JP2001166451A - 3つの異なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクおよびその製造方法 - Google Patents

3つの異なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクおよびその製造方法

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JP2001166451A JP34312999A JP34312999A JP2001166451A JP 2001166451 A JP2001166451 A JP 2001166451A JP 34312999 A JP34312999 A JP 34312999A JP 34312999 A JP34312999 A JP 34312999A JP 2001166451 A JP2001166451 A JP 2001166451A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の回折や散乱により未露光領域においてコ
ーナーが丸みを帯びる問題、いわゆるコーナーラウンド
問題(corner round problem)を解消するための3つの異
なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクおよびそ
の製造方法を提供することである。 【解決手段】 透明基板の第1部分を覆うとともに、透
明基板の第2部分を露出する不透明マスクパターン41
5を透明基板上に設ける。不透明マスクパターンのコー
ナー周囲の近接領域は、互いから120°の位相シフト
で異なる3つの位相シフト領域430、440,450
に均等に分割される。これら3つの位相シフト領域の形
成は、第1位相シフト430と第2位相シフト領域44
0を形成するための2回のエッチングステップによって
達成される。すなわち、2回のエッチングステップの両
方が実施された領域が第3位相シフト領域450とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相シフトマス
ク、特に光の回折や散乱により未露光エッジ領域におい
てコーナーが丸みを帯びる問題、いわゆるコーナーラウ
ンド問題(corner round problem)を解消するための3つ
の異なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路の高集積化の要請が高まるにつ
れて、デバイスと回路のさらなる縮小化に向けての開発
が進められている。フォトリソグラフィー技術は、そう
した縮小化において最も重要な役割を担う技術である。
例えば、薄膜パターンやドーパント領域のような金属−
酸化物半導体(MOS)に関連する構造物の寸法は、基本
的にこの技術によって決まる。このように、半導体産業
にける集積化が0.15μmのライン幅にまで、あるい
はそれ以下にまで開発されるかどうかは、フォトリソグ
ラフィー技術の開発にかかっている。このような大きな
需要に基づいて、光学近接修正(OPC:optical proxi
mity correction)や位相シフトマスク(PSM:phase s
hift mask)のようなフォトマスクの解像度を上げる方法
が提案されている。
【0003】光学近接修正の方法は、近接効果(proximi
ty effect)によって引き起こされる臨界寸法(critical
dimension)のずれを排除するためのものである。光ビー
ムがフォトマスクのパターンを介してウエハ上に入射す
る場合、光ビームは散乱し、光によって照らされるウエ
ハ上の領域は増大する。一方、光ビームはウエハの半導
体基板から反射され、入射光ビームと干渉を引き起こ
す。その結果、二重露光が発生してウエハの露光度(exp
osure degree)が変化する。臨界寸法が入射光の波長に
近い場合、近接効果はより明白なものとなる。
【0004】図1および図2に、従来の光学近接修正の
方法を示す。図1(a)において、フォトマスク100は
3つの長方形マスク領域でなるパターン105を有し、
フォトマスク100の残りの領域は透明領域110であ
る。フォトマスクの基板材料としては、透明領域を形成
するためにガラスや石英(quartz)が主に使用される。マ
スク領域は、主にクロム(Cr)層で作成される。図1
(b)において、光ビームがフォトマスク100に入射す
ると、その直下に置かれたウエハ基板120上の明領域
130内に3つの暗領域125が形成される。
【0005】図1(b)に示すように、マスク領域105
はコーナーのはっきりした長方形であるが、ウエハ基板
120上に転写されたパターンは、コーナーが丸みを帯
びて寸法減少した暗領域125となっている。図示して
