JPH10149357A - アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法 - Google Patents

アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法

Info

Publication number
JPH10149357A
JPH10149357A JP9255457A JP25545797A JPH10149357A JP H10149357 A JPH10149357 A JP H10149357A JP 9255457 A JP9255457 A JP 9255457A JP 25545797 A JP25545797 A JP 25545797A JP H10149357 A JPH10149357 A JP H10149357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal data
storage area
program internal
updated
undo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9255457A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuhiro Saito
徳浩 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9255457A priority Critical patent/JPH10149357A/ja
Publication of JPH10149357A publication Critical patent/JPH10149357A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定した回数の範囲内で、何回でも連続
してアンドゥ処理を行うことができるアンドゥ処理装置
及びアンドゥ処理方法を提供する。 【解決手段】 ハードディスク22は番号付けられた複
数の保存領域を有し、画面上で内部データが連続して更
新される度に、その更新後の内部データを各保存領域に
番号順に記憶する。CPU16は、アンドゥ処理の指示
が連続して入力される度に、各アンドゥ処理の指示がな
された際の内部データが記憶されている保存領域から一
つ前の番号の保存領域に記憶されている内部データをR
AM18に読み込んで、CRT表示装置12の画面上に
表示する。アンドゥ処理を行った後、その読み込んだ内
部データを更新したときには、CPU16は、その読み
込んだ内部データが記憶されている保存領域の次の番号
の保存領域に更新後の内部データを記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば組版、D
TP、CAD、シミュレーション、データベース、ワー
プロ、表計算等、プログラム内部データの更新を繰り返
すコンピュータソフトウエアに適用されるアンドゥ処理
方法及びそれを用いたアンドゥ処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ワープロや表計算ソフト等のアプ
リケーションソフトにはアンドゥ機能が付いているもの
がある。アンドゥ機能は、直前に実行した処理を取り消
し、その処理を実行する前の状態に戻すものである。ユ
ーザは、作業中に誤って必要な部分を消してしまったと
きなどに、アンドゥ処理を行えば、消去前の状態に戻
し、その状態から作業をやり直すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンドゥ機能では、処理を一つだけさかのぼった前の状
態にしか戻すことができず、アンドゥ処理を連続して行
うことができないため、ユーザにとってはあまり使い勝
手がよいものではなかった。本発明は上記事情に基づい
てなされたものであり、予め設定した回数の範囲内で、
何回でも連続してアンドゥ処理を行うことができるアン
ドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明に係るアンドゥ処理装置は、番
号付けられた複数の保存領域を有し、画面上でプログラ
ム内部データが連続して更新される度に更新後の前記プ
ログラム内部データを前記各保存領域に前記番号順に記
憶する記憶手段と、前記プログラム内部データの更新回
数を計数する計数手段と、前記プログラム内部データが
