JP3234084B2 - 微細パターン形成方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造用縮小投影
露光装置による微細パターン形成方法に係わり、特に複
数回のパターン転写によって精度向上をはかった微細パ
ターン形成方法に関する。
露光装置による微細パターン形成方法に係わり、特に複
数回のパターン転写によって精度向上をはかった微細パ
ターン形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原画パターンの描かれたマスクを照明系
で照明し、マスク上のパターンをウェハ上に転写する縮
小投影露光装置には、転写できるパターンの微細化が要
求されている。この要求を満足するために、露光波長の
短波長化,高NA化が進められてきた。
で照明し、マスク上のパターンをウェハ上に転写する縮
小投影露光装置には、転写できるパターンの微細化が要
求されている。この要求を満足するために、露光波長の
短波長化,高NA化が進められてきた。
【0003】従来用いられてきた露光装置を、図11に
従って説明する。光源71からの光は楕円反射鏡やイン
プットレンズ等からなる第1集光光学系72により集光
され、オプチカルインテグレータ等からなる均一化光学
系73により均一化された光となる。均一化光学系73
の射出面には光源の形状を決定するアパーチャ75が配
設されている。このアパーチャ75を通した光は、アウ
トプットレンズ及びコリメーションレンズ等からなる第
2集光光学系76により集光され、マスク77に照射さ
れる。そして、マスク77を通した光が、投影光学系7
8を介してウェハ79に投影されるものとなっている。
従って説明する。光源71からの光は楕円反射鏡やイン
プットレンズ等からなる第1集光光学系72により集光
され、オプチカルインテグレータ等からなる均一化光学
系73により均一化された光となる。均一化光学系73
の射出面には光源の形状を決定するアパーチャ75が配
設されている。このアパーチャ75を通した光は、アウ
トプットレンズ及びコリメーションレンズ等からなる第
2集光光学系76により集光され、マスク77に照射さ
れる。そして、マスク77を通した光が、投影光学系7
8を介してウェハ79に投影されるものとなっている。
【0004】このような構成において、マスク77から
光が来る側をみた場合、光の性質は第2集光光学系76
を通じて均一化光学系73から出てくる光の性質と同じ
になり、均一化光源73の出射側が見かけ上の光源に見
える。このため、上記のような構成の場合、一般に均一
化光学系73の出射側74を2次光源と称している。マ
スク77がウェハ79上に投影されるとき、投影露光パ
ターンの形成特性、即ち解像度や焦点深度等は、露光波
長λ,投影光学系78の開口数及びマスク77を照射す
る光の性状、即ち2次光源74の性状を決めるアパーチ
ャ75の形状によって決まる。一般に、露光装置の解像
力r及び焦点深度Dは、 r=A1・λ/NA D=A2・λ/NA2 によって与えられる。但し、A1,A2はプロセスファ
クタと呼ばれ、プロセス条件,光源の性状等によって決
定されるパラメータである。これらの式から解像力を向
上させるためには、露光波長の短波長化,高NA化を行
うことが必要であることが分かる。しかしながら、同時
に焦点深度が急激に低下するという問題が生じる。
光が来る側をみた場合、光の性質は第2集光光学系76
を通じて均一化光学系73から出てくる光の性質と同じ
になり、均一化光源73の出射側が見かけ上の光源に見
える。このため、上記のような構成の場合、一般に均一
化光学系73の出射側74を2次光源と称している。マ
スク77がウェハ79上に投影されるとき、投影露光パ
ターンの形成特性、即ち解像度や焦点深度等は、露光波
長λ,投影光学系78の開口数及びマスク77を照射す
る光の性状、即ち2次光源74の性状を決めるアパーチ
ャ75の形状によって決まる。一般に、露光装置の解像
力r及び焦点深度Dは、 r=A1・λ/NA D=A2・λ/NA2 によって与えられる。但し、A1,A2はプロセスファ
クタと呼ばれ、プロセス条件,光源の性状等によって決
定されるパラメータである。これらの式から解像力を向
上させるためには、露光波長の短波長化,高NA化を行
うことが必要であることが分かる。しかしながら、同時
に焦点深度が急激に低下するという問題が生じる。
【0005】投影露光装置の焦点深度,解像力を向上さ
せる手法として、マスク上の隣接する2箇所の透明部分
を透過する光の位相を変えればよいことが知られてい
る。従来、マスク上の隣接する2ヶ所の透明部分を透過
する光の位相を変化させるマスクパターンについては、
(IEEE Trans on Electron Devices, Vol ED-29 No.12
(1982) p1828)において、(Marc D. Levenson) 等によ
る(Improving Resolution in Photolithography with
a Phase-Shifting Mask )と題する文献に論じられてい
る。
せる手法として、マスク上の隣接する2箇所の透明部分
を透過する光の位相を変えればよいことが知られてい
る。従来、マスク上の隣接する2ヶ所の透明部分を透過
する光の位相を変化させるマスクパターンについては、
(IEEE Trans on Electron Devices, Vol ED-29 No.12
(1982) p1828)において、(Marc D. Levenson) 等によ
る(Improving Resolution in Photolithography with
a Phase-Shifting Mask )と題する文献に論じられてい
る。
【0006】本文献で提案している光学像を形成するた
めのマスク構造及び露光方法の典型的な例を、図12に
従って説明する。マスク基板81上に遮光膜82を設
け、これにパターンの原画となる開口部を形成し、更に
その上に照明光の位相を変化させる層(以下、シフタと
称す)83を設けている。シフタ83は、隣接する透過
部の1つおきに形成される。このシフタの条件として、
膜厚をd,屈折率をn,露光波長をλとすると、 d=λ/{2(n−l)} の関係が必要である。マスクを通過した光はシフタが配
置されている開口部と配置されていない開口部で互いに
逆位相であるため、パターン境界部で光強度が0とな
り、投影レンズ84を介してウェハ85上での像ではパ
ターンが分離し解像度が向上する。
めのマスク構造及び露光方法の典型的な例を、図12に
従って説明する。マスク基板81上に遮光膜82を設
け、これにパターンの原画となる開口部を形成し、更に
その上に照明光の位相を変化させる層(以下、シフタと
称す)83を設けている。シフタ83は、隣接する透過
部の1つおきに形成される。このシフタの条件として、
膜厚をd,屈折率をn,露光波長をλとすると、 d=λ/{2(n−l)} の関係が必要である。マスクを通過した光はシフタが配
置されている開口部と配置されていない開口部で互いに
逆位相であるため、パターン境界部で光強度が0とな
り、投影レンズ84を介してウェハ85上での像ではパ
ターンが分離し解像度が向上する。
【0007】図示のようなネガ型レジストを用いること
によって、配線パターン等の形成が可能である。このよ
うに所望レジストパターンの位置が開口部に対応するマ
スクをネガマスクと呼ぶことにする。なお、このマスク
構造は典型的な一例であり、他のマスク構造も多数提案
されている。他のマスク構造においても同様の光学的原
理によって像形成を行っている。なお、図12の86は
上記マスクにてネガ型レジストを露光し、現像した後の
レジストパターンを示している。
によって、配線パターン等の形成が可能である。このよ
うに所望レジストパターンの位置が開口部に対応するマ
スクをネガマスクと呼ぶことにする。なお、このマスク
構造は典型的な一例であり、他のマスク構造も多数提案
されている。他のマスク構造においても同様の光学的原
理によって像形成を行っている。なお、図12の86は
上記マスクにてネガ型レジストを露光し、現像した後の
レジストパターンを示している。
【0008】このようなL/Sパターンに代表される周
期パターンにおいてはシフタを開口部の1つおきに配置
することが可能であるが、孤立開口部を有するパターン
の場合にはシフタを最適配置することが不可能である。
そこで、図13に示すように、孤立開口部91の周辺
に、解像限界以下の線幅で構成された補助開口部92を
形成し、この補助開口部92と主開口部91いずれかに
シフタを配置することによって解像力を向上させる手法
が提案されている(特開昭61−292643号公
報)。このマスクによって転写され現像されたレジスト
パターン93は、非常に解像力が高い。
期パターンにおいてはシフタを開口部の1つおきに配置
することが可能であるが、孤立開口部を有するパターン
の場合にはシフタを最適配置することが不可能である。
そこで、図13に示すように、孤立開口部91の周辺
に、解像限界以下の線幅で構成された補助開口部92を
形成し、この補助開口部92と主開口部91いずれかに
シフタを配置することによって解像力を向上させる手法
が提案されている(特開昭61−292643号公
報)。このマスクによって転写され現像されたレジスト
