JP2601687Y2 - シャッターカーテンのガイドレール構造 - Google Patents

シャッターカーテンのガイドレール構造

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JP2601687Y2
JP2601687Y2 JP1993054052U JP5405293U JP2601687Y2 JP 2601687 Y2 JP2601687 Y2 JP 2601687Y2 JP 1993054052 U JP1993054052 U JP 1993054052U JP 5405293 U JP5405293 U JP 5405293U JP 2601687 Y2 JP2601687 Y2 JP 2601687Y2
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秀正 岡田
則夫 石倉
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャッターカーテンの
ガイドレール構造に関し、特に、ガイドレールの摺動溝
内にあって、シャッターカーテンのガイド面に位置し、
シャッターカーテンの摺動に際しての、ガイドレールと
シャッターカーテンとの間の衝撃音を消すための消音帯
を装備したシャッターカーテンのガイドレール構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャッターカーテンの消音帯に
は、硬質塩化ビニルなどの摩擦摺動に対して滑りのよい
材料を用いた略チューブ状の構造や、帯状ベースにモヘ
アを起毛させた構造などが採用されており、この消音帯
を、アルミ製あるいはスチール製のガイドレールの摺動
溝内側に形成された取付溝などに固定し、シャッターカ
ーテンの昇降移動に際しての、ガイドレールとシャッタ
ーカーテンとの間の衝撃音を消す働きをしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の消音帯は、シャッターカーテンの開閉の際に摺
動接触することで、その開閉方向に移動しないようにす
るため、ガイドレールに形成された取付溝の所定箇所を
かしめて固定したり、あるいは、接着などの手段で固定
している。
【0004】このため、シャッターカーテンの開閉が繰
返される過程で、モヘア構造の消音帯の場合では、その
モヘアが摩耗したり、モヘアが変形、すなわち「へた
り」を起こし、十分な消音効果を維持できなくなると、
ガイドレールとシャッタースラットとが直に接触する場
合があり、金属音を発生させてしまうことがあることか
ら、この消音帯を交換する必要がある。
【0005】ところが、上述のように、消音帯はガイド
レール内側の取付溝内に固定されており、この消音帯の
交換のために、建物躯体よりガイドレールを取り外さな
ければならず、消音帯の交換が容易に出来ないという不
具合がある。
【0006】そこで本考案は、上記事情に基いてなされ
たもので、摩耗等を起こした消音帯の交換が、建物躯体
にガイドレールが固定されてあっても、その状態のま
ま、容易に交換実行できるように改良したシャッターカ
ーテンのガイドレール構造を提供しようとすることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図3を参
照して説明する。この考案のシャッターカーテンのガイ
ドレール構造は、ガイドレール1の摺動溝1a内にあっ
て、シャッターカーテン3の摺動面に位置し、シャッタ
ーカーテン3の摺動に際しての、ガイドレールとシャッ
ターカーテンとの間の衝撃音を消すための消音帯を装備
したシャッターカーテンのガイドレール構造において、
摺動溝1aを有した断面略コ字形状のガイドレール本体
1と、前記ガイドレール本体1の摺動溝1aの開放側1
dにおける前記シャッターカーテン3の摺動面に、該ガ
イドレール本体1の略全長にわたって突設されるととも
に、摺動溝1aの奥方側1eを長尺側(6)とする長短
一対の係止爪6,7と、前記長短一対の係止爪6,7の
長尺な係止爪6に係合する短尺爪10と短尺な係止爪7
に係合する長尺爪11とを有し、これら長尺および短尺
