JP2007086411A - 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 絶縁膜がオーバー現像されても絶縁膜の下層の配線と絶縁膜の上層の光反射膜とが接触する心配のない液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 液晶層12を挟持する一対の基板7,8と、液晶層12へ供給する光を出射する照明装置3と、基板7に設けられた光反射膜23と、サブ画素D領域内に設けられた透過表示領域T及び反射表示領域Rとを有する液晶表示装置1である。この液晶表示装置1は、基板7に設けられていて透過表示領域Tと反射表示領域Rとで液晶層12の層厚t0,t1を異ならせる第1絶縁膜22と、基板7と第1絶縁膜22との間に設けられていて複数のサブ画素Dを通過する配線19と、配線19のうちの複数のサブ画素D間に在る部分の上に設けられていて第1絶縁膜22よりも膜厚が薄い第2絶縁膜46とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶を用いて表示を行う液晶表示装置及びその製造方法に関する。また、本発明は、液晶表示装置を用いて構成される電子機器に関する。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった電子機器に液晶表示装置が広く用いられている。例えば、電子機器に関する情報を視覚的に表示するために液晶表示装置が用いられている。この液晶表示装置として、従来、透過型液晶表示装置、反射型液晶表示装置、半透過反射型液晶表示装置といった各種の液晶表示装置が知られている。
透過型液晶表示装置は、液晶層を1回透過した光によって表示を行う表示形態である。また、反射型液晶表示装置は、液晶層を1回透過した後に光反射膜で反射して再度液晶層を透過した光によって表示を行う表示形態である。半透過反射型液晶表示装置は、上記の透過型表示及び上記の反射型表示の任意の一方を選択的に行う表示形態である。
従来、半透過反射型液晶表示装置において、反射表示領域に対応させて絶縁膜を設け、そして透過表示領域には絶縁膜を設けない凹部を形成することにより、反射表示領域内の液晶層の層厚を透過表示領域内の液晶層の層厚よりも薄くした構成の液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1に開示された液晶表示装置では、複数の画素に対応する凹部を同じ行の画素間で連続するように形成することにより、各画素間において凹部に対応する凹状領域に沿って配向膜を流動させることにしている。これにより、配向膜が凹部に滞留することを防止している。
特開2004−325822号公報(第8,9頁、図1,2,3)
ところで、液晶表示装置において各画素に対応してスイッチング素子、例えば3端子型スイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)素子や、2端子型スイッチング素子であるTFD(Thin Film Diode)素子等を設けることがある。この構成の液晶表示装置では、スイッチング素子に信号を供給するための配線、例えば、データ信号を伝送するデータ線や、走査信号を供給する走査線等が基板上に形成される。この配線は、通常、基板と絶縁膜との間に形成される。
特許文献1に開示された液晶表示装置のように、配向膜の流動性を高めるために、絶縁膜を設けない領域を画素間でつなげるようにした構造においては、上記のデータ線等といった配線が、上記の絶縁膜を設けない領域において外部に露出することがある。また、絶縁膜の上には反射表示領域を形成する光反射膜が設けられ、この光反射膜は通常は絶縁膜の表面に留まって形成されるように設計されている。ところが、絶縁膜を所定の処理、例えばフォトリソグラフィ処理によって形成する際、その絶縁膜がオーバー現像(すなわち、過現像)されてその絶縁膜の端縁が設計された位置よりも退避すると、その絶縁膜上に光反射膜を形成したときに、その光反射膜の端部がオーバー現像によって退避した絶縁膜の端縁から張り出し、その光反射膜の端部が絶縁膜から露出する配線の上に乗り上げてしまい、その結果、光反射膜上の画素電極と配線とが短絡することがあった。こうなると、画素内の液晶層に所望の電圧を印加できなくなり、その結果、表示不良が発生するおそれがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、絶縁膜を形成するための現像の際に、仮にオーバー現像が発生した場合でも、絶縁膜の下層の配線と絶縁膜の上層の光反射膜とが接触する心配のない液晶表示装置及び電子機器を提供することを目的とする。また、そのような液晶表示装置を確実に製造できる液晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶層を挟持する一対の基板と、前記液晶層に向けて光を出射する照明装置と、前記一対の基板のうちの一方の基板に設けられた光反射膜と、表示の最小単位となる1つのサブ画素領域内に、前記照明装置から出射される光を透過して表示を行う透過表示領域と、前記光反射膜で反射した光を用いて表示を行う反射表示領域とを備えた液晶表示装置であって、前記一方の基板に設けられていて前記透過表示領域と前記反射表示領域とで前記液晶層の層厚を異ならせる第1絶縁膜と、前記一方の基板と前記第1絶縁膜との間に設けられていて前記複数のサブ画素を通過する配線と、該配線のうち前記複数のサブ画素間に在る部分の上に設けられていて前記第1絶縁膜よりも膜厚が薄い第2絶縁膜とを有することを特徴とする。
この構成によれば、サブ画素同士の間に在って第1絶縁膜の外部へ露出する配線の上に第2絶縁膜が設けられるので、第1絶縁膜上に設けられる光反射膜が誤って第1絶縁膜から張り出す場合でも、光反射膜と配線とが接触して短絡することがなくなる。
また、第2絶縁膜の膜厚は第1絶縁膜の膜厚よりも薄いので、光反射膜の上に画素電極あるいはその他の要素を介して配向膜を塗布する際、その配向膜は膜厚の薄い第2絶縁膜上を通って滑らかに流動し、滞留することが無い。これにより、配向膜の膜厚を表示領域の全域にわたって均一にすることができ、品質の高い表示を行うことができる。つまり、本発明によれば、光反射膜と配線との短絡防止と、配向膜の流動性の向上との2つの効果を同時に達成できる。
