JP3239366U - 平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙 - Google Patents

平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙 Download PDF

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Abstract

【課題】平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙を提供する。【解決手段】紙容器は上端辺縁部位52を有する。上端辺縁部位は複数の第一折り畳みユニット70および複数の第二折り畳みユニット80を接合する構成とする。第一折り畳みユニットは重なる第一頂部72、第一底部73および両端の末端部に位置する二つの連結部位71を有する。第一頂部の内側長辺721は二つの連結部位に位置する二つの接合箇所も含む。第二折り畳みユニットは重なる第二頂部81および第二底部82を有する。第二底部は第二頂部の二つの短辺813に突出した二つの突出部位821を有する。それぞれの第一折り畳みユニットの連結部位は第二折り畳みユニットの二つの突出部位に畳まれて重なり、それぞれの第一頂部の内側長辺の接合箇所は第二頂部の短辺に接合される。上端辺縁部位は構造強度が良好であり、接合箇所に段差がないため、上端辺縁部位とプラスチックフィルムまたは真空収縮フィルムとを密着させて固定することができる。【選択図】図4

Description

本考案は紙どんぶり、紙皿、紙製弁当容器などの紙容器に関し、詳しく言えば折り目入り紙容器およびそれに使う紙に関するものである。
特許文献1により掲示された紙容器は上端辺縁部が紙で折り畳んだ構造であるため、折り畳まれて層になる紙によって上端辺縁部の構造強度を増大させ、上端辺縁部の変形を抑制することができる。特許文献1において、紙容器の上端辺縁部は複数の折り畳みユニットを二つずつ接着することによって成型され、接着部位が曲げ部位になる。しかし、曲げ部位を形成する際、隣り合う折り畳みユニットの凹状部および凹状部を相互に接合する方式または隣り合う折り畳みユニットの凹状部および平坦部を相互に接合する方式にも関わらず、少なくとも一枚の紙の厚さのある段差がそれぞれの接合箇所に形成される。
一枚の紙の厚さの段差が形成されていても、紙容器の上端辺縁部に密閉工程を進めることはできる。密閉工程とは加熱用型を有する機械によってプラスチックフィルムを上端辺縁部に付着させ、紙容器の収容空間を密閉することである。しかし、一枚の紙の厚さの段差があれば、密閉作業はうまくできないため、プラスチックフィルムは上端辺縁部に完全に付着できず、紙容器から剥離する可能性がある。
紙容器が真空包装に応用される際、まず紙容器の収納空間に食品を入れる。続いて、食品、紙容器の収容空間および上端辺縁部に伸縮性の高い真空収縮フィルムを被せる。続いて、真空収縮フィルムを被せた部位の空気を真空作用によって除去すれば、真空収縮フィルムは食品、紙容器の収容空間および上端辺縁部に付着し、かつ紙容器の内側表面および上端辺縁部に固定されることができる。しかし、上述した通り、紙容器の上端辺縁部の段差が僅か一枚の紙の厚さであっても、真空作用をうまく起こさず、空気漏れを引き起こすことが発生しやすい。言い換えれば、真空包装に適用するため、紙容器の上端辺縁部が折り畳み構造でなければ好ましいが、上端辺縁部は接合が難しく、構造強度が比較的弱いという問題がある。
上述した紙容器の多くはプラスチックフィルム(例えばPP、PE、PETなどのプラスチック材)が表面にコーティングしてある紙から制作される。プラスチックフィルムは防水効果を生じるだけでなく、加熱または高周波によって部分的に溶けて粘着物性を生じる。プラスチックフィルムを紙容器にコーティングする方法は上述に限定されない。詳しく言えば、まずプラスチックフィルムが表面にコーティングされていない紙で容器を制作する。続いて、紙容器の内側表面および上端辺縁部に収縮性のある真空収縮フィルムを真空作用によって付着させれば、プラスチックフィルムを紙にコーティングする作業と同じ効果を生じることができる。しかし、上述した通り、紙容器の上端辺縁部の段差が僅か一枚の紙の厚さであっても、真空作用が破壊され、空気漏れを引き起こす事態が発生しやすい。
台湾実用新案M615003号公報
本考案は上述した欠点に鑑み、平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙を提供することを主な目的とする。平坦に接合された紙容器の上端辺縁部は構造強度が良好であり、接合箇所に段差がないため、プラスチックフィルムまたは真空収縮フィルムと結合することができる。