いないが、他のマスク領域においても無視できない変形
や歪みがしばしば問題となっている。例えば、パターン
のマスク領域が互いに近接している場合、露光によって
ウエハ基板上に転写されたパターンが互いに合体した
り、パターンのオリジナル形状からの歪みが発生したり
する恐れがある。
【0006】実際には、マスク領域105のコーナーや
エッジで生じる上記のような歪みを防ぐために、セリフ
(serif)やハンマーヘッド(hammerhead)のような補助具
がオリジナルパターンに付加される。例えば、図2(a)
に示すように、セリフ150および155がコーナー部
やエッジ部に沿って配置される。コーナー部に配置され
たセリフ150はコーナーに丸みが生じる問題を解消
し、エッジ部に沿って配置されたセリフ155はパター
ン寸法の減少を防ぐ。図2(b)に示すように、この方法
の導入によりフォトマスク100からウエハ基板120
に転写されたパターンの忠実度(fidelity)が大きく改善
される。暗領域125aのコーナー部の丸みは小さくな
り、暗領域125aの寸法はフォトマスク100におけ
るマスク領域105の寸法に近づく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パター
ン間の距離がさらに狭められたり、臨界寸法が0.1μ
m以下にまで縮小されると、上記の方法はその限界に直
面する。すなわち、パターンの補正や補償を行う方法を
採用する場合には、セリフのような補助具を配置できる
空間或いは領域が限定される。
【0008】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、上記問題をさらに改善することのできる3つの異
なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクを提供す
ることである。透明基板の第1部分をカバーするととも
に透明基板の第2部分の透光性を確保するように不透明
パターンを形成する。透明基板の第2部分上に設けられ
る3つの位相シフト領域は、120°の位相シフトで互
いから異なっている。不透明パターンのコーナー周囲の
近接領域は、この3つの異なる位相シフト領域によって
均等に分割される。また、近接領域から離れた透明基板
の第2部分は、3つの位相シフト領域の代りに、それら
のうちの2つの位相シフト領域間に形成される位相エッ
ジ(phase edge)を含む。
【0009】本発明の3つの異なる位相シフト領域を有
する位相シフトマスクは、転写されたパターンのコーナ
ーに丸みが生じる問題、いわゆるコーナーラウンド効果
(corner rounding effect)のような変形を排除すること
ができる。これは、フォトマスク上のパターンのコーナ
ーで、入射光が上記3つの位相シフト領域を透過する際
に3つの光ビームに分割されるからである。これらの3
つの位相シフト領域は、120°の位相シフトで互いか
ら異なるので、分割された3つの光ビームの合計はゼロ
になる。その結果、ウエハのコーナーにおける光の回
折、散乱および干渉を排除することができる。このよう
にして、転写パターンの忠実度は改善される。さらに、
フォトマスクの他の部分においては、2つの位相シフト
領域間に位相エッジが形成される。これら2つの位相シ
フト領域は、120°の位相シフトによって互いとは異
なっている。したがって、位相エッジにおいては光が完
全に打ち消し合わない。その結果、ウエハ上に好ましく
ない暗領域を形成する心配はない。
【0010】本発明のさらなる目的は、上記の3つの異
なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクの製造方
法を提供することである。本発明の位相シフトマスク
は、2回のエッチングステップによって形成できる。す
なわち、不透明パターンで覆われた第1部分以外の透明
基板の第2部分に対して2回にわたってエッチング処理
を実施することにより、3つの異なる位相シフト領域を
形成することができるのである。
【0011】本発明に関する上記記載内容および以下に
記載される本発明の詳細な説明は、ともに例示的なもの
であり、本発明はそれらに限定されない。
【0012】
【発明の実施の形態】添付図面を引用して、以下に本発
明の好ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図3(a)において、フォトマスク200
は、コーナー215を有するマスクパターン210を含
む。マスクパターン210は、入射光を遮るクロムのよ
うな材料で作成される。すなわち、マスクパターン21
0は不透明マスク領域であり、フォトマスク200の残
りの領域は入射光に対して透明であって、例えばガラス
や石英(quartz)で作成される。コーナー215周囲の近