更新されたときに、前記更新回数に基づいて更新後の前
記プログラム内部データを書き込むべき前記保存領域を
決定し、その決定した前記保存領域が有する前記番号を
指示する保存領域指示手段と、前記プログラム内部デー
タが更新されたときに、前記保存領域指示手段が指示す
る前記番号を有する前記保存領域に更新後の前記プログ
ラム内部データを書き込むと共に、前記更新回数に1を
加える旨の信号を前記計数手段に送る更新処理手段と、
アンドゥ処理を行う旨の指示がなされたときに、前記保
存領域指示手段が指示する前記番号の一つ前の番号を有
する前記保存領域に記憶された前記プログラム内部デー
タを読み込んで、画面上に表示し、その後、前記更新回
数を前記保存領域指示手段が指示する前記番号にリセッ
トする旨の信号を前記計数手段に送ると共に、前記保存
領域指示手段が指示する前記番号を一つ前の番号に変更
する旨の信号を前記保存領域指示手段に送るアンドゥ処
理手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0005】上記の目的を達成するための請求項2記載
の発明に係るアンドゥ処理方法は、画面上でプログラム
内部データが連続して更新される度に更新後の前記プロ
グラム内部データを複数の保存領域に所定の順番で記憶
しておき、アンドゥ処理を行う旨の指示が連続して入力
される度に、前記各指示がなされた際の前記プログラム
内部データが記憶されている前記保存領域から一つ前の
順番の前記保存領域に記憶されている前記プログラム内
部データを読み込んで、画面上に表示し、また、前記ア
ンドゥ処理を行った後、その読み込んだ前記プログラム
内部データを更新したときに、その読み込んだ前記プロ
グラム内部データが記憶されている前記保存領域の次の
順番の前記保存領域に更新後の前記プログラム内部デー
タを記憶することを特徴とするものである。
【0006】本発明では、番号付けられた複数の保存領
域を有し、画面上でプログラム内部データが連続して更
新される度に更新後のプログラム内部データを各保存領
域に番号順に記憶する記憶手段を設け、アンドゥ処理を
行ったときに、保存領域指示手段に番号を一つ前の番号
に変更する旨の信号を送ることにより、保存領域指示手
段に、アンドゥ処理で今回読み込んだプログラム内部デ
ータが記憶されている保存領域の番号を指示させる。引
き続いてもう一度、アンドゥ処理を行うと、アンドゥ処
理手段は、保存領域指示手段が指示する番号に基づい
て、前回のアンドゥ処理で読み込まれたプログラム内部
データから一つ前の状態にさかのぼったプログラム内部
データを読み込む。したがって、アンドゥ処理を連続し
て行っても、そのアンドゥ処理の回数だけ前の番号の保
存領域を容易に見つけ出し、そのプログラム内部データ
を取り出すことができる。ただし、アンドゥ処理を連続
してできる最大回数は、保存領域の数から1を引いた数
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
であるアンドゥ処理装置を用いたコンピュータシステム
の概略構成図、図2はそのコンピュータシステムの概略
機能ブロック図である。図1に示すコンピュータシステ
ムは、CRT表示装置12と、キーボードやマウス等の
入力装置14と、CPU16と、RAM18と、外部記
憶装置としてのハードディスク22と、レーザープリン
タ等の出力装置24とを備えるものである。このコンピ
ュータシステムにはDTPソフトウエアを組み込んでい
る。本実施形態では、ユーザが、入力装置14を用い
て、CRT表示装置12の画面上で文書を作成、編集し
ている際にアンドゥ処理を行う場合について考える。
【0008】RAM18は、ユーザがCRT表示装置1
2の画面上で作成・編集作業をしている文書のプログラ
ム内部データを記憶するものである。ハードディスク2
2は複数のアンドゥ処理用保存領域を有し、各アンドゥ
処理用保存領域には番号が付けられている。かかるハー
ドディスク22は、画面上でプログラム内部データが連
続して更新される度に、その更新後のプログラム内部デ
ータを各アンドゥ処理用保存領域に番号順に記憶するも
のである。アンドゥ処理用保存領域の総数と同じ回数だ
けプログラム内部データの更新が連続して行われると、
次にプログラム内部データの更新があったときには、そ
の更新後のプログラム内部データは、最初のアンドゥ処
理用保存領域に上書きして格納される。
【0009】本コンピュータシステムは、図2に示すよ
うに、カウンタ32と、保存領域指示部34と、更新処
