JP3437331B2 - 光走査光学系及びそれを備えるレーザービームプリンタ - Google Patents

光走査光学系及びそれを備えるレーザービームプリンタ

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JP3437331B2
JP3437331B2 JP16289395A JP16289395A JP3437331B2 JP 3437331 B2 JP3437331 B2 JP 3437331B2 JP 16289395 A JP16289395 A JP 16289395A JP 16289395 A JP16289395 A JP 16289395A JP 3437331 B2 JP3437331 B2 JP 3437331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光走査光学系及びそれを
備えるレーザービームプリンタに関し、特に光源手段か
ら射出された光ビームを回転多面鏡等の光偏向器を介し
て記録媒体面である被走査面上に導光し光走査すること
により、文字や情報等を記録するようにした、例えばレ
ーザービームプリンタ(LBP)やディジタル複写機等
の装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より回転多面鏡より成る光偏向器の
各反射面(偏向面)で偏向反射された光ビームを利用し
て被走査面上を光走査するようにした光走査光学系が、
例えば特公昭62−36210号公報や特開平4−15
3616号公報や米国特許第5062679号で種々と
提案されている。
【0003】特公昭62−36210号公報で提案され
ている光走査光学系は光偏向器と被走査面との間に主走
査方向にfθ特性を有する光走査用の結像手段を設け、
該結像手段の1つであるトーリックレンズの副走査方向
の屈折力を適切に設定することにより、光偏向器の反射
面が回転軸に対して平行となっていなく倒れているとき
の角度誤差、所謂面倒れを補正している。
【0004】即ち、トーリックレンズを用いて光偏向器
の反射面と被走査面(被照射体面)とを光学的に共役関
係にして面倒れによる悪影響を除去している。これによ
り反射面により反射偏向された光ビームの走査面上の進
行方向が補正されて走査線のピッチにムラが生じないよ
うにしている。
【0005】又、特開平4−153616号公報で提案
されている光走査光学系では、結像手段の1つであるト
ーリックレンズの材質をプラスチック材より形成すると
共にその両レンズ面を非球面形状より形成している。
【0006】一般にトーリックレンズは主走査方向と副
走査方向とで互いに曲率が異なる為、例えばガラス材で
加工する場合、加工方法が複雑になり、加工時間も非常
に長くかかる為、コスト高につながる要因となってい
た。
【0007】そこでこのトーリックレンズをプラスチッ
ク化することにより、一体成形が可能となり、これによ
り加工方法の簡素化及び加工時間の短縮化が可能とな
り、大幅なコストダウンが図れる。
【0008】又、米国特許5062679号で提案され
ている光走査光学系では、結像手段の1つであるトーリ
ックレンズの副走査方向の曲率半径を光軸から離れるに
従い変化させて形成している。これはトーリックレンズ
をプラスチック化することにより加工が可能となり、こ
れにより副走査方向の像面湾曲を良好に補正することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特公昭62−3621
0号公報の光走査光学系におけるfθ特性を有した光走
査用の結像手段は光偏向器側より順に球面より成る単レ
ンズとトーリックレンズとより成っている。
【0010】このようなレンズ構成での光走査光学系は
走査画角がさほど大きくない場合、収差補正が良好に行
なわれ、所望の光学性能が容易に得られる。しかしなが
らトーリックレンズは主走査方向と副走査方向とで互い
に異なる曲率を有する特殊レンズである為、前述した如
くその加工方法は複雑であり、非常に長い加工時間を要
する為に大きなコストアップの要因となり、又走査画角
が大きくなると収差が著しく悪化する傾向にあった。
【0011】そこで従来では前記の特開平4−1536
16号公報や米国特許5062679号等で提案されて
いるようにトーリックレンズをプラスチック化にすると
共にレンズ面を非球面形状より形成し、更にトーリック
レンズの副走査方向の曲率半径を光軸から離れるに従っ
て変化させることによって、低コスト化を図ると共に全
画角にわたり良好に収差を補正している。
【0012】しかしながら更なる高画質化、広画角化を
図る場合には主走査方向における光偏向器の反射面の移
動、即ち該光偏向器の回転に伴なう光ビームの反射位置
の移動(入射瞳の移動)が無視できなくなってくる。そ
してこの結果生じるfθ特性及び主走査方向の像面湾曲
の光軸に対する非対称性を良好に補正することが困難と
なってくるという問題点があった。
