JP3235306B2 - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP3235306B2
JP3235306B2 JP31675793A JP31675793A JP3235306B2 JP 3235306 B2 JP3235306 B2 JP 3235306B2 JP 31675793 A JP31675793 A JP 31675793A JP 31675793 A JP31675793 A JP 31675793A JP 3235306 B2 JP3235306 B2 JP 3235306B2
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lens
scanning
deflector
scanning lens
max
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俊夫 内貴
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ミノルタ株式会社
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/125Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査光学系に関するも
のであり、更に詳しくは偏向器によって等角速度的に偏
向されたビームを被走査面上に結像させて、被走査面を
実質的に等速で走査する走査光学系に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタ等に用いられ
るレーザ走査光学系において、レーザ光源から発せられ
た発散ビームをコリメータレンズ等で平行ビームとした
後、ポリゴンミラー等の偏向器によって等角速度的に偏
向走査し、走査レンズ系を用いてレーザビームスポット
を被走査面上で結像させるとともに、実質的に等速で走
査するものがある。
【0003】これに用いられる走査レンズは、fθ性を
備えている。fθ性とは、走査レンズに画角θの角度で
入射する平行ビームが像面において結像する像高をY’
とすると、Y’=fθとなる性質をいう。ここで、fは
走査レンズの焦点距離であり、この場合、画角θは偏向
器で偏向された光ビームが走査レンズ光軸となす角度で
ある。以下、この画角θを偏向角と記す。
【0004】通常、走査光学系で必要とされる走査幅が
最大像高となるように、走査レンズが設計される。ここ
で、最大像高とは、被走査面上での走査開始位置,走査
終了位置での像高をいう。以下、この最大像高をY’
maxと記す。例えば、走査光学系をレーザプリンタに用
いた場合には、プリント可能な最大用紙サイズの幅がこ
の走査幅となる。
【0005】従って、走査レンズがfθ性を備えている
場合、最大像高Y’maxは、焦点距離fと,最大となる
偏向角θ(以下、この偏向角を最大偏向角θmaxと記
す。)とで定められる。
【0006】従来、所定の走査幅を走査するfθ性を有
する走査レンズを設計する場合、最大偏向角θmaxを大
きく、焦点距離fを小さく設計することによって、全長
(即ち、偏向器の偏向面から像面までの距離)を短縮し、
走査光学系全体の小型化を図っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このf
θ性を有する走査レンズにおいては、収差補正上、最大
偏向角θmaxを大きくすることに限界がある。一方、走
査光学系では、偏向面上のビーム幅を画像密度に応じた
スポットサイズに収束させて、ビームを被走査面上に結
像させる必要がある。fθ性を有する走査レンズでは、
全長の短縮に伴って、走査レンズの焦点距離fが小さく
なり、最大偏向角θmaxが大きくなるため、大きな曲率
の走査レンズに入射したビームは、走査レンズ入射後に
大きく内側に(ビームと光軸とのなす角度が小さくなる
ように)曲げられることになる。このため、走査レンズ
に入射するビームのビーム径に応じて、収差発生量が増
加するという問題が生じる。fθ性を有する走査レンズ
においては、最大偏向角θmaxを大きくすることによっ
て全長の短縮を図ろうとすれば、非球面を多用しても収
差発生を抑えることは困難である。
【0008】一方、最大偏向角θmaxが大きい走査光学
系で走査速度を高くすると、偏向器が非常に大型化して
しまったり、偏向器の回動速度が非常に高くなるという
問題がある。最大偏向角θmaxが大きくなると、偏向器
の偏向面1面当りの反射域の主走査方向の幅が大きくな
り、偏向器も非常に大型化することになる。偏向器とし
てポリゴンミラーを用いた場合、走査速度はポリゴンミ