パターン93は、非常に解像力が高い。
【0009】しかしながら、この種の方法にあっては次
のような問題があった。即ち、上記の補助パターン92
はレジストパターンとして残らないようにするため、解
像限界以下の非常に細いパターンにする必要があり、マ
スク形成に際して大きな負担をかける。例えば、最小線
幅0.15μmのデバイスパターンを4倍体マスクでN
A=0.5,露光波長248nmで露光する場合、マス
クの主開口幅は0.6μmであるのに対し、補助開口部
及び補助開口部と主開口部の間隔はマスク上で0.2μ
m程度にする必要がある。
のような問題があった。即ち、上記の補助パターン92
はレジストパターンとして残らないようにするため、解
像限界以下の非常に細いパターンにする必要があり、マ
スク形成に際して大きな負担をかける。例えば、最小線
幅0.15μmのデバイスパターンを4倍体マスクでN
A=0.5,露光波長248nmで露光する場合、マス
クの主開口幅は0.6μmであるのに対し、補助開口部
及び補助開口部と主開口部の間隔はマスク上で0.2μ
m程度にする必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、細い
孤立パターンを解像するための位相シフト法において
は、マスクの主開口部の周辺に解像限界以下の、即ち主
開口部よりもさらに細い補助開口部を設ける必要がある
ため、マスク製作上の著しい困難を生じる。また、上記
のような位相シフト法に限らず、解像すべきパターンの
寸法が解像限界に近づ近付くと、L/Sパターンのよう
な繰り返しパターンと孤立パターンの間で解像特性に違
いが生じる。実際のLSIパターンでは、L/Sパター
ンのような繰り返しパターンと孤立パターンが混在する
ため、L/Sパターンでマスク寸法通り解像する露光条
件では、孤立パターンは寸法通り解像しないという問題
が生じる。
孤立パターンを解像するための位相シフト法において
は、マスクの主開口部の周辺に解像限界以下の、即ち主
開口部よりもさらに細い補助開口部を設ける必要がある
ため、マスク製作上の著しい困難を生じる。また、上記
のような位相シフト法に限らず、解像すべきパターンの
寸法が解像限界に近づ近付くと、L/Sパターンのよう
な繰り返しパターンと孤立パターンの間で解像特性に違
いが生じる。実際のLSIパターンでは、L/Sパター
ンのような繰り返しパターンと孤立パターンが混在する
ため、L/Sパターンでマスク寸法通り解像する露光条
件では、孤立パターンは寸法通り解像しないという問題
が生じる。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、マスク製作上の困難を
招くことなく、孤立パターンをL/Sパターンと同様の
高解像度で露光することができ、LSIパターンの形成
に適した微細パターン形成方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、マスク製作上の困難を
招くことなく、孤立パターンをL/Sパターンと同様の
高解像度で露光することができ、LSIパターンの形成
に適した微細パターン形成方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、次のような構成を採用している。
に本発明は、次のような構成を採用している。
【0013】即ち、本発明(請求項1)は、マスクに形
成された微細パターンを被露光基板上に転写する微細パ
ターン形成方法において、前記被露光基板上に、露光波
長に対して不透明であり、露光によって透過率が向上す
る性質を有する層を最上層とした少なくとも2層の多層
膜を形成する工程と、透光性基板上に形成された遮光膜
の一部を開口して形成された主パターンと同程度以上の
大きさの開口部を有する第1のマスクを用い、前記多層
膜の最上層の膜に対して露光を行い、露光波長に対して
透明化させる工程と、透光性基板上に形成された遮光膜
の一部を開口して形成された主パターンと、該主パター
ンの近傍に前記遮光膜の一部を開口して形成された該主
パターンと同程度の大きさの副開口部とを具備した第2
のマスクを用い、前記多層膜又は該多層膜の最上層以外
の膜に対して露光を行う工程と、該多層膜を現像する工
程とを含み、かつ第1のマスクの開口部の転写像と第2
のマスクの主パターンの転写像が相互に重なるように位
置決めしたことを特徴とする。
成された微細パターンを被露光基板上に転写する微細パ
ターン形成方法において、前記被露光基板上に、露光波
長に対して不透明であり、露光によって透過率が向上す
る性質を有する層を最上層とした少なくとも2層の多層
膜を形成する工程と、透光性基板上に形成された遮光膜
の一部を開口して形成された主パターンと同程度以上の
大きさの開口部を有する第1のマスクを用い、前記多層
膜の最上層の膜に対して露光を行い、露光波長に対して
透明化させる工程と、透光性基板上に形成された遮光膜
の一部を開口して形成された主パターンと、該主パター
ンの近傍に前記遮光膜の一部を開口して形成された該主
パターンと同程度の大きさの副開口部とを具備した第2
のマスクを用い、前記多層膜又は該多層膜の最上層以外
の膜に対して露光を行う工程と、該多層膜を現像する工
程とを含み、かつ第1のマスクの開口部の転写像と第2
のマスクの主パターンの転写像が相互に重なるように位
置決めしたことを特徴とする。
【0014】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものが上げられる。 (1) マスクに形成された各パターンは、透光面の一部に
設けられた遮光パターンであること。 (2) マスクとして、透明基板上に露光光に対して半透明
な領域と透明な領域とを少なくとも有し、該透明な領域
と半透明な領域とをそれぞれ通過する光の位相差がほぼ
180°となるように構成したハーフトーン位相シフト
マスクを用いること。 (3) マスクとして、透明基板上に露光光に対して不透明
な領域と透明な領域とを少なくとも有し、該透明な領域
と不透明な領域が交互に繰り返し配置される繰り返しパ
ターン領域を有し、該繰り返しパターン領域での隣り合
う透明な領域を通過する光の位相差がほぼ180°とな
るように構成したレベンソン位相シフトマスクを用いる
こと。 (4) 現像工程の前に現像される部位とされない部位を反
転させる工程、又は現像工程の後に感光性基板上の現像
後のパターンを反転させる工程を含むこと。 (5) 第1及び第2のマスクを用いた露光の際に、マスク
を照明する光源の強度を周辺部強度が中央部強度より大
とせしめる照明法、いわゆる斜め照明法を用いること。
は、次のものが上げられる。 (1) マスクに形成された各パターンは、透光面の一部に
設けられた遮光パターンであること。 (2) マスクとして、透明基板上に露光光に対して半透明
な領域と透明な領域とを少なくとも有し、該透明な領域
と半透明な領域とをそれぞれ通過する光の位相差がほぼ
180°となるように構成したハーフトーン位相シフト
マスクを用いること。 (3) マスクとして、透明基板上に露光光に対して不透明
な領域と透明な領域とを少なくとも有し、該透明な領域
と不透明な領域が交互に繰り返し配置される繰り返しパ
ターン領域を有し、該繰り返しパターン領域での隣り合
う透明な領域を通過する光の位相差がほぼ180°とな
るように構成したレベンソン位相シフトマスクを用いる
こと。 (4) 現像工程の前に現像される部位とされない部位を反
転させる工程、又は現像工程の後に感光性基板上の現像
後のパターンを反転させる工程を含むこと。 (5) 第1及び第2のマスクを用いた露光の際に、マスク
を照明する光源の強度を周辺部強度が中央部強度より大
とせしめる照明法、いわゆる斜め照明法を用いること。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】本発明(請求項1)によれば、第1のマス
クを用いたパターン転写により、後工程における第2の
マスクの補助パターンによるレジストへの影響を打ち消
すことができる。第2のマスクを用いたパターン転写で
は、孤立パターンといえども、主パターンとほぼ同寸法
の補助パターンを周囲に配置した周期パターンとするこ
とにより、L/Sパターンと同様に高解像で転写するこ
とができる。このとき、補助パターンは主パターンと同
寸法でよいので、補助パターン形成によりマスク製作の
困難さが増す等の不都合はない。
クを用いたパターン転写により、後工程における第2の
マスクの補助パターンによるレジストへの影響を打ち消
すことができる。第2のマスクを用いたパターン転写で
は、孤立パターンといえども、主パターンとほぼ同寸法
の補助パターンを周囲に配置した周期パターンとするこ
とにより、L/Sパターンと同様に高解像で転写するこ
とができる。このとき、補助パターンは主パターンと同
寸法でよいので、補助パターン形成によりマスク製作の
困難さが増す等の不都合はない。
【0019】つまり、第2のマスクを用いたパターン転
写によりL/Sパターンと同様に高解像で主パターンを
転写することができ、しかも補助パターンの転写は第1
のマスクを用いたパターン転写により阻止することがで
きる。従って、第1及び第2のマスクを用いた2回のパ
ターン転写により、孤立パターンをL/Sパターンと同