上述した課題を解決するため、平坦に接合された紙容器は本体および上端辺縁部位を備える。本体は中央底面と、中央底面に連結された複数の第一側面と、中央底面および複数の第一側面に連結された複数の第二側面と、中央底面、複数の第一側面および複数の第二側面から構成された収容空間とを有する。上端辺縁部位は本体の周囲辺部から伸びて形成され、複数の第一折り畳みユニットおよび複数の第二折り畳みユニットを有する。それぞれの第一折り畳みユニットは第一頂部および第一頂部の下方に畳まれて重なる第一底部を有する。それぞれの第一頂部は内側長辺が第一側面に連結され、外側長辺が第一底部に連結される。それぞれの第一折り畳みユニットは二つの末端部に位置する連結部位を有する。第一頂部の内側長辺は二つの連結部位に別々に位置する二つの接合箇所を有する。それぞれの第二折り畳みユニットは第二頂部および第二頂部の下方に畳まれて重なる第二底部を有する。それぞれの第二頂部は内側長辺が第二側面に連結される。第二底部は第二頂部の二つの短辺に別々に突出した突出部位を有する。それぞれの第一折り畳みユニットの連結部位は第二折り畳みユニットの突出部位に畳まれて重なる。それぞれの第一頂部の内側長辺の接合箇所は第二頂部の短辺に接合される。
上述した構造特徴により、第一折り畳みユニットおよび第二折り畳みユニットは相互に粘着して上端辺縁部位の構造強度を高めることができる。第一頂部の頂面および第二頂部の頂面はそろって接合箇所に段差がないため、紙容器に密閉工程を行って収容空間を密閉するか、真空包装に紙容器を用いる際、上端辺縁部位とプラスチックフィルムまたは真空収縮フィルムとを相互に結合させて固定することができる。
上述した課題を解決するため、前記紙容器に使う紙は紙本体、複数の第一折り畳み部および複数の第二折り畳み部を備える。紙本体は底面部位、複数の第一側面部位、複数の第二側面部位および複数の連結部位を有する。底面部位は紙容器の本体の中央底面を形成し、複数の相対的に配置された第一折り目および複数の相対的に配置された第二折り目を有する。複数の第一側面部位は第一折り目に別々に接するように配置され、紙容器の本体の複数の第一側面を形成する。複数の第二側面部位は第二折り目に別々に接するように配置され、紙容器の本体の複数の第二側面を形成する。複数の連結部位はそれぞれ第一側面部位および第二側面部位に接するように配置される。複数の第一折り畳み部は紙容器の上端辺縁部位の複数の第一折り畳みユニットになり、それぞれ第一側面部位の辺縁連結部に順に並んで連結された第一上端部位および第一下端部位と、第一上端部位と第一下端部位との間に位置する第一折り目とを有する。複数の第一折り畳み部はそれぞれ第一折り目に沿って分割され、第一上端部位が第一折り畳みユニットの第一頂部になり、第一下端部位が第一折り畳みユニットの第一底部になる。第一上端部位は第一側面部位の辺縁連結部の両端に別々に突出した二つの突出部を有する。第一下端部位は二つの突出部に別々に接する二つの接合部または二つ欠け部位を有する。第一上端部位の突出部および第一下端部位の接合部または欠け部位は第一折り畳みユニットの連結部位を形成する。複数の第二折り畳み部は紙容器の上端辺縁部位の複数の第二折り畳みユニットになり、それぞれ第二側面部位の辺縁連結部に順に並んで連結された第二上端部位および第二下端部位と、第二上端部位と第二下端部位との間に位置する第二折り目とを有する。複数の第二折り畳み部はそれぞれ第二折り目に沿って分割され、第二上端部位が第二折り畳みユニットの第二頂部になり、第二下端部位が第二折り畳みユニットの第二底部になる。第二下端部位は第二上端部位の二つの短辺に別々に突出した二つの突出部を有する。第二下端部位の二つの突出部は第二折り畳みユニットの二つの突出部位になる。
本考案による平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙の詳細な構造、特徴、組み立てまたは使用方法は、以下の実施形態の詳細な説明を通して明確にする。また、以下の詳細な説明および本考案により提示された実施形態は本考案を説明するための一例に過ぎず、本考案の請求範囲を限定できないことは、本考案にかかわる領域において常識がある人ならば理解できるはずである。
本考案の第1実施形態において段差のない紙容器を制作するための紙を示す斜視図である。 図1の一部分、即ち紙の第一折り畳み部および第二折り畳み部を折り畳んだ状態を示す拡大図である。 本考案の第1実施形態による平坦に接合された紙容器を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態による平坦に接合された紙容器の一部分を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態において段差のない紙容器を制作するための紙を示す斜視図である。 図5の一部分、即ち紙の第一折り畳み部および第二折り畳み部の一部分を折り畳んだ状態を示す拡大図である。 図5の一部分、即ち第二折り畳み部を折り畳んだ状態を示す拡大図である。 本考案の第2実施形態による平坦に接合された紙容器の一部分を示す斜視図である。 図5に示した紙を参考に、形の異なる第一折り畳み部を採用した紙の一部分を示す斜視図である。 図5に示した紙を参考に、形の異なる第一折り畳み部および第二折り畳み部を採用した紙を示す斜視図である。 図10に示した紙を参考に、形の異なる第二折り畳み部を採用した紙を示す斜視図である。
