP6747206B2 - タイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
上記予備成形工程は、
(1)カーカス部材とビード部材とが貼り合わされ筒状にされたカーカス成形体と、トレッド部材がリング状にされたトレッド成形体とが準備されて、搬送装置が、上記トレッド成形体の外周面を保持して、上記トレッド成形体を上記カーカス成形体の半径方向外側に搬送する搬送工程、及び
(2)上記カーカス成形体の外周面に、上記搬送装置が保持する上記トレッド成形体が貼り合わされて上記ローカバーが形成される合体工程
を備えている。
上記搬送装置は、開口を備えるフレームと、上記開口に位置する複数のセグメントとを備えている。この複数のセグメントは、トレッド成形体の外周面の円周方向に並べられて外周面の半径方向に移動可能にされている。それぞれのセグメントは、上記トレッド成形体の外周面に当接するクランプ面を備えている。上記クランプ面は、軸方向に垂直な断面において、曲率半径が異なる少なくとも2以上の領域面から形成されている。
図1から図3に示された搬送装置を使用して、予備成形工程において、ローカバーが成形された。このセグメントは、3つの異なる曲率半径のクランプ面を備えていた。その内の一のクランプ面の曲率半径は340(mm)であった。このローカバーから得られるタイヤのサイズは、「225/55R19」であった。この搬送装置を使用して、ローカバーが60本成形された。これらのローカバーが加硫されてタイヤが得られた。
セグメントが単一の曲率半径のクランプ面を備え、この曲率半径が320(mm)であった他は、実施例1と同様にして、ローカバーが成形された。これらのローカバーが加硫されてタイヤが得られた。
これらのタイヤについて、RRO(ラジアルランアウト)が測定された。具体的には、非接触のレーザー測定器を用いて、タイヤの外周面において、RROを測定した。測定値から、それぞれの測定値の平均と、標準偏差が求められた。表1には、この平均値と標準偏差とが、比較例1を100とする指数で表されている。この平均値の指数が小さいほど、RROの平均値が小さい。この平均値の指数は、小さい方が好ましい。この標準偏差の指数が小さいほど、RROのバラツキが小さい。標準偏差の指数は小さい方が好ましい。
4・・・第一成形装置
6・・・第二成形装置
8、48・・・搬送装置
14・・・架台
16・・・第一ドラム
18・・・ビード受部
22・・・架台
24・・・第二ドラム
26・・・レール
28・・・移動台
30・・・環状フレーム
31・・・開口
32、50・・・クランプ
34・・・本体
36・・・セグメント
38、52、54・・・クランプ面
40、42・・・スペーサ
44・・・カーカス成形体
46・・・トレッド成形体
Claims (7)
- 加硫されてタイヤが得られるローカバーが形成される予備成形工程を備えており、
上記予備成形工程が、
(1)カーカス部材とビード部材とが貼り合わされ筒状にされたカーカス成形体と、トレッド部材がリング状にされたトレッド成形体とが準備されて、
搬送装置が、上記トレッド成形体の外周面を保持して、上記トレッド成形体を上記カーカス成形体の半径方向外側に搬送する搬送工程、及び
(2)上記カーカス成形体の外周面に、上記搬送装置が保持する上記トレッド成形体が貼り合わされて上記ローカバーが形成される合体工程
を備えており、
上記搬送装置が、開口を備えるフレームと、上記開口に位置する複数のセグメントとを備えており、この複数のセグメントがトレッド成形体の外周面の円周方向に並べられて外周面の半径方向に移動可能にされており、
それぞれのセグメントが上記トレッド成形体の外周面に当接するクランプ面を備えており、
上記クランプ面が、軸方向に垂直な断面において、曲率半径が異なる少なくとも2以上の領域面から形成されているタイヤの製造方法。 - 上記クランプ面において、周方向中央側に位置する一の領域面の曲率半径が、この一の領域面に隣接して周方向端側に位置する他の領域面の曲率半径より小さくされており、
上記一の領域面が上記他の領域面より半径方向外側に位置している請求項1に記載の製造方法。 - 上記タイヤの外径が230(mm)以上395(mm)以下である請求項1に記載の製造方法。
- 未加硫ゴムからなるトレッド部材がリング状にされたトレッド成形体を搬送する搬送装置であって、
開口を備えるフレームと、上記開口に位置する複数のセグメントとを備えており、この複数のセグメントがトレッド成形体の外周面の円周方向に並べられて半径方向に移動可能にされており、
それぞれのセグメントが上記トレッド成形体の外周面に当接するクランプ面を備えており、
上記クランプ面が、軸方向に垂直な断面において、曲率半径が異なる少なくとも2以上の領域面から形成されているトレッド成形体の搬送装置。 - 上記クランプ面において、周方向中央側に位置する一の領域面の曲率半径が、この一の領域面に隣接して周方向端側に位置する他の領域面の曲率半径より小さくされており、
上記一の領域面が上記他の領域面より半径方向外側に位置している請求項4に記載の搬送装置。 - 上記2以上の領域面の曲率半径の中心が、上記セグメントが移動する半径方向の直線上に位置している請求項5又は6に記載の搬送装置。
- 上記クランプ面に着脱可能に取り付けられるスペーサを備えており、
上記スペーサが、半径方向内向きに面する内側面と、半径方向外側に面する外側面とを備えており、
軸方向に垂直な断面において、上記内側面が上記他の領域面の曲率半径で形成されており、上記スペーサが上記クランプ面に取り付けられた状態で、上記他の領域面と上記内側面とが同一の円弧上に位置する請求項4から6のいずれかに記載の搬送装置。
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