JPH05165223A - 微細レジストパターンの形成方法 - Google Patents

微細レジストパターンの形成方法

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JPH05165223A
JPH05165223A JP3333117A JP33311791A JPH05165223A JP H05165223 A JPH05165223 A JP H05165223A JP 3333117 A JP3333117 A JP 3333117A JP 33311791 A JP33311791 A JP 33311791A JP H05165223 A JPH05165223 A JP H05165223A
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JP
Japan
Prior art keywords
resist
space pattern
fine
forming
isolated
Prior art date
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Pending
Application number
JP3333117A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Ikuta
晃久 生田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH05165223A publication Critical patent/JPH05165223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細孤立レジストスペースパターンの形成に
適した方法を提供する。 【構成】 微細レジストパターンを形成するのに有効な
空間周波数変調型の位相シフト法を用いて、微細レジス
ト11のラインアンドスペースパターンを形成したの
ち、再度、レジスト14の塗布をおこなった後、通常の
マスクを用いて、必要な領域のみ露光して、微細孤立ス
ペースパターンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微細孤立レジストスペー
スパターンの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスではDRAMにみ
られるように微細化が進み、16MDRAMでは最小加
工線幅0.5μm、64MDRAMでは0.3μm程度が
必要と言われるようになってきた。この領域になると光
学式の露光装置では限界に近づき露光装置の光源の短波
長化やレジスト材料の改良のみでは十分でなく、マスク
にも工夫を施すことで解像度や焦点深度の改良を行う位
相シフト法に対する研究開発が活発に行われている。
【0003】位相シフト法に用いるマスク構造について
は、様々の構造が提案されている。大きく分類すると空
間周波数変調型、エッジ強調型があり、空間周波数変調
型はラインアンドスペースを形成するには、解像度、焦
点深度の改善効果が優れるが、現在、主流の高解像度ポ
ジレジストを採用して孤立スペースパターンを形成する
のは原理上難しい。一方、エッジ強調型は、孤立スペー
スパターンを形成することは可能だが、解像度、焦点深
度の改善効果の面で空間周波数変調型より劣る。
【0004】以下に孤立スペースパターンの形成におけ
るエッジ強調型について、図9〜図11,図12を用い
て説明する。図9〜図11は、エッジ強調型を用いた孤
立スペースパターンの形成方法の基板上方から見たレジ
ストパターン図の上面図(各図(a))と断面図(各図
(b))であり、1はポジレジスト、2は基板、3はポ
ジレジスト1内の露光領域である。図11はエッジ強調
型を用いたマスクで、上方から見たマスクパターン図の
上面図(図11(a))とマスクの断面図(図11
(b))である。
【0005】以上のように構成された微細孤立レジスト
スペースパターンの形成方法について説明する。
【0006】まず図9に示されるように、基板2全面に
ポジレジスト1を均一に塗布したあとプリベークする。
次に、図11に示される位相シフト用のマスクを用いて
露光すると図10のような露光領域3が形成される。さ
らに、現像をおこなうと図11のように露光領域3がエ
ッチングされ、スペースパターンを形成することができ
る。図11のエッジ強調型のマスクについて説明する
と、ガラス基板5上に遮光材料6で囲まれた透過領域8
内の周辺だけにシフター7を配置することで、ポジレジ
ストに形成される光強度分布のエッジを急峻にしようと
するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のエッジ強調型を用いた構成では解像度や焦点深度
の改善効果面で十分でなく、また、透過領域8とシフタ
ー7の境界が光強度0になるため、シフター7と遮光領
域の境界近傍は光強度が完全に0にはならない。シフタ
ー7の寸法を狭くすることである程度、光強度を弱める
ことができるが、この光のため、レジスト形状に悪影響
を及ぼすことがあるという欠点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で解像度や焦点深度の改善効果が大きい孤立スペースパ
ターンを形成することのできる微細レジストパターンの
形成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の微細レジストスペースパターンの形成方法
は、基板上に第一レジスト層を塗布する工程と、上記第
一レジスト層を位相シフト法を用いた一回目の露光と現
像でラインアンドスペースパターンを形成した後、無処
理、もしくは、レジスト硬化する工程と、上記ラインア
ンドスペースパターン上に第二レジスト層を塗布する工
程と、上記第二レジスト層を二回目の露光と現像で、パ
ターニングし、上記第一レジスト層スペースパターンの
不要部分を上記第二レジスト層で覆い、孤立スペースパ
ターンを形成する工程とを備えている。
【0010】
【作用】この構成によって、ラインアンドスペースパタ
ーンをスペースパターンに変換することが可能になり、
ラインアンドスペースパターンの形成が容易で孤立スペ
ースパターンの形成が難しい空間周波数変調型でも孤立