接領域は、3つの位相シフト領域220,230,24
0によって均等に分割される。コーナー215の角度を
a°とすると、位相シフト領域220,230および2
40は、角度215に対応する交点の周囲にそれぞれ
(360−a°)/3の角度を有することになる。
【0014】フォトマスク200の透明領域をエッチン
グすることにより、エッチング領域の厚さに応じて入射
光の位相を変えることができる。本実施例においては、
まず、位相シフト領域220および240に対応する領
域に第1エッチング処理を施すことにより、120°、
すなわち2/3πの位相を有する位相領域を形成する。
次に、位相シフト領域230と240に対応する領域に
第2エッチング処理を施すことにより、240°、すな
わち4/3πの位相を有する位相シフト領域を形成す
る。その結果、第1と第2のエッチング処理の両方が施
された領域240は、0°(=360°)、すなわち2π
の位相を有する位相シフト領域となる。このようにして
得られた3つの位相シフト領域220,230,240
は互いから2/3πの位相差を有する。
【0015】図3(b)には、入射光がこれらの領域を通
過することによって得られる3つの光ビームのベクトル
が示されている。また、図3(c)には、光ビームの振幅
の時間変化が示されている。これらの図から明らかなよ
うに、3つの光ビームは打ち消し合う。したがって、コ
ーナー215においては、入射光ビームが分割され、相
殺されることになる。これは、露光中、コーナー215
は実質的に光によって照らされないことを意味する。従
来の方法において、転写パターンの忠実度を改善するた
めにコーナーの周囲に補助具を付加した場合にもたらさ
れる効果を、本発明においては、そのような補助具を付
加することなく達成することができる。
【0016】上記においては、コーナー215周囲の近
接領域において3つの位相シフト領域を設けることによ
り、コーナーの変形を排除することができることを示し
た。しかしながら、フォトマスクのパターン全体につい
ては未だ考察してない。図4(a)は、本発明のフォトマ
スク300のマスク領域310を図示したものである。
フォトマスク300のマスクパターンの各コーナーにお
いて、コーナーラウンド効果に由来する変形を排除する
ために、各コーナー周囲の近接領域に3つの異なる位相
シフト領域が設けられている。図4(a)において、右下
がりの斜線でハッチングされている領域320が、12
0°の位相シフトを有し、左下がりの斜線でハッチング
されている領域330が、240°の位相シフトを有
し、さらに網線でハッチングされている領域340が、
360°の位相シフトを有する。尚、マスク領域310
は、クロムのような不透明材料で作成されるマスクパタ
ーンである。
【0017】図4に基づいて改めて本発明を説明する
と、光がフォトマスク300上に照射されると、マスク
領域310の各コーナー部に照射された光は、これらの
3つの領域320、330,340によって位相の異な
る3つの光ビームに分割される。これら3つの光ビーム
は、それぞれ120°240°および360°の位相シ
フトを有する。図4(b)は、これらの3つの光ビームの
ベクトルを図示したものである。これらの3つの光ビー
ムの合成はゼロに等しく、コーナー周囲の近接領域への
入射光は相殺される。したがって、回折、散乱および干
渉といった現象を回避することができる。このように、
コーナーラウンド効果のような変形の問題を解消するこ
とができる。
【0018】これらのコーナー部に加えて、3つの位相
シフト領域320、330および340はフォトマスク
300上のその他の透明領域に向かっても延出してい
る。すなわち、図4(a)に示すように、コーナー周囲の
近接領域以外のフォトマスク300の透光性領域に位相
エッジが形成されている。例えば、番号360によって
示された部分の位相エッジは、領域330と領域340
との間に形成されている。もちろん、領域320と領域
330との間、あるいは領域320と領域340との間
に位相エッジが形成されても良い。さらに、図4(a)に
示すように、マスクパターン310の各辺は、位相シフ
ト領域320,330,340のうちの一つに隣接して
いる。例えば、番号350によって示された領域では、
領域340がマスクパターン310に隣接している。
【0019】図4(c)には、領域320と領域340と
の間における位相エッジを通過する光ビームの合計が示
されている。また、図4(d)には、領域320と領域3
30との間における位相エッジを通過する光ビームの合
計が示されている。さらに、図4(e)には、領域330
と領域340との間における位相エッジを通過する光ビ
ームの合計が示されている。これらの図から明かなよう
に、互いに相補的(complementary)な位相シフト領域
間、例えば、0°と180°の位相シフト領域の間にお
