JP2007279710A - パターン形成方法及びグレートーンマスクの製造方法 - Google Patents

パターン形成方法及びグレートーンマスクの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成するために重ね合わせ描画する場合、描画位置合わせのためのアライメントマークを反射光で検出する際のコントラストが高く検出精度が良好なパターン形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程とを有し、前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、前記パターンを描画する工程の前に、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:以下、LCDと呼ぶ)等の製造に使用されるグレートーンマスクや、半導体装置の製造に使用される位相シフトマスクの製造等に好適なパターン形成方法に関する。
従来、LCDの分野において、製造に必要なフォトマスク枚数を削減する方法が提案されている。即ち、薄膜トランジスタ液晶表示装置(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display:以下、TFT−LCDと呼ぶ)は、CRT(陰極線管)に比較して、薄型にしやすく消費電力が低いという利点から、現在商品化が急速に進んでいる。TFT−LCDは、マトリックス状に配列された各画素にTFTが配列された構造のTFT基板と、各画素に対応して、レッド、グリーン、及びブルーの画素パターンが配列されたカラーフィルターが液晶相の介在の下に重ね合わされた概略構造を有する。TFT−LCDでは、製造工程数が多く、TFT基板だけでも5〜6枚のフォトマスクを用いて製造されていた。このような状況の下、TFT基板の製造を4枚のフォトマスクを用いて行う方法が提案された(例えば下記非特許文献1)。
この方法は、遮光部と透光部と半透光部(グレートーン部)を有するフォトマスク(以下、グレートーンマスクという)を用いることにより、使用するマスク枚数を低減するというものである。
ここで用いられるグレートーンマスクとしては、半透光部が微細パターンで形成されている構造のものが知られているが、半透光部は、グレートーンマスクを使用するLCD用露光機の解像限界以下の微細パターンからなる遮光パターンで形成する必要があり、微細パターンタイプの半透光部は、グレートーン部分の設計、具体的には遮光部と透光部の中間的なハーフトーン効果を持たせるための微細パターンをライン・アンド・スペースタイプにするのかドット(網点)タイプにするのか、或いはその他のパターンにするのかの選択があり、さらにライン・アンド・スペースタイプの場合、線幅をどのくらいにするのか、光が透過する部分と遮光される部分の比率をどうするか、全体の透過率をどの程度に設計するかなど非常に多くのことを考慮し設計を行わなくてはならなかった。また、マスク製造においても線幅の中心値の管理及びマスク内の線幅のばらつき管理と非常に難しい生産技術が要求されていた。
そこで、ハーフトーン露光したい部分を半透過性のハーフトーン膜(半透光膜)とすることが従来提案されている。このハーフトーン膜を用いることでハーフトーン部分の露光量を少なくしてハーフトーン露光することが出来る。ハーフトーン膜に変更することで、設計においては全体の透過率がどのくらい必要かを検討するのみで済み、マスクにおいてもハーフトーン膜の膜種であるとか膜厚を選択するだけでマスクの生産が可能となる。従って、マスク製造ではハーフトーン膜の膜厚制御を行うだけで済み、比較的管理が容易である。また、ハーフトーン膜であればフォトリソグラフィー工程により容易にパターニングできるので、複雑なパターン形状であっても可能となる。
このようなハーフトーン膜タイプのグレートーンマスクとして、例えば、遮光部が、透光性基板上に設けられた遮光膜及びその上に成膜された半透光膜より形成され、半透光部は、半透光部に対応する領域を露出させた透光性基板上に成膜された半透光膜より形成されているグレートーンマスクが本出願人により先に提案されている(特願2004−65115)。
このグレートーンマスクは、例えば、次のような方法により製造することができる。
まず、透光性基板上に遮光膜が形成されたマスクブランクを準備する。
次に、前記マスクブランク上に前記遮光部に対応する領域の第1のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜をエッチングすることにより遮光膜パターンを形成し、前記半透光部及び透光部に対応する領域の透光性基板を露出させる。
次に前記工程で残存したレジストパターンを除去し、得られた基板上の全面に半透光膜を成膜する。
さらに、前記遮光部及び半透光部に対応する領域に第2のレジストパターンを形成し、該レジストパターンをマスクとして、露出した半透光膜をエッチングすることにより、透光部を形成する。
「月刊エフピーディ・インテリジェンス(FPD Intelligence)」、1999年5月、p.31−35
ところで、上述の、遮光部が少なくとも遮光膜で形成され、半透光部が半透光膜で形成されているハーフトーン膜タイプのグレートーンマスクの製造方法においては、レジストパターンを形成するためのパターン描画を2回行う必要がある。そのため、従来は、2回のパターン描画の位置を合わせるためのマーク(アライメントマーク)を1回目のパターン描画時にマスクパターンと一緒に形成し、2回目のパターン描画の際に、描画装置によりそのアライメントマークを検出して位置合わせを行い2回目の描画を行っている。例えば、大型サイズのマスク製造に用いているレーザ描画装置では、描画用レーザを用いてアライメントマークからの反射光又は透過光を検出して位置合わせを行っている。
しかし、従来は、レーザ描画時のレーザ光の反射、あるいはグレートーンマスク使用時の露光光の反射を低減するために、遮光部を形成する遮光膜上に反射防止膜が形成されているが、上述のパターン描画工程において、遮光部と透光部からなるアライメントマークを反射光で検出する場合、アライメントマークの遮光部における最上層に反射防止膜が形成されていると、アライメントマークの透光部のガラス基板面との反射率差が小さく反射のコントラストがとれないため、アライメントマークの検出が困難であった。アライメントマークの検出精度が低いと、1回目の描画パターンと2回目の描画パターンとが高い精度で位置合わせされず1回目の描画パターンと2回目の描画パターンとの位置ずれが発生する原因となる。位置ずれのあるデバイスパターンが形成されたグレートーンマスクを用いて例えばTFT基板を製造した場合、重大な故障(動作不良)が発生するおそれがある。
