JP2518188B2 - 数値デ―タ演算方法 - Google Patents

数値デ―タ演算方法

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JP2518188B2
JP2518188B2 JP4252943A JP25294392A JP2518188B2 JP 2518188 B2 JP2518188 B2 JP 2518188B2 JP 4252943 A JP4252943 A JP 4252943A JP 25294392 A JP25294392 A JP 25294392A JP 2518188 B2 JP2518188 B2 JP 2518188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数値データの演算方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサにより文書を作成する
場合、文面が同一で特定の数値のみ置き換えて複数作成
するものが多い。例えば、見積書等において、商品の数
量、単価、金額等を記入するような場合である。オフィ
スコンピュータでは、当然、あとから数値を入力して計
算を行なわせることができるが、ワードプロセッサは
「文書作成装置」なので、このような機能は持っていな
い。従って、従来のワードプロセッサでは各文書毎に数
量と単価を代入し、別に計算した上で金額を代入しなけ
ればならず、非常に面倒であった。
【0003】また従来にあっては、複数の表示領域が行
列方向に配列された表に対して表計算処理を行なえるよ
うにした表計算処理装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の表計算処理
装置では、個々の領域をカーソルにより順次連続的に指
定できるものであるが、この複数の領域のうちの所望す
る領域に対して、所望する表計算式を設定する場合、表
計算式設定対象の領域が複数あり、それが互いに隣り合
う領域である場合には好都合であるが、それが互いに離
れた領域にある場合には、その各領域を指定して表計算
式を設定する際に、カーソルを繰り返し操作して所望す
る領域まで移動しなければならず、その操作が極めて煩
雑なものとなる、という問題があった。
【0005】本発明の課題は、表示画面上の複数領域の
うちの所望する1つの領域に対して計算式を設定する際
に、その領域を簡易に指定して所望する計算式を直ちに
入力できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0007】表示画面上において行、列方向に表形式で
配置される複数の領域の各々を領域名称で定義し、この
領域名称で定義される各々の領域に対応して用意される
記憶テーブルを利用して数値データの演算を行なう方法
であって、上記領域名称による領域指定が指示された後
に所望の領域を特定する領域名称が入力された際に、こ
の入力された領域名称で特定される領域に対応する記憶
テーブルを検索して指定し、所望の領域名称を変数とす
る計算式が入力された際に、この計算式を上記指定の記
憶テーブルにおける計算式記憶エリアに式データとして
設定し、上記設定の計算式に基づく演算実行の際は、こ
の計算式に含まれる各領域名称で特定される領域に対応
した記憶テーブルの数値記憶エリアに記憶された数値デ
ータを読み出して、この読み出された数値データを上記
計算式に代入することで演算を実行し、この演算結果の
数値データを、その計算式の式データが設定された上記
記憶テーブルの数値記憶エリアにおける数値データとし
て記憶制御し、この記憶制御された上記数値データを、
その記憶テーブルに対応する領域の数値データとして上
記表示画面上に表示制御する、ようにしたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0009】領域名称による領域指定が指示された後に
所望の領域を特定する領域名称が入力された際に、この
入力された領域名称で特定される領域に対応する記憶テ
ーブルが検索されて指定され、この後、所望の領域名称
を変数とする計算式が入力すると、この計算式は上記指
定の記憶テーブルにおける計算式記憶エリアに式データ
として設定される。そして、上記設定の計算式に基づく
演算実行の際は、この計算式に含まれる各領域名称で特
定される領域に対応した記憶テーブルの数値記憶エリア
に記憶された数値データが読み出されて、この読み出さ
れた数値データを上記計算式に代入することで演算が実
行され、この演算結果の数値データは、その計算式の式
データが設定された上記記憶テーブルの数値記憶エリア
における数値データとして記憶制御されると共に、その
記憶テーブルに対応する領域の数値データとして上記表
示画面上に表示制御される。
【0010】従って、行、列方向に表形式で配置される
複数の領域の各々に対応して記憶テーブルが用意される