理部36と、アンドゥ処理部38とを有する。カウンタ
32は、更新処理部36からの信号に基づいて、プログ
ラム内部データが連続して更新されたときの更新回数を
計数するものである。この更新回数は、アンドゥ処理が
なされると、アンドゥ処理部38からの信号に基づいて
所定の値にリセットされる。保存領域指示部34は、プ
ログラム内部データが更新されたときに、更新回数に基
づいて更新後のプログラム内部データを書き込むべきア
ンドゥ処理用保存領域を決定し、その決定したアンドゥ
処理用保存領域の番号を一時記憶するものである。
【0010】更新処理部36は、プログラム内部データ
が更新されたときに、保存領域指示部34が指示する番
号を有するアンドゥ処理用保存領域に更新後のプログラ
ム内部データを書き込むものである。ここで、プログラ
ム内部データが更新されたときとは、文書作成中に、文
字の変換を確定させたときや、文字を削除したときをい
う。たとえば、「アイウエオ」という文を、各文字毎に
変換確定させながら入力した場合には、まず最初のアン
ドゥ処理用保存領域には「ア」についてのプログラム内
部データが格納され、次のアンドゥ処理用保存領域には
「アイ」についてのプログラム内部データが格納され
る。そして、三番目のアンドゥ処理用保存領域には「ア
イウ」についてのプログラム内部データが、四番目のア
ンドゥ処理用保存領域には「アイウエ」についてのプロ
グラム内部データが、五番目のアンドゥ処理用保存領域
には「アイウエオ」についてのプログラム内部データが
格納される。ところで、従来のアンドゥ処理装置では、
プログラム内部データの差分をとって処理内容を記憶す
るという方法を採用しているものがある。しかし、この
方法は難しく、バグも起こりやすい。このため、本実施
形態では、プログラム内部データをそっくりそのままハ
ードディスク22に格納することにしている。また、更
新処理部36は、プログラム内部データの書き込み処理
を行った後、更新回数に1を加える旨の信号をカウンタ
32に送る。
【0011】アンドゥ処理部38は、アンドゥ処理の指
示がなされたときに、保存領域指示部34が指示する番
号の一つ前の番号を有するアンドゥ処理用保存領域に記
憶されたプログラム内部データをRAM18に読み込ん
で、画面上に表示するものである。また、アンドゥ処理
部38は、アンドゥ処理を行う際に、更新回数を保存領
域指示部34が指示する番号にリセットする旨の信号を
カウンタ32に送ると共に、保存領域指示部34が指示
する番号を一つ前の番号に変更する旨の信号を保存領域
指示部34に送る。これにより、アンドゥ処理を行う
と、保存領域指示部34はいま読み込んだプログラム内
部データが記憶されているアンドゥ処理用保存領域の番
号を指示することになる。このため、引き続いて二回目
のアンドゥ処理を行うときは、その保存領域指示部34
が指示する番号に基づいて、一回目のアンドゥ処理で読
み込まれたプログラム内部データから一つ前の状態にさ
かのぼったプログラム内部データを読み込むことができ
る。したがって、アンドゥ処理を所定回数だけ連続して
行うことにより、その回数だけ前のアンドゥ処理用保存
領域に記憶されているプログラム内部データを取り出す
ことができる。ただし、アンドゥ処理が連続してできる
最大回数は、アンドゥ処理用保存領域の総数から1を引
いた数である。
【0012】尚、コンピュータシステムのOSにUNI
X(商品名)を使っている場合には、RAM18の一部
を外部記憶装置として扱うことができるので、コストパ
フォーマンスを考慮して、RAM18中にアンドゥ処理
用保存領域を保持するようにしてもよい。次に、本実施
形態のコンピュータシステムにおける、文書の更新処理
及びアンドゥ処理の動作について説明する。図3は更新
処理やアンドゥ処理が行われたときのプログラム内部デ
ータの移動の様子を示す図、図4は更新処理を説明する
ためのフローチャート、図5はアンドゥ処理を説明する
ためのフローチャートである。
【0013】図3では、各時点でのプログラム内部デー
タの全体をai により表現している。添字iは更新回数
を表す。また、各アンドゥ処理用保存領域をSj により
表現している。添字jは、各アンドゥ処理用保存領域に
対応した番号である。ここでは、アンドゥ処理用保存領
域の総数をnとし、jは0からn−1までの整数をと
る。
【0014】最初に、文書を新たに作成する際には、更
新回数iを初期化してゼロに設定する。また、アンドゥ
処理用保存領域の総数nを所定の値Nに設定する。この
設定値Nから1を引いた値がアンドゥ処理を連続して行