次に、本発明に係る液晶表示装置において、前記サブ画素は平面視で一方に長くそれと直角方向に短い形状を有し、前記配線は前記サブ画素の長手方向に延び、前記第2絶縁膜は前記配線と直交する方向に延びることが望ましい。この構成によれば、配向膜の流動性を確実に確保できる。
次に、本発明に係る液晶表示装置において、前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜は同じ材料によって形成されることが望ましい。この構成によれば、材料コスト及び製造コストの両面からコストを低く抑えることができる。
次に、本発明に係る液晶表示装置は、それぞれが表示の最小単位である複数のサブ画素のそれぞれに対応して設けられたスイッチング素子をさらに有することができる。そしてその場合、前記第1絶縁膜は前記スイッチング素子を覆う層間絶縁膜であり、前記配線は前記スイッチング素子へ信号を伝送する信号線であることが望ましい。この構成の液晶表示装置に本発明を適用すれば、層間絶縁膜の上に形成される光反射膜が信号線に接触して両者が短絡することを確実に防止できる。
次に、本発明に係る液晶表示装置の製造方法は、複数のサブ画素のそれぞれに対応させて基板上にスイッチング素子を形成する工程と、前記複数のサブ画素にわたって前記基板上に配線を形成する工程と、前記スイッチング素子及び前記配線の上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の上に光反射膜を形成する工程とを有し、前記絶縁膜を形成する工程では、膜厚の厚い第1絶縁膜を前記サブ画素に対応して形成し、前記複数のサブ画素間の領域であって前記配線が形成された領域に前記第1絶縁膜よりも膜厚が薄い第2絶縁膜を形成することを特徴とする。この製造方法によれば、本発明に係る液晶表示装置を確実に製造できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した各種の構成の液晶表示装置を有することを特徴とする。本発明に係る液晶表示装置によれば、絶縁膜の下層の配線と絶縁膜の上層の光反射膜とが接触することを確実に防止して、高い品質の表示を行うことができるので、その液晶表示装置を用いて構成された電子機器においても、高い品質の表示を行うことができる。
(液晶表示装置の実施形態)
以下、本発明に係る液晶表示装置を実施形態を例に挙げて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。また、これ以降の説明では図面を用いて各種の構造を例示するが、これらの図面に示される構造は特徴的な部分を分かり易く示すために実際の構造に対して寸法を異ならせて示す場合がある。本実施形態は、スイッチング素子として2端子型のスイッチング素子であるTFD(Thin Film Diode)素子を用いたアクティブマトリクス方式で半透過反射方式の液晶表示装置に本発明を適用するものである。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の一実施形態の要部の側面構造を示している。図2は、図1の矢印Aに従って液晶表示装置の要部の平面構造を示している。図1は、図2のZ1−Z1線に従った断面図である。図3は、図2のZ2−Z2線に従った断面図である。
図1において、液晶表示装置1は、電気光学パネルである液晶パネル2と、この液晶パネル2に付設された照明装置3とを有する。この液晶表示装置1に関しては矢印Aが描かれた側が観察側であり、上記の照明装置3は液晶パネル2に関して観察側と反対側に配置されてバックライトとして機能する。液晶パネル2には、FPC(Flexible Printed Circuit)基板が接続されたり、液晶駆動用ICが実装されたり、金属ケースが装着されたりする。
液晶パネル2は、それらの周辺が環状のシール材によって互いに貼り合わされた一対の基板7及び8を有する。基板7はスイッチング素子が形成される素子基板である。また、基板8はカラーフィルタが形成されるカラーフィルタ基板である。素子基板7とカラーフィルタ基板8との間には間隙、いわゆるセルギャップGが形成されている。セルギャップG内には液晶が注入され、注入されたその液晶はセルギャップG内で液晶層12を形成する。通常、セルギャップGの間隔、すなわち液晶層12の層厚を一定に維持するためにセルギャップG内にスペーサが設けられる。
照明装置3は、例えば、光源としてのLED(Light Emitting Diode)13と、導光体14とを有する。光源としては、LEDのような点状光源以外に、冷陰極管のような線状光源を用いることもできる。導光体14は、例えば、透光性を有する樹脂を材料とする成形加工によって形成される。導光体14の光出射面には必要に応じて光拡散層が設けられる。また、導光体14の光出射面と反対側の面には必要に応じて光反射層が設けられる。
素子基板7は、第1の透光性の基板7aを有する。この第1透光性基板7aは、例えば、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成される。この第1透光性基板7aの外側表面には偏光板18aが、例えば、貼着によって装着される。必要に応じて、偏光板18a以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。他方、第1透光性基板7aの内側表面には、データ線19が列方向Y(すなわち、左右方向)に延びて形成されている。そして、スイッチング素子として機能する非線形抵抗素子であるTFD素子31がデータ線19に接続して形成されている。なお、データ線19が本発明の配線として機能する。データ線19は複数本が紙面垂直方向(すなわち、行方向X)に間隔を空けて互いに平行に設けられている。また、TFD素子31は複数個が各データ線19に沿って等間隔に設けられている。
それらのTFD素子31及びデータ線19の上に、それらを覆う第1絶縁膜としての層間絶縁膜22が形成され、その上に光反射膜23が形成され、その上に画素電極24が形成され、その上に配向膜26aが形成されている。この配向膜26aに配向処理、例えばラビング処理が施され、これにより、素子基板7の近傍における液晶分子の初期配向が決められる。