様に高解像で転写することが可能となる。
写によりL/Sパターンと同様に高解像で主パターンを
転写することができ、しかも補助パターンの転写は第1
のマスクを用いたパターン転写により阻止することがで
きる。従って、第1及び第2のマスクを用いた2回のパ
ターン転写により、孤立パターンをL/Sパターンと同
様に高解像で転写することが可能となる。
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例及び参考例を図面を参
照して説明する。 (参考例1) この参考例は、ポジ型マスクとポジ型レジストを用いた
場合の孤立残し及び抜きパターン形成に関する。図1は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
照して説明する。 (参考例1) この参考例は、ポジ型マスクとポジ型レジストを用いた
場合の孤立残し及び抜きパターン形成に関する。図1は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
【0023】図1(a)に示すように、第1のパターン
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)110は、透
光性基板上111の表面に、最終的に形成すべき孤立残
しパターンに対応する遮光部(主パターン)112と、
この遮光部112とほぼ同じ線幅の遮光部(補助パター
ン)113を形成して構成される。また、感光性基板1
20は、ウェハ121の上にポジ型レジスト122を塗
布したものである。なお、図には示さないが、実際のL
SIのパターン形成ではL/Sパターンと孤立残しパタ
ーンが混在しており、マスク110にもこれらのパター
ンが混在して形成されている。
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)110は、透
光性基板上111の表面に、最終的に形成すべき孤立残
しパターンに対応する遮光部(主パターン)112と、
この遮光部112とほぼ同じ線幅の遮光部(補助パター
ン)113を形成して構成される。また、感光性基板1
20は、ウェハ121の上にポジ型レジスト122を塗
布したものである。なお、図には示さないが、実際のL
SIのパターン形成ではL/Sパターンと孤立残しパタ
ーンが混在しており、マスク110にもこれらのパター
ンが混在して形成されている。
【0024】マスク110を用いて上記基板120を露
光すると、マスク110の透過部(遮光部112,11
3のない部分)に対応する部位が感光する(図中の斜線
部に示す)。
光すると、マスク110の透過部(遮光部112,11
3のない部分)に対応する部位が感光する(図中の斜線
部に示す)。
【0025】図1(b)に示すように、第2のパターン
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)130は、透
光性基板上131の表面に遮光部112と同程度以上の
線幅の遮光部132を形成して構成される。なお、図に
は示さないが、前記マスク110によりL/Sパターン
を形成すべき領域全体を覆うように遮光部132が形成
されている。
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)130は、透
光性基板上131の表面に遮光部112と同程度以上の
線幅の遮光部132を形成して構成される。なお、図に
は示さないが、前記マスク110によりL/Sパターン
を形成すべき領域全体を覆うように遮光部132が形成
されている。
【0026】このようなマスク130を用い、マスク1
10の遮光部112による未露光部が、遮光部132に
よる未露光部内に形成されるように、マスク130と基
板120をアライメントしたのち露光する。すると、2
回の露光を通じて未露光部であるのは、図1(b)の1
23の部位のみである。従って、この後にアルカリ現像
液等にて現像処理を行うことにより、図2(a)に示す
ように、レジスト122の未露光部123のみが残り、
所望の孤立残しパターンが形成できた。
10の遮光部112による未露光部が、遮光部132に
よる未露光部内に形成されるように、マスク130と基
板120をアライメントしたのち露光する。すると、2
回の露光を通じて未露光部であるのは、図1(b)の1
23の部位のみである。従って、この後にアルカリ現像
液等にて現像処理を行うことにより、図2(a)に示す
ように、レジスト122の未露光部123のみが残り、
所望の孤立残しパターンが形成できた。
【0027】本参考例において、マスク110,130
として、遮光部112,113,132の代わりにハー
フトーン位相シフタを配置した位相シフトマスクとして
もよい。また、自己整合型位相シフトマスク等、他の位
相シフトマスクでもよい。
として、遮光部112,113,132の代わりにハー
フトーン位相シフタを配置した位相シフトマスクとして
もよい。また、自己整合型位相シフトマスク等、他の位
相シフトマスクでもよい。
【0028】また、本参考例では遮光部113を所望パ
ターンに対した遮光部112の隣に1本ずつ配置した
が、これに限定されず遮光部113を2本以上配置して
もよいし、さらに遮光部112を取り囲むような遮光部
でもよい。遮光部113は、遮光部112が孤立パター
ンと見なせない程度に遮光部112の周囲に存在すべき
である。また、マスク110として、遮光部112,1
13の間の2つの透過部の内のいずれかにシフタを設け
たレベンソン型位相シフトマスクとしてもよい。またさ
らに、第1のパターン転写工程と第2のパターン転写工
程における照明方法として輪帯照明、又は光軸から外れ
た4つの領域から照明する照明法等に代表される斜め照
明法を用いてもよい。
ターンに対した遮光部112の隣に1本ずつ配置した
が、これに限定されず遮光部113を2本以上配置して
もよいし、さらに遮光部112を取り囲むような遮光部
でもよい。遮光部113は、遮光部112が孤立パター
ンと見なせない程度に遮光部112の周囲に存在すべき
である。また、マスク110として、遮光部112,1
13の間の2つの透過部の内のいずれかにシフタを設け
たレベンソン型位相シフトマスクとしてもよい。またさ
らに、第1のパターン転写工程と第2のパターン転写工
程における照明方法として輪帯照明、又は光軸から外れ
た4つの領域から照明する照明法等に代表される斜め照
明法を用いてもよい。
【0029】また、図1(b)に示した第2のパターン
転写工程が終了した後、イメージリバーサルの工程を行
い、現像を行うと、図2(b)に示すように、レジスト
パターンが反転して孤立抜きパターン又は孤立のコンタ
クトホールパターンが形成できる。さらに、レジストと
してネガ型レジストを使用してこの参考例を行えば、同
様に孤立抜きパターン及び孤立のコンタクトホールパタ
ーンが形成できる。
転写工程が終了した後、イメージリバーサルの工程を行
い、現像を行うと、図2(b)に示すように、レジスト
パターンが反転して孤立抜きパターン又は孤立のコンタ
クトホールパターンが形成できる。さらに、レジストと
してネガ型レジストを使用してこの参考例を行えば、同
様に孤立抜きパターン及び孤立のコンタクトホールパタ
ーンが形成できる。
【0030】かくして本参考例によれば、孤立ラインパ
ターンをL/Sパターンと同じの解像力で解像できた。
同様に、孤立ホールパターンと密集ホールパターンを同
じ解像力で解像できた。実際のLSIパターンでの密集
パターンと孤立パターンが同一層に存在することによ
る、孤立部における解像力律則がなくなり、実効的な焦
点深度が向上し、良好なデバイスパターン転写が可能と
なった。また、レベンソン型位相シフトマスク、変形照
明と組み合わせることにより、密集パターンのみなら
ず、孤立パターンも解像力が向上した。 (参考例2) この参考例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図3及び図4は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
ターンをL/Sパターンと同じの解像力で解像できた。
同様に、孤立ホールパターンと密集ホールパターンを同
じ解像力で解像できた。実際のLSIパターンでの密集
パターンと孤立パターンが同一層に存在することによ
る、孤立部における解像力律則がなくなり、実効的な焦
点深度が向上し、良好なデバイスパターン転写が可能と
なった。また、レベンソン型位相シフトマスク、変形照
明と組み合わせることにより、密集パターンのみなら
ず、孤立パターンも解像力が向上した。 (参考例2) この参考例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図3及び図4は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
【0031】図3(a)に示すように、第1のパターン
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)210は、透
光性基板211の表面に遮光膜212を形成し、その一
部に開口部213を形成して構成される。また、被露光
基板220はウェハ221の上にDUV光に感光するネ