うことができる最大回数になる。いま、ユーザが文書を
新たに作成し、文書の更新処理をk−1回連続して行っ
たとする。この時点で、プログラム内部データai (i
=k−1)が作成されている。図3では、このプログラ
ム内部データak-1 に対して、更新処理を三回連続して
行い、その後、アンドゥ処理を二回連続して行う場合を
示している。この場合、まず、図4のフローチャートに
したがって、ユーザがプログラム内部データak-1 の更
新処理を行うと(step12)、保存領域指示部34は、
この更新後のプログラム内部データを書き込むべきア
ンドゥ処理用保存領域を決定する(step14)。すなわ
ち、更新前のプログラム内部データak-1 の更新回数
i=k−1をNで割った余りの値j(0≦j≦N−1)
を求める。そして、この求めた番号jを有するアンドゥ
処理用保存領域Sj が更新後のプログラム内部データ
を書き込む位置であると決定する。これにより、プログ
ラム内部データが連続して更新されたときに、各更新後
のプログラム内部データを書き込む位置は、アンドゥ処
理用保存領域の番号順に定められる。ここで、図3にお
いては、k−1をNで割った余りの値を1としている。
また、図4のstep14において、「i%N」はiをNで割
った余りを意味する。次に、更新処理部36は、保存領
域指示部34が指示する番号j=1を有するアンドゥ処
理用保存領域Sj (=S1 )に、更新後のプログラム
内部データを書き込む(step16)。その後、更新処理部
36は、更新回数に1を加える旨の信号をカウンタ32
に送り、カウンタ32は、更新回数をi=kとする(st
ep18)。これにより更新後のプログラム内部データは
k となる。尚、図4のstep18において、「i++」は
iに1を加えることを意味する。
【0015】次に、ユーザがプログラム内部データak
の更新処理を行うと、上記と同様の処理が行われる。
すなわち、保存領域指示部34は、更新回数i=kに基
づいて、アンドゥ処理用保存領域の番号j=2を求め
る。そして、更新処理部36は、更新後のプログラム
内部データを、更新前のプログラム内部データak
記憶するアンドゥ処理用保存領域S1 の次のアンドゥ処
理用保存領域S2 に書き込んだ後、更新回数をi=k+
1とする。また、ユーザがプログラム内部データak+1
の更新処理を行うと、更新後のプログラム内部デー
タはアンドゥ処理用保存領域S3 に書き込まれ、更新回
数はi=k+2となる。
【0016】次に、ユーザがアンドゥ処理を指示する
と、アンドゥ処理部38はアンドゥ処理を実行する。
図5のフローチャートにしたがって、まず、アンドゥ処
理の可否について判断する(step22)。アンドゥ処理
ができない場合としては、たとえば、すべてのアンドゥ
処理用保存領域にプログラム内部データが記憶されてい
ない最初の時点であるとき、また、最初の時点から更新
処理を連続してm(≦N)回行ったが、これまでアンド
ゥ処理を連続してm−1回行ったとき、さらに、更新処
理を連続してN回以上行ったが、これまでアンドゥ処理
を連続してN−1回行ったときが該当する。アンドゥ処
理部38は、アンドゥ処理をすることができないと判断
すると、そのまま処理を終了する。
【0017】一方、アンドゥ処理部38は、step22でア
ンドゥ処理をすることができると判断すると、保存領域
指示部34が現在指示している番号j=3の一つ前の番
号を有するアンドゥ処理用保存領域Sj-1 (=S2 )に
記憶されているプログラム内部データak+1 をRAM1
8に読み込む(step24)。これにより、CRT表示装置
12の画面上には、アンドゥ処理が指示された際のプ
ログラム内部データa k+2 から一つ前の状態にさかのぼ
ったプログラム内部データak+1 が表示される。その
後、アンドゥ処理部38は、現在の更新回数i=k+2
を保存領域指示部34が指示する番号j=3にリセット
する旨の信号をカウンタ32に送る(step26)。これに
より、いま読み込んだプログラム内部データを更新した
ときには、その読み込んだプログラム内部データが記憶
されているアンドゥ処理用保存領域の次の番号のアンド
ゥ処理用保存領域に更新後のプログラム内部データを記
憶することができる。また、アンドゥ処理部38は、番
号j=3を一つ前の番号に変更する旨の信号を保存領域
指示部34に送る(step28)。ここで、保存領域指示部
34が番号j=0を指示しているときには、変更後の番
号をN−1とする。このことを考慮して、step28では