ラーの面数,ポリゴンミラーの回転速度に比例するが、
所定の走査速度を得るためにポリゴンミラーの面数を増
やせば、ポリゴンミラーも非常に大型化することにな
り、大型化を抑えるために少ない面数のポリゴンミラー
を用いるには、非常に回転速度の高い回転モータを必要
とするため、コストアップを招くことになる。
【0009】ところで、平行ビームを走査レンズに入射
させるのではなく、ビームの自然収束点が被走査面より
後方(プラス側)にある収束ビームを走査レンズに入射さ
せることによって、被走査面の走査を行う走査光学系が
提案されている。例えば、特開平4−50908号,同
3−213812号,米国特許第5,128,795号
では、主走査方向のパワーの配分を走査レンズの主走査
方向の屈折力だけでなく、収束ビーム自体にももたせる
ことによって、最大偏向角付近のビームについても、1
枚のレンズのみで歪曲収差,像面湾曲の補正を可能にし
ている。
【0010】しかしながら、この収束ビームを走査光学
系に用いたとしても、全長の短縮を図っていくと、最大
偏向角θmaxを大きくしていくことが必要となるため、
前述のfθ性を有する走査レンズと同様の問題が発生し
て、収差補正が困難となる。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであって、最大偏向角の大小にかかわらず良好に諸
収差が補正され、かつ、全長が短縮化された走査光学系
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る走査光学系は、偏向器を備え、この偏
向器によって等角速度的に偏向された収束ビームを被走
査面上に結像させ、該被走査面上を実質的に等速で走査
するように作用する走査レンズを備えた走査光学系であ
って、前記走査レンズは、前記偏向器側から負レンズと
他の少なくとも1枚のレンズとから構成され、該負レン
ズの前記偏向器と対向する面には前記収束ビームが入射
するとともに、更に以下の条件式(1)〜(3)を満たすこと
を特徴としている。
【0013】C<S1≦L …(1) Y’=kθ …(2) C=S1(L−k)/(S1−k) …(3) 但し、 S1:偏向器偏向面と物面(収束ビームの自然収束点)と
の間隔 L:偏向器偏向面と像面との間隔(全長) Y’:被走査面上での像高 θ:偏向器で偏向した収束ビームと走査レンズ光軸とが
なす角度(偏向角) k:比例定数 である。
【0014】前記走査レンズは、偏向器に隣接する負レ
ンズと少なくとも他の1枚のレンズから成るため、歪曲
収差を良好に補正することができる。このように、本発
明において走査レンズを偏向器側から負レンズ,少なく
とも他の1枚のレンズから構成している理由を、更に詳
細に説明する。例えば、偏向器側のレンズが正レンズで
あれば、歪曲収差の補正(つまり、等速走査するための
歪曲収差の補正)が困難である。少なくとも2枚のレン
ズがないと、収差補正(主に、等速走査するための歪曲
収差の補正)が困難である。また、偏向器側のレンズが
正レンズであると、条件式(1)を満たすような収束ビー
ムを像面に結像させるためには、正レンズの像側に負レ
ンズを配置する必要があるが、この構成により生じる歪
曲収差の補正は困難である。
【0015】負レンズの偏向器と対向する面に収束ビー
ムが入射するよう構成したのは、この面の手前でビーム
が結像した場合、この面に発散ビームが入射することに
なるため走査レンズに正の強いパワーが必要になるが、
走査レンズが正の強いパワーをもつと、収差補正が困難
になり、また、全長の短縮が困難になるからである。
【0016】また、本発明では、上記条件式(1)〜(3)を
満たすように、強い収束ビームを走査レンズに入射させ
ることによって、走査レンズに入射するビームのビーム
幅が被走査面上で画像密度に応じたスポットサイズにな
るように、ビームを収束させるための走査レンズの正の
パワーをなくしている。具体的には、走査レンズの焦点
距離を負(負のパワー)又は無限大(ヌルパワー)としてい
る。その結果、全長が短くなっても、正の焦点距離を持
つ走査レンズのように収差補正が困難になるといったこ
とはなくなり、良好に諸収差(例えば、歪曲収差,像面
湾曲,非点収差,コマ収差等)を補正することが可能と
なる。また、最大偏向角θmaxが一定でも、より強い収
束ビームを用いることによって収束ビームの自然収束点
を偏向器側にシフトさせれば、最大像高Y’maxをより
大きく設定することができるため、全長を更に短くする
ことができる。
【0017】条件式(1)は、全長を短縮するのに有効な
条件である。条件式(1)の上限を超えると、走査レンズ
の焦点距離が正になるため、全長を短縮するために最大