以下、本考案による平坦に接合された紙容器およびそれに使う紙を図面に基づいて説明する。なお、明細書および図面において、方向性用語は図面中の方向に基づいて表現される。同じ符号は同じ部品または類似した部品の構造特徴を示す。説明の便をはかるため、図面中の部品およびその構造はすべて実物の比に基づいて表現されるとは限らない。明細書に掲示された複数の特徴は一つの実施形態に限定されず、異なる実施形態に別々に表現されるか、部分的に表現されてもよい。
(第1実施形態)
図1から図4に示すように、本考案の第1実施形態は紙11および紙11を使って制作した紙容器50を掲示する。
図1に示すように、紙11は紙本体20、二つの第一折り畳み部30および二つの第二折り畳み部40を備える。
紙本体20は中央の底面部位21、底面部位21の周りに位置する二つの第一側面部位22、二つの第二側面部位23および四つの連結部位24を有する。底面部位21は矩形を呈し、二つの相対的に配置された第一折り目211および二つの相対的に配置された第二折り目212を有する。第一折り目211は第二折り目212より短い。二つの第一側面部位22は台形を呈し、第一折り目211に別々に接するように配置される。二つの第二側面部位23は台形を呈し、第二折り目212に別々に接するように配置される。四つの連結部位24は底面部位21の四つの隅を連結し、それぞれ二つの三角形で構成され、第一側面部位22および第二側面部位23に接するように配置される。
二つの第一側面部位22および二つの第二側面部位23はそれぞれ辺縁連結部221、231を有する。二つの第一折り畳み部30は二つの第一側面部位22の辺縁連結部221に別々に接する。二つの第二折り畳み部40は二つの第二側面部位23の辺縁連結部231に別々に接する。実物の紙11は一体成型され、複数の折り目(即ち図中の破線)によって複数の部位に分割される。複数の折り目は第一折り目211、第二折り目212、辺縁連結部221、231およびのちほど説明する別の第一折り目、第二折り目などを含む。
二つの第一折り畳み部30はそれぞれ第一側面部位22の辺縁連結部221に順に並んで連結された第一上端部位31および第一下端部位32と、第一上端部位31と第一下端部位32との間に位置する第一折り目33とを有する。第一上端部位31は第一側面部位22の辺縁連結部221より長い。第一下端部位32および第一側面部位22の辺縁連結部221は長さがほぼ同じである。上述した構造特徴により、それぞれの第一上端部位31は両端の末端部に突出部311を別々に有する。二つの突出部311は第一側面部位22の辺縁連結部221および第一下端部位32の両端に別々に突出する。詳しく言えば、第一下端部位32は二つの短辺321が第一折り目33に垂直である。それぞれの第一上端部位31の突出部311は第一下端部位32の短辺321に突出する。それに対し、それぞれの第一下端部位32は二つの欠け部位322を有する。二つの欠け部位322は二つの突出部311に別々に接する。
二つの第二折り畳み部40はそれぞれ第二側面部位23の辺縁連結部231に順に並んで連結された第二上端部位41および第二下端部位42と、第二上端部位41と第二下端部位42との間に位置する第二折り目43とを有する。第二上端部位41および第二側面部位23の辺縁連結部231は長さがほぼ同じである。第二下端部位42は第二上端部位41より長い。上述した構造特徴により、それぞれの第二下端部位42は第二上端部位41の二つの短辺411に突出した二つの突出部421を有する。それに対し、それぞれの第二上端部位41は二つの欠け部位412を有する。二つの欠け部位412は二つの突出部421に別々に接する。
第一折り畳み部30および第二折り畳み部40を第一折り目33および第二折り目43に沿って下向きに畳めば、図2に示すように、第一折り畳み部30は欠け部位322が突出部311の下方に位置する。第二折り畳み部40は欠け部位412が突出部421の上方に位置する。続いて、別の折り目に沿って紙11を折った後、重なる部位を接着剤で固定すれば、図3および図4に示すように紙容器50が完成する。図3は紙容器50の全体の外観を示す斜視図である。図4は第一折り畳み部30と第二折り畳み部40の接合方式を示す斜視図である。
本考案は材質がPP、PE、PETなどのプラスチックフィルムが外側および内側の表面に塗布してある紙を使用する。続いて外側および内側の表面のプラスチックフィルムの一部分を加熱または高周波によって溶かし、重なる部分を粘着させて固定すれば紙容器が完成する。本考案は外側および内側の表面にプラスチックフィルムが塗布してある紙を使用するとは限らず、別の工程で粘着作業を行って紙容器を完成させる方式を採用してもよい。
図1から図3に示すように、紙11の紙本体20を曲げて粘着させれば、矩形の容器の本体60が完成する。詳しく言えば、紙11の底面部位21で本体60の中央底面61を形成し、紙11の二つの第一側面部位22および二つの第二側面部位23で本体60の二つの第一側面62および二つの第二側面63を形成する。それぞれの連結部位24の二つの三角形を相対的に折って粘着させて第一側面部位22に固定すれば、第一側面62および第二側面63は二つずつ相互に接したうえで中央底面61の四つの辺縁部に立体的に連結され、収容空間64を形成する。図2に示すように、紙11の第一折り畳み部30および第二折り畳み部40を折って相互に粘着させて固定すれば、紙容器50の上端辺縁部位52が完成する。本実施形態において、上端辺縁部位52は本体60の矩形の周囲辺部65から伸びて形成され、二つの第一折り畳み部30からなる二つの第一折り畳みユニット70と、二つの第二折り畳み部40からなる二つの第二折り畳みユニット80とを有する。それぞれの第一折り畳みユニット70は両端の末端部に連結部位71を別々に有する。それぞれの連結部位71は第二折り畳みユニット80に連結され、連結箇所が上端辺縁部位52の四つの曲げ部521になる。詳しい説明は下記のとおりである。