システムにおいて、上記各領域の内の所望の領域を指定
する際は、その所望の領域に対して定義づけられている
領域名称を入力するだけで、その領域名称で特定される
領域に対応した記憶テーブルを検索して直ちに指定する
ことができ、この検索指定した記憶テーブルに対して、
所望の領域名称を変数とする計算式を直ちに設定記憶す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明する。図
1は、外観構成を示すもので、1はワードプロセッサ本
体、2はこのワードプロセッサ本体1に接続されるプリ
ンタである。上記ワードプロセッサ本体1には、フロッ
ピーディスク(FDD)部3a,3b、CRT表示部
4、キー入力装置5が設けられる。このキー入力装置5
は、漢字等の日本語文字入力用キーボード6a〜6cと
共に、数値データ及び各種ファンクションデータ入力用
のキーボード7を備えている。そして、このキーボード
7には、例えばテンキー、アルファベットキー、カーソ
ルキー、TAB(タブ)キー、演算指示キー、合計キ
ー、印字キー、円(¥)、ドル($)等の通貨キーと共
に、「数値」、「領域」、「実行」、「YES」、「N
O」等の機能を持つキーが設けられている。
【0012】次に図2により、上記ワードプロセッサ本
体1内に設けられる電子回路について説明する。図2に
おいて11はマイクロプログラム制御回路で、例えばR
OM(リード・オンリ・メモリ)によって構成されるも
ので、各種制御用マイクロプログラムを記憶している。
そして、上記マイクロプログラム制御回路11には、キ
ー入力装置5、I/Oコントローラ12、データ記憶用
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)13、詳細を後
述する数値テーブル14、演算回路15、編集回路1
6、カーソルコントローラ17、メッセージRAM18
等が接続される。
【0013】そして、上記I/Oコントローラ12は、
マイクロプログラム制御回路11からの指令に従ってプ
リンタ2及びフロッピーディスクとRAM13との間の
データ転送制御を行なう。また、このRAM13にはキ
ー入力装置5からのキー入力データからのキー入力デー
タが与えられる。さらに、RAM13はマイクロプログ
ラム制御回路11の制御により数値テーブル14、演算
回路15との間でデータの書込み、読出しが行なわれ
る。
【0014】また、上記編集回路16は、文書メモリ1
9に対する編集を行なうもので、この文書メモリ19に
は数値テーブル14からデータが書込まれる。そして、
上記文書メモリ19から読出されるデータは、表示コン
トローラ20へ送られる。更に、この表示コントローラ
20には、カーソルコントローラ17からカーソルデー
タが入力されると共に、メッセージRAM18から読出
されるメッセージが入力される。上記表示コントローラ
20は、上記入力データに従ってCRT表示部4にキャ
ラクタジェネレータ(図示せず)等を介して表示用デー
タを出力する。
【0015】そして、上記数値テーブル14は、図3に
示すようにA1 〜A9 のエリアからなり、A1 エリアに
は名前、A2 エリアには通貨記号、A3 エリアには数
値、A4 エリアには数値表示領域の開始アドレス「fr
om」、A5 エリアには上記数値表示領域の終了アドレ
ス「to」、A6 エリアには枠取りフラグ、A7 エリア
には繰り返し情報、A8 エリアにはどこまで計算したか
を示す入力フラグ、A9エリアには計算式を記憶するよ
うになっている。この場合、A6 エリアの上記枠取りフ
ラグは、名前の定義前に書込まれているが、定義すると
消去される。また、A7 エリアの繰返し情報は、定義し
た名前を何行おきで何回繰り返すかを示す情報である。
【0016】次に、上記実施例の動作を説明する。今例
えば図4(a)に示す見積表を作成するものとすれば、
まず、図4(b)に示すように漢字、カナ等による日本
語文については最初から順次作成していくが、金額等の
数値データは入力せず、日本語文の作成途中あるいは日
本語文作成終了後にその領域等の指定処理を行なう。上
記文書の作成に際してキー入力装置5からデータを入力
すると、まず、RAM13に記憶され、その後、マイク
ロプログラム制御回路11より編集回路16を経て文書
メモリ19に書込まれる。
【0017】そして、例えば日本語文の作成終了後にお
いて、数値領域の定義を行なう。図4(a)の場合に
は、「アンプ」…「合計」までの文書を作成した後、
「アンプ」の定価「¥89,000」に対する数値領域
定義を行なう。この数値領域定義は、キーボード7に設
けられている「数値」キーを操作することにより、図
5,図6に示すフローチャートに従って処理される。ま
ず、上記したように「数値」キーを操作し、その後、カ
ーソルを定義したい領域の先頭へ移動し、次いで図5の
ステップX1 に示すように「領域」キーを操作する。こ
の「領域」キーが操作されるとステップX2 に進み、数
値テーブル14のFROMエリアA4 に上記カーソルに
よって示されているアドレスをセットする。
【0018】次いでステップX3 に示すように、カーソ
ルを上記定義したい領域の最後へ移動し、その後ステッ
プX4 に示すように「領域」キーを操作する。この「領
域」キーが操作されることによって、次のステップX5
へ進み、数値テーブル14のTOエリアA5に上記カー
ソルによって示されているアドレスをセットする。その
後ステップX6 に示すように数値テーブル14の枠取り
フラグエリアA6 にフラグデータを書込み、上記指定領
域を反転すると共に枠取り表示する。
【0019】その後、必要に応じてステップX7 に示す
ような通貨記号、つまり、この場合には円記号¥を入力
する。この円記号を入力すると、数値テーブル14の通
貨記号エリアA2 に通貨記号が書込まれ、ステップX9
において上記指定領域に通貨記号¥が表示される。ま
た、ステップX10においては、アルファベットキーを操
作して名前例えば「A」を入力する。このキー操作によ
りステップX11に進み、数値テーブル14の名前エリア
A1 に名前「A」をセットし、ステップX12において図
4(b)に示すように指定領域に円記号「¥」と共に名
前「A」を表示する。
【0020】次いで図6のステップX13に示すように
「実行」キーを操作する。このキー操作によりステップ
X14に進み、メッセージRAM18に記憶されている
「くり返しますか?」のメッセージを読出し、CRT表
示部4のコンソールエリア4Aに表示する。この時、繰
り返しを行なわなければ、ステップX15に示すように
「NO」キーを操作する。この「NO」キーを操作した
場合は、以上で数値領域の指定処理を終了する。また、
繰り返しを行なう場合はステップX16に示すように「Y
ES」キーを操作する。この「YES」キーの操作を行
なった場合は、ステップX17に進み、メッセージRAM
18から「くり返し数を入力して下さい」のメッセージ
を読出してCRT表示部4に表示する。
【0021】上記メッセージに従ってオペレータはステ
ップX18に示すように数値n例えば「4」を入力し、数
値テーブル14の繰返し情報エリアA7 にセットする。
上記数値nを入力するとステップX19に進み、「くり返
し間隔を入力して下さい」のメッセージを表示する。こ
の表示によりステップX20に示すように繰り返し間隔L
を入力し、数値テーブル14の繰り返し情報エリアA7
にセットする。図4の場合は1行おきに文書データを表
示しているので、Lの値は「1」である。そして、上記
繰り返し間隔Lを入力すると、ステップX21に進み、繰
り返しエリアのFROM−TOのアドレス計算が演算回
路15で行なわれる。この時のアドレス計算は、図4に
おける品名「チューナ」に対する数値領域を求めてい
る。そして、ステップX21で求めたデータは、ステップ
X22において、数値テーブル14の名前Aの次の行にお
けるFROMエリアA4 、TOエリアA5 にセットす
る。
【0022】次いでステップX23に進み、上記指定エリ
アに対する反転及び枠取り表示を行なう。その後、ステ
ップX24に進み、上記FROM−TOエリアへのデータ
セットをステップX18で設定した値nの回数終了したか
否かを判定する。上記判定の結果がNOであればステッ
プX21に戻って同様の処理を繰返す。そして、n回の処
理を終了するとステップX24の判定結果がYESとなっ
て数値領域の設定処理を終了する。
【0023】なお、上記の処理において、X1 ,X3 ,
X4 ,X7 ,X10,X13,X15,X16,X18,X20等の
キー入力ステップでは、そのキー操作が行なわれるま
で、マイクロプログラム制御回路11からキー入力装置
5へキー待ち信号が送られている。上記のようにして定
価に対する数値領域定義を行なった後、掛率、値段、合
計等に対する数値領域定義を同様にして行なう。
【0024】次に、値段、合計等を求める計算式を定義
する。この計算式の定義はキーボード7上の「計算式」
キーを操作することにより図7,図8に示すフローに従
って行なわれる。まず、上記「計算式」キーの操作を行
なうと、図7のステップY1に示すようにマイクロプロ
グラム制御回路11の制御によりCRT表示部4のコン
ソールエリア4Aに「1.定義」、「2.参照」のメッ
セージが表示される。
【0025】計算式定義の場合には、ステップY2 に示
すように数値キー「1」を操作し、「1.定義」を指定
する。上記の定義指定によりステップY3 に示すように
CRT表示部4のコンソールエリア4Aに「1.連
続」、「2.個別」の表示が行なわれる。連続で行なう
場合には、数値キー「1」を操作してステップY4 に示
すように「1.連続」を指定する。上記の連続指定によ
りステップY6 に示すように、コンソールエリア4Aに
最初の名前、つまり、数値テーブル14に登録した最初
の名前「A」が表示される。この名前「A」については
式を定義する必要がないので、「実行」キーを操作して
パスする。
【0026】この実行キーの操作により次の名前「B」
が数値テーブル14から読み出されてコンソールエリア
4Aに表示される。この「B」についても式を定義する
必要がないので、「実行」キーを操作してパスする。こ
の実行キーの操作により次の名前「C」が数値テーブル
14から読み出され、コンソールエリア4Aに表示され
る。この名前「C」は値段に対するもので式を定義する
必要があるので、ステップSY6 において「C=A×
B」つまり、「定価」と「掛率」との乗算式をキー操作
により定義する。
【0027】次いで、ステップY7 に進み、数値テーブ
ル14の計算式エリアA9 に上記の計算式を書込む。そ
の後、数値テーブル14内のエリアA6 における枠取り
フラグをリセットし、ステップY8 に示すようにCRT
表示部4上の名前Cに対する枠取りを解除する。そし
て、ステップY9 において最後の名前まで進んだか否か
を判断する。最後の名前まで終わっていない場合には、
ステップY5 へ戻って同様の処理を繰り返す。図4の例
では名前「D」に対する計算式、つまり各Cの値を合計
する計算式をキー操作によって定義し、数値テーブル1
4の計算式エリアA9 に書込む。そして、全部の名前に
対する式の定義を終了すると、ステップY9 の判断結果
がYESとなって計算式定義フローを終了する。
【0028】また、一方、上記ステップY3 において
「1.連続」、「2.個別」の表示に対し、数値キー
「2」を操作してステップY10に示すように「2.個
別」を指定した場合は、ステップY11に示すようにキー
操作によって定義する名前「C」を入力する。この名前
「C」の指定によって数値テーブル14内のサーチが行
なわれる。続いてステップY13に示すように「C」に対
する式を定義すると、ステップY14において数値テーブ
ル14内の計算式エリアA9 に計算式がセットされる。
【0029】次いでステップY15に示すように枠取り解
除の処理が行なわれる。その後、次に、定義する名前
「D」を指定すると、ステップY11〜Y15の処理が繰返
される。そして、所定の名前に対する計算式定義を終了
したときにステップY16に示すように「実行」キーを操
作する。この「実行」キーの操作により計算式定義のフ
ローを終了する。
【0030】また、上記ステップY1 において「1.定
義」、「2.参照」の表示が行なわれている時、数値キ
ー「2」を操作して図8のステップY17に示すように
「2.参照」を指定した場合は、ステップY18において
数値テーブル14の内容が読出され、ステップY19にお
いて図9に示すように一覧表示が行なわれる。この一覧
表示は、図9に示すように「使用中」、「式が未定
義」、「領域が未定義」、「繰り返し数不一致」の4項
目について行なわれる。上記「使用中」は式が定義され
ている名前「C」、「D」、「式が未定義」は領域が定
義してあって式中に出てこない名前「A」、「B」、
「領域が未定義」は式に定義してあって領域がない名
前、「繰り返し数不一致」は繰返しの計算式で繰り返し
数が不一致な名前である。この「繰り返し数不一致」
は、例えば「C=A×B」において、AとBの繰り返し
数が異なるような場合である。上記ステップY19の一覧
表示によって計算式の定義状態を確認し、正しく定義さ
れていない場合はステップY20に示すように「実行」キ
ーを操作してステップY1 に戻り、再度定義操作を行な
う。また、正しく定義されている場合は、ステップY21
に示すように、「END」キーを操作し、計算式定義フ
ローを終了する。
【0031】しかして、上記のようにして作成した基本
的文書は、フロッピーディスクに記憶しておく。そし
て、使用する場合には文書ファイル名を指定してフロッ
ピーディスクから文書メモリ19にロードすると共に、
必要事項を数値テーブル14にロードする。この文書ロ
ードにより図10のステップZ1 に進み、数値領域を含
んだ文書がCRT表示部4に図4(b)に示すように表
示される。この状態でステップZ2 に示すように数値先
頭領域にカーソルが表示される。
【0032】その後、ステップZ3 に示すようにキー操
作によって数値を入力する。この例では、まず、アンプ
に対する定価「89,000」を入力して「TAB」キ
ーを操作する。上記数値入力によりステップZ4 に進
み、入力された数値に対する領域の反転表示を消して通
常表示に切換える。次いでステップZ5 に示す計算、数
値テーブルセットの処理に進むが、この時点では計算は
行なわず、数値テーブル14に数値入力を書込む。
【0033】そして、ステップZ6 において数値テーブ
ル14内のA7 エリアの入力フラグをセットする。次い
でステップZ7 に示すように次の数値領域例えば掛率の
数値領域にカーソルが移動し、その後ステップZ8 で全
数値領域へのデータ書込みを終了したかを判断する。デ
ータの書込みが終了していなければステップZ3 へ戻
り、キー入力待ちの状態となる。この状態で掛率に対す