偏向角θmaxを大きくし、焦点距離を小さくしたとして
も、最大偏向角付近のビームの収差補正が困難となる。
条件式(1)の下限を超えると、S1=Cの場合には走査
レンズの焦点距離が0となるため結像できず、また、S
1<Cの場合には走査レンズを射出した後のビームが光
軸とクロスした後に像面で結像することになるため、正
であって、かつ、短い焦点距離の走査レンズでビームを
大きく曲げることになる結果、収差補正が困難となる。
【0018】条件式(2),(3)は、等角速度的に偏向走査
されるビームを、被走査面上で等速的に走査し、被走査
面上で結像させるための条件である。Cは条件式(3)で
表されるが、これは走査レンズを1枚の薄肉レンズとし
て表したときの偏向面から薄肉レンズまでの距離を示す
ものである。従って、収束,発散,平行ビームのいずれ
のビーム走査系でも、この式(3)でCを表すことができ
る。
【0019】これらの条件式(1),(2),(3)を満たした
走査レンズが全長を短縮できる点について、更に詳細に
説明する。前述したように、走査レンズに平行のビーム
を入射した場合には、走査レンズはfθ性を必要とし、
次の式(4)を満たす。 Y’=fθ …(4)
【0020】fθ性を有する走査レンズでは、(平行ビ
ームの走査系での)偏向面から走査レンズの後方主点位
置までの距離をC’とし、全長をLとすると、次の式
(5)を満たす。 f=k=L−C’…(5)
【0021】前述したように全長Lを小さくするには、
C’を小さくし、最大偏向角θmaxを大きくすればよい
が、先に述べたように収差補正は困難となる。しかし、
走査レンズに必要とされるのは、等角速度的に偏向走査
されるビームで被走査面上を等速的に走査し、かつ、被
走査面上でビームを結像させる作用である。従って、像
高Y’が偏向角θに比例し、前記式(2)を満たすととも
に、次の式(6)を満たせばよく、前記式(4),(5)を満た
している必要はない。 Y’max=kθmax …(6)
【0022】走査レンズとして必要な条件である式
(2),(6)を満たし、かつ、全長を短縮する(即ち、像面
と走査レンズとを近くする)には、最大偏向角θmaxを大
きくするほかに、kを大きくすることが考えられる。そ
こで、式(4),(5)を満たさない走査光学系であって、走
査レンズに入射するビームが平行でない場合(即ち、収
束ビーム,発散ビームである場合)の走査光学系につい
て、以下検討する。
【0023】走査レンズに入射するビームが、収束ビー
ム又は発散ビームであるとき、式(2),(3)と以下の式
(7),(8)とを満たす。ここで、式(3),(8)においてS1
の値をふって、比例定数k,焦点距離fの数値の挙動を
見てみる。図33は、かかる挙動を説明するために、全
長L一定で、発光点(LD(laser diode)等から成る。)
とコリメータレンズとの間隔を変化させることによっ
て、ビームの状態(平行,発散,収束)を変化させたもの
を示している。ここで、図33(A)はS1=−∞、同図
(I)はS1=∞の場合を示しており、いずれも走査レン
ズに平行ビームを入射させた場合である。なお、図33
中、DSは偏向面、SLは走査レンズ、OSは物面(収
束ビームの自然収束点)、ISは像面である。 f=L−C+(L−C)2/(S1−L) …(7) k=L−C+C(L−C)/(S1−C) …(8)
【0024】−∞<S1<0の場合(図33(B)) ビームの物点(物面)OSが偏向器より物側にある場合
(物体距離が負)、走査レンズSLには発散光が入射す
る。この場合、平行ビームが入射するとき(図33(A))
と比べて、kの値は小さくなるため、全長Lはかえって
長くなる。なお、全長Lの短縮には関連しないが、Cの
値に対してS1の絶対値を比較的小さくすることによ
り、偏向面DS上の、偏向器の偏向面1面当りの反射域
の主走査方向の幅を小さくすることができ、ポリゴンミ
ラーの面数を多くし、ポリゴンミラーを小型化すること
ができるため、走査速度を上げることができる。
【0025】S1=0の場合(図33(C)) k=0となるため、ビームは走査されない。
【0026】0<S1<Cの場合(図33(D)) 走査レンズSLの焦点距離fは、全長Lより短く、f>
0となる。従って、ビームは収束して結像した後に発散
して走査レンズSLに入射するため、太いビームが大き
い曲率のレンズ面に入射し、更に、走査レンズSL射出
後のビームは、光軸と交差した後、被走査面上で結像す
るため(k<0)、レンズ最終面でビームが大きく屈曲す
ることになる。そのため収差補正が困難になる。
【0027】S1=Cの場合(図33(E)) f=0となるため、結像させることができない。また、