図1、図2および図4に示すように、それぞれの第一折り畳みユニット70は紙11の第一上端部位31および第一下端部位32からなる第一頂部72および第一底部73を有する。第一頂部72は内側長辺721が第一側面62に連結され、外側長辺722が第一底部73に連結される。第一底部73は第一頂部72の下方に重なる。それぞれの第一頂部72は紙11の第一上端部位31の二つの突出部311からなる二つの突出部723を有する。第一底部73の短辺(即ち図2の第一下端部位32の短辺321)は第一頂部72の外側長辺722に垂直である。第一頂部72の突出部723は第一底部73の短辺に突出する。上述した構造特徴により、第一頂部72の突出部723は連結部位71になる。言い換えれば、本考案において、それぞれの連結部位71は第一頂部72の突出部723から形成される。それぞれの第一頂部72は第一側面62より長く、第一側面62に突出した二つの突出部723を有する。それぞれの第一頂部72の内側長辺721は二つの突出部723に別々に位置する二つの接合箇所724(図2参照)、即ち第一側面62に連結されない部位も含む。
それぞれの第二折り畳みユニット80は紙11の第二上端部位41および第二下端部位42からなる第二頂部81および第二底部82を有する。第二頂部81は内側長辺811が第二側面63に連結され、外側長辺812が第二底部82に連結される。第二底部82は第二頂部81の下方に重なる。それぞれの第二底部82は紙11の第二下端部位42の二つの突出部421からなる二つの突出部位821を有する。第二底部82の二つの突出部位821は第二頂部81の二つの短辺813に突出する。
図4に示すように、上端辺縁部位52の曲げ部521において、第一折り畳みユニット70の連結部位71(即ち第一頂部72の突出部723)は第二折り畳みユニット80の突出部位821に粘着する。第一頂部72の内側長辺721の接合箇所724(図2参照)は第二頂部81の短辺813に接合される。上述した構造特徴により、第一頂部72および第二頂部81は揃って頂面に段差がない。第一折り畳みユニット70の連結部位71および第二折り畳みユニット80の突出部位821は相互に粘着し、固まるため、上端辺縁部位52は構造強度が良好である。言い換えれば、紙容器50に密閉作業を行って収容空間64を密閉するか、紙容器50を真空包装に応用する際、上端辺縁部位52とプラスチックフィルムまたは真空収縮フィルムとを相互に結合させて固定することができる。
(第2実施形態)
図5から図8に示すように、本考案の第2実施形態は紙12および紙容器50'を掲示する。第1実施形態との違いは紙の第一折り畳み部30および第二折り畳み部40と、第一折り畳み部30および第二折り畳み部40から形成された紙容器50'の第一折り畳みユニット70および第二折り畳みユニット80である。詳しい説明は下記のとおりである。
図5に示すように、第2実施形態において、紙12の第一下端部位32および第一上端部位31は長さがほぼ同じである。第一下端部位32は第一上端部位31の二つ突出部311に接する二つの接合部323と、第一折り目33に相対する長辺324とを有する。それぞれの接合部323は長辺324に位置する欠け口325を有する。本実施形態において、長辺324は両端に斜面部位326を別々に有する。二つの斜面部位326は長辺324の両端が第一折り目33に対して斜めになって鋭角θを成すことによって形成される。欠け口325は斜面部位326からなる。
第2実施形態において、紙12の第二下端部位42の幅(即ち短辺)は図1の第二下端部位42の幅の二倍である。第二下端部位42は第二折り目43に平行する折り目422を有する。第二下端部位42は折り目422に沿って内側部位423および外側部位424に分割される。内側部位423および外側部位424は形がほぼ同じであるが、外側部位424の幅は内側部位423の幅より小さい。
第一折り目33に沿って第一折り畳み部30を下向きに畳めば、図6に示すように、第一下端部位32の接合部323および欠け口325は第一上端部位31の突出部311の下方に位置する。突出部311は第一下端部位32の接合部323に重ならず、連結部位24の近く(即ち欠け口325の上方のエリア)に位置する。本考案において、第一下端部位32の接合部323の欠け口325は斜面部位326から形成されるが、これに限らず、第一上端部位31の突出部311と第一下端部位32の接合部323とを相互に重ならせないことさえできればよい。上述した構造特徴により、紙12を使って紙容器50'を制作する際、図8に示すように、第一上端部位31の突出部311および第一下端部位32の接合部323は紙容器50'の第一折り畳みユニット70の連結部位71を構成する。詳しく言えば、紙容器50'の第一折り畳みユニット70の第一底部73は紙12の第一下端部位32の接合部323からなる二つの接合部731を有する。二つの接合部731は二つの連結部位71に位置し、それぞれ第一頂部72の内側長辺721との間に鋭角θ(図5参照)を成す斜辺732を有する。第一頂部72の突出部723は斜辺732に露出する。