「(−−j+N)%N」と表現している。「−−j」は
jから1を引くことを意味する。こうして、step26とst
ep28の処理が行われた後、更新回数はi=3に、アンド
ゥ処理後のプログラム内部データはa3(=ak+1
になり、一方、保存領域指示部34が指示する番号はj
=2となる。
【0018】次に、ユーザがアンドゥ処理を指示する
と、上記と同様の処理が行われ、番号j=2の一つ前の
番号を有するアンドゥ処理用保存領域S1 に書き込まれ
ているプログラム内部データak がRAM18に読み込
まれる。そして、更新回数はi=2にリセットされ、ア
ンドゥ処理後のプログラム内部データはa2 (=
k )になる。そして、保存領域指示部34は番号j=
1を指示する。
【0019】こうして、ユーザが、アンドゥ処理を連続
して二回指示すると、アンドゥ処理を指示した際のプ
ログラム内部データak+2 から二回だけ前の状態にさか
のぼったプログラム内部データak (=a2 )がCRT
表示装置12の画面上に表示される。その後、ユーザが
プログラム内部データa2 の更新処理を行うと、保存
領域指示部34は、更新回数i=2に基づいて、更新
後のプログラム内部データを書き込むべきアンドゥ処理
用保存領域Sj の番号をj=2と決定する。そして、更
新処理部36は、そのアンドゥ処理用保存領域S2 に更
新後のプログラム内部データを書き込む。その後、更
新回数に1を加える旨の信号をカウンタ32に送り、カ
ウンタ32は、更新回数をi=3とする。そして、同様
の処理が繰り返される。なお、以上説明した動作を実行
するプログラムは、フロッピーディスク、CD−ROM
等の可搬媒体や、ハードディスク等の記憶装置等に、そ
の全体あるいは一部が記録され、あるいは記憶されてい
る。そのプログラムがコンピュータにより読み取られ
て、動作の全部あるいは一部が実行される。
【0020】本実施形態のアンドゥ処理装置では、画面
上でプログラム内部データが連続して更新される度にそ
の更新後のプログラム内部データを各アンドゥ処理用保
存領域に番号順に記憶するハードディスクを設け、アン
ドゥ処理を行った後に保存領域指示部に番号を一つ前の
番号に変更する旨の信号を送ることにより、アンドゥ処
理が行われたときに、保存領域指示部が指示する番号
は、アンドゥ処理で今回読み込んだプログラム内部デー
タが記憶されているアンドゥ処理用保存領域の番号とな
る。このため、引き続いてもう一度、アンドゥ処理を行
うと、アンドゥ処理部は、前回のアンドゥ処理で読み込
んだプログラム内部データから一回前の状態にさかのぼ
ったプログラム内部データを読み込むことができる。し
たがって、アンドゥ処理を連続して所定回数だけ行え
ば、その回数だけ前の状態にさかのぼったプログラム内
部データを取り出すことができるので、ユーザにとって
は非常に使い勝手がよいものとなる。
【0021】尚、本発明は上記の実施形態に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、番
号付けられた複数の保存領域を有し、画面上でプログラ
ム内部データが連続して更新される度に更新後のプログ
ラム内部データを各保存領域に番号順に記憶する記憶手
段を設け、アンドゥ処理を行ったときに、保存領域指示
手段に番号を一つ前の番号に変更する旨の信号を送るこ
とにより、保存領域指示手段はアンドゥ処理で今回読み
込んだプログラム内部データが記憶されている保存領域
の番号を指示するようにできるので、アンドゥ処理を連
続して所定回数だけ行えば、その回数だけ前の状態にさ
かのぼったプログラム内部データが記憶されている保存
領域を容易に見つけ出し、そのプログラム内部データを
取り出すことができ、したがって、ユーザーにとって非
常に使い勝手がよいアンドゥ処理装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるアンドゥ処理装置を
用いたコンピュータシステムの概略構成図である。
【図2】そのコンピュータシステムの概略機能ブロック
図である。
【図3】更新処理やアンドゥ処理が行われたときのプロ
グラム内部データの移動の様子を説明するための図であ
る。
【図4】更新処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】アンドゥ処理を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
