JPH06250376A - 位相シフトマスク及び位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

位相シフトマスク及び位相シフトマスクの製造方法

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JPH06250376A
JPH06250376A JP3325593A JP3325593A JPH06250376A JP H06250376 A JPH06250376 A JP H06250376A JP 3325593 A JP3325593 A JP 3325593A JP 3325593 A JP3325593 A JP 3325593A JP H06250376 A JPH06250376 A JP H06250376A
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semi
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Kinji Okubo
欽司 大久保
Yuichi Fukushima
祐一 福島
Toshio Konishi
敏雄 小西
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基板上の全面にアルミナを形成し、その上にS
iO2 、金属クロム層、酸化クロム層を積層し、その上
にポジ型レジスト塗布後主領域部のみレジストを除去
し、金属クロムをエッチングした。次に金属クロム層、
酸化クロム層を成膜後その上にポジ型電子線レジストを
塗布ベーク後、電子線描画現像処理後半透過遮光層及び
遮光層をエッチングし半透過遮光パターンおよび遮光パ
ターンを形成後位相シフト層のドライエッチング後レジ
ストを除去して位相シフトマスクを得た。 【効果】主領域部がハーフトーン型位相シフトマスクと
なっており、その転写能力は非常に高い解像度及び焦点
余裕度を有し、露光波長を下回る微細パターンの解像能
力を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相シフトマスク及び
位相シフトマスクの製造方法に関するものである。本発
明は従来のフォトマスクと同様に従来の投影露光装置で
用いることができ、さらに従来のフォトマスクを用いた
場合に比べパターンの解像力を向上させる位相シフト領
域を有するマスク及びマスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトマスクでは、微細なパター
ンの投影露光に際し、近接したパターンはマスクの光透
過部を通過した光が回折し、干渉し合うことによって、
パターン境界部での光強度を強め合い、感光して、ウェ
ハー上に転写されたパターンが分離解像しないという問
題が生じていた。この現象は露光波長に近い微細なパタ
ーンほどその傾向が強く、原理的には従来のフォトマス
クと従来の露光光学系では光の波長以下の微細パターン
を解像することは不可能であった。
【0003】そこで、隣接するパターンを透過する投影
光の位相を互いに180度とすることにより微細パター
ンの解像力を向上させるという、位相シフト技術を用い
た位相シフトマスクが開発された。すなわち、隣接する
開口部の片側に位相シフト部を設けることにより、透過
光が回折し干渉し合う際、位相が反転しているために境
界部の光強度は逆に弱め合い、強度ゼロになり、その結
果転写パターンは分離解像する。この関係は焦点の前後
でも成り立っているため、焦点が多少ずれていても解像
度は従来法よりも向上し、焦点のずれが大きくなっても
使用に耐えうるようになる。
【0004】上記のような位相シフト法はIBMのLe
vensonらによって提唱され、特開昭58−173
744号公報や、原理では特公昭62−50811号公
報に記載されている。
【0005】また、パターンを遮光層で形成した場合
は、遮光パターンの隣接する開口部の片側に位相シフト
部を設けて位相反転させるが、遮光部が完全な遮光性を
持たずかつ、この半透過遮光部の上、あるいは下に位相
シフト層がある場合にも、同様な解像度向上効果が得ら
れる。
【0006】図13〜図15は、この原理に基くマスク
を用いてウェハー面上に露光した場合を示す。すなわ
ち、図13に示すように、マスク面に対して垂直に入射
した光のうち、露光光I及びIIIは半透過遮光層を通
る際に振幅が減衰し、かつ位相シフト層を通る際に位相