k=±∞となり、偏向角のわずかの変化で像高が発散し
てしまうので、構成不可能である。
【0028】L<S1<∞の場合(図33(H)) f>0,k>0となり、焦点距離fは平行ビーム入射の
場合に比べて長く、kも大きくすることができ、全長L
をfθ性を有する走査レンズSLより成る走査光学系よ
りも短くすることができる。しかしながら、全長Lの短
縮を図って最大偏向角θmaxを大きくしていくと、走査
レンズSLはビームを収束させる正のパワーをもつた
め、最大偏向角付近の収差補正が困難になってくる。
【0029】C<S1<Lの場合(図33(F)) C<0のときは収束ビームの自然収束点OSを走査レン
ズSLの第1面より像側にし、C>0のときはC<S1
とすれば、焦点距離f<0となり、L<S1<∞のとき
よりもkの値が大きくとれるので、全長Lも更に短くす
ることができる。最大偏向角θmaxが一定でも、S1を
Cに近づけていくことで、全長Lを小さくしていくこと
ができる。走査レンズSLは軸上で負のパワーをもち、
軸外になるに従い、負のパワーの絶対値が小さくなって
いく構成となるため、走査レンズSLの構成枚数を増や
すか、非球面を用いる必要がある。
【0030】S1=Lの場合(図33(G)) 軸上でヌルパワーのレンズとなる。k=Lとなり、走査
レンズSLは軸上から軸外になるにつれ、負のパワーが
増加する構成となる。kの値を、L<S1<∞のとき
(図33(H))よりも大きくとれ、全長Lも更に短くする
ことができる。また、ヌルパワーの場合、走査レンズS
Lの温度上昇時,湿度上昇時の面形状,屈折率の変化に
より生じる像面ISの移動が少ないという利点がある。
【0031】上記C<S1<Lの場合(図33(F))に
おいて、間隔S1をCに近づけていくと、全長Lが短縮
されるということが、後述する実施例7〜実施例9の全
長Lから分かる。つまり、実施例7,実施例8,実施例
9は、いずれも最大像高Y’max≒150,最大偏向角θ
max=23(deg)の走査光学系であって、それぞれS1が異
なっているが、これらの実施例を比較すれば、S1がC
に近づくと、kの値がほぼ一定でも、全長Lが短くなる
ことが分かる。
【0032】以上のように、条件式(1):C<S1≦L
を満たすように、偏向器偏向面DSからビームの自然収
束点OSまでの距離を設定することによって、比例定数
kを大きく設定することができ、収差補正上大きな問題
を生じさせることなく、全長Lを最大限短縮することが
できる。
【0033】本発明では、さらに、前記偏向器で所定の
偏向角θとなるように収束ビームを偏向走査させるとと
もに、該収束ビームを前記走査レンズSLに入射させる
ことによって、走査レンズ入射後の収束ビームを前記偏
向角θより大きな画角となるように屈曲させる構成とす
るのが好ましい。
【0034】この構成により、収束ビームを走査レンズ
SL内で一旦外側に曲げてから内側に曲げて走査レンズ
SLを射出させることができる。このように収束ビーム
を曲げることによって、最大偏向角θmaxを小さくする
ことができる。つまり、最大偏向角θmaxを小さくして
も、所定の全長Lで所定の最大像高Y’maxを得ること
ができるのである。最大偏向角θmaxを小さくすること
によって、偏向器の偏向面1面当りの反射域の主走査方
向の幅を小さくすることができるため、偏向器も大型化
することはなく、また、偏向器を回動させるためのモー
タの速度も低くすることができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明に係る走査光学系の実施例を示
す。但し、各実施例中、ri(i=1,2,3,...)は偏向器側か
ら数えて第i番目のレンズ面の曲率半径(主走査方向)、d
i(i=1,2,3,...)は偏向器側から数えて第i番目のレンズ
面と第i+1番目のレンズ面と間の軸上面間隔を示す。r0
(i=0)は偏向器の偏向面の曲率半径(=∞)、d0(i=0)は偏
向器の偏向面上の偏向点から第1番目のレンズ面までの
光軸上の距離である。また、Ni(i=1,2,3,...)は偏向器
側から数えて第i番目のレンズの波長780nmの光に対する
屈折率とし、レンズとレンズとの間(空気間隔)の屈折率
は1.00とする。
【0036】なお、各符号に関しては先に説明したもの
と同様であって、fは走査レンズSLの焦点距離、θは
偏向されたビームと走査レンズ光軸とのなす画角(偏向
角と定義する)、θmaxは偏向角θが最大のときの画角
(最大偏向角と定義する)、Y’は被走査面上での像高、
Y’maxは被走査面上で最大となる像高、S1は偏向面
DSから収束ビームの自然収束点OS(走査レンズがな
い場合の収束ビームの収束点、即ち物点のこと)までの
