JP2008261958A - 多階調フォトマスク及びその製造方法 - Google Patents

多階調フォトマスク及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アライメントマークを確実に認識でき、かつ製造工程を簡素化できる新規な多階調フォトマスクを提供する。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る多階調フォトマスクは、アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成された多階調フォトマスク(20)であって、前記アライメントマーク部(I)は、透明基板上(1)に半透過膜(2)とエッチングストッパー膜(3)と遮光膜(4)とがこの順序に積層されて最上層に前記遮光膜(4)が露出した相対的に反射率の高い部分と、前記透明基板上に前記半透過膜が積層されて最上層に前記半透過膜(2)が露出した相対的に反射率の低い部分とを具備することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多階調フォトマスク及びその製造方法に関するものである。
従来のフォトマスクは、透明基板の表面に透光部と遮光部の2階調のパターンが設けられたもので、所望のパターンを形成するために用いられる。
半導体用フォトマスクなどの技術分野では、透明基板の表面に「位相シフタ」とよばれる所定のパターンの半透過膜を形成してなるフォトマスク(本明細書では「ハーフトーン型位相シフトマスク」という。)を用いることにより解像度の向上を図っている。但し、位相シフタを設ける目的はあくまで設計データの再現にあり、この場合も転写されたパターンは2階調となる。
これに対し、フラットパネルディスプレイなどの技術分野では、ハーフトーンマスクを「位相シフタ」としてではなく、膜の透過率で露光量を制限することでグレートーンの階調を持つパターンが転写されるようにして、3階調のフォトマスクを得ることが行われている。このように白黒2値のマスクに対してグレートーンの階調(中間調)をもつマスクは理論的には3階調以上も可能であるため、本明細書では「多階調フォトマスク」という。
このように、ハーフトーンマスクを用いてパターンを形成し、膜の透過率で露光量を制限すると、1回の露光で露光量の異なるパターニングが可能となるため、結果として使用するマスク枚数を低減することが可能になり、露光工程を低減することができる。
ここで、従来の多階調フォトマスク(ここでは、代表的な「3階調」のフォトマスク)の一例について説明する。従来の一般的な多階調フォトマスクは、1層目が遮光膜により形成されたパターン(遮光パターン)、2層目が半透過膜により形成されたパターン(ハーフトーンパターン)から形成され、半透過部と遮光部と透光部の3階調から構成されている。
例えば、特許文献2によれば、一つのフォトマスクにおけるデバイスパターン部(デバイス形成領域)において、半透過膜のみの層(A)、遮光膜及びその上に半透過膜が形成された層(B)、半透過膜と遮光膜がいずれも形成されていない層(C)の3階調が形成されている様子が示されている(例えば、同文献図1(9)参照)。
このような多階調フォトマスクの製造方法は、一般に、パターニングが少なくとも2回、行われる。すなわち、遮光膜のパターン形成及びエッチングと、半透過膜のパターン形成及びエッチングである。2回目のパターニングは、1回目のパターニングの後に行われるため、アライメントとよばれる位置合わせが必要とされる。具体的には、1枚のフォトマスクブランクスの露光領域を予めアライメントマークを形成するための領域(アライメントパターン部)とデバイスパターンを形成するための領域(デバイスパターン部)とに区別しておき、1回目のデバイスパターン形成時にアライメントマークも同時に形成し、2回目のパターニングの際には、このアライメントマークによって位置合わせを行う。
図6(a)は、従来の一般的な2階調フォトマスクを形成する場合に多く用いられるマスクブランクスである。図6(b)は、図6(a)に示すマスクブランクス100の表面にレジスト膜を形成し、パターニングすることによって得られる従来の2階調フォトマスクを用いた露光工程の様子を模式的に表している。