ける位相エッジとは異なって、本発明においては位相エ
ッジにおける位相差が120°であるので、位相エッジ
において光ビームが相殺される心配はない。図4(c)〜
(e)に示されるように、これら2つの光ビームの合計
は、これら2つの光ビームと実質的に同じ振幅を有し、
その位相は2つの光ビームの位相の中間にある。したが
って、本発明の位相シフトマスクを使用することによ
り、コーナー部における形状変形の問題を解消すること
ができるだけでなく、露光後のウエハ上に好ましくない
暗領域が形成されるという位相エッジ効果(phase edge
effect)も回避することができる。
【0020】上記した位相シフト領域は、フォトマスク
基板の透光性領域を異なる厚さでエッチングすることに
より形成できる。異なる厚さを有する透光性領域は、入
射光が通過する光路(optical path)を変化させる。この
ように、本発明の3つの位相シフト領域は異なる厚みを
有する。
【0021】図5は、長方形パターン405のアレイを
形成するためのフォトマスク400の一例を示す。ま
た、このフォトマスクの長方形パターン405の各コー
ナーに3つの位相シフト領域を形成する方法が、図6
(a)〜(c)に示されている。まず、フォトマスク410
は、図6(a)に示すように、マスク領域415に対応す
る縦縞の不透明パターンを形成するためにエッチングさ
れる。これを第1エッチング工程とする。前途したよう
に、この不透明領域415は主にクロムで作成される。
この第1エッチング工程によって、透光性を有するとと
もに位相が120°の120°エッチング領域420が
形成される。次いで、フォトマスク410は、図6(b)
に示すように、マスク領域415に対応する横縞の不透
明パターンを形成するためにエッチングされる。これを
第2エッチング工程とする。この第2エッチング工程に
よって、透光性を有するとともに位相が240°の24
0°エッチング領域425が形成される。図6(c)に
は、第1エッチング工程と第2エッチング工程の両方に
よってエッチングされた領域、すなわち、360°(1
20°+240°)の位相を有する領域450が描かれ
ている。このようにして、図6(c)の長方形マスク領域
415の各コーナーの近接領域が、第1〜第3位相シフ
ト領域430,440および450によって均等に分割
される。
【0022】図7〜図10は、上記とは異なるマスクパ
ターンを有するフォトマスクに本発明の3つの位相シフ
ト領域を形成する場合について示すものである。図5
は、フォトマスク上に形成されるべきマスクパターンを
示す図であり、クロムのような不透明材料で作成され、
互い違いに配列された長方形ブロックでなる。第1〜第
3の位相シフト領域は、上記と同様に、2回のエッチン
グ工程を介して形成することができる。尚、図7のマス
クパターンを有するフォトマスクに3つの位相シフト領
域を形成するにあたっては、以下に示すような種々のパ
ターンを使用してエッチング工程を実施することができ
る。
【0023】例えば、図8に示される工程を採用する場
合、図8(a)に示されるパターンに基づいて第1エッチ
ング工程を実施し、120°の位相を有する第1位相シ
フト領域を形成する。次いで、図8(b)に示されるパタ
ーンに基づいて第2エッチング工程を実施し、240°
の位相を有する第2位相シフト領域を形成する。2回の
エッチング工程のオーバーラップする領域が360°の
位相を有する第3位相シフト領域となる。このようにし
て、第1〜第3位相シフト領域が長方形パターンの各コ
ーナー周囲に形成された位相シフトマスク(図8(c))が
得られる。
【0024】また、図8の代りに図9に示される工程を
採用しても良い。すなわち、図8(a)とは異なる図9
(a)のパターンに基づいて第1エッチング工程を実施
し、120°の位相を有する第1位相シフト領域を形成
する。次いで、図8(b)と同じ図9(b)のパターンに基
づいて第2エッチング工程を実施し、240°の位相を
有する第2位相シフト領域を形成する。2回のエッチン
グ工程のオーバーラップする領域が360°の位相を有
する第3位相シフト領域となる。このようにして、第1
〜第3位相シフト領域が長方形パターンの各コーナー周
囲に形成された位相シフトマスク(図9(c))が得られ
る。図9(c)における第1〜第3位相シフト領域の配置
は図8(c)の場合と異なるが、長方形ブロックでなるマ
スク領域の配置は図8(c)と同じである。
【0025】さらに、図8の代りに図10に示される工
程を採用しても良い。すなわち、図8(a)とは異なる図
10(a)のパターンに基づいて第1エッチング工程を実
施し、120°の位相を有する第1位相シフト領域を形
成する。次いで、図8(b)と同じ図10(b)のパターン
に基づいて第2エッチング工程を実施し、240°の位
相を有する第2位相シフト領域を形成する。2回のエッ