【0013】本発明は結像手段のレンズ構成、レンズ形
状そしてレンズの材質等を適切に設定すると共に少なく
とも1つのレンズ面を該結像手段の光軸中心に対して主
走査方向又は主走査方向と副走査方向に関して非対称な
非球面形状より形成することにより、主走査方向のfθ
特性及び像面湾曲を良好に補正することができる光走査
光学系及びそれを備えるレーザービームプリンタの提供
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の光走査光学系
は、 (1−1)光源手段から射出した光ビームを偏向手段に
導光し、該偏向手段で偏向反射させた該光ビームを結像
手段により被走査面上に導光し光走査する光走査光学系
において、該結像手段は該偏向手段側から順に主走査方
向と副走査方向とで互いに異なる曲率半径のレンズ面を
両面に持つトーリックレンズより成る第1レンズ、主走
査方向と副走査方向との双方に異なる正の屈折力を有す
るアナモフィックレンズより成る第2レンズ、そして主
走査方向と副走査方向とで互いに異なる曲率半径のレン
ズ面を両面に持つトーリックレンズより成る第3レンズ
との3枚のレンズを有し、少なくとも1つのレンズ面は
該結像手段の光軸中心に対して主走査方向又は主走査方
向と副走査方向に関して非対称な非球面形状よりなって
いることを特徴としている。
【0015】特に前記結像手段の光軸中心に対して非対
称な非球面形状より成るレンズの材質はプラスチック材
で形成されていることや、前記第3レンズの主走査方向
における焦点距離をf3a、前記結像手段全系の主走査
方向における合成焦点距離をfaとしたとき 0.02<|fa/f3a|<0.06 ‥‥‥‥(1) なる条件を満足することや、前記第3レンズの副走査方
向における焦点距離をf3b、前記結像手段全系の主走
査方向における合成焦点距離をfaとしたとき 0.08<|fa/f3b|<0.25 ‥‥‥‥(2) なる条件を満足することや、前記結像手段全系の主走査
方向における合成焦点距離をfa、前記第3レンズと前
記被走査面との間の距離をL3としたとき 0.7<|L3/fa|<1.8 ‥‥‥‥(3) なる条件を満足することや、前記第3レンズの副走査方
向における焦点距離をf3b、前記第3レンズの光軸方
向の最大肉厚をd3maxとしたとき |d3max/f3b|<0.025 ‥‥‥‥(4) なる条件を満足することや、前記第1レンズの副走査方
向における焦点距離をf1b、前記第3レンズの副走査
方向における焦点距離をf3bとしたとき |f3b/f1b|<5 ‥‥‥‥(5) なる条件を満足すること等を特徴としている。
【0016】
【0017】本発明のレーザービームプリンタは、構成
(1−1)の光走査光学系と被走査面として感光ドラム
とを備えていることを特徴としている。本発明のデジタ
ル複写機は、構成(1−1)の光走査光学系と被走査面
として感光ドラムとを備えていることを特徴としてい
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例1の光学系の要部平面
図(主走査断面図)、図2は図1の主走査断面において
垂直な要部断面図(副走査断面図)である。
【0019】図中、1は光源手段としての例えば半導体
レーザである。2はコリメーターレンズであり、光源手
段1から射出された光ビームを平行光束としている。3
は開口絞りであり、通過光束径を整えている。4はシリ
ンドリカルレンズであり、主走査断面に関しては屈折力
は有しておらず副走査断面に関して所定の屈折力を有し
ている。5は偏向手段としての例えば回転多面鏡より成
る光偏向器であり、矢印A方向に一定速度で回転してい
る。
【0020】10は本発明に係る結像手段(fθレンズ
系)であり、光偏向器5側から順に主走査断面に負の屈
折力、副走査断面に正の屈折力を有するプラスチック材
料で形成された第1レンズとしてのトーリックレンズ6
と、該トーリックレンズ6の被走査面側近傍に配置され
主走査断面と副走査断面とで互いに異なる正の屈折力を
有するガラス材料で形成された第2レンズとしてのアナ
モフィックレンズ7と、該アナモフィックレンズ7の被
走査面側近傍に配置され主走査断面に正の屈折力、副走
査断面に負の屈折力を有するプラスチック材料で形成さ
れた第3レンズとしてのトーリックレンズ8との3枚の
レンズより構成している。
【0021】シリンドリカルレンズ4とアナモフィック
レンズ7はfθ特性と像面湾曲を良好に補正する為のレ
ンズ形状より形成している。トーリックレンズ8は広画
角にわたってfθ特性と像面湾曲を良好に微補正する為
にコンセントリックな形状(トーリックレンズ8の両レ
ンズ面の曲率半径の中心が光偏向器5の反射面近傍にあ
る)で形成し、かつ主走査方向に関して光偏向器5側の
レンズ面を光軸中心に対して対称な非球面形状とし、被
走査面側のレンズ面を光軸中心に対して非対称な非球面
形状より形成している。
【0022】又、トーリックレンズ6は温度変化が生じ
た場合のトーリックレンズ8のピント移動を補正する為