ところで、図6(a)に示すように、従来の一般的なマスクブランクスは、単に透明基板の表面全体を遮光膜101が覆うだけではく、厳密には最表面に、薄い低反射率膜(反射防止膜)102が形成されている(これを、「反射防止加工」とよぶことにする。)。
その理由は、もし仮に、低反射率膜102が形成されていないマスクブランクスを用いて形成したフォトマスク(例えば図6(c)に示すような)が存在したと仮定する。図6(c)は、表面に低反射率膜102が形成されていない仮想的なマスクブランクスを用いて形成した従来の2階調フォトマスクを用いた露光工程の様子を模式的に表している。この図に示すように、遮光膜101の表面は一般に反射率が極めて高いために、完成したフォトマスクの裏面側から露光光103を入射した際に被露光対象104から反射してきた光がフォトマスクの遮光パターンで被露光対象側に再反射して、正常な露光ができなくなる。故に、現在のマスクブランクスは全て遮光膜表面に反射防止加工が施されている(例えば、特許文献1)。
なお、この低反射率膜102は特に必要がなければ図示が省略されることも多いが、上述した理由により、マスクブランクスの最表面には必ず低反射率膜102が設けられている。逆にいうと、最表面に反射防止加工が全く施されていないマスクブランクスは、本発明の属する技術分野における近年の技術水準において一般的ではない。
従来、多階調フォトマスクを形成する場合も、2階調フォトマスクを形成する場合と同様に、図6(a)に示すような構成のマスクブランクスから製造されることが一般的であった。その場合は、第1層目となる遮光膜のパターニング後に、この第1層目を覆う第2層目(半透過膜)を積層形成して、再び前記第1層目と同様のパターニングを行う工程が追加される。
第2層目をパターニングする際の描画工程は、第1層目の遮光パターン形成時に基板周辺部の非デバイス領域(本明細書ではこれを、「アライメントマーク部(I)」という。)に設けられたアライメントマークにレーザー光を照射してその反射光(これを「アライメント信号」という。)を検出し、位置合わせを行っている。ところが、図7(a)に示すように、アライメントマーク部(I)の最表面に第2層目の半透過膜105が形成されている場合アライメントマーク部に対する入射光強度Iが半透過膜105によって減衰し、反射光強度Iが著しく低下して、アライメント信号を読み取ることができないという問題が生じうる。
このように、「半透過膜102」の反射率が極めて低いことに起因して、光学式アライメントマークの読み取り信号が低下するという技術的課題を解決する方法として、マークパターン部における透光部の上に半透過膜が形成されないように構成するという方法が知られている(特許文献2乃至5等参照)。
図7(b)は、図6(a)に示すマスクブランクスを出発材料として、例えば特許文献2に示すように、第2層目の成膜時に遮蔽板(図示を省略)を用いてアライメントマーク部における遮光膜上に半透過膜が形成されないように構成したフォトマスクを示す図である。この方法によると、アライメントマーク部のアライメント信号の低下はある程度抑えられる。
しかしながら、図7(b)に示すように、アライメントマーク部に第2層目の半透過膜が形成されないように構成しても、従来のマスクブランクスを用いている限り、もともと遮光膜上に存在しているはずの低反射率膜(反射防止加工)102によって、アライメントマーク部に対する入射光強度Iよりも反射光強度Iが減衰することは避けられない。
このように、遮光膜の最表面に反射防止膜が施された従来のマスクブランクスを使用する限り、いかにアライメントマーク部における遮光膜上に半透過膜が形成されないように構成しても、アライメントマーク部の最表面にわずかでも低反射率膜が露出していると、アライメントマーク信号が減衰し、半透過膜の反射光強度とアライメントマーク部の反射光強度の差を正確に検出することが困難となりアライメントエラーが生じやすかった。
例えば、特許文献2に記載された方法によると、マークパターン部における透光部の上に半透過膜が存在しないように構成するため、アライメント信号の減衰は一定程度は抑えられる。しかし、同文献に記載された、「半透過膜が存在しないように構成すること」の実質的意味は、第2層目の半透過膜がアライメントマーク部に形成されないようにすることを意味するものにとどまり、高反射率膜を露出させることを意味しない。つまり、アライメント信号の減衰防止という技術的課題に対して必ずしも必要十分な手段とはいえない。