ガ型レジスト(DUVレジスト層)222、さらにその
上にポジ型のレジスト(MUVレジスト層)223を塗
布したものである。DUV用ネガ型レジストは通常、M
UV光に対して感度を有しない。また、ポジ型のレジス
ト223には、感光剤としてはMUVに対して感度のあ
るものを用いる。樹脂はDUVに対して透明性の高い物
質を用いるのがよい。
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)210は、透
光性基板211の表面に遮光膜212を形成し、その一
部に開口部213を形成して構成される。また、被露光
基板220はウェハ221の上にDUV光に感光するネ
ガ型レジスト(DUVレジスト層)222、さらにその
上にポジ型のレジスト(MUVレジスト層)223を塗
布したものである。DUV用ネガ型レジストは通常、M
UV光に対して感度を有しない。また、ポジ型のレジス
ト223には、感光剤としてはMUVに対して感度のあ
るものを用いる。樹脂はDUVに対して透明性の高い物
質を用いるのがよい。
【0032】マスク210を用いて上記基板220をM
UV光にて露光すると、開口部213に対応する部位2
24が感光し、感光剤が破壊され、DUV光に対して透
明となる。
UV光にて露光すると、開口部213に対応する部位2
24が感光し、感光剤が破壊され、DUV光に対して透
明となる。
【0033】図3(b)に示すように、第2のパターン
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)230は、透
光性基板231の表面に遮光膜232を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)233と、この開口部233とほぼ
同じ線幅の開口部(補助パターン)234を形成して構
成される。
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)230は、透
光性基板231の表面に遮光膜232を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)233と、この開口部233とほぼ
同じ線幅の開口部(補助パターン)234を形成して構
成される。
【0034】開口部233による像が露光部224内に
形成されるようにマスク230と基板220をアライメ
ントしたのち露光する。すると、MUVによる露光部2
24のみがDUV光に対して透明であるため、所望の孤
立パターンに対応する像強度分布のみがDUVレジスト
222に伝達され、225の部位が感光する。他のパタ
ーン234からの像強度分布はMUVレジスト層223
でブロックされてDUVレジスト層222に到達しな
い。
形成されるようにマスク230と基板220をアライメ
ントしたのち露光する。すると、MUVによる露光部2
24のみがDUV光に対して透明であるため、所望の孤
立パターンに対応する像強度分布のみがDUVレジスト
222に伝達され、225の部位が感光する。他のパタ
ーン234からの像強度分布はMUVレジスト層223
でブロックされてDUVレジスト層222に到達しな
い。
【0035】次の工程は、図4(a)に示すように、現
像のための前工程である。MUV光にて全面露光を行う
ことによってMUVレジスト層223を全面感光させ、
アルカリ現像液等に可溶にする。この後、アルカリ現像
液等にて現像処理を行うことにより、図4(b)に示す
ように、DUV光で感光したDUVレジスト層222の
部位225のみが残り、所望の孤立残しパターンが形成
できた。
像のための前工程である。MUV光にて全面露光を行う
ことによってMUVレジスト層223を全面感光させ、
アルカリ現像液等に可溶にする。この後、アルカリ現像
液等にて現像処理を行うことにより、図4(b)に示す
ように、DUV光で感光したDUVレジスト層222の
部位225のみが残り、所望の孤立残しパターンが形成
できた。
【0036】本参考例において、マスク210として、
遮光膜212の代わりにハーフトーン位相シフタを配置
した位相シフトマスクとしてもよい。また、自己整合型
位相シフトマスク等、他の位相シフトマスクでもよい。
また、マスク230として、開口部233或いは開口部
234のいずれかにシフタを設けたレベンソン型位相シ
フトマスクとしてもよい。
遮光膜212の代わりにハーフトーン位相シフタを配置
した位相シフトマスクとしてもよい。また、自己整合型
位相シフトマスク等、他の位相シフトマスクでもよい。
また、マスク230として、開口部233或いは開口部
234のいずれかにシフタを設けたレベンソン型位相シ
フトマスクとしてもよい。
【0037】また、本参考例では開口部233の隣に開
口部234を1本ずつ配置したが、これに限らず開口部
234を2本以上配置してもよいし、さらに開口部23
3を取り囲むような開口部でもよい。開口部234は、
開口部233が孤立開口と見なせない程度に開口部23
3の周囲に存在すべきである。またさらに、第1のパタ
ーン転写工程と第2のパターン転写工程における照明方
法として、輪帯照明又は光軸から外れた4つの領域から
照明する照明法に代表される斜め照明法を用いてもよ
い。
口部234を1本ずつ配置したが、これに限らず開口部
234を2本以上配置してもよいし、さらに開口部23
3を取り囲むような開口部でもよい。開口部234は、
開口部233が孤立開口と見なせない程度に開口部23
3の周囲に存在すべきである。またさらに、第1のパタ
ーン転写工程と第2のパターン転写工程における照明方
法として、輪帯照明又は光軸から外れた4つの領域から
照明する照明法に代表される斜め照明法を用いてもよ
い。
【0038】本参考例において、ネガ型レジスト222
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、第2のパターン転写工程が終了した後、イメー
ジリバーサルの工程を行い、現像を行うと、レジストパ
ターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、第2のパターン転写工程が終了した後、イメー
ジリバーサルの工程を行い、現像を行うと、レジストパ
ターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。
【0039】また、上記参考例では2層のレジストを用
いたが、MUV光ではブリーチングを起こし(DUV光
では透過性が低く)、DUV光のみに感光するような材
料によるレジストを用いることによって、同様の効果を
単層レジストにて実現することができる。 (参考例3) この参考例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図5及び図6は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
いたが、MUV光ではブリーチングを起こし(DUV光
では透過性が低く)、DUV光のみに感光するような材
料によるレジストを用いることによって、同様の効果を
単層レジストにて実現することができる。 (参考例3) この参考例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図5及び図6は
本参考例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
【0040】図5(a)に示すように、第1のパターン
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)310は、透
光性基板311の表面に遮光膜312を形成し、一部に
開口部313を形成して構成される。また、被露光基板
320はウェハ321の上にDUV光に感光するネガ型
レジスト(DUVレジスト層)322、さらにその上に
ポジ型のレジスト(MUVレジスト層)323が塗布し
てある。DUV用ネガ型レジストは通常MUV光に対し
て感度を有しない。また、このネガ型レジスト322
は、アルカリ現像液に不溶であるものを選択する。
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)310は、透
光性基板311の表面に遮光膜312を形成し、一部に
開口部313を形成して構成される。また、被露光基板
320はウェハ321の上にDUV光に感光するネガ型
レジスト(DUVレジスト層)322、さらにその上に
ポジ型のレジスト(MUVレジスト層)323が塗布し
てある。DUV用ネガ型レジストは通常MUV光に対し
て感度を有しない。また、このネガ型レジスト322
は、アルカリ現像液に不溶であるものを選択する。
【0041】マスク310を用いて上記基板320をM
UV光にて露光すると、開口部313に対応する部位3
24が感光する。次いで、図5(b)に示すように、ア
ルカリ現像を行い、感光した部位324のみを溶かす。
UV光にて露光すると、開口部313に対応する部位3
24が感光する。次いで、図5(b)に示すように、ア
ルカリ現像を行い、感光した部位324のみを溶かす。
【0042】図6(a)に示すように、第2のパターン
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)330は、透