のレンズ形状より形成しており、該トーリックレンズ6
とトーリックレンズ8とのピント移動が全系として相殺
されるように最適な屈折力に設定している。9は被走査
面としての感光ドラムである。
【0023】本実施例において光源手段1より射出され
た光ビームはコリメータレンズ2により略平行光束とさ
れ、該平行光束は開口絞り3によってその光束断面の大
きさが制限されてシリンドリカルレンズ4に入射する。
【0024】シリンドリカルレンズ4は入射した平行光
束のうち主走査断面においてはそのまま平行光束の状態
で射出させ、副走査断面においては集束して光偏向器5
の反射面5aにほぼ線像光束として結像させている。そ
して光偏向器5の反射面5aで高速に反射偏向してい
る。光偏向器5で反射偏向された光ビームはトーリック
レンズ6とアナモフィックレンズ7そしてトーリックレ
ンズ8を通過することによってその走査直線性が補正さ
れ感光ドラム9面上に結像されて略等速度直線運動で該
感光ドラム9面上を光走査する。
【0025】図2においてPは光偏向器5の反射面位置
を示しており、副走査断面では前述した様にほぼこの反
射面位置Pに光ビームが集光するようにしている。
【0026】ここで反射面位置Pと感光ドラム9とは結
像手段10に関してそれぞれ光学的に略共役な位置関係
になっている。これにより反射面が副走査断面において
傾いても、所謂面倒れがあっても光ビームが感光ドラム
9面上の同一走査線上に結像するようにしている。この
様にして本実施例では光偏向器5の面倒れの補正を行っ
ている。
【0027】次に結像手段10を構成するトーリックレ
ンズ6とアナモフィックレンズ7とトーリックレンズ8
のレンズ構成の特徴について説明する。
【0028】本実施例におけるトーリックレンズ6とト
ーリックレンズ8は前述の如く副走査断面においてそれ
ぞれ順に正、負の屈折力を有しており、両トーリックレ
ンズ6,8ともその材質をプラスチック材で形成してい
る。
【0029】このようなレンズ構成をとることによっ
て、本実施例では温度変動等によるプラスチック材の屈
折率変化によって発生する負の屈折力を有するトーリッ
クレンズ8のピント移動を正の屈折力を有するトーリッ
クレンズ6のピント移動で相殺させ、全系としてピント
移動を微小化させている。
【0030】本実施例では上記のピント移動を補正する
ピント移動補正光学系が結像手段10の内部で構成され
ているので、倒れ補正光学系を構成する共役結像関係に
は何も影響を与えることなく、ピント移動を補正するこ
とができる。
【0031】このように本実施例においてはプラスチッ
クレンズを用いた場合の所定のピント移動補正光学系を
可能とし、面倒れ補正についても副走査方向に結像関係
を持たせることによって良好なる補正性能を得た上で、
従来の技術的な問題点である主走査方向のfθ特性及び
像面湾曲の非対称性による残存収差を良好に補正してい
る。
【0032】図1においてトーリックレンズ8は前述の
如く被走査面側のレンズ面が主走査方向において光軸中
心に対して非対称な非球面形状より形成している。
【0033】ここで図1においてfθレンズ系(結像手
段)10の光軸方向をX軸、それと垂直な被走査面上の
走査方向をY軸とすると、光ビームと光偏向器5の反射
面との交点(反射点)は光偏向器5の回転に伴ない一般
的に図3、図4に示すように変動する。尚図3、図4に
おいて横軸の像高は百分率(%)で表わしている。交点
の移動は入射瞳の移動に対応し、図3、図4に示す説明
図からも分かるようにX座標、Y座標ともに像高0%の
走査に対し非対称に変動している。
【0034】一般に入射瞳の移動に対するfθ特性(歪
曲収差)、像面湾曲は収差論より以下の式より表わされ
る。但し、瞳移動を表わすパラメータをγとする。
【0035】III´= III−2γII+γ2 I V´ = V−γ(2III +IV)+3γ2II −γ3I ここで III´, V´はそれぞれ順に瞳移動後の非点収
差、歪曲収差等の3次収差係数、I ,II,III ,IV,V
はそれぞれ順に移動前の球面収差、コマ収差、非点収
差、球欠像面湾曲、歪曲収差等の3次収差係数である。
【0036】即ち、入射瞳が非対称に変動すれば、それ
に伴なう各収差も非対称性を持って表われることにな
る。
【0037】そこで本実施例ではこのような非対称性を
持った残存収差を補正する為に前述の如くトーリックレ
ンズ8の被走査面側のレンズ面形状も光軸中心に対して
非対称な非球面形状より形成することにより、全画角に
わたり主走査方向のfθ特性及び像面湾曲を良好に補正
することができる。
【0038】図5、図6は各々本発明の実施例1による
光走査範囲における被走査面上での主走査方向のfθ特
性(歪曲収差)及び像面湾曲を示す説明図である。図
5、図6は各々トーリックレンズの被走査面側の主走査
方向のレンズ面形状を、光軸に対して対称なレンズ面形
状を補正前、非対称なレンズ面形状を補正後として比較
して示してある。図5、図6に示すように全画角にわた
