JP2592349Y2 - シャッターカーテンの消音帯構造 - Google Patents

シャッターカーテンの消音帯構造

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JP2592349Y2
JP2592349Y2 JP1993024806U JP2480693U JP2592349Y2 JP 2592349 Y2 JP2592349 Y2 JP 2592349Y2 JP 1993024806 U JP1993024806 U JP 1993024806U JP 2480693 U JP2480693 U JP 2480693U JP 2592349 Y2 JP2592349 Y2 JP 2592349Y2
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shutter curtain
guide rail
shutter
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curtain
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徹 植竹
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャッターカーテンの
消音帯構造に関し、特に、ガイドレールの摺動溝内にあ
って、シャッターカーテンのガイド面に位置し、シャッ
ターカーテンの摺動に際しての、ガイドレールとシャッ
ターカーテンとの間の衝撃音を消すための、シャッター
カーテンの消音帯構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッターカーテンの消音帯に
は、帯状ベースに、モヘアを起毛させた構造が採用され
ており、この消音帯のベースを、アルミ製あるいはスチ
ール製のガイドレールの摺動溝内側に形成された取付溝
などに固定し、モヘアをガイドレール内方に向け、シャ
ッターカーテンの開閉動作による摺動に際しての、ガイ
ドレールとシャッターカーテンとの間の衝撃音及び摺動
音を上記モヘアによって消す働きをしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の消音帯は、シャッターカーテンの開閉の際に摺
動接触し、このシャッターカーテンの開閉が繰返される
過程で、そのモヘアが摩耗や破損を起こしたり、モヘア
が変形、すなわち「へたり」を起こすという欠点があ
る。そのため、この消音帯とシャッターカーテンとの間
にて、シャッターカーテンを閉じた全閉状態で、風の煽
りによる風打音が発生したり、シャッターカーテンの昇
降時の摺動音などが発生してしまい、十分な消音効果を
維持できなくなるという問題がある。
【0004】本考案は、上記事情に基いてなされたもの
で、ガイドレールに対する摺動の際には、シャッターカ
ーテンについて十分な滑り効果を発揮するとともに、シ
ャッターカーテンの煽りの際には、上記シャッターカー
テンを前後から弾持して、消音帯との間で風打音が発生
するのを防止できるようにしたシャッターカーテンの消
音帯構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案では、
図示の実施例にも明らかにしているように、ガイドレー
ル1の摺動溝1A内にあって、シャッターカーテン3の
ガイド面に位置し、シャッターカーテン3の摺動に際し
ての、ガイドレール1とシャッターカーテン3との間の
衝撃音を消すための、シャッターカーテン3の消音帯4
構造において、消音帯本体4は、シャッターカーテン3
摺動面側およびガイドレール1取付け側に、それぞれ、
可撓性を有する硬質材料よりなる摺動子4Aおよびベー
ス4Bを備え、両者間にモヘア毛4Cを架橋し、一体な
略層状に形成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】従って、シャッター3の開閉に際しては、消音
帯本体4のシャッターカーテン側摺動面がシャッターカ
ーテン3に対して滑り良く摺動し、ガイドレール1に沿
った、スムーズな開閉動作を行う助けをすることがで
き、しかも、モヘア毛4Cの働きで、シャッターカーテ
ン3が風の煽りを受けても、シャッターカーテン3と消
音帯4との間で風打音が発生することがない。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的
に説明する。図において、符号1は建物躯体(図示せ
ず)に取付けられたガイドレールであり、シャッターケ
ース2から引出されたシャッターカーテン3の両側部
を、その摺動溝(ガイド溝)A内に案内している。
【0008】ガイドレール1の摺動溝1A内には、シャ