層間絶縁膜22は、例えば、透光性、感光性、及び絶縁性を有する樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等をフォトリソグラフィ処理によってパターニングすることによって形成されている。また、光反射膜23は、例えば、Al(アルミニウム)、Al合金等といった光反射性材料をフォトエッチング処理によってパターニングすることによって形成される。画素電極24は、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)等といった金属酸化物をフォトエッチング処理によってパターニングすることによって形成される。配向膜26aは、例えばポリイミド等を塗布することによって形成される。
光反射膜23及び画素電極24は、素子基板7上に矢印A方向から見てドットマトリクス状に複数形成される。これらの光反射膜23及び画素電極24は、平面視で各データ線19と重なる状態に設けられていて、個々のTFD素子31に接続されている。
TFD素子31は、互いに電気的に直列につながれた一対のTFD要素32a及び32bによって形成されている。第1のTFD要素32aは、第1素子電極33、絶縁膜34、そして第2素子電極36aをその順で重ねることによって形成されている。また、第2のTFD要素32bは、第1素子電極33、絶縁膜34、そして第2素子電極36bをその順で重ねることによって形成されている。第1素子電極33は、例えば、Ta(タンタル)又はTa合金によって形成される。Ta合金としては、例えば、TaW(タンタル・タングステン)を用いることができる。絶縁膜34は、例えば、陽極酸化処理によって形成される。第2素子電極36a,36bは、例えばCr、モリブデン・タングステン(MoW)合金によって形成される。データ線19は通常は第2素子電極36a,36bと同じ材料、すなわちCr等によって形成される。
第1TFD要素32a内の第2素子電極36aは図2に示すようにデータ線19から延びている。また、第2TFD要素32b内の第2素子電極36bは図1に示すようにコンタクト部37を介して画素電極24に接続されている。図2においてデータ線19から画素電極24へ信号が伝送されることを考えたとき、第1TFD要素32aと第2TFD要素23bは電気的に逆極性である2つのTFD要素が直列に接続されることになる。この構造はバック・ツー・バック(Back-to-Back)構造と呼ばれることがある。本実施形態では、このようにバック・ツー・バック構造のTFD素子を用いたが、単一のTFD要素によってTFD素子を形成しても良い。
本実施形態では、図1において、画素電極24の下に層間絶縁膜22を設けることにより、画素電極24の層とTFD素子31の層とを別の層に分けている。この構造は、画素電極24とTFD素子31とを同じ層に形成する構造に比べて、素子基板7の表面を有効に活用することを可能とする。例えば、画素電極24の面積、すなわち画素面積を大きくすることができ、そのため、液晶表示装置1において鮮明な表示を行うことができる。
次に、素子基板7に対向するカラーフィルタ基板8は、矢印A方向から見て長方形又は正方形の第2の透光性の基板8aを有する。この第2透光性基板8aは、例えば、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成される。この第2透光性基板8aの外側表面には偏光板18bが、例えば、貼着によって装着される。必要に応じて、偏光板18b以外の光学要素、例えば位相差板を付加的に設けることもできる。
第2透光性基板8aの内側表面には、着色膜41が形成され、その周囲に遮光膜42が形成され、着色膜41及び遮光膜42の上にオーバーコート層43が形成され、その上に複数の帯状電極44が形成され、その上に配向膜26bが形成されている。複数の帯状電極44は、個々が行方向Xへ延びており、複数本が列方向Yへ間隔をおいて互いに平行に(すなわち、ストライプ状に)配列されている。配向膜26bは、例えばポリイミド等を塗布することによって形成される。この配向膜26bに配向処理、例えばラビング処理が施されることにより、カラーフィルタ基板8の近傍の液晶層12内の液晶分子の初期配向が決められる。
個々の着色膜41は矢印A方向から見て長方形又は正方形のドット状に形成されている。また、着色膜41は複数個が矢印A方向から見て行方向X及び列方向Yにマトリクス状に配列されている。遮光膜42はそれらの着色膜41を囲む格子状に形成されている。すなわち、遮光膜42は行方向Xに延びるとものと、列方向Yに延びるものとが直交する状態に形成されている。
着色膜41の個々はB(青)、G(緑)、R(赤)の1つを通過させる光学的特性に設定され、それらB,G,Rの着色膜41が矢印A方向から見て所定の配列、例えばストライプ配列に並べられている。ストライプ配列とは、列方向YにB,G,Rの同色が並び、行方向XにB,G,Rが交互に順番に並ぶ配列である。
なお、着色膜41の配列はストライプ配列以外の任意の配列とすることができ、例えば、モザイク配列、デルタ配列等とすることもできる。また、着色膜41の光学的特性はB,G,Rの3原色に限られず、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3原色を通過させる特性とすることもできる。遮光膜42は、本実施形態では、B,G,Rの3原色のうちのいずれか2色を重ねることによって形成されている。しかしながら、遮光膜42は、B,G,Rの3色を重ねて形成することもできるし、所定の材料をフォトリソグラフィ処理によってパターニングすることによって形成することもできる。この場合の所定の材料としては、例えば、Cr(クロム)等といった遮光性の材料が考えられる。
着色膜41及び遮光膜42の上に形成されたオーバーコート層43は、着色膜41及び遮光膜42の表面を平坦化するものであり、帯状電極44はこうして平坦化されたオーバーコート層43の上に形成される。帯状電極44は、例えばITO等といった金属酸化物をフォトエッチング処理によってパターニングすることによって形成される。
図1において、素子基板7上に設けられた画素電極24とカラーフィルタ基板8上に設けられた帯状電極44とは、矢印A方向から平面的に見て複数のドット状の領域で重なっている。このように重なり合ったドット状の領域が表示の最小単位であるサブ画素Dを形成している。そして、複数のサブ画素Dが行方向X及び列方向Yにマトリクス状に並ぶことにより、矢印A方向から見て長方形状又は正方形状の表示領域が形成され、この表示領域内に文字、数字、図形等といった像が表示される。