チング工程のオーバーラップする領域が360°の位相
を有する第3位相シフト領域となる。このようにして、
第1〜第3位相シフト領域が長方形パターンの各コーナ
ー周囲に形成された位相シフトマスク(図10(c))が得
られる。図10(c)における第1〜第3位相シフト領域
の配置は図8(c)の場合と異なるが、長方形ブロックで
なるマスク領域の配置は図8(c)と同じである。
【0026】図8(c)、図9(c)および図10(c)のそ
れぞれにおいて、マスク領域のコーナー周囲の近接領域
は、第1〜第3位相シフト領域によって均等に分割され
ており、その結果、コーナーの近接領域は露光されず、
転写されたコーナー形状の変形の問題を排除することが
できる。
【0027】図11〜図13は、さらに別のマスクパタ
ーンを有するフォトマスクに本発明の3つの位相シフト
領域を形成する場合について示したものである。図11
は、フォトマスク上に形成されるべきマスクパターンを
示す図であり、図7とは異なる規則に従って互い違い配
列された長方形ブロックでなる。
【0028】図12に示される工程を採用する場合、図
12(a)に示されるパターンに基づいて第1エッチング
工程を実施し、120°の位相を有する第1位相シフト
領域を形成する。次いで、図12(b)に示されるパター
ンに基づいて第2エッチング工程を実施し、240°の
位相を有する第2位相シフト領域を形成する。2回のエ
ッチング工程のオーバーラップする領域が360°の位
相を有する第3位相シフト領域となる。このようにし
て、第1〜第3位相シフト領域が長方形パターンの各コ
ーナー周囲に形成された位相シフトマスク(図12(c))
が得られる。
【0029】また、図12の代りに図13に示される工
程を採用しても良い。すなわち、図12(a)とは異なる
図13(a)のパターンに基づいて第1エッチング工程を
実施し、120°の位相を有する第1位相シフト領域を
形成する。次いで、図12(b)と同じ図13(b)のパタ
ーンに基づいて第2エッチング工程を実施し、240°
の位相を有する第2位相シフト領域を形成する。2回の
エッチング工程のオーバーラップする領域が360°の
位相を有する第3位相シフト領域となる。このようにし
て、第1〜第3位相シフト領域が長方形パターンの各コ
ーナー周囲に形成された位相シフトマスク(図13(c))
が得られる。図13(c)における第1〜第3位相シフト
領域の配置は図12(c)の場合と異なるが、長方形ブロ
ックでなるマスク領域の配置は図12(c)と同じであ
る。
【0030】図14および図15は、凸型ブロックのマ
スクパターンを有するフォトマスクに本発明の3つの位
相シフト領域を形成する場合について示すものである。
図15(a)に示されるパターンに基づいて第1エッチン
グ工程を実施し、120°の位相を有する第1位相シフ
ト領域を形成する。次いで、図15(b)に示されるパタ
ーンに基づいて第2エッチング工程を実施し、240°
の位相を有する第2位相シフト領域を形成する。2回の
エッチング工程のオーバーラップする領域が360°の
位相を有する第3位相シフト領域となる。このようにし
て、第1〜第3位相シフト領域が凸型マスクパターンの
コーナー周囲に形成された位相シフトマスク(図15
(c))が得られる。図15(c)に示されるように、マス
クパターンのコーナー周囲の近接領域は、互いから12
0°の位相差で異なる3つの位相シフト領域によって均
等に分割されている。
【0031】以上のように、本発明を好適な実施例に基
づいて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定され
ない。当業者であれば容易に理解できるように、必要に
応じて本発明の技術思想の範囲内において適当な変更な
らびに修正が行われるだろう。したがって、本発明の請
求の範囲はそのような変更や修正を含む広い解釈に基づ
いてなされるべきである。
【0032】
【発明の効果】上記実施例に基づいて詳細に記載したよ
うに、本発明は、フォトマスクのパターンのコーナー周
囲の近接領域を透過する光を相殺する能力を有する3つ
の異なる位相シフト領域を備えた位相シフトマスクを提
供するものである。この位相シフトマスクの使用によ
り、転写されたパターンに生じる歪み、特にコーナーに
丸みが生じるコーナーラウンド効果を、修正用の補助具
を使用することなく排除できる。したがって、パターン
間の距離が小さいような場合であっても、ウエハ上への
パターン転写の高い忠実度を達成することができる。こ
のように、本発明の位相シフトマスクは、補助具を配置
するために利用できる空間が限定されるような小さい臨
界寸法を有するパターンに対して特に有効であり、その
利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、従来のフォトマスクを示す図であり、
