JP3237383B2 - シャッターカーテンのガイドレール構造 - Google Patents
シャッターカーテンのガイドレール構造Info
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- JP3237383B2 JP3237383B2 JP06338994A JP6338994A JP3237383B2 JP 3237383 B2 JP3237383 B2 JP 3237383B2 JP 06338994 A JP06338994 A JP 06338994A JP 6338994 A JP6338994 A JP 6338994A JP 3237383 B2 JP3237383 B2 JP 3237383B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレールの摺動溝
の開放側両縁にあって、シャッターカーテンの摺動面に
位置し、シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイド
レールとシャッターカーテンとの間の衝撃音を消すため
の消音帯を装備したシャッターカーテンのガイドレール
構造にに関するものである。
の開放側両縁にあって、シャッターカーテンの摺動面に
位置し、シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイド
レールとシャッターカーテンとの間の衝撃音を消すため
の消音帯を装備したシャッターカーテンのガイドレール
構造にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッターカーテンの消音帯は、
一般に、帯状ベースにモヘア毛を起毛させた構造のもの
が採用されており、この消音帯をアルミ製などのガイド
レールの摺動溝内側に形成された取付溝などに固定し、
シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイドレールと
シャッターカーテンとの間のシャッターカーテン昇降時
の衝撃音などを消す働きをしている。
一般に、帯状ベースにモヘア毛を起毛させた構造のもの
が採用されており、この消音帯をアルミ製などのガイド
レールの摺動溝内側に形成された取付溝などに固定し、
シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイドレールと
シャッターカーテンとの間のシャッターカーテン昇降時
の衝撃音などを消す働きをしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の消音帯では、シャッターカーテンの開閉が繰り
返される過程で、そのモヘア毛が摩耗したり、モヘア毛
が変形すなわち「へたり」を起こすことがあり、十分な
消音効果を維持できなくなるという欠点があり、これに
よりガイドレールとシャッターカーテンとが直に接触し
てしまい、金属接触音などを発生させてしまうという問
題がある。
た従来の消音帯では、シャッターカーテンの開閉が繰り
返される過程で、そのモヘア毛が摩耗したり、モヘア毛
が変形すなわち「へたり」を起こすことがあり、十分な
消音効果を維持できなくなるという欠点があり、これに
よりガイドレールとシャッターカーテンとが直に接触し
てしまい、金属接触音などを発生させてしまうという問
題がある。
【0004】また、この従来の消音帯は、ガイドレール
の摺動溝内の取付溝に差し込み固定されるが、ガイドレ
ール側の取付溝及び消音帯側の両者とも成型時にバリな
どが生じるおそれがあり、この場合、取り付け作業の支
障となり、容易に取り付けを行うことができないという
問題がある。
の摺動溝内の取付溝に差し込み固定されるが、ガイドレ
ール側の取付溝及び消音帯側の両者とも成型時にバリな
どが生じるおそれがあり、この場合、取り付け作業の支
障となり、容易に取り付けを行うことができないという
問題がある。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、ガイドレールの摺動溝に容易に取り付けられるこ
とができるとともに、このガイドレールとシャッターカ
ーテンとの間の衝撃音などを発生させないシャッターカ
ーテンのガイドレール構造を提供することを目的として
いる。
めに、ガイドレールの摺動溝に容易に取り付けられるこ
とができるとともに、このガイドレールとシャッターカ
ーテンとの間の衝撃音などを発生させないシャッターカ
ーテンのガイドレール構造を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のシャッターカーテンのガイドレール
構造は、ガイドレール1の摺動溝4の開放側両縁にあっ
て、シャッターカーテン3の摺動面に位置し、シャッタ
ーカーテン3の摺動に際しての、ガイドレール1とシャ
ッターカーテン3との間の衝撃音を消すための消音帯7
を装備したシャッターカーテンのガイドレール構造にお