また、半導体装置の製造に使用されるフォトマスクにおいては、回路パターンの微細化に伴い、解像力を向上させる技術として、位相シフトマスクが知られている。位相シフトマスクの代表的な例としては、透光性基板上に、遮光膜パターンと、光(露光光)の位相を変化させる位相シフター膜パターンが形成された構成のものが知られている。このような位相シフトマスクの製造においても、第1層目(例えば遮光膜)のパターンと第2層目(例えば位相シフター膜)のパターンを形成するための重ね合わせ描画を行うが、位相シフトマスクの作用効果を発揮させるためには、第1層目パターンと第2層目パターンとが高い重ね合わせ位置精度で形成される必要がある。
以上のような事情から、重ね合わせ描画により1回目(1層目)の描画パターンと2回目(2層目)の描画パターンとが高い精度で位置合わせされて形成されるためにも、アライメントマークの検出精度を高めることは重要な課題である。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成するために重ね合わせ描画する場合、描画位置合わせのためのアライメントマークを反射光で検出する際のコントラストが高く検出精度が良好で、そのため1回目の描画パターン(第1の描画パターン)と2回目の描画パターン(第2の描画パターン)とが高い精度で位置合わせされて形成されるパターン形成方法及びそれを用いたグレートーンマスクの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程とを有し、前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、前記パターンを描画する工程の前に、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去することを特徴とするパターン形成方法である。
(構成2)同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程とを有し、前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、該遮光部及び透光部のアライメント検出光に対する反射率差が30%以上となるような処理を、前記パターンを描画する工程の前に行うことを特徴とするパターン形成方法である。
(構成3)前記遮光部及び透光部のアライメント検出光に対する反射率差が30%以上となるような処理が、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去する処理であることを特徴とする構成2記載のパターン形成方法である。
(構成4)前記アライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターンを描画する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行って第2のパターンを描画する工程とを有することを特徴とする構成1乃至3のいずれか一に記載のパターン形成方法である。
(構成5)構成1乃至4のいずれか一に記載のパターン形成方法を用いて遮光部、透光部及び半透光部を有するパターンを形成する工程を含むことを特徴とするグレートーンマスクの製造方法である。
構成1によれば、本発明のパターン形成方法は、同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程とを有し、前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、前記パターンを描画する工程の前に、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去する。これにより、アライメントマークの遮光部では反射率を低減させる反射防止膜がなくなり比較的反射率の高い遮光膜で形成され、ガラス基板のような透光性基板面が露出した透光部と遮光部との反射光に対する反射率差が大きくなるため、アライメントマークを反射光で検出する際のコントラストが高く検出精度が良好になる。その結果、同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成するためにアライメントマークを用いて重ね合わせ描画する場合、例えば、1回目の描画パターン(第1の描画パターン)と2回目の描画パターン(第2の描画パターン)とが高い精度で位置合わせされて形成される。
構成2によれば、本発明のパターン形成方法は、同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程とを有し、前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、該遮光部及び透光部のアライメント検出光に対する反射率差が30%以上となるような処理を、前記パターンを描画する工程の前に行う。これにより、アライメントマークの遮光部と透光部との反射光に対する反射率差が30%以上と大きくなるため、アライメントマークをアライメント検出光(反射光)で検出する際のコントラストが高く検出精度が良好になる。その結果、同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成するためにアライメントマークを用いて重ね合わせ描画する場合、例えば、1回目の描画パターン(第1の描画パターン)と2回目の描画パターン(第2の描画パターン)とが高い精度で位置合わせされて形成される。
構成3にあるように、たとえば最上層に反射防止膜を備えるアライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去する処理を行うことにより、構成2のアライメントマークの遮光部及び透光部のアライメント検出光(反射光)に対する反射率差が30%以上となるようにすることができる。
構成4にあるように、本発明のパターン形成方法は、たとえば、アライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターンを描画する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行って第2のパターンを描画する工程とを有するパターン形成方法に適用すると好適である。
構成5にあるように、構成1乃至3のいずれかに記載のパターン形成方法を用いてパターンを形成する工程を含むグレートーンマスクの製造方法によれば、アライメントマークを用いて位置合わせを行いパターンを描画する場合、アライメントマークの検出精度が良好であるため、位置ずれの無いデバイスパターンが形成されたグレートーンマスクを得ることができる。
