JP3241049B2 - 仮想空間見積り処理装置 - Google Patents

仮想空間見積り処理装置

Info

Publication number
JP3241049B2
JP3241049B2 JP40030090A JP40030090A JP3241049B2 JP 3241049 B2 JP3241049 B2 JP 3241049B2 JP 40030090 A JP40030090 A JP 40030090A JP 40030090 A JP40030090 A JP 40030090A JP 3241049 B2 JP3241049 B2 JP 3241049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
area
virtual space
information
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP40030090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04209050A (ja
Inventor
安男 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP40030090A priority Critical patent/JP3241049B2/ja
Publication of JPH04209050A publication Critical patent/JPH04209050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3241049B2 publication Critical patent/JP3241049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮想記憶を使用する計算
機システムにおいて、仮想空間の領域の大きさを見積も
るための処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】仮想記憶を使用する計算機における各仮
想空間は、通常はアドレスの先頭から所要の大きさの領
域をシステム領域として、システムの各種管理及びサー
ビス機能のための、プログラムのモジュール及びデータ
に割り当てる。
【0003】このシステム領域の後の領域をリージョン
等と呼ぶ利用者領域とし、計算機の利用者の業務プログ
ラム及びデータは、利用者領域のみに配置することがで
きるので、当然業務プログラムは利用者領域の中で実行
できる大きさにしなければならない。
【0004】以上のような仮想空間上で割り当てられて
いる領域の大きさは、稼働中のシステムで例えば運用操
作用のコマンドを入力することにより、各モジュール、
データ等の大きさや配置等を知ることができるようにし
た機能が、一般に備えられている。しかし、システム生
成(システムジェネレーション)を行なう以前に仮想空
間の中で利用者領域として使える領域(リージョン)を
算出することはできていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】システム機能の拡張
や、利用者の業務の多様化等により、システム領域の所
要の大きさが拡大すると共に、利用者領域の必要量も拡
大している。
【0006】その結果、システムの更改や業務の拡大
で、新システムに変更する場合等に、新システムで利用
者領域の大きさがどうなるかは重要な問題になるが、従
来は一旦システムを稼働させて、前記のようなコマンド
により仮想空間の状況を知るのが最も確実な方法であ
る。
【0007】従って、そのようにして仮想空間の状況を
調べた場合に、新システムの変更を要することが分かる
と、例えば元のシステムに復元するために、再びシステ
ムの入替え作業を行わなければならないという問題があ
る。
【0008】本発明は、システムの入替えを実行する前
に、すなわち、上記のようにいったんシステムジェネレ
ーションを行なってシステムを稼働させる以前に、仮想
空間の状況の見積りを、特に、利用者領域のおおよその
推定値を自動的に作成することができる仮想空間見積り
処理装置を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示すブロック図である。図は仮想空間見積り処理装置の
構成であって、仮想記憶を使用する計算機システムの、
仮想空間の領域の大きさの見積りに際し、OSシステム
提供媒体中のモジュール群5から、各モジュールのモジ
ュール名と大きさとを抽出してモジュール情報6を生成
するモジュール抽出部1と、システム領域算出部2と、
出力部3と、レイアウト情報4とを有し、モジュール抽
出部1は、所与のモジュール群5から、各モジュールの
モジュール名と大きさを抽出して、モジュール情報6を
生成する。
【0010】システム領域算出部2は、利用者業務のた
めにOSシステムをカストマイズするためのシステムパ
ラメータ情報7と前記モジュール情報6とからシステム
領域推定量を算出する。すなわち、所与のシステムパラ
メータ情報7に指定された、各データ領域の大きさと、
システムパラメータ情報7に指定された各該モジュール
についてモジュール情報6で示す大きさとを、レイアウ
ト情報4に指定される配置及びアドレス境界条件を満足
するように順次積算して、所定の仮想空間に配置する各
該データ領域及び該モジュールの先頭アドレス及び領域
長を決定する。
【0011】出力部3は、該仮想空間の残余の領域を利
用者領域推定量として、各該データ領域、該モジュール
及び該利用者領域推定量について、各先頭アドレス及び