爪10,11を可撓性を有する接触部12で連結した断
面略コ字形状の消音帯13と、を具備したことを特徴と
している。
【0008】また、前記消音帯13の長尺爪11と短尺
爪10とを連結する接触部12には、湾曲した凹部14
が形成された構成としてもよい。
【0009】
【作用】消音帯13が摩耗などによって、機能低下し、
交換の必要が生じた場合には、シャッターカーテン3を
開放した状態で、消音帯13の長尺爪11を短尺な係止
爪7より抜脱させ互いの係合を解き、短尺爪10と長尺
な係止爪6との係合位置を回転中心として摺動溝1aの
奥方向1eへ回転させれば、各係止爪6,7より消音帯
13は外されることとなり、摺動溝1aの開放1d側か
ら取出すことができ、また、消音帯13をガイドレール
1側に取り付ける際には、短尺爪10を摺動溝1aの奥
方1eの長尺係止爪6に掛け、ここを中心に回転させる
とともに接触部12を撓ませ、長尺爪11を短尺係止爪
7へ押圧させることで、長尺爪11は弾性復帰力によっ
て短尺係止爪7に係合し、各係止爪6,7に係合され、
取り付けられる。
【0010】また、この消音帯13の接触部12に湾曲
した凹部14を形成したことにより、この凹部14にて
可撓性が増し、ガイドレール1側への取り付け、および
取り外しが容易となる。
【0011】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的
に説明する。図1において、符号1は建物躯体(図示せ
ず)の開口部分Aの左右両縁部に取付けられたガイドレ
ール本体であり、シャッターケース2から引出されたシ
ャッターカーテン3の両側縁部を、その対向する摺動溝
1a内に案内している。
【0012】ガイドレール本体1は、図2に示すよう
に、断面形状が略コ字状に形成され、その摺動溝1aの
開放部1d両側に互いに外方に延出する縁面部1b,1
bが形成されている。
【0013】また、摺動溝1a内の前記シャッターカー
テン3の摺動面、すなわち対向する内側面1c側には、
この摺動溝1aの開放側1dに位置してそれぞれ取付ブ
ラケット4が固定されている。
【0014】この取付ブラケット4は、図3に示すよう
に、断面略E字形状に形成されており、基板5に対して
直角に突出して形成される長尺な係止爪6と、短尺な係
止爪7とが一対となるように並設されている。短尺な係
止爪7には、その先端から長尺係止爪6と平行に延出す
る支持部8が形成されている。
【0015】そして、この取付ブラケット4は、各係止
爪6,7の長尺な係止爪6を、摺動溝1aの奥方側1e
とするようにこの摺動溝1aに固定されるとともに、前
記ガイドレール本体1の略全長にわたって、ネジ9など
の手段で、基板5がガイドレール本体1に固定されてい
る。
【0016】また、取付ブラケット4には、図3に示す
ように、長短一対の係止爪6,7の長尺な係止爪6に係
合する短尺爪10と、短尺な係止爪7に係合する長尺爪
11とを有し、これら長尺および短尺爪10,11を可
撓性を有する接触部12で連結した断面略コ字形状の消
音帯13が取り付けられている。なお、接触部12に
は、湾曲した凹部14が中央に形成され、この凹部14
の位置にて消音帯13の厚さがやや薄肉となるように形
成されている。
【0017】また、この消音帯13の長尺爪11側の内
側面11aは、取付ブラケット4の短尺な係止爪7に連
続して形成されている支持部8に当接しており、この支
持部8に対して、長尺爪11の外側よりネジ15などに
て固定される。
【0018】この消音帯13を取付ブラケット4に取り
付ける手順としては、図4に示すように、まず短尺爪1
0を摺動溝1aの奥方1e側の長尺係止爪6に掛け、こ
こを中心に回転させる(図4中矢線R)とともに接触部
12の中央を撓ませ、長尺爪11を短尺係止爪7側へ押
圧させることで、長尺爪11は弾性復帰力によって短尺
係止爪7に係合し、この取付ブラケット4の各係止爪
6,7に係合され、取り付けられる。
【0019】そして、図2に示すように、ガイドレール
1の摺動溝1a内に挿入されたシャッターカーテン3の
側縁の前後面に、消音帯13の接触部12が摺動自在に
当接される。