本発明のパターン形成方法によれば、同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成するため重ね合わせ描画する場合、描画位置合わせのためのアライメントマークの遮光部と透光部との反射光に対する反射率差が大きく、アライメントマークをアライメント検出光(反射光)で検出する際のコントラストが高く検出精度が良好になる。そのため、同一基板上にフォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いて例えば第1のパターンと第2のパターンとをアライメントマークを用いて重ね合わせ描画する場合、第1のパターンと第2のパターンとが高い精度で重ね位置合わせされたパターンを形成することができる。
また、本発明のパターン形成方法は、たとえば、透光性基板上に、遮光部、透光部及び半透光部を有するデバイスパターンが形成されたグレートーンマスクの製造に用いると好適である。つまり、本発明のパターン形成方法を用いてパターンを形成する工程を含むグレートーンマスクの製造方法によれば、位置ずれを抑制したデバイスパターンが形成されたグレートーンマスクを得ることができる。
以下、本発明を実施の形態により詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明のパターン形成方法を、透光性基板上に遮光部、透光部及び半透光部を有するデバイスパターンが形成されたグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態1を示すもので、その製造工程を順に示す模式的断面図である。
本実施の形態で使用するマスクブランク10は、図1(a)に示すように、合成石英ガラス等の透光性基板1上に、遮光膜2と反射防止膜3を形成したものである。
ここで、遮光膜2の材質としては、薄膜で高い遮光性が得られるものが好ましく、例えばCr,Si,W,Al等が挙げられる。また、反射防止膜3の材質としては、例えば上記遮光層の材質の酸化物等が挙げられる。
上記マスクブランク10は、透光性基板1上に、遮光膜2と反射防止膜3を順に成膜することで得られるが、その成膜方法は、蒸着法、スパッタ法、CVD(化学的気相成長)法など、膜種に適した方法を適宜選択すればよい。また、膜厚に関しては、特に制約はないが、要は良好な遮光性が得られるように最適化された膜厚で形成すればよい。
まず、このマスクブランク10を用いて、そのデバイスパターン領域には第1のパターンを形成し、その非デバイスパターン領域(デバイスパターンが形成される領域を除く領域)に描画位置合わせ用のアライメントマーク7を形成する。たとえば、このマスクブランク10上に描画用のポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行ってレジスト膜を形成した後、電子線描画機或いはレーザ描画機などを用いて所定のパターン描画を行う。この場合の描画データは、例えばデバイスパターンの遮光部に対応するパターンデータとアライメントマーク7のパターンデータである。なお、アライメントマーク7の形状、大きさ等は任意である。描画後、これを現像して、レジストパターン4a(同図(b))とし、このレジストパターン4aをマスクとして、露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングして(同図(c))、残存するレジストパターン4aを除去することにより、図1(d)に示すような第1のパターン3a,2a及び透光部7aと遮光部7bとからなるアライメントマーク7を形成する。
次に、以上のようにして得られた透光性基板1上にアライメントマーク7及び第1のパターン(遮光膜パターン)を有する基板上の全面に半透光膜5を成膜する(同図(e)参照)。半透光膜5の材質としては、薄膜で、透光部の透過率を100%とした場合に透過率50%程度の半透過性が得られるものが好ましく、例えばCr化合物(Crの酸化物、窒化物、酸窒化物、フッ化物など)、MoSi、Si,W,Al等が挙げられる。Si,W,Al等は、その膜厚によって高い遮光性も得られ、或いは半透過性も得られる材質である。なお、ここで透過率とは、グレートーンマスクを使用する例えば大型LCD用露光機の露光光の波長に対する透過率のことである。また、半透光膜の透過率は50%程度に限定される必要は全くない。半透光部の透過性をどの程度に設定するかは設計上の問題である。
また、遮光膜2と反射防止膜3と半透光膜5の材質の組合せに関しては、本実施の形態においては特に制約されない。互いの膜のエッチング特性が同一又は近似していてもよく、或いは、互いの膜のエッチング特性が異なっていてもよい。本実施の形態では、最終的に半透光部となる領域を露出させた透光性基板上に直接半透光膜を成膜することにより半透光部を形成するので、膜材料に関して特に制約されることは無く、遮光膜と半透光膜のエッチング特性が同一或いは近似した材質の組合せを選択することが出来る。例えば、同一の材質、主成分が同一の材質(例えばCrとCr化合物など)等の組合せを任意に選択することができるので、選択の幅が広い。
半透光膜5の成膜方法については、蒸着法、スパッタ法、CVD(化学的気相成長)法など、膜種に適した方法を適宜選択すればよい。また、半透光膜5の膜厚に関しては、特に制約はないが、所望の半透光性が得られるように最適化された膜厚で形成すればよい。
次に、再び全面に前記ポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行って、レジスト膜4を形成する(同図(f)参照)。そして、上記アライメントマーク7上のレジスト膜のみを剥離して除去する(同図(g))。アライメントマーク7部分だけをスポット露光し現像することによりレジスト膜を除去する方法でもよい。また、上記レジストをアライメントマーク7上を除いて塗布する方法でもよい。次いで、エッチングにより、アライメントマーク7の遮光部7bの表面にある半透光膜5及び反射防止膜3、並びに透光部7aの半透光膜5を除去する(同図(h))。これにより、アライメントマーク7の透光部7aは透光性基板1が露出した状態にあり、遮光部7bは反射防止膜は除去されて遮光膜2のみからなる。
そして、2回目の描画を行う。すなわち、電子線描画機或いはレーザ描画機などを用いて、上記アライメントマーク7を用いて位置合わせを行って第2のパターンの描画を行う。この時の描画データは、たとえばデバイスパターンの透光部に対応するパターンデータである。アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、反射光でアライメントマーク7を検出する際、透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が向上する。
描画後、これを現像して、デバイスパターンの透光部ではレジスト膜が除去され、それ以外の領域ではレジスト膜が残存するレジストパターン4bを形成する(同図(i)参照)。
次に、形成されたレジストパターン4bをマスクとして、デバイスパターンの透光部となる領域の露出した半透光膜5をエッチングにより除去する。これにより、デバイスパターンの半透光部は透光部と画され、デバイスパターンの半透光部及び透光部が形成される(同図(j)参照)。なお、アライメントマーク7も露出しているので、遮蔽用のテープ等を貼付して保護しエッチングされないようにしてもよい。残存するレジストパターン4bは、酸素アッシング等を用いて除去する。