が反転する。
【0007】露光光IIは単なる透過光であるため、透
過光の振幅は図14のようになり、さらにウェハー面上
に投影された光の強度は図15のようになる。ここで、
光の振幅の2乗が光強度に比例するという関係から、半
透過遮光層と透過部との境界部の光強度は0になるた
め、パターンエッジのコントラストが向上し、その結果
パターンの解像度が上がる。さらに、焦点の前後におい
ても同様な効果が維持されるため、多少の焦点ズレがあ
っても解像度があがり、よって焦点裕度が向上する効果
が得られる。
【0008】この技術は半透過遮光部と位相シフト層を
積層することによって解像度向上効果及び焦点裕度を得
る事が特徴であり、便宜的にハーフトーン型と称する。
【0009】本技術は、例えば第38回春季応用物理学
会予稿集第2分冊p535、29p−zc−3(199
1)に述べられている。位相シフト効果を最大にするた
めには、位相反転量を180゜にすることが望ましい。
このためにはd=λ/{2(n−1)}・・・(dは位
相シフト部膜厚、λは露光波長、nは屈折率)の関係が
成り立つよう位相シフト層を形成すればよい。
【0010】図9〜図12に従来の位相シフトマスクの
製造方法を示す。図9は透明基板1の上に半透過遮光部
層15、位相シフト層3を設ける。次に図10に示すよ
うに、電子線レジスト層17を設け、電子線描画18を
行う。主領域部では半導体用回路パターン等のメインパ
ターンを描画し、周辺部ではマスク名、パターン名等の
非回路パターンを主に描画する。これは、ハーフトーン
型位相シフト効果による高い解像度が必要なパターンが
主領域部のみに配置されているという前提による。
【0011】続いて図11のように、現像してレジスト
層17をパターニングし、さらに該レジストパターンを
マスクとして位相シフト層3をエッチングし、さらに遮
光層15をエッチングして、位相シフトパターン部及び
半透過遮光パターン部を形成する。最後に、図12のよ
うに該レジスト層17を除去することにより位相シフト
マスクを得る。
【0012】なお、前記位相シフト層のエッチング方法
としてはウェットエッチングあるいはドライエッチング
のいずれも可能である。
【0013】なお、本発明におけるマスクとは、半導体
製造装置のひとつである投影露光装置もしくは縮小投影
露光装置(ステッパー)に装着して使用される露光用原
版を表すが、フォトマスクあるいはレチクルと表現する
場合もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法ではパターンが半透過遮光部と透過部のみからな
り、パターンのコントラストが充分にとれないために、
前記の原理によって転写することは可能であるが、品名
やパターン名は半透過遮光のため目視ではみにくく製品
の管理が出来にくかったり、マスクを投影露光装置に装
着して用いる場合に、フィディシャルマークが正しく読
み取れず、装置の自動アライメント機能が働かないよう
な不具合が発生し、そのために正常な使用ができないと
いう欠点があった。
【0015】また、レジストパターンをマスクとして前
記位相シフト層をドライエッチングする場合、位相シフ
ト層のエッチングと同時にレジストパターンも削られて
いくため、位相シフトパターンのエッジ部断面が垂直に
ならず台形となったり、パターン寸法幅が変化し、所定
の値を得ることが困難であるという欠点があった。
【0016】本発明は以上のような問題点に着目してな
されたもので、半透過遮光型位相シフトパターンを具備
するとともに、少なくとも一部に遮光パターンを有する
位相シフトマスクを提供し、さらに高精度な位相シフト
パターン形成が可能な製造方法を提供することを課題と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、透明基板に、遮光部と光透過部と半透過遮
光部と位相シフト部とを備えた位相シフトマスクにおい
て、主領域部が光透過部と位相シフト部で形成され、主
領域部を除く周辺部分は少なくとも一部が遮光部で形成
されることを特徴とする。
【0018】以下、添付図面を参照して本発明をさらに
詳述する。図1〜図6は本発明に係わり、図7および図
8に示した構成の半透過遮光型位相シフトマスクの製造
方法の説明図である。
【0019】図1に示すように、透明基板1の上に、エ
ッチング耐性をもつ材料よりなるエッチングストッパー
層2、透明材料よりなる位相シフト層3、及び一般的に