12 CRT表示装置 14 入力装置 16 CPU 18 RAM 22 ハードディスク 24 出力装置 32 カウンタ 34 保存領域指示部 36 更新処理部 38 アンドゥ処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番号付けられた複数の保存領域を有し、
    画面上でプログラム内部データが連続して更新される度
    に更新後の前記プログラム内部データを前記各保存領域
    に前記番号順に記憶する記憶手段と、 前記プログラム内部データの更新回数を計数する計数手
    段と、 前記プログラム内部データが更新されたときに、前記更
    新回数に基づいて更新後の前記プログラム内部データを
    書き込むべき前記保存領域を決定し、その決定した前記
    保存領域が有する前記番号を指示する保存領域指示手段
    と、 前記プログラム内部データが更新されたときに、前記保
    存領域指示手段が指示する前記番号を有する前記保存領
    域に更新後の前記プログラム内部データを書き込むと共
    に、前記更新回数に1を加える旨の信号を前記計数手段
    に送る更新処理手段と、 アンドゥ処理を行う旨の指示がなされたときに、前記保
    存領域指示手段が指示する前記番号の一つ前の番号を有
    する前記保存領域に記憶された前記プログラム内部デー
    タを読み込んで、画面上に表示し、その後、前記更新回
    数を前記保存領域指示手段が指示する前記番号にリセッ
    トする旨の信号を前記計数手段に送ると共に、前記保存
    領域指示手段が指示する前記番号を一つ前の番号に変更
    する旨の信号を前記保存領域指示手段に送るアンドゥ処
    理手段と、 を備えることを特徴とするアンドゥ処理装置。
  2. 【請求項2】 画面上でプログラム内部データが連続し
    て更新される度に更新後の前記プログラム内部データを
    複数の保存領域に所定の順番で記憶しておき、アンドゥ
    処理を行う旨の指示が連続して入力される度に、前記各
    指示がなされた際の前記プログラム内部データが記憶さ
    れている前記保存領域から一つ前の順番の前記保存領域
    に記憶されている前記プログラム内部データを読み込ん
    で、画面上に表示し、また、前記アンドゥ処理を行った
    後、その読み込んだ前記プログラム内部データを更新し
    たときに、その読み込んだ前記プログラム内部データが
    記憶されている前記保存領域の次の順番の前記保存領域
    に更新後の前記プログラム内部データを記憶することを
    特徴とするアンドゥ処理方法。
  3. 【請求項3】 画面上でプログラム内部データが連続し
    て更新される度に更新後の前記プログラム内部データを
    複数の保存領域に所定の順番で記憶する機能と、 アンドゥ処理を行う旨の指示が連続して入力される度
    に、前記各指示がなされた際の前記プログラム内部デー
    タが記憶されている前記保存領域から一つ前の順番の前
    記保存領域に記憶されている前記プログラム内部データ
    を読み込んで、画面上に表示させる機能と、 前記アンドゥ処理を行った後、その読み込んだ前記プロ
    グラム内部データを更新したときに、その読み込んだ前
    記プログラム内部データが記憶されている前記保存領域
    の次の順番の前記保存領域に更新後の前記プログラム内
    部データを記憶する機能と、 を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 画面上でプログラム内部データが連続し
    て更新される度に更新後の前記プログラム内部データを
    所定の順番で番号付けられた複数の保存領域に前記番号
    順に記憶させる機能と、 前記プログラム内部データの更新回数を計数する機能
    と、 前記プログラム内部データが更新されたときに、前記更
    新回数に基づいて更新後の前記プログラム内部データを
    書き込むべき前記保存領域を決定し、その決定した前記
    保存領域が有する前記番号を一時記憶させる機能と、 前記プログラム内部データが更新されたときに、前記一
    時記憶させた前記番号を有する前記保存領域に更新後の
    前記プログラム内部データを書き込むと共に、前記更新
    回数に1を加え、前記更新回数を更新する機能と、 アンドゥ処理を行う旨の指示がなされたときに、前記一
    時記憶させた前記番号の一つ前の番号を有する前記保存
    領域に記憶された前記プログラム内部データを読み込ん