【0020】従ってこのように構成されたシャッターカ
ーテンのガイドレール構造によれば、消音帯13が摩耗
によって、機能低下し、交換の必要が生じた場合、シャ
ッターカーテン3を全て開放した状態で、消音帯13の
長尺爪11を短尺な係止爪7より抜脱させ互いの係合を
解き、短尺爪10と長尺な係止爪6との係合位置を回転
中心として摺動溝1aの奥方向(1e)へ回転させれば
(図4中矢線S)、各係止爪6,7より消音帯13は外
されることとなり、摺動溝1aの開放1d側から取出す
ことができ、消音帯13の交換が容易となる。
【0021】また、この消音帯13の接触部12に湾曲
した凹部14を形成したことにより、この凹部14にて
可撓性が増し、ガイドレール1側への取り付け、および
取り外しが容易に行える。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように本考案による、シャ
ッターカーテンのガイドレール構造は、消音帯が摩耗に
よって、機能低下し、交換の必要が生じた場合に、シャ
ッターカーテンを開放した状態で、消音帯の長尺爪を短
尺な係止爪より抜脱させ互いの係合を解き、短尺爪と長
尺な係止爪との係合位置を回転中心として摺動溝の奥方
向へ回転させれば、各係止爪より消音帯は外されること
となり、摺動溝の開放側から取出すことができ、また、
消音帯をガイドレール側に取り付ける際には、短尺爪を
摺動溝の奥方の長尺係止爪に掛け、ここを中心に回転さ
せるとともに接触部の中央を撓ませ、長尺爪を短尺係止
爪へ押圧させることで、長尺爪は弾性復帰力によって短
尺係止爪に係合し、この取付ブラケットの各係止爪に係
合され、取り付けることができるので、ガイドレールに
対する消音帯の交換が、建物側にガイドレールが固定さ
れている場合でも、その状態のまま、容易に交換実行で
きるという実用上の効果が得られる。
【0023】また、この消音帯の接触部に湾曲した凹部
を形成したことにより、この凹部にて可撓性が増し、ガ
イドレール側への取り付け、および取り外しが容易に行
えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるシャッターカーテンのガイドレー
ル構造が備えられたシャッターの全体正面図
【図2】図1におけるガイドレール構造のII−II線断面
【図3】同実施例におけるガイドレール構造の要部拡大
断面図
【図4】同実施例におけるガイドレール構造の消音帯の
取り付け又は取り外し状態を示す拡大断面図
【符号の説明】
1…ガイドレール本体 1a…摺動溝 1d…開放側 1e…奥方側 3…シャッターカーテン 6…長尺係止爪 7…短尺係止爪 10…短尺爪 11…長尺爪 12…接触部 13…消音帯 14…凹部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールの摺動溝内にあって、シャ
    ッターカーテンの摺動面に位置し、シャッターカーテン
    の摺動に際しての、ガイドレールとシャッターカーテン
    との間の衝撃音を消すための消音帯を装備したシャッタ
    ーカーテンのガイドレール構造において、 摺動溝を有した断面略コ字形状のガイドレール本体と、 前記ガイドレール本体の摺動溝の開放側における前記シ
    ャッターカーテンの摺動面に、該ガイドレール本体の略
    全長にわたって突設されるとともに、摺動溝の奥方側を
    長尺側とする長短一対の係止爪と、 前記長短一対の係止爪の長尺な係止爪に係合する短尺爪
    と短尺な係止爪に係合する長尺爪とを有し、これら長尺
    および短尺爪を可撓性を有する接触部で連結した断面略
    コ字形状の消音帯と、 を具備したことを特徴とするシャッターカーテンのガイ
    ドレール構造。
  2. 【請求項2】 前記消音帯の長尺爪と短尺爪とを連結す
    る接触部には、湾曲した凹部が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のシャッターカーテンのガイドレ
    ール構造。
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