また、特許文献3及び4に記載された発明は、半透過膜が位相シフタとして用いられるものであるため、最終的に半透過膜が基板上に露出するものではなく、それ故反射防止加工が施されたマスクブランクスを用いることが前提となっている。そして、低反射率膜が設けられたマスクブランクスを出発材料とし、アライメントマーク部の低反射率膜を選択的に除去する工程が必要となるため、無駄が多い。この意味において、同じ半透過膜を用いるフォトマスクであっても、「位相シフトマスク」と「多階調(中間調)フォトマスク」とは、全く異なる考慮を要するものである。
特開平05−127362号公報 特開2006−227365号公報 特開2000−98583号公報 特開平7−319148号公報
本件発明者は上記の従来技術の課題に対する一つの効果的な解決策を提案している。その方法は、平坦な透明基板の最表面に相対的に反射率の高い遮光膜が露出したマスクブランクス、すなわち、遮光膜の最表面に反射防止加工が施されていないマスクブランクス(図7(a)における低反射率膜02が存在しないもの )を用いるという方法である。この方法によると、アライメントマーク部の反射光強度が高くなり、前記遮光膜上に積層された半透過膜の反射光強度は低くなり、結果として検出がよくなり、アライメントエラーを防止できる。
しかし、そもそも、最表面に反射防止膜が設けられているか否かという違いはあるにせよ、従来のマスクブランクスの基本的構造は、透明基板上に遮光膜が全面被覆されるというものであり、これを多階調フォトマスクに適用しようとすれば必然的に遮光膜をエッチングした後で半透過膜を形成する工程が必要となる。
しかし、フォトマスクの製造工程中に成膜工程が入ることは製造コストを増大させ、歩留まりや生産効率を低下させる要因にもなりうるものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題はアライメントマークの識別性を担保しつつ、従来よりも短納期で製造できる新規な多階調フォトマスクとその製造方法を提供することである。
本発明に係る多階調フォトマスク20は、アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成された多階調フォトマスクであって、前記アライメントマーク部(I)は、透明基板1上に半透過膜2とエッチングストッパー膜3と遮光膜4とがこの順序に積層されて最上層に前記遮光膜4が露出した相対的に反射率の高い部分と、前記透明基板1上に前記半透過膜2が積層されて最上層に前記半透過膜2が露出した相対的に反射率の低い部分とを具備することを特徴とする。
本発明に係る多階調フォトマスク20は、アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成された多階調フォトマスクであって、前記デバイスパターン部(II)は、透明基板1上に半透過膜2とエッチングストッパー膜3と遮光膜4と反射防止膜5とがこの順序に積層されてなる遮光部と、前記透明基板上に半透過膜が直接積層されてなる半透過部と、前記透明基板がそのまま露出した透光部とを具備することを特徴とする。
上記フォトマスクによると、アライメントマーク部(I)に相対的に高反射率の遮光膜が露出しているためこの部分にアライメントマークを形成することでアライメント信号の減衰を防止することができる。さらに、以下に説明する多階調フォトマスクの製造方法を適用することにより、多階調フォトマスクの製造工程中に半透過膜の成膜工程が不要となり、短納期で製造することが可能となる。
なお、前記半透過部は、異なる2以上の膜厚で構成されていてもよい。このようにすると、4階調以上の多階調フォトマスクを実現することができる。
本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法は、アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成され、前記アライメントマーク部(I)には透明基板1上に半透過膜2とエッチングストッパー膜3と遮光膜4とがこの順に積層されて最表面は前記遮光膜4が露出しており、前記デバイスパターン部(II)には前記遮光膜の更に上層に反射防止膜5が設けられてなるフォトマスクブランクス10に対して、第1のフォトレジスト膜を形成して第1のパターニングを行い、前記第1のフォトレジスト膜をマスクとして前記反射防止膜5及び前記遮光膜4を一括して前記エッチングストッパー膜3が露出するまでエッチングし、次いで前記第1のフォトレジスト膜と前記エッチングストッパー膜3とを除去して前記半透過膜2の一部を露出させる半透過部形成工程と、前記露出した半透過膜2の表面を含む前記透明基板1の表面全体に第2のフォトレジスト膜を形成し、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行いつつ前記第2のフォトレジスト膜上に第2のパターニングを行い、前記第2のフォトレジスト膜をマスクとして前記半透過膜2をエッチングして前記透明基板1の一部を露出させる透光部形成工程とを具備することを特徴とする。