第二下端部位42の折り目422に沿って第二折り畳み部40を下向きに畳めば、図6に示すように、第二下端部位42の外側部位424は内側部位423の下方に重なる。続いて、第二折り目43に沿って第二折り畳み部40を下向きに畳めば、図7に示すように、第二下端部位42の外側部位424および内側部位423は第二上端部位41の下方に順に重なる。上述した構造特徴により、紙12を使って紙容器50'を制作する際、図8に示すように、紙容器50'の第二折り畳みユニット80は第二下端部位42の内側部位423および外側部位424からなる二つの第二底部82を有する。二つの第二底部82は第二頂部81の一部分からなる突出部位821に突出する。
図8に示すように、上端辺縁部位52の曲げ部521において、第一折り畳みユニット70は第一頂部72の突出部723および第一底部73の接合部731が第二折り畳みユニット80の突出部位821に密着する。第一頂部72は突出部723の下方に欠け口325を有する。上述した構造特徴により、第一折り畳みユニット70の連結部位71が第二折り畳みユニット80の突出部位821の上に重なる際、第一頂部72および第二頂部81の頂面は一枚の紙の厚さの段差があっても、第一頂部72の突出部723を下へ押して第二折り畳みユニット80の突出部位821に粘着させて固定することができる。同時に第一頂部72の内側長辺721の接合箇所724(図7参照)と第二頂部81の短辺813を接合することができる。つまり、第2実施形態において、第一頂部72および第二頂部81は辺と辺で接合されるため、頂面が平坦になり、接合箇所に段差がない。
第1実施形態により掲示された紙容器50との違いは下記のとおりである。第2実施形態において、紙容器50'の上端辺縁部位52は第一頂部72の頂面と第二頂部81の頂面が揃ってないが、接合箇所には段差がないため、上端辺縁部位52とプラスチックフィルムまたは真空収縮フィルムを相互に密着させて固定することができる。第1実施形態において、第一折り畳みユニット70の連結部位71は第一頂部72の突出部723のみを有する。それに対し、第2実施形態において、第一折り畳みユニット70の連結部位71は第一頂部72の突出部723のほかにさらに第一底部73の接合部731を有するため、上端辺縁部位52の曲げ部521の構造強度を高めることができる。
第1実施形態において、第二折り畳みユニット80は一つの第二底部82を有する。それに対し、第2実施形態において、第二折り畳みユニット80は一つの第二底部82が多いため、上端辺縁部位52の曲げ部521および第二折り畳みユニット80の構造強度を高めることができる。本考案は上述した第1実施形態および第2実施形態に限定されず、第一折り畳みユニット70に別の一つの第一底部73を増設してもよい。詳しい説明は下記のとおりである。
図9に示すように、紙13で制作した紙容器は図8に示した紙容器に似ている。第一下端部位32の幅(即ち短辺)は図5の第二下端部位42の幅の二倍である。第一下端部位32は第一折り目33に平行する第一下端部位32の折り目327を有する。第一下端部位32は折り目327に沿って内側部位328および外側部位329に分割される。内側部位328の形は図5中の第一下端部位32の形と同じである。外側部位329の形は図1中の第一下端部位32の形とほぼ同じである。外側部位329は幅および長さが内側部位328より小さい。内側部位328は斜辺328aを有する。斜辺328aは第一下端部位32の折り目327に沿って傾いて第一下端部位32の末端部との間に鋭角θ(図5参照)を成すことによって形成される。斜辺328aと外側部位329の短辺321は欠け口325を形成する。欠け口325は第一下端部位32の折り目327の一端かつ内側部位328と外側部位329との間に位置する。上述した構造特徴により、図6および図7の第二折り畳み部40の折り畳み方を参考に、第一折り畳み部30の第一下端部位32を折り目327に沿って下向きに畳めば、内側部位328および外側部位329は紙容器の第一折り畳みユニット70の二つの第一底部73になり、曲げ部521および第一折り畳みユニット70の構造強度を増大させることができる。
上述した構造において、外側部位329の第一下端部位32または第二下端部位42の折り畳み方は図6および図7に限定されない。つまり、第一折り畳み部30または第二折り畳み部40を折り目327または折り目422に沿って上向きに畳み、続いて第一折り目33または第二折り目43に沿って下向きに畳めば、第一下端部位32の外側部位329からなる第一底部73または第二下端部位42の外側部位329からなる第二底部83は最も下に畳まれる。