光性基板331の表面に遮光膜332を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)333と、この開口部333とほぼ
同じ線幅の開口部(補助パターン)334を形成して構
成される。
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)330は、透
光性基板331の表面に遮光膜332を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)333と、この開口部333とほぼ
同じ線幅の開口部(補助パターン)334を形成して構
成される。
【0043】開口部333による像のみが部位324内
に形成されるようにマスク330と基板320をアライ
メントしたのち露光する。すると、MUVによる露光、
現像部位324のみがDUV光を透過するため、所望の
孤立パターンに対応する像強度分布のみがDUVレジス
ト322に伝達され、開口部333に対応する部位32
5が感光する。他のパターン334からの像強度分布は
MUVレジスト層323でブロックされてDUVレジス
ト層322に到達しない。
に形成されるようにマスク330と基板320をアライ
メントしたのち露光する。すると、MUVによる露光、
現像部位324のみがDUV光を透過するため、所望の
孤立パターンに対応する像強度分布のみがDUVレジス
ト322に伝達され、開口部333に対応する部位32
5が感光する。他のパターン334からの像強度分布は
MUVレジスト層323でブロックされてDUVレジス
ト層322に到達しない。
【0044】図6(b)に示すのは現像のための前工程
である。MUV光にて全面露光を行うことによってMU
Vレジスト層323を全面感光させ、アルカリ現像液等
に可溶にする。この後、アルカリ現像液等にて現像処理
を行うとMUVレジスト層323が除去される。この後
に、有機現像を行うことによって、DUV光で感光した
DUVレジスト層322の部位335のみが残り、所望
の孤立残しパターンが形成できた。
である。MUV光にて全面露光を行うことによってMU
Vレジスト層323を全面感光させ、アルカリ現像液等
に可溶にする。この後、アルカリ現像液等にて現像処理
を行うとMUVレジスト層323が除去される。この後
に、有機現像を行うことによって、DUV光で感光した
DUVレジスト層322の部位335のみが残り、所望
の孤立残しパターンが形成できた。
【0045】本参考例において、マスク310,330
として、遮光部312,332の代わりにハーフトーン
位相シフタを配置した位相シフトマスクとしてもよい。
さらに、自己整合型位相シフトマスク等他の位相シフト
マスクでもよい。また、マスク330として、開口部3
33或いは開口部334のいずれかにシフタを設けたレ
ベンソン型位相シフトマスクとしてもよい。
として、遮光部312,332の代わりにハーフトーン
位相シフタを配置した位相シフトマスクとしてもよい。
さらに、自己整合型位相シフトマスク等他の位相シフト
マスクでもよい。また、マスク330として、開口部3
33或いは開口部334のいずれかにシフタを設けたレ
ベンソン型位相シフトマスクとしてもよい。
【0046】また、本参考例では開口部333の隣に開
口部334を1本ずつ配置したが、これに限らず、開口
部334を2本以上配置してもよいし、さらに開口部3
33を取り囲むような開口部でもよい。開口部334
は、開口部333が孤立開口と見なせない程度に開口部
333の周囲に存在すべきである。またさらに、第1の
パターン転写工程及び第2のパターン転写工程における
照明方法として、輪帯照明に代表される斜め照明法を用
いてもよい。
口部334を1本ずつ配置したが、これに限らず、開口
部334を2本以上配置してもよいし、さらに開口部3
33を取り囲むような開口部でもよい。開口部334
は、開口部333が孤立開口と見なせない程度に開口部
333の周囲に存在すべきである。またさらに、第1の
パターン転写工程及び第2のパターン転写工程における
照明方法として、輪帯照明に代表される斜め照明法を用
いてもよい。
【0047】本参考例において、ネガ型レジスト322
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、図5(b)に示した現像工程が終了した後、イ
メージリバーサルの工程を行い現像を行うと、レジスト
パターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、図5(b)に示した現像工程が終了した後、イ
メージリバーサルの工程を行い現像を行うと、レジスト
パターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。
【0048】また、上記参考例では2層のレジストを用
いたが、MUV光ではブリーチングを起こし(DUV光
では透過性が低く)、DUV光のみに感光するような材
料によるレジストを用いることによって、同様の効果を
単層レジストにて実現することができる。 (実施例) この実施例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図7及び図8は
本実施例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
いたが、MUV光ではブリーチングを起こし(DUV光
では透過性が低く)、DUV光のみに感光するような材
料によるレジストを用いることによって、同様の効果を
単層レジストにて実現することができる。 (実施例) この実施例は、ネガ型マスクとネガ型レジストを用いた
場合の孤立残しパターン形成に関する。図7及び図8は
本実施例の工程を示すマスク及び被露光基板の概念的な
斜視図である。また、斜視図の右には斜視図中の一点鎖
線で示した部位の断面図を示した。
【0049】図7(a)に示すように、第1のパターン
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)410は、透
光性基板411の表面に遮光膜412を形成し、その一
部に開口部413を形成して構成される。また、被露光
基板420はウェハ421の上に露光光に感光するネガ
型レジスト(レジスト層)422、さらにその上に露光
光に対して大きなブリーチング効果を有する材料で形成
された層(セル層)423を塗布したものである。セル
層423は、露光時間を経るにつれて露光波長の透過率
が増大する特性を有している。
転写工程で用いるマスク(第1のマスク)410は、透
光性基板411の表面に遮光膜412を形成し、その一
部に開口部413を形成して構成される。また、被露光
基板420はウェハ421の上に露光光に感光するネガ
型レジスト(レジスト層)422、さらにその上に露光
光に対して大きなブリーチング効果を有する材料で形成
された層(セル層)423を塗布したものである。セル
層423は、露光時間を経るにつれて露光波長の透過率
が増大する特性を有している。
【0050】セル層としては、g線(436nm)用と
しては、芳香族ニトロン化合物、ジアゾニウム塩基等が
有効である。具体的には、2,5−ジエトキシ−4−モ
ルフォリノフェニルジアゾニウムパラトルエンスルホネ
ート、4−フェニルアミノナフチルジアゾニウムスルホ
ネート、4−N−N'−ジメチルアミノナフチルジアゾニ
ウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルスルホ
ネート等である。さらに、i線(365nm)用として
は、やはり芳香族ニトロン化合物、ジアゾニウム塩基等
が有効である。具体的には、2−エトキシ−4−NN'ジ
エチルフェニルジアゾニウムパラトルエンスルホネー
ト、4−NN'ジメチルアミノフェニルジアゾニウムパラ
トルエンスルホネート、4−モルフォリノフェニルジア
ゾニウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルス
ルホネート等である。また、KrFエキシマレーザ(2
48nm)用としては、ピリジン酸化物、ジアゾ化合物
等が有効である。なお、g線用材料の構成を下記の(化
学式1)に示し、I線用材料の構成を下記の(化学式
2)に示す。
しては、芳香族ニトロン化合物、ジアゾニウム塩基等が
有効である。具体的には、2,5−ジエトキシ−4−モ
ルフォリノフェニルジアゾニウムパラトルエンスルホネ
ート、4−フェニルアミノナフチルジアゾニウムスルホ
ネート、4−N−N'−ジメチルアミノナフチルジアゾニ
ウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルスルホ
ネート等である。さらに、i線(365nm)用として
は、やはり芳香族ニトロン化合物、ジアゾニウム塩基等
が有効である。具体的には、2−エトキシ−4−NN'ジ
エチルフェニルジアゾニウムパラトルエンスルホネー
ト、4−NN'ジメチルアミノフェニルジアゾニウムパラ
トルエンスルホネート、4−モルフォリノフェニルジア
ゾニウム−3−カルボキシ−4−ヒドロキシフェニルス
ルホネート等である。また、KrFエキシマレーザ(2
48nm)用としては、ピリジン酸化物、ジアゾ化合物
等が有効である。なお、g線用材料の構成を下記の(化