(b)はそれを使用して得られる転写パターンを示す図で
ある。
【図2】(a)は、従来の光学近接修正方法が施されたフ
ォトマスクを示す図であり、(b)はそれを使用して得ら
れる転写パターンを示す図である。
【図3】(a)は、本発明の実施例に基づく位相シフトマ
スクの一例を示す上面図であり、(b)は位相シフトマス
クのマスクパターンのコーナー周囲の近接領域を透過す
る際に分割される3つの光ビームのベクトルを示す図で
あり、(c)は3つの光ビームが結果的に相殺されること
を示す波形図である。
【図4】(a)は、本発明の位相シフトマスクの第1、第
2および第3位相シフト領域を示す平面図であり、(b)
は位相シフトマスクのマスクパターンのコーナー周囲の
近接領域を透過する際に分割された3つの光ビームのベ
クトルを示す図であり、(c)〜(e)は3つの位相シフト
領域のうちの2領域間に形成される位相エッジを透過す
る際に分割される2つの光ビームのベクトルおよびそれ
らを合成して得られるベクトルを示す図である。
【図5】フォトマスク上に形成されるべきパターンを示
す図である。
【図6】(a)は、120°エッチング領域を形成するた
めのパターンを示す図であり、(b)は240°エッチン
グ領域を形成するためのパターンを示す図であり、(c)
は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることによって得
られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を有する位
相シフトマスクを示す図である。
【図7】フォトマスク上に形成されるべきパターンを示
す図である。
【図8】(a)は、120°エッチング領域を形成するた
めのパターンを示す図であり、(b)は240°エッチン
グ領域を形成するためのパターンを示す図であり、(c)
は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることによって得
られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を有する位
相シフトマスクを示す図である。
【図9】(a)は、120°エッチング領域を形成するた
めの別のパターンを示す図であり、(b)は240°エッ
チング領域を形成するためのパターンを示す図であり、
(c)は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることによっ
て得られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を有す
る位相シフトマスクを示す図である。
【図10】(a)は、120°エッチング領域を形成する
ためのさらに別のパターンを示す図であり、(b)は24
0°エッチング領域を形成するためのパターンを示す図
であり、(c)は(a)と(b)のパターンを重ね合わせるこ
とによって得られる本発明の3つの異なる位相シフト領
域を有する位相シフトマスクを示す図である。
【図11】フォトマスク上に形成されるべきパターンを
示す図である。
【図12】(a)は、120°エッチング領域を形成する
ためのパターンを示す図であり、(b)は240°エッチ
ング領域を形成するためのパターンを示す図であり、
(c)は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることによっ
て得られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を有す
る位相シフトマスクを示す図である。
【図13】(a)は、120°エッチング領域を形成する
ための別のパターンを示す図であり、(b)は240°エ
ッチング領域を形成するためのパターンを示す図であ
り、(c)は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることに
よって得られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を
有する位相シフトマスクを示す図である。
【図14】フォトマスク上に形成されるべきパターンを
示す図である。
【図15】(a)は、120°エッチング領域を形成する
ためのパターンを示す図であり、(b)は240°エッチ
ング領域を形成するためのパターンを示す図であり、
(c)は(a)と(b)のパターンを重ね合わせることによっ
て得られる本発明の3つの異なる位相シフト領域を有す
る位相シフトマスクを示す図である。
【符号の説明】
410 フォトマスク 415 マスク領域 420 120°エッチング領域 425 240°エッチング領域 430 第1位相シフト領域 440 第2位相シフト領域 450 第3位相シフト領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、前記透明基板の第2部分の