金属及び金属酸化物材料よりなる遮光層5の順に所定の
膜厚に設けられ、さらに遮光層5の上にフォトレジスト
7をコートする。
【0020】透明基板1はフォトマスク用として一般的
に使用されている合成石英ガラス等の光学的に透明な材
料からなり、その厚さは特に制限はないが、通常1.5
〜7mm程度のものが用いられる。
【0021】次に、エッチングストッパー層2はエッチ
ング方法によって適正材料を選択するが、例えばドライ
エッチングに対しては、アルミナ、スピネル、ジルコニ
ア、サイアロンなどのセラミックス系材料が使用でき、
ウェットエッチングに対しては窒化珪素、酸化錫、酸化
タンタル、サイアロン等の材料が使用できる。いずれ
も、露光波長にたいして透明性が高い材料であるが、特
にこれに限定されるものではない。
【0022】さらに、透明材料よりなる位相シフト層3
は材料としては光学的に透明であればよく、SiO2
SOG(スピンオングラス)、MgF2 等が使用できる
が、特に限定されるものではない。膜厚は前記の通り透
過光の位相反転量が180゜に相当する膜厚とすること
が望ましい。
【0023】この次に、一般的に遮光層5は金属及び金
属酸化物材料よりなり通常クロム、酸化クロム、位相シ
フト材料、従来フォトマスクに用いられる遮光材料でよ
いが、遮光性を有するように一定の光学濃度が必要で、
通常2.0〜4.0程度とする。膜厚は一定の光学濃度
とするために20〜300nm程度とする。
【0024】最後にフォトレジスト層7が設けられ、主
領域部の全面露光なのでフォトレジストを塗布し露光装
置で紫外線露光9をする事にすれば充分フォトレピータ
ーまたはアライナー等の露光装置を用いて主領域部11
のみを全面露光し、現像して主領域部の遮光層を露出さ
せる。
【0025】次に図2に示すように、主領域部11の遮
光膜だけをエッチングして取り除き、主領域部以外の周
辺部分には遮光層5がそのまま残されている。
【0026】さらに図3の工程では半透過遮光層15を
成膜する。半透過遮光層は金属および金属酸化物材料の
単体または多層膜で構成されるが、その光学透過率は3
〜20%の範囲内とし、金属膜の膜厚を調整することに
よりこの値を得る。
【0027】次に、図4のように電子線レジスト17を
コートして、電子線描画19、現像処理を行ってレジス
トパターンを作製する。
【0028】さらに図5の工程では、レジストパターン
をマスクにして半透過遮光層及び遮光層をエッチングす
る。レジスト材料は従来用いている電子線レジスト17
を用いればよい。電子線描画においては導電層を必要と
するが、上記では遮光層が導電層として働く。ここで、
前記レジスト材料として紫外線感光性フォトレジスト用
いる事も可能であり、レーザー描画装置を用いて描画す
ればよい。
【0029】さらに図6の工程において、位相シフトを
エッチングし、最後に残ったレジストを除去して、位相
シフトマスクを得る。
【0030】この時、主領域部以外の周辺部分の位相シ
フト部13もエッチングされているが、露光用マスクと
しては遮光部に完全に被覆された位相シフト層は何ら作
用をなさないので、この部分は露光転写の際、単に遮光
パターンとして働く。
【0031】図7、図8は本発明に係わるハーフトーン
型位相シフトマスクの構成を示す断面図及び平面図であ
る。図7に示すように、主領域部21はハーフトーン型
位相シフトパターンを含む部分であり、主領域部以外の
周辺部13は従来フォトマスクと同様の遮光効果を持つ
部分である。
【0032】図8は前記構成の位相シフトマスクの平面
図を示し、主領域部21は透過部および位相シフト部が
含まれ、遮光部は含まない。主領域部の外部すなわち周
辺部は、遮光パターンであり、この中にパターン名部2
3、アライメントマーク部25、フィデュシャルマーク
部27のそれぞれのパターンが含まれる。なお図28お
けるこれらのパターン位置は例として示したものであ
り、特に位置は固定されるものではなく、パターンの大
きさ、数も制限されない。
【0033】
【作用】本発明によれば、主領域部が透過部と位相シフ
ト部とからなることによってハーフトーン型位相シフト
マスクを得ることができ、主領域部以外の部分は少なく
とも一部が遮光部からなることによって、従来マスクよ
り解像効果の高い転写露光が可能になり、かつ従来投影
露光装置にそのまま使用することができる。
【0034】
【実施例】 (実施例1)以下、実施例により本発明を更に具体的に
詳述する。
【0035】洗浄済みの合成石英ガラス基板(厚さ2.