以上のようにしてグレートーンマスク20が出来上がる(同図(k)参照)。グレートーンマスク20は、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されている。デバイスパターン8は、遮光部8a、半透光部8b及び透光部8cを有し、遮光部8aは、透光性基板1上に形成された遮光膜2aと反射防止膜3a及びその上の半透光膜5aよりなり、半透光部8bは、透光性基板1上に成膜された半透光膜5aよりなり、透光部8cは、透光性基板1が露出した部分によりなる。
図12は、本実施の形態のグレートーンマスクにおける、アライメント光の波長に対する反射率を測定した結果を示すものである。同図(c)のように、「A」は透光性基板1、「B」は基板1上に遮光膜2及び反射防止膜3が形成されている部分、「C」は基板1上に遮光膜2及び反射防止膜3並びに半透光膜5が形成されている部分、「D」は基板1上に半透光膜5が形成されている部分、「E」は基板1上に遮光膜2が形成されている部分を示す。同図(a),(b)は、通常用いられるアライメント光の波長365nm,405nm、413nm、436nmに対する上記「A」〜「E」の部分の反射率を数値及びグラフで示したものである。第2のパターンの描画時(図1(i))、アライメントマーク7は、透光性基板1の露出した透光部7aと遮光膜2を有する遮光部7bからなり、何れの波長のアライメント光に対しても透光部7aと遮光部7bとの反射率差(「E」と「A」との差)は30%以上あるため、パターン描画時のアライメントマーク検出のコントラストが高い。
本実施の形態においては、上述したようにアライメントマーク7を用いて位置合わせを行って描画する際に、アライメントマーク7のコントラストが高く検出精度が良好で、その結果第1のパターンと第2のパターンとは、高い精度で重ね位置合わせされて形成される。
(実施の形態2)
図2は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態2を示す模式的断面図である。
図2(a)〜(d)の工程は、実施の形態1における図1(a)〜(d)の工程と全く同じである。
次に、アライメントマーク7を除く部分にレジスト膜4を形成する(同図(e))。アライメントマーク7を除く部分にレジスト膜4を形成する方法としては、実施の形態1で説明したような全面にレジスト膜を形成した後、アライメントマーク7の部分を取り除く、又はスポット露光、現像により除去、或いはアライメントマーク7を除く部分にレジストを塗布する方法等が適用できる。そして、アライメントマーク7の遮光部7bの表面にある反射防止膜3をエッチングにより除去する。
次に、アライメントマーク7の部分を遮蔽板6等で保護して、半透光膜5を成膜する(同図(f))。
次に、全面にレジスト膜4を形成し(同図(g))、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う。アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、反射光でアライメントマーク7を検出する際、透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が向上する。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。描画後、現像してレジストパターン4bを形成する(同図(h))。形成されたレジストパターン4bをマスクとして、露出した半透光膜5をエッチングにより除去し(同図(i))、残存するレジストパターン4bを除去することにより、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されたグレートーンマスク20が出来上がる(同図(j))。
(実施の形態3)
図3は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態3を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、前記マスクブランク10のアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜4を形成し、アライメントマーク7の部分の反射防止膜3をエッチング等により除去する(図3(a)、(b))。
次に、残存するレジスト膜4を剥離した後、再度全面にレジスト膜を形成し、実施の形態1と同様に、アライメントマーク7と第1のパターンを含むパターン描画を行い、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(c))。次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出した遮光膜2をエッチングして(同図(d))、残存するレジストパターン4aを除去することにより、同図(e)に示すような第1のパターン3a,2a及びアライメントマーク7を形成する。
続く(f)〜(i)の工程は、前述の実施の形態2における(f)〜(i)の工程と全く同様にして、図3(j)に示すグレートーンマスク20が出来上がる。
本実施の形態においても、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う工程(図3(h))では、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、反射光でアライメントマーク7を検出する際、透光性基板1表面の露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度を向上できる。
(実施の形態4)
図4は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態4を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、先ず描画位置合わせに用いるアライメントマーク7を形成しておき、このアライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターン及び第2のパターンの描画を行う。
すなわち、マスクブランク10を用いて、例えば、そのアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜を形成した後、アライメントマーク7の部分の反射防止膜3をエッチング等により除去する。次に、残存するレジスト膜を剥離した後、再度全面にレジスト膜を形成し、アライメントマーク7を描画し、現像してレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜2をエッチングすることにより、同図(b)に示すようなアライメントマーク7を形成する。この段階で、アライメントマーク7の遮光部7bの反射防止膜は除去されている。