    で、画面上に表示させる機能と、 前記アンドゥ処理を行った後、前記更新回数を前記一時
    記憶させた前記番号にリセットすると共に、前記一時記
    憶させた前記番号を一つ前の番号に変更する機能と、 を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP9255457A 1996-09-20 1997-09-19 アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法 Withdrawn JPH10149357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255457A JPH10149357A (ja) 1996-09-20 1997-09-19 アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-250634 1996-09-20
JP25063496 1996-09-20
JP9255457A JPH10149357A (ja) 1996-09-20 1997-09-19 アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10149357A true JPH10149357A (ja) 1998-06-02

Family

ID=26539843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9255457A Withdrawn JPH10149357A (ja) 1996-09-20 1997-09-19 アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10149357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2104890B1 (en) * 2007-01-11 2019-04-03 Koninklijke Philips N.V. Method and apparatus for providing an undo/redo mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2104890B1 (en) * 2007-01-11 2019-04-03 Koninklijke Philips N.V. Method and apparatus for providing an undo/redo mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3123025B2 (ja) データ処理システムにおける切貼りフィルタ
JP2003067185A (ja) アプリケーション編集装置、データ処理方法及びプログラム
JPH10149357A (ja) アンドゥ処理装置及びアンドゥ処理方法
JP3463331B2 (ja) メニュー選択方法
JP2676731B2 (ja) 電子化文書検索装置
JP2851071B2 (ja) データベース装置
JP3328995B2 (ja) 情報検索システム
JPH08166973A (ja) イメージデータ管理システム
JP3047400B2 (ja) データ処理装置
JP2518189B2 (ja) 数値デ―タ演算装置及び方法
JP2815364B2 (ja) Cad装置
JP2852162B2 (ja) データベース管理装置
JPS63288328A (ja) Jcl簡易作成装置
JPH11203031A (ja) データ入力装置及びその制御方法及び記憶媒体
JPH07104876B2 (ja) 設計支援方法及び設計支援装置
JPH0962855A (ja) 情報処理装置及び方法及び記憶媒体
JP3381069B2 (ja) データ処理装置
JP2900504B2 (ja) 情報処理装置
JP2518188B2 (ja) 数値デ―タ演算方法
JP2570070B2 (ja) 電子式表示装置
JP2613226B2 (ja) 数式入力編集方法
JPH04130571A (ja) 数値演算方式
JPH07160395A (ja) 文字入力装置
JP2001142880A (ja) 文書管理装置、文書管理方法および記憶媒体
JPH11265403A (ja) ハイパーリンクドローイングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207