この方法によると、アライメントマークが相対的に反射率の高い遮光膜と相対的に反射率の低い半透過膜との間で反射強度の差を正確に検出することが可能となり、十分なコントラストを確保できる。そのため、アライメント信号の減衰が殆ど問題とならないのでデバイスパターン部(II)に形成される第1層目(遮光膜)と第2層目(半透過膜)のパターンの位置ズレを抑えることができるだけでなく、従来のようにフォトマスクの製造工程の途中に半透過膜の成膜工程が不要となるため、製造工程が大幅に簡素化される。
本発明に係る本発明に係る多階調フォトマスクの製造方法によると、アライメントマークの検出精度が高いためデバイスパターン部(II)に形成される第1層目(遮光膜)と第2層目(半透過膜)のパターンの位置ズレを抑えることができるだけでなく、従来のようにフォトマスクの製造工程の途中に半透過膜の成膜工程が不要となるため、製造工程が大幅に簡素化される。
またこの方法により製造された多階調フォトマスクは2層目のパターニングの位置ズレ量が小さいため従来の多階調フォトマスクよりも一層高精度である。
以下、本発明に係る多階調フォトマスクブランクスを用いた多階調フォトマスクの製造方法の各実施形態について図面を参照して詳述する。
(第1の実施形態)−多階調フォトマスクの構造−
図1は、本発明に係る多階調フォトマスクの構造の一例について説明するための図である。
図1(a)に示すように、この多階調フォトマスクは、矩形状のフォトマスクであって、四隅にアライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)が形成され、その他の部分はデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)が形成されている。また、図1(b)は図1(a)におけるX−X線断面図を示している。
図1に示すように、アライメントマーク部(I)は、透明基板上に形成された半透過膜2上に、遮光膜4が露出してアライメントマークが形成されている。半透過膜2に対して遮光膜4の反射率は相対的に大きいため、このアライメントマークを用いてアライメントを行うと、反射強度の差を正確に検出することが可能となり十分なコントラストを確保できるため、アライメント信号の減衰が殆ど発生しない。
一方、前記デバイスパターン部(II)に着目すると、デバイスパターン部(II)は、透明基板1上に半透過膜2とエッチングストッパー膜(以下、「ES膜」という。)3と遮光膜4と反射防止膜5とがこの順序に積層されてなる遮光部と、透明基板上1に半透過膜が直接積層されてなる半透過部と、透明基板1が部分的にそのまま露出した透光部とを具備している。なお、透明基板上に遮光膜が形成されたマスクブランクスを出発材料とする従来の多階調フォトマスクの構造は、遮光膜が半透過膜よりも下層に設けられていることが一般的である。
図1において説明した多階調フォトマスクは、白黒及び中間色1色よりなる3階調フォトマスクであるが、半透過部4を異なる2以上の膜厚で構成してもよい。その場合は4階調以上の階調数を実現できることになる。
(第2の実施形態)−多階調フォトマスクブランクスの構造−
第2の実施形態では、第1の実施形態において説明した多階調フォトマスクを製造する為に特に適したフォトマスクブランクスについて説明する。
図2は、本発明に係る多階調フォトマスクブランクスの一例を示す図である。
この図に示す多階調フォトマスクブランクス10は、大きく分けて、アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成される。図2(b)は、デバイスパターン部(I)の断面図を示している。この図より明らかなように、デバイスパターン部(I)の構造は、平坦な透明基板1上に半透過膜2とエッチングストッパー膜3と遮光膜4と反射防止膜5とがこの順序に積層されたものである。なお、遮光膜4と反射防止膜5を比較すると、前者は相対的に反射率が高く、後者は相対的に反射率が小さいという機能を有する。