次に、全面にレジスト膜4を形成し(同図(c))、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第1のパターンの描画を行う。ここでは第1のパターンはデバイスパターンに対応するパターンである。アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がなく、反射光でアライメントマーク7を検出する際、基板1表面が露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が高い。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。
描画後、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(d))。次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングして(同図(e))、残存するレジストパターン4aを除去することにより、同図(f)に示すような第1のパターン3a,2a及びアライメントマーク7を形成する。
続く(g)〜(j)の工程は、前述の実施の形態2における(f)〜(i)の工程と全く同様にして、図4(k)に示すグレートーンマスク20が出来上がる。なお、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う工程(図4(i))においても、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、反射光でアライメントマーク7を検出する際、基板1表面の露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度を向上できる。
(実施の形態5)
図5は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態5を示す模式的断面図である。
本実施の形態で使用するマスクブランク10は、図5(a)に示すように、実施の形態1で用いたものと同じである。
まず、このマスクブランク10を用いて、全面に描画用のポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行って、レジスト膜を形成した後、上記アライメントマーク7を含む第1のパターンの描画を行う。この場合の描画データは、例えばデバイスパターンの半透光部に対応するパターンデータ及びアライメントマーク7のパターンデータである。描画後、これを現像して、マスクブランク上のデバイスパターン形成領域においては、例えばデバイスパターンの半透光部を形成する領域ではレジスト膜が除去され、それ以外の領域にはレジスト膜が残存するレジストパターン4aを形成する(図5(b)参照)。
次に、形成されたレジストパターン4aをマスクとして、露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングして、デバイスパターンの遮光部及び透光部に対応するパターン及びアライメントマーク7のパターン(遮光膜パターン2aと反射防止膜パターン3aの積層)を形成する(同図(c)参照)。残存するレジストパターン4aは、酸素によるアッシング或いは濃硫酸などを用いて除去する(同図(d)参照)。
次に、以上のようにして得られた基板上の全面に半透光膜5を成膜する(同図(e)参照)。
次に、再び全面に前記ポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行って、レジスト膜4を形成する(同図(f)参照)。
そして、上記アライメントマーク7上のレジスト膜のみを剥離して除去する(同図(g))。アライメントマーク7部分だけをスポット露光し現像する、或いは上記レジストをアライメントマーク7上を除いて塗布する方法でもよい。次いで、エッチングにより、アライメントマーク7の遮光部7bの表面にある半透光膜5及び反射防止膜3、並びに透光部7aの半透光膜5を除去する(同図(h))。これにより、アライメントマーク7の透光部7aは透光性基板1が露出した状態にあり、遮光部7bは反射防止膜は除去されて遮光膜2のみからなる。
そして、2回目の描画を行う。すなわち、上記アライメントマーク7を用いて位置合わせを行って第2のパターンの描画を行う。この時の描画データは、たとえばデバイスパターンの透光部に対応するパターンデータである。本実施の形態においても、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、反射光でアライメントマーク7を検出する際、基板1表面の透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度が高い。
描画後、これを現像して、デバイスパターンの透光部ではレジスト膜が除去され、それ以外の領域ではレジスト膜が残存するレジストパターン4bを形成する(同図(i)参照)。
次に、形成されたレジストパターン4bをマスクとして、デバイスパターンの透光部となる領域の露出した半透光膜5、反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングにより除去する(同図(j)参照)。なお、アライメントマーク7も露出しているので、遮蔽用のテープ等を貼付して保護しエッチングされないようにしてもよい。残存するレジストパターン4bは、酸素アッシング等を用いて除去する。
以上のようにして、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されグレートーンマスク20が出来上がる(同図(k)参照)。
(実施の形態6)
図6は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態6を示す模式的断面図である。
図6(a)〜(d)の工程は、実施の形態5における図5(a)〜(d)の工程と全く同じである。
次に、アライメントマーク7を除く部分にレジスト膜4を形成する(同図(e))。アライメントマーク7を除く部分にレジスト膜4を形成する方法としては、全面にレジスト膜を形成した後、アライメントマーク7の部分を取り除く、又はスポット露光、現像により除去、或いはアライメントマーク7を除く部分にレジストを塗布する方法等が適用できる。そして、アライメントマーク7の遮光部7bの表面にある反射防止膜3をエッチングにより除去し、残存するレジスト膜は除去する(同図(f))。
次に、アライメントマーク7の部分を遮蔽板6等で保護して、半透光膜5を成膜する(同図(g))。