学式1)に示し、I線用材料の構成を下記の(化学式
2)に示す。
【0051】
【化1】
【0052】
【化2】 マスク410を用いて上記基板420を露光波長(λ)
にて露光すると、開口部413に対応する部位424が
ブリーチングを起こし、露光波長(λ)に対して透明と
なる。
にて露光すると、開口部413に対応する部位424が
ブリーチングを起こし、露光波長(λ)に対して透明と
なる。
【0053】図7(b)に示すように、第2のパターン
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)430は、透
光性基板431の表面に遮光膜432を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)433と、この開口部433と同じ
程度の線幅の開口部(補助パターン)434を形成して
構成される。
転写工程で用いるマスク(第2のマスク)430は、透
光性基板431の表面に遮光膜432を形成し、その一
部に最終的に所望となる孤立残しパターンに対応する開
口部(主パターン)433と、この開口部433と同じ
程度の線幅の開口部(補助パターン)434を形成して
構成される。
【0054】開口部433による像が露光部424内に
形成されるようにマスク430と基板420をアライメ
ントしたのち露光する。すると、露光部424のみが露
光波長(λ)に対して透明であるため、所望の孤立パタ
ーンに対応する像強度分布のみがレジスト422に伝達
され、425の部位が感光する。他のパターン434か
らの像強度分布はセル層423でブロックされてレジス
ト層422に到達しないか、或いは到達しても微弱とな
る。
形成されるようにマスク430と基板420をアライメ
ントしたのち露光する。すると、露光部424のみが露
光波長(λ)に対して透明であるため、所望の孤立パタ
ーンに対応する像強度分布のみがレジスト422に伝達
され、425の部位が感光する。他のパターン434か
らの像強度分布はセル層423でブロックされてレジス
ト層422に到達しないか、或いは到達しても微弱とな
る。
【0055】次の工程は、図8(a)に示すように、現
像のための前工程である。セル層は通常水溶性であるた
め、水洗により容易にセル層が剥離できる。この後、ア
ルカリ現像液等にて現像処理を行うことにより、図8
(b)に示すように、露光波長(λ)で感光したレジス
ト層422の部位425のみが残り、所望の孤立残しパ
ターンが形成できた。
像のための前工程である。セル層は通常水溶性であるた
め、水洗により容易にセル層が剥離できる。この後、ア
ルカリ現像液等にて現像処理を行うことにより、図8
(b)に示すように、露光波長(λ)で感光したレジス
ト層422の部位425のみが残り、所望の孤立残しパ
ターンが形成できた。
【0056】セル層として、アルカリ現像液に可溶なタ
イプもあるが、この場合は、セル層とレジスト層の溶解
を同時に行うことができる。また、セル層として有機溶
剤に可溶なタイプもあるが、この場合は上記の工程とし
て、有機溶剤によるセル層の剥離を行う。
イプもあるが、この場合は、セル層とレジスト層の溶解
を同時に行うことができる。また、セル層として有機溶
剤に可溶なタイプもあるが、この場合は上記の工程とし
て、有機溶剤によるセル層の剥離を行う。
【0057】本実施例において、マスク410として、
遮光膜412の代わりにハーフトーン位相シフタを配置
した位相シフトマスクとしてもよい。また、自己整合型
位相シフトマスク等、他の位相シフトマスクでもよい。
また、マスク430として、開口部433或いは開口部
434のいずれかにシフタを設けたレベンソン型位相シ
フトマスクとしてもよい。
遮光膜412の代わりにハーフトーン位相シフタを配置
した位相シフトマスクとしてもよい。また、自己整合型
位相シフトマスク等、他の位相シフトマスクでもよい。
また、マスク430として、開口部433或いは開口部
434のいずれかにシフタを設けたレベンソン型位相シ
フトマスクとしてもよい。
【0058】また、本実施例では開口部433の隣に開
口部434を1本ずつ配置したが、これに限らず開口部
434を2本以上配置してもよいし、さらに開口部43
3を取り囲むような開口部でもよい。開口部434は、
開口部433が孤立開口と見なせない程度に開口部43
3の周囲に存在すべきである。またさらに、第1のパタ
ーン転写工程と第2のパターン転写工程における照明方
法として、輪帯照明又は光軸から外れた4つの領域から
照明する照明法に代表される斜め照明法を用いてもよ
い。
口部434を1本ずつ配置したが、これに限らず開口部
434を2本以上配置してもよいし、さらに開口部43
3を取り囲むような開口部でもよい。開口部434は、
開口部433が孤立開口と見なせない程度に開口部43
3の周囲に存在すべきである。またさらに、第1のパタ
ーン転写工程と第2のパターン転写工程における照明方
法として、輪帯照明又は光軸から外れた4つの領域から
照明する照明法に代表される斜め照明法を用いてもよ
い。
【0059】本実施例において、ネガ型レジスト422
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、第2のパターン転写工程が終了した後、イメー
ジリバーサルの工程を行い、現像を行うと、レジストパ
ターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。 (参考例4) この参考例は、光の偏光を利用することにより、同一の
マスクを用いて孤立残しパターンを形成するものであ
る。図9は本参考例に用いる露光用マスク及び感光基板
の構成を示す断面図、図10は露光用マスクを用いた微
細パターン形成工程を示す断面図である。
の代わりにポジ型レジストを用いれば、孤立抜きパター
ン及び孤立のコンタクトホールパターンが形成できる。
さらに、第2のパターン転写工程が終了した後、イメー
ジリバーサルの工程を行い、現像を行うと、レジストパ
ターンが反転して孤立残しパターンが形成できる。 (参考例4) この参考例は、光の偏光を利用することにより、同一の
マスクを用いて孤立残しパターンを形成するものであ
る。図9は本参考例に用いる露光用マスク及び感光基板
の構成を示す断面図、図10は露光用マスクを用いた微
細パターン形成工程を示す断面図である。
【0060】本参考例の露光用マスクは、図9(a)に
示すように構成されている。即ち、クオーツ(Si
O2),MgF2 ,CaF2 等の露光光に対して透明な
基板511上に、Cr,MoSi等の露光光に対して不
透明な遮光性膜からなるパターン512が形成されてい
る。孤立レジストパターンに対応する主開口514の近
傍に、主開口514の寸法と同程度の寸法の補助開口5
15が設けられている。補助開口515上には、透過し
た露光光の電場の振動方向を規定する偏光性材料(例え
ば、ポリビニルアルコール又はセルロース等の鎖状高分
子化合物にヨウ化物の針状結晶を混合したもの)からな
る偏光層513が形成されている。図では紙面に対して
垂直方向の偏光成分のみが通過できる場合を図示してい
る。そして、主開口514を通過する露光光が、偏光層
513が形成された補助開口515を通過する露光光に
対して(2n−1)πの位相差を生じせしめるように、
偏光層513の膜厚が決定されている(nは整数)。ま
た、図では偏光層513の単層にて(2n−1)πの位
相差を生じせしめることとなっているが、偏光層513
の上下又は主開口514にSiO2 等、露光光に対して
透明な材料にて位相差を調整するための層を設けてもよ
い。
示すように構成されている。即ち、クオーツ(Si
O2),MgF2 ,CaF2 等の露光光に対して透明な
基板511上に、Cr,MoSi等の露光光に対して不
透明な遮光性膜からなるパターン512が形成されてい
る。孤立レジストパターンに対応する主開口514の近
傍に、主開口514の寸法と同程度の寸法の補助開口5
15が設けられている。補助開口515上には、透過し
た露光光の電場の振動方向を規定する偏光性材料(例え
ば、ポリビニルアルコール又はセルロース等の鎖状高分
子化合物にヨウ化物の針状結晶を混合したもの)からな
る偏光層513が形成されている。図では紙面に対して
垂直方向の偏光成分のみが通過できる場合を図示してい
る。そして、主開口514を通過する露光光が、偏光層
513が形成された補助開口515を通過する露光光に
対して(2n−1)πの位相差を生じせしめるように、
偏光層513の膜厚が決定されている(nは整数)。ま
た、図では偏光層513の単層にて(2n−1)πの位
相差を生じせしめることとなっているが、偏光層513
の上下又は主開口514にSiO2 等、露光光に対して
透明な材料にて位相差を調整するための層を設けてもよ
い。
【0061】図9(b)は、本参考例において用いる被
露光基板の断面構造を示している。Si基板516上に
レジスト517が塗布され、さらにその上にCEL材料
からなるCEL層518が塗布されている。CEL材料
は露光光が照射されると、露光光透過率が大きくなる特
性を有するものであればよい。通常、レジスト層517
は1μm厚程度、CEL層518は0.1〜0.5μm
程度である。
露光基板の断面構造を示している。Si基板516上に