一方、アライメントマーク部(I)の構造は、透明基板上1に半透過膜2とエッチングストッパー膜3と遮光膜4とがこの順序に積層されたものである。すなわち、デバイスパターン部(II)における最表面の層は反射防止膜5が露出しているが、アライメントマーク部(I)における最表面の層は反射防止膜5が存在せず相対的に反射率の高い遮光膜4が露出している構造である。
このうち、透明基板1は例えば石英ガラス基板であり、半透過膜2は酸化クロムや窒化クロムなどのクロム系材料が典型例である。エッチングストッパー膜3はアルミナ、マグネシアスピネル、ジルコニア、サイアロン、窒化珪素、酸化錫、タンタル、あるいは酸化タンタル等これより上層の膜(遮光膜4及び反射防止膜5)に対してエッチング選択比のとれる材料であればよい。遮光膜4はクロム膜等、反射防止膜はクロム酸化膜等が典型例である。しかし、各部材の機能が実質的に同一であれば他の材料でもよい。
このような特定構造を持つフォトマスクブランクスを用いると、従来技術では必要であった半透過膜の形成工程が不要となるため製造期間が大幅に短縮されるほか、アライメントマーク部(I)とデバイスパターン部(II)との間で反射強度の差を正確に検出することが可能となり十分なコントラストが得られるため、2層目(半透過膜)のエッチング工程の際に位置合わせが確実に行うことができる。
(第3の実施形態)−多階調フォトマスクの製造方法−
次に、図3(a)〜図3(c)及び図4(d)〜図4(g)を参照して、第2の実施形態で説明した多階調フォトマスクブランクス(図3(a))を用いて第1の実施形態で説明した3階調フォトマスクを製造する方法について説明する。
図3(b)は、このフォトマスクブランクス基板10の表面に、第1のフォトレジスト膜6を形成する工程(ステップS1)と、これに続いてこのフォトレジスト膜6上にレーザー描画装置等を用いて第1の露光パターンを照射することにより第1のパターン描画を行う工程(ステップS2)を示している。この工程は、主として後のエッチング工程によって遮光膜4の形状を定めるために行うものである。また、この第1のパターン描画の際に、アライメントマーク部(I)におけるフォトレジスト膜6上にアライメントマークパターンを描画しておく。
図3(c)は、ステップS2により第1のパターンを描画した後で第1のフォトレジスト膜6を現像する工程(ステップS3)と、第1のパターンをマスクとして反射防止膜5と遮光膜4とを一括してエッチングする工程(ステップS4)を示している。この工程により、遮光膜4がエッチングされる。すなわち、この工程により、アライメントマーク部(I)においてはアライメントマークが形成され、デバイスパターン部においては遮光膜によるデバイスパターンが形成される。なお、この第1のエッチング工程には硝酸セリウム等を含むエッチング液によるウエットエッチングが好適であるが、他のエッチング液を用いたり、各種のドライエッチング法を適用したりしてもよい。いずれの場合にも、ES膜3でエッチングが確実に停止することが重要である。
図4(d)は、ステップS4に引き続いて第1のフォトレジスト膜6とES膜3を除去する工程(ステップS5)を示している。この工程により、第1のフォトレジスト膜6とES膜3が選択的に除去される。なお、この工程は、アルカリ性の剥離液等により除去することが好適であるが、エッチングストッパー膜等の組み合わせによっては、アッシング等のドライプロセスを適用してもよい。いずれの場合にも、この工程によってエッチングストッパー膜3が除去されて透明基板1上の半透過膜2が露出することが重要である。
このステップS5が完了した状態で、デバイスパターン部(II)には反射防止膜5が、遮光膜4上に形成されたデバイスパターンの構造が表れる(図4(d))。一方、アライメントパターン部(I)には、反射防止膜が形成されないので、遮光膜4が最上層に露出している(図1参照)。このため、後述する第2回目のパターン描画工程の際にアライメントパターンが強調され、アライメントエラーが起こりにくくなる。