り良好に収差が補正されていることが分かる。
【0039】図7、図8は各々本発明の実施例2による
光走査範囲における被走査面上での主走査方向のfθ特
性(歪曲収差)及び像面湾曲を示す説明図である。
【0040】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は第3レンズとしてのトーリックレンズ8の主走査方
向のレンズ面形状を両レンズ面とも光軸中心に対して非
対称な非球面形状より形成したことである。その他の構
成及び光学的作用は前述の実施例1と略同様であり、こ
れにより同様な効果を得ている。本実施例においても図
7、図8に示すように全画角にわたり良好に収差が補正
されていることが分かる。
【0041】図9、図10は各々本発明の実施例3によ
る光走査範囲における被走査面上での主走査方向のfθ
特性(歪曲収差)及び像面湾曲を示す説明図である。
【0042】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は第3レンズとしてのトーリックレンズ8の主走査方
向のレンズ面形状を両レンズ面とも光軸中心に対して非
対称な非球面形状より形成し、かつ副走査方向の被走査
面側のレンズ面形状を光軸中心に対して非対称な非球面
形状より形成したことである。その他の構成及び光学的
作用は前述の実施例1と略同様であり、これにより同様
な効果を得ている。本実施例においても図9、図10に
示すように全画角にわたり良好に収差が補正されている
ことが分かる。
【0043】更に各実施例1、2、3において被走査面
全体の諸収差を良好に補正し、温度変化等の影響による
被走査面上でのピント移動を防止し、かつ光走査範囲の
広画角化を容易にするには次の諸条件のうち少なくとも
1つを満足させるのが良い。
【0044】即ち、第1レンズ(トーリックレンズ6)
の副走査方向の焦点距離をf1b、第3レンズ(トーリ
ックレンズ8)の主走査方向と副走査方向の焦点距離を
各々f3a,f3b、第3レンズの光軸方向の最大肉厚
をd3max、結像手段全系の主走査方向における合成
焦点距離をfa、第3レンズと被走査面との間の距離を
L3としたとき 0.02<|fa/f3a|<0.06 ‥‥‥‥(1) 0.08<|fa/f3b|<0.25 ‥‥‥‥(2) 0.7<|L3/fa|<1.8 ‥‥‥‥(3) |d3max/f3b|<0.025 ‥‥‥‥(4) |f3b/f1b|<5 ‥‥‥‥(5) なる条件を満足することである。
【0045】条件式(1)は主走査方向のfθ特性と像
面湾曲を良好に補正する為のものである。条件式(1)
の下限値を越えて焦点距離f3aが大きくなりすぎると
収差補正上有利となるが、第3レンズが被走査面側に近
づいてしまい、装置全体が大型化してしまうので良くな
い。又条件式(1)の上限値を越えて焦点距離f3aが
小さくなりすぎると逆に装置全体のコンパクト化には有
利となるが、fθ特性と像面湾曲の双方をバランス良く
補正するのが困難になってくるので良くない。
【0046】条件式(2)は副走査方向の像面湾曲を良
好に補正する為のものである。条件式(2)の上限値を
越えて焦点距離f3bが大きくなりすぎると収差補正上
は有利となるが、第3レンズが被走査面側に近づき装置
全体が大型化してくるので良くない。又条件式(2)の
下限値を越えて焦点距離f3bが小さくなりすぎると主
走査方向と副走査方向との像面湾曲をバランス良く補正
するのが困難になってくるので良くない。
【0047】条件式(3)は第3レンズと被走査面との
距離L3と、結像手段全系の主走査方向における合成焦
点距離faとの比に関するものである。条件式(3)の
下限値を越えると装置全体が大型化になると共に面倒れ
補正効果が少なくってくるので良くない。又条件式
(3)の上限値を越えて第3レンズの屈折力が強くなり
すぎると、特に第3レンズの材質をプラスチック材で形
成した場合、温度変化等の影響による被走査面上でのピ
ント移動が許容範囲より外れしまうので良くない。
【0048】条件式(4)は第3レンズの光軸方向の最
大肉厚d3maxと第3レンズの副走査方向における焦
点距離f3bとの比に関するものである。条件式(4)
を外れると環境変動によるピント移動を良好に防止する
ことが難しくなり、かつプラスチック材による第3レン
ズの成形が難しくなってくるので良くない。
【0049】条件式(5)は第1レンズと第3レンズの
副走査方向の焦点距離f1b,f3bとの比に関するも
のである。条件式(5)を外れると環境変動によるピン
ト移動を良好に防止することが難しくなってくるので良
くない。
【0050】図11は本発明の実施例4の光学系の要部
平面図(主走査断面図)、図12は図11の主走査断面
において垂直な要部断面図(副走査断面図)である。同
図において前記図1、図2に示した要素と同一要素には
同符番を付している。
【0051】本実施例において前述の各実施例1,2,
3と大きく異なる点は結像手段(fθレンズ系)を2枚
のレンズより構成したことである。