本実施形態のように、B,G,Rの3色から成る着色膜41を用いてカラー表示を行う場合は、B,G,Rの3色に対応する3つの着色膜41に対応する3つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。他方、白黒又は任意の2色でモノカラー表示を行う場合は、1つのサブ画素Dによって1つの画素が形成される。1つの画素部分を平面的に示す図面である図2に示すように、サブ画素Dは長方形状に形成されている。
図1において、光反射膜23は、例えばフォトエチング処理によって形成される。この光反射膜23はサブ画素Dのうちの一部の領域Rに設けられており、残りの領域Tには設けられていない。領域Rは図2に示すように平面的にコ字形状をしており、その領域Rの中に領域Tが設けられている。領域Tの1つの辺はサブ画素Dの対応する1つの辺の所で隣接する他のサブ画素Dへ向けて外部へ開放している。図では、サブ画素Dの下辺がその開放端となっている。
個々のサブ画素Dの中で光反射膜23が存在する領域Rが反射表示領域Rであり、光反射膜23が存在しない領域Tが透過表示領域である。図1において矢印Aで示す観察側から入射した外部光L0は反射表示領域R内において光反射膜23で反射する。一方、照明装置3の導光体14から出射した光L1は、透過表示領域Tを透過する。
層間絶縁膜22の表面には凸部又は凹部が形成されて凹凸パターンが形成されている。この凹凸パターンは矢印A方向から見てランダム(すなわち、無秩序)なパターンとなっている。光反射膜23は、その凹凸パターンが形成されている層間絶縁膜22の上に一定の膜厚で形成されていて、それ自身も同じ凹凸パターンを有している。このように光反射膜23に凹凸パターンを形成することにより、光反射膜23で反射する光L0を、鏡面反射ではなくて、適度の散乱光や適切な指向性を持った光とすることができる。
層間絶縁膜22は反射表示領域Rに対応して設けられており、透過表示領域Tには設けられていない。このため、反射表示領域R内の液晶層12の層厚t0は、透過表示領域T内の液晶層12の層厚t1よりも薄くなっている。望ましくはt0=t1/2になっている。このような液晶層12の層厚の調整は、反射表示領域R内で光L0が液晶層12を2回通過する反射表示の場合と、透過表示領域T内で光L1が液晶層12を1回しか通過しない透過表示の場合とで、液晶層12のリタデーション(Δnd)を均一にして鮮明な表示を得るために行われるものである。但し、「Δn」は屈折率異方性、「d」は液晶層厚を示している。
TFD素子31の第2素子電極36bにつながっているコンタクト部37の一部は層間絶縁膜22で覆われており、コンタクト部37の残りの一部は層間絶縁膜22の外部へ張り出している。そして、反射表示領域Rと透過表示領域Tとにわたって設けられている画素電極24がその張り出した部分のコンタクト部37に接触している。これにより、TFD素子31と画素電極24との導通がとられている。コンタクト部37は図2に示したように横に広い形状に形成されているので、このコンタクト部37によってTFD素子31と画素電極24とを安定状態で導通できる。
以上のように構成された液晶表示装置1によれば、液晶表示装置1が明るい室外や明るい室内に置かれる場合は、太陽光や室内光等といった外部光を用いて反射型の表示が行われる。一方、液晶表示装置1が暗い室外や暗い室内に置かれる場合は、照明装置3をバックライトとして用いて透過型の表示が行われる。
上記の反射型表示を行う場合、観察側である矢印Aの方向からカラーフィルタ基板8を通して液晶パネル2内へ入射した外部光L0は、液晶層12を通過して素子基板7内へ入った後、反射表示領域Rにおいて光反射膜23で反射して再び液晶層12へ供給される。他方、上記の透過型表示を行う場合、図1の照明装置3の光源13が点灯し、それからの光が導光体14へ導入され、さらに、面状の光として出射する。この出射光L1は透過表示領域Tにおいて光反射膜23が存在しない領域を通って液晶層12へ供給される。
以上のようにして液晶層12へ光が供給される間、素子基板7側の画素電極24とカラーフィルタ基板8側の帯状電極44との間には、走査信号およびデータ信号によって特定される所定の電圧が印加され、これにより、液晶層12内の液晶分子の配向がサブ画素Dごとに制御され、この結果、液晶層12に供給された光がサブ画素Dごとに変調される。この変調された光が、カラーフィルタ基板8側の偏光板18bを通過するとき、その偏光板18bの偏光特性に従ってサブ画素Dごとに通過を許容又は通過を規制され、これにより、カラーフィルタ基板8の表面に文字、数字、図形等といった像が表示され、これが、矢印A方向から視認される。
さて、図2において、反射表示領域Rは平面形状でコ字形状の光反射膜23によって形成されている。この光反射膜23の下層(すなわち、図2の紙面奥側の層)にある層間絶縁膜22も光反射膜22と同じコ字形状に形成されている。このコ字形状のうち細く枝分かれして透過表示領域Tを両側から挟む部分を本明細書では分枝部分Eということにする。各データ線19は個々のサブ画素Dを通過する状態で列方向Yへ延びている。特に、各データ線19は層間絶縁膜22の片方の分枝部分Eの下を通過するように設けられている。
ここで、従来の液晶表示装置を考えると、列方向Yで互いに隣接するサブ画素D同士の間の基板7a(図1参照)上には、層間絶縁膜22あるいはその他の何等の要素も設けられていなかった。つまり、列方向Yに隣接するサブ画素D同士の間には行方向Xに沿って各サブ画素D間でつながった状態の深い凹部が設けられていた。この凹部を設ける理由は、図1の配向膜26aを塗布する際、層間絶縁膜22が設けられないことにより凹部となっている透過表示領域T内に配向膜26aの材料が滞留して配向膜26aの流動性が悪くなることを解消するためである。このように、従来の液晶表示装置では、配向膜の流動性を確保するために、列方向Yで互いに隣接するサブ画素D同士の間には層間絶縁膜等を設けていなかった。そのため、層間絶縁膜22の分枝部分Eの下を通るデータ線19は、図4に示すように、その分枝部分Eの先端から外部へ露出していた。
一般に、層間絶縁膜22の上に設けられる光反射膜23及び画素電極24は、図示のように、分枝部分Eの先端よりもわずかに退避した位置にそれらの先端が位置するように設計されている。常に設計通りの結果が得られれば何の問題も生じないが、仮に、層間絶縁膜22をフォトリソグラフィ処理によって形成する際にオーバー現像が生じて層間絶縁膜22の分枝部分Eの先端が設計位置よりも退避して形成されると、その後に光反射膜23や画素電極24が層間絶縁膜22の上に形成されたとき、その光反射膜23等が分枝部分Eの先端から張り出して下層のデータ線19に接触し、両者がショートするおそれがある。