3mm,大きさ5インチ角)上の全面に、エッチングス
トッパー材としてアルミナ(膜厚30nm)をPVD法
により形成し、その上に位相シフト材としてSiO2
(膜厚370nm)をPVD法により形成し、さらにそ
の上に金属クロム膜および酸化クロム層を積層した低反
射2層クロム膜(膜厚100nm)をスパッタリング法
により形成した。
【0036】次に前記基板を所定の方法にて洗浄、乾燥
した後、その上にポジ型フォトレジスト(シプレイ社
製、MP1400−27)をスピンコート法で500n
mの厚さを塗布し、主領域部のみ露光、現像によって主
領域部のみレジストを除去し、硝酸第二セリウムエッチ
ング液を用いて、金属クロムをウェットエッチングし
た。
【0037】つぎの工程として、パターン形成面に半透
過遮光膜として金属クロム膜、(膜厚10nm)および
酸化クロム膜、(膜厚900nm)をスパッタリングで
成膜した後その上にポジ型電子線レジスト(東亜合成化
学製、商品名TTCR)をスピンコート法により約50
0nmの厚さに塗布し、所定のベーク処理後、ベクター
スキャン型電子線描画装置を使用して、加速電圧20k
V、ドーズ量約10μC/cm2 にて所定のパターンを描
画し、メチルイソブチルケトン(MIBK)とn−プロ
パノール(IPA)の5:5重量比混合液からなる現像
液を用いて、所定の条件にて現像処理を行い、レジスト
パターンを得た。
【0038】なお、このときの描画パターンは、主領域
部に半導体回路パターンを含み、周辺部にマスク品名、
パターン名、アライメントマークおよびフィデュシャル
マークを含めた。
【0039】次に前記レジストパターンをマスクパター
ンとして、前記半透過遮光膜及び遮光膜を硝酸第二セリ
ウムアンモニウムエッチング液を用いてウェットエッチ
ングすることにより半透過遮光パターンおよび遮光パタ
ーンを形成した。
【0040】更に前記レジストパターンおよび前記半透
過遮光パターンをマスクとして、前記位相シフト層のド
ライエッチングを、平行平板型反応性イオンエッチング
装置を用いて行い、異方性および直線性の良いエッチン
グ形状で、寸法再現性も良いパターンが得られた。ドラ
イエッチング条件は、C26 ガスとH2 ガスを用い、
混合比C26 :H2 =10:1、パワー300W、ガ
ス圧0.03Torrとした。このときのエッチング時
間は約15分であり、位相シフト層であるSiO2 のエ
ッチングが前記エッチングストッパー層表面まで達する
まで行った。
【0041】最後に残ったレジストを専用剥離液をもち
いて除去し、洗浄、乾燥を行って図6に示した構成の位
相シフトマスクを得た。
【0042】更に得られたマスクを用いて、従来用いて
いるi線用投影露光装置で露光転写したところ、フィデ
ュシャルマークパターンの読みとり作業およびアライメ
ント作業は全く問題なく動作し、転写ウェハー上のレジ
ストパターンにおいてコンタクトパターンホールで直径
約0.3μmの微細パターンが得られ、従来の最小解像
度である0.5μmに比べ、非常に高い解像度向上効果
が得られた。また、エッチングストッパーの効果によ
り、位相シフト層のエッチング深さのマスク面内均一性
は良好で、100nm角内において範囲20nm以下の
値が得られた。
【0043】本実施例において、前記位相シフト層のエ
ッチング方法はドライエッチングを用いたが、ウェット
エッチングを行うこともでき、この場合はエッチングス
トッパー層材料をウェットエッチング耐性を持つ材料と
すればよい。具体的には、前記位相シフト材料がSiO
2 であれば、所定の濃度の緩衝フッ酸溶液をエッチング
液としてウェットエッチングを行う。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に示したように、本発明により
製造された位相シフトマスクは、主領域部が位相シフト
パターンと透過パターンからなるハーフトーン型位相シ
フトマスクとなっており、その転写能力は、従来マスク
に比べ非常に高い解像度及び焦点余裕度を有し、露光波
長を下回る微細パターンを解像する能力を持つ。
【0045】しかもこの効果は投影露光装置やレジスト
プロセスの持つ解像度を更に向上させることができ、従
来装置や従来プロセスに何ら変更を加えず、本発明によ
るマスクを用いるだけでよい。
【0046】更に、周辺部に遮光部を持つため、投影露
光装置に装着し使用する際、従来のマスクと同様に、遮
光パターンとして形成されたフィデュシャルマークを読
みとり、高精度なアライメントができる。またマスク品
名やパターン名も遮光パターンとしてあるので目視確認
が容易であり、マスク管理上も問題がない。またもちろ
ん、必要に応じて他の目的のパターンをいれることもで
きる。
【0047】製造方法において、位相シフト層のドライ
エッチングの際、遮光パターンをマスクとしているた
め、高精度で異方性の良いエッチング形状が得られる。
【0048】また、主領域部の半透過遮光層は中間工程
において位相シフトパターンの保護膜として働き、エッ