スペースパターンを開口することを実現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1〜図6は本発明の一実施例に
おける微細レジストスペースパターンの形成方法を示す
各工程図であり、いずれにおいても(a)は平面図、
(b)は断面図である。図1〜図6において、11は第
1ポジレジスト、12は基板、13は露光領域、14は
第2ポジレジストである。
【0012】以上のように構成された本実施例の微細レ
ジストスペースパターンの形成方法について、以下、そ
の形成方法を説明する。まず、図1に示すように基板1
2上に第1ポジレジスト11を塗布したあと、図2に示
すような空間周波数変調型のマスクを用いて露光すると
図2のようにラインアンドスペースパターンの露光領域
13が形成される。図7のマスクについて説明すると、
ガラス基板15上に透過領域18と遮光材料16が交互
に周期的に形成され、さらに、透過領域18上には1つ
おきにシフター17が形成される。これによって、マス
クを透過し、レジスト上に形成された光強度分布は、隣
合う透過領域18で位相が180度異なるため、隣合う
透過領域18の中間では、光強度が0になり、パターン
エッジの光強度が急峻になる。現像すると、図3のよう
に露光領域13がエッチングされる。この後、レジスト
をUVキュアー装置などを用いて、硬化し、さらに、こ
の上から図4に示されるように、第2ポジレジスト14
を塗布して、第1ポジレジスト11で形成されていたス
ペース領域を一旦埋め込む。この後、図8に示されるマ
スクを用いて、2回目の露光で、必要なスペース領域を
含みかつ不必要なスペース領域にかからないような領域
を露光する。図8に示されるマスクは、通常のマスクと
同じで、ガラス基板15上に遮光材料16で透過領域1
8を囲んだパターンが形成されている。2回目の現像で
は、第1ポジレジスト11がエッチングされないので、
図6に示すように、必要なスペース部のみ開口すること
が可能となる。
【0013】以上のように本実施例によれば、空間周波
数変調型を用いて孤立レジストスペースパターンを形成
したことによりエッジ強調型よりも解像度、焦点深度の
改善効果が大きく、また、スペースパターンのエッジ部
の光強度を完全に0にすることができ、レジスト形状が
良好となる。なお、本実施例で第1レジストをポジ型に
したが、ネガ型にしても、1回目の露光および現像で必
要なスペース部をマスクの遮光部で形成すれば同じ結果
が得られる。そのことは、第2レジストについても同様
である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、まず、空
間周波数変調型の位相シフト法で、必要なスペース部を
含む微細ラインアンドスペースパターンを形成後、2回
目のレジスト塗布および露光と現像により必要な微細孤
立スペースパターンを容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図2】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図3】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図4】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図5】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図6】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成方法の一工程図
【図7】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成に用いるマスクの構造を示す図
【図8】本発明の一実施例における微細孤立レジストス
ペースパターンの形成に用いるマスク構造を示す図
【図9】従来の微細孤立レジストスペースパターンの形
成方法の一工程図
【図10】従来の微細孤立レジストスペースパターンの
形成方法の一工程図
【図11】従来の微細孤立レジストスペースパターンの
形成方法の一工程図
【図12】従来の微細孤立レジストスペースパターンの
形成に用いるマスク構造を示す図
【符号の説明】
1 ポジレジスト 2,12 基板 3,13 露光領域 5,15 ガラス基板 6,16 遮光材料 7,17 シフター 8,18 透過領域 11 第1ポジレジスト 14 第2ポジレジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7352−4M H01L 21/30 361 S

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に第1レジスト層を塗布する工程
    と、上記第1レジスト層を位相シフト法を用いた一回目
    の露光と現像でラインアンドスペースパターンを形成し
    た後、無処理、もしくは、レジスト硬化する工程と、上
    記ラインアンドスペースパターン上に第2レジスト層を
    塗布する工程と、上記第2レジスト層を二回目の露光と
    現像で、パターニングし、上記第1レジスト層スペース
    パターンの不要部分を上記第2レジスト層で覆い、孤立
    スペースパターンを形成する工程とを備えた微細レジス
    トスペースパターンの形成方法。
JP3333117A 1991-12-17 1991-12-17 微細レジストパターンの形成方法 Pending JPH05165223A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5422205A (en) * 1993-03-03 1995-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Micropattern forming method
JP2007250773A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Toshiba Corp パターン形成方法、レチクル補正方法及びレチクルパターンデータ補正方法
JP2009533868A (ja) * 2006-04-14 2009-09-17 アルテラ コーポレイション 二重露光フォトリソグラフィ方法

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