ッターカーテン3のガイド面に位置し、図2に示すよう
な蟻溝1Bが対向して形成してある。
【0009】そして、シャッターカーテン3の摺動に際
しての、ガイドレール1とシャッターカーテン3との間
の衝撃音を消すための、上記蟻溝1Bに対して、本考案
に係る消音帯本体4が、その一部を取付けている。
【0010】すなわち、上記消音帯本体4は、図3に示
すように、シャッターカーテン3の摺動面側およびガイ
ドレール1の取付け側に、それぞれ、例えば、硬質塩化
ビニルなどの硬質材料よりなる帯状の摺動子4Aおよび
帯状のベース4Bを備えており、また、両者間には、モ
ヘア毛4Cが互いに植毛されるように架橋されている。
なお、この消音帯4は、摺動子4A,ベース4B,モヘ
ア毛4Cの各部が略層状に一体に形成されている。
【0011】そして、図2に示すように、ガイドレール
1の摺動溝1A内に挿入されたシャッターカーテン3の
前後面に上記摺動子4Aが摺動自在に当接されるように
なっている。
【0012】従って、シャッターカーテンの開閉に際し
ては、図4に示すように、消音帯本体4は、そのシャッ
ターカーテン側摺動面、すなわち、摺動子4Aをシャッ
ターカーテン3の前後面に対して滑り良く摺動し、ガイ
ドレール1に沿った、スムーズな開閉動作を行う助けを
することができる。しかも、モヘア毛4Cの働きで、シ
ャッターカーテン3が、風の煽りを受けても、シャッタ
ーカーテン3と消音帯本体4との間で風打音が発生する
ことがない。
【0013】
【考案の効果】本考案は、以上詳述したようになり、ガ
イドレールの摺動溝内にあって、シャッターカーテンの
ガイド面に位置し、シャッターカーテンの摺動に際して
の、ガイドレールとシャッターカーテンとの間の衝撃音
を消すための、シャッターカーテンの消音帯構造におい
て、消音帯本体は、シャッターカーテン摺動面側および
ガイドレール取付け側に、それぞれ、可撓性を有する硬
質材料よりなる摺動子およびベースを備え、両者間に、
モヘア毛を架橋したので、ガイドレールに対するシャッ
ターカーテンの昇降による摺動の際には、このシャッタ
ーカーテンについて十分な滑り効果を発揮する。すなわ
ち、シャッターカーテンに接触する消音帯の部分がモヘ
ア毛でなく、硬質材料よりなる摺動子であるため、シャ
ッターカーテンの昇降の際に、モヘア毛は摩耗や、へた
りなどを起こすことがない。
【0014】また、モヘア毛が常に起毛状態であるた
め、モヘア毛が弾性力を維持しており、シャッターカー
テンが閉鎖した状態では、このシャッターカーテンを前
後から弾持するような状態となるため、風などの外力に
よる煽りによっても消音帯との間で風打音が発生するの
を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の正面図である。
【図2】上記実施例において、図1のA−A線に沿う断
面図である。
【図3】図2の実施例において、その要部を拡大して示
す断面図である。
【図4】上記実施例において、図2のB−B線に沿う断
面図である。
【符号の説明】
1…ガイドレール 1A…摺動溝 1B…蟻溝 2…シャッターケース 3…シャッターカーテン 4…消音帯本体 4A…摺動子 4B…ベース 4C…モヘア毛

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールの摺動溝内にあって、シャ
    ッターカーテンのガイド面に位置し、シャッターカーテ
    ンの摺動に際しての、ガイドレールとシャッターカーテ
    ンとの間の衝撃音を消すための、シャッターカーテンの
    消音帯構造において、消音帯本体は、シャッターカーテ
    ン摺動面側およびガイドレール取付け側に、それぞれ、
    可撓性を有する硬質材料よりなる摺動子およびベースを
    備え、両者間にモヘア毛を架橋し、一体な略層状に形成
    したことを特徴とするシャッターカーテンの消音帯構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004204529A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Bunka Shutter Co Ltd シャッタ
EP1556627A2 (en) * 2002-10-31 2005-07-27 Tsuchiya Tsco Co., Ltd. Cushioning member and method of manufacturing the same
JP2022014699A (ja) * 2020-07-07 2022-01-20 則夫 佐合 シャッタ板の風圧変形抑制具

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