チング時の位相シフトパターンの欠け欠陥生成を防止
し、コンタミネーション等の汚染による欠陥も防止する
という効果があり、低欠陥プロセスが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相シフトマスクの製造方法におい
て、エッチングストッパー層、位相シフト層、遮光層、
レジストを順次積層した状態の断面図である。
【図2】図1の製造方法の主領域の遮光層をエッチング
した状態の断面図である。
【図3】図1の製造方法の半透過遮光層を形成した状態
の断面図である。
【図4】図1の製造方法の電子線レジスト層を形成した
状態の断面図である。
【図5】図1の製造方法の半透過遮光層と遮光層をエッ
チングした状態の断面図である。
【図6】図1の製造方法の完成断面図である。
【図7】本発明の位相シフトマスクの断面図である。
【図8】本発明の位相シフトマスクの正面図である。
【図9】従来の位相シフトマスクの製造方法において、
半透過遮光層、位相シフト層を順次積層した状態の断面
図である。
【図10】図9の製造方法の、電子線レジスト層を形成
した状態の断面図である。
【図11】図9の製造方法の、半透過遮光層、位相シフ
ト層をエッチングした状態の断面図である。図1の製造
方法の半透過遮光層を形成した状態の断面図である。
【図12】図9の製造方法の完成断面図である。
【図13】従来の位相シフトマスクの断面図である。
【図14】図13の位相シフトマスクのマスクの透過光
の振幅図である。
【図15】図13の位相シフトマスクのウエハー面上に
おける光強度の分布図である。
【符合の説明】
1…透明基板 2…エッチングストッパー層 3…位相シフト層 5…遮光層 7…フォトレジスト層 9…紫外線露光 11…主領域部 13…周辺部遮光パターン 15…半透過遮光層 17…電子線レジスト層 19…電子線描画 21…ハーフトーン型位相シフトパターン形成部 23…パターン名部 25…アライメントマーク部 27…フィデュシャルマーク部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板に、遮光部と光透過部と半透過遮
    光部と位相シフト部とを備えた位相シフトマスクにおい
    て、主領域部が光透過部と半透過遮光部と位相シフト部
    で形成され、主領域部を除く周辺部分は少なくとも一部
    が遮光部で形成されることを特徴とした位相シフトマス
    ク。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、前記主領域部が少
    なくとも半導体用回路パターンを含み光透過部と半透過
    遮光部と位相シフト部で形成され、前記主領域部を除く
    周辺部分が非回路パターンを含む透過部と遮光部で形成
    されることを特徴とする位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】前記請求項2において、透明基板上にエッ
    チングストッパー層、位相シフト層、遮光層、及び第一
    のレジスト層をこの順に形成する工程と、前記第一のレ
    ジスト層を露光及び現像して前記遮光層をエッチングす
    る事により、主領域部の遮光層全面を除去する工程と、 前記第一のレジストを除去した後、基板上に半透過遮光
    層を形成し、さらに第二のレジスト層を形成し、露光及
    び現像し、前記半透過遮光層及び遮光層をエッチングす
    る事によって、前記主領域部に半透過遮光パターン部を
    形成し、主領域部を除く周辺部遮光領域に光透過部と遮
    光部とを形成し、さらに前記第二のレジスト層を除去す
    る工程とから成ることを特徴とする、 透明基板に、遮光部と光透過部と半透過遮光部と位相シ
    フト部とを備えた位相シフトマスクにおいて、主領域部
    が光透過部と半透過遮光部と位相シフト部で形成され、
    主領域部を除く周辺部分は少なくとも一部が遮光部で形
    成された位相シフトマスクの製造方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1において、半透過遮光部は4
    〜30%の透過率である半透明な遮光部をもつ遮光部材
    からなる事を特徴とする位相シフトマスク。
  5. 【請求項5】前記請求項1において、半透過遮光部材と
    してクロム、窒化クロム、酸化クロム、SiOx(0<
    X<2)、および窒化シリコン等の単体あるいは多層膜
    からなる事を特徴とする位相シフトマスク。
  6. 【請求項6】前記請求項3において、エッチングストッ
    パー層が、アルミナ、マグネシアスピネル、ジルコニ
    ア、サイアロン、窒化珪素、酸化錫、タンタル、酸化タ
    ンタル等からなることを特徴とする位相シフトマスク。
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