いて、摺動溝4を有した断面略コ字状に形成されるとと
もに、該摺動溝4の開放側両縁部5に該両縁部裏面5a
方向に先端縁6aが延出して湾曲形成された略鉤状の取
付縁6を有するガイドレール1と、断面略C字状に形成
された消音帯7であって、その中途部内側面7aに前記
ガイドレール1の取付縁6の中途部外側面6bに当接す
る少なくとも1個の突条8が長手方向に連続して形成さ
れるとともに、消音帯7の基端縁9近傍の内側面7aに
前記突条8方向に延出し前記ガイドレール1の取付縁6
の先端縁6aを挟持する保持片10が突設され、かつ、
消音帯7の基端縁9のやや楔状に形成された先端9aが
前記ガイドレール1の縁部5裏面5aに当接し、前記ガ
イドレール1の取付縁6に装着される消音帯7と、を具
備することを特徴としている。
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のシャッターカーテンのガイドレール
構造は、ガイドレール1の摺動溝4の開放側両縁にあっ
て、シャッターカーテン3の摺動面に位置し、シャッタ
ーカーテン3の摺動に際しての、ガイドレール1とシャ
ッターカーテン3との間の衝撃音を消すための消音帯7
を装備したシャッターカーテンのガイドレール構造にお
いて、摺動溝4を有した断面略コ字状に形成されるとと
もに、該摺動溝4の開放側両縁部5に該両縁部裏面5a
方向に先端縁6aが延出して湾曲形成された略鉤状の取
付縁6を有するガイドレール1と、断面略C字状に形成
された消音帯7であって、その中途部内側面7aに前記
ガイドレール1の取付縁6の中途部外側面6bに当接す
る少なくとも1個の突条8が長手方向に連続して形成さ
れるとともに、消音帯7の基端縁9近傍の内側面7aに
前記突条8方向に延出し前記ガイドレール1の取付縁6
の先端縁6aを挟持する保持片10が突設され、かつ、
消音帯7の基端縁9のやや楔状に形成された先端9aが
前記ガイドレール1の縁部5裏面5aに当接し、前記ガ
イドレール1の取付縁6に装着される消音帯7と、を具
備することを特徴としている。
【0007】なお、前記消音帯7の突条8および/また
は保持片10の先端は、軟質材質で形成されてもよい。
は保持片10の先端は、軟質材質で形成されてもよい。
【0008】
【作用】消音帯7は、ガイドレール1の摺動溝4の開放
側両縁部5に形成される取付縁6に、基端縁9が摺動溝
4の縁部裏面5aに当接し、保持片10と内側面7aと
の間に取付縁6の先端縁6aを挟持するように取り付け
られるとともに、突条8の先端が取付縁6の中途部外側
面6bに当接するように取り付けられる。そして、シャ
ッターカーテン3とガイドレール1との間の衝撃音を消
す。
側両縁部5に形成される取付縁6に、基端縁9が摺動溝
4の縁部裏面5aに当接し、保持片10と内側面7aと
の間に取付縁6の先端縁6aを挟持するように取り付け
られるとともに、突条8の先端が取付縁6の中途部外側
面6bに当接するように取り付けられる。そして、シャ
ッターカーテン3とガイドレール1との間の衝撃音を消
す。
【0009】また、前記消音帯7の突条8および/また
は保持片10の先端を、軟質材質で形成した場合はさら
に緩衝効果が向上し、衝撃音の発生がさらに抑えられ
る。
は保持片10の先端を、軟質材質で形成した場合はさら
に緩衝効果が向上し、衝撃音の発生がさらに抑えられ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるシャッターカーテンのガ
イドレール構造が備えられたシャッターの全体正面図、
図2はガイドレールの平断面図、図3は消音帯の拡大断
面図である。まず、図1に示すように、建物躯体(図示
せず)の開口Aの左右両側には、ガイドレール1がそれ
ぞれ垂直に取り付けられており、建物開口Aの上部に水
平に配設されているシャッターケース2から引き出され
るシャッターカーテン3の左右両縁部を案内するように
なっている。
イドレール構造が備えられたシャッターの全体正面図、
図2はガイドレールの平断面図、図3は消音帯の拡大断
面図である。まず、図1に示すように、建物躯体(図示
せず)の開口Aの左右両側には、ガイドレール1がそれ
ぞれ垂直に取り付けられており、建物開口Aの上部に水
平に配設されているシャッターケース2から引き出され
るシャッターカーテン3の左右両縁部を案内するように
なっている。
【0011】ガイドレール1は、図2に示すように、シ
ャッターカーテン3の左右両縁部を案内支持する摺動溝
4を有した断面略コ字状に形成されているとともに、こ
の摺動溝4の開放側の長手方向の両縁部5,5に、各両
縁部5,5の裏面5a方向に先端縁6aが延出して湾曲
形成された断面略J字状の鉤状の取付縁6が形成されて
いる。
ャッターカーテン3の左右両縁部を案内支持する摺動溝
4を有した断面略コ字状に形成されているとともに、こ
の摺動溝4の開放側の長手方向の両縁部5,5に、各両
縁部5,5の裏面5a方向に先端縁6aが延出して湾曲
形成された断面略J字状の鉤状の取付縁6が形成されて