レジスト517が塗布され、さらにその上にCEL材料
からなるCEL層518が塗布されている。CEL材料
は露光光が照射されると、露光光透過率が大きくなる特
性を有するものであればよい。通常、レジスト層517
は1μm厚程度、CEL層518は0.1〜0.5μm
程度である。
【0062】次に、上記露光用マスクを用いた微細パタ
ーン形成方法について説明する。まず、図10(a)に
示すように、第1のパターン転写工程では、紙面内に偏
光面を有する直線偏光光で露光する。すると、主開口5
14は露光光が通過するが、偏光層513が配置されて
いる補助開口515では、露光光の偏光面と偏光膜の偏
光面が直交するため露光光は通過することができない。
従って、被露光基板上のCEL層518は図のクロスハ
ッチ部521が透明になる。
ーン形成方法について説明する。まず、図10(a)に
示すように、第1のパターン転写工程では、紙面内に偏
光面を有する直線偏光光で露光する。すると、主開口5
14は露光光が通過するが、偏光層513が配置されて
いる補助開口515では、露光光の偏光面と偏光膜の偏
光面が直交するため露光光は通過することができない。
従って、被露光基板上のCEL層518は図のクロスハ
ッチ部521が透明になる。
【0063】次いで、図10(b)に示すように、第2
のパターン転写工程を行う。第2のパターン転写工程で
は、紙面に垂直に偏光した直線偏光光で露光する。そう
すると、主開口514は露光光が透過するし、偏光層5
13が形成されている補助開口515でも、露光光の偏
光面と偏光膜の偏光面が一致するため露光光は通過す
る。
のパターン転写工程を行う。第2のパターン転写工程で
は、紙面に垂直に偏光した直線偏光光で露光する。そう
すると、主開口514は露光光が透過するし、偏光層5
13が形成されている補助開口515でも、露光光の偏
光面と偏光膜の偏光面が一致するため露光光は通過す
る。
【0064】ここで、第1の転写工程によって被露光基
板上のCEL層518は図のクロスハッチ部521が透
明になっているため、主開口514に対応するパターン
が位相シフト効果を伴って感光する。しかし、補助開口
515に対応する位置のCEL層518は感光していな
いため、補助開口515に対応するパターンの露光光は
吸収を受けて減衰する。従って、第2の転写工程によっ
て被露光基板上のレジスト517は図の網点部522が
感光する。
板上のCEL層518は図のクロスハッチ部521が透
明になっているため、主開口514に対応するパターン
が位相シフト効果を伴って感光する。しかし、補助開口
515に対応する位置のCEL層518は感光していな
いため、補助開口515に対応するパターンの露光光は
吸収を受けて減衰する。従って、第2の転写工程によっ
て被露光基板上のレジスト517は図の網点部522が
感光する。
【0065】図10(c)は第3の工程を示している。
第3の工程は現像工程である。水洗によってCEL層5
18を取り去った後、レジスト517を現像する。図は
ネガ型レジストを使用した場合を示しているが、ポジ型
レジストを使用した場合には当然レジストパターンがポ
ジ・ネガ反転する。
第3の工程は現像工程である。水洗によってCEL層5
18を取り去った後、レジスト517を現像する。図は
ネガ型レジストを使用した場合を示しているが、ポジ型
レジストを使用した場合には当然レジストパターンがポ
ジ・ネガ反転する。
【0066】かくして本参考例によれば、図9に示すよ
うな補助開口515に偏光層513を形成した露光用マ
スクを用いることによって、実施例及び第1〜3の参考
例と同様に、L/Sパターンと同様に高解像で主パター
ンを転写することができ、しかも補助パターンの転写を
阻止することができる。また本参考例では、同じマスク
を用いて2回の露光を行うことができるので、露光用マ
スクを交換する必要がない。これは、2回の露光工程に
おける転写ずれを原理的になくすことになり、パターン
精度の向上により有効である。
うな補助開口515に偏光層513を形成した露光用マ
スクを用いることによって、実施例及び第1〜3の参考
例と同様に、L/Sパターンと同様に高解像で主パター
ンを転写することができ、しかも補助パターンの転写を
阻止することができる。また本参考例では、同じマスク
を用いて2回の露光を行うことができるので、露光用マ
スクを交換する必要がない。これは、2回の露光工程に
おける転写ずれを原理的になくすことになり、パターン
精度の向上により有効である。
【0067】なお、上記参考例においては、偏光層51
3を遮光層512の上に堆積した構造を示した。しか
し、この構造は本発明を限定するものではなく、他の構
造でも光学的に等価であれば構わない。さらに、第2の
パターン転写工程における光は必ずしも紙面に垂直に偏
光した直線偏光光である必要はなく、主開口514及び
補助開口515のそれぞれを透過する光であればよく、
自然光のような無偏光光であってもよい。また、本参考
例の露光用マスクを用いて、実施例及び第1〜3の参考
例に示したような微細パターン形成を行うことも可能で
ある。
3を遮光層512の上に堆積した構造を示した。しか
し、この構造は本発明を限定するものではなく、他の構
造でも光学的に等価であれば構わない。さらに、第2の
パターン転写工程における光は必ずしも紙面に垂直に偏
光した直線偏光光である必要はなく、主開口514及び
補助開口515のそれぞれを透過する光であればよく、
自然光のような無偏光光であってもよい。また、本参考
例の露光用マスクを用いて、実施例及び第1〜3の参考
例に示したような微細パターン形成を行うことも可能で
ある。
【0068】また、上記の実施例ではマスクパターンを
投影光学系を介して、光を用いて被露光基板に縮小転写
したが、これも本発明を限定するものではなく、投影光
学系を介さないプロキシミティ露光,密着露光に対して
も適用できる。また、本発明はX線を含んだ光を露光光
として用いた露光方法に対しても有効である。
投影光学系を介して、光を用いて被露光基板に縮小転写
したが、これも本発明を限定するものではなく、投影光
学系を介さないプロキシミティ露光,密着露光に対して
も適用できる。また、本発明はX線を含んだ光を露光光
として用いた露光方法に対しても有効である。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
ターン形成のための主パターンと同程度以上のパターン
を設けた第1のマスクと、パターン形成のための主パタ
ーンとその近傍に該パターンと同程度の大きさの補助パ
ターンを設けた第2のマスクとを用いた2回の転写工程
により、マスク製作上の困難を招くことなく、孤立パタ
ーンをL/Sパターンと同様の高解像度で露光すること
ができ、LSIパターンの形成に適した微細パターン形
成方法を実現することが可能となる。
ターン形成のための主パターンと同程度以上のパターン
を設けた第1のマスクと、パターン形成のための主パタ
ーンとその近傍に該パターンと同程度の大きさの補助パ
ターンを設けた第2のマスクとを用いた2回の転写工程
により、マスク製作上の困難を招くことなく、孤立パタ
ーンをL/Sパターンと同様の高解像度で露光すること
ができ、LSIパターンの形成に適した微細パターン形
成方法を実現することが可能となる。
【図1】第1の参考例方法に係わる微細パターン形成工
程を示す図。
程を示す図。
【図2】第1の参考例方法により形成されるレジストパ
ターンを示す図。
ターンを示す図。
【図3】第2の参考例方法に係わる微細パターン形成工
程の前半を示す図。
程の前半を示す図。
【図4】第2の参考例方法に係わる微細パターン形成工
程の後半を示す図。
程の後半を示す図。
【図5】第3の参考例方法に係わる微細パターン形成工
程の前半を示す図。
程の前半を示す図。
【図6】第3の参考例方法に係わる微細パターン形成工
程の後半を示す図。
程の後半を示す図。
【図7】本発明の実施例方法に係わる微細パターン形成
工程の前半を示す図。
工程の前半を示す図。
【図8】本発明の実施例方法に係わる微細パターン形成
工程の前半を示す図。
工程の前半を示す図。
【図9】第4の参考例に係わる露光用マスクの断面構成
を示す図。
を示す図。
【図10】第4の参考例に係わる微細パターン形成工程
を示す図。
を示す図。
【図11】従来の縮小投影露光装置の概略構成を示す
図。
図。
【図12】光学像を形成するためのマスク構造及び露光
方法の典型的な例を示す図。
方法の典型的な例を示す図。
【図13】孤立開口部の周辺に補助開口部を形成したマ
スクを用いてパターン転写する例を示す図。
スクを用いてパターン転写する例を示す図。
110,230…第2のマスク 111,131,211,231,311,331…透
光性基板 112…第1のマスクの遮光部(主パターン) 113…第1のマスクの遮光部(補助パターン) 120,220,320…感光性基板。 121,221.321…ウェハ 122,222,223,322,323…レジスト 130,210,310…第1のマスク 132…第1のマスクの遮光部 212,232,312,332…遮光膜 213…開口部 233,333…開口部(主パターン) 234,334…開口部(補助パターン)