このことに関し、本実施形態では、図2のZ2−Z2線に従った断面図である図3に示すように、列方向Yで互いに隣接するサブ画素D同士の間の領域に、データ線19を覆う第2絶縁膜としての保護膜46を設けている。この保護膜46を設けたことにより、図4において、仮にオーバー現像に起因して層間絶縁膜22の分枝部分Eの先端が後方へ退避してその上の光反射膜23が分枝部分Eの先端から張り出したとしても、保護膜46の働きにより光反射膜23とデータ線19とが接触することを確実に防止できる。このため、設計者は、層間絶縁膜22に関するオーバー現像に特別の注意を払うことなく設計を行うことができ、それ故、設計の自由度が大きく向上する。
また、図1において、保護膜46の膜厚t2は層間絶縁膜22の膜厚t3よりも小さく(すなわち、t2<t3)設定されている。そして、保護膜46の膜厚t2を小さくすることに形成される凹部は、行方向Xに沿って各サブ画素D間でつながっている。このため、配向膜26aの流動性は高く維持され、配向膜26aを均一な膜厚に塗布できる。保護膜46は、本実施形態では、層間絶縁膜22と同じ工程、例えば感光性樹脂を材料とするフォトリソグラフィ処理を行う工程によって形成するものとする。しかしながら、保護膜46は層間絶縁膜22と別の工程で別の材料によって形成することもできる。なお、保護膜46の具体的な膜厚t2は特定の値に限定されるものでなく、配向膜26aの流動特性に合わせて適宜に選定する。
図2において、各サブ画素Dは平面視で列方向Yに長くそれと直角方向である行方向Xに短い長方形状を有している。そして、データ線19はサブ画素Dの長手方向に延びており、保護膜46はデータ線19と直交する方向に延びている。この構成は、配向膜26a(図1参照)の流動性を確保する上で好ましい構成である。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、上記の実施形態では、スイッチング素子として2端子型スイッチング素子であるTFD素子を用いる場合を例示したが、これに代えて、3端子型スイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)素子を用いても良い。なお、TFT素子の場合は配線として、ゲート電極につながるゲート電極線及びソース電極につながるソース電極線が考えられる。この場合、ゲート電極線はゲート絶縁膜で覆われることもあるので、そのときには上記の実施形態における保護膜46(図1参照)を用いるまでもなくゲート電極線は保護されるかもしれない。但し、その場合でも、ゲート絶縁膜に加えて上記実施形態における保護膜46を併せて用いれば、信頼性をさらに高めることができる。
(液晶表示装置の製造方法の第1実施形態)
次に、本発明に係る液晶表示装置の製造方法について、図1に示した液晶表示装置を製造する場合を例に挙げて説明する。図5は本発明に係る電気光学装置の製造方法の一実施形態を示している。図5の工程P1〜工程P7に至る工程は図1の素子基板7を形成する工程である。また、工程P11〜工程P17に至る工程は図1のカラーフィルタ基板8を形成する工程である。また、工程P21〜工程P27に至る工程はそれらの基板を貼り合わせて製品である液晶表示装置を形成する工程である。
なお、本実施形態では、図1に示す素子基板7及びカラーフィルタ基板8を1つずつ形成するのではなく、素子基板7に関しては、複数の素子基板7を形成できる大きさの面積を有する素子側マザー透光性基板の上に素子基板7の複数個分の要素を同時に形成するものとする。また、カラーフィルタ基板8に関しては、複数のカラーフィルタ基板8を形成できる大きさの面積を有するカラーフィルタ側マザー透光性基板の上にカラーフィルタ基板8の複数個分の要素を同時に形成するものとする。素子側マザー透光性基板及びカラーフィルタ側マザー透光性基板は、例えば、透光性ガラス、透光性プラスチック等によって形成される。
まず、図5の工程P1において、素子側マザー透光性基板の表面にスイッチング素子である図1のTFD素子31をフォトエッチング処理等を用いて所定の積層構造に形成する。また同時に、データ線19を所定のパターンに形成する。
次に、工程P2において、第1絶縁膜である図1の層間絶縁膜22が基板7a上に形成される。この層間絶縁膜22は、反射表示領域Rに対応して島状、すなわちドット状に形成される。また、このとき、図1の列方向Yで互いに隣接するサブ画素Dの間の領域に保護膜46が層間絶縁膜22と一体に、しかし膜厚は層間絶縁膜22より薄く形成される。この形成方法の詳細は後述する。
次に、工程P3において、図1の光反射膜23をAl又はAl合金を材料としてフォトエッチング処理によって所定のドット形状に形成する。光反射膜23はサブ画素Dの一部に形成され、残りの一部には光反射膜23は形成されない。光反射膜23が形成された領域が反射表示領域Rとなり、光反射膜23が形成されない領域が透過表示領域Tとなる。
次に、工程P4において、図3の画素電極24をITOを材料としてフォトエッチング処理によって所定のドット形状に形成する。このとき、画素電極24は光反射膜23の直上に該光反射膜23を覆うように形成される。画素電極24が形成された領域に基づいてサブ画素Dが規定される。なお、画素電極24と光反射膜23は、導電性及び光反射性の両方を有する金属材料、例えばAl、Al合金の単層によって形成することもできる。光反射膜23上に画素電極24を形成したとき、その画素電極24は層間絶縁膜22の側面から張り出したコンタクト部37に接触し、これにより、画素電極24がTFD素子31に接続される。
次に、工程P5において、図1の配向膜26aが、例えばポリイミドを印刷することによって形成される。次に、工程P6において、配向膜26aにラビング処理が施される。次に、工程P7において、1個の液晶パネルの周辺部分にシール材が形成される。以上により、素子側マザー透光性基板の上に素子基板7の複数個分の要素が形成されて大面積の素子側マザー基板が形成される。
次に、図5の工程P11において、カラーフィルタ側マザー透光性基板の表面上に、図1の遮光膜42を、例えばCrを材料としてフォトエッチング処理により所定の環状に形成する。次に、工程P12において、図1の着色膜41を形成する。遮光部材42は、例えば、個々の表示ドット領域Dの周りを埋めるような格子状パターンに形成される。着色膜41については、B,G,Rの各色ごとに順々に形成する。例えば、各色の顔料や染料を感光性樹脂に分散させて成る着色材料をフォトリソグラフィ処理によって所定の配列に形成する。次に、工程P13において、図1のオーバーコート層43を、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等といった感光性樹脂を材料としてフォトリソグラフィ処理によって形成する。