距離、Lは偏向器偏向面DSと被走査面(像面ISとな
る)までの距離、LBはレンズバック(即ち、一番像側のレ
ンズの像側の面と被走査面(像面IS)との軸上面間
隔)、kは像高Y’=kθとなるような比例定数を示
す。なお、偏向面DS,走査レンズSL,ビームの自然
収束点OS,像面ISと、条件式(3)で表されるC,全
長Lとの関係を図32に示す。
【0037】また、Cは、走査レンズを薄肉レンズとし
たときの偏向器偏向面から薄肉レンズまでの距離に相当
する。Cは前述の式(3)又は次の式(3A)で表されるが、
式(3A)は光軸上についてのみ考慮して得られる式であっ
て軸外については考慮されていないため、本発明ではC
は式(3)で表されるものとする。 C=[L+S1−{(L−S1)(L−S1−4f)}1/2]/2 …(3A)
【0038】尚、各実施例中、曲率半径に*印を付した
面は非球面で構成された面であることを示し、非球面は
数1の式で表わされるものとする。
【0039】
【数1】
【0040】但し、数1の式中、 x :レンズ面頂点から光軸方向の座標 Φ:光軸からの高さ C0:非球面のレンズ面の近軸曲率 ε:2次曲面パラメータ Ai:高次パラメータ(i=2〜10) である。
【0041】<実施例1> f=-450 θmax=23(deg) Y’max=165.434 S1=200 C=-68.383 L=484.641 k=412.116
【0042】
【0043】[非球面データ] r4 : ε=1 A4=2.263×10-8 A6=2.879×10-12 A8=8.138×10-16 A10=-8.711×10-20
【0044】<実施例2> f=∞ θmax=23(deg) Y’max=144.021 S1=330 C=-880.921 L=435.585 k=358.774
【0045】
【0046】[非球面データ] r1 : ε=1 A4=3.337×10-10 A6=6.128×10-10 A8=8.094×10-12 A10=-2.425×10-14 r6 : ε=1 A4=7.220×10-8 A6=3.533×10-12 A8=3.663×10-15 A10=-6.370×10−19
【0047】<実施例3> f=−450 θmax=23(deg) Y’max=140.282 S1=200 C=-79.562 L=408.915 k=349.459
【0048】
【0049】[非球面データ] r3 : ε=1 A4=-1.544×10-9 A6=-2.161×10-12 A8=-2.712×10-16 A10=2.259×10-20 r4 : ε=1 A4=1.116×10-8 A6=4.009×10-12 A8=-5.743×10-16 A10=3.421×10-20
【0050】<実施例4> f=∞ θmax=23(deg) Y’max=170.666 S1=330 C=-456.187 L=556.684 k=425.150
【0051】
【0052】[非球面データ] r1 : ε=1 A4=6.382×10-10 A6=-5.633×10-10 A8=6.934×10-12 A10=-1.296×10-14 r6 : ε=1 A4=6.164×10-8 A6=1.898×10-12 A8=8.303×10-16 A10=-1.440×10-19
【0053】<実施例5> f=-500 θmax=23(deg) Y’max=166.727 S1=200 C=-94.755 L=517.358 k=415.377
【0054】
【0055】[非球面データ] r1 : ε=1 A4=2.025×10-25 A6=-1.021×10-8 A8=1.013×10-10 A10=-2.515×10-13 r6 : ε=1 A4=9.191×10-8 A6=3.653×10-12 A8=4.666×10-15 A10=-6.762×10-19
【0056】<実施例6> f=-41.824 θmax=23(deg) Y’max=143.778 S1=66.905 C=30.740 L=225.710 k=375.726
【0057】
【0058】[非球面データ] r3 : ε=-3.93579 A2=-3.362×10-3 A4=-7.627×10-6 A6=-9.441×10-10 A8=1.288×10-13 A10=-4.025×10-17 r4 : ε=-4.45660 A2=2.208×10-3 A4=6.858×10-6 A6=3.508×10-10 A8=4.270×10-13 A10=-3.714×10-16
【0059】<実施例7> f=−71 θmax=23(deg) Y’max=150.002 S1=74 C=19.243 L=295.746 k=373.673