次に、全面にレジスト膜4を形成し(同図(h))、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う。本実施の形態においても、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が向上する。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。描画後、現像してレジストパターン4bを形成する(同図(i))。形成されたレジストパターン4bをマスクとして、露出した半透光膜5、反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングにより除去し(同図(j))、残存するレジストパターン4bを除去することにより、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されたグレートーンマスク20が出来上がる(同図(k))。
(実施の形態7)
図7は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態7を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、前記マスクブランク10のアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜4を形成し、アライメントマーク7の部分の反射防止膜3をエッチング等により除去する(図7(a)、(b))。
次に、残存するレジスト膜4を剥離した後、再度全面にレジスト膜を形成し、実施の形態5と同様に、アライメントマーク7と第1のパターンを含むパターン描画を行い、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(c))。次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出した遮光膜2をエッチングして(同図(d))、残存するレジストパターン4aを除去することにより、同図(e)に示すような第1のパターン3a,2a及びアライメントマーク7を形成する。
続く(f)〜(i)の工程は、前述の実施の形態6における図6(g)〜(j)の工程と全く同様にして、図7(j)に示すグレートーンマスク20が出来上がる。
本実施の形態においても、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う工程(図7(h))では、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、透光性基板1表面の露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度を向上できる。
(実施の形態8)
図8は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態8を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、前述の実施の形態4と同様、先ず描画位置合わせに用いるアライメントマーク7を形成しておき、このアライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターン及び第2のパターンの描画を行う。
すなわち、マスクブランク10を用いて、例えば、そのアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜を形成した後、アライメントマーク7の部分の反射防止膜3をエッチング等により除去する。次に、残存するレジスト膜を剥離した後、再度全面にレジスト膜を形成し、アライメントマーク7を描画し、現像してレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、露出した遮光膜2をエッチングすることにより、同図(b)に示すようなアライメントマーク7を形成する。この段階で、アライメントマーク7の遮光部7bの反射防止膜は除去されている。
次に、全面にレジスト膜4を形成し(同図(c))、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第1のパターンの描画を行う。反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がなく、基板1表面が露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が高い。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。
描画後、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(d))。次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングし、残存するレジストパターン4aを除去することにより、同図(e)に示すような第1のパターン3a,2a及びアライメントマーク7を形成する。
続く(f)〜(i)の工程は、前述の実施の形態6における(g)〜(j)の工程と全く同様にして、図8(j)に示すグレートーンマスク20が出来上がる。なお、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う工程(図8(h))においても、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、基板1表面の露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度を向上できる。
(実施の形態9)
図9は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態9を示す模式的断面図である。
まず本実施の形態で使用するマスクブランク11は、図9(a)に示すように、透光性基板1上に、順に、半透光膜5と、遮光膜2と反射防止膜3を形成したものである。ここで、半透光膜5、遮光膜2、反射防止膜3の材質は実施の形態1で挙げたものと同様である。但し、本実施の形態では、半透光膜5と、遮光膜2及び反射防止膜3とはエッチング特性の異なる材質を選択することが望ましい。
まず、このマスクブランク11を用いて、全面に描画用のポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行って、レジスト膜を形成した後、前記アライメントマーク7を含む第1のパターンの描画を行う。この場合の描画データは、例えばデバイスパターンの透光部に対応するパターンデータ及びアライメントマーク7のパターンデータである。描画後、これを現像して、マスクブランク上のデバイスパターン形成領域においては、例えばデバイスパターンの透光部を形成する領域及びアライメントマーク7の透光部ではレジスト膜が除去され、それ以外の領域にはレジスト膜が残存するレジストパターン4aを形成する(図9(b)参照)。