図4(e)は、ステップS5に引き続いて露出した半透過膜2の表面を含む前記透明基板の表面全体に第2のフォトレジスト膜7を形成する工程(ステップS6)と、続いてこのフォトレジスト膜7上にレーザー描画装置等を用いて第2の露光パターンを照射することにより第2のパターン描画を行う工程(ステップS7)を示している。この工程は、主として後のエッチング工程によって半透過膜2の必要部分を除去して透明基板1を選択的に露出させるために行うものである。なお、この第2のパターン描画工程は、第1のパターン形成工程(ここでは遮光膜4エッチング)の後で行われるため、アライメントを合わせることが必要となる。そこで、第2のパターン描画工程は、ステップS4においてアライメントマーク部(I)に形成したアライメントマークを利用してアライメントをとりつつ第2のフォトレジスト膜7に半透過膜2をエッチングするためのパターンを形成する。本発明では、アライメントマーク部(I)の最表面は反射率の高い遮光膜4が半透過膜2上に形成されるため、相対的に反射率の差を検出することが容易となりアライメントエラーは極めて小さくなる。
図4(f)は、ステップS7により第2のパターンを描画した後で第2のフォトレジスト膜7を現像する工程(ステップS8)と、その後第2のフォトレジスト膜をマスクとして半透過膜2をエッチングする工程(ステップS9)を示している。この工程により、半透過膜2が選択的にエッチングされるされパターニングされる。
図4(g)は、ステップS9に引き続いて第2のフォトレジスト膜7を除去する工程(ステップS10)を示している。この工程により、第2のフォトレジスト膜7が除去されて前記選択的にエッチングされた半透過膜のパターン部では、透明基板1が露出する。
以上の工程により、1枚のフォトマスク基板上のデバイスパターン部(II)には、遮光膜4による遮光パターン部と、半透過膜2によって透過率に応じた量の光を透過させる半透過パターン部と、透明基板が部分的にそのまま露出した透過パターン部とからなる3階調フォトマスクが完成する。
図5は、各ステップのフロー図を示している。このように、ステップは大きく区分すると10のステップからなる(洗浄工程等、当然に必要な工程は省略している。)が、要するにパターニング(パターン描画+エッチング)を2度行っているにすぎない。2度目のパターニングの際にはアライメントをとる必要があるが、マスクブランクスの状態から多階調フォトマスクが完成するまでの間に成膜工程が不要であることから、従来の透明基板上に遮光膜が全面に一様に形成されたマスクブランクスを出発材料とする場合と比べると、製造効率が大幅に向上していることが理解される。
この第1の実施形態で説明する特定構造のフォトマスクブランクスを用いると、従来の遮光膜及び反射防止膜が透明基板上の全面を覆うタイプのフォトマスクブランクスで必要な半透過膜形成工程が不要となる。すなわち、本発明によると、実質的に2回のパターニング工程(フォトレジスト工程及びエッチング工程)を行うだけで、3階調フォトマスクを形成することができる。また、2回目のパターニングの際に生じるアライメントも確実にとれるので、製造工程が大幅に簡素化され、短期間に製造することが可能となる。
(第4の実施形態)
フォトレジスト工程及びエッチング工程は増えるが、図2に示すフォトマスクブランクスにおける半透過膜2の膜厚を選択的に異ならせることで理論上は4階調以上の多階調フォトマスクを形成することが可能である。具体的には、ステップS5において、半透過膜を露出させた後、フォトレジスト工程を再度行って必要な部分のみ半透過膜を部分的にエッチングして薄膜化する。そして、半透過膜2の膜厚を部分的に異ならせることで、4階調以上を実現することができる。
本発明に係るフォトマスクブランクスは、第1層目と第2層目のパターンのずれが極めて少ない高精度な多階調フォトマスクを製造することができるものであり、しかも、半透過膜が当初から形成されたものを用いているため、半透過膜形成工程が不要で製造工程が大幅に簡素化される。従って、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