【0060】
【0061】[非球面データ] r4 : ε=0.99525 A2=1.472×10-3 A4=-2.010×10-8 A6=7.915×10-12 A8=5.611×10-16
【0062】<実施例8> f=-170 θmax=23(deg) Y'max=150.00217 S1=100 C=-9.614 L=399.985 k=373.673
【0063】
【0064】[非球面データ] r4 : ε=0.99349 A2=1.375×10-4 A4=-4.202×10-8 A6=3.028×10-12 A8=-4.092×10-16
【0065】<実施例9> f=-550 θmax=23(deg) Y’max=149.964 S1=150 C=-79.899 L=492.669 k=373.758
【0066】
【0067】[非球面データ] r4 : ε=0.99185 A2=-1.124×10-3 A4=-1.268×10-7 A6=-1.165×10-11 A8=-3.878×10-15
【0068】<実施例10> f=-4000 θmax=23(deg) Y’max=150.0 S1=300 C=-150.342 L=410.493 k=373.606
【0069】
【0070】[非球面データ] r4 : ε=1 A4=-8.155×10-9 A6=-6.357×10-14 A8=-1.385×10-16 A10=-4.191×10-20 A12=-1.235×10-23
【0071】図31は、本発明を実施した走査光学系の
全体構成を示している。この走査光学系において、光源
部(LD等の発光素子から成る。)1より発せられた発散
ビームBM1は、収束レンズ2によって収束ビーム(入
射光)BM2とされた後、偏向器(ポリゴンミラー)3に
入射する。(Xc,Yc)を回転中心として回転する偏向器
3によって等角速度的に偏向された収束ビーム(原点:
(0,0))BM3は、走査レンズSLに入射する。収束ビー
ムBM3の自然収束点OSは、走査レンズSLのうち、
一番偏向器3側のレンズの偏向器側の面より像側に位置
する。走査レンズSLにより、ビームBM4は被走査面
4上で結像され(像面ISの形成)、被走査面4を実質的
に等速で走査する。
【0072】そして、上記実施例1〜実施例10の走査
光学系は、上記偏向器3を備え、この偏向器3によって
等角速度的に偏向された収束ビームBM3を被走査面4
上に結像させ、被走査面4上を実質的に等速で走査する
ように作用する走査レンズSLを備えた走査光学系であ
って、走査レンズSLは、偏向器3側から負レンズと,
他の少なくとも1枚のレンズとから成り、前記負レンズ
の前記偏向器3と対向する面には、前記収束ビームが入
射する構成となっている。さらに、実施例1〜実施例1
0の走査光学系は、前記条件式(1)〜(3)を満たした構成
となっている。
【0073】図1〜図10は、前記実施例1〜実施例1
0に対応する走査レンズSLのレンズ構成とその光路
を、主走査方向について断面的に示している。図1〜図
10中の光路に付したJは、次の式(9)で表されるある
画角(偏向角θ)のビームについて、そのビームの偏向状
態を示している。例えば、実施例1についての光路を示
す図1は、J=0.0,55.5,78.1となる画角のビームの
偏向を示している。 S1×sinθ=J …(9)
【0074】各実施例の走査レンズSLの具体的な構成
を以下に説明する。実施例1の走査レンズSLは、偏向
器3側から順に、両凹の負レンズ及び偏向器3側に凸の
正メニスカスレンズ(像側の面が非球面)から成ってい
る。実施例2の走査レンズSLは、偏向器3側から順
に、偏向器3側に凹の負メニスカスレンズ(偏向器3側
の面が非球面),像側に凹の負メニスカスレンズ及び偏
向器3側に凸の正メニスカスレンズ(像側の面が非球面)
から成っている。実施例3の走査レンズSLは、偏向器
3側から順に、両凹の負レンズ及び偏向器3側に凸の正
メニスカスレンズ(両面が非球面)から成っている。実施
例4の走査レンズSLは、偏向器3側から順に、偏向器
3側に凹の負メニスカスレンズ(偏向器3側の面が非球
面),両凹の負レンズ及び両凸の正レンズ(像側の面が非
球面)から成っている。実施例5の走査レンズSLは、
偏向器3側から順に、両凹の負レンズ(偏向器3側の面
が非球面),像側に凹の負メニスカスレンズ及び偏向器
3側に凸の正メニスカスレンズ(像側の面が非球面)から
成っている。実施例6の走査レンズSLは、偏向器3側
から順に、偏向器3側に凹の負メニスカスレンズ及び像
側に凹の負メニスカスレンズ(両面が非球面)から成って
いる。実施例7,8,9の走査レンズSLは、偏向器3