大きさを示す見積りテーブル8を出力する。
【0012】
【作用】本発明の処理装置により、新システムの提供テ
ープ等によって与えられるモジュール群5から各モジュ
ールのモジュール名とその大きさが抽出される。
【0013】そのモジュール情報と、利用者のシステム
で必要なモジュール及びデータを示すシステムパラメー
タ情報7と、レイアウト情報4を使用して、利用者のシ
ステムにおける仮想空間の状況が算出され、仮想空間の
見積り結果のテーブルが出力される。
【0014】ここでレイアウト情報4は、当該オペレー
ティングシステムのシステム領域として定まる情報で、
システム領域に置くべき全モジュールとデータ領域の配
置と、アドレス境界条件その他を示す情報である。
【0015】従って以上により、新システムを稼働する
ことなく、事前に仮想空間の状況を把握することが可能
になる。
【0016】
【実施例】モジュール群5は、システムの作成者から磁
気テープ等に記録して提供されるものであり、必要な各
モジュール本体のセクションと、セクションの名前、大
きさ、及びセクションへのポインタ等を含む制御テーブ
ル等が記録されている。
【0017】利用者は、この提供テープを直接に仮想空
間見積り処理装置へモジュール群5として入力し、又処
理上必要な場合には、提供テープを磁気ディスク記憶装
置等に一時ファイルとして複写して入力するようにして
もよい。
【0018】モジュール抽出部1はモジュール群5を読
み込んで、主として前記の制御テーブルから、例えば概
念的に図2に示すような内容のモジュール情報6を生成
する。図2はモジュール群5にある全モジュールのモジ
ュール名(セクション名)とその大きさを示すテーブル
で、図示の例では大きさをキロバイト単位の数値で表し
ている。
【0019】システムパラメータ情報7は、例えば図3
のような内容で、利用者のシステムで必要なシステム領
域の各モジュールとデータ領域とについて領域の名前を
示し、それが利用者システムで必要なデータ領域の場合
には、等号でつないでその大きさを指定し、必要なモジ
ュール領域の場合には、等号でつないで構成モジュール
名を示す。
【0020】レイアウト情報4では、例えば図4に説明
的に示すように、仮想空間のアドレス0番地から、配列
すべきモジュール領域及びデータ領域の名前を配置順に
示し、必要な個所のアドレス境界条件を指定している。
なお、図示の例ではモジュール領域を名前の前の%記号
で示し、データ領域を#記号で示して、識別できるよう
にしている。
【0021】システム領域算出部2は、例えば図5のよ
うにレイアウト情報に指定されている各領域名を上げた
作業テーブルを準備して処理を開始する。レイアウト情
報4に従って、先ず先頭のNUCLEUS は必須の核モジュー
ルであるので、モジュール情報6を見て核部モジュール
として既定のモジュール名NUC を探し大きさ128 キロバ
イトを得て、テーブルのNUCLEUS の項を図のように作成
し、次に配置するFLPAの先頭アドレスを128(バイトアド
レスの番地のが 128×1024であることを示し、以下にお
いても同様とする) に決める。
【0022】以後の処理では、レイアウト情報4に指定
されている名前を1個づつ順次取り出して、取り出した
名前についてシステムパラメータ情報7でその名前を検
索し、以下に述べるように処理する。
【0023】その名前がデータ領域の場合には、システ
ムパラメータ情報7に大きさの指定があれば、図5の作
業テーブルにその大きさを記入し、レイアウト情報4に
アドレス境界条件の指定があれば、それを満足するよう
に調整した大きさを決定し、次の領域の先頭アドレスの
番地を算出する。
【0024】又、モジュール領域の名前の場合には、シ
ステムパラメータ情報7にモジュール名の指定があれ
ば、指定されている各モジュール名でモジュール情報6
を検索してその大きさを得、前記と同様に作業テーブル
上の処理をする。
【0025】システムパラメータ情報7の該当する領域
名について指定の無い場合は、この利用者システムで
は、その領域は使用しない場合であるので、大きさ0と
して処理する。
【0026】このようにして、例えばデータ領域FSQAを
処理すると、システムパラメータ情報7に 256キロバイ
トの指定があるが、図4に示すように次のPSQAが4キロ
バイト境界で始まるように指定されているので、大きさ
を 258キロバイトに調整して、PSQAのアドレスが4キロ
バイト境界を満足する「636(即ち 636×1024番地) 」に
なるようにする。
【0027】同様にPLPAでは、必要な大きさ300 キロバ
イトを、64キロバイト境界を満足するように324 キロバ
イトに調整して、次の領域のアドレスを「1472」にす
る。このようにして、システム領域の最後PLSQA を処理
して、システム領域算出部2の処理を終わる。
【0028】出力部3は、システム領域算出部2の処理
した作業テーブルによって、システム領域を割り当てた
残りの領域が、図5の例で「1856」番地から始まるの
で、例えばこのシステムの仮想空間の大きさが16メガバ
イトであれば、16×1024−1856として、利用者領域の大
きさ14528 キロバイトを得る。
【0029】そこで、図5の領域名、アドレス、大きさ
(調整後) の欄を見積りテーブル8として出力する。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、仮想記憶を使用する計算機システムにおける、
仮想空間の領域の大きさの見積りを、システムの入替え
を実行する前に自動的に作成することができるという著
しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】モジュール情報の説明図
【図3】システムパラメータ情報の説明図
【図4】レイアウト情報の説明図
【図5】作業テーブルの説明図
【符号の説明】
1 モジュール抽出部 2 システム領域算出部 3 出力部 4 レイアウト情報 5 モジュール群 6 モジュール情報 7 システムパラメータ情報 8 見積りテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想記憶を使用する計算機システムのシ
    ステム稼働以前に仮想空間中の利用者領域の大きさを見
    積もる仮想空間見積もり処理装置であって、 オペレーティングシステム提供媒体中のモジュール群か
    ら、各モジュールのモジュール名と大きさとを抽出して
    モジュール情報を生成するモジュール抽出部と、利用者
    業務のオペレーティングシステムをカストマイズするた
    めに必要とされるデータ領域の大きさと前記モジュール
    情報の中で必要とされるモジュールのモジュール名とを
    示すシステムパラメータ情報と、前記必要とされるデー
    タ領域およびモジュールの配置及びアドレス境界条件を
    示すレイアウト情報と前記モジュール情報とからシステ
    ム領域推定量を算出するシステム領域算出部と、 規定の仮想空間領域から前記システム領域推定量を除い
    た残余の領域を利用者領域推定量として出力する出力部
    と、 を有することを特徴とする仮想空間見積もり処理装置。
JP40030090A 1990-12-04 1990-12-04 仮想空間見積り処理装置 Expired - Fee Related JP3241049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40030090A JP3241049B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 仮想空間見積り処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40030090A JP3241049B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 仮想空間見積り処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04209050A JPH04209050A (ja) 1992-07-30
JP3241049B2 true JP3241049B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=18510212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40030090A Expired - Fee Related JP3241049B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 仮想空間見積り処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3241049B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04209050A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105045663A (zh) 快速部署虚拟机的方法与系统
JP3241049B2 (ja) 仮想空間見積り処理装置
JP2877973B2 (ja) ファイルリコール制御方式
EP1950709B1 (en) CAD-system projection method, CAD-system, and recording medium
JPH0528088A (ja) ハードウエア構成情報の自動作成方法
EP0867811A1 (en) Accounting-information outputting device
JP3130870B2 (ja) メモリダンプファイル再構成方式
JP3056128B2 (ja) 作業領域確保方式
JP2852162B2 (ja) データベース管理装置
JP3466792B2 (ja) 図面検索方法及びその装置
JP2663491B2 (ja) Ncプログラムの自動分割方法
JP2802109B2 (ja) メモリアクセス制御方式
JP3278439B2 (ja) ファイル管理装置
JP2605476B2 (ja) ダンプ採取処理方法
JPH04333102A (ja) Ncプログラム管理方式
CN115543695A (zh) 一种数据备份方法、装置及电子设备和存储介质
JPH04188339A (ja) 削除レコードの管理方式
JPH10283231A (ja) データ処理装置
JPH0594282A (ja) フアイルメンテナンス用jcl自動作成システム
JP2612063B2 (ja) マスクレイアウトデータの表示方法
JPH04113428A (ja) データ復旧方式
JP2000029446A (ja) 画像処理装置
JPS6036608B2 (ja) 磁気テ−プボリユ−ム制御方式
JPH10149357A (ja) アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法
JPH11306056A (ja) ファイル管理方法及びシステム並びに記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees