JP2613226B2 - 数式入力編集方法 - Google Patents

数式入力編集方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書作成装置に係り、特に数式等の作成に
好適な数式編集方法に関する。
〔従来の技術〕
すでに実現されている数式入力機能では、 におけるΣ,i=0,n,Xiのように階層関係のある文字列の
入力を受け付け、上記階層関係により各文字列の表示位
置を計算し、表示することはできた。しかし、後退機能
により、入力編集中に次文字入力位置を示すカーソルの
1つ前の文字を削除する場合には、文字列の区切れを越
える削除や数式記号の削除は不可能であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、同一文字列内の後退機能は可能であ
るが、異なる文字列への後退や数式記号の削除という点
には配慮がされておらず、不可能であった。
本発明の目的は、階層関係を意識した後退機能を設け
ることにより、上記の数式の様な階層関係を持つ文字列
の入力編集を簡単にすることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、従来技術に対して文字列群の従属関係よ
り削除範囲を決定する手段と、上記手段により決定され
た範囲のデータを削除し、数式を再表示する手段を付加
することにより達成できる。
〔作用〕
文字列群の階層関係より削除範囲を決定する手段は、
削除する文字が関数記号であった場合に、数式の階層関
係を考慮して削除する範囲を決定する。データを削除
し、数式の再表示を行う手段は、上記削除範囲を決定す
る手段により決定されたデータを削除し、該当する数式
の変更部分を再表示する。数式のように、文字列の間に
階層関係をもつ文字列群を入力する時には、1つの文字
列の末尾に文字列の区切れを示す記号(以下単に区切り
記号を呼ぶ)を入力するが、この区切り記号が入力され
ると上記の従属関係が変化する。これらの文字列は階層
関係により表示位置が異なるため、文字列の区切れを超
えた後退を行なう場合には、データを削除するだけでな
く、新たな数式データを基にして数式の変更部分を再表
示する。また、削除されたデータが数式記号の場合に
は、上記削除範囲決定手段により削除範囲を決定後、数
式の再表示を行う。
この場合の文字列の従属関係とは、例えば数式 において、Σとi=0,n,Xiなどの関係を言う。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明をワードプロセッサに適
用した場合の実施例を説明する。
本発明が対象とする数式を第3図(a)に示す。数式
を構成する文字は、通常の文字と数式記号とに分けられ
る。数式記号とは数学で用いる特別な意味を持った記号
で、第3図(a)においては、Σ,−(分数バー), などである。数式記号には、第3図(a)の2a/kにおけ
る分母kや分子2aのように、文字列が付属して数式とし
ての意味を成す。この関数記号に付属する文字列のこと
を引数と呼び、数式記号とその引数を合わせて関数と呼
ぶ。この関数が複数個集まり数式を形成する。また、前
述の因数は単なる文字列の場合もあるが、一般には第3
図(a)の の様に、引数の中に別の関数が含まれ、階層構造を形成
する。第3図(a)の数式の階層構造を示したものが第
3図(c)である。数式を表示する場合には、これらの
数式の階層構造に従って各文字列の大きさおよび座標を
計算する必要がある。
次に本発明のハードウェア構成を説明する。第4図は
本発明の機器構成図である。本発明を適応するハードウ
ェアは、文字列、数式記号等の入力を行うキーボードな
どによる入力装置401、入力された文字の文字コードを
記憶する記憶装置402、文字列等を表示するCRTディスプ
レイなどの表示装置403、前記各部の制御を行なう制御
装置404により構成される。
このうちの制御装置404を詳細に説明する。制御装置4
04は、数式入力部405、数式表示部406、文字列指定部40
7、数式編集部408の4つの機構により構成される。
(1)数式入力部405 前述のように数式は関数の集まりにより構成される。
関数は数式記号と引数により形成されるが、数式記号に
より付属する引数の数と表示位置は異なる。そこで数式
入力部405はすべての数式記号に対して、付属する関数
の個数をまとめたテーブル(以下単に引数テーブルと呼
ぶ)を持つ。
ユーザが前記入力装置404より、数式記号を入力する
と、数式入力部405は入力された数式記号に付属する引
数の個数を引数テーブルより求め、数式記号を表示装置
403に表示し、第1番目の引数の入力を誘導する。ユー
ザーは引数を構成する文字列を入力し、引数の末尾には
1個の引数が終了したことを示す区切り記号を入力す
る。数式入力部405は引数テーブルより求めた引数の個
数分だけ引数の入力を誘導する。入力された数式記号、
引数、区切り記号は第3図(b)に示すように入力順に
1列に並べられ、前記記憶装置402に格納される。
(2)数式表示部406 数式を表示するためには、固定のサイズをもった文字
や行の代わりに、大きさの異なる2次元的な領域を基本
として考え、それらを数式記号の種類に大じて縦または
横に配置しなければならない。
すなわち、数式記号、引数ごとに領域(以下、引数エ
リアと呼ぶ)の大きさを設定し、数式記号の種類によっ
て各引数を定まった位置に配置する必要がある。この場
合、各数式記号ごとの配置の方法は、プログラム中に記
憶する。
具体的に下記の数式を例にとって説明する。
上記引数エリアの大きさを下記の様に定義する。
Σ…leng1x,leng1y(第1引数) i=1…leng2x,leng2y(第2引数) E…leng3x,leng3y(第3引数) Xi…leng4x,leng4y(第4引数) また、各引数エリア内に独自の水平方向の文字列基準
ライン(以下、ベースラインと呼ぶ)をもたせ、これを
上記同様base1,base2,base3,base4とする。
まず、Σ、i=1、E、Xiの引数エリアの大きさを各
引数に含まれる文字の横幅の合計、高さの最大値より求
める。引数が未入力の場合は固定の大きさ(以下、未入
力領域と呼ぶ)とする。