いる。
【0012】なお、このガイドレール1は、アルミ合金
などによる押出成形や、スチール材,ステンレス材など
によるロール成形などによって上記断面形状の連続する
ガイドレールとなっている。
などによる押出成形や、スチール材,ステンレス材など
によるロール成形などによって上記断面形状の連続する
ガイドレールとなっている。
【0013】また、このガイドレール4の各取付縁6,
6には、それぞれ消音帯7が装着される。
6には、それぞれ消音帯7が装着される。
【0014】この消音帯7は、弾力性を有し、かつ耐久
性,耐候性に優れるポリプロピレンなどの硬質樹脂材料
より押出成形などの方法にて形成され、図3に示すよう
に、断面形状が略C字状で、中途部の内側面7aに断面
三角形状の突条8が長手方向に連続して形成されるとと
もに、基端縁9の近傍の内側面7aに突条8方向に延出
する保持片10が突設され、かつ、この基端縁9の先端
9aがやや楔状に鋭角に形成された形状が連続する帯状
の部材である。
性,耐候性に優れるポリプロピレンなどの硬質樹脂材料
より押出成形などの方法にて形成され、図3に示すよう
に、断面形状が略C字状で、中途部の内側面7aに断面
三角形状の突条8が長手方向に連続して形成されるとと
もに、基端縁9の近傍の内側面7aに突条8方向に延出
する保持片10が突設され、かつ、この基端縁9の先端
9aがやや楔状に鋭角に形成された形状が連続する帯状
の部材である。
【0015】そして、この消音帯7は、図2に示すよう
に前述したガイドレール1の取付縁6に、基端縁9が摺
動溝4の縁部裏面5aに当接し、保持片10と内側面7
aとの間に取付縁6の先端縁6aを挟持するように取り
付けられるとともに、突条8の先端が取付縁6の中途部
外側面6bに当接し、この消音帯7の先端縁11が摺動
溝4の開放側に突条8によって片持ち状に延出するよう
に取り付けられる。
に前述したガイドレール1の取付縁6に、基端縁9が摺
動溝4の縁部裏面5aに当接し、保持片10と内側面7
aとの間に取付縁6の先端縁6aを挟持するように取り
付けられるとともに、突条8の先端が取付縁6の中途部
外側面6bに当接し、この消音帯7の先端縁11が摺動
溝4の開放側に突条8によって片持ち状に延出するよう
に取り付けられる。
【0016】なお、この消音帯7は、ガイドレール1の
取付縁6に取り付けられた装着状態で、基端縁9と保持
片10の先端により、基端縁9方向の回動(図2中矢線
R方向)が規制され、容易に脱落することはない。
取付縁6に取り付けられた装着状態で、基端縁9と保持
片10の先端により、基端縁9方向の回動(図2中矢線
R方向)が規制され、容易に脱落することはない。
【0017】従ってこのように構成されたシャッターカ
ーテンのガイドレール構造では、ガイドレール1の取付
縁6に消音帯7を取り付ける際に、この消音帯7を長手
方向から差し込み取り付けるが、ガイドレール1側にバ
リが生じている場合、消音帯7の鋭角に形成された基端
縁9先端9aを切削しながら圧入させることが可能とな
るとともに、ガイドレール1への消音帯7の接する面積
が突条8の先端と基端縁9の先端9aと保持片10の一
部とされこの面積が小さくかつ複数カ所に分散され、か
つ材質が弾性を有しているため、ガイドレール1側に対
して寸法の許容範囲が広く、取付作業が容易となる。
ーテンのガイドレール構造では、ガイドレール1の取付
縁6に消音帯7を取り付ける際に、この消音帯7を長手
方向から差し込み取り付けるが、ガイドレール1側にバ
リが生じている場合、消音帯7の鋭角に形成された基端
縁9先端9aを切削しながら圧入させることが可能とな
るとともに、ガイドレール1への消音帯7の接する面積
が突条8の先端と基端縁9の先端9aと保持片10の一
部とされこの面積が小さくかつ複数カ所に分散され、か
つ材質が弾性を有しているため、ガイドレール1側に対
して寸法の許容範囲が広く、取付作業が容易となる。
【0018】そして、ガイドレール1に取り付けられた
消音帯7は、その先端縁11が突条8によって片持ち状
に取付縁6の表面から浮いた状態であるため、シャッタ
ーカーテン3と接触するこの先端縁11に弾力性が得ら
れ、また、取付縁6に対して突条8と保持片10及び基
端縁9のみの接触状態であるとともに、全体の形状が断
面略C字形状とされているため、容易に撓むことが可能
となり、ガイドレール1とシャッターカーテン3との間
にて十分な緩衝効果を得ることができ、シャッターカー
テン3の昇降時の衝撃音や、シャッターカーテン3閉鎖
状態時における風打音,振動音の発生が防止できる。
消音帯7は、その先端縁11が突条8によって片持ち状
に取付縁6の表面から浮いた状態であるため、シャッタ
ーカーテン3と接触するこの先端縁11に弾力性が得ら
れ、また、取付縁6に対して突条8と保持片10及び基
端縁9のみの接触状態であるとともに、全体の形状が断
面略C字形状とされているため、容易に撓むことが可能
となり、ガイドレール1とシャッターカーテン3との間