次に、工程P14において、図1の帯状電極44をITOを材料としてフォトエッチング処理によって形成し、さらに工程P15において図1の配向膜26bを形成し、さらに工程P16において、配向処理としてのラビング処理を行う。さらにその後、工程P17において、基板上にスペーサが設けられる。以上により、カラーフィルタ側マザー透光性基板の上にカラーフィルタ基板8の複数個分の要素が形成されて大面積のカラーフィルタ側マザー基板が形成される。
その後、図5の工程P21において、素子側マザー基板とカラーフィルタ側マザー基板とを貼り合わせる。これにより、素子側マザー基板とカラーフィルタ側マザー基板とが個々の液晶パネルの領域において図1のシール材6を挟んで貼り合わされた構造の大面積のパネル構造体が形成される。
次に、以上のようにして形成された大面積のパネル構造体に含まれるシール材を、工程P22において熱硬化又は紫外線硬化によって硬化させて両マザー基板を接着して大面積のパネル構造体を形成する。次に、工程P23において、そのパネル構造体を1次切断、すなわち1次ブレイクして、図1の液晶パネル2の複数個が1列に並んだ状態で含まれる中面積のパネル構造体、いわゆる短冊状のパネル構造体を複数形成する。シール材に設けた液晶注入用の開口は、上記の1次ブレイクによって短冊状のパネル構造体が形成されたときに外部に露出する。
次に、図5の工程P24において、上記のシール材の液晶注入用開口を通して各液晶パネル部分の内部へ液晶を注入し、その注入の完了後、その液晶注入用開口を樹脂によって封止する。次に工程P25において、2回目の切断、すなわち2次ブレイクを行い、短冊状のパネル構造体から図1に示す個々の液晶パネル2を切り出す。
次に、図5の工程P26において、図1の液晶パネル2に駆動用ICを実装し、さらに、図1の偏光板18a及び18bを液晶パネル2に接着する。そしてさらに、工程P27において、図1の照明装置3を液晶パネル2に取付ける。これにより、液晶表示装置1が完成する。
(絶縁膜形成工程)
以下、図5の工程P2の絶縁膜形成工程について、図6、図7、及び図8を参照して詳細に説明する。絶縁膜形成工程が始まると、まず、図6の工程P31において図7(a)の基板7aを所定の洗浄液によって洗浄する。次に、図6の工程P32において、図7(b)に示すように、第1透光性基板7aの上にTFD素子31及びデータ線19を覆うように層間絶縁膜22の材料、例えばポジ型レジストである感光性樹脂22’をスピンコートによって一様な厚さに塗布する。次に、工程P33において、例えば90℃で120秒のプリベークを行って、感光性樹脂材料22’内の溶媒を除去する。
次に、工程P34において1次露光処理を実行する。この1次露光処理は、反射表示領域R(図1参照)に対応する領域の感光性樹脂22’の表面に凹凸パターンの露光像を形成するため、及び図1の保護膜46を形成するための工程である。具体的には、図7(c)に示すように、素子基板7a(切断する前の大面積のもの)を露光装置、例えばステッパの所定位置に設置し、さらに、露光マスク56Aを素子基板7aに対向する所定位置に設置する。露光マスク56Aは、完全光透過領域と完全遮光領域の2つの領域を有する2階調の露光マスクである。
1次露光工程P34では、露光マスク56Aを通して露光光L3で感光性樹脂22’を露光する。この露光により、破線で示す露光像(すなわち、凹凸パターン及び保護膜46の露光像)よりも上の部分の樹脂部分が可溶化する。
次に、図6の工程P35において2次露光処理を実行する。この2次露光処理は、島状すなわちドット状の層間絶縁膜22の露光像を形成するための工程である。具体的には、図8(d)に示すように、素子基板7aを露光装置、例えば一括露光機の所定位置に設置し、さらに露光マスク56Bを素子基板7aに対向する所定位置に設置する。露光マスク56Bは、完全光透過領域と完全遮光領域の2つの領域を有する2階調の露光マスクである。2次露光工程P35では、露光マスク56Bを通して露光光L4で感光性樹脂22’を露光する。この露光により、島状の層間絶縁膜22以外の部分が可溶化する。
次に、図6の工程P36において現像処理を行う。具体的には、図8(d)の基板7aを現像液に所定時間、浸漬する。すると、図7(c)及び図8(d)において可溶化した部分の感光性樹脂22’が除去されて、図8(e)に示すように、表面の必要な領域に凹凸パターンを有した島状の層間絶縁膜22が形成される。
層間絶縁膜22の材料である感光性樹脂材料22’はその性質上、未反応の感光性基に由来する黄色の光を多く通過させる傾向にある。図6の工程P37では、図8(e)の層間絶縁膜22に適宜の光量の紫外線を照射して反応を完結する処理、いわゆるブリーチ露光を行う。これにより、層間絶縁膜22の黄色化を抑制し、透過率を向上させる。次に、図6の工程P38において、図8(e)の基板7a及び層間絶縁膜22を、例えば、220℃、40〜50分で焼成して、層間絶縁膜22の形状及び性質を安定状態に設定する。以上により、図5の工程P2が終了し、その後、既述した光反射膜工程P3以降の工程が実行される。
本実施形態の液晶表示装置の製造方法によれば、図1の保護膜46を層間絶縁膜22を形成する際に同じ材料を用いて同時に形成でき、それ故、材料コスト及び製造コストを低く抑えることができる。また、保護膜46を所望の寸法及び形状に正確に形成できる。
(電気光学装置の製造方法の第2実施形態)
次に、本発明に係る液晶表示装置の製造方法の他の実施形態を説明する。本実施形態の製造方法の全体的な工程は図5に示した第1の実施形態に係る製造方法と同じである。図6に示した先の実施形態では、工程P34と工程P35で2度露光を行ったが、本実施形態ではハーフトーンマスクを用いて露光処理を行うものである。以下、その露光処理について説明する。なお、以下の説明では、本実施形態を先の実施形態と異なる点を中心として説明するものとし、共通する構成については説明を省略する。