る数値例えば「0.8」を入力し、「TAB」キーを操
作する。上記数値入力によりステップZ4 を経てステッ
プZ5 に進み、「C=A×B」の計算、つまり、「8
9,000×0.8=71,200」の計算が演算回路
15で行なわれ、その計算結果が数値テーブル14内の
数値エリアA3 に書込まれる。また、このとき「D=合
計C」の計算が行なわれ、名前Dにおける数値エリアA
3 に書込まれると共にCRT表示部4において表示され
る。
【0034】以下同様にして「チューナ」、「スピー
カ」、「プレーヤ」に対する定価、掛率を入力すること
によって各商品の値段及び合計値が求められ、対応する
数値エリアA3 に書込まれる。そして、全商品に対する
定価及び掛率の入力を終了すると、その演算終了後、ス
テップZ8 からステップZ9 に進み、キー入力待ちの状
態になる。そして、この状態で「印字」キーを操作する
と、マイクロプログラム回路11の制御により、文書メ
モリ19の内容が編集回路16を介してI/Oコントロ
ーラ12に読出され、プリンタ2に送られてステップZ
10に示す印字処理が行なわれる。すなわち、このステッ
プZ10では図4(a)に示すようにCRT表示部4に表
示されている内容が文書メモリ19からプリンタ2へ送
られて印字される。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、行、列方向に表形式で
配置される複数の領域の各々に対応して記憶テーブルが
用意されるシステムにおいて、上記各領域の内の所望の
領域を指定する際は、その所望の領域に対して定義づけ
られている領域名称を入力するだけで、その領域名称で
特定される領域に対応した記憶テーブルを検索して直ち
に指定することができ、この検索指定した記憶テーブル
に対して、所望の領域名称を変数とする計算式を直ちに
設定記憶することができる。また、このようにして設定
された計算式に基づいた演算により、その演算結果の数
値データが、その計算式の設定記憶された記憶テーブル
内において、計算式の記憶エリアとは別の記憶エリアに
自動的に記憶され、またその記憶された数値データはそ
の領域に対応するデータとして表示されるので、複数の
領域の内の所望する領域に計算式を設定した際は、その
計算式の記憶内容を保持したままの状態でその演算結果
をその領域上で直ちに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子式表示装置の外観
斜視図。
【図2】同実施例における回路構成図。
【図3】図2における数値テーブルの記憶構成を示す
図。
【図4】見積表作成時の表示例を示す図。
【図5】数値領域定義の動作を示すフローチャート。
【図6】数値領域定義の動作を示すフローチャート。
【図7】計算式定義の動作を示すフローチャート。
【図8】計算式定義の動作を示すフローチャート。
【図9】定義状態を参照する場合の表示例を示す図。
【図10】文書ロード時の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ワードプロセッサ本体、 2…プリンタ、 3
a,3b…フロッピーディスク部、 4…CRT表示
部、 4A…コンソールエリア、 5…キー入力装
置、 6a〜6c,7…キーボード、 14…数値
テーブル、15…演算回路、 19…文書メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上において行、列方向に表形式
    で配置される複数の領域の各々を領域名称で定義し、こ
    の領域名称で定義される各々の領域に対応して用意され
    る記憶テーブルを利用して数値データの演算を行なう方
    法であって、 上記領域名称による領域指定が指示された後に所望の領
    域を特定する領域名称が入力された際に、この入力され
    た領域名称で特定される領域に対応する記憶テーブルを
    検索して指定し、 所望の領域名称を変数とする計算式が入力された際に、
    この計算式を上記指定の記憶テーブルにおける計算式記
    憶エリアに式データとして設定し、 上記設定の計算式に基づく演算実行の際は、この計算式
    に含まれる各領域名称で特定される領域に対応した記憶
    テーブルの数値記憶エリアに記憶された数値データを読
    み出して、この読み出された数値データを上記計算式に
    代入することで演算を実行し、 この演算結果の数値データを、その計算式の式データが
    設定された上記記憶テーブルの数値記憶エリアにおける
    数値データとして記憶制御し、 この記憶制御された上記数値データを、その記憶テーブ
    ルに対応する領域の数値データとして上記表示画面上に
    表示制御する、 ようにしたことを特徴とする数値データ演算方法。
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