ベースラインは数式記号の種類により異なるが、 文字列…文字列高さ Σ…(Σの下端までの長さ/2) +(通常文字の高さ/2) 分数…分子+通常文字の高さ/2 未入力引数…半角文字の高さ とする。
上記数式の場合それぞれのベースラインは base1=(leng1y/2)+(通常文字の高さ/2) base2=leng2y base3=leng3y base4=leng4y となる。
次に、上記数式を Xi …b に分解し、それぞれの大きさを下記の式にて求める。
lengax=max(leng1x,leng2x,leng3x) lengay=leng1y+leng2y+leng3y lengbx=leng4x lengby=leng4y basea=leng3y+base1 baseb=leng2y 求めたa,bのデータを元に、各ベースラインがX方向
に対し一致する様にa,bを配置することにより各引数の
位置を設定する(第5図)。
上記処理において、引数の中に関数があり、その引数
の大きさが求まらない場合は、同様の手続きにより内側
の関数の大きさを求めてから、引数の大きさを計算す
る。関数の階層構造がさらに深い場合には、求めようと
する引数の大きさが求まるまで再帰的呼び出しを行いな
がら処理を繰り返し、引数の大きさおよび座標を求め
る。
(3)文字列指定部407 前記数式表示部により表示された数式の一部を入力装
置より指定すると、記憶装置404に格納されたデータの
うち、指定された文字または数式記号がどこにあるかを
検索する。
(4)数式編集部408 前記文字列指定部によって求めた文字または引数に対
し、挿入、訂正等の編集を施す。入力方法は前記文字列
入力部と同一であり、記憶部に記憶する再に、指定され
た文字列位置へ再入力された文字列データを挿入する。
次に、上記機構から成る装置における、後退機能につ
いて説明する。
前述のように、数式は2次元的な広がりを持つため、
後退機能においても通常の文字列の場合とは異なり、数
式の意味を考慮した2次元的な制御を行わなければなら
ない。例えば、第2図(a)のようにΣの第2引数の先
頭にカーソルがある場合は後退機能により第1引数の末
尾を示す区切り記号を削除し(第2図(b))、第2図
(c)Σの第1引数の先頭にカーソルがある場合には、
数式を壊さないように、Σだけでなく、その引数も削除
しなければならない(2図(d))。
第1図は以上のことを考慮に入れた後退機能のフロー
チャートである。後退機能が起動されると制御装置404
は表示装置403に表示されている該当する数式を消去す
る(ステップ101)。つぎに制御装置404中の文字列指定
部により後退機能の対象となる文字を検索する(ステッ
プ102)。対象となる文字が数式記号の場合には、引数
テーブルより引数の個数を求め(ステップ104)、実際
にデータを削除する範囲を求める(ステップ105)。
ステップ106により記憶装置402上のデータを削除した
後、ステップ107により再び表示装置403に表示する。
本発明では、数式を例に説明したが、化学式、楽譜入
力でも適応可能であることは明確である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、数式入力編集方法において考慮され
ていなかった、カーソル位置の1つ前に入力された文字
の削除を可能にし、数式の修正を簡略化するとともに数
式入力編集の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフローチャートを示した図、第2図
(a)〜(d)は本発明の画面上での動きを示した図、
第3図(a)は本発明の扱う数式の例を示した図、第3
図(b)はそのデータ構造を表した図、第3図(c)は
その階層構造を示した図、第4図は本発明を適用するハ
ードウェア構成を示す図、第5図は、本発明における数
式の表示座標の求め方を示した図である。 101……数式消去ステップ、 102……削除対象検索ステップ、 103……削除対象判断ステップ、 104……引数個数検索ステップ、 105……削除範囲決定ステップ、 106……データ削除ステップ、 107……数式再表示ステップ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書情報を表示する表示装置と、 外部からの入力指示を受け付ける入力装置と、 データを記憶する記憶装置と、 該入力装置、記憶装置、表示装置を制御する制御装置か
    らなる文書編集装置において、 編集入力中の次の文字入力位置を示すカーソルの1つ前
    の文字を削除する機能を有したカーソル後退手段と、 該カーソル後退手段を起動する起動手段を備え、 (1) 該起動手段によって、上記カーソル後退手段が
    起動されると、 (a)削除すべき文字が数式記号である場合には、 その数式記号に付属する引数と当該数式記号も削除する
    処理を実行し、 (b)削除すべき文字が数式記号でない場合には、 その削除すべき当該文字を削除する処理を実行し、 (2) 次いで、上記入力装置からの入力を受け付ける
    状態で上記処理結果を上記表示手段に表示する ことを特徴とする数式入力編集方法。
  2. 【請求項2】文書情報を表示する表示装置と、 外部からの入力指示を受け付ける入力装置と、 データを記憶する記憶装置と、 該入力装置、記憶装置、表示装置を制御する制御装置か
    らなる文書編集装置において、 編集入力中の次の文字入力位置を示すカーソルの1つ前
    の文字を削除する機能を有したカーソル後退手段と、 該カーソル後退手段を起動する起動手段を備え、 (1) 該起動手段によって、上記カーソル後退手段が
    起動されると、 (a)削除すべき文字が数式記号である場合には、 その数式記号に付属する引数と当該数式記号も削除する
    処理を実行し、 (b)削除すべき文字が区切り信号である場合には、 その区切り信号を削除する処理を実行し、 (c)削除すべき文字が数式記号或いは区切り信号でな
    い場合には、 その削除すべき当該文字を削除する処理を実行し、 (2) 次いで、上記入力装置からの入力を受け付ける
    状態で上記処理結果を上記表示手段に表示する ことを特徴とする数式入力編集方法。
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