側から順に、偏向器3側に凹の負メニスカスレンズ及び
像側に凸の正メニスカスレンズ(像側の面が非球面)から
成っている。実施例10の走査レンズSLは、偏向器3
側から順に、像側に凹の負メニスカスレンズ,偏向器3
側に凸の正メニスカスレンズ(像側の面が非球面)及びシ
リンドリカルレンズから成っている。
【0075】図11〜図30に実施例1〜実施例10の
収差図を示す。そのうち、図11〜図20は、それぞれ
実施例1〜実施例10に対応する各収差(波長:780nm)
を示している。図11〜図20中、実線は球面収差、破
線(SC)は正弦条件を表しており、破線(DT)はタンジ
ェンシャル面での非点収差を表わしている。また、図2
1〜図30は、それぞれ実施例1〜実施例10に対応す
る横収差曲線を示している。横収差図に付したJは、前
記式(9)で表されるある画角θのビームについて、その
ビームの像面での収差量を示している。例えば、実施例
1についての横収差量を示す図21は、J=0.0,39.87
4,55.463,66.926,78.146となる画角のビームの像面
での横収差の発生を示している。
【0076】各実施例は、上記条件式(1)〜(3)を満たす
ように、強い収束ビームが走査レンズSLに入射する構
成となっている。これによって、走査レンズSLに入射
するビームのビーム幅が被走査面上で画像密度に応じた
スポットサイズになるように、走査レンズSLの焦点距
離fを負(負のパワー)又は無限大(ヌルパワー)としてい
る。つまり、各実施例は偏向器偏向面DSからビームの
自然収束点OSまでの距離S1が条件式(1):C<S1
≦Lを満たしているので、比例定数kを大きく設定する
ことができ、その結果、収差補正上大きな問題を生じさ
せることなく、全長Lを最大限短縮したものとなってい
る。また、全長Lが短くなっても、正の焦点距離を持つ
走査レンズSLのように収差補正が困難になるといった
ことはなく、各実施例では、主に歪曲収差,コマ収差,
その他、像面湾曲,非点収差等の諸収差を良好に補正し
た構成となっている。
【0077】先に説明したように、実施例7〜実施例9
は、いずれも最大像高Y’max≒150,最大偏向角θmax
=23(deg)の走査光学系であって、それぞれS1が異な
っている。しかし、実施例7,実施例8,実施例9にお
いては、S1がCに近づくと、kの値がほぼ一定でも、
全長Lが短くなる(実施例7の全長Lが最も短い)ことが
分かる。
【0078】実施例1,3,6,7,8,9の走査光学
系は、走査レンズSLに入射した所定の偏向角の収束ビ
ームを、走査レンズSL入射後にはこの偏向角より大き
な画角となるように屈曲している点に特徴がある。この
構成により、収束ビームは、走査レンズSL内で一旦外
側に曲げられた後、内側に曲げられて走査レンズSLか
ら射出されることになる。例えば、走査レンズSLが2
枚構成の実施例3では、収束ビームは、両凹の負レンズ
で外側に曲げられてから、偏向器3側に凸の正メニスカ
スレンズで内側に曲げられる。
【0079】このように収束ビームを曲げることによっ
て、先に述べたように、最大偏向角θmaxを小さくする
ことができる。つまり、最大偏向角θmaxを小さくして
も、所定の全長Lで所定の最大像高Y’maxを得ること
ができる。最大偏向角θmaxを小さくすることによっ
て、偏向器3の偏向面1面当りの反射域の主走査方向の
幅を小さくすることができるため、偏向器3を大型化す
る必要はなく、また、偏向器3を回動させるためのモー
タ(不図示)の速度を低くすることも可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、走
査レンズは偏向器側から負レンズと他の少なくとも1枚
のレンズとから構成されているので、歪曲収差を良好に
補正することができる。また、負レンズの偏向器と対向
する面に収束ビームが入射するように構成されているの
で、収差補正が容易であり、全長の短縮を図ることがで
きる。更に前記条件式(1)〜(3)を満たす構成となってい
るので、全長が短くなっても、収差補正が困難になると
いったことはなく、諸収差(例えば、歪曲収差,像面湾
曲,非点収差,コマ収差等)を良好に補正することが可
能である。最大偏向角が一定でも、収束ビームの自然収
束点を偏向器側にシフトさせれば、最大像高をより大き
く設定することができるため、全長を更に短くすること
ができる。
【0081】従って、最大偏向角の大小にかかわらず良
好に諸収差が補正され、かつ、全長が短縮化された走査
光学系を実現することができる。つまり、最大偏向角を
大きくするのみで全長の短縮を図るのではなく、強い収
束ビームを走査レンズに入射させることで、全長の短縮
を図ることができ、また、全長の短縮を図るために最大