にて十分な緩衝効果を得ることができ、シャッターカー
テン3の昇降時の衝撃音や、シャッターカーテン3閉鎖
状態時における風打音,振動音の発生が防止できる。
【0019】なお、上述した実施例では、消音帯7の内
側面7aに突条8を1個形成した例について述べたが、
図4に示すように、並列するように突条8を2個形成し
てもよく、この場合もこれら突条8,8の先端は取付縁
6の外側面6bに当接するように取付縁6に装着させ
る。
側面7aに突条8を1個形成した例について述べたが、
図4に示すように、並列するように突条8を2個形成し
てもよく、この場合もこれら突条8,8の先端は取付縁
6の外側面6bに当接するように取付縁6に装着させ
る。
【0020】また、上述した実施例では、消音帯7を硬
質樹脂材料で一体に成形して得られる例について述べた
が、内側面7aの突条8のみを軟質の樹脂となるように
成形してもよく、また、保持片10の先端を軟質の樹脂
で構成してもよい。この場合、この消音帯7をガイドレ
ール1に装着した状態で、ガイドレール摺動溝4の取付
縁6に接触する部分が軟質材質となるため、緩衝効果が
さらに向上し、衝撃音の発生がさらに抑えられる。もち
ろん、上記のように突条8が2ヵ所形成される場合にも
同様の効果を得ることができるなお、この消音帯7の場
合も、押出成形などにて一括して一体に成形する。
質樹脂材料で一体に成形して得られる例について述べた
が、内側面7aの突条8のみを軟質の樹脂となるように
成形してもよく、また、保持片10の先端を軟質の樹脂
で構成してもよい。この場合、この消音帯7をガイドレ
ール1に装着した状態で、ガイドレール摺動溝4の取付
縁6に接触する部分が軟質材質となるため、緩衝効果が
さらに向上し、衝撃音の発生がさらに抑えられる。もち
ろん、上記のように突条8が2ヵ所形成される場合にも
同様の効果を得ることができるなお、この消音帯7の場
合も、押出成形などにて一括して一体に成形する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるシャッ
ターカーテンのガイドレール構造では、ガイドレールの
取付縁に消音帯を取り付ける際に、ガイドレール側にバ
リが生じている場合でも、消音帯の基端縁先端を切削し
ながら圧入させることが可能となるとともに、ガイドレ
ールへの消音帯の接する面積が突条と基端縁と保持片の
一部とされこの面積が小さくかつ複数カ所に分散されて
いるため、ガイドレール側に対して寸法の許容範囲が広
くなることとなり、取付作業が容易になるという効果が
ある。
ターカーテンのガイドレール構造では、ガイドレールの
取付縁に消音帯を取り付ける際に、ガイドレール側にバ
リが生じている場合でも、消音帯の基端縁先端を切削し
ながら圧入させることが可能となるとともに、ガイドレ
ールへの消音帯の接する面積が突条と基端縁と保持片の
一部とされこの面積が小さくかつ複数カ所に分散されて
いるため、ガイドレール側に対して寸法の許容範囲が広
くなることとなり、取付作業が容易になるという効果が
ある。
【0022】また、ガイドレールに取り付けられた消音
帯は、その先端が突条によって片持ち状に取付縁の表面
から浮いた状態となるため、シャッターカーテンと接触
するこの先端側に弾力性を得ることが可能となり、ま
た、取付縁に対して突条と保持片及び基端縁のみの接触
状態であるとともに、全体の形状が断面略C字形状とさ
れているため、容易に撓むことが可能となり、ガイドレ
ールとシャッターカーテンとの間にて十分な緩衝効果を
得ることができ、シャッターカーテンの昇降時の衝撃音
や、シャッターカーテン閉鎖状態時における風打音,振
動音の発生が防止できるという効果がある。
帯は、その先端が突条によって片持ち状に取付縁の表面
から浮いた状態となるため、シャッターカーテンと接触
するこの先端側に弾力性を得ることが可能となり、ま
た、取付縁に対して突条と保持片及び基端縁のみの接触
状態であるとともに、全体の形状が断面略C字形状とさ
れているため、容易に撓むことが可能となり、ガイドレ
ールとシャッターカーテンとの間にて十分な緩衝効果を
得ることができ、シャッターカーテンの昇降時の衝撃音
や、シャッターカーテン閉鎖状態時における風打音,振
動音の発生が防止できるという効果がある。
【0023】さらに、消音帯の内側面の突条を軟質材質
で形成した場合、また、保持片の先端を軟質材質で形成
した場合では、ガイドレール摺動溝の取付縁に接触する
部分が軟質材質部分となるため、緩衝効果がさらに向上
し、衝撃音の発生がさらに抑えられるという効果があ
る。
で形成した場合、また、保持片の先端を軟質材質で形成
した場合では、ガイドレール摺動溝の取付縁に接触する
部分が軟質材質部分となるため、緩衝効果がさらに向上
し、衝撃音の発生がさらに抑えられるという効果があ
る。
【図1】本発明によるシャッターカーテンのガイドレー
ル構造が備えられたシャッターの全体正面図
ル構造が備えられたシャッターの全体正面図
【図2】図1におけるII−II線断面のガイドレール構造