図10および図11に示すように、紙15、16を使って紙容器を制作する際、第一折り畳み部30の第一下端部位32の接合部323によって曲げ部521の構造強度を増大させることができれば、図5に示すように、接合部323に欠け口325を配置する必要がなくなる。また第二折り畳み部40に厚み増大部位44を増設すれば、紙容器の第一頂部72の頂面と第二頂部81の頂面を揃え、段差を解消することができる。詳しい説明は下記のとおりである。
図10に示すように、紙15の第二折り畳み部40と図5に示した第二折り畳み部40との違いは下記のとおりである。紙15において、第二折り畳み部40はさらに厚み増大部位44を有する。厚み増大部位44は第二折り目43に相対する第二下端部位42の長辺425に接するように配置される。厚み増大部位44および第二上端部位41は形がほぼ同じである。厚み増大部位44の幅(即ち短辺)は第二上端部位41の幅より小さい。第二下端部位42の突出部421は厚み増大部位44の短辺442に突出する。第二下端部位42の折り目422に沿って第二折り畳み部40を下向きに畳めば、厚み増大部位44は第二上端部位41の下方に重なる。続いて、第二折り目43に沿って下向きに畳めば、第二下端部位42の外側部位424および内側部位423は厚み増大部位44の下方に順に重なる。上述した構造特徴により、第二下端部位42の外側部位424および内側部位423は紙容器の第二折り畳みユニット80の二つの第二底部82になる。紙容器は二つの第二頂部81の間に厚み増大部位44からなる紙シートを有する。また、紙容器の第二折り畳みユニット80の突出部位821の上方の欠け部位の深さおよび第一折り畳みユニット70の連結部位71の厚さは紙の厚さの二倍であるため、第一折り畳みユニット70の第一底部73の接合部731を第二折り畳みユニット80の突出部位821に粘着させれば、第一頂部72の頂面と第二頂部81の頂面を揃えて段差を解消することができる。
図11に示すように、本考案は別の第二折り畳み部40を紙16に設計することによって図10と同じ効果を生じることができる。紙16において、第二折り畳み部40は図1中の折り畳み部40より一つの厚み増大部位44および一つの第二下端補強部位45が多い。厚み増大部位44は第二折り目43に相対する第二下端部位42の長辺425に接するように配置される。厚み増大部位44および第二上端部位41は形がほぼ同じである。厚み増大部位44の幅(即ち短辺)は第二上端部位41の幅より小さい。第二下端部位42の突出部421は厚み増大部位44に突出する。第二下端補強部位45は第二下端部位42に相対する厚み増大部位44の長辺441に接するように配置される。第二下端補強部位45と第二下端部位42は形がほぼ同じである。第二下端補強部位45は厚み増大部位44の二つの短辺442に突出した二つの突出部451を有する。続いて、長辺441、長辺425および第二折り目43の順に沿って第二折り畳み部40を折れば、厚み増大部位44を第二上端部位41の下方に位置させ、第二下端補強部位45および第二下端部位42を厚み増大部位44の下方に順に重ねて図10の紙15と同じ効果を達成することができる。言い換えれば、紙16の第二折り畳み部40に第二下端補強部位45が配置されなくても、厚み増大部位44によって紙容器の第一頂部72の頂面と第二頂部81の頂面を揃えて段差を解消することができる。図11に示すように、第二折り畳み部40の第二下端補強部位45および第二下端部位42は紙容器の第二折り畳みユニット80の二つの第二底部82になるため、第二折り畳みユニット80は構造強度が良好である。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
11、12、13、14、15、16:紙、
20:紙本体、
21:底面部位、
211:第一折り目、
212:第二折り目、
22:第一側面部位、
221:辺縁連結部、
23:第二側面部位、
231:辺縁連結部、
24:連結部位、
30:第一折り畳み部、
31:第一上端部位、
311:突出部、
32:第一下端部位、
321:短辺、
322:欠け部位、
323:接合部、
324:長辺、
325:欠け口、
326:斜面部位、
327:第一下端部位の折り目、
328:内側部位、
328a:斜辺、
329:外側部位、
33:第一折り目、
40:第二折り畳み部
41:第二上端部位
411:短辺
412:欠け部位
42:第二下端部位
421:突出部
422:第二下端部位の折り目
423:内側部位
424:外側部位
425:長辺
43:第二折り目
44:高さ増加部位
441:長辺
442:短辺
45:第二下端補強部位
451:突出部
50、50':紙容器
52:上端辺縁部位
521:曲げ部
60:本体
61:中央底面
62:第一側面
63:第二側面
64:収容空間
65:周囲辺部
70:第一折り畳みユニット
71:連結部位
72:第一頂面
721:内側長辺
722:外側長辺
723:突出部
724:接合箇所
73:第一底面
731:接合部
732:斜辺
80:第二折り畳みユニット
82:第二頂面
811:内側長辺
812:外側長辺
813:短辺
82:第二底面
821:突出部位
θ:鋭角

Claims (10)

  1. 本体および上端辺縁部位を備え、
    前記本体は中央底面と、前記中央底面に連結された複数の第一側面と、前記中央底面および複数の前記第一側面に連結された複数の第二側面と、前記中央底面、複数の前記第一側面および複数の前記第二側面から構成された収容空間とを有し、