図1は、本発明の第1の実施形態の多階調フォトマスクの構造を示す図であり、図1(a)は平面図、(b)はX−X線断面図を示している。また、Iはアライメントマーク部を、IIはデバイスパターン部を示している。 図2は、本発明の第2の実施形態の多階調フォトマスクブランクスの一例を示す図であり、図2(a)は平面図、(b)はY2−Y2線断面図、(c)はY1−Y1線断面図である。 図3(a)〜図3(c)は、第3の実施形態を説明するための図であり、本発明に係る多階調フォトマスクブランクスを用いて3階調フォトマスクを製造する手順について説明する工程断面図である。 図4(d)〜図4(g)は、第3の実施形態を説明するための図であり、本発明に係る多階調フォトマスクブランクスを用いて3階調フォトマスクを製造する手順について説明する工程断面図である。 図5は、第3の実施形態で説明する多階調フォトマスクの製造工程のフロー図(工程断面図)である。 図6(a)は、透明基板100上に、遮光膜101が形成されたマスク(これを「マスクブランクス」という。)を示している。図6(b)は、図6(a)に示すマスクブランクス100の表面にレジスト膜を形成し、パターニングすることによって得られる従来の2階調フォトマスクを用いた露光工程の様子を模式的に表している。図6(c)は、表面に低反射率膜102が形成されていないマスクブランクスを用いて形成した従来の2階調フォトマスクを用いた露光工程の様子を模式的に表している。 図7(a)は、アライメントマーク部(I)の最表面に第2層目の半透過膜105が形成されている場合のアライメント信号の入射強度Iと反射強度Iを示している。図7(b)は、図6(a)に示すマスクブランクスを出発材料として、第2層目の成膜時に遮蔽板を用いてアライメントマーク部における遮光膜上に半透過膜が形成されないように構成したフォトマスクを示す図である。
符号の説明
1 透明基板
2 半透過膜
3 エッチングストッパー膜(ES膜)
4 遮光膜
5 反射防止膜
6 第1のフォトレジスト膜
7 第2のフォトレジスト膜
10 多階調フォトマスク
20 多階調フォトマスク形成用のフォトマスクブランクス
51a〜51c 遮光膜との交点
52 アライメント信号
I アライメントマーク部
II デバイスパターン部

Claims (4)

  1. アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成された多階調フォトマスクであって、
    前記アライメントマーク部(I)は、透明基板上に半透過膜とエッチングストッパー膜と遮光膜とがこの順序に積層されて最上層に前記遮光膜が露出した相対的に反射率の高い部分と、前記透明基板上に前記半透過膜が積層されて最上層に前記半透過膜が露出した相対的に反射率の低い部分とを具備することを特徴とする、多階調フォトマスク。
  2. アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成された多階調フォトマスクであって、
    前記デバイスパターン部(II)は、透明基板上に半透過膜とエッチングストッパー膜と遮光膜と反射防止膜とがこの順序に積層されてなる遮光部と、前記透明基板上に半透過膜が直接積層されてなる半透過部と、前記透明基板がそのまま露出した透光部とを具備することを特徴とする、多階調フォトマスク。
  3. 前記半透過部は、異なる2以上の膜厚で構成されてなることを特徴とする、請求項1又は2記載の多階調フォトマスク。
  4. アライメントマーク形成領域となるアライメントマーク部(I)とデバイス形成領域となるデバイスパターン部(II)とで構成され、前記アライメントマーク部(I)には透明基板上に半透過膜とエッチングストッパー膜と遮光膜とがこの順に積層されて最表面は前記遮光膜が露出しており、前記デバイスパターン部(II)には前記遮光膜の更に上層に反射防止膜が設けられてなるフォトマスクブランクスに対して、第1のフォトレジスト膜を形成して第1のパターニングを行い、前記第1のフォトレジスト膜をマスクとして前記反射防止膜及び前記遮光膜を一括して前記エッチングストッパー膜が露出するまでエッチングし、次いで前記第1のフォトレジスト膜と前記エッチングストッパー膜とを除去して前記半透過膜の一部を露出させる半透過部形成工程と、
    前記露出した半透過膜の表面を含む前記透明基板の表面全体に第2のフォトレジスト膜を形成し、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行いつつ前記第2のフォトレジスト膜上に第2のパターニングを行い、前記第2のフォトレジスト膜をマスクとして前記半透過膜をエッチングして前記透明基板の一部を露出させる透光部形成工程と
    を具備することを特徴とする多階調フォトマスクの製造方法。
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