の平断面図
の平断面図
【図3】同実施例による消音帯の拡大断面図
【図4】他の実施例による消音帯の拡大断面図
1…ガイドレール 3…シャッターカーテン 4…摺動溝 5…縁部 5a…裏面 6…取付縁 6a…先端縁 6b…外側面 7…消音帯 7a…内側面 8…突条 9…基端縁 10…保持片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/58 E06B 9/17
Claims (3)
- 【請求項1】 ガイドレール(1)の摺動溝(4)の開
放側両縁にあって、シャッターカーテン(3)の摺動面
に位置し、シャッターカーテン(3)の摺動に際して
の、ガイドレール(1)とシャッターカーテン(3)と
の間の衝撃音を消すための消音帯(7)を装備したシャ
ッターカーテンのガイドレール構造において、 摺動溝(4)を有した断面略コ字状に形成されるととも
に、該摺動溝(4)の開放側両縁部(5)に該両縁部
(5)裏面(5a)方向に先端縁(6a)が延出して湾
曲形成された略鉤状の取付縁(6)を有するガイドレー
ル(1)と、 断面略C字状に形成された消音帯(7)であって、その
中途部内側面(7a)に前記ガイドレール(1)の取付
縁(6)の中途部外側面(6b)に当接する少なくとも
1個の突条(8)が長手方向に連続して形成されるとと
もに、消音帯(7)の基端縁(9)近傍の内側面(7
a)に前記突条(8)方向に延出し前記ガイドレール
(1)の取付縁(6)の先端縁(6a)を挟持する保持
片(10)が突設され、かつ、消音帯(7)の基端縁
(9)のやや楔状に形成された先端(9a)が前記ガイ
ドレール(1)の縁部(5)裏面(5a)に当接し、前
記ガイドレール(1)の取付縁(6)に装着される消音
帯(7)と、 を具備することを特徴とするシャッターカーテンのガイ
ドレール構造。 - 【請求項2】 前記消音帯の突条は軟質材質で形成され
ることを特徴とする請求項1記載のシャッターカーテン
のガイドレール構造。 - 【請求項3】 前記消音帯の保持片の先端は軟質材質で
形成されることを特徴とする請求項1または2記載のシ
ャッターカーテンのガイドレール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06338994A JP3237383B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シャッターカーテンのガイドレール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06338994A JP3237383B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シャッターカーテンのガイドレール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07269255A JPH07269255A (ja) | 1995-10-17 |
JP3237383B2 true JP3237383B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=13227905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06338994A Expired - Fee Related JP3237383B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | シャッターカーテンのガイドレール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237383B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2868462B1 (fr) * | 2004-03-31 | 2008-02-01 | Nergeco Sa | Porte rapide a repliement |
JP5869952B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2016-02-24 | 文化シヤッター株式会社 | ガイドレールの消音帯及びガイドレールへの消音帯の取付方法 |
KR102100555B1 (ko) * | 2018-05-17 | 2020-04-13 | 문종배 | 가이드리브를 구비한 롤블라인드장치 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP06338994A patent/JP3237383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07269255A (ja) | 1995-10-17 |
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