光性基板 112…第1のマスクの遮光部(主パターン) 113…第1のマスクの遮光部(補助パターン) 120,220,320…感光性基板。 121,221.321…ウェハ 122,222,223,322,323…レジスト 130,210,310…第1のマスク 132…第1のマスクの遮光部 212,232,312,332…遮光膜 213…開口部 233,333…開口部(主パターン) 234,334…開口部(補助パターン)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−245145(JP,A) 特公 昭50−9547(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16
Claims (2)
- 【請求項1】マスクに形成された微細パターンを被露光
基板上に転写する微細パターン形成方法において、 前記被露光基板上に、露光波長λに感光するレジスト層
と、最上層に形成され露光波長λに対して不透明であ
り、前記露光波長λに対してブリーチング効果が大き
く、露光波長λの露光により前記露光波長λの透過率が
向上する最上層膜との少なくとも2層を含む多層膜を形
成する工程と、透光性基板上に形成された遮光膜の一部
を開口して形成された主パターンと同程度以上の大きさ
の開口部を有する第1のマスクを用いて前記最上層膜に
対して前記露光波長λにより露光を行い、ブリーチング
効果により該最上層膜の前記開口部の転写領域を前記露
光波長λに対して透明化させる工程と、透光性基板上に
形成された遮光膜の一部を開口して形成された主パター
ンと、該主パターンの近傍に前記遮光膜の一部を開口し
て形成された該主パターンと同程度の大きさの副開口部
とを具備した第2のマスクを用い、前記レジスト層に対
して前記露光波長λにより露光を行う工程と、前記最上
層膜を除去する工程と、前記レジスト層を現像する工程
とを含み、かつ第1のマスクの開口部の転写像と第2の
マスクの主パターンの転写像が相互に重なるように位置
決めしたことを特徴とする微細パターン形成方法。 - 【請求項2】第1及び第2のマスクとして位相シフトマ
スクを用いるか、又は第1及び第2のマスクを用いた露
光の際に斜め照明法を利用したことを特徴とする請求項
1記載の微細パターン形成方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35421493A JP3234084B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-12-28 | 微細パターン形成方法 |
US08/204,438 US5422205A (en) | 1993-03-03 | 1994-03-02 | Micropattern forming method |
KR1019940004285A KR0166401B1 (ko) | 1993-03-03 | 1994-03-03 | 미세패턴 형성방법 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4284293 | 1993-03-03 | ||
JP5-233929 | 1993-09-20 | ||
JP23392993 | 1993-09-20 | ||
JP5-42842 | 1993-09-20 | ||
JP35421493A JP3234084B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-12-28 | 微細パターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181668A JPH07181668A (ja) | 1995-07-21 |
JP3234084B2 true JP3234084B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=27291365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35421493A Expired - Fee Related JP3234084B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-12-28 | 微細パターン形成方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5422205A (ja) |
JP (1) | JP3234084B2 (ja) |
KR (1) | KR0166401B1 (ja) |
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US5635315A (en) * | 1995-06-21 | 1997-06-03 | Hoya Corporation | Phase shift mask and phase shift mask blank |
US5741624A (en) * | 1996-02-13 | 1998-04-21 | Micron Technology, Inc. | Method for reducing photolithographic steps in a semiconductor interconnect process |
US6383719B1 (en) | 1998-05-19 | 2002-05-07 | International Business Machines Corporation | Process for enhanced lithographic imaging |
JP3352405B2 (ja) * | 1998-09-10 | 2002-12-03 | キヤノン株式会社 | 露光方法及びそれを用いたデバイス製造方法並びに半導体デバイス |
US6204187B1 (en) * | 1999-01-06 | 2001-03-20 | Infineon Technologies North America, Corp. | Contact and deep trench patterning |
JP3257593B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2002-02-18 | 日本電気株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2000299266A (ja) * | 1999-04-12 | 2000-10-24 | Canon Inc | X線マスク、およびx線マスク作製方法 |
JP4613364B2 (ja) * | 2000-06-14 | 2011-01-19 | 学校法人東京電機大学 | レジストパタン形成方法 |
DE10106861C1 (de) * | 2001-02-14 | 2003-02-06 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zur Herstellung feiner Resiststrukturen bei der Herstellung mikroelektronischer Bauelemente |
US7115986B2 (en) * | 2001-05-02 | 2006-10-03 | Micron Technology, Inc. | Flexible ball grid array chip scale packages |
SG122743A1 (en) * | 2001-08-21 | 2006-06-29 | Micron Technology Inc | Microelectronic devices and methods of manufacture |
SG104293A1 (en) * | 2002-01-09 | 2004-06-21 | Micron Technology Inc | Elimination of rdl using tape base flip chip on flex for die stacking |
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SG115459A1 (en) * | 2002-03-04 | 2005-10-28 | Micron Technology Inc | Flip chip packaging using recessed interposer terminals |
US6975035B2 (en) | 2002-03-04 | 2005-12-13 | Micron Technology, Inc. | Method and apparatus for dielectric filling of flip chip on interposer assembly |
SG115455A1 (en) * | 2002-03-04 | 2005-10-28 | Micron Technology Inc | Methods for assembly and packaging of flip chip configured dice with interposer |
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