【0052】即ち、本実施例では結像手段20を光偏向
器5側から順に被走査面側に凸の曲率半径を有するガラ
ス材料で形成された第1レンズとしての球面レンズ1
1、被走査面側に主走査方向と副走査方向の曲率半径が
互いに異なるレンズ面を有するガラス材料で形成された
第2レンズとしてのトーリックレンズ12の2枚のレン
ズより構成している。このうちトーリックレンズ12の
被走査面側のレンズ面形状が主走査方向において結像手
段20の光軸中心に対して非対称な非球面形状となるよ
うに形成している。
【0053】このように結像手段20を構成することに
より、本実施例では前述の各実施例と同様に従来の技術
的な問題点である主走査方向のfθ特性及び像面湾曲の
非対称性による残存収差を良好に補正している。
【0054】図13、図14は各々本発明の実施例4に
よる光走査範囲における被走査面上での主走査方向のf
θ特性(歪曲収差)及び像面湾曲を示す説明図である。
図13、図14は各々トーリックレンズの被走査面側の
主走査方向のレンズ面形状を、光軸に対して対称なレン
ズ面形状を補正前、非対称なレンズ面形状を補正後とし
て比較して示してある。図13、図14に示すように全
画角にわたり良好に収差が補正されていることが分か
る。
【0055】図15、図16は各々本発明の実施例5に
よる光走査範囲における被走査面上での主走査方向のf
θ特性(歪曲収差)及び像面湾曲を示す説明図である。
【0056】本実施例において前述の実施例4と異なる
点は第2レンズとしてのトーリックレンズ12の主走査
方向のレンズ面形状を両レンズ面とも光軸中心に対して
非対称な非球面形状より形成し、かつ副走査方向の被走
査面側のレンズ面形状も光軸中心に対して非対称な非球
面形状より形成したことである。その他の構成及び光学
的作用は前述の実施例4と略同様であり、これにより同
様な効果を得ている。本実施例においても図15、図1
6に示すように全画角にわたり良好に収差が補正されて
いることが分かる。
【0057】更に各実施例4、5において被走査面全体
の諸収差を良好に補正し、かつ光走査範囲の広画角化を
容易にするには次の諸条件のうち少なくとも1つを満足
させるのが良い。
【0058】即ち、第1レンズ(球面レンズ11)の副
走査方向の焦点距離をf1b、第2レンズ(トーリック
レンズ12)の主走査方向と副走査方向の焦点距離を各
々f2a,f2b、結像手段全系の主走査方向における
合成焦点距離をfa、第2レンズと被走査面との間の距
離をL2としたとき 0.4<|fa/f2a|<1.2 ‥‥‥‥(6) 1.7<|fa/f2b|<4.6 ‥‥‥‥(7) 0.8<|L2/fa|<2.2 ‥‥‥‥(8) なる条件を満足することである。
【0059】条件式(6)は主走査方向のfθ特性と像
面湾曲を良好に補正する為のものである。条件式(6)
の下限値を越えて焦点距離f2aが大きくなりすぎると
収差補正上有利となるが、第2レンズが被走査面側に近
づいてしまい、装置全体が大型化してしまうので良くな
い。又条件式(6)の上限値を越えて焦点距離f2aが
小さくなりすぎると逆に装置全体のコンパクト化には有
利となるが、fθ特性と像面湾曲の双方をバランス良く
補正するのが困難になってくるので良くない。
【0060】条件式(7)は副走査方向の像面湾曲を良
好に補正する為のものである。条件式(7)の上限値を
越えて焦点距離f2bが大きくなりすぎると収差補正上
は有利となるが、第2レンズが被走査面側に近づき装置
全体が大型化してくるので良くない。又条件式(7)の
下限値を越えて焦点距離f2bが小さくなりすぎると主
走査方向と副走査方向との像面湾曲をバランス良く補正
するのが困難になってくるので良くない。
【0061】条件式(8)は第2レンズと被走査面との
距離L2と、結像手段全系の主走査方向における合成焦
点距離faとの比に関するものである。条件式(8)の
下限値を越えると装置全体が大型化になると共に面倒れ
補正効果が少なくってくるので良くない。又条件式
(8)の上限値を越えると第2レンズの屈折力が強くな
りすぎるので良くない。
【0062】次に本発明に係る結像手段の数値実施例を
示す。数値実施例1〜4は順に本発明の実施例1〜4の
光偏向器5以降の数値例である。
【0063】各数値実施例においてトーリックレンズ6
(又は球面レンズ11)の主走査断面における曲率半径
をR1 ,R2 、副走査断面における曲率半径をR1 ´,
2´、アナモフィックレンズ7(又はトーリックレン
ズ12)の主走査断面における曲率半径をR3 ,R4
副走査断面における曲率半径をR3 ´,R4 ´、トーリ
ックレンズ8の主走査断面にあける曲率半径をR5 ,R
6 、副走査断面における曲率半径をR5 ´,R6 ´、各
レンズ面間の距離をD1 〜D6 、トーリックレンズ6、
アナモフィックレンズ7そしてトーリックレンズ8の材
質の屈折率をそれぞれ順にN1 ,N2 ,N3 、又球面レ
ンズ11、トーリックレンズ12の材質の屈折率をそれ