    前記上端辺縁部位は前記本体の周囲辺部から伸びて形成され、複数の第一折り畳みユニットおよび複数の第二折り畳みユニットを有し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは第一頂部および前記第一頂部の下方に畳まれて重なる第一底部を有し、それぞれの前記第一頂部は内側長辺が前記第一側面に連結され、外側長辺が前記第一底部に連結され、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは二つの末端部に位置する二つの連結部位を有し、前記第一頂部の前記内側長辺は二つの前記連結部位に位置する二つの接合箇所を有し、
    それぞれの前記第二折り畳みユニットは第二頂部および前記第二頂部の下方に畳まれて重なる第二底部を有し、それぞれの前記第二頂部は内側長辺が前記第二側面に連結され、それぞれの前記第二底部は前記第二頂部の二つの短辺に別々に突出した突出部位を有し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記連結部位は前記第二折り畳みユニットの前記突出部位に畳まれて重なり、それぞれの前記第一頂部の前記内側長辺の前記接合箇所は前記第二頂部の短辺に接合されることを特徴とする平坦に接合された紙容器。
  2. それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一頂部は二つの前記連結部位に位置するように前記第一底部に突出した二つの突出部を有し、それぞれの前記第一頂部の前記内側長辺の二つの前記接合箇所は二つの前記突出部に位置し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは前記第一頂部の前記突出部によって前記第二折り畳みユニットの前記突出部位に密着し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一底部の二つの短辺は前記第一頂部の前記外側長辺に垂直であり、前記第一頂部の前記突出部は前記第一底部の前記短辺に突出することを特徴とする請求項1に記載の平坦に接合された紙容器。
  3. それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一底部は二つの前記連結部位に位置する接合部を有し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一頂部は二つの前記連結部位に位置するように二つの前記接合部に突出した二つの突出部を有し、それぞれの前記第一頂部の前記内側長辺の二つの前記接合箇所は二つの前記突出部に位置し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは前記第一頂部の前記突出部および前記第一底部の前記接合部によって前記第二折り畳みユニットの前記突出部位に密着し、
    それぞれの前記接合部は前記第一頂部の前記内側長辺との間に鋭角を成す斜辺を有し、前記第一頂部の前記突出部は前記斜辺に露出し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは前記第一頂部の下方に畳まれて重なる二つの前記第一底部を有し
    それぞれの前記第二折り畳みユニットは前記第二頂部の下方に畳まれて重なる二つの前記第二底部を有することを特徴とする請求項1に記載の平坦に接合された紙容器。
  4. それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一底部は二つの前記連結部位に位置する接合部を有し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットの前記第一頂部は二つの前記連結部位に位置して二つの前記接合部に畳まれて重なる二つの突出部を有し、それぞれの前記第一頂部の前記内側長辺の二つの前記接合箇所は二つの前記突出部に位置し、
    それぞれの前記第二折り畳みユニットは前記第二頂部と前記第二底部との間に畳まれる厚み増大部位を有し、前記第二底部の前記突出部位は前記厚み増大部位に露出し、
    それぞれの前記第一折り畳みユニットは前記第一底部の前記接合部によって前記第二折り畳みユニットの前記突出部位に密着し、
    それぞれの前記第二折り畳みユニットは前記第二頂部の下方に畳まれて重なる二つの前記第二底部を有することを特徴とする請求項1に記載の平坦に接合された紙容器。
  5. 請求項1に記載の平坦に接合された紙容器に使う紙であって、
    紙本体、複数の第一折り畳み部および複数の第二折り畳み部を備え、
    前記紙本体は底面部位、複数の第一側面部位、複数の第二側面部位および複数の連結部位を有し、
    前記底面部位は前記紙容器の前記本体の前記中央底面を形成し、複数の相対的に配置された第一折り目および複数の相対的に配置された第二折り目を有し、
    複数の前記第一側面部位は前記第一折り目に別々に接するように配置され、前記紙容器の前記本体の複数の前記第一側面を形成し、