次に、形成されたレジストパターン4aをマスクとして、露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングし(同図(c))、残存するレジストパターン4aを除去してから(同図(d))、さらに反射防止膜パターン3a及び遮光膜パターン2aをマスクとして、露出した半透光膜5をエッチングすることにより、デバイスパターンの遮光部及び半透光部に対応するパターン及びアライメントマーク7のパターン(半透光膜パターン5aと遮光膜パターン2aと反射防止膜パターン3aの積層)を形成する(同図(e)参照)。
次に、再び全面に前記ポジ型レジストを塗布し、ベーキングを行って、レジスト膜4を形成する(同図(f)参照)。
そして、上記アライメントマーク7上のレジスト膜のみを剥離して除去する(同図(g))。アライメントマーク7部分だけをスポット露光し現像する、或いは上記レジストをアライメントマーク7部分を除いて塗布する方法でもよい。次いで、エッチングにより、アライメントマーク7の遮光部7bの表面にある反射防止膜3を除去する(同図(h))。これにより、アライメントマーク7の透光部7aは透光性基板1が露出した状態にあり、遮光部7bの表面は反射防止膜が除去されて遮光膜2からなる。
そして、2回目の描画を行う。すなわち、上記アライメントマーク7を用いて位置合わせを行って第2のパターンの描画を行う。この時の描画データは、たとえばデバイスパターンの遮光部に対応するパターンデータである。本実施の形態においても、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、基板1表面の透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度が高い。
描画後、これを現像して、デバイスパターンの遮光部ではレジスト膜が残存し、それ以外の領域ではレジスト膜が除去されたレジストパターン4bを形成する(同図(i)参照)。
次に、形成されたレジストパターン4bをマスクとして、デバイスパターンの半透光部となる領域に露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングにより除去する(同図(j)参照)。なお、アライメントマーク7も露出しているので、遮蔽用のテープ等を貼付して保護しエッチングされないようにしてもよい。残存するレジストパターン4bは、酸素アッシング等を用いて除去する。
以上のようにして、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されグレートーンマスク21が出来上がる(同図(k)参照)。
デバイスパターン8は、遮光部8aは、透光性基板1上に形成された半透光膜5a及びその上に形成された遮光膜2bと反射防止膜3bよりなり、半透光部8bは、透光性基板1上に形成された半透光膜5aよりなり、透光部8cは、透光性基板1が露出した部分によりなる。
(実施の形態10)
図10は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態10を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、先ず前記マスクブランク11のアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜4を形成し、アライメントマーク7の部分の反射防止膜3をエッチング等により除去する(図10(a)、(b))。
次に、残存するレジスト膜4を剥離した後、再度全面にレジスト膜を形成し、実施の形態9と同様に、アライメントマーク7と第1のパターンを含むパターン描画を行い、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(c))。次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出したデバイスパターン領域の反射防止膜3及び遮光膜2、アライメントマーク7の透光部の遮光膜2をエッチングし(同図(d))、残存するレジストパターン4aを除去してから(同図(e))、さらに反射防止膜パターン3a及び遮光膜パターン2a(アライメントマーク7部分では遮光膜パターン)をマスクとして、露出した半透光膜5をエッチングすることにより、デバイスパターンの遮光部及び半透光部に対応するパターン(半透光膜パターン5aと遮光膜パターン2aと反射防止膜パターン3aの積層)及びアライメントマーク7のパターン(半透光膜パターン5aと遮光膜パターン2aの積層)を形成する(同図(f)参照)。
次に、全面にレジスト膜4を形成し(同図(g))、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う。描画後、現像してレジストパターン4bを形成する(同図(h))。本実施の形態においても、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、基板1表面の透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が向上する。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。
次に、形成されたレジストパターン4bをマスクとして、デバイスパターンの半透光部となる領域に露出した反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングにより除去し(同図(i))、残存するレジストパターン4bを除去することにより、実施の形態9と同様の、アライメントマーク7と、デバイスパターン8とが形成されたグレートーンマスク22が出来上がる(同図(j))。
(実施の形態11)
図11は、本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態11を示す模式的断面図である。
本実施の形態では、前述の実施の形態4あるいは実施の形態8と同様、先ず描画位置合わせに用いるアライメントマーク7を形成しておき、このアライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターン及び第2のパターンの描画を行う。
すなわち、マスクブランク11を用いて、全面にレジスト膜を形成し、アライメントマーク7を描画し、現像してレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとして、露出した反射防止膜3と遮光膜2と半透光膜5をエッチングする(図11(a))。次に、残存するレジスト膜を剥離した後、例えばアライメントマーク7を除く領域にレジスト膜を形成し、アライメントマーク7の遮光部の反射防止膜3をエッチング等により除去することにより、同図(b)に示すようなアライメントマーク7を形成する。