図5の絶縁膜形成工程P2が始まると、まず、図9の工程P41において図10(a)の基板7a、すなわちTFD素子31及びデータ線19が形成されている基板7aを所定の洗浄液によって洗浄する。次に、図9の工程P42において、図10(b)に示すように、第1透光性基板7aの上にTFD素子31及びデータ線19を覆うように、層間絶縁膜22の材料22’、例えばポジ型レジストである感光性樹脂をスピンコートによって一様な厚さに塗布する。次に、工程P43において、例えば90℃で120秒のプリベークを行って、感光性樹脂22’内の溶媒を除去する。
次に、工程P44において露光処理を実行する。具体的には、図10(c)に示すように、素子基板7a(切断する前の大面積のもの)を露光装置、例えば一括露光装置の所定位置に設置し、さらに、ハーフトーンマスク、すなわちハーフトーン型の多階調露光マスク56Cを素子基板7aに対向する所定位置に設置する。ハーフトーンマスク56Cは、光透過性がそれぞれ異なる4つの領域を有するハーフトーンマスクであり、より具体的には、完全光透過領域A0、第1部分光透過領域A1、第2部分光透過領域A2、及び完全遮光領域A3を有する4階調のハーフトーンマスクである。
本実施形態では、層間絶縁膜22に形成するパターンの違いに応じて露光量を異ならせている。具体的には、
(1)凹凸パターンのうちの凸部を形成すべき部分に完全遮光領域A3を合わせ、
(2)凹凸パターンのうちの凹部を形成すべき部分に第2部分光透過領域A2を合わせ、
(3)保護膜46を形成すべき部分に第1部分光透過領域A1を合わせ、
(4)透過表示領域Tのように層間絶縁膜22を除去したい部分に完全光透過領域A0を合わせる。
凸部に対応する完全遮光領域A3の光透過率をT3とし、凹部に対応する第2部分光透過領域A2の光透過率をT2とし、保護膜に対応する第1部分光透過領域A1の光透過率をT1とし、層間絶縁膜22を除去する部分に対応する完全光透過領域A0の光透過率をT0とするとき、本実施形態では、
T3<T2<T1<T0
に設定する。また、
T3=0%、 T0=100%
に設定する。なお、必ずしもT3=0%、T0=100%に限定しなくても良い場合もある。
このように光透過率に変化を持たせることは、例えば、光透過率の異なる材料を領域ごとに設けることによって実現できる。例えば、完全光透過領域A0はマスク基板上に遮光材料を何も載せないことによって実現できる。また、部分光透過領域A1及びA2は、光を減衰して透過させる材料、例えばモリブデンシリサイド(MoSi又はMoSi)をマスク基板上に載せることによって実現できる。光透過率をいくつに設定するかは、マスク基板上に載せる膜の膜厚によって決めることができる。また、完全遮光領域A3は、光を完全に透過させない材料、例えば、Cr及びCrO(酸化クロム)の2層構造を有する積層クロムをマスク基板上に載せることによって実現できる。
以上の構成を有するハーフトーンマスク56Cを通して感光性樹脂22’へ一定光量の露光光L5を照射すると、鎖線で示す露光像よりも上の部分が可溶化する。具体的には、光透過率T3=0%(領域A3)で露光された部分は露光量が少ないので凹凸パターンの凸部に対応する露光像が形成される。また、少な目の中間の光透過率T2(領域A2)で露光された部分は露光量が比較的少ないので凹凸パターンの凹部に対応する露光像が形成される。
また、多目の中間の光透過率T1(領域A1)で露光された保護膜46に対応する部分は凹部よりも多く露光される。また、光透過率T0=100%(領域A0)で露光された部分は露光量が多いので、感光性樹脂22’の膜を貫通する露光像が形成される。以上により、感光性樹脂22’の表面に凹凸パターンに対応する露光像が形成され、さらに保護膜46に対応する露光像が形成され、それらの露光像よりも上の部分が可溶化する。
その後、図6に示した2度露光の実施形態の場合と同様に、現像工程P45、ブリーチ露光工程P46、そして焼成工程P47を行うことにより、図10(d)に示すように、表面の必要な領域に凹凸パターン及び保護膜46を有した島状の層間絶縁膜22が形成される。以上により、図5の工程P2が終了し、その後、既述した光反射膜工程P3以降の工程が実行される。
本実施形態の製造方法によれば、図1の保護膜46を層間絶縁膜22を形成する際に同じ材料を用いて同時に形成でき、それ故、材料コスト及び製造コストを低く抑えることができる。また、保護膜46を所望の寸法及び形状に正確に形成できる。さらに、露光処理が1回で済むので製造コストをさらに低減できる。
(電気光学装置の製造方法のその他の実施形態)
以上の実施形態では、図1に示す液晶表示装置1を製造するものとした。しかしながら、本発明は、その他の液晶表示装置を製造する場合にも適用できる。また、以上に説明した実施形態では、樹脂膜としてポジ型の感光性樹脂を用いたが、これに代えて、ネガ型の(すなわち、光を受けた部分が固化する性質を有する)感光性樹脂を用いることができる。
(電子機器の実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図11は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶表示装置101と、これを制御する制御回路100とを有する。制御回路100は、表示情報出力源104、表示情報処理回路105、電源回路106及びタイミングジェネレータ107によって構成される。そして、液晶表示装置101は液晶パネル102及び駆動回路103を有する。
表示情報出力源104は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ107により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路105に供給する。
次に、表示情報処理回路105は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路103へ供給する。ここで、駆動回路103は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路106は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
液晶表示装置101は、例えば、図1に示した液晶表示装置1を用いて構成できる。本実施形態に係る液晶表示装置1によれば、データ線19を覆うと共に層間絶縁膜22よりも薄い保護膜46を設けることにより、光反射膜23とデータ線19とのショートを完全に防止でき、しかも配向膜26aの流動性を良好に維持できることになったので、不良品の発生を低減できた。従って、液晶表示装置1を有する本実施形態の電子機器においても液晶表示装置1が奏する上記の効果と同じ効果を得ることができる。