    複数の前記第二側面部位は前記第二折り目に別々に接するように配置され、前記紙容器の前記本体の複数の前記第二側面を形成し、
    複数の前記連結部位はそれぞれ前記第一側面部位および前記第二側面部位に接するように配置され、
    複数の前記第一折り畳み部は前記紙容器の前記上端辺縁部位の複数の前記第一折り畳みユニットになり、それぞれ前記第一側面部位の辺縁連結部に順に並んで連結された第一上端部位および第一下端部位と、前記第一上端部位と前記第一下端部位との間に位置する第一折り目とを有し、
    複数の前記第一折り畳み部はそれぞれ前記第一折り目に沿って折り返され、前記第一上端部位が前記紙容器の前記第一折り畳みユニットの前記第一頂部になり、前記第一下端部位が前記紙容器の前記第一折り畳みユニットの前記第一底部になり、前記第一上端部位は前記第一側面部位の前記辺縁連結部の両端に突出した二つの突出部を有し、前記第一下端部位は二つの前記突出部に接する二つの接合部または二つ欠け部位を有し、前記第一上端部位の前記突出部および前記第一下端部位の前記接合部または前記欠け部位は前記紙容器の前記第一折り畳みユニットの前記連結部位を形成し、
    複数の前記第二折り畳み部は前記紙容器の前記上端辺縁部位の複数の前記第二折り畳みユニットになり、それぞれ前記第二側面部位の辺縁連結部に順に並んで連結された第二上端部位および第二下端部位と、前記第二上端部位と前記第二下端部位との間に位置する第二折り目とを有し、
    複数の前記第二折り畳み部はそれぞれ前記第二折り目に沿って折り返され、前記第二上端部位が前記紙容器の前記第二折り畳みユニットの前記第二頂部になり、前記第二下端部位が前記紙容器の前記第二折り畳みユニットの前記第二底部になり、前記第二下端部位は前記第二上端部位の二つの短辺に突出した二つの突出部を有し、前記第二下端部位の二つの前記突出部は前記紙容器の前記第二折り畳みユニットの二つの前記突出部位を形成することを特徴とする紙。
  6. それぞれの前記第一折り畳み部において、前記第一下端部位は前記第一折り目に垂直の二つの短辺と、二つの前記短辺に位置する二つ前記欠け部位とを有し、前記第一上端部位の前記突出部は前記第一下端部位の前記短辺に露出することを特徴とする請求項5に記載の紙。
  7. それぞれの前記第一折り畳み部において、前記第一下端部位は前記接合部と、前記第一折り目に相対する長辺とを有し、それぞれの接合部は前記長辺に位置する欠け口を有し、前記長辺は両端に斜面部位を別々に有し、二つの前記斜面部位は前記第一折り目に対して斜めになって鋭角を成すことによって形成され、前記欠け口は前記斜面部位からなることを特徴とする請求項5に記載の紙。
  8. それぞれの前記第一折り畳み部において、前記第一下端部位は前記第一折り目に平行する折り目を有し、前記第一下端部位は前記折り目に沿って内側部位および外側部位に分割され、前記第一下端部位が前記折り目に沿って折り返されれば、前記内側部位および前記外側部位が前記紙容器の前記第一折り畳みユニットの二つの前記第一底部になり、
    前記第一下端部位は二つの前記接合部を有し、それぞれの接合部は前記第一下端部位の前記折り目の一端かつ前記内側部位と前記外側部位との間に位置する欠け口を有し、
    前記内側部位は斜辺を有し、前記斜辺は前記第一下端部位の前記折り目に沿って傾いて前記第一下端部位の末端部との間に鋭角を成すことによって形成され、前記外側部位は短辺を有し、前記欠け口は前記内側部位の前記斜辺と前記外側部位の前記短辺から形成され、
    それぞれの前記第二折り畳み部において、前記第二下端部位は前記第二折り目に平行する前記折り目を有し、前記第二下端部位は前記折り目に沿って前記内側部位および前記外側部位に分割され、前記第二下端部位が前記折り目に沿って折り返されれば、前記内側部位および前記外側部位が前記紙容器の前記第二折り畳みユニットの二つの前記第二底部になることを特徴とする請求項5に記載の紙。
  9. それぞれの前記第一折り畳み部の前記第一下端部位は二つの前記接合部を有し、
    それぞれの前記第二折り畳み部の前記第二下端部位は前記第二折り目に相対する長辺を有し、それぞれの前記第二折り畳み部はさらに前記長辺に接する厚み増大部位を有し、前記第二下端部位の前記突出部は前記厚み増大部位に露出し、
    それぞれの前記第二折り畳み部において、前記第二下端部位は前記第二折り目に平行する折り目を有し、前記第二下端部位は前記折り目に沿って内側部位および外側部位に分割され、前記内側部位は前記第二上端部位に接し、前記外側部位は前記厚み増大部位に接し、前記第二下端部位が前記折り目に沿って折り返されれば、前記内側部位および前記外側部位が前記紙容器の前記第二折り畳みユニットの二つの前記第二底部になることを特徴とする請求項5に記載の紙。
  10. それぞれの前記第二折り畳み部はさらに第二下端補強部位を有し、前記第二下端補強部位は前記厚み増大部位の長辺に接するように配置され、二つの突出部を有し、二つの前記突出部は前記厚み増大部位の二つの短辺に露出することを特徴とする請求項9に記載の紙。
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