    透光性を維持しながら、前記透明基板の第1部分をカバ
    ーする不透明パターンと、第2部分に設けられ、互いか
    ら120°の位相シフトで異なる3つの位相シフト領域
    とを含み、前記不透明パターンのコーナー周囲の近接領
    域が前記3つの位相シフト領域によって均等に分割され
    ることを特徴とする3つの異なる位相シフト領域を有す
    る位相シフトマスク。
  2. 【請求項2】 上記コーナーは、a°の角度を有し、上
    記近接領域は各々(360°−a°)/3の角度を有する
    上記3つの位相シフト領域に均等に分割されることを特
    徴とする請求項1に記載の位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】 上記3つの位相シフトマスクは、120
    °の位相シフトを有する第1位相シフト領域、240°
    の位相シフトを有する第2位相シフト領域、および36
    0°の位相シフトを有する第3位相シフト領域を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスク。
  4. 【請求項4】 上記コーナー周囲の近接領域から離れた
    上記透明基板の透光性部分において、上記3つの位相シ
    フト領域のうちの2領域間に位相エッジが形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスク。
  5. 【請求項5】 透明基板を提供する工程と、第1パター
    ンに基づいて前記透明基板をエッチングし、第1パター
    ンに基づいてエッチングされた部分に120°の位相シ
    フトを有する第1位相シフト領域を形成する第1エッチ
    ング工程と、第2パターンに基づいて前記透明基板をエ
    ッチングし、第2パターンに基づいてエッチングされた
    部分に240°の位相シフトを有する第2位相シフト領
    域を形成する第2エッチング工程とを含み、しかるに前
    記第1および第2エッチング工程の両方によってエッチ
    ングされた前記透明基板の一部が360°の位相シフト
    を有する第3位相シフト領域となることを特徴とする3
    つの異なる位相シフト領域を有する位相シフトマスクの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第1パターンおよび第2パターン
    は、コーナー周囲の近接領域が上記第1〜第3位相シフ
    ト領域に均等に分割されるように設計されることを特徴
    とする請求項5に記載の位相シフトマスクの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記第1パターンおよび第2パターン
    は、コーナー周囲の近接領域が、隣接して配置される第
    1、第2および第3位相シフト領域でなるとともに、上
    記透明基板のその他の領域が第1〜第3位相シフト領域
    うちの1領域、もしくは互いに隣接する2領域でなるよ
    うに設計されることを特徴とする請求項5に記載の位相
    シフトマスクの製造方法。
  8. 【請求項8】 透明基板と、前記透明基板の第2部分を
    露出するとともに、前記透明基板の第1部分をカバーす
    る少なくとも1つのコーナーを有する不透明パターン
    と、第2部分に設けられ、互いから120°の位相差を
    有する第1、第2および第3の位相シフト領域とを含
    み、前記第1〜第3位相シフト領域が前記コーナー周囲
    の第2部分の近接領域を均等に分割することを特徴とす
    る3つの異なる位相シフト領域を有する位相シフトマス
    ク。
  9. 【請求項9】 上記コーナーは、a°の角度を有し、上
    記第1〜第3位相シフト領域の各々が(360°−a°)
    /3の角度を有することを特徴とする請求項8に記載の
    位相シフトマスク。
  10. 【請求項10】 上記第1位相シフト領域は120°の
    位相シフトを有し、上記第2位相シフト領域は240°
    の位相シフトを有し、上記第3位相シフト領域は360
    °の位相シフトを有することを特徴とする請求項8に記
    載の位相シフトマスク。
  11. 【請求項11】 上記近接領域から離れた透明基板の第
    2部分において、上記第1〜第3位相シフト領域のうち
    の2領域の間に位相エッジが形成されることを特徴とす
    る請求項8に記載の位相シフトマスク。
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