次に、再度全面にレジスト膜4を形成し、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第1のパターンの描画を行う。描画後、現像して、レジストパターン4aを形成する(同図(c))。第1のパターン描画工程において、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がなく、基板1表面が露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、検出精度が高い。なお、アライメントマーク7上のレジスト膜は除去するとなおよい。ここでレジスト膜を除去した場合、後のエッチング工程でアライメントマーク7がエッチングされないようにするため、エッチング工程の前にアライメントマーク7を遮蔽用のテープ等で保護してもよい。
次いで、このレジストパターン4aをマスクとして、露出したデバイスパターン領域の反射防止膜3及び遮光膜2をエッチングし(同図(d))、残存するレジストパターン4aを除去してから(同図(e))、さらに反射防止膜パターン3a及び遮光膜パターン2aをマスクとして、露出した半透光膜5をエッチングすることにより、デバイスパターンの遮光部及び半透光部に対応するパターン(半透光膜パターン5aと遮光膜パターン2aと反射防止膜パターン3aの積層)及びアライメントマーク7のパターン(半透光膜パターン5aと遮光膜パターン2aの積層)を形成する(同図(f)参照)。
続く(g)〜(i)の工程は、前述の実施の形態10における(g)〜(i)の工程と全く同様にして、図11(j)に示すグレートーンマスク22が出来上がる。なお、アライメントマーク7を用いて位置合わせを行い第2のパターンの描画を行う工程(図11(h))においても、反射光でアライメントマーク7を検出する際、アライメントマーク7の遮光部7b表面には反射防止膜がないので、基板1表面の露出した透光部7aと遮光部7bとの反射率差が大きくコントラストが高くなるため、アライメントマーク7の検出精度を向上できる。
また、以上説明した実施の形態では、ポジ型のレジストを用いた場合を例示したが、ネガ型レジストを用いてもよい。この場合、描画データが反転するだけで、工程は上述と全く同様にして実施できる。
また、以上の実施の形態では、専ら本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した例を説明したが、本発明はこれには限定されず、例えば、透光性基板上に遮光膜パターンと位相シフター膜パターンとを重ね合わせ描画工程により形成する位相シフトマスクの製造工程に適用することができる。
本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態1を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態2を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態3を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態4を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態5を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態6を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態7を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態8を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態9を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態10を示す模式的断面図である。 本発明のパターン形成方法をグレートーンマスクの製造工程に適用した実施の形態11を示す模式的断面図である。 実施の形態1における、アライメント光波長に対する反射率の測定結果を説明するための図である。
符号の説明
1 透光性基板
2 遮光膜
3 反射防止膜
4 レジスト膜
5 半透光膜
6 遮蔽板
7 アライメントマーク
8 デバイスパターン
10,11 マスクブランク
20,21,22 グレートーンマスク

Claims (5)

  1. 同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、
    少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、
    前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程と
    を有し、
    前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、前記パターンを描画する工程の前に、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 同一基板上に、フォトリソグラフィー法を用いた複数のパターニング工程を用いてパターンを形成する工程を有するパターン形成方法において、
    少なくとも、描画位置合わせに用いるアライメントマークを形成する工程と、
    前記アライメントマークを用いて位置合わせを行ってパターンを描画する工程と
    を有し、
    前記アライメントマークは遮光部及び透光部からなり、該遮光部及び透光部のアライメント検出光に対する反射率差が30%以上となるような処理を、前記パターンを描画する工程の前に行うことを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記遮光部及び透光部のアライメント検出光に対する反射率差が30%以上となるような処理が、最上層に反射防止膜を備える前記アライメントマークの遮光部における前記反射防止膜を除去する処理であることを特徴とする請求項2記載のパターン形成方法。
  4. 前記アライメントマークを用いて位置合わせを行って第1のパターンを描画する工程と、前記アライメントマークを用いて位置合わせを行って第2のパターンを描画する工程とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のパターン形成方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一に記載のパターン形成方法を用いて遮光部、透光部及び半透光部を有するパターンを形成する工程を含むことを特徴とするグレートーンマスクの製造方法。
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