偏向角を大きくすることなく、強い収束ビームを走査レ
ンズに入射させることで、全長の短縮を図ることもでき
る。
【0082】さらに、前記偏向器で所定の偏向角となる
ように収束ビームを偏向走査させるとともに、該収束ビ
ームを前記走査レンズSLに入射させることによって、
走査レンズ入射後の収束ビームを前記偏向角より大きな
画角となるように屈曲させる構成とすると、最大偏向角
を小さくして、偏向器の偏向面1面当りの反射域の主走
査方向の幅を小さくすることができるため、偏向器も大
型化することなく、また、偏向器を回動させるためのモ
ータの速度も低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図2】本発明の実施例2のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図3】本発明の実施例3のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図4】本発明の実施例4のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図5】本発明の実施例5のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図6】本発明の実施例6のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図7】本発明の実施例7のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図8】本発明の実施例8のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図9】本発明の実施例9のレンズ構成及び光路を示す
図。
【図10】本発明の実施例10のレンズ構成及び光路を
示す図。
【図11】本発明の実施例1の収差図。
【図12】本発明の実施例2の収差図。
【図13】本発明の実施例3の収差図。
【図14】本発明の実施例4の収差図。
【図15】本発明の実施例5の収差図。
【図16】本発明の実施例6の収差図。
【図17】本発明の実施例7の収差図。
【図18】本発明の実施例8の収差図。
【図19】本発明の実施例9の収差図。
【図20】本発明の実施例10の収差図。
【図21】本発明の実施例1の横収差図。
【図22】本発明の実施例2の横収差図。
【図23】本発明の実施例3の横収差図。
【図24】本発明の実施例4の横収差図。
【図25】本発明の実施例5の横収差図。
【図26】本発明の実施例6の横収差図。
【図27】本発明の実施例7の横収差図。
【図28】本発明の実施例8の横収差図。
【図29】本発明の実施例9の横収差図。
【図30】本発明の実施例10の横収差図。
【図31】本発明を実施した走査光学系全体の概略構成
及び光路を示す図。
【図32】本発明の説明中に用いた符号を説明するため
の図。
【図33】本発明においてS1を変化させたときの光路
を示す図。
【符号の説明】
1 …光源部 2 …収束レンズ 3 …偏向器 4 …被走査面 DS …偏向面 SL …走査レンズ OS …物面(自然収束点) IS …像面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏向器を備え、この偏向器によって等角速
    度的に偏向された収束ビームを被走査面上に結像させ、
    該被走査面上を実質的に等速で走査するように作用する
    走査レンズを備えた走査光学系であって、 前記走査レンズは、前記偏向器側から負レンズと他の少
    なくとも1枚のレンズとから構成され、該負レンズの前
    記偏向器と対向する面には前記収束ビームが入射すると
    ともに、更に以下の条件を満たすことを特徴とする走査
    光学系; C<S1≦L Y’=kθ C=S1(L−k)/(S1−k) 但し、 S1:偏向器偏向面と物面(収束ビームの自然収束点)と
    の間隔 L:偏向器偏向面と像面との間隔(全長) Y’:被走査面上での像高 θ:偏向器で偏向した収束ビームと走査レンズ光軸とが
    なす角度(偏向角) k:比例定数 である。
  2. 【請求項2】前記偏向器で所定の偏向角となるように収
    束ビームを偏向走査させるとともに、該収束ビームを前
    記走査レンズに入射させることによって、走査レンズ入
    射後の収束ビームを前記偏向角より大きな画角となるよ
    うに屈曲させることを特徴とする請求項1に記載の走査
    光学系。
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