図12は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機110は、本体部111と、これに開閉可能に設けられた表示体部112とを有する。液晶表示装置等といった電気光学装置によって構成された表示装置113は、表示体部112の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部112において表示画面114によって視認できる。本体部111には操作ボタン115が配列されている。
表示体部112の一端部にはアンテナ116が伸縮自在に取付けられている。表示体部112の上部に設けられた受話部117の内部には、図示しないスピーカが配置される。また、本体部111の下端部に設けられた送話部118の内部には図示しないマイクが内蔵されている。表示装置113の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部111又は表示体部112の内部に格納される。
表示装置113は、例えば、図1に示した液晶表示装置1を用いて構成できる。本実施形態に係る液晶表示装置1によれば、データ線19を覆うと共に層間絶縁膜22よりも薄い保護膜46を設けることにより、光反射膜23とデータ線19とのショートを完全に防止でき、しかも配向膜26aの流動性を良好に維持できることになったので、不良品の発生を低減できた。従って、液晶表示装置1を有する本実施形態の電子機器においても液晶表示装置1が奏する上記の効果と同じ効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
電子機器としては、以上に説明した携帯電話機等の他にも、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末器等が挙げられる。
本発明に係る液晶表示装置の一実施形態の要部を示す側面断面図である。 図1の構造を矢印A方向から見た場合の平面図である。 図2のZ2−Z2線に従った断面図である。 図2の要部を拡大して示す斜視図である。 本発明に係る液晶表示装置の製造方法の一実施形態を示す工程図である。 図5の工程図のうちの要部の工程を示す工程図である。 図6の工程図に対応した絶縁膜の構造変遷図である。 図7に引き続く絶縁膜の構造変遷図である。 本発明に係る液晶表示装置の製造方法の他の実施形態を示す工程図である。 図9の工程図に対応した絶縁膜の構造変遷図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1.液晶表示装置、 2.液晶パネル、 3.照明装置、 7.素子基板、
7a.第1透光性基板、 8.カラーフィルタ基板、 8a.第2透光性基板、
12.液晶層、 13.LED、 18a,18b.偏光板、
19.データ線(配線)、 22.層間絶縁膜(第1絶縁膜)、 23.光反射膜、
24.画素電極、 26a,26b.配向膜、
31.TFD素子(スイッチング素子)、 32a,32b.TFD要素、
33.第1素子電極、 34.絶縁膜、 36a,36b.第2素子電極、
37.コンタクト部、 41.着色膜、 42.遮光膜、 43.オーバーコート層、
44.帯状電極、 46.保護膜(第2絶縁膜)、
56A,56B,56C.露光マスク、 E.分枝部分、 G.セルギャップ、
L0,L1.光、 L3,L4,L5.露光光、 t0,t1.層厚、
t2,t3.膜厚

Claims (6)

  1. 液晶層を挟持する一対の基板と、
    前記液晶層に向けて光を出射する照明装置と、
    前記一対の基板のうちの一方の基板に設けられた光反射膜と、
    表示の最小単位となる1つのサブ画素領域内に、前記照明装置から出射される光を透過して表示を行う透過表示領域と、前記光反射膜で反射した光を用いて表示を行う反射表示領域とを有する液晶表示装置であって、
    前記一方の基板に設けられていて前記透過表示領域と前記反射表示領域とで前記液晶層の層厚を異ならせる第1絶縁膜と、
    前記一方の基板と前記第1絶縁膜との間に設けられていて前記複数のサブ画素を通過する配線と、
    該配線のうちの前記複数のサブ画素間に在る部分の上に設けられていて前記第1絶縁膜よりも膜厚が薄い第2絶縁膜と、
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記サブ画素は平面視で一方に長くそれと直角方向に短い形状を有し、
    前記配線は前記サブ画素の長手方向に延び、
    前記第2絶縁膜は前記配線と直交する方向に延びる
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の液晶表示装置において、前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜は同じ材料によって形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の液晶表示装置において、
    それぞれが表示の最小単位である複数のサブ画素のそれぞれに対応して設けられたスイッチング素子をさらに有し、
    前記第1絶縁膜は前記スイッチング素子を覆う層間絶縁膜であり、
    前記配線は前記スイッチング素子へ信号を伝送する信号線である
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 複数のサブ画素のそれぞれに対応させて基板上にスイッチング素子を形成する工程と、
    前記複数のサブ画素にわたって前記基板上に配線を形成する工程と、
    前記スイッチング素子及び前記配線の上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に光反射膜を形成する工程と、を有し、
    前記絶縁膜を形成する工程では、膜厚の厚い第1絶縁膜を前記サブ画素に対応して形成し、前記複数のサブ画素間の領域であって前記配線が形成された領域に前記第1絶縁膜よりも膜厚が薄い第2絶縁膜を形成する
    ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の液晶表示装置を有することを特徴とする電子機器。
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