ぞれ順にN1 ,N2 で表わしている。又A〜E´は以下
に示す主走査断面(x−y平面)上でのレンズ面の高さ
yと距離xとの関係式 x=y2 /R・[1+{1−(1+A)(y/R)2
1/2 ]+By4 +Cy6 +Dy8 +Ey10 但し、y≧0 x=y2 /R・[1+{1−(1+A´)(y/R)
21/2 ]+B´y4 +C´y6 +D´y8 +E´y10 但し、y<0 の各次数の非球面係数、F〜J´は以下に示す副走査断
面(z−x平面)上でのレンズ面の高さyと距離xとの
関係式 x=z2 /R´・[1+{1−(z/R´)21/2 ] 但し、R″=R´(1+F´y2 +G´y4 +H´y6
+I´y8 +J´y10) y≧0 x=z2 /R´・[1+{1−(z/R´)21/2 ] 但し、R″=R´(1+F´y2 +G´y4 +H´y6
+I´y8 +J´y10) y<0 の各次数の非球面係数を示す。
【0064】又各数値実施例1、2、3と前述の各条件
式(1)〜(5)との関係を表−1に示し、数値実施例
4と前述の各条件式(6)〜(8)との関係を表−2に
示す。 (数値実施例1) 全系焦点距離 289.27291mm 最大走査角 58.8 ° 偏向点〜R1面 38.616mm R1 =-4213.80333 D1 = 5.02325 R1′= -59.4343 N1 = 1.521794 R2 = ∞ D2 = 63.5 R2′= -45.8583 R3 = ∞ D3 = 13.0 R3′= 80.6871 N2 = 1.794120 R4 = -231.48811 D4 = 27.44653 R4′= -231.48811 R5 = -379.28217 D5 = 7.35477 N3 = 1.521794 A = -4.93824 A′= -4.93824 B = -1.9774 ×10-7 B′= -1.9774 ×10-7 C = -1.57948×10-12 C′= -1.57948×10-12 D = 2.57021×10-16 D′= 2.57021×10-16 E = -1.41493×10-20 E′= -1.41493×10-20 R5′= -23.1146 F = -1.18531×10-4 F′= -1.18531×10-4 G = -1.97792×10-9 G′= -1.97792×10-9 H = 5.82764×10-12 H′= 5.82764×10-12 I = -6.43558×10-16 I′= -6.43558×10-16 J = 9.89056×10-21 J′= 9.89056×10-21 R6 = -342.86243 D6 =263.19843 A = -3.66797×10-3 A′= -3.66832×10-3 B = -1.71964×10-7 B′= -1.71532×10-7 C = -1.06254×10-12 C′= -1.06255×10-12 D = 1.73005×10-16 D′= 1.73005×10-16 E = -9.53228×10-21 E′= -9.53228×10-21 R6′= -26.3585 F = -8.63021×10-5 F′= -8.63021×10-5 G = -5.72406×10-9 G′= -5.72406×10-9 H = 5.15404×10-12 H′= 5.15404×10-12 I = -4.73602×10-16 I′= -4.73602×10-16 J = 4.46974×10-21 J′= 4.46974×10-21 (数値実施例2) 全系焦点距離 289.27291mm 最大走査角 58.8 ° 偏向点〜R1面 38.616mm R1 =-4213.80333 D1 = 5.02325 R1′= -59.4343 N1 = 1.521794 R2 = ∞ D2 = 63.5 R2′= -45.8583 R3 = ∞ D3 = 13.0 R3′= 80.6871 N2 = 1.794120 R4 = -231.48811 D4 = 27.44653 R4′= -231.48811 R5 = -379.28217 D5 = 7.35477 N3 = 1.521794 A = -4.94247 A′= -4.78139 B = -2.00407×10-7 B′= -2.21938×10-7 C = -1.68718×10-12 C′= -1.4601 ×10-12 D = 3.06172×10-16 D′= 2.66939×10-16 E = -1.58337×10-20 E′= -1.31493×10-20 R5′= -23.1146 F = -1.18531×10-4 F′= -1.18531×10-4 G = -1.97792×10-9 G′= -1.97792×10-9 H = 5.82764×10-12 H′= 5.82764×10-12 I = -6.43558×10-16 I′= -6.43558×10-16 J = 9.89056×10-21 J′= 9.89056×10-21 R6 = -342.86243 D6 =263.19843 A = -4.06917×10-3 A′= -3.60377×10-3 B = -1.75448×10-7 B′= -1.94062×10-7 C = -9.03036×10-13 C′= -1.08256×10-12 D = 1.82896×10-16 D′= 1.95443×10-16 E = -9.13978×10-21 E′= -9.47663×10-21 R6′= -26.3585 F = -8.63021×10-5 F′= -8.63021×10-5 G = -5.72406×10-9 G′= -5.72406×10-9 H = 5.15404×10-12 H′= 5.15404×10-12 I = -4.73602×10-16 I′= -4.73602×10-16 J = 4.46974×10-21 J′= 4.46974×10-21 (数値実施例3) 全系焦点距離 289.27291mm 最大走査角 58.8 ° 偏向点〜R1面 38.616mm R1 =-4213.80333 D1 = 5.02325 R1′= -59.4343 N1 = 1.521794 R2 = ∞ D2 = 63.5 R2′= -45.8583 R3 = ∞ D3 = 13.0 R3′= 80.6871 N2 = 1.794120 R4 = -231.48811 D4 = 27.44653 R4′= -231.48811 R5 = -379.28217 D5 = 7.35477 N3 = 1.521794 A = -4.94247 A′= -4.78139 B = -2.00407×10-7 B′= -2.21938×10-7 C = -1.68718×10-12 C′= -1.4601 ×10-12 D = 3.06172×10-16 D′= 2.66939×10-16 E = -1.58337×10-20 E′= -1.3149 ×10-20 R5′= -23.1146 F = -1.18531×10-4 F′= -1.18531×10-4 G = -1.97792×10-9 G′= -1.97792×10-9 H = 5.82764×10-12 H′= 5.82764×10-12 I = -6.43558×10-16 I′= -6.43558×10-16 J = 9.89056×10-21 J′= 9.89056×10-21 R6 = -342.86243 D6 =263.19843 A = -4.06917×10-3 A′= -3.60377×10-3 B = -1.75448×10-7 B′= -1.94062×10-7 C = -9.03036×10-13 C′= -1.08256×10-12 D = 1.82896×10-16 D′= 1.95443×10-16 E = -9.13978×10-21 E′= -9.47663×10-21 R6′= -26.3585 F = -8.63021×10-5 F′= -8.37081×10-5 G = -5.72406×10-9 G′= -7.24473×10-9 H = 5.15404×10-12 H′= 5.44733×10-12 I = -4.73602×10-16 I′= -4.8682 ×10-16 J = 4.46974×10-21 J′= 3.39628×10-21 (数値実施例4) 全系焦点距離 289.982095mm 最大走査角 58.7 ° 偏向点〜R1面 27.89507mm R1 = -78.27388 D1 = 14.37 R1′= -78.27388 N1 = 1.71925 R2 = -84.23755 D2 = 55.83 R2′= -84.23755 R3 = 0 D3 = 15.41 R3′= -146.67 N2 = 1.5994 R4 = -187.39 D4 =312.64379 A = 2.58374×10-1 A′= -3.85067×10-2 B = 4.02372×10-9 B′= -2.59256×10-9 C = 8.57195×10-13 C′= 9.52373×10-13 D = -1.94867×10-16 D′= -2.60599×10-16 E = 1.99971×10-20 E′= 2.76069×10-20 R4′= -38.08
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く結像手段のレ
ンズ構成、レンズ形状そしてレンズの材質を適切に設定
すると共に少なくとも1つのレンズ面を該結像手段の光
軸中心に対して主走査方向又は主走査方向と副走査方向
に関して非対称な非球面形状より形成することにより、
主走査方向のfθ特性及び像面湾曲を良好に補正するこ
とができると共に高性能な光学性能を得ることができる
光走査光学系及びそれを備えるレーザービームプリンタ
を達成することができる。
【0068】又、実施例1〜3によれば結像手段を構成
する3つのレンズのうち2つのレンズをプラスチック材
料で形成することにより低価格化も同時に達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部平面図(主走査断面
図)
【図2】 図1の主走査断面に垂直な要部断面図(副走
査断面図)
【図3】 本発明の実施例1の光偏向器の回転に伴なう
偏向点X座標の変化を示す説明図
【図4】 本発明の実施例1の光偏向器の回転に伴なう
偏向点Y座標の変化を示す説明図
【図5】 本発明の実施例1の像面湾曲を説明する収差
【図6】 本発明の実施例1のf−θ特性を説明する収
差図
【図7】 本発明の実施例2の像面湾曲を説明する収差
【図8】 本発明の実施例2のf−θ特性を説明する収
差図
【図9】 本発明の実施例3の像面湾曲を説明する収差
【図10】 本発明の実施例3のf−θ特性を説明する
収差図
【図11】 本発明の実施例4の要部平面図(主走査断
面図)
【図12】 図11の主走査断面に垂直な要部断面図
(副走査断面図)
【図13】 本発明の実施例4の像面湾曲を説明する収
差図
【図14】 本発明の実施例4のf−θ特性を説明する
収差図
【図15】 本発明の実施例5の像面湾曲を説明する収
差図
【図16】 本発明の実施例5のf−θ特性を説明する
収差図
【符号の説明】
1 光源手段 2 コリメータレンズ 3 開口絞り 4 シリンドリカルレンズ 5 偏向手段 6,11 第1レンズ 7,12 第2レンズ 8 第3レンズ 9 被走査面(感光ドラム) 10,20 結像手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から射出した光ビームを偏向手
    段に導光し、該偏向手段で偏向反射させた該光ビームを
    結像手段により被走査面上に導光し光走査する光走査光
    学系において、 該結像手段は該偏向手段側から順に主走査方向と副走査
    方向とで互いに異なる曲率半径のレンズ面を両面に持つ
    トーリックレンズより成る第1レンズ、主走査方向と副
    走査方向との双方に異なる正の屈折力を有するアナモフ
    ィックレンズより成る第2レンズ、そして主走査方向と
    副走査方向とで互いに異なる曲率半径のレンズ面を両面
    に持つトーリックレンズより成る第3レンズとの3枚の
    レンズを有し、 少なくとも1つのレンズ面は該結像手段の光軸中心に対
    して主走査方向又は主走査方向と副走査方向に関して非
    対称な非球面形状よりなっており、該第3レンズの副走
    査方向における焦点距離をf3b、該結像手段全系の主
    走査方向における合成焦点距離をfaとしたとき 0.08<|fa/f3b|<0.25 なる条件を満足する ことを特徴とする光走査光学系。
  2. 【請求項2】 前記結像手段の光軸中心に対して非対称
    な非球面形状より成るレンズの材質はプラスチック材で
    形成されていることを特徴とする請求項1の光走査光学
    系。
  3. 【請求項3】 前記第3レンズの主走査方向における焦
    点距離をf3a、前記結像手段全系の主走査方向におけ
    る合成焦点距離をfaとしたとき 0.02<|fa/f3a|<0.06 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の光走査
    光学系。
  4. 【請求項4】 前記結像手段全系の主走査方向における
    合成焦点距離をfa、前記第3レンズと前記被走査面と
    の間の距離をL3としたとき 0.7<|L3/fa|<1.8 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の光走査
    光学系。
  5. 【請求項5】 前記第3レンズの副走査方向における焦
    点距離をf3b、前記第3レンズの光軸方向の最大肉厚
    をd3maxとしたとき |d3max/f3b|<0.025 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の光走査
    光学系。
  6. 【請求項6】 前記第1レンズの副走査方向における焦
    点距離をf1b、前記第3レンズの副走査方向における
    焦点距離をf3bとしたとき |f3b/f1b|<5 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の光走査
    光学系。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光
    走査光学系と、前記被走査面としての感光ドラムと、を
    備えていることを特徴とするレーザービームプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光
    走査光学系と、前記被走査面としての感光ドラムと、を
    備えていることを特徴とするデジタル複写機。
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