JP3238643U - 接触デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】測定用途および/または試験用途に適した接触デバイスを提供する。【解決手段】接触デバイスは、その第1の端部に広がり部分を有するプランジャー14と、プランジャーの第2の端部にあるヘッド要素16を含むヘッドユニット、第3の端部および第3の端部の反対側の第4の端部を有し、第3の端部でプランジャーの広がり部分28を受けとめ、および第3の端部に配置された内側突出フランジ部分18によってその内側空間に広がり部分を保持する、チューブ要素10、および広がり部分の端部部分とチューブ要素の閉じた第4の端部に対して支持されたチューブ要素の内側空間に配置された弾性要素20を含む。プランジャーの第2の端部は、広がり部分がフランジ部分に接する場合に、チューブ要素から外に突出する。接触デバイスでは、ヘッド要素とプランジャーの第2の端部は、焼きばめまたは圧入によって互いに連結される。【選択図】図1

Description

本考案は、測定および/または他の接触試験に適した接触デバイス(ピンプローブまた
はスイッチプローブ等)に関する。
まとめて接触デバイスと呼ばれる、いわゆるピンプローブとスイッチプローブは、多く
の産業分野、特にプリント回路の試験のために利用される。用語「ピンプローブ」は、そ
の細長い構成(例えば、任意の面領域の分析のためにそれらのできるだけ多くを互いに隣
接して配置できるようにするため)と比較的小さな厚み(典型的にはcm未満)ゆえに、
これらのデバイスに関連して広く使用される。
市販で広く入手可能な従来のピンプローブは、3つのコンポーネントから成る:一体型
のヘッドユニット(ヘッドと、それと一体のプランジャーを備える)、本体、およびばね
。そのような従来のピンプローブは図13に示される;弾性要素(20’)は、図13に
示されるピンプローブのチューブ要素(10’)(片側が閉じている)の内側空間に配さ
れる。弾性要素(20’)は、正面からチューブ要素(10’)(ピンプローブ本体)に
挿入されたプランジャー(14’)によって付勢され、およびプランジャー(14’)の
広がり部分(15’)は、弾性要素(20’)に対して支持される。ヘッド(16’)は
、プランジャー(14’)と一体で作られる。チューブ要素(10’)の内部にプランジ
ャー(14’)の広がり部分(15’)を保持するために、図13に例示されるアプロー
チ、すなわち、プランジャー(14’)にあるチューブ要素(10’)の端部にチューブ
要素(10’)の材料をプレスすることにより溝(25’)を形成するアプローチが、既
知の解決法に広く応用される。チューブ要素(10’)の内部から見られるように、突部
は溝(25’)によって形成される;この突部は、プランジャー(14’)の広がり部分
(15’)がチューブ要素(10’)から外れるのを防ぐ。ピンプローブプランジャーの
直径は、典型的に0.15~10mm(後者の値は極端な場合にのみ適用される)であり
、および最も頻繁には1~2mmである。プランジャーの広がり部分は、およそ10~3
0%であり、例えばプランジャーの残りの部分より15%広い。広がり部分を受け入れる
チューブ要素の直径は、典型的には10~30%まで、広がり部分の直径を上回る。
図13にも例示されるように、従来のピンプローブは以下のように組み立てられる。第
1の工程として、ばねがピンプローブ本体に挿入される、つまりピンプローブ本体の閉鎖
端まで押し込まれる。次に、ピンプローブのプランジャー(ピンプローブヘッドを伴って
1つの素材片から作られる)が本体に挿入される。本体を回転して閉じる前に、ばねが付
勢され、次に回転を適用して正面からピンプローブ本体が閉じられる。
特定のピンプローブの種類では、図13に示されるピンプローブのように、ヘッドはプ
ランジャーより大きな直径を有しており、したがってこの種のピンは、正面からのみ組み
立てることができ、つまりピンプローブ本体(チューブ要素(10’))は正面からのみ
挿入可能であり、そうでなければそれはチューブ要素を通過できないだろう。これらの既
知のピンプローブの欠点は下記である:
-特に大きな直径のヘッドが必要な場合に、プランジャー(ヘッド要素と一体で構成)
が製造される時(すなわち機械加工/切断操作中に)、大量の廃棄物が生成される;
-ヘッドユニット(すなわちヘッドとプランジャーを含むユニット)が、大きな直径の
物質から作られるため、製造(機械加工)の期間がかなり長い;
-様々なヘッドタイプへの市場の需要がある;しかしながら、様々なヘッドユニットを
在庫として保管する一体型ヘッドユニットの場合、高い製造コストと保管コストが含まれ
る;
-図13に示される従来のピンプローブタイプが適用される場合、特に使い古したピン
が適切な時点で取り換えられないと、プローブ(プランジャー)が外れて、事故(目の怪
我さえも)を引き起こす危険がある;
-従来のピンプローブの場合、ピンの正面は回転によって閉じられ(回転動作は、以下
のように実行される:ピンプローブは、100~1000/分の速度でその軸のまわりで
回転し、およびチューブ要素の壁の軸の2つの対向する側からプローブに接近することが
、ディスクを使用した環状方式で意図される)、その結果、ピンプローブのプランジャー
とピンプローブの本体(チューブ要素)との間に形成されたより大きな間隙がもたらされ
、ピン(プランジャー)が(側に傾いている)アキシアル方向から変位するのを可能にし
、テストポイントをヘッド(ヘッド要素)、好ましくは突出した先端、そのスパイクによ
って正確に命中できないと、より小さなテストポイントの場合に試験エラーが生じる場合
もある;
-上記の従来のピンプローブは高い電気抵抗を引き起こし、なぜならピンプローブ本体
とピンプローブプランジャーとの間の接触面が小さいからであり、電流は、機械的寸法に
よって制限された導電性を有するプランジャーと常に接しているがゆえに弾性要素(ばね
)によって事実上、運ばれる;ピンプローブ本体(チューブ要素の壁)の電流送達機能は
、プランジャーとピンプローブ本体との間の比較的小さな(かつ場合によっては信頼性が
低く、移動可能な)接触面ゆえに、縮小される;
-従来のピンプローブの場合、少数のプローブを在庫にしておくのは経済的ではない(
小量のプローブの価格は、その結果上昇し得る);
-適用される(適切な)公差と、そのアセンブリ法ゆえに、従来のピンプローブはより
大きな「動き(wiggle)」を示し(図14に例示)、高い内部抵抗を有し、かつ低
電流のみを運ぶことができる;「動き」は、予測不能の、信頼性の低い電気計測をもたら
す場合もある;
-従来のピンプローブに適用される(あまり正確ではなく、付帯的に実装される)機械
的誘導は、短期間で消耗をもたらし、それによってさらに「動き」(遊び(play))
が増し、かつテストポイントを命中することができなくなるため、プローブの交換サイク
ルを短くする;これは追加のコストをもたらすだろう。
GB2,347,023Aにおいて、ばね測定装置が開示され、これは、両側に電気接
触を提供するのに適しており、および半導体(例えばマイクロコントローラ)の試験に適
用可能である。この文献に記載の構成では、測定装置は、その突出端部がマトリクスに似
た形式で配置されるように、2つの包持プレート間に配置される。測定装置は、互いへと
滑り込む2つの部分装置を含み、ばねが部分装置のそれぞれの広がり部分間に導入される
;それに加えて、広がり部分により、包持プレートに接することで、部分装置が包持プレ
ート間の領域から出ることができないようにさらに保証する。互いに滑り込む2つの部分
装置は、したがって、ばねによって包持プレートに対してプレスされ、および包持プレー
トから突出する部分装置のそれぞれの尖った部分(ヘッド要素)が、適切な方向の力にさ
らされる場合、それらはプレート間で内側にプレスされる。
GB2,347,023Aの技術的アプローチの一種(図12)では、部分装置のヘッ
ド要素と広がり部分は、別の部分装置に面する部分装置の他の部分とは別々に作られた一
体部品(実質的にヘッドユニット)を形成する。別個のセクションは、ピンと穴のいずれ
かの手段で、例えばねじ山の使用、一緒にプレス、または圧着によって相互に連結する。
この別個のピースの構成は、ヘッドユニットのない部分装置の部分が(例えば圧着によっ
て)相互連結できるように、適用される;続いて、ばねが相互連結した部分で引っ張られ
得る;ばね(またはばねの1つ)を間に挟む広がり部分は、その後にのみ取り付けられる
。ばねを間に挟む広がり部分が圧着中に存在すれば、ばねもまた圧着される部分で引っ張
られる必要があるため(後でこれを行うことは不可能)、この組立て順序が適用される。
したがって、ばねは圧着操作を妨害し、例えば、圧縮工具を利用して、相互連結がなされ
得るように別個の工程でばねを下げておく必要があるだろう。
GB2,347,023に記載される技術的アプローチでは、しかしながら、広がり部
分は、2つのプレートによって包含された領域の内部に保持され、したがって後から取り
付けられた部分装置のコンポーネントは、相互連結が失敗した場合であっても、2つのプ
レートによって包含された領域を離れることができない。
測定と試験用途に適したさらなる接触デバイスは、CH642 489に開示される。
該文献に記載の接触デバイスのプランジャーは可撓性であり(障害物上に接触している時
に曲がる、文献の図2を参照)、および本体からそれが伸長する開口部を通すことができ
る(プランジャーの突出した端部は、本体よりも狭い)。ばねは、プランジャーの厚くな
った(広がり)部分と、プランジャーが本体から伸長している部分である反対側の端部に
ある接触デバイスの端部との間の接触デバイスの本体内部に配置される。US2007/
0296436A1では、接触デバイスのプランジャー(したがってそれと一体に作られ
たヘッドも)、例えばパラジウムで作られる。
DE83 30 915U1において、接触デバイスが開示され、そのヘッドは、その
外側端部でプランジャーに溶接されることによって連結される。溶接はまた、デバイスの
本体を閉じるために適用される。溶接の大きな欠点は、特により小さな直径(最大数ミリ
メートル)のプランジャーを有するピンプローブの場合、高精度の溶接が厄介であること
である。他の欠点は、溶接中に生成される可能性のあるとげが、デバイスの特性を変え得
ることである。
接触デバイスのヘッド要素の溶接接合は、さらにDE87 01に205U1に提案さ
れている。代替的に、ヘッド要素は、解除可能な連結でばねによって環状に包持された要
素に連結される。
プランジャーの長手方向軸に対して90°とは異なる角度で配向された端部部分を有す
るプランジャー(傾斜端部部分を有するプランジャー)が、US6,464,511B1
に開示される。
他の既知の接触プローブ(接触デバイス)は、US4,787,861、US5,00
4,977、US5,045,780、US2003/0134526A1、US200
7/018666A1、US2009/243640A1、US2016/187382
A1、US2008/0122464A1、DE26 57 016A1、DE33 4
0431A1、DE40 40 312A1、DE84 17 746U1、JP H0
6 80179U、JP2002202323A2、JP2010085292Aに開示
される。
既知のアプローチに照らすと、接触デバイスさらに該接触デバイス、より経済的に、かつ同じプランジャー直径に対してより少ない物質消費で製造することが必要になる。
本考案の主な目的は、可能な限り最大限、先行技術のアプローチの欠点を免れた、接触
デバイスを提供することである。
本考案のさらなる目的は、接触デバイスを提供すると共に、
接触デバイスと、特にヘッドユニットの一部を形成するプランジャーを、より経済的に、
かつ同じプランジャー直径に対してより少ない物質消費で製造することを可能にするデバ
イスを提供することである。
本考案のさらなる目的は、比較的少量で接触デバイスを製造するため
に、利用可能な物質の範囲を広げ、かつ既知の解決法と比較してそれをより経済的なもの
にすることである。本考案の目的は、請求項1に記載の接触デバイスによって達成することができる。本考案の好ましい実施形態は従属クレームにおいて定義されている。
本考案の技術分野では、圧入または焼きばめの連結を適用する解決法は、技術的な限界
ゆえにこれまで提供されてこなかった。そのような相互連結の様式は、長い間、ピンプロ
ーブの寸法特性(例えば数mm-sの厚さの非常に細いピンプローブ)を有するコンポー
ネントにとって不適当であったが、今では今日の技術で使用するのに利用可能になってい
る。本考案に係る接触デバイスは、以下の典型的な寸法を有する:ピンプローブ本体の直
径(すなわちチューブ要素の外径)は、典型的には1.5~4.0mmであり、完全に組
み立てられたテストプローブの長さは典型的に30~40mmである。
本明細書で以下に詳述されるように、接触デバイスに圧入または焼きばめによって嵌合
することによるヘッド要素とプランジャーの相互連結は、多くの有利性(例えば、廃棄物
の量を減らす)を有する。広範な試験によって、考案者等は、本考案に係る接触デバイス
が好ましくは長い耐用年数を有し、特に好ましくは、ヘッド要素において非常に長持ちす
る物質(例えばパラジウム合金)の適用を可能にすることを確証した。
本考案の好ましい実施形態は、以下の図面に関する例として下記に記載される。
本考案に係る接触デバイスの実施形態を例示する分解立体図である。 図1に係る本考案の実施形態で適用されたヘッド要素の断面図である。 図1に係る本考案の実施形態で適用されたプランジャーの空間的な図である 。 本考案の別の実施形態で適用されたプランジャーの空間的な図である。 本考案のさらなる実施形態におけるヘッド要素の断面図である。 本考案のさらなる実施形態におけるプランジャーの空間的な図である。 本考案のさらなる実施形態におけるプランジャーの空間的な図である。 本考案のさらなる実施形態におけるヘッド要素の断面図である。 本考案の実施形態におけるヘッド要素の断面図である。 開放端を有する本考案の実施形態におけるチューブ要素の断面図を示す。 本考案の実施形態における本考案に係る接触デバイスの空間的な図である 。 本考案の実施形態で適用されたプラグ要素の空間的な図である。 先行技術の接触デバイスを例示する分解立体図である。 先行技術の接触デバイスを例示する分解立体図である。 本考案の実施形態に係る接触デバイスを例示する分解立体図である。 本考案のさらなる実施形態を例示する分解立体図である。 本考案のさらなる実施形態を例示する分解立体図である。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なヘッドユニットを例示する。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 参考例に係る接触デバイスを製造するための方法を例示する図である。 本考案に係る接触デバイスの実施形態の操作を例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。 本考案に係る様々なさらなるヘッドユニットを例示する。
図1において、本考案に係る接触デバイス(すなわちピンプローブ、つまり測定を行な
うのに適した可動プランジャーを有する測定装置(11))の実施形態が示される。測定
装置(11)は、その第1の端部に広がり部分(28)を有するプランジャー(14)(
ステム、シャフト)、およびプランジャー(14)の第2の端部にあるヘッド要素(16
)を含むヘッドユニット(ヘッドモジュール)を含む。したがって、用語「ヘッドユニッ
ト」は、ヘッド要素とプランジャーを含むユニットを指すために本明細書で使用される。
測定装置(11)は、第3の端部と、第3の端部の反対側にある第4の端部を有し(これ
らは、本実施形態の誘導端(15)と供給端(17)である、図10を参照)、第3の端
部でプランジャー(14)の広がり部分(28)を受けとめ、および第3の端部に配置さ
れた内側に突出する(内部に伸長する)フランジ部分(部分;ここでは誘導フランジ部分
(18)は事前に形成されるが、他の実施形態では、図13に見られるような溝(25’
)等の内側突出フランジ部分は後から(後で)形成されてもよい)を用いて広がり部分(
28)をその内部空間に保持するチューブ要素(10)(バレル)、および広がり部分(
28)の端部部分に対して、およびチューブ要素(10)の閉じた第4の段部に対して支
持されているチューブ要素(10)の内部空間に配置された弾性要素(20)(ここで、
閉鎖端はプラグ要素(12)によってつくられ、フロントアセンブリを利用する実施形態
では、閉鎖端は製造時に既に閉じている)をさらに含む。図1(および続く図)によれば
、プランジャー(14)はしたがって、広がり部分(28)を設けたその第1の端部がチ
ューブ要素(10)の中に伸長する(到達する)ように配置される(それはフランジ部分
によって内側空間で保持される);弾性要素(20)の付勢に応じて、プランジャー(1
4)のより狭い部分もまた、ある程度チューブ要素(10)の内側空間に入り、およびプ
ランジャー(14)の残りの部分は、チューブ要素(10)から突出する(伸長する)。
図に例示されるチューブ要素は、一直線の構成を有する。本考案に係る接触デバイスでは
、ヘッド要素とプランジャーは典型的には固く、およびプランジャーの体積、つまり必要
とされる材料の量は、ヘッド要素の体積よりも、典型的には少なくとも2~3倍、随意に
少なくとも10倍大きい。
本考案に係る接触デバイスに応用されるプランジャーは、長方形の形状(実質的にロッ
ド形状)を有し、広がり部分(チューブ要素内に伸長)はプランジャーの第1の端部に形
成されている;この端部は、「かみ締め端」、またはチューブ要素の端部と呼ぶことがで
きる。プランジャーのもう1つの端部は、ヘッド要素が連結される第2の端部である;こ
の端部は、「ヘッド端部」、またはヘッド要素に面する端部と名付けることができる。
チューブ要素は、壁と壁によって囲まれた内部空間、および2つの端部を有するチュー
ブ形状の要素である(それは必ずしも正確な環状の断面を有していないが、環状の断面が
好ましい)。製造時に一方の端部は閉じられてもよく、または例えばプラグ要素によって
閉じることができる(本考案の実施形態において後者の場合、この端部は供給端として機
能する)。もう1つの端部は、プランジャーの広がり端部がチューブ要素の内側空間から
離れるのを防ぐために、この端部上に形成されているフランジ部分を用いたプランジャー
の誘導に適している。チューブ要素の2つの端部は、第1の端部と第2の端部(または、
特許請求の範囲で適用される番号付けに従って、第3と第4の端部)と呼ばれてもよい。
図1の実施形態では、チューブ要素(10)の閉鎖端は、プランジャー(14)の反対
側に位置するチューブ要素(10)の端部を閉じるためのプラグ要素(12)を適用して
準備される。以下に記載されるように、チューブ要素(10)のこの端部は、それを通し
てチューブ要素(10)の内部にプランジャー(14)を導入した後にのみ、閉じられる
。図1では、プレスにより形成された溝(22)もまた示される。図12に例示されるよ
うに、溝(56)は、プラグ要素(12)の壁に配置される;溝(22)(すなわちプラ
グ要素(12)とチューブ要素(10)との間の相互連結)は、適切な位置で、この溝(
56)内にチューブ要素(10)の壁を押し込むことによって形成することができる。
内側突出フランジ部分は、好ましくはプランジャー(14)の誘導に適した誘導フラン
ジ部分(18)であり、したがってチューブ要素(10)とプランジャー(14)との間
に比較的大きな接触面を提供するが、フランジ部分はまた、例えばヘッドユニットの対応
部分、つまりプランジャーの広がり部分が、正面(フロント)からチューブ要素に導入さ
れた時に形成され得る内側突出リムとして、実装されてもよい。
本考案に係る接触デバイスにおいて、したがって、プランジャー(14)の第2の端部
は、広がり部分(28)がフランジ部分(18)に接する場合に(すなわち、広がり部分
(28)が接触する、つまりフランジ部分(18)に対して支持されると)、チューブ要
素(10)から外に突出し(突き出し)、およびヘッド要素(16)とプランジャー(1
4)の第2の端部は、焼きばめ(シュリンク接合)または圧入によって互いに連結される
。したがって、本考案に係る接触デバイスにおいて、広がり部分が誘導フランジ部分に対
して(またはそうでなければ構成されたフランジ部分に対して)支持される場合に、プラ
ンジャーの第2の端部はチューブ要素から突出(伸長)する。プランジャーは典型的には
、ヘッドユニットが内側にプレスされていない場合に、弾性要素によってこの状態へと促
され、つまりこれがプランジャーの基本状態である。
したがって、本考案に係る接触デバイスにおいて、ヘッド要素は、圧入または焼きばめ
によって、チューブ要素から外に突出するプランジャーの端部に連結される。上記で言及
されたように、GB2,347,023Aで開示された技術的アプローチでは、そのよう
な部分は後に(続いて)、常に包持プレートの間に挟まれたままの部分装置に連結され、
つまり、それはデバイスから外に突出することのみ可能であり、後から取り付けられたコ
ンポーネントにある広がり部分の構成に従ってそこから外に出ることはできない。それと
は対照的に、本考案によれば、プランジャー(ヘッド要素)に取り付けられたコンポーネ
ントは、(基本状態で)フランジ部分に対して接している時にチューブ要素から外に突出
するプランジャーの端部に連結される。後から取り付けられたヘッド要素に関する限り、
2つの場合は区別可能である。
1.ヘッド要素が、突出するプランジャーの誘導部分よりも広くなく(アキシアル方向
、すなわちプランジャーの移動方向に垂直に測定)、および弾性要素が十分な量に圧縮可
能である場合、次に、ヘッド要素はチューブ要素に(部分的に)入る(押し込まれる)こ
とができる(ヘッド要素のそのような完全な圧迫は典型的には、測定では生じず、および
過度の圧迫は、弾性要素の適切な寸法取りによって防ぐことができる)。
2.ヘッド要素が、突出するプランジャーの誘導部分よりもより大きな幅を有する場合
(アキシアル方向、すなわちプランジャーの移動方向に垂直に測定)、次にヘッド要素の
誘導部分は、チューブ要素に入ることができず、しかし代わりに、チューブ要素の第3の
端部に接する。
したがって、上記の既知のアプローチとは反対に、後から取り付けられたヘッド要素は
、例えばそれに当接することによって、デバイスから離れないように、他のコンポーネン
ト(既知のアプローチにおける包持プレートの端部等)の助けにより、保護されることは
ない。既知のアプローチではそのような保護が必要である。しかしながら、我々の実験は
、後に連結が放たれる可能性を0~非常に良い近似値まで減らすことができる高品質で、
プランジャーとヘッド要素との間の連結が焼きばめまたは圧入によって可能であり、すな
わち、事故(つまり、ヘッド要素がプランジャーを離れる)の確率を事実上無視すること
ができ、したがって本考案に係る相互連結の利点を利用することができることを示した。
上記によれば、本考案のヘッドユニット(ヘッド要素とプランジャー)は、1つのピー
スからは作られないが、焼きばめまたは圧入によって相互連結される。焼きばめと圧入に
よる連結は、随意にコンポーネントの変形を含む、長期的で恒久的な連結である;そのよ
うな連結モードを適用すると、ヘッド要素がプランジャーの第2の端部にしっかりと固定
され得る。焼きばめによる連結が、受け部分(例えば穴を含むヘッド要素)に十分な量の
熱を加えることでなされる場合、別の部分(例えばプランジャー)は、加熱された状態の
受け部分に滑り込むことができる。より小量の加熱で十分な場合もあり、この場合、他の
部分は、プレス力を適用する受け部分に導入され得る。典型的には、数百センチグレード
にコンポーネントを熱するように要求される;正確な温度は、適用される物質に左右され
る。
したがって、リムに似たフランジ部分によって広がり部分を保持する代わりに、誘導フ
ランジ部分(18)(長さ0.5~5mm、典型的には2~3mm)を適用することが望
ましい。誘導フランジ部分の適用が、その導電性特性ゆえにより好ましい。既知のアプロ
ーチでは、既知の接触デバイスを正面から組み立てることができるように、フランジ部分
を含む必要があった;リムに似たフランジは、組立ての完了後に形成することができるか
らである。デバイスの組立て後に本考案に従って好ましくは適用される誘導フランジ部分
(例えば誘導フランジ部分(18)を参照)を形成することはできない(既知のチューブ
要素は、縦断面に沿って原則として平らにすることができるが、その方法では、プランジ
ャーとチューブ要素との間に適切な接触(誘導フランジ部分を適用してなされるものに類
似の品質の接触)を提供するのは不可能であろう。誘導フランジ部分の長さは、それ(す
なわち広がっていない部分)によって誘導されたプランジャー部分の直径の少なくとも2
/3である。
したがって、プランジャーがリヤ(すなわち、図10の誘導端(15)ではなく、いわ
ゆる供給端(17))からチューブ要素に導入された後に、接触デバイスのヘッド要素と
プランジャーを2つの別個の部分から形成すれば、誘導フランジ部分(例えばフランジ部
分(18))、すなわちより長い接触部分を適用することが可能になる。したがって、プ
ランジャーの広がり部分は、フランジ部分を通り抜ける必要はない。本実施形態において
、したがって、プランジャーがフランジ部分を既に通過した場合に、ヘッド要素はプラン
ジャーに適用される。この場合、チューブ要素の供給端は、後で(続いて)閉じられる。
図1に例示される実施形態もまた、同じ原理に沿って構成される。本実施形態において
、チューブ要素(10)の第4の端部は、その第4の端部を有するチューブ要素(10)
の内側空間にプランジャー(14)を導入した後に、および弾性要素(20)を配置した
後に、閉じられる(すなわち、プランジャー(14)はリヤからチューブ要素(10)に
導入され、その後に再度リヤから弾性要素(20)が導入され、次に閉鎖端が形成される
)。およびヘッド要素(16)とプランジャー(14)の第2の端部は、第2の端部がチ
ューブ要素(10)の第3の端部を通過した後に互いに連結される(すなわち、プランジ
ャー(14)は、チューブ要素(10)の反対側の端部の方向から誘導端(15)を通過
し、次にヘッド要素(16)がプランジャー(14)の第2の端部に連結される)。図1
の実施形態は、リヤアセンブリの実施形態である;本実施形態では、フランジ部分を後か
ら(続いて)形成する必要がないため、フランジ部分は、注意深くあらかじめ設計された
方式で、好ましくは誘導フランジ部分として、実装することができる。
リヤアセンブリの場合には、ヘッド要素は、プランジャーをチューブ要素に通し、その
第2の端部をチューブ要素の第3の端部に通した後にのみ連結されるのが特に望ましい。
ヘッド要素が第3の端部の開口部より広い場合、この利点が特に現われる。同様に、適用
されるヘッド要素(より狭いまたはより広いもの)を自由に選択できる利点は、第3の端
部の開口よりも狭い(その場合、ヘッド要素はフランジ部分を通過し得る)そのようなヘ
ッド要素が適用される場合にも存在し、つまり、経済的な観点から有利に、取り付けられ
るヘッド要素の正確な種類または寸法とは無関係に、同じアセンブリ法を適用することが
できる。
焼きばめまたは圧入によって互いに連結される別個のコンポーネントとしてプランジャ
ーとヘッド要素を実装することは、広く応用される既知のアプローチと比較してさらなる
利点を有し、すなわち、本考案によればプランジャーとヘッド要素は2つの別個のピース
の物質から形成されるため、ヘッドユニットを比較的少ない廃棄物質で作ることできると
いう利点である。物質の最初のピースのサイズは、要素に関して個別に(プランジャーと
ヘッド要素用に別々に)選択することができ、したがって、多くの場合にはとても大きい
それらのサイズの違い(すなわち環状断面のピースで、直径が異なる)は、ピースの機械
加工の際に大量の廃棄物を出すことはない。
この構成は、好ましくはさらに、ヘッド要素とプランジャーが2つの異なる物質から形
成され得ることを可能にする。接触デバイスの製造のために、例えば、ピンプローブにパ
ラジウムまたはパラジウム合金物質を適用するのが特に好ましい。既知のアプローチによ
れば、しかしながら、パラジウム合金から一体型ヘッドユニット(ヘッド要素とプランジ
ャー)を製造することは、そのような物質で作られたデバイスの市場導入に関して法外に
高いコストを要する。これとは対照的に、本考案によれば、ヘッド要素のみがパラジウム
合金から製造される可能性があり(接触の態様から、ヘッド要素の物質特性、つまり適切
な硬度のみが重要だからである)、その後、ヘッド要素は製造のより後の段階でプランジ
ャーに取り付けられる。パラジウム合金の代わりに、この場合、プランジャーは、適切な
特性を備えたより安価に入手可能な物質から作られる。
したがって、先行技術を示すUS2007/0296436 A1の教示とは対照的に
、本考案では、ヘッド要素とプランジャーは、好ましくは異なる物質で作ることができる
。プランジャーの物質を規定することによって、US2007/0296436 A1で
は、全ヘッドユニットの物質が規定され、なぜならそれが1つのピースから作られるから
である(例えば図3参照)。しかしながら、パラジウム(パラジウム合金)から全ヘッド
ユニットを製造するのは、非常に高いコストを要し、実際問題としてそのようなテストプ
ローブは経済的に応用することができない。逆に、本考案は、好ましくは適用可能なパラ
ジウムまたはパラジウム合金物質のヘッド要素のみを製造することを可能にし、他方でプ
ランジャーは異なる物質から作られる。したがって本考案は、パラジウムの経済的な応用
を可能にする。
本考案の実施形態では、したがって、ヘッド要素はパラジウム合金で作られ、およびプ
ランジャーは、パラジウム合金とは異なる物質で作られる。任意の量(極めて少量)のパ
ラジウムを含むパラジウム合金を適用することがさらに望ましく、しかしより好ましくは
、そのようなパラジウム合金は、少なくとも20重量%のパラジウムを含み、残りの最大
80重量%は銀および銅等の他の物質を含むように適用される。より好ましくは、そのよ
うなパラジウム合金は、他の合金物質に加えて、30重量%より多くのパラジウムを含む
ように使用される。特に好ましくは、そのようなパラジウム合金は、他の合金物質に加え
て、およそ35重量%のパラジウムを含むように使用される。例えば、そのようなパラジ
ウム合金は、正確に、または十分に近似する値の、35重量%のパラジウム、35重量%
の銀、および30重量%の銅を含むように適用され得る(35Ag-35Pd-30Cu
)。適用される合金のパラジウム含量は、好ましくは60重量%を上回らず、なぜならヘ
ッド要素の製造原価がそうでなければ極めて高くなり、かつカッティングによる機械加工
がほぼ不可能になるからである。
本考案に係るデバイスの場合、(プランジャーとは無関係に)ヘッド要素のみをパラジ
ウム合金または他のいくつかの有利な物質で作ることが可能なため、本考案に係る接触デ
バイスは、広範な利用可能な物質を許容し、比較的少量での接触デバイスまたはヘッドユ
ニットの製造を、既知の解決法よりも経済的にする。本考案に係るデバイスはまた、多く
のプランジャーを製造した後に、様々な種類のヘッドをそれに取り付けることができるよ
うにする。この段階では、ヘッド要素は、ヘッドユニットの製造のために作られる必要が
ある。
一実施形態では、本考案に係る接触デバイスは、焼きばめまたは圧入によってヘッド要
素とプランジャーを互いに連結するために、プランジャーとヘッド要素の1つに配置され
た連結要素と、別のプランジャーとヘッド要素に配置され、および連結要素への連結に適
した連結穴を含む。連結穴は、典型的には一方の端部が開いており、かつ例えばドリルま
たは類似の工具によって形成され、または例えばプラスチック製のコンポーネントの場合
には、製造時に穴が既にそこに含まれるように全コンポーネントが製造され得る、腔であ
る。連結要素は、連結穴への挿入と取り付けの可能な突出コンポーネントである(例えば
ピン、スタッド、またはプランジャー端部、以下を参照)。
本考案のこの実施形態では、したがって、ヘッド要素とプランジャーは、連結要素と連
結穴を介して焼きばめまたは圧入によって互いに連結される。例示された実施形態の大多
数では、連結要素は、プランジャー自体の端部(プランジャーの第2の端部は連結要素と
して機能)によってプランジャー上に実装され、および連結穴がヘッド要素に形成される
(ヘッド要素に沈んでいる);しかしながらいくつかの実施形態(例えば図18、19、
および24の実施形態)では、連結要素はヘッド要素上に形成され、および連結開口部が
プランジャーに形成される。連結要素と連結穴がプランジャー上に存在し、対応する(一
致する)連結穴と連結要素がヘッド要素上に配置されるそのような実施形態が、考慮され
得る。
図1に例示される実施形態は、以下のような実施形態である;本実施形態において、プ
ランジャー(ヘッド要素に面する端部)の第2の端部は、連結要素として機能する、つま
りそれは連結要素として構成される。以下に詳述されるように、図1の実施形態では、連
結穴はヘッド要素に形成される。もちろん、連結穴がプランジャーに形成される実施形態
もあり(図18、19の実施形態を参照)、プランジャーに面するヘッド要素の端部が連
結要素として機能する(構成される)か、連結要素がプランジャーに面するヘッド要素の
端部に形成されるかのいずれかである。
図2には、図1の実施形態に適用されたヘッド要素(16)が示される。ヘッド要素(
16)は、連結穴(24)を含む。連結穴(24)の反対側に位置する端部において、ヘ
ッド要素(16)は、この実施形態では等しい高さのいくつかのピンとして実装される接
触部分(26)を含む。図18-24と図35-42に例示されるように、本考案に従っ
て使用されるヘッド要素によって、接触部分は実質的にいかなる方式でも実装可能である
ヘッド要素(16)の連結穴(24)は、断面図に示されるように、ヘッド要素(16
)の内部で円錐形領域(21)により終わる円筒形領域を含む。円錐形領域(21)はま
た、連結穴(24)に比例してより平らに構成することができる。円錐形領域(21)を
配置する目的は、圧入/焼きばめプロセス中に、他のいかなる場所にも漏れることができ
ない多くの空気を受け入れるための追加の領域を提供することである。プランジャーを連
結した後に、この量の空気が、円錐形領域(21)において圧縮状態で受け入れられる。
図3は、プランジャー(14)の図を示す;図では、プランジャー(14)の第2の端
部(30)と、さらに広がり部分(28)もまた示される。図3は、プランジャー(14
)がその第2の端部(30)において、その直径と比較して非常に短い長さの円錐台状の
部分を有することを示す。この円錐台状の部分は、連結穴(24)へのプランジャー(1
4)の挿入を促す。
図4では、プランジャー(14)に非常に類似するプランジャー(23)が示される。
プランジャー(23)は、広がり部分(28)の代わりに、プランジャー(23)の軸に
対して90°以外の角度で位置する端部部分(その平面)を有する、つまり端部部分は斜
めに切られている広がり部分(29)を有するという点で、プランジャー(14)とは異
なる。端部部分の平面は、プランジャーの軸に対して45~85°、好ましくは70~8
5°に配置される(45°等の極端に低い値は、例えば高電流の用途のために便宜的に選
択され得る。この場合および他の場合では、プランジャー軸に沿って測定された広がり部
分(29)の軸方向寸法は、図面に示されるよりも長い);したがって、図4では、軸に
直角な平面と、端部部分の平面との間の角度xは、5~45°、好ましくは5~20°で
ある。そのような端部部分が適用されると、弾性要素(20)によるプランジャー(23
)の傾斜ゆえに、増加した連結面領域がチューブ要素とプランジャー(23)との間に設
けられ、結果としてその電流は、プランジャーを連結する弾性要素によってのみ運ばれる
ことはない。その結果、接触デバイス、例えば測定装置は、縮小されている測定装置の固
有抵抗を伴うより高い電流を運ぶことができ、したがって測定装置の耐用年数を延ばすこ
とができる。
本考案によれば、プランジャー(14)または(23)は、2つの方法で図2に例示さ
れる連結穴(24)に連結され得る:焼きばめまたは圧入(例えば、いわゆるコールドプ
レスフィッティング)によって。これらの2つのタイプの相互連結は、連結要素(すなわ
ち、例えば連結されるプランジャーの対応する端部)が、連結穴(連結くぼみ)より大き
な断面(すなわち、環状断面の場合、より大きな直径)を有するという点で同一である。
直径(有効径)に関する限り、これは好ましくは、プランジャーの直径(有効径)が連結
穴の直径(有効径)よりも、少なくとも0.5%、および多くとも2%大きいことを意味
する。すなわち、例えば連結される端部(第2の端部)においてプランジャーの直径が2
mmである(0.01mmの公差を伴う)場合、穴の直径は1.98mmである(0.0
1mmの公差を伴う)。
焼きばめの場合には、したがって、いわゆる過剰被覆があり、つまりプランジャーの直
径は、ヘッド要素に形成された連結穴の直径よりも当初は大きい。本実施形態において、
したがって、ヘッド要素は焼きばめによってプランジャーの第2の端部に連結され、プラ
ンジャーの形状と一致しておりプランジャーへの連結を提供するのに適したヘッド要素の
連結穴の直径よりも大きな直径を有する第2のプランジャー端部を適用する。さらに、本
実施形態において、ヘッド要素は、プランジャーの第2の端部を連結穴に導入できる程度
の膨張に達するように、焼きばめプロセス中に加熱され、およびプランジャーの第2の端
部は次に、ヘッド要素の連結穴に導入される。
好ましくは、連結穴への導入のためにプランジャーの第2の端部がヘッド要素の加熱と
同時に冷却される場合には、より小量の加熱が適用される必要がある。これは、この場合
、プランジャーの第2の端部が収縮を受けるからであり、その結果として(ヘッド要素の
加熱の結果のみではない)、プランジャーと連結穴のサイズ差が縮小される。焼きばめが
適用できるように、そのような物質がヘッド要素とプランジャーの製造に使用される必要
があり、それらは加熱の結果として熱膨張し、および冷却の結果として収縮する。したが
って、ヘッド要素とプランジャーは、好ましくは金属で作られる。例えば、以下の組み合
わせを利用することができる(もちろん、多くの他の組み合わせも利用することができる
)。
Figure 0003238643000002
表1に表記された物質は、焼きばめ、および圧入またはコールドプレスフィッティングに
よる連結を用いて適用可能である。
焼きばめの場合には、コンポーネント(プランジャー、ヘッド要素)の相互連結(アセ
ンブリ)は、ヘッド要素の加熱によって行われ(すなわち、コンポーネントは2つのコン
ポーネントから膨張する)、その結果、その連結穴の直径は、当初の状態よりも大きく、
かつ随意に、プレス力を適用せずにプランジャーとヘッド要素を共に嵌合することができ
るようにプランジャーを冷却する。
図2-4に例示されるコンポーネントはまた、加熱なしの圧入によって、いわゆるコー
ルドプレスフィッティングを用いて、つまりコンポーネント間の温度差なしで、相互に連
結することができる、コールドプレスフィッティング中に、表面圧(接触している面に沿
って均一に分散)が使用される。例えば、環状断面の場合、プレスされるコンポーネント
は穴の上に配置される必要があり、その穴の中に、環状対称様式でプレスされる、つまり
オーバーハングが全円周に沿って実質的に同じであるように保証する必要がある。この場
合、アセンブリ(相互連結)は圧入によって実質的に行われ、そうすると、ヘッド要素に
形成された穴の断面より大きな断面(直径)を有するプランジャーが適用される。プレス
力は、好ましくはアキシアル方向を有し、つまりプランジャーの回転軸または対称軸と一
直線である。連結プロセス中に、ヘッドはもちろん、圧入中に動かないように支持される
べきである。
図5では、連結穴(34)を含むさらなるヘッド要素(32)が示される。連結穴の半
円錐角(円錐面と、円錐の底辺に垂直な線との間の角度)はx[°]である。図5のヘッ
ド要素(32)に適用可能なプランジャー(36)は、図6に例示される。プランジャー
(36)は、円錐状に狭まる第2の端部(40)と広がり部分(28)を有する。第2の
端部(40)は連結穴(34)に嵌合し、およびこれらの手段によって、ヘッド要素(3
2)とプランジャー(36)は、特に自動ロック(円錐形)連結で相互連結され得る。
自動ロック連結の作用機構は、以下の通りである。相互連結円錐面のマントル上昇ゆえ
に、接着結合が、摩擦による圧力の結果としてヘッド要素とプランジャーとの間に形成さ
れ、それによってヘッド要素がプランジャーに固定される。自動ロック連結を形成するこ
とができるように、半円錐角の値は、好ましくは1.5°より小さい必要がある;例えば
、円錐比率は1:20であり、対応する半円錐角は1.43°である。
自動ロック連結は圧入によって達成され、つまり自動ロック連結を適用する実施形態で
は、連結要素の側壁(すなわち、例えばプランジャーの対応する端部)と連結穴は、円錐
形または円錐台状であり、連結要素と連結穴の半円錐角は、好ましくは1.5°より小さ
く、およびヘッド要素とプランジャーは、圧入によって互いに連結される。円錐台状の形
状を有し第2の端部を含むプランジャーは、好ましくは円錐台状の連結穴に連結され、し
かしながら円錐形の穴にも連結され得る。円錐形のプランジャーは、円錐形に形成された
連結穴へ取り付けられる。もちろん、2つの相互連結デバイスの半円錐角は、非常に良い
近似値と同一であり、および自動ロック連結は、所定の圧力を加えることによって確立す
ることができる。円錐形の端部が適用される場合、つまり自動ロックが実装される場合、
例えば上記の例に従っておおよその特定の量の公差を許容するのが依然として得策である
。その場合、プレスの効果がさらに、自動ロックに加えてもたらされる(いわゆる「二重
ロック」が確立される)。円錐角の下半分、より小さな円錐形、すなわちより直線的なも
のが、プランジャーである;および、自動ロックの効果がますます弱くなるため、圧入に
関係して適用される公差はますます大きな役割を果たす。
図7にはプランジャー(37)が示され、それは、平らな端部を含む広がり部分(28
)の代わりに広がり部分(29)を有するという点でプランジャー(36)とは異なり、
図4に記載のプランジャー(23)のように、プランジャー(37)の軸に対して90°
以外の角度で平面が存在する端部部分を有する。
図8では、プランジャーの第2の端部の自動ロック連結の提供に適した連結穴(44)
を含むさらなるヘッド要素(42)が例示される。円筒形の領域(46)および隣接する
円錐形の空間領域(47)は、ヘッド要素(42)の内部に面する穴(44)の端部に位
置している。空間領域(46)と(47)を含む目的は、自動ロック方式で穴(44)の
壁、好ましくは空間領域(46)と(47)へと突出している円錐形のその端部に沿って
連結される押し込まれたプランジャーのためのさらなる空間を提供することである。空間
領域(46)と(47)は、圧入中に空気をそこに入れるのに利用可能である;圧入中に
穴(44)から空気を押し出すことができない場合、空気は、領域(46)と(47)の
残りの容積(すなわち挿入されたプランジャーによって残された容積)内部で圧縮され得
る。
図9では、図2のヘッド要素(16)と同様に構成されたヘッド要素(52)が例示さ
れる。ヘッド要素(16)とこの実施形態のただ一つの違いは、本実施形態では、連結穴
(24)の入り口に、挿入を促すのに適した、環状に伸長するエッジスムージング(50
)が形成されることである。エッジスムージング(50)は、ヘッド要素(52)の下側
(すなわち、連結穴(24)が位置する側)のヘッド要素(52)の壁に、環状様式で配
置される。連結穴(24)の入口を広げることによって、エッジスムージング(50)は
、ヘッド要素(52)により適用される焼きばめまたは圧入による相互連結プロセス、よ
り詳しくは連結穴(24)内に連結されるプランジャーの導入を促進する。
図10では、チューブ要素(10)が示される。図10では、チューブ要素(10)の
誘導端(15)と供給端(17)がマークされる。図では、誘導端(15)に配置され、
かつチューブ要素(10)の内部にプランジャーを誘導するのに適した誘導フランジ部分
(18)を見ることができる。図1では、弾性要素(20)が見られ、この実施形態では
、それは螺旋ばねとして実装される。
図12は、プラグ要素(12)の空間的な図を示す。プラグ要素(12)は、それに連
結しているプラグ部(57)の直径より大きい直径を有する閉鎖リム(54)を有する。
プラグ要素(12)の挿入中に、ばね部分(57)がチューブ要素(10)の供給端(1
7)へと導入され、および閉鎖リム(54)は、チューブ要素(10)の端部に固定され
る。図12において、溝(56)(連結凹部)が示され、この実施形態では、プラグ部(
57)のまわりに環状に、プラグ要素(12)の対称軸に垂直に配置されている。プラグ
要素(12)は、円錐台状の端部(58)を有し、該端部(58)は、チューブ要素(1
0)へのプラグ要素(12)の挿入を促すように構成される。プラグ要素(12)は、例
示された実施形態では好ましくは環状の断面を有するチューブ要素(10)に従って回転
対称である;多くの他のコンポーネントもまた、回転対称に、または多かれ少なかれ回転
対称的な方法で構成される(例えば、ヘッド要素は回転対称でないスパイク構成であって
もよいが、ヘッド要素の他の部分、つまりその主本体は回転対称である)。チューブ要素
(10)の回転対称の構成ゆえに、フランジ部分(18)は、組立て後に円筒状にプラン
ジャーを包むのに適した円筒形の誘導フランジ部分である。
上記の図13のように、図14では先行技術からの測定装置(11)がさらに示され、
他方で図15は、図1にも示される測定装置(11)を例示する。図14と15を比較す
ると、リムに似たフランジ部分(27’)(既知の解決法で広く利用)およびプランジャ
ーにアキシアル方向の誘導を提供するフランジ部分(18)を適用することによって、デ
バイスの操作にどれほどの違いが生まれ得るかを知ることができる。これらの操作上の違
いは、それぞれ図14と図15に示される転向角アルファおよびアルファ’により例示さ
れる。さらに図14と15を比較すると、リムに似たフランジ部分(27’)は、選択可
能なリヤアセンブリ法ゆえに本考案で適用することができる誘導フランジ部分(8)と同
じ程度の側壁保持(誘導)を提供せず、したがって既知の解決法で測定可能な転向角アル
ファは、本考案の実施形態に典型的な転向角アルファよりはるかに大きいことを、明白に
見て取ることができる。
本考案に係る測定装置(11)の構成は、既知かつ広く応用される測定装置と比較して
、適用される公差を減らすことができる(支持フランジは好ましくは、デバイスの組立て
後に工具によってではなく、むしろ前もって形成される)。これはまた、特に誘導フラン
ジ部分が適用される場合、プランジャーとチューブ要素との間の増加した接触面領域を形
成するのを助ける。縮小された「遊び」は、テストポイントをより正確に命中するのを助
ける。
先行技術のアプローチを例示する図13と14に示されるプランジャー(14’)とヘ
ッド要素(16’)は(1つのピースからの)一体部品として作られることが留意される
。ヘッド要素(16’)が焼きばめまたは圧入によってプランジャー(14’)に連結さ
れた場合、図13と14に記載の測定装置(およびそのヘッドユニット)は、本明細書の
範囲内にあり、なぜなら本考案によれば、誘導フランジ部分(18)が単に随意に適用されるからである。しかしながら、誘導フランジ部分と広がり部分がチューブ要素の内壁に
(比較的接近して)嵌合するように構成される場合、(好ましくは円筒形の)プランジャ
ーは、2つの異なる直径の円筒表面に沿って誘導され得る(広がり部分は、チューブ要素
の壁によって誘導され、他方でプランジャーのより狭い部分は、誘導フランジ部分によっ
て誘導される)。そのような誘導構成は、際立って高いテストポイント命中率を達成する
ことを可能にする。
図16には、本考案に係る接触デバイスのさらなる実施形態、すなわち測定装置(61
)(ピンプローブ)が示される。この実施形態は、図1に例示されるものによく似ており
、より細かい点で異なっている。図16に係る実施形態では、測定装置(61)は、プラ
ンジャー(64)の端部に取り付けられたヘッド要素(66)を含み、プランジャー(6
4)はチューブ要素(60)に導入される。連結は圧入または焼きばめによってなされる
測定装置(61)の広がり部分(65)と誘導フランジ部分(68)は、図1に記載の
実施形態の対応する部分より長い。本実施形態では、フランジ部分(68)の(測定装置
(61)のアキシアル方向の)長さは、フランジ部分(68)によって包まれた部分のプ
ランジャー(64)の直径より大きい。さらに、広がり部分(65)はフランジ部分(6
8)より長い。伸長した長さのフランジ部分(68)と広がり部分(65)は、図1の実
施形態に含まれる対応するコンポーネントと比較して、プランジャー(64)によりよい
誘導を提供する。
付勢された弾性要素(20)もまた、本実施形態において、広がり部分(65)の端部
部分とプラグ要素(62)とに配置される。プラグ要素(62)は、(チューブ要素(6
0)のアキシアル方向に)チューブ要素(60)の端部に対して固定された部分がより厚
いという点で、プラグ要素(12)とは異なる。
図17では、本考案に係る接触デバイスのさらなる実施形態、すなわちスイッチングデ
バイス(81)(スイッチプローブ)が示される。本実施形態において(すなわち、接触
デバイスがスイッチングデバイスである場合も)、接触デバイスはまた、その第1の端部
に広がり部分(85)、およびプランジャー(84)の第2の端部にヘッド要素を有する
プランジャー(84);第3の端部で広がり部分(85)を受けとめ、および第3の端部
に配置された内側突出フランジ部分(88)によってその内側空間に広がり部分(85)
を保持する、チューブ要素(80);およびチューブ要素(80)の内側空間に配置され
、かつ広がり部分(85)の端部部分に対して、およびチューブ要素(80)の閉じた第
4の端部に対して支持された弾性要素(90)を含むヘッドユニットを含み、およびヘッ
ド要素(86)とプランジャー(84)は、焼きばめまたは圧入によって互いに連結され
る。
弾性要素(90)と追加の弾性要素(96)は、チューブ要素(80)の内部の接触要
素(誘導要素、接触誘導要素)(94)によって分離される。本実施形態において、弾性
要素(90)は、接触要素(94)および追加の弾性要素(96)を介してチューブ要素
(80)の第4の閉鎖端に対して支持され、つまり接触要素(94)と追加の弾性要素(
96)は、弾性要素(90)と閉鎖(プラグ)端部との間に挿入される。
この実施形態では、チューブ要素(80)の閉鎖端が、プラグ要素(82)によって形
成され、つまりプランジャー(84)の反対側に位置するチューブ要素(80)の端部は
、プラグ要素(82)によって閉じられる。本実施形態において、シャフト(98)が、
プラグ要素(82)に導入される(統合される)。
測定および/または他の接触試験を行なうのに適した接触デバイス用のヘッドユニットは記載されておる。本考案に係るヘッドユニットは、その第1の端部に広がり部分を有するプランジャーと、プランジャーの第2の端部にあるヘッド要素を含む。ヘッドユニットにおいて、ヘッド要素とプランジャーは、焼きばめまたは圧入によって互いに連結される。ヘッドユニットは好ましくは、接触デバイスの一部を形成するが、ヘッドユニットはまた、別個のコンポーネントとして考慮されてもよく(別個のコンポーネントとして販売可能)、および多くの様々な接触デバイスに応用することができる。
上記の記載は接触デバイスに関連しており、ここでヘッドユニット、つまり本考案に係
る接触デバイスのヘッド要素とプランジャー、および焼きばめまたは圧入によるそれらの
相互連結は、ヘッドユニットにも関連する。そのような特徴は、例えば、プランジャーまたはヘッド要素上の連結要素と連結穴、圧入または焼きばめに関するそれらの相対的な寸法取り(連結要素は好ましくは連結穴よりも広い)、および自動ロック連結の場合、連結要素および連結穴の側壁の適切な半円錐角を提供する円錐形または円錐台状の構成である。
ヘッドユニットは、図18に例示される。本ヘッドユニットは、その第2の端部(103)に取り付けられた広がり部分(101)およびヘッド要素(102)を有するプランジャー(100)を含む。ヘッド要素(102)は、本ヘッドユニットでも、焼きばめまたは圧入によってプランジャー(100)に連結される。このプランジャー(100)とヘッド要素(102)は、上記に例示される実施形態とは異なる。プランジャー(100)の第2の端部(103)は連結穴を有し、連結要素は、プランジャー(100)に面し、かつ連結穴に導入されるヘッド要素(102)の端部として実装される。したがって、焼きばめが適用される場合、ヘッド要素(102)の端部は適温に加熱され、他方で圧入の場合には、この端部は、プランジャー(100)上に配された連結穴へと押し込まれる必要がある。ヘッド要素(102)はプランジャー(100)より狭く、側面視で見ることができるその2つの先端を有する。これの利点は、プランジャー(100)と比較してはるかに小さな断面を有する(長方形の)ヘッド要素をプランジャー(100)に取り付け可能であることであり(プランジャー(100)の連結穴を適宜、形成する必要がある)、これは、ヘッドユニットにプランジャーより(はるかに)狭いヘッド要素を適用することによって、かなりの量のヘッド要素用の材料(より高い強度と硬度で、より高価)を節約することができる。
類似のヘッドユニットが図19に示される;ここでは、連結穴(107)を設けたプランジャー(100)が示され、それにヘッド要素(104)の連結要素(106)が連結される。ヘッド要素(104)は1つの先端のみを含む。他の実施形態のように、連結穴(107)は、円筒状部(連結要素(106)は焼きばめまたは圧入によってそれに導入される)を有しており、これに隣接して、穴(107)の内部の端部部分に円錐形の領域が形成される。
広がり部分(101)、およびプランジャー(108)の第2の端部(110)に連結
されたヘッド要素(112)を含むプランジャー(108)は、すなわちヘッドユニットは、それぞれ図20Aと20Bに断面図と平面側面図で例示される。図面に示される図では、この図では見ることのできないさらなるピンをも含み得るヘッド要素(112)上に3つのスパイクを見ることができる。
図21Aと21Bでは、さらなるヘッドユニットが示される。
ヘッドユニットでは、プランジャー(108)に(焼きばめまたは圧入によって)に連結されたヘッド要素(114)が存在する。ヘッド要素(114)は、要素が切り込みに似た凹部によって狭まる方向に、1つの先端のみを有する。1つの先端のみを有するヘッド要素(116)が設けられたプランジャー(108)を含むヘッドユニットが、図22Aと22Bに示される。
他の類似するヘッドユニットでのように、図22Aと22Bに記載では、したがって、プランジャーに比してはるかに大きな幅を有するヘッド要素が適用される場合、既知のアプローチとは対照的に、単一のピースの材料からヘッドユニットを機械加工する必要はないが(その場合、最終生成物すなわちヘッドユニットに比して、多量の廃棄物が生み出される)、ヘッド要素とプランジャーは、別個のいくつかのピースの材料から機械加工される(多くの場合、異なる材料である)。これは、既知のアプローチと比較してはるかに自由にヘッド要素の形状を選択することを可能にし、なぜなら非常に広いヘッド要素が適用されたとしても、経済的な物質消費から逸脱することはないからである。
図23Aと23Bには、ヘッドユニットが示され、ここで丸い先端のヘッド要素(118)がプランジャー(108)に連結される。
図24に記載のヘッドユニットは、図19に似ているが(それはプランジャー(100)を含む)、ヘッド要素(104)よりはるかに短いヘッド要素(120)を含む。ヘッド要素(120)はまた、連結穴(107)に焼きばめによってプレスまたは連結された連結要素(106)を有する。ヘッドユニットにおいて、ヘッド要素(120)は、単一の先端へと先細りする、実質的なプランジャー(100)の伸長部を供給する。ヘッドユニットにおいて、構成(別個のピースから作られたヘッド要素とプランジャー)は、ヘッドユニットのまさに端部(つまりヘッド要素)においてのみ、ヘッド要素の材料(場合によっては特別なもの)を適用するのに十分な利点をもたらし、ヘッド要素が既知のアプローチのように一体型で作られ、およびヘッド要素が特別な材料で作られる場合、ヘッドユニット全体(ヘッド要素、プランジャー)をその材料で作る必要がある。このヘッドユニットの利点は、図24に例示される方式で、ピークテーパーまで均一な断面を有するヘッドユニットを提供することができることであり、ここでヘッド要素の材料のみが(随意に)特別に選択される。ヘッド要素の材料が適用される(軸性)長さを選択することもできる(比較的短い長さでも十分であり得る)。
参考例に係る接触デバイスの製造のための典型的な方法は、焼きばめまたは圧入によってその第1の端部に広がり部分を有するプランジャーの第2の端部とヘッド要素を互いに連結することによってヘッドユニットを製造する工程であって、プランジャーの第2の端部は、広がり部分がフランジ部分に接している場合にチューブ要素から外に突出する、工程;および接触デバイスを製造する工程であって、接触デバイスは、第3の端部および第3の端部の反対側の第4の端部を有し、第3の端部でプランジャーの広がり部分を受けとめ、および第3の端部に配置された内側突出フランジ部分によって広がり部分をチューブ要素の内側空間に保持するチューブ要素と、チューブ要素の内側空間に配置され、および広がり部分の端部部分とチューブ要素の閉じた第4の端部に対して支持された弾性要素を含む、工程を含み、その結果、ヘッドユニットの製造は、プランジャーがチューブ要素に導入される前または後に行われる(ここで「前」および「後」という選択肢は、典型的には、いわゆる「フロントアセンブリ」および「リヤアセンブリ」に対応するが、例えば、ヘッドの直径がプランジャーの直径(有効径)と同じまたはより小さい参考例では、ヘッド要素とプランジャーの相互連結もまた、プランジャーの導入の前または後に行われ得る)。本参考例に係る接触デバイスを製造する方法は図25-33に例示され、一参考例では、ヘッドユニットは、プランジャーがチューブ要素に導入された後に作られる(リヤアセンブリ)。
本参考例は、その第1の端部に広がり部分(136)を有するプランジャー(134)を、第4の端部を介してチューブ要素(132)の内側空間に導入し(チューブ要素(132)は図25に既に示されており、本参考例では誘導端(39)と供給端(137)を有している)、および好ましくは、広がり部分(136)を第3の端部に形成されたフランジ部分に対して支持する工程を含む(後者の工程は図26に例示される;この場合、広がり部分(136)は、支持を提供するためにフランジ部分上に据え付けられる)。図26では、広がり部分(36)がフランジ部分に接している場合に(この状態は図26に示される)、プランジャー(134)の第2の端部がチューブ要素(132)から外に突出するのを見て取ることができる。
本参考例では、したがって、いわゆるリヤアセンブリが適用され、該用語は、プランジャーが反対側の端部からチューブ要素に導入され(ヘッド要素がプランジャーより大きくても、ヘッド要素を後から(続いて)プランジャーに固定することによって可能になる)、および、プランジャーがすでにチューブ要素内にある場合、ヘッド要素を後から(続いて)連結することを指す。リヤアセンブリは、はるかに高い精度の構成(より正確な誘導)を可能にし、なぜなら続くチューブ要素の閉鎖が必要ないからである(既知のデバイスでは、フロントアセンブリの場合にプランジャーがチューブ要素を離れないよう確実にする)。
さらに、本参考例において、プランジャー(134)とヘッド要素(140)は、焼きばめまたは圧入によって互いに連結され(図27を参照)、次に弾性要素(148)が
チューブ要素(132)の第4の端部を介してプランジャー(134)の広がり部分(1
36)に導入され(図28を参照)、およびチューブ要素(132)の第4の端部は、プ
ラグ要素(162)で閉じられ、プラグ要素(162)を有する弾性要素(148)を付
勢する(図31を参照:追加の弾性要素(156)と接触要素(152)を適用)。
フロントアセンブリを適用する方法の他の参考例(図示せず)では、ヘッド要素とプランジャーを互いに連結した後に、ヘッドユニットは、開いた第3の端部を通じてチューブ要素の閉じた第4の端部に対して支持される弾性要素を含むチューブ要素へと導入され、同時にプランジャーの広がり部分がチューブ要素に入るように弾性要素を付勢し、および広がり部分がフランジ部分によってチューブ要素内に保持されるように、内側突出フランジ部分(例えば、狭まり)が、チューブ要素の開いた第3の端部に形成される。その場合、そのようなチューブ要素が適用され、(製造により、または例えばプラグにより)その一方の端部は閉じており、ばね(弾性要素)はこの閉鎖端を通過し、プランジャーが開放端でチューブ要素に導入され、および狭まりが、もちろんで圧入によってチューブ要素に作られ、その結果、プランジャーの広がり部分は狭化によってチューブ要素の内部に保持される。これは、いくつかの既知の解決法でも適用されるいわゆるフロントアセンブリである。ヘッドユニットはまた、好ましくはそのようなアセンブリ法で適用され得る(焼きばめまたは圧入のいずれかによってヘッド要素を取り付ける)。
参考例に係る方法の工程はもちろん、接触デバイス、すなわち測定装置の他の実施形態を製
造するために適用することができ、スイッチングデバイスの組立てに必要な追加の工程(
接触要素、追加の弾性要素、およびシャフトを備えたプラグ要素の導入)は以下に記載さ
れる。
本参考例に係る接触デバイスを製造する典型的な方法では、ヘッド要素とプランジャーは焼きばめによって互いに連結され、ヘッド要素とプランジャーを焼きばめによって互いに連結するために、連結要素はプランジャーとヘッド要素の1つに配置され、および連結要素に連結するのに適した連結穴は他のプランジャーとヘッド要素に配置され(該典型的な方法の他の実施形態では、連結要素と連結穴は、圧入による連結用に構成される)、連結要素は連結穴より大きな断面を有し、および焼きばめによる連結の過程で、連結穴は、連結穴に連結要素を導入できる程度に膨張するまで加熱され、そして連結要素が連結穴に導入される。連結穴は、ヘッド要素全体が熱膨張するように、例えばヘッド要素全体を熱することによって加熱される。穴はまた、局所的に加熱されるように加熱することもできるが、これは結果としてヘッド要素の変形をもたらす場合もある。本方法において、連結を行うために力は適用されない(プレスは行なわれない)。連結要素と連結穴の寸法の熱膨張(および収縮)によって、連結要素が連結穴に導入され得る。
連結要素を連結穴に導入した後に、ヘッド要素とプランジャーとの間の連結がなされる
と、事前に加熱されたコンポーネント(連結穴を囲むヘッド要素の部分)が冷えて収縮し
、それによって加熱と冷却を受けなかったコンポーネント(連結要素)上で収縮し、縮む
当該参考例では、連結要素は、連結穴の加熱と同時に冷却される。連結要素を冷ますことによって(もし、適切な(熱膨張に適した)物質で作られていれば)、連結要素を連結穴に導入可能な状態がより早く達成され得、なぜなら連結穴は加熱時に膨張し、他方で連結要素のサイズは冷却時に縮小するからである。
上記の工程に加えて、図25-33に記載の例では、追加の工程がさらに行われ(例示された工程はスイッチングデバイスを生成するために行なわれる)、本参考例に係る接触デバイスを製造する方法の好ましい随意の特徴は、図に関連して記載される。
図25に示されるように、例において、当該参考例中にチューブ要素(132)は、固定要素等の支持要素(130)の助けを借りて保持され、支持要素(130)は、チューブ要素(132)の第3の端部(誘導端(139))で開いており、その第4の端部(供給端(137))は上向きで、プランジャー(140)(図26)と弾性要素(148)(図28)とプラグ要素(162)(図31)が第4の端部(供給端(137))を介してチューブ要素(132)に落ちることによって供給されるように構成される。チューブ要素(132)の上向きの面は、したがって好ましくは、落下による、つまり例えば円テーブルを使用してコンポーネントを供給し組み立てることによる供給を可能にする(または代替的に、ステーションが単に互いに配置される)。本例では、したがって、当該参考例の工程は、垂直に保持されたチューブ要素(132)で行なわれる。もちろん、工程はまた、傾いた、または水平位置のチューブ要素でも行なうことができる。
したがって、図25では、支持要素(130)によって支持されたチューブ要素(13
2)が示される(本実施形態において、チューブ要素(132)は、支持要素(130)
に供給されているスイッチングデバイス(スイッチプローブ)本体である)。図25では
、支持要素(30)がチューブ要素(132)(この場合、下向き)の誘導端(139)
において開いており、つまり図26に例示されるように、導入されるプランジャーが誘導
端(13)を通って突出可能であるように、チューブ要素(132)が支持要素(130
)によって支持されているのを見て取ることができる。
図26では、プランジャー(134)への供給が例示される。支持要素(130)がプ
ランジャーフィーダー(138)の下にもたらされるように、またはプランジャーフィー
ダー(138)が支持要素(30)の上にもたらされるように、プランジャー(134)
はプランジャーフィーダー(138)から供給される。プランジャー(134)は好まし
くは、プランジャー(134)をプランジャーフィーダー(138)から解放した後に、
供給端(137)を通して自由落下させる(落とす)ことにより、チューブ要素(132
)へと入れられる。図26ではさらに、プランジャー(134)が、わずかに先細りにな
った円錐台状の構成を有する第2の端部(135)を含むことが示され、つまりプレス中
に、ある程度の自動ロック効果も存在する(上記で言及されたように、そのような低い半
円錐角により、コールドプレスフィッティングを促進する公差を適用するのが得策である
)。明確にするために、図26では、チューブ要素(132)の全体は示されない(チュ
ーブ要素の長さは縮小されて示される)。
図27には工程が例示され、ここでヘッド要素(140)は、支持要素(130)によ
って支持されたプランジャーに連結される。上記によれば、連結は圧入によって行なわれ
る。連結は以下のように行われる。本実施形態において、連結要素は、プランジャー(1
34)の第2の端部(135)によって形成され(端部において、つまり連結要素は第2
の端部により構成される)、および連結穴はヘッド要素(140)に形成され、チューブ
要素(132)にプランジャー(134)を導入した後にプランジャー(134)の第2
の端部(135)はヘッド要素(140)の連結穴上に向けられ(プランジャーの端部は
穴の上に配置される)、およびヘッド要素(140)を支持している間、かつプラグ要素
によって第4の端部を閉じる前に、チューブ要素(132)の第4の端部を通じて導入し
ながら、ヘッド要素(140)は、プレス力発生要素(146)により圧入によってプラ
ンジャー(134)の第2の端部(135)に連結される。圧入のためにかけられる圧力
の大きさは、例えば40~110Nであり、特に50~100Nである。
さらに、方法において、プレス力は好ましくは、ヘッド要素(140)を支持する力測定装置(144)により圧入中に測定される。例示された実施形態では、ヘッド要素(140)は、支持体(142)を介して力測定装置(144)によって支持される(ここで支持は下から提供されるが、一般的には、連結のためには、どのような種類の支持でも十分である)。力測定装置(144)は、ヘッド要素(140)の支持に必要ではない;デバイス(したがって力測定)は、該方法の例に随意に含まれるのみである。
図27の参考例では、ヘッド要素(140)は、下から支持されるような方式で連結
され、つまり(ヘッド要素(140)上へと軸方向にプレスすることによって)プランジ
ャー(134)をヘッド要素(140)へと押し入れるためにプレス力発生要素(146
)が適用されている間は変位不可能であり、さらに支持要素(130)を下向き方向に変
位させる;該方法によれば、および図に例示されるように、プランジャー(134)(お
よび本参考例で適用される他のプランジャー)は、硬い、可撓性ではない構成を有し、つま
りプランジャー(134)が展開されることはない。その場合、したがって支持要素(3
0)は垂直に動くことができる。他の工程では、このコンポーネントは、チューブ要素(
132)に支持を提供できるように垂直方向に固定される。下降移動の後、支持要素(1
30)は好ましくはその初期位置に戻り、支持体(142)からヘッド要素(140)を
持ち上げる(圧入中に、ヘッド要素(140)は、支持体(142)の適切に寸法決めさ
れた穴で受けとめられる)。
図28に例示される次の工程では、弾性要素(148)(螺旋ばねまたはばね)は、供
給端(137)を通じてチューブ要素(132)の内部空間へと、弾性要素供給手段(1
50)から供給される。垂直の構成によれば、弾性要素(148)は、プランジャー(1
34)の広がり部分(136)の端部上に据えられ(落とされ)、他方で他の構成では、
弾性要素(148)はそこに導かれる。図の水平の破線は、弾性要素供給手段(150)
とチューブ要素(132)の全体が示されないことを表す。図29に例示される次の工程
では、接触要素(152)は、接触要素供給手段(154)によって供給される。追加の
弾性要素(156)に面するその端部において、接触要素(152)は、チューブ要素(
132)の内側空間に嵌合するのに適した広がり部分を有し、他方には狭まり部分(15
3)が配されている。図の破線は、チューブ要素(132)(およびその内部の弾性要素
(148))の全体が示されないことを表し、つまりチューブ要素(132)の一部は、
破線で図から切り取られている。
続く工程において、図30に例示されるように、弾性要素(156)は弾性要素供給手
段(157)から供給され、弾性要素(156)は、接触要素(152)の狭まり部分(
153)上で引っ張られている。
図31では、本参考例に係るプラグ要素(162)の供給が例示される;プラグ要素
(162)は、プラグ要素供給手段(166)から供給される。プラグ要素(162)は
、プラグ要素(162)を通過した(電気伝導)シャフト(164)を含み、および周囲
溝(163)が、端部部分(チューブ要素(132)で受けとめられる)よりも狭い部分
に形成される。図ではさらに、どのようにプラグ要素(162)が固定されるかが示され
、その間にプラグ要素(162)は、チューブ要素(132)の供給端(137)に導入
される(次に、底部と上部の弾性要素(148)(156)が付勢される);図の破線の
水平線は、チューブ要素(132)の全体が示されず、および弾性要素(148)(15
6)の端部のみが示され、接触要素(152)が示されないことを表し、したがってその
端部は、供給端(137)のリムに対して、周辺に固定(支持)されている。適用された
弾性要素のばね力は、最適な圧縮状態では、好ましくは0.3~10Nであり、典型的に
は1~2Nであり、ここでばねは、働き行程の2/3まで圧縮され、つまりばねは実質的
に完全に圧縮される。
本参考例では、したがって、溝(163)を有するプラグ要素(162)が適用され
、およびプラグ要素(162)でのチューブ要素(132)の閉鎖中に、チューブ要素(
132)の壁は、ローラー(160)によって誘導される少なくとも1つの(この参考例では2つの)プレス要素(158)によって溝(163)内に押し込まれる。本参考例では(およびプラグ要素を適用する参考例では)、したがってチューブ要素(132
)は、プラグ要素(162)の溝(163)にチューブ要素(132)の内壁を押し入れ
ることができる物質(例えば適切な金属)で作られる必要がある。図によれば、プレス要
素(158)は水平方向に移動可能であり、したがってローラーは、その回転軸のまわり
で回転可能である。例えばチューブ要素(132)のまわりでプレス要素(158)を回
転させることによって、またはチューブ要素(132)を回転させることによって、チュ
ーブ要素(132)の壁が溝(163)へと循環的にプレスされることを便宜的に提供す
る;この種の固定は、原則として、1つの、完全な環状ではないプレスを適用することに
よっても提供され得る。プラグ要素はしたがって、チューブ要素(スイッチングデバイス
本体)にそれをプレス(ローリング)することにより固定される。
図32では、続く随意に含まれる工程が例示される、廃棄物の除去。この工程では、ば
ねの適切な動作が、(ばね力の測定によって)導電性と共に確認される(スイッチングデ
バイスの動作の詳細な説明は、図34の論考を参照)。ばねの動作は、複数(4~5)回
、上下移動することによってチェックされる(ばねを圧縮し押し下げる)。スイッチング
デバイス(172)はその間、上下運動を行い、そのシャフト(164)は支持ピン(1
68)を使用して固定される。適正な量の圧縮が適用されると、スイッチングデバイス(
172)のスイッチングが生じ(以下を参照)、およびスイッチングは、シャフト(16
4)によって運ばれた電流を測定することで試験することができる。試験中、したがって
ヘッド要素(140)は、圧縮/圧迫サイクルが行われることで生じる力を絶えずモニタ
リングしている力測定装置(170)に固定され、およびシャフト(164)は、支持ピ
ン(168)によって支持され、つまり支持ピン(168)は、シャフト(164)と常
に接触しており、スイッチングデバイス(172)はシャフト(164)を使用して(支
持要素(130)と共に)上下に動かされる;すなわち、支持要素(130)の垂直方向
の変位が、この工程でも可能である。シャフト(164)での電流計測または力測定装置
(170)の適用による力測定に基づいて、偏差が試験中(4~5のアップ/ダウンサイ
クル)に検出されると、任意のスイッチングデバイス(172)が廃棄物として分類され
、適切に機能する生成物とは区別される。
本参考例において、接触デバイス(本実施形態ではスイッチングデバイス(172))が展開されていない状態でそこから落とされるのを可能にするのに適した、好ましくは展開可能な(開放可能な)支持要素(130)が利用されることが、図33に例示される。接触デバイスは、プラグ要素(162)によりチューブ要素(132)を閉じた後に、支持要素(30)を展開することにより、支持要素(130)から落とされる。図33に示されるように(支持要素(130)に沿って伸びる実線により例示)、支持要素(130)は展開可能である。完成した接触デバイスをそこから取り出す(落とす)ことができる程度まで展開されてはならない。さらに図33に例示されるように、支持要素(130)から、スイッチングデバイス(172)はパッケージング供給手段(174)へと通過し、したがって展開可能な支持要素(130)の適用の結果として、スイッチングデバイス(172)もまたパッケージングのために準備することができる。この工程は、したがって2つの結果をもたらし得る。1つは、許容可能な(非廃棄物の)1つのピース(次に、このピースはパッケージング供給手段(174)に渡される)、もう1つは、廃棄物が排出されること。
付加的に、上記に類似する方式で、該方法はまた、上記の工程でチューブ要素(本体)
が座(支持要素)に配置され、ヘッド要素が限定された経路に沿ってヘッド要素の下を摺
動し、次にプランジャーがチューブ要素に到着し、プランジャーが上から下にプレスされ
、それによってヘッド要素がプランジャーに配置されるように、行うことができる。これ
に続いて、上からチューブ要素にばねを挿入し、次にプラグ要素をその上に挿入し、後者
は適所への力によってプレスされ、そして(プラグ要素の溝に側壁をプレスすることによ
って)プラグ要素がチューブ要素に取り付けられる。残る唯一の工程は、完成した測定装
置を座から取り出す工程を含む。
図34は、付勢された状態、つまり、プランジャー(134)がチューブ要素(132
)の中に押し込まれている時の、スイッチングデバイス(172)の操作を例示する。ス
イッチングデバイス(172)のコンポーネントは以下のように構成される。ヘッド要素
(140)は、導電性物質(その場合、試験される物質またはコンポーネントとの電気接
点を提供する)または絶縁材のいずれかで作られる。ヘッド要素(140)が導電性物質
で作られている場合、さらにそれは、ヘッド要素が電流を運ぶがゆえに、その物理的存在
の確認に加えて配置されたコンポーネント上で電気的な測定を行なうことを可能にする。
絶縁材で作られている場合、デバイスはコンポーネントの物理的な存在のチェックにのみ
適している。
チューブ要素(132)、プランジャー(134)、弾性要素(148)(156)、
接触要素(152)、およびシャフト(164)は、導電性物質で作られており、他方で
プラグ要素(162)は絶縁材で作られている。図34が例示する状況では、接触要素(
152)の狭まり部分(153)が、チューブ要素(132)内に突出するシャフト(1
64)の端部と接触する程度まで、チューブ要素(132)にプランジャー(134)が
押し込まれている、つまり電気接点が接触要素(152)とシャフト(164)との間に
確立される。
図34に示されるように、電気負荷(176)と電源(178)は、チューブ要素(1
32)の側壁とシャフト(164)に連結される。したがって、プランジャー(134)
が、図面に示される程度まで内部に押され、結果として接触要素(152)がシャフト(
164)の端部と接触すると、コンシューマ(176)回路が閉じられ、および電気負荷
(176)を実施するランプがつけられる。電気接点が接触要素(152)とシャフト(
164)との間にまだ設定されていない場合、つまりスイッチングがスイッチングデバイ
スによって行なわれていない場合、プラグ要素(162)が絶縁材で作られているがゆえ
に回路は閉じられ得る。図34に係る構成では、したがって、電気接点の確立は、スイッ
チングデバイスを適用して試験され得る。
対照的に、測定装置を実装する本考案に係る接触デバイスの実施形態では、ヘッド要素
(およびプランジャー、チューブ要素、弾性要素)は、導電性材料、例えば金属で作られ
ている。プラグ要素の物質は無関係であり、導電性または絶縁材のいずれかの物質で作る
ことができる。
測定装置とスイッチングデバイスに加えて、本考案の特徴を実装すると、本考案に係る
接触デバイスはまた、さらなる種類の接触デバイス(テストポイントへの接触に適した、
つまり接触を確立するのに適したデバイス)として実現することができる。ピンプローブ
として実装された接触デバイスは基本的に、電流送達デバイスとして測定技術に応用され
る。しかしながら、さらにはまた、電気接続コンポーネントとして電話または他の携帯機
器に応用することができる。これらは慣習的に「バッテリープローブ」と名付けられ、な
ぜならこれらは携帯機器のバッテリーの充電に応用されるからである。様々なドッキング
ステーションにおいて、それらはまた、小さなバッテリーの充電に応用することができる
。それらはまた、医療技術と電気通信産業で使用される。スイッチプログラム(スイッチ
ングデバイス)は、マイクロスイッチのように機能する。それらは、回路を閉じるために
特定のスイッチング経路に沿って移動する。プランジャーがチューブ要素におよそ2~6
mm押し込まれると、典型的にはスイッチ点に達し、異なる種類のスイッチプローブは、
異なるスイッチ点を有する(上記のように、この試験はまた接触試験である。つまり、試
験される特定の試験位置または点にデバイスのヘッド要素を配置する工程を含む;デバイ
スの移動に加えて、試験される対象または点もまた、デバイスのより近くへと移動させる
ことができる)。典型的な用途は、ケーブルハーネスの製造とカスタム測定器の製造であ
る。他の都合の良い用途は、16~50Aの電流を運び、および高温の加熱室での動作に
適した高電流プローブである。ここで、典型的な温度は約150~200℃である。
図35-42は、本考案にかかる様々なさらなるヘッドユニットを例示する。図35ではヘッド要素が描かれ、ここでヘッド要素(180)はプランジャー(100)に連結されている。側面図では、ヘッド要素(180)の2つの尖端が見える。図36ではヘッドユニットが示され、これは、図20A-20Bに例示されるものに非常に類似するヘッド要素(182)を含む(プランジャー(100)は、上記のように、図35-42のすべてにおいて広がり部分(101)を有する)。
図37では、方形断面を有するヘッド要素(184)を含むヘッドユニットを見ること
ができる。ヘッド要素(184)のフラット部分は、試験される面と接触させることがで
き、ヘッド要素(184)は、図27-34に描かれるヘッド要素(140)に非常に類
似する。
図38では、プランジャー(100)はヘッド要素(186)と嵌合する。ヘッド要素
(186)は、スリーブ部(187)から突出し、(接触端の方向に)プランジャー(1
00)の取付け位置から離れて伸びる多数の先端を有する。図39に記載のヘッドユニッ
トでは、プランジャー(100)はヘッド要素(188)と嵌合する。ヘッド要素(18
8)の接触端には、多数の小型の先端が配置される。
図40に記載のヘッドユニットは、プランジャー(100)に取り付けられたヘッド要
素(190)を含む。ヘッド要素(190)の接触端は、鈍く、丸みのついた構成を有す
る。図41に示されるヘッドユニットは、プランジャー(100)の反対側にあるその端
部に多くの先端を有するヘッド要素(192)を含む。ヘッド要素(192)の先端は、
ヘッド要素(188)の先端より大きい。
図42に記載のヘッドユニットは、プランジャー(100)に固定されたヘッド要素(
194)を含む。ヘッド要素(194)はまた、実質的に方形断面を有し、穴(195)
がプランジャー(100)の回転軸の伸長に沿ってその内部に形成されており、穴(19
5)は穴(195)からヘッド要素(194)の接触端へと至る。
測定および/または他の接触試験に適した、接触デバイス用のヘッドユニットを製造する典型的な方法は記載されております。ヘッドユニットを製造する方法の過程において、ヘッドユニットは、焼きばめまたは圧入によって、その第1の端部に広がり部分を含むプランジャーの第2の端部と、ヘッド要素を互いに連結することによって製造される。
上記のそのような記述は接触デバイスとヘッドユニットに関連し、ここでヘッドユニッ
ト、つまり本考案に係る接触デバイスのヘッド要素とプランジャー、および焼きばめまた
は圧入による互いへのそれらの連結は、接触デバイスを製造する方法と、ヘッドユニットを製造する方法へも適用されることが記載される。そのような特徴は、例えば、プランジャーまたはヘッド要素上に配された連結要素と連結穴、圧入または焼きばめに関するそれらの相対寸法(連結要素は好ましくは連結穴よりも大きい)、および自動ロック連結の場合には、連結要素と連結穴の側壁の適切な半円錐角を提供する円錐形または円錐台状の構成である。同時に、接触デバイスを製造する方法に関する上記の開示(例えば、焼きばめ連結を行なうことに関係した特徴)はもちろん、ヘッドユニットの製造にも適用可能である。
本考案に係る接触デバイスは、既知のアプローチと比較して、コンポーネントの数が増
えている(別個のヘッド要素、プランジャー、本体(チューブ要素)、ばね、および随意
にプラグ要素)。しかしながら、本考案に係るヘッド要素とプランジャーの相互連結は、
はるかに大量にプランジャーを生成する場合に、消費者のニーズ(消費者の注文)に応じ
て製造の後の段階でヘッド要素をプランジャーに連結することができるようにするため、
これは依然として有利である。本考案によれば、製造はより単純かつより安価になり、な
ぜなら、プランジャーが利用可能ならば、ヘッド要素のみが(例えば旋盤によって)適切
な寸法と公差に製造される必要があるからである(製造は基準寸法で行われ得る)。材料
の節約もまた達成可能であり、なぜなら、単一のコンポーネント(既知の解決法のように
)からヘッド要素とプランジャーとの間の幅差に対応する量の物質を切り取る必要がなく
、むしろヘッド要素とプランジャーは、適切な寸法で別々に製造することができるからで
ある。
リヤアセンブリを利用する本考案に係る接触デバイスの実施形態(チューブ要素の一方
の端部はプラグ要素によって閉じられている)は、安全性の増した生成物を結果としても
たらすことができ、なぜなら正確に製造可能な(誘導)フランジ部分のおかげで、ピンプ
ローブプランジャーがデバイスから「排出」され得ないからである(弾性要素はそれを押
し出すことはできない)。既知のアプローチでは、これは、そのようなレベルの安全性で
提供されはしない。
下記は、本考案の実施形態を構成する測定装置(ピンプローブ)の操作に関して記載さ
れる:そのプランジャー(ピストンコンポーネント、ピストン要素)は、試験されている
コンポーネントのテストポイントに接触し(連結され)、および最適な測定条件を提供す
るために、ピンプローブが可能な限り低い電流損失でテストポイントに連結されるように
操作することが求められる。したがって、ピンプローブのヘッド要素、プランジャー、チ
ューブ要素(典型的にはさらに弾性要素)は全て、導電性物質で作られる。ピンプローブ
、またはピンプローブマトリクスにある多数のものでさえも、例えばプリント回路基板の
試験のために使用される。ピンプローブの役割は、試験中のコンポーネント(例えばプリ
ント回路のテストポイント)と、それが埋め込まれるソケットとの間の電気接点を確立す
ることである。連結がなされると、プローブは電流/電圧値を転送する。これはまた、本
考案に係る接触デバイスにとって適した特定の種類の接触試験である。
ピストンコンポーネント(プランジャー)は、最も好ましくは、鋼および銅ベリリウム
等の硬化物質で作られるが、特定の種類(例えば、より鈍いヘッドを有するもの)もまた
、真鍮で作ることができる(プランジャーだけでなくヘッド要素も)。プランジャーとヘ
ッド要素は典型的に、導電率の改善のために、および酸化からコンポーネントを守るため
に、150~200HVの硬度(ビッカース硬さ尺度)を有する硬い産業用の金レイヤで
コーティングされる。ヘッドの低摩耗が求められる用途では、ロジウムコーティング(6
00~1000HV)もまた適用可能であるが、「攻撃的な(aggressive)」
タイプ(非常に尖った要素を有する)に関しては、特に高ばね力においてロジウムコーテ
ィングは脆弱であるために、これを利用することはできない。いわゆる化学的ニッケルコ
ーティングもまた、高い耐薬品性が必要な用途において、コーティングとして適用可能で
ある(硬度は400~600HV)。このコーティングは可撓性であり(壊れやすくない
)、したがってコーティングに攻撃的な(尖った)ヘッド要素(およびそれに連結された
プランジャー)のコーティングのために有利に適用される。銅ベリリウムと真鍮で作られ
たコンポーネントは、鋼で作られたコンポーネントよりも、より高い電流を運ぶのに適し
ている。
接触デバイスに配置されたばね(弾性要素)は、必要な接触圧力を提供し、それよって
数十万の測定サイクルを誤差なしに行なうことができる。ばね力は、働き行程を調節する
ことによって(実質的に、基部でばねの付勢を調節することによって)調節可能である。
弾性要素(ばね)は好ましくは、最高品質の、高合金のばね鋼、さらにしばしばステンレ
ス鋼で作られる。
チューブ形状のシリンダー(チューブ要素)は、接触デバイスに長い耐用年数を提供す
る高引張強さを有し、他方でさらに(例えばプラグ要素を取り付けるための)好ましいプ
レス性を有する、いわゆる洋銀(NiAg)、銅ベリリウム、および真鍮とリン青銅合金
で作られてもよい。チューブ要素は、好ましくは産業用金メッキ層を受けとめる。プラン
ジャー、ヘッド要素、およびチューブ要素は、もちろん、ハードニッケル、パラジウム、
ロジウム、または銀のコーティング等の、他の種類のコーティングまたはめっきを受け入
れる。
プラグ要素の固定のために使用されるいわゆる圧着(クリンプ)は、接触抵抗または命
中精度に対して何ら有害な効果を持たない(既知のアプローチでの、プランジャーの取り
付けのために適用される圧着プロセスとは対照的)。プラグ要素は、図に例示される多数
の溝を有することができ(多数の圧着操作で固定することができる)、および大量生産に
適したコンポーネントである。
本考案に係る接触デバイスにおいて、プランジャーは、テストポイントに接触している
時(測定装置がそれに押しつけられている時)に曲がらない硬い物質で好ましくは作られ
る。上記で言及されたように、特定のコンポーネント(例えばスイッチングデバイスのヘ
ッド要素またはプランジャー)もまた、プラスチックで作ることができる。例えば、プラ
ンジャーがプラスチックで作られている場合、金属ヘッド要素はそれを摩耗から守ること
ができる。例えば、以下のプラスチック材料を有利に適用することができる:POM(ポ
リオキシメチレン、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン、CEM1(合成エポキシ材
料、頭文字CEM1は特定の種類を指す)、FR4-G10(ガラス繊維強化エポキシ材
料)、ナイロン-6、ナイロン6/6。
金属で作られたヘッド要素を用いて、所与の高さを上回る金属コンポーネントが接触し
た場合に限りに、試験される金属コンポーネントとヘッド要素との間に金属と金属の連結
がもたらされるように、ヘッド要素よりも突き出した(したがってより早く接触点に達す
る)プラスチック環を適用するのがより好ましい場合もあり得る。
好ましくは、連結要素が中に押し込まれた時にデバイスから空気が排出され得るように
(つまり穴は横向きであり、つまりヘッドユニットとデバイスの軸に垂直である)、連結
穴を環境に結び付けるのに適した通気孔もまた、本考案に係る接触デバイスに配置され得
る。
本考案は、もちろん、上記に詳述された好ましい実施形態に限定されないが、さらなる
変化形体、修正、および展開が、特許請求の範囲によって決定される保護範囲内で可能で
ある。

Claims (6)

  1. 接触デバイスであって、該デバイスは、
    -その第1の端部に広がり部分(28、29、65、85、101、136)を有する
    プランジャー(14、36、64、84、100、108、134)、およびプランジャ
    ー(14、36、64、84、100、108、134)の第2の端部(30、40、1
    03、110)にあるヘッド要素(16、32、42、52、66、86、102、10
    4、120、140)を含むヘッドユニットを含み、
    前記デバイスはさらに、
    -第3の端部および第3の端部の反対側の第4の端部を有するチューブ要素(10、6
    0、80、132)であって、第3の端部でプランジャー(14、36、64、84、1
    00、108、134)の広がり部分(28、29、65、85、101、136)を受
    けとめ、および第3の端部に配置された内側突出フランジ部分(18、68、88)によ
    って、第4の端部を介してチューブ要素(10、60、80、132)の内側空間に導入
    されるプランジャー(14、36、64、84、100、108、134)の広がり部分
    (28、29、65、85、101、136)を内側空間に保持する、チューブ要素、
    -第4の端部を介してチューブ要素(10、60、80、132)の内側空間に導入さ
    れ、チューブ要素(10、60、80、132)の内側空間に配置され、および広がり部
    分(28、29、65、85、101、136)の端部部分とチューブ要素(10、60
    、80、132)の閉じた第4の端部に対して支持される、弾性要素(20、90、14
    8)、
    を含み、およびプランジャー(14、36、64、84、100、108、134)の第
    2の端部は、広がり部分(28、29、65、85、101、136)がフランジ部分(
    18、68、88)に接している場合にチューブ要素(10、60、80、132)から
    外に突出し、ヘッド要素(16、32、42、52、66、86、102、104、12
    0、140)は、チューブ要素(10、60、80、132)から外に突出するプランジ
    ャー(14、36、64、84、100、108、134)の第2の端部へと焼きばめま
    たは圧入によって連結されることを特徴とする、接触デバイス。
  2. 焼きばめまたは圧入によってヘッド要素(16、32、42、52、66、86、10
    2、104、120、140)とプランジャー(14、36、64、84、100、10
    8、134)を互いに連結するための、プランジャー(14、36、64、84、100
    、108、134)とヘッド要素(16、32、42、52、66、86、102、10
    4、120、140)の1つに配置された連結要素(106)、およびプランジャー(1
    4、36、64、84、100、108、134)とヘッド要素(16、32、42、5
    2、66、86、102、104、120、140)の他方に配置され、かつ連結要素(
    106)への連結に適した連結穴(24、34、44、107)、を含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載の接触デバイス。
  3. 連結要素(106)は、焼きばめまたは圧入によって連結される前に、連結穴(24、
    107)よりも大きな断面を有することを特徴とする、請求項2に記載の接触デバイス。
  4. 連結要素の側壁と連結穴(34、44)は、円錐形または円錐台状であり、連結要素と
    連結穴(34、44)の半円錐角は1.5°より小さく、およびヘッド要素(32、42
    )とプランジャー(36)は圧入によって互いに連結されることを特徴とする、請求項2
    に記載の接触デバイス。
  5. ヘッド要素(16、32、42、52、66、86、102、104、120、140
    )がパラジウム合金で作られ、およびプランジャー(14、36、64、84、100、
    108、134)が、パラジウム合金とは異なる物質で作られることを特徴とする、請求
    項1-4のいずれか1つに記載の接触デバイス。
  6. 弾性要素(20、90、148)は、接触要素(94、152)および追加の弾性要素
    (96、156)を介してチューブ要素(80、132)の閉じた第4の端部に対して支
    持されることを特徴とする、請求項1-5のいずれか